JP2821378B2 - 耳垢掃除器 - Google Patents
耳垢掃除器Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、人間の耳垢を掃除する
器具に関するものである。
器具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】通常、耳垢は耳介側から１〜１．３ｃｍ
程度中耳側に入った外耳に生じるが、この耳垢掃除は、
各自が耳掻きや綿棒を使用して行うのが普通である。
程度中耳側に入った外耳に生じるが、この耳垢掃除は、
各自が耳掻きや綿棒を使用して行うのが普通である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この耳垢掃
除に際しては、自分の目で見ながら掃除できないので、
完全に耳垢を掻き取ることができず、また掃除中に外耳
の内壁等を傷付けるおそれもあった。
除に際しては、自分の目で見ながら掃除できないので、
完全に耳垢を掻き取ることができず、また掃除中に外耳
の内壁等を傷付けるおそれもあった。
【０００４】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、自分の耳垢を完全にしかも外耳の
内壁等を傷付けることなく掃除できる耳垢掃除器を提供
することを目的としている。
なされたものであり、自分の耳垢を完全にしかも外耳の
内壁等を傷付けることなく掃除できる耳垢掃除器を提供
することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の耳垢掃除器は、掃除器本体の側壁に、
化学洗浄水及び温風の噴射孔と吸入孔を備えた外耳内へ
の挿入部を突出状に取り付けるとともに、掃除機本体内
には、前記挿入部における前記噴射孔へ掃除器本体内の
化学洗浄水及び温風を圧送する圧送機構と、この圧送機
構に駆動源からの駆動力を伝達する動力伝達機構と、前
記温風の温度を制御するヒータを配置し、さらに掃除器
本体には、外耳内への化学洗浄水及び温風の噴射圧力が
所定圧力以上になった時に圧力を開放する圧力制御弁を
設置しているのであり、この内の圧送機構を、掃除器本
体内の化学洗浄水又は温風の圧送配管とプロペラとで構
成したり、また、外周面側を円弧状ガイド部材に案内さ
れた弾性チューブと、この弾性チューブを内周面側より
かつその先端側より噴射孔側へ順次押圧して弾性チュー
ブ内の化学洗浄水又は温風を送りだす公転ローラ群とで
構成したりしている。
ために、本発明の耳垢掃除器は、掃除器本体の側壁に、
化学洗浄水及び温風の噴射孔と吸入孔を備えた外耳内へ
の挿入部を突出状に取り付けるとともに、掃除機本体内
には、前記挿入部における前記噴射孔へ掃除器本体内の
化学洗浄水及び温風を圧送する圧送機構と、この圧送機
構に駆動源からの駆動力を伝達する動力伝達機構と、前
記温風の温度を制御するヒータを配置し、さらに掃除器
本体には、外耳内への化学洗浄水及び温風の噴射圧力が
所定圧力以上になった時に圧力を開放する圧力制御弁を
設置しているのであり、この内の圧送機構を、掃除器本
体内の化学洗浄水又は温風の圧送配管とプロペラとで構
成したり、また、外周面側を円弧状ガイド部材に案内さ
れた弾性チューブと、この弾性チューブを内周面側より
かつその先端側より噴射孔側へ順次押圧して弾性チュー
ブ内の化学洗浄水又は温風を送りだす公転ローラ群とで
構成したりしている。
【０００６】
【作用】本発明の耳垢掃除器は、掃除器本体の側壁に、
化学洗浄水及び温風の噴射孔と吸入孔を備えた外耳内へ
の挿入部を突出状に取り付けるとともに、掃除機本体内
には、前記挿入部における前記噴射孔へ掃除器本体内の
化学洗浄水及び温風を圧送する圧送機構と、この圧送機
構に駆動源からの駆動力を伝達する動力伝達機構と、前
