JP2819703B2 - テンションアームローディング機構 - Google Patents

テンションアームローディング機構

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JP2819703B2
JP2819703B2 JP1324525A JP32452589A JP2819703B2 JP 2819703 B2 JP2819703 B2 JP 2819703B2 JP 1324525 A JP1324525 A JP 1324525A JP 32452589 A JP32452589 A JP 32452589A JP 2819703 B2 JP2819703 B2 JP 2819703B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は磁気記録再生装置のテンションアームのロ
ーディング機構に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図および第4図は、例えば実開昭61−105938号公
報に示された従来のテンションアームローディング機構
を示す図であり、第3図はローディング状態を示す平面
図、第4図はアンローディング状態を示す平面図であ
る。図において、(1)はシャーシ、(2),(3)は
シャーシ(1)に形成されたガイド溝、(4),(5)
はガイド溝(2),(3)に摺動自在に支持されるテー
プガイドブロック、(6),(7)はテープガイドブロ
ック(4),(5)を位置決めするストッパ、(10)は
回転ドラム、(11)はテンションアーム、(12)はテン
ションアーム(11)上の一端に立設されたテンションボ
ール、(13)はテンションアーム(11)の他端に立設さ
れた従動ピン、(14)はシャーシ(1)上に立設されか
つテンションアーム(11)を回転可能に支持する軸、
(15)はテンションアーム(11)を常に反時計方向に付
勢するテンションばね、(20)はモータ(図示せず)に
よつて駆動されるローディングカム部材、(21)は第1
の往復レバーで、シャーシ(1)上に立設されたピン
(22),(23)に第1の往復レバー(31)に設けられた
ガイド溝(24),(25)が係合して往復自在に支持され
る。この第1の往復レバー(21)は一端に有するピン
(26)がローディングカム部材(20)に形成されたカム
溝(図示せず)と係合し、カム回転に応動して往復運動
する。また、この第1の往復レバー(21)の中間部に
は、この第1の往復レバー(21)に対して往復運動可能
に支持される第2の往復レバー(27)があり、この第2
の往復レバー(27)の一部にはラツク(28)が設けられ
ている。(29)はピンチローラアームで、一端をシャー
シ(1)上に立設されたピン(30)により回転可能に支
持されかつ他端にピンチローラ(31)を有する。(32)
はラック(28)と噛合するギア部、(33)はシャーシ
(1)上に設けられたキャプスタン軸、(34)はアーム
で、中間部をシャーシ(1)上のピン(35)により回転
可能に支持されかつ一端は第1の往復レバー(21)の一
端に設けられた係合溝(36)に係合している。(37)は
レバーで、一端はアーム(34)の他端と係合しかつ他端
部はガイド溝(39)によりシャーシ(1)上に立設され
たピン(38)と係合して、摺動可能に支持される。
なお、上記テープガイドブロック(4),(5)はロ
ーディングカム部材(20)に駆動伝達系(図示せず)に
より結合され、ローディングカム部材(20)の回動によ
り移動することができる。
次に動作について説明する。第3図におけるテープロ
ーディング完了状態では、テープガイドブロック
(4),(5)はストッパ(6),(7)に当接し、ピ
ンチローラ(31)はキャプスタン軸(33)に当接し、磁
気テープ(図示せず)は記録・再生が行えるテープパス
を構成している。このときテンションアーム(11)はテ
ンションコントロールを行い得るローディング位置にあ
る。
アンローディング動作を開始すると、モータによつて
ローディングカム部材(20)が回動し、その回動に応動
して第1の往復レバー(21)は図中矢印A方向へ移動す
る。その時ピンチローラ(31)も第2の往復レバー(2
7)、ラック(28)、ギア部(32)、ピンチローラアー
ム(29)を介して図中矢印B方向へ移動する。アーム
(34)は第1の往復レバー(21)の溝(36)との係合に
よつて回動し、レバー(37)は図中矢印C方向へ移動す
る。レバー(37)の端部(37a)がテンションアーム(1
1)の従動ピン(13)と当接した後は、テンションアー
ム(11)を図中矢印D方向へ回動させる。また、ローデ
ィングカム部材(20)の回動は駆動伝達系を介してテー
プガイドブロック(5),(6)をアンローディング方
