JP2821472B2 - 仮設トイレ - Google Patents

仮設トイレ

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JP2821472B2
JP2821472B2 JP24877994A JP24877994A JP2821472B2 JP 2821472 B2 JP2821472 B2 JP 2821472B2 JP 24877994 A JP24877994 A JP 24877994A JP 24877994 A JP24877994 A JP 24877994A JP 2821472 B2 JP2821472 B2 JP 2821472B2
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JP
Japan
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toilet
door
tub
temporary
temporary toilet
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直成 福原
健一 赤松
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Minoru Kasei Co Ltd
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Minoru Kasei Co Ltd
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  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木建築現場や公園、
イベントの開催場所等に仮設置される仮設トイレに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4に示すのは最近需要の増えている簡
易水洗式仮設トイレであり、この仮設トイレは、ベース
となる便槽1と、便槽1の上に設置されたフロアパネル
2と、フロアパネル2の上に設置された踏台3と、踏台
3の中央に設置された便器4と、便槽1の上に固定され
フロアパネル2の周囲を囲むボックス部分、すなわち四
方の側壁5(左手の側壁及び前方のドアは省略)及び側
壁5の上に設置される屋根6、等からなり、さらに、踏
台3の中に図示しないポンプを備え、レバー7を踏むこ
とにより該ポンプの作用で図示しない水タンク内の水が
便器4内に流れ、これを洗浄するようになっている。な
お、上記便槽1、フロアパネル2、踏台3、ドアも含め
た側壁5、及び屋根6はプラスチックのブロー成形体で
ある。
【0003】ところで、この種の仮設トイレの便槽はか
なり大きい容積を必要とすることからフロア部が高くな
っており、ボックス部分への出入りを容易にするために
はステップが必要となる。図4の例では便槽1の前方側
を張り出させステップ8を一体的に形成しているが、ス
テップ8を形成することで便槽1の占有する平面積が大
きくなると、トラックへの積載数が減るという問題があ
り、一方、積載数を減らさないため便槽1の占有する平
面積を変えないようにすると、ステップが張り出した分
だけボックス部分の面積を小さくしなければならないと
いう問題がある。
【0004】また、大型の仮設トイレでは、便槽にステ
ップを形成せず、トイレの据え付け時に別途用意したス
テップを便槽の前方側に設置することも行われている
が、その場合、ステップが移送中になくなったり、設置
後風で飛ばされてなくなったりするという問題があり、
また、別体のステップを常に一緒に持ち運ぶ煩わしさも
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みてなされたもので、便槽の前方側にステッ
プを配置した仮設トイレにおいて、便槽の前方側に張り
出して形成されていたステップをなくし、その分便槽の
占有する平面積を小さくして多くの個数をトラックに積
めるようにすること、しかも、ステップを紛失したり、
別途ステップを持ち運ぶ煩わしさのない仮設トイレを得
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、便槽の前方側
にステップを配置した仮設トイレであって、そのステッ
プはその上方側端部において、プラスチックのブロー成
形体からなるドア取り付け用の前面枠パネルに薄肉のヒ
ンジを介して一体に連接し、ドアの内側に収納自在とな
っていることを特徴とする。この場合、ステップは前面
枠パネルの下部枠の開口側縁部に連接することが好まし
い。
【0007】また、本発明は、便槽の前方側にステップ
を配置した仮設トイレであって、そのステップはその上
方側端部において、プラスチックのブロー成形体からな
るフロアパネル又は便槽に薄肉のヒンジを介して一体に
連接し、内側に収納自在となっていることを特徴とす
る。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して本発明の実施例
を説明する。この仮設トイレは、便槽10と、便槽10
の開口部を閉鎖するフロアパネル11と、仮想線で示す
便器12が設置される踏台13と、フロアパネル11の