記温風の温度を制御するヒータを配置し、さらに掃除器
本体には、外耳内への化学洗浄水及び温風の噴射圧力が
所定圧力以上になった時に圧力を開放する圧力制御弁を
設置しているので、駆動源を作動させて圧送機構により
化学洗浄水を噴射孔に圧送すれば、化学洗浄水は噴射孔
から外耳内に噴射されて外耳内にたまった耳垢を取り除
き、取り除かれた耳垢とともに吸入孔から掃除器本体に
戻る。耳垢の掃除が終了すると、耳垢の混ざった化学洗
浄水を排出した後、再度駆動源を作動させて圧送機構に
より温風を噴射孔に送り出し外耳内を乾燥させる。
化学洗浄水及び温風の噴射孔と吸入孔を備えた外耳内へ
の挿入部を突出状に取り付けるとともに、掃除機本体内
には、前記挿入部における前記噴射孔へ掃除器本体内の
化学洗浄水及び温風を圧送する圧送機構と、この圧送機
構に駆動源からの駆動力を伝達する動力伝達機構と、前
記温風の温度を制御するヒータを配置し、さらに掃除器
本体には、外耳内への化学洗浄水及び温風の噴射圧力が
所定圧力以上になった時に圧力を開放する圧力制御弁を
設置しているので、駆動源を作動させて圧送機構により
化学洗浄水を噴射孔に圧送すれば、化学洗浄水は噴射孔
から外耳内に噴射されて外耳内にたまった耳垢を取り除
き、取り除かれた耳垢とともに吸入孔から掃除器本体に
戻る。耳垢の掃除が終了すると、耳垢の混ざった化学洗
浄水を排出した後、再度駆動源を作動させて圧送機構に
より温風を噴射孔に送り出し外耳内を乾燥させる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の耳垢掃除器を図１〜図７に示
す実施例に基づいて説明する。図１〜図３は本発明の耳
垢掃除器の第１実施例を示し、図１は断面して示す正面
図、図２は図１の平面図、図３は図１の側面図、図４〜
図６は本発明の耳垢掃除器の第２実施例を示し、図４は
断面にて示す正面図、図５は図４の平面図、図６は図４
の側面図、図７（ａ）は本発明の耳垢掃除器の第２実施
例における動力伝達機構の他の例を示す正面図、（ｂ）
は（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
す実施例に基づいて説明する。図１〜図３は本発明の耳
垢掃除器の第１実施例を示し、図１は断面して示す正面
図、図２は図１の平面図、図３は図１の側面図、図４〜
図６は本発明の耳垢掃除器の第２実施例を示し、図４は
断面にて示す正面図、図５は図４の平面図、図６は図４
の側面図、図７（ａ）は本発明の耳垢掃除器の第２実施
例における動力伝達機構の他の例を示す正面図、（ｂ）
は（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
【０００８】図面において、１は掃除器本体であり、蓋
部１ａに化学洗浄水２の注入孔１ａａを、また側壁１ｂ
には外耳内への挿入部３を、さらに底壁１ｃには圧力制
御弁４を設置している。加えて、掃除器本体１の内部に
は、前記挿入部３に化学洗浄水２や温風を圧送する圧送
機構６と、掃除機本体１の例えば前記挿入部３と反対側
の外部に設置した例えばモータ７ａとこのモータ７ａを
回転させる乾電池７ｂ等で構成される駆動源７からの駆
動力を前記圧送機構６に伝達する動力伝達機構８と、温
風の温度を制御するヒータ９等が内装されている。
部１ａに化学洗浄水２の注入孔１ａａを、また側壁１ｂ
には外耳内への挿入部３を、さらに底壁１ｃには圧力制
御弁４を設置している。加えて、掃除器本体１の内部に
は、前記挿入部３に化学洗浄水２や温風を圧送する圧送
機構６と、掃除機本体１の例えば前記挿入部３と反対側
の外部に設置した例えばモータ７ａとこのモータ７ａを
回転させる乾電池７ｂ等で構成される駆動源７からの駆
動力を前記圧送機構６に伝達する動力伝達機構８と、温
風の温度を制御するヒータ９等が内装されている。
