JP2821491B2 - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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Description
て内部に設けられた玉発射装置が作動し、機本体の正面
側に配された遊技盤面上にパチンコ玉を打出すパチンコ
機に関する。
正面側に遊技盤面が形成され、この遊技盤面の下方に玉
打出し用のハンドルが設けられている。このハンドル
は、円盤型の握り部を有しており、遊技客はハンドルの
握り部を所定量回して握り続けることにより、遊技盤面
上にパチンコ玉を打ち出し遊技に興じることができる。
うな従来のパチンコ機では、遊技客がゲームを続行する
のに、ハンドルの握り部を持ち続けるため、該回転ハン
ドル部を操作する遊技客の手の平が汗をかいたりしてハ
ンドルがべとつき易く、遊技客に不快感が生じるととも
に、衛生上も好ましくないという問題点があった。
題点に着目してなされたもので、遊技客が長時間ハンド
ルを握って遊技を続けても、操作する手の平の汗により
ハンドルがべとつくことがなく、極めて衛生面に遊技を
行なうことができるパチンコ機を提供することを目的と
している。
めの本発明の要旨とするところは、ハンドル(20)を
操作する遊技客の手に該ハンドル(20)の内部から風
を送り、手の汗を風乾せしめることにより、ハンドル
(20)のべとつきを防いで、遊技客に不快感を与える
ことがなく、また、衛生面も良くすることができるパチ
ンコ機であり、さらに詳細には、 1 ハンドル(20)の操作に応じて機本体(10a)
の内部に設けられた玉発射装置(17)が作動し、機本
体(10a)の正面側に配された遊技盤面(11)上に
パチンコ玉を打出すパチンコ機(10)において、前記
ハンドル(20)は、内部に中空(21a)を有し前記
機本体(10a)の正面側に固設する固定ハンドル部
(21)と、該固定ハンドル部(21)に対して変位可
能に取付けられ、その変位量に応じて前記玉発射装置
(17)を所定の強弱で作動させる可動ハンドル部(3
0)とから成り、前記固定ハンドル部(21)に、その
中空(21a)内に空気を送入する吸入孔(24)と、
送風手段(27)と、該送風手段(27)により前記中
空(21a)内に生じた風を、前記可動ハンドル部(3
0)を操作する遊技客の手の平に送る吹出孔(25)と
を設けたことを特徴とするパチンコ機(10)。
ドル部(21)の中空(21a)内に配設したことを特
徴とする1記載のパチンコ機(10)。
ンドル部(21)の外側に設け、該送風手段(100)
と前記吸入孔(24)とを、空気が挿通可能な管状部材
(60)で繋げたことを特徴とする1記載のパチンコ機
(10)。
汚れを吸着するフィルター(40)を装着したことを特
徴とする1,2または3記載のパチンコ機(10)。
(21a)内、または前記吸入孔(24)と送風手段
(27)との間に、芳香剤(80)を備えたことを特徴
とする1,2,3または4記載のパチンコ機(10)。
(21a)内、または前記吸入孔(24)と送風手段
(27)との間に、消臭剤(90)を備えたことを特徴
とする1,2,3または4記載のパチンコ機(10)。
(21a)内に、オゾンにより除菌・消臭した空気を送
り込むことを特徴とする1,2,3,4または5記載の
パチンコ機(10)。
に、遊技音楽用のスピーカー(10b,10b)を配設
したことを特徴とする1,2,3,4,5,6または7
記載のパチンコ機(10)。
側に固設した固定ハンドル部(21)と、該固定ハンド
ル部(21)に対して変位可能な可動ハンドル部(3
0)とから成り、遊技客は可動ハンドル部(30)を操
作し、その変位量に応じた所定の強弱で遊技盤面(1
1)上にパチンコ玉を打出し、ゲームに興ずることがで
きる。
して操作する際、固定ハンドル部(21)側に設けた送
風手段(27)によって生じた風が、該固定ハンドル部
(21)の中空(21a)内から吹出孔(25)を通っ
て、可動ハンドル部(30)を操作する遊技客の手に送
られる。それにより、遊技客の手の汗は自然と風乾さ
れ、長時間操作し続けるハンドル(20)のべとつきを
防ぐことができ、衛生面での向上も図れる。
内に空気を送入する吸入孔(24)に、空気中の埃や汚
れを吸着するフィルター(40)を装着したり、固定ハ
ンドル部(21)の中空(21a)内に、オゾンにより
除菌・消臭した空気を送り込むようにすれば、パチンコ
機(10)を多数設置する遊技ホール内の空気を洗浄す
ることができ、遊技客にとって快適な遊技環境を保つこ
とができる。その他、固定ハンドル部(21)の中空