向へ移動させる。
ローディングカム部材(20)の回動が続くと、第4図
に示すようなアンローディング状態に達する。この状態
ではテープガイドブロック(4),(5)およびテンシ
ョンボール(12)はテープカセット(8)の内部空間に
配置されている。
次にローディング動作について説明する。ローディン
グ時は上記の説明の逆の動作となる。即ち、モータの回
転に応動し、テープガイドブロック(4),(5)はガ
イド溝(2),(3)に沿つて移動し、ストッパ
(6),(7)に達する。一方、ローディングカム部材
(20)の回動により第1の往復レバー(21)、アーム
(34)、レバー(37)は上記アンローディング時とは逆
の方向に動作する。テンションアーム(11)はテンショ
ンばね(15)にて図中反時計方向に付勢されているた
め、従動ピン(13)がレバー(37)の端部(37a)と当
接した状態にて反時計方向に回動し、第3図に示すよう
なローディング状態に達すると、上記従動ピン(13)と
端部(37a)とは離れてテンションアーム(11)はテン
ションコントロールを行い得る状態となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のテンションアームローディング機構は以上のよ
うに構成されているので、テンションアーム(11)がロ
ーディングカム部材(20)から遠く離れた位置にあり、
このためにテンションアーム(11)のローディング位置
とアンローディング位置への移動はローディングカム部
材(20)からレバー類などの多くの部品から成る駆動伝
達系で行うことになつてしまい、部品精度および部品相
互間の寸法関係が得られ難く、また構造上のスペースを
多く取り、小形化に不利となるなどの問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、テンションアームまでの駆動伝達系を簡素
化して部品相互間の寸法誤差を減らし、また構造上小形
化薄形化に有利なテンションアームローディング機構を
得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るテンションアームローディング機構
は、磁気テープの張力に応じて回動するテンションアー
ムと、このテンションアームを常に磁気テープの位置す
る方向に付勢するテンションばねと、リール台の一部を
挿通しかつシャーシ上に回動自在に設けられる回転板
と、この回転板に立設される伝達ピンと、シャーシ上に
回動自在に設けられかつ前記伝達ピンの移動により回動
される伝達アームとを備えたものである。
〔作用〕
この発明におけるテンションアームローディング機構
は、回転板の回動により伝達ピンが移動され、この伝達
ピンの移動により伝達アームが回動され、この伝達アー
ムの回動に応じてテンションアームのローディング位置
及びアンローディング位置が決定される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図および第2図にお
いて説明する。第1図はローディング状態を示す平面
図、第2図はアンローディング状態を示す平面図であ
り、前記従来のものと同一または相当部分には同一符号
を付して説明を省略する。図において、(11A)はテン
ションアーム、(15A)はテンションアーム(11A)の一
端に立設されたシヤフト(40)とシャーシ(1)上との
間に設置されたテンションばねで、常にテンションアー
ム(11A)を時計方向に付勢している。またシヤフト(4
0)はシャーシ(1)上に設けられた穴部(41)と嵌合
しており、テンションアーム(11A)は軸(14A)を中心
に穴部(41)の中で回動自在である。(42)は伝達アー
ムで、シャーシ(1)上に固着された軸(43)を中心に
回動する。(44)はシャーシ(1)と伝達アーム(42)
の一端との間に設置されたバネで、常に伝達アーム(4
2)を反時計方向に付勢している。また伝達アーム(4
2)の一端はテンションアーム(11A)上のシヤフト(4
0)と接触可能な位置に設定されており、バネ(44)の
強さは伝達アーム(42)を反時計回りに付勢するばかり
でなく、更にテンションアーム(11A)をテンションバ
ネ(15)に抗して反時計回りに回動させシヤフト(40)
を穴部(41)の端面に押し付けるのに十分な値に設定さ
れている。
次に、(45)は供給リール台(46)の一部を挿通しか
つシャーシ(1)上に固着された中空のブッシュ(47)
を中心に回動する左回転板で、モータ(48)から駆動力
を伝達する減速機構(図示せず)の最終段の歯車(49)
とかみ合うギア部(50)が外縁に設けられている。ま
た、左回転板(45)の中腹部には伝達ピン(51)が立設
されており、この伝達ピン(51)は伝達アーム(42)の
一端と接触可能になつている。(52)は巻取リール台