【０００９】そして、挿入部３は、前記圧送機構６を構
成する圧送配管６ａに接続され、耳垢を掃除する際に使
用する化学洗浄水２や耳垢掃除後に外耳内を乾燥する際
に使用する温風を噴射する噴射孔３ａと、外耳内を循環
して耳垢を除去した後の化学洗浄水２や外耳内を循環し
た後の温風を受け入れる吸入孔３ｂを備えている。
成する圧送配管６ａに接続され、耳垢を掃除する際に使
用する化学洗浄水２や耳垢掃除後に外耳内を乾燥する際
に使用する温風を噴射する噴射孔３ａと、外耳内を循環
して耳垢を除去した後の化学洗浄水２や外耳内を循環し
た後の温風を受け入れる吸入孔３ｂを備えている。
【００１０】また、動力伝達機構８は、図１〜図３に示
す第１の実施例では、モータ７ａの回転をカップリング
８ａを介して動力伝達軸８ｂに伝えた後、この動力伝達
軸８ｂに外嵌した傘歯車８ｃから傘歯車８ｄを介して動
力伝達軸８ｂと直角に配置した回転軸８ｅに伝達する構
成で、この動力伝達機構８によって前記回転軸８ｅの下
端に取り付けた圧送機構６を構成するプロペラ６ｂを回
転させ、このプロペラ６ｂの回転で掃除器本体１の下部
に溜められている化学洗浄水２を圧送配管６ａ内に吸い
上げて前記噴射孔３ａに圧送する。
す第１の実施例では、モータ７ａの回転をカップリング
８ａを介して動力伝達軸８ｂに伝えた後、この動力伝達
軸８ｂに外嵌した傘歯車８ｃから傘歯車８ｄを介して動
力伝達軸８ｂと直角に配置した回転軸８ｅに伝達する構
成で、この動力伝達機構８によって前記回転軸８ｅの下
端に取り付けた圧送機構６を構成するプロペラ６ｂを回
転させ、このプロペラ６ｂの回転で掃除器本体１の下部
に溜められている化学洗浄水２を圧送配管６ａ内に吸い
上げて前記噴射孔３ａに圧送する。
【００１１】また、図４〜図６に示す第２の実施例で
は、前記動力伝達軸８ｂに外嵌したウォーム８ｆからウ
ォームホイール８ｇに回転を伝達する構成で、この動力
伝達機構８によってウォームホイール８ｇの一方側面に
回転自在に枢支された圧送機構６である例えば２つの公
転ローラ６ｃをウォームホイール８ｇの軸心を中心とし
て公転させ、これによって外周面側を円弧状ガイド６ｄ
に案内された圧送配管である弾性チューブ６ａ’を内周
面側よりかつその先端側より噴射孔３ａ側へ順次押圧し
て弾性チューブ６ａ’内に位置する化学洗浄水２又は温
風を送りだす。
は、前記動力伝達軸８ｂに外嵌したウォーム８ｆからウ
ォームホイール８ｇに回転を伝達する構成で、この動力
伝達機構８によってウォームホイール８ｇの一方側面に
回転自在に枢支された圧送機構６である例えば２つの公
転ローラ６ｃをウォームホイール８ｇの軸心を中心とし
て公転させ、これによって外周面側を円弧状ガイド６ｄ
に案内された圧送配管である弾性チューブ６ａ’を内周
面側よりかつその先端側より噴射孔３ａ側へ順次押圧し
て弾性チューブ６ａ’内に位置する化学洗浄水２又は温
風を送りだす。
【００１２】また、図４〜図６に示す第２の実施例で
は、駆動源７からの動力伝達機構としてウォーム８ｆと
ウォームホイール８ｇを示したが、これに代わり、図７
に示すように、滑車８ｈ，８ｉとこれら滑車８ｈ，８ｉ
を連結するゴムベルト８ｊを採用してもよい。
は、駆動源７からの動力伝達機構としてウォーム８ｆと
ウォームホイール８ｇを示したが、これに代わり、図７
に示すように、滑車８ｈ，８ｉとこれら滑車８ｈ，８ｉ
を連結するゴムベルト８ｊを採用してもよい。
【００１３】本実施例では、モータ７ａをオン・オフす
るスイッチ７ｃに可変抵抗器７ｄを組み込み、モータ７
ａの回転数を最適に制御できるものを示している。ま
た、ヒータ９をオン・オフするスイッチ９ａは前記モー
タ７ａのスイッチ７ｃと別に設置し、このヒータ９はバ
イメタル９ｂによって例えば温風が５０℃以上になった
時はオフ状態となり、常に４５〜５０℃の温風が得られ
るようにしている。