(21a)内、または前記吸入孔(24)と送風手段
(27)との間に、芳香剤(80)を備えさせれば周囲
に香りが漂い、遊技客により快適な遊技環境を提供する
ことができ、遊技客は気分良くゲームに興ずることがで
きる。
明する。図1〜3は本発明の第1実施例を示している。
図1及び図2に示すように、パチンコ機10は、その機
本体10aの正面側の上部両端に、遊技音楽用のスピー
カー10b,10bが配設されている。両側のスピーカ
ー10b,10bの下側には、遊技盤面11が形成され
ている。遊技盤面11は、表面が保護ガラスで覆われた
通常のもので、保護ガラスの奥のゲージ板の適所に、多
数の釘やセーフ穴12,チューリップ等の役物13,1
3a及びアウト穴14が設けられている。
に供すパチンコ玉を入れる前皿15と、前皿15からオ
ーバーフローしたパチンコ玉を受入れる下皿16とが、
上下に設けられている。また、機本体10aの正面側の
右下端には、遊技盤面11上にパチンコ玉を打出すため
のハンドル20が設けられている。ハンドル20は、そ
の操作によりパチンコ機10の下方内部に設けられた玉
発射装置17(図2に示す)からパチンコ玉を打ち出す
ように設定されている。
ハンドル20は、機本体20aの正面側の右下端に固設
する固定ハンドル部21と、固定ハンドル部21に対し
て回転可能に取付けられ、その回転量に応じて玉発射装
置17を所定の強弱で作動させる可動ハンドル部30と
から成る。
1aを有しており、機本体10aに取付ブラケット22
aを介して固定する円筒状支持部22と、円筒状支持部
22の先端側に一体的に形成された円盤状握り部23と
から成る。円盤状握り部23の背面側の外殻には、その
中空内に空気を送入する吸入孔24,24…が多数穿設
されている。吸入孔24,24…には、空気中の埃や汚
れを吸着するフィルター40が装着されている。
は、後述する送風用フアン(送風手段)27によって中
空21a内に生じた風を、可動ハンドル部30を握る遊
技客の手の平に送る多数の吹出孔25,25…が穿設さ
れている。送風用フアン27は、円盤状握り部23側の
中空21a内に配設されており、この送風用フアン27
は、円盤状握り部23側の中空21a内に配設された電
動モータ26により回転駆動されて風を生じさせるもの
である。また、円盤状握り部23側の中空21a内に
は、芳香剤80、または消臭剤90が備えられている。
なお、芳香剤80、または消臭剤90は、一般に市販さ
れているものである。
部30は、円盤状握り部23に周壁に沿ったリング状に
形成されており、円盤状握り部23に周壁に回転操作可
能に外嵌している。可動ハンドル部30は、機本体10
a内の玉発射装置17による玉の打出しを指令するとと
もに、この打出し速度(強さ)を調整するものである。
玉発射装置17は、可動ハンドル部30の操作量に応じ
て制御部(図示せず)から出力される制御信号(パルス
信号)により動作し、可動ハンドル部30の操作量に応
じた強さ(速度)で周期的に玉を打出すもので、図2に
示すように、ロータリソレノイド18とこれにより揺動
させられる槌19とから成る。
0を握り、その可動ハンドル部30を所定角度以上回す
と遊技が開始され、制御信号が玉発射装置17に送信さ
れ、前皿15に持玉がある限りパチンコ玉は遊技盤面1
1上に周期的に打ち出される。
する際、固定ハンドル部21の中空21a内に設けた送
風用フアン27が電動モータ26によって回転し、それ
により生じた風は、円盤状握り部23の外殻にある多数
の吹出孔25,25…から吹き出し、可動ハンドル部3
0を操作する遊技客の手の平に送られる。それにより、
遊技客が手の平にかく汗は自然と風乾され、長時間操作
し続けるハンドル20のべとつきを防ぐことができ、衛
生面での向上も図れる。
を送入する吸入孔24には、空気中の埃や汚れを吸着す
るフィルター40が装着されているから、パチンコ機1
0の前に座る遊技客側には清浄された空気が送られ、パ
チンコ機10を多数設置する遊技ホール内の空気の清潔
さを保つことができ、遊技客は快適に遊技を行なうこと
ができる。
内には、芳香剤80または消臭剤90が入れられている
ので、芳香剤80の場合であれば、吹出孔25,25…
から吹き出される清潔な空気とともに、周囲に香りが漂
い、消臭剤90の場合であれば、タバコや遊技客が手の
平にかく汗の臭い等を脱臭することができ、いずれにせ
よ、遊技客はより快適に遊技を行なうことができ、結果
的にパチンコ機の需要増に貢献することができる。
機本体10aの正面側の上部両端に、一対のスピーカー
10b,10bが配設されているので、遊技客は臨場感
のある遊技音楽を楽しむことができる。また、一対のス
