JPH10108801A

JPH10108801A - 電動耳内掃除器

Info

Publication number: JPH10108801A
Application number: JP30078196A
Authority: JP
Inventors: Kiyoshi Yamaura; 清山浦
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-10-07
Filing date: 1996-10-07
Publication date: 1998-04-28

Abstract

(57)【要約】【課題】耳内の薄い皮膚に柔らかく接し、自動的
に耳あかを掃除する器具があれば、耳掃除を簡単に行う
ことができ、耳あかを溜めることが無くなる。【解決手段】電動モーター２と電池３を内蔵した本体
１の先端回転軸４に、綿棒空回り防止１０付きアタッチ
メント６を装着し、アタッチメント６の綿棒保持パイプ
９に綿棒１１を挿入して耳内掃除に使用する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、耳あかを除去す
るために使用する電気作動の耳内掃除器に関している。

【０００２】

【従来の技術】耳あか除去に使用される掃除器として
は、竹、金属、プラスチックの耳かきがあり、細い柄の
先端を湾曲させて、耳あかを耳孔から引き出しやすくし
ている。砕けた耳あかを除去するために、柄の反対側の
先端に綿毛を付着させている耳かきもある。耳かきに代
えて、マッチ棒、ツマヨウジ、ヘアピンを便宜的に使用
することもある。また、耳あかが長い間に沢山溜まっ
て、耳孔を塞いでいる場合は、温湯、オキシフル、耳垢
水などで耳あかを柔らかくしてから、綿棒を耳あか取り
に使用している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】耳内を掃除するための
耳かきは便利であるが、使い方が上手でないと外耳を傷
つけることがある。耳かきの先端が薄く湾曲しているた
め、耳あかをかき出すには適しているが、耳内の薄い皮
膚を傷つけやすいので、慎重さを要する。他の代用品
は、更に耳内の皮膚を傷つけやすい。そこで、耳内の薄
い皮膚に柔らかく接し、自動的に耳あかを掃除する器具
があれば、耳掃除を簡単に行うことができ、耳あかを溜
めることが無くなる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この発明においては、耳
かきを手動で行っていた従来の方式に代え、電動で耳か
きを行う方式を開発した。電動で回転させて耳内に傷を
付けない耳かきの先端として綿棒が最適である。綿棒１
１を使い捨てとするために、本体１に固着せず、差し替
え可能な方式にする必要がある。そこで、電動モーター
２と電池３を内蔵した本体１の先端回転軸４に、綿棒空
回り防止１０付きアタッチメント６を装着し、アタッチ
メント６の綿棒保持パイプ９に綿棒１１を挿入して耳内
掃除に使用する。

【０００５】アタッチメント６は先端回転軸４に嵌合す
る嵌合穴７と、ツバ８、綿棒保持パイプ９より形成さ
れ、ツバ８の根元には綿棒空回り防止１０が設けられ、
キャップ５でアタッチメント６を本体１に固定する。綿
棒１１はアタッチメント６を本体１に固定したのち、綿
棒保持パイプ９に先端より挿入し、引き出すため、毎回
キャップ５を本体１より取り外す必要はなく、綿棒１１
を差し替えて使用できる。

【０００６】

【発明実施の形態】ボリュームを使用して電動モーター
の回転スピードをコントロールすることもできる。

【０００７】綿棒に代え綿毛を綿棒の先端に使用するこ
ともできる。

【０００８】綿棒保持パイプを蛇腹式にし、内部に回転
軸を設けて可撓性綿棒を使用し、綿棒保持パイプを曲げ
て使用することも可能である。

【０００９】

【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図１は電
動耳内掃除器の断面図である。本体１に電動モーター２
と電池３が内蔵されている。本体１には電動モータ２の
回転軸が突出し、この回転軸に、長方形のプラスチック
片を固着して先端回転軸４を形成している。この先端回
転軸４を、アタッチメント６の嵌合穴７に挿入し、アタ
ッチメント６を回転させる。アタッチメント６はツバ８
と綿棒保持パイプ９を具備し、ツバ８の根元には、綿棒
空回り防止１０が設けられている。キャップ５でアタッ
チメント６を本体１に固定し、綿棒保持パイプ９の先端
より綿棒１１を挿入して使用する。

【００１０】図２は電動耳内掃除器の斜視図である。本
体１にキャップ５が被さり、アタッチメント６の綿棒保
持パイプ９に綿棒１１が挿入されている状態を表してい
る。

【００１１】図３は電動耳内掃除器のアタッチメントの
説明図である。嵌合穴７、ツバ８、綿棒保持パイプ９、
綿棒空回り防止１０よりアタッチメント６は形成され、
綿棒１１を綿棒保持パイプ９の先端より挿入し、綿棒空
回り防止１０で固定している状態を表す。

【００１２】

【発明の効果】耳内の薄い皮膚に柔らかく接し、耳掃除
を簡単に行え、耳あかを溜めることが無くなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】電動耳内掃除器の断面図である。

【図２】電動耳内掃除器の斜視図である。

【図３】電動耳内掃除器のアタッチメントの説明図であ
る。

【符号の説明】

１本体２電動モーター３電池４先端回転軸５キャップ６アタッチメント７嵌合穴８ツバ９綿棒保持パイプ１０綿棒空回り防止１１綿棒

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】電動モーター（２）と電池（３）を内蔵し
た本体（１）の先端回転軸（４）に、アタッチメント
（６）を装着し、キャップ（５）で本体（１）に固定す
る。アタッチメント（６）は先端回転軸（４）に嵌合す
る嵌合穴（７）と、ツバ（８）、綿棒保持パイプ（９）
より形成され、ツバ（８）の根元には綿棒空回り防止
（１０）が設けられている。綿棒保持パイプ（９）の先
端より綿棒（１１）を挿入し、耳内の掃除を電動で行う
ことを特徴とする電動耳内掃除器。