るスイッチ７ｃに可変抵抗器７ｄを組み込み、モータ７
ａの回転数を最適に制御できるものを示している。ま
た、ヒータ９をオン・オフするスイッチ９ａは前記モー
タ７ａのスイッチ７ｃと別に設置し、このヒータ９はバ
イメタル９ｂによって例えば温風が５０℃以上になった
時はオフ状態となり、常に４５〜５０℃の温風が得られ
るようにしている。
【００１４】なお、挿入部３は掃除器本体１側から先端
に行くほど先細り状に形成して外耳内に挿入し易いよう
に考慮するとともに、先端から５ｍｍ程度のところに樹
脂又はゴム製のタブ３ｃを突設し、挿入部３を外耳内に
挿入した時に外耳を傷つけず、かつ化学洗浄水が漏れな
いように考慮している。図中、１ａｂはキャップ、１１
は動力伝達軸８ｂの軸受け、１２はパッキン、１３は回
転軸８ｅの軸受けを示す。
に行くほど先細り状に形成して外耳内に挿入し易いよう
に考慮するとともに、先端から５ｍｍ程度のところに樹
脂又はゴム製のタブ３ｃを突設し、挿入部３を外耳内に
挿入した時に外耳を傷つけず、かつ化学洗浄水が漏れな
いように考慮している。図中、１ａｂはキャップ、１１
は動力伝達軸８ｂの軸受け、１２はパッキン、１３は回
転軸８ｅの軸受けを示す。
【００１５】本発明の耳垢掃除器は上記したような構成
であり、次にこの耳垢掃除器を使用して耳垢を除去する
方法を説明する。先ず、注入孔１ａａより化学洗浄水２
を入れた後、タブ３ｃが耳珠に当接するまで挿入部３を
外耳に挿入する。そこで、スイッチ７ｃを入れると、モ
ータ７ａが回転して、図１〜図３に示す実施例では、動
力伝達軸８ｂ，傘歯車８ｃ，傘歯車８ｄ，回転軸８ｅを
介してプロペラ６ｂを回転させ、化学洗浄水２を吸引し
て圧送配管６ａから挿入部３の噴射孔３ａまで圧送し、
外耳内に噴射する。
であり、次にこの耳垢掃除器を使用して耳垢を除去する
方法を説明する。先ず、注入孔１ａａより化学洗浄水２
を入れた後、タブ３ｃが耳珠に当接するまで挿入部３を
外耳に挿入する。そこで、スイッチ７ｃを入れると、モ
ータ７ａが回転して、図１〜図３に示す実施例では、動
力伝達軸８ｂ，傘歯車８ｃ，傘歯車８ｄ，回転軸８ｅを
介してプロペラ６ｂを回転させ、化学洗浄水２を吸引し
て圧送配管６ａから挿入部３の噴射孔３ａまで圧送し、
外耳内に噴射する。
【００１６】また、図４〜図６に示す実施例では、動力
伝達軸８ｂ，ウォーム８ｆ，ウォームホイール８ｇを介
して公転ローラ６ｃを公転させ、弾性チューブ６ａ’内
に位置する化学洗浄水２を円弧状ガイド６ｄとともにそ
の先端側より噴射孔３ａ側へ順次押圧して圧送し、外耳
内に噴射する。
伝達軸８ｂ，ウォーム８ｆ，ウォームホイール８ｇを介
して公転ローラ６ｃを公転させ、弾性チューブ６ａ’内
に位置する化学洗浄水２を円弧状ガイド６ｄとともにそ
の先端側より噴射孔３ａ側へ順次押圧して圧送し、外耳
内に噴射する。
【００１７】外耳内に噴射された化学洗浄水２は外耳に
溜まった耳垢を除去した後この除去した耳垢とともに吸
入孔３ｂに至り、化学洗浄水２とともに掃除器本体１に
戻される。この時、外耳内の圧力が必要以上高圧になっ
た場合には圧力制御弁４が作用して圧力を逃がす。この
化学洗浄水２の圧送を３分間程度行った後、スイッチ７
ｃを切って耳垢の混ざった化学洗浄水２を排出する。
溜まった耳垢を除去した後この除去した耳垢とともに吸
入孔３ｂに至り、化学洗浄水２とともに掃除器本体１に
戻される。この時、外耳内の圧力が必要以上高圧になっ
た場合には圧力制御弁４が作用して圧力を逃がす。この
化学洗浄水２の圧送を３分間程度行った後、スイッチ７
ｃを切って耳垢の混ざった化学洗浄水２を排出する。
【００１８】化学洗浄水２を排出した後はスイッチ７ｃ
と９ａを入れて外耳に４５〜５０℃の温風を送り込み外
耳内を乾燥させる。この時、温風が５０℃以上になると
バイメタル９ｂが作用してヒータ９が切れる。外耳が乾
燥した後はスイッチ７ｃと９ａを切って耳垢掃除は終了