(53)の一部を挿通しかつシャーシ(1)上に固着され
た中空のブッシュ(54)を中心に回動する右回転板で、
外縁部に左回転板(45)のギア部(50)とかみ合うギア
部(55)を有しており、テープガイドブロック(5),
(6)などの駆動を行なつている(駆動機構省略)。ま
た、左回転板(45)は外縁近傍支持部材(56),(57)
によりまた右回転板(52)は外縁近傍支持部材(57),
(58)によりそれぞれ上下方向を規制されている。
次に動作について説明する。テープアンローディング
時には各部材は第2図の状態にある。即ち、伝達アーム
(42)はバネ(44)によつて反時計回りに付勢され、更
にテンションアーム(11A)もテンションばね(15A)に
抗して反時計回りに付勢されて、シャフト(40)がシャ
ーシ(1)の穴部(41)と接触した位置で静止してい
る。
ローディング動作が開始されるとモータ(48)が回転
し、減速機構、歯車(49)を介して左回転板(45)が反
時計方向に回転を始める。この動作により左回転板(4
5)上の伝達ピン(51)は伝達アーム(42)の一端に当
接し、伝達アーム(42)をバネ(44)に抗して時計回り
に回動させる。そして、伝達アーム(42)の時計回りの
回動によりテンションアーム(11A)の回転方向の拘束
が無くなるので、テンションアーム(11A)はテンショ
ンばね(15A)の付勢力にょり時計回りに回動し、丁度
磁気テープ(59)の張力と釣り合う状態に達し、テープ
ローディングが完了する(第1図)。
アンローディング動作が開始されると、モータ(48)
が回転し、減速機構、歯車(49)を介して左回転板(4
5)が今度は時計方向に回転を始める。この動作により
左回転板(45)上の伝達ピン(51)が伝達アーム(42)
から離脱し、伝達アーム(42)の回転方向の拘束が解除
されるため、伝達アーム(42)はバネ(44)の付勢力に
より反時計方向に回動する。そしてテンションアーム
(11A)もテンションばね(15A)に抗して反時計方向に
回動し、シャフト(40)がシャーシ(1)の穴部(41)
に当接した状態(第2図)に戻り、アンローディング動
作が完了する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によればテンションアームロ
ーディング機構の駆動伝達部材の部品点数が消減できる
のでメカニズムのコスト削減に有利であり、また部品相
互間の寸法関係が得られ易いので駆動力の伝達効率が高
くなり信頼性の高いメカニズムが得られる。さらに構造
上のスペースも少なくて済むので小型化薄形化が図れる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるテンションアームロ
ーディング機構のローディング状態を示す平面図、第2
図はテンションアームのアンローディング状態を示す平
面図、第3図は従来のテンションアームのローディング
状態を示す平面図、第4図はアンローディング状態を示
す平面図である。 図において、(1)……シャーシ、(4),(5)……
テープガイドブロック、(8)……テープカセット、
(10)……回転ドラム、(11A)……テンションアー
ム、(15A)……テンションばね、(42)……伝達アー
ム、(45)……左回転板、(46)……供給リール台、
(51)……伝達ピン、(52)……右回転板、(53)……
巻取リール台、(59)……磁気テープ。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープカセット内側空間に配置された一対
    のテープガイドブロックにて磁気テープをローディング
    方向に引き出し、シャーシ上に配置された回転ドラムに
    所定角度巻き付けて前記磁気テープを走行させるものに
    おいて、 前記磁気テープの張力に応じて回動するテンションアー
    ム、このテンションアームを常に前記磁気テープの位置
    する方向に付勢するテンションばね、前記シャーシ上に
    回動自在に設けられてリール台の一部を挿通する回転板
    に、この回転板に立設される伝達ピン、および前記シャ
    ーシ上に回動自在に設けられかつ前記伝達ピンの移動に
    より回動される伝達アームを備え、前記伝達アームの回
    動により前記テンションアームを前記テンションばねに
    抗して回動させるよう構成したことを特徴とするテンシ
    ョンアームローディング機構。
JP1324525A 1989-05-15 1989-12-13 テンションアームローディング機構 Expired - Fee Related JP2819703B2 (ja)

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