JP2820614B2 - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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JP2820614B2
JP2820614B2 JP6081560A JP8156094A JP2820614B2 JP 2820614 B2 JP2820614 B2 JP 2820614B2 JP 6081560 A JP6081560 A JP 6081560A JP 8156094 A JP8156094 A JP 8156094A JP 2820614 B2 JP2820614 B2 JP 2820614B2
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JP
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ventilation fan
remote control
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switch
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Inventor
昌彦 河崎
Original Assignee
松下精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、居間、浴室、台所等の
室内の換気を行う換気扇装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、居間、浴室、台所等の室内の換気
を行う換気扇は住宅の付帯設備として施工の簡略化やデ
ザイン性を重視したものが求められている。
【0003】従来のこの種の換気扇について、居間用の
換気扇を一例として図7を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、室内天井に取り付けられ
た換気扇本体101は、下面を開口した箱体状で内部に
送風機102を設け、下面開口を覆うようにルーバ10
3を設け、このルーバ103の表面には遠隔に配置した
リモコンスイッチ104から送信されるワイヤレス操作
信号を受けて前記送風機102の運転を制御する受信部
105を設け、裏側には同種の他の機器の操作信号によ
る誤動作を防止するために、換気扇本体101を特定す
るアドレス設定用のスイッチ106を並べて設けるよう
に構成し、換気扇本体101から離れた室壁107に固
定した取付具108に着脱自在に装着した乾電池式のリ
モコンスイッチ104にて、ワイヤレス操作信号を送り
換気扇の操作を行うように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
扇の構成では、リモコンスイッチ104は、たとえば電
池交換などのメンテナンス性を考慮して取付具108に
着脱自在に設けられており、リモコンスイッチ104を
取付具108から取り外し、他の場所から換気扇本体1
01を遠隔操作できるので、換気扇本体101の内部の
点検や掃除などのメンテナンス作業時に予期せぬ場所か
らリモコンスイッチ104が操作され、換気扇本体10
1が急に動作して送風機102に指などを巻き込まれて
けがをするおそれがあった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、換気
扇本体のメンテナンス作業時に、換気扇本体が予期せぬ
場所から遠隔操作されて作業者が、けがをするのを確実
に防止するとともに、リモコンスイッチの電池が消耗し
て送信範囲が減少しても、確実に換気扇本体を停止させ
ることのできる換気扇を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の換気扇は上記目
的を達成するために、室内と室外を連通させる箱体状で
内部に送風機を設けた換気扇本体と、前記換気扇本体を
ワイヤレス信号を用いて遠隔操作するリモコンスイッチ
とを備え、前記リモコンスイッチは、前記換気扇本体か
ら離れた所に固定される取付具に着脱自在に取り付けら
れ、前記取付具に装着時は運転・停止操作の送信が、ま
た脱却時には停止操作の送信のみが可能となる構成とす
る。
【0008】
【作用】本発明は上記した手段の構成により、リモコン
スイッチを取付具から取り外すと同時に、換気扇本体を
運転させる送信ができなくなるが、リモコンスイッチの
電池が消耗して送信範囲が減少したような場合に換気扇
本体に近づけることによって、換気扇本体を停止させる
ことはできることとなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1〜図
6を参照しながら説明する。
【0010】図に示すように、室内天井に取り付けられ
た換気扇本体1は、内部に室内と室外に連通する送風機
2を有し、室内側には格子状孔3を有する化粧パネル4
を、この化粧パネル4に設けたばね5と前記換気扇本体
1に設けた止め金具6で、着脱自在に係合して配置して
いる。そして、前記化粧パネル4には取付孔7が設けて
あり、取付孔7には、その側面上部に半球状の突起部8
を有する箱体状の制御ケース9が、化粧パネル4の下面
より嵌合装着されている。
【0011】また、前記制御ケース9の内部には、換気
扇本体1から離れた位置に配置したリモコンスイッチ1
0から送信されるワイヤレス操作信号を受信し、この信
号にもとづいて送風機2の運転・停止および速度制御を
行う受信手段11と、換気扇本体1を特定する第1のア
ドレスを表示する第1の表示手段12と、第1のアドレ
スを設定する小型のデイップスイッチからなる第1の設
定手段13とが、受信手段11および第1の表示手段1
2を制御ケース9の下面側に、第1の設定手段13を側
面側に臨ませるように配置されている。
【0012】一方、前記リモコンスイッチ10は、室壁
面に固定された取付具14に着脱自在に装着されてい
る。そして、リモコンスイッチ10内部には、前記換気
扇本体1を操作するための運転用キースイッチ15およ
び停止用キースイッチ15aと、リモコンスイッチ10
を特定する第2のアドレスを表示する第2の表示手段1
6と、第2のアドレスを設定する小型のデイップスイッ
チからなる第2の設定手段17と、運転用キースイッチ
15および停止用キースイッチ15aの操作信号を送信
する送信手段18とが配置されている。また、リモコン
スイッチ10内部の取付具14側には、取付具14に設
けた磁石片19の磁力によってON・OFFする自動復
帰型のA接点構造のリードスイッチ20と、このリード
スイッチ20のON・OFF信号にもとづいて前記運転
用キースイッチ15の操作信号を停止信号に変換し、こ
れを送信手段18を通して送信する送信制御手段21が
設けられている。
【0013】この送信制御手段21は、図6のフローチ
ャートに示すように、運転用キースイッチ15が押され
た直後にリードスイッチ20のON・OFF状態を4回
サンプリングし、これらがすべてOFF状態の場合に
は、リモコンスイッチ10が取り外されていると判断し
て運転用キースイッチ15の操作信号を停止信号に変換
し、また、1回でもON状態を検知した場合には、装着
されていると判断して運転用キースイッチ15に対応す
る操作信号を送信手段18を通して送信するものであ
る。
【0014】また、停止用キースイッチ15aの操作信
号は、リードスイッチ20のON・OFF信号に関係な
く、送信手段18から送信されるように構成されてい
る。
【0015】上記構成において、リモコンスイッチ10
を取付具14に正しく装着した場合には、リモコンスイ
ッチ10のリードスイッチ20が、取付具14の磁石片
19にリモコンスイッチ10の外郭を介して当接し、O
Nする。そして、リモコンスイッチ10の運転用キース
イッチ15あるいは停止用キースイッチ15aを操作す
ることによって、換気扇本体1を遠隔操作することがで
きる。また、運転用キースイッチ15を押したときに、
リモコンスイッチ10ががたつき、磁石片19とリード
スイッチ20との距離が変動してスイッチ20がチャタ
リングを起こしても、送信制御手段21が、リードスイ
ッチ20のON・OFF状態を4回サンプリングしたう
ちの1回でもON状態を検知した場合には、装着されて
いると判断することから、リモコンスイッチ10装着時
の誤送信を確実に防止することができる。
【0016】また、換気扇本体1の点検または掃除など
のメンテナンス作業を行う場合に、リモコンスイッチ1
0を作業者以外の子供などが取付具14から取り外して
他の場所へ持って行き、運転用キースイッチ15を操作
しても、リモコンスイッチ10を取付具14から外すと
同時に、磁石片19からリードスイッチ20が離れてO
FFとなり、これにもとづいて送信制御手段21が、運
転用キースイッチ15の操作信号を停止信号に変換し、
これを送信手段18を通して送信するので、換気扇本体
1が不意に運転することがなく、しかも、リモコンスイ
ッチ10を取付具14から取り外した状態では、運転用
キースイッチ15あるいは停止用キースイッチ15aを
操作することによって、換気扇本体1を停止させること
ができるので、長期にわたって使用しているうちに、リ
