JP2821232B2 - 接着剤加熱装置 - Google Patents

接着剤加熱装置

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JP2821232B2
JP2821232B2 JP2096785A JP9678590A JP2821232B2 JP 2821232 B2 JP2821232 B2 JP 2821232B2 JP 2096785 A JP2096785 A JP 2096785A JP 9678590 A JP9678590 A JP 9678590A JP 2821232 B2 JP2821232 B2 JP 2821232B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子部品装着機等において用いられ、実装面
上の電子部品の装着部分に塗布する接着剤を加熱する接
着剤加熱装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、接着剤塗布装置は電子部品装着機の装着速度の
高速化,高精度化によりこれらと同程度の性能が要求さ
れている。第5図は従来の接着剤塗布装置の主要部に用
いられる塗布ヘッド1を示す図である。塗布ヘッド1は
加熱された接着剤を保持する容器から成り立っており、
この容器を加熱するヒータ2及び接着剤の温度を測定す
るサーミスタ3が設けられる。
従来の温度制御装置はサーミスタ3の出力が図示しな
い温度調整コントローラに接続される。温度調整コント
ローラはサーミスタ3からの信号に基づいて塗布ヘッド
1の温度を測定し、その測定結果に基づいて温度が所定
値となるようにフィードバック制御し、接着剤の温度制
御を行うようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年電子部品を実装する装置においては、装着速度の
高速化に伴って接着剤塗布装置を高速で駆動する必要が
生じている。しかし従来の接着剤塗布装置では、第5図
に示すヒータ2のヒータ部とリード線とを高速で回動さ
せるため、ヒータ線が断線し易いという欠点があった。
又ヒータ線が断線しても断線状態が検知できず、接着剤
の温度が低下し、接着剤が軟化してしまい塗布不良が発
生し易いという欠点があった。
本発明はこのような従来の接着剤塗布装置に用いられ
る接着剤加熱装置の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、ヒータの断線を容易に検知できるようにすることを
技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は第1図に示すように、接着剤を保持する接着
剤容器10と、接着剤容器内の接着剤を加熱するヒータ11
と、接着剤容器内に設けられた温度センサを含み、接着
剤の温度を測定する温度測定手段12と、ヒータへの通電
を制御し接着剤温度を所定値に保つ温度制御手段13と、
を有する接着剤加熱装置であって、ヒータへの通電を所
定時間停止し、その後通電することにより接着剤の温度
変化に基づいてヒータの断線を検知する断線検知手段14
を有することを特徴とするものである。
〔作用〕
このような特徴を有する本発明によれば、接着剤の温
度制御に用いられるヒータや温度測定部をそのまま用い
て断線検知時にはヒータによる過熱を一定時間停止し、
その後ヒータへの通電を行って温度変化を検出しそれに
基づいて断線の有無を検知するようにしている。
〔実施例〕
次に本発明の一実施例による接着剤塗布装置について
図面を参照しながら説明する。第2図は本発明の一実施
例における接着剤塗布装置に用いられる温度制御装置の
構成を示すブロック図である。本図において塗布ヘッド
1は接着剤の入った接着剤容器10であり、塗布ヘッド1
を過熱するヒータ2及びその温度を検出する温度測定手
段12であるサーミスタ3の構成については前述した従来
例と同様である。本実施例においては、サーミスタ3の
出力は温度調整コントローラ21の信号処理部22に与えら
れる。信号処理部22はサーミスタから得られる信号を増
幅しリニアライズすると共にデジタル値に変換するもの
であり、その出力はインターフェース回路23を介してCP
U24に与えられる。CPU24にはメモリ25及び表示部26が接
続される。CPU24は塗布ヘッド1の接着剤を所定温度に
制御する温度制御手段13の機能を達成しており、更に後
述するようにヒータの断線を検知する処理を行うもので
ある。CPU24の出力は出力部27を介して外部に出力さ
れ、又ヒータ2を駆動するように構成される。
次に断線検知機能を有する温度調整コントローラ21の
動作についてフローチャートを用いて説明する。第3図
は本発明の一実施例による温度調整コントローラ21の動
作を示すフローチャートである。本図において、動作を
開始するとまず一定時間の温度制御処理を行う(ルーチ
ン31)。温度制御処理ではまず一定時間のタイマをオン
とし、信号処理部22からの温度入力に基づいて操作量を
演算しヒータ2を駆動する。この処理をタイムアップす
るまで行うことによって一定時間の温度制御を行う。そ
してステップ32に進んでそのときの設定温度と異常とさ
れる閾値温度とを比較する。温度に異常があればヒータ
が断線しているか又は外乱による温度変動の可能性もあ
るため、再び同じ工程を実行する。即ちステップ33から
ルーチン34に進んでルーチン31と同じく一定時間の温度
制御を処理を行う。そしてステップ35に進んで再び閾値