上でボックス部分を構成する前面枠パネル14、前面枠
パネル14にヒンジ15の部分で開閉自在に支持された
ドア16、後壁17、左右壁、及び屋根壁18と、便槽
10の前方側に配置されるステップ19を主たる構成と
する。なお、20は便器12の後方に設置される水洗用
の水タンクである。この仮設トイレでは、便槽10、フ
ロアパネル11、踏台13、前面枠パネル14、ドア1
6、後壁17、左右壁、屋根壁18及びステップ19
は、それぞれプラスチックのブロー成形体であり、おお
むね中空2重壁構造をなしている。
【0009】前面枠パネル14は上部枠14a、左右枠
14b、14c、及び下部枠14dからなり、中央部の
長方形の開口21から人が出入りできるようになってい
る。図3に明瞭に示すように、下部枠14dの開口側縁
部(開口21に面する側)の内壁側には薄肉のヒンジ2
2を介してステップ19が連接している。前面枠パネル
14とステップ19は1つのパリソンからブロー成形さ
れた一体成形体で、ヒンジ22の部分は成形時ブロー成
形型の閉鎖によりパリソンが溶着したうえに圧縮され薄
肉になった部分である。
【0010】ステップ19は、ヒンジ22の部分を中心
に揺動自在であり、図1又は図3に実線で示す使用時の
位置と、仮想線で示す収納時の位置の間で自由に動き得
る。従って、トラックに積載して移動するときはドア1
6の内側に収納し、トイレを据え付けたときは便槽10
の前方側に引き出すという操作が可能となる。なお、ス
テップ19を出し入れするときはドア16を開けて行
う。
【0011】上記実施例では、ステップ19を前面枠パ
ネル14と一体的にブロー成形し、両者を薄肉に形成し
たヒンジ22の部分で連接するようにした。このような
前面枠パネル14及びステップ19は、ヒンジ22の形
成箇所を前面枠パネルの下部枠14dの開口側縁部と
し、ステップ19を前面枠パネル14の開口部21に相
当する箇所に形成するようブロー成形金型を構成するこ
とで簡単に得ることができる。このようにすること
で、、全面切除されるべき開口部21のプラスチック材
料の一部をステップとして有効利用できることになる。
【0012】しかし、ステップを便槽の前方側の使用位
置とドアの内側の収納位置に自在に移動できるようにな
っている限り、ステップを前面枠パネルの他の部分に同
じように薄肉に形成したヒンジを介して連接すること
も、あるいは便槽又はフロアパネルに連接することも可
能である。
【0013】
【発明の効果】本発明の仮設トイレは、ステップをドア
の内側に収納することができるので、トラックに積載す
るときにステップの分だけ占有面積が減り、それだけ積
載数を多くできる。また、ステップはドアの内側に収納
されているので、移動時に紛失することがなく、別途ス
テップを持ち運ぶ煩わしさもない。さらに、ステップは
前面枠パネル、便槽、又はフロアパネルにヒンジを介し
て一体的に連接しているので、設置後風に飛ばされてな
くなるということもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる仮設トイレの断面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】図1の要部(丸で囲った部分)拡大図である。
【図4】従来の仮設トイレの斜視図である。
【符号の説明】
10 便槽 11 フロアパネル 14 前面枠パネル 16 ドア 17 後壁 18 屋根壁 19 ステップ 21 前面枠パネルの開口 22 ヒンジ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便槽の前方側にステップを配置した仮設
    トイレであって、そのステップはその上方側端部におい
    て、プラスチックのブロー成形体からなるドア取り付け
    用の前面枠パネルに薄肉のヒンジを介して一体に連接
    し、ドアの内側に収納自在となっていることを特徴とす
    る仮設トイレ。
  2. 【請求項2】 ステップは前面枠パネルの下部枠の開口
    側縁部に連接することを特徴とする請求項1に記載され
    た仮設トイレ。
  3. 【請求項3】 便槽の前方側にステップを配置した仮設
    トイレであって、そのステップはその上方側端部におい
    て、プラスチックのブロー成形体からなるフロアパネル
    又は便槽に薄肉のヒンジを介して一体に連接し、内側に
    収納自在となっていることを特徴とする仮設トイレ。
JP24877994A 1994-09-17 1994-09-17 仮設トイレ Expired - Fee Related JP2821472B2 (ja)

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JP4585895B2 (ja) * 2005-03-18 2010-11-24 日野興業株式会社 仮設トイレ
JP5500342B2 (ja) * 2009-10-30 2014-05-21 キョーラク株式会社 仮設トイレユニット

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JPH0884687A (ja) 1996-04-02

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