ピーカー10b,10bには遊技音楽のみならず、人の
声も入るような構成とすることもできる。なお、スピー
カー10b自体の構成は一般的であるので説明は省略す
る。
る。本実施例では、シロッコフアンタイプの送風手段1
00を固定ハンドル部21の外側に設けたものである。
可動ハンドル部30の吸入孔24aは丸孔一つであり、
かかる吸入孔24aには、空気送入パイプ50が嵌合し
ている。この空気送入パイプ50の先端口と、送風手段
100を風送口101とは、ホース等の管状部材60で
繋がれている。
70が介装されている。空気洗浄機70は、送風手段1
00により空気送入パイプ50を介して送られる空気
を、オゾンにより除菌・消臭してから固定ハンドル部2
1の中空21a内に送り込むものである。さらに詳しく
は、空気洗浄機70は、コロナ放電により微量のオゾン
を生成し、かかるオゾンの酸化を利用して、空気中のタ
バコの煙や、その他の悪臭成分等を化学分解するもので
ある。なお、他の構成は前記第1実施例と同じである。
0を固定ハンドル部21の狭い中空21a内に収める必
要がなく、より強力な風を固定ハンドル部21から吹き
出すように、送風手段100を大型化することができ
る。また、オゾンにより除菌・消臭した空気を、固定ハ
ンドル部21の中空21aに送り込むことができ、遊技
客にとって快適な遊技環境を保つことができる。
一般的な円盤状であって、回転操作するものあるが、本
発明に係るハンドルの形状及びその操作方法はこれに限
るものではない。また、固定ハンドル部は、前記各種実
施例のように、プラスチックの加工により、その外殻に
小孔やスリット等を穿設して吹出孔24や吹出孔25を
形成してもよいが、多孔性の樹脂等を使ってハンドルを
成形し、ハンドル全体からにじみ出るように空気を出す
こともできる。
ドルを操作する遊技客の手の平に該ハンドルの内部から
風を送り、手の汗を風乾せしめることによりハンドルの
べとつきを防いで、遊技客に不快感を与えることがな
く、また、衛生面での向上も図ることができ、より快適
に遊技客が遊技に興ずることができるとともに、結果と
してパチンコ機の需要増に貢献することができる。
視図である。
示す背面図である。
ルを示す側面図である。
ルを示す側面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】ハンドルの操作に応じて機本体の内部に設
けられた玉発射装置が作動し、機本体の正面側に配され
た遊技盤面上にパチンコ玉を打出すパチンコ機におい
て、 前記ハンドルは、内部に中空を有し前記機本体の正面側
に固設する固定ハンドル部と、該固定ハンドル部に対し
て変位可能に取付けられ、その変位量に応じて前記玉発
射装置を所定の強弱で作動させる可動ハンドル部とから
成り、 前記固定ハンドル部に、その中空内に空気を送入する吸
入孔と、送風手段と、該送風手段により前記中空内に生
じた風を、前記可動ハンドル部を操作する遊技客の手の
平に送る吹出孔とを設けたことを特徴とするパチンコ
機。 - 【請求項2】前記送風手段を前記固定ハンドル部の中空
内に配設したことを特徴とする請求項1記載のパチンコ
機。 - 【請求項3】前記送風手段を前記固定ハンドル部の外側
に設け、該送風手段と前記吸入孔とを、空気が挿通可能
な管状部材で繋げたことを特徴とする請求項1記載のパ
チンコ機。 - 【請求項4】前記吸入孔に、空気中の埃や汚れを吸着す
るフィルターを装着したことを特徴とする請求項1,2
または3記載のパチンコ機。 - 【請求項5】前記固定ハンドル部の中空内、または前記
吸入孔と送風手段との間に、芳香剤を備えたことを特徴
とする請求項1,2,3または4記載のパチンコ機。 - 【請求項6】前記固定ハンドル部の中空内、または前記
吸入孔と送風手段との間に、消臭剤を備えたことを特徴
とする請求項1,2,3または4記載のパチンコ機。 - 【請求項7】前記固定ハンドル部の中空内に、オゾンに
より除菌・消臭した空気を送り込むことを特徴とする請
求項1,2,3,4または5記載のパチンコ機。 - 【請求項8】機本体の正面側の上部両端に、遊技音楽用
のスピーカーを配設したことを特徴とする請求項1,
2,3,4,5,6または7記載のパチンコ機。
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-
1992
- 1992-10-09 JP JP27193992A patent/JP2821491B2/ja not_active Expired - Fee Related
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