温度との比較を行い、異常の有無をチェックする(ステ
ップ36)。ここで異常がなければヒータ断線による異常
でなく、外乱による温度変動と判断してルーチン31に戻
って同様の処理を繰り返す。又ステップ36において異常
と判定されればステップ37に進み断線処理、例えば表示
部26によって断線表示を行い、動作を停止する。ここで
CPU24は第3図に示すフローチャートにおいてヒータ2
への通電を停止し、その後通電することによりヒータ2
の断線を検知する断線検知手段14の機能を達成してい
る。
こうすれば温度調整を行いつつ断線をチェックするこ
とができる。又外乱による温度効果とヒータ断線による
温度効果とを二重にチェックすることによって、確実に
ヒータ断線の有無をチェックすることができる。
次に本発明の第2実施例による接着剤加熱装置につい
てフローチャートを参照しつつ説明する。本実施例は前
述した第1実施例とハードウェア構成は同一であり、断
線検出機能を異なった処理で行うようにしたものであ
る。本実施例において設定温度±1/2偏差幅を整定帯と
定義する。さて動作を開始すると、まずルーチン41にお
いて温度制御を行う。そしてステップ42に進んで安定状
態に達したかどうかをチェックする。安定状態に達して
いなければ、安定状態となるまでルーチン41に戻って同
様の処理を繰り返し、安定状態となればステップ43に進
んで整定帯の範囲内で安定しているかどうかを判別す
る。整定帯以外の温度で安定している場合には、次の手
順でヒータ断線の有無を実行する。即ちステップ44にお
いてその断線判定が2回目かどうかをチェックし、2回
目でなければステップ45に進んでT1秒間出力をオフとし
てヒータ2による加熱を停止する。そして出力の停止期
間が終了すると、ステップ46に進んで出力をオフとして
いる間の温度変化Δt1を測定する。更にこれを終えると
ステップ47に進んでT2秒間出力をオンとして、ヒータ2
によって塗布ヘッド1を加熱する。そしてステップ48に
進んでその後の温度t2を測定する。更にステップ49に進
んでΔt1の温度低下からT2秒間加熱しなかったときの温
度低下による温度を予測して温度t1とする。そしてステ
ップ50に進んで温度t1とt2とを比較する。予想温度t1の
方が低ければ、断線の可能性があるため、ルーチン41に
戻って同様の処理を繰り返す。そして温度t2が高ければ
ヒータ断線の可能性はないため、ヒータ断線無しと判断
して(ステップ51)処理を終える。ルーチン41に戻った
場合には再び一定時間温度制御を行い、整定帯以外で温
度が安定すればステップ43からステップ44……に続き同
様の処理を行う。そして断線が2度判定された場合には
ステップ44から52に進んで表示部26に表示する等の断線
処理を行い、ヒータ断線有りの信号を外部に出力して
(ステップ53)処理を終える。
さてステップ43において整定帯で安定した場合にはル
ーチン54に進んでルーチン41と同様に一定時間の温度制
御を行う。そしてそれが終了するとステップ55に進んで
整定帯の範囲内かどうかをチェックし(ステップ55)、
整定帯の範囲内であればステップ51に進み整定帯の範囲
内でなければステップ44に戻って同様の処理を繰り返
す。こうすれば整定帯で一定時間安定し、その後温度が
下降した場合にも断線の有無を判別することができる。
ここでCPU24は第4図に示すフローチャートにおいて
ヒータへの通電を所定時間停止し、その後通電すること
によって温度変化に基づいて断線を検知する断線検知手
段14の機能を達成している。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、接着剤の
容器を加熱するヒータを断続させ、温度測定手段からの
出力変化によってヒータの断線を検知している。従って
断線発生時には直ちに断線の有無を検知することがで
き、必要な処理を行うことができる。従って接着剤の温
度が低下したり、軟化して塗布の不良となる事態を未然
に防止することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機能的構成を示すブロック図、第2図
は本発明の一実施例による接着剤塗布装置の構成を示す
ブロック図、第3図及び第4図は本実施例による温度調
整コントローラの動作を示すフローチャート、第5図は
接着剤塗布装置の主要構成要素である塗布ヘッドを示す
斜視図である。 1……塗布ヘッド、2,11……ヒータ、3……サーミス
タ、10……接着剤容器、12……温度測定手段、13……温
度制御手段、14……断線検知手段、21……温度調整コン
トローラ、24……CPU。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 3/00 H05K 3/34 H05K 13/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接着剤を保持する接着剤容器と、 前記接着剤容器内の接着剤を加熱するヒータと、 前記接着剤容器内に設けられた温度センサを含み、前記
    接着剤の温度を測定する温度測定手段と、 前記ヒータへの通電を制御し接着剤温度を所定値に保つ
    温度制御手段と、を有する接着剤加熱装置において、 前記ヒータへの通電を所定時間停止し、その後通電する
    ことにより接着剤の温度変化に基づいて前記ヒータの断
    線を検知する断線検知手段を有することを特徴とする接
    着剤加熱装置。
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