する。
と９ａを入れて外耳に４５〜５０℃の温風を送り込み外
耳内を乾燥させる。この時、温風が５０℃以上になると
バイメタル９ｂが作用してヒータ９が切れる。外耳が乾
燥した後はスイッチ７ｃと９ａを切って耳垢掃除は終了
する。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の耳垢掃除
器は、掃除器本体の側壁に、化学洗浄水及び温風の噴射
孔と吸入孔を備えた外耳内への挿入部を突出状に取り付
けるとともに、掃除機本体内には、前記挿入部における
前記噴射孔へ掃除器本体内の化学洗浄水及び温風を圧送
する圧送機構と、この圧送機構に駆動源からの駆動力を
伝達する動力伝達機構と、前記温風の温度を制御するヒ
ータを配置し、さらに掃除器本体には、外耳内への化学
洗浄水及び温風の噴射圧力が所定圧力以上になった時に
圧力を開放する圧力制御弁を設置しているので、駆動源
を作動させて圧送機構により化学洗浄水を噴射孔に圧送
すれば、化学洗浄水は噴射孔から外耳内に噴射されて外
耳内にたまった耳垢を取り除き、取り除かれた耳垢とと
もに吸入孔から掃除器本体に戻る。耳垢の掃除が終了す
ると、耳垢の混ざった化学洗浄水を排出した後、再度駆
動源を作動させて圧送機構により温風を噴射孔に送り込
み外耳内を乾燥させる。すなわち、本発明によれば、耳
垢が効率良くしかも外耳の内壁等に傷をつけることなく
安全に除去できる。
器は、掃除器本体の側壁に、化学洗浄水及び温風の噴射
孔と吸入孔を備えた外耳内への挿入部を突出状に取り付
けるとともに、掃除機本体内には、前記挿入部における
前記噴射孔へ掃除器本体内の化学洗浄水及び温風を圧送
する圧送機構と、この圧送機構に駆動源からの駆動力を
伝達する動力伝達機構と、前記温風の温度を制御するヒ
ータを配置し、さらに掃除器本体には、外耳内への化学
洗浄水及び温風の噴射圧力が所定圧力以上になった時に
圧力を開放する圧力制御弁を設置しているので、駆動源
を作動させて圧送機構により化学洗浄水を噴射孔に圧送
すれば、化学洗浄水は噴射孔から外耳内に噴射されて外
耳内にたまった耳垢を取り除き、取り除かれた耳垢とと
もに吸入孔から掃除器本体に戻る。耳垢の掃除が終了す
ると、耳垢の混ざった化学洗浄水を排出した後、再度駆
動源を作動させて圧送機構により温風を噴射孔に送り込
み外耳内を乾燥させる。すなわち、本発明によれば、耳
垢が効率良くしかも外耳の内壁等に傷をつけることなく
安全に除去できる。
【図１】本発明の耳垢掃除器の第１実施例を断面して示
す正面図である。
す正面図である。
【図２】図１の平面図である。
【図３】図１の側面図である。
【図４】本発明の耳垢掃除器の第２実施例を断面にて示
す正面図である。
す正面図である。
【図５】図４の平面図である。
【図６】図４の側面図である。
【図７】（ａ）は本発明の耳垢掃除器の第２実施例にお
ける動力伝達機構の他の例を示す正面図、（ｂ）は
（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
ける動力伝達機構の他の例を示す正面図、（ｂ）は
（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
１ 掃除器本体 １ｂ 側壁 ２ 化学洗浄水 ３ 挿入部 ３ａ 噴射孔 ３ｂ 吸入孔 ４ 圧力制御弁 ６ 圧送機構 ６ａ 圧送配管 ６ａ’ 弾性チューブ ６ｂ プロペラ ６ｃ 公転ローラ ７ 駆動源 ８ 動力伝達機構 ９ ヒータ
Claims (3)
- 【請求項１】 掃除器本体の側壁に、化学洗浄水及び温
風の噴射孔と吸入孔を備えた外耳内への挿入部を突出状
に取り付けるとともに、掃除機本体内には、前記挿入部
における前記噴射孔へ掃除器本体内の化学洗浄水及び温
風を圧送する圧送機構と、この圧送機構に駆動源からの