モコンスイッチ10の電池が消耗して電圧が低下してい
き、リモコンスイッチ10を取付具14に取り付けた状
態では、送信信号が換気扇本体1まで届かなくなり、換
気扇本体1を停止させることができなくなっても、リモ
コンスイッチ10を取付具14から取り外して換気扇本
体1に信号の届く所まで近づけることによって、換気扇
本体1を確実に停止させることができる。
【0017】このように本発明の実施例の換気扇によれ
ば、リモコンスイッチ10は、取付具14から取り外し
て他の場所から操作しても、換気扇本体1を運転させる
ことができないので、換気扇本体1のメンテナンス作業
時に、作業者以外の人が予期せぬ場所から換気扇本体1
を操作することによって、送風機2に指などを巻き込ま
れてけがをするのを確実に防止することができる。
【0018】また、リモコンスイッチ10の電池が消耗
してリモコンスイッチ10を取付具14に取り付けた状
態では、換気扇本体1を停止させることができなくなっ
ても、リモコンスイッチ10を取付具14から取り外し
て換気扇本体1に信号の届く所まで近づけて換気扇本体
1を確実に停止させることができる。
【0019】なお、実施例では取付具14に設けた磁石
片19とリモコンスイッチ10に設けたリードスイッチ
20との当接によってリモコンスイッチ10が取付具1
4に装着されているか、脱却されているかを判別してい
るが、これに限定されるものではなく、リモコンスイッ
チ10が取付具14に装着された際、取付具14に設け
た突起片に当接してON状態に、リモコンスイッチ10
が取付具14から脱却された際、OFF状態になるリミ
ットスイッチを設けてもよく、その作用効果に差異を生
じない。
【0020】また、実施例では運転用キースイッチ15
が押された直後にリードスイッチ20のON・OFF状
態を4回サンプリングし、これらがすべてOFF状態の
場合には、リモコンスイッチ10が脱却されていると判
断して運転用キースイッチ15の操作信号を停止信号に
変換し、また、1回でもON状態を検知した場合には、
装着されていると判断して運転用キースイッチ15に対
応する操作信号を送信手段18を通して送信するように
しているが、サンプリング回数は、これに限定されるも
のではなく、取付具14にリモコンスイッチ10を装着
する際の装着構造に応じて変更すればよいことはいうま
でもない。
【0021】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、リモコンスイッチを取付具から取り外して他
の場所から操作した場合には、換気扇本体を運転させる
ことができないので、換気扇本体のメンテナンス作業時
に、作業者以外の人が予期せぬ場所から換気扇本体を操
作することによって、送風機に指などを巻き込まれてけ
がをするのを確実に防止することができ、しかも、長期
にわたって使用しているうちに、リモコンスイッチの電
池が消耗し、リモコンスイッチを取付具に取り付けた状
態では、送信信号が換気扇本体まで届かなくなり、換気
扇本体を停止させることができなくなっても、リモコン
スイッチを取付具から取り外した状態で換気扇本体を停
止することができるので、リモコンスイッチを取付具か
ら取り外して換気扇本体に信号の届く所まで近づけるこ
とによって、換気扇本体を確実に停止させることができ
る効果のある換気扇を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の換気扇の設置状態を示す斜
視図
【図2】同実施例の換気扇の設置状態を示す断面図
【図3】同実施例の換気扇の化粧パネル部分の断面図
【図4】同実施例の換気扇のリモコンスイッチの断面図
【図5】同実施例の換気扇のリモコンスイッチの電気回
路図
【図6】同実施例の換気扇のリモコンスイッチのフロー
チャート
【図7】従来の換気扇の設置状態を示す断面図
【符号の説明】
1 換気扇本体 2 送風機 10 リモコンスイッチ 14 取付具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内と室外を連通させる箱体状で内部に
    送風機を設けた換気扇本体と、前記換気扇本体をワイヤ
    レス信号を用いて遠隔操作するリモコンスイッチとを備
    え、前記リモコンスイッチは、前記換気扇本体から離れ
    た所に固定される取付具に着脱自在に取り付けられ、前
    記取付具に装着時は運転・停止操作の送信が、また脱却
    時には停止操作の送信のみが可能となる換気扇。
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