駆動力を伝達する動力伝達機構と、前記温風の温度を制
御するヒータを配置し、さらに掃除器本体には、外耳内
への化学洗浄水及び温風の噴射圧力が所定圧力以上にな
った時に圧力を開放する圧力制御弁を設置したことを特
徴とする耳垢掃除器。 - 【請求項２】 圧送機構を、掃除器本体内の化学洗浄水
又は温風の圧送配管とプロペラとで構成したことを特徴
とする請求項１記載の耳垢掃除器。 - 【請求項３】 圧送機構を、外周面側を円弧状ガイド部
材に案内された弾性チューブと、この弾性チューブを内
周面側よりかつその先端側より噴射孔側へ順次押圧して
弾性チューブ内の化学洗浄水又は温風を送りだす公転ロ
ーラ群とで構成したことを特徴とする請求項１記載の耳
垢掃除器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26011794A JP2821378B2 (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 耳垢掃除器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26011794A JP2821378B2 (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 耳垢掃除器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08117138A JPH08117138A (ja) | 1996-05-14 |
| JP2821378B2 true JP2821378B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=17343528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26011794A Expired - Fee Related JP2821378B2 (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 耳垢掃除器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2821378B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014050660A (ja) * | 2012-09-05 | 2014-03-20 | Toshiaki Okamuro | 水流で耳垢を除去する装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106901897B (zh) * | 2017-02-27 | 2018-05-01 | 李良波 | 一种外耳道清理装置 |
| CN107997874A (zh) * | 2017-12-04 | 2018-05-08 | 李可意 | 一种外耳道冲洗装置 |
| KR101897253B1 (ko) * | 2018-02-01 | 2018-09-10 | 김치하 | 귀 드라이기 |
-
1994
- 1994-10-25 JP JP26011794A patent/JP2821378B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014050660A (ja) * | 2012-09-05 | 2014-03-20 | Toshiaki Okamuro | 水流で耳垢を除去する装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08117138A (ja) | 1996-05-14 |
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