JP2819082B2 - ガスケットの装着装置および装着方法 - Google Patents

ガスケットの装着装置および装着方法

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JP2819082B2
JP2819082B2 JP5315867A JP31586793A JP2819082B2 JP 2819082 B2 JP2819082 B2 JP 2819082B2 JP 5315867 A JP5315867 A JP 5315867A JP 31586793 A JP31586793 A JP 31586793A JP 2819082 B2 JP2819082 B2 JP 2819082B2
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国光 内木
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、取付け対象物に設け
た開口の縁壁に沿い形成された係合部にガスケットを嵌
着させるガスケットの装着装置および装着方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図13に示すようにコンクリート構造物
1のたとえば窓に当る矩形状開口2には、後で窓ガラス
を嵌め込むのに必要な溝3が、この開口2の縁壁2aに
沿って図の点線で示すように設けられている。
【0003】そして図11に示すようにこの溝3には
手状でエンドレスに構成されたガスケット4の係合突部
4bが嵌着され、その後このガスケット4に配設した溝
4aに窓ガラスが嵌め込まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでガスケット
を上記開口2の溝3に嵌め込む従来の作業は、楔6をガ
スケット4の溝4aに挿入し、この楔6をハンマーで叩
きながら手作業で行うのを常としていた。このため作業
に多大な時間を必要とし、また作業者の労苦も多く、危
険を伴う作業でもあった。
【0005】本発明は上述の点に鑑み、上記作業を機械
化して上記課題を解決しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、取付け対象物
に設けた開口の縁壁に沿い形成された係合部にガスケッ
を嵌着させるガスケットの装着装置において、その外
縁に沿いガスケットをループ状に装着させることができ
る取付け手段を備え、上記取付け手段は、その縮小され
た状態から拡張動作を行うことにより拡張された状態と
なり、また、この拡張された状態から縮小動作を行うこ
とにより縮小された状態になり得るように構成されると
ともに、その外縁に沿いループ状に装着させたガスケッ
トを、この取付け手段が縮小された状態において、上記
開口内に挿入させることができるように構成され、さら
に、上記取付け手段は、ガスケット上記開口内に挿入
させた状態において拡張動作を行うことにより、上記係
合部に上記ガスケットをループ状に押着させて嵌着でき
ように構成されているガスケットの装着装置に係るも
のである。
【0007】また本発明は、取付け対象物に設けた開口
の縁壁に沿い形成された係合部にガスケットを嵌着させ
るガスケットの装着方法において、ガスケットを上記係
合部に嵌着させるための取付け手段の外縁に沿い上記ガ
スケットをループ状に装着させる段階と、上記取付け手
段の外縁に沿いループ状に装着させた上記ガスケット
を、この取付け手段が縮小された状態において、上記
口内に挿入させる段階と、ついで、上記取付け手段に拡
張動作を行わせることにより、上記係合部に上記ガスケ
ットをループ状に押着させて嵌着する段階と、ついで、
上記取付け手段に縮小動作を行わせることにより、この
取付け手段を上記ガスケットから離間させる段階と、
いで、上記取付け手段を上記開口から遠ざける段階とか
ら成るガスケットの装着方法に係るものである。
【0008】
【実施例】以下、取付け対象物であるコンクリート構造
物で窓となるべき矩形状開口に本発明を適用した第1実
施例につき図1〜9を参照しながら説明する。なお以下
の説明では、図13および14に示した構造と同様であ
る部分には、同一の符号を付して説明は省略する。
【0009】ガスケットの装着装置は図1に示すごとく
台車部分8を有し移動が自在である。またこの台車部分
8には、ガスケット取付け具9を上下、左右および前後
方向に任意量移動可能とするための移動装置10が設け
られて、この移動装置の前後方向に伸縮するアーム10
aの先端に上記ガスケット取付け具9は装着されてい
る。
【0010】次に図2〜4は上記ガスケット取付け具9
の3態様を示す。すなわち図2は、このガスケット取付
け具9を開口2内に挿入できるように縮小させた状態を
示し、図3は、上記ガスケット取付け具9の一部だけを
開口2の縁壁2aに押着させた状態を示し、図4は、上
記ガスケット取付け具9の全てを開口2の縁壁2aに押
着させた状態を示す。
【0011】上記ガスケット取付け具9は隅取付け部材
11を支点qで回動部材12にリンクさせ、支点rを固
定支点とした4組の第1取付け具13と、1対の辺取付
け部材14の一端を支点e,hで往復動部材15にリン
クさせ、他端を支点dで上記隅取付け部材11にリンク
させた4組の第2取付け具16とからなる。
【0012】なお上記第1取付け具13の支点rは、例
えば図3に示すように、開口2の水平に延びる中心線の
端部近傍にそれぞれ位置を占め、また4個の隅取付け部
材11は、開口2の対角線にほゞ沿って移動する。
【0013】また上記4組の第2取付け具16は、矩形
状をした開口2の4辺にそれぞれ対応して設けられ、各
組の往復動部材15は図3で説明すると、開口2の中心
線上に位置を占めている。なおこれらの往復動部材15
は、互いに直交して延びる1対のレール部材20上を移
動するが、同一のレール部材20上の2個は1組となっ
て、案内ねじ18とベルト21とを介してそれぞれ油圧
モ−タ17a、17bで駆動される。
【0014】次に上記レール部材20の4つの端部には
位置決め具19がそれぞれ設けられ、この位置決め具1
9は、ガスケット取付け具9を図2のように縮小して開
口2内に挿入するとき、この取付け具9が開口の縁壁2
aに当たることがないように案内する。すなわちこの4
つの位置決め具19のうち図2〜4中の縁壁2aの右辺
および下辺に位置するものは、図5に示すごとくコンク
リート構造物1の面と当接する第1面19aと、この面
19aに直交し、開口2の縁壁2aと当接する第2面1
9bとを有する。
【0015】次に上記ガスケット取付け具9でコンクリ
ート構造物1の開口2に取付けられる長手状でエンドレ
スに構成されたガスケット4は、図6(A)に示すよう
な断面を有し、この断面の図で右側の部分には、ガスケ
ット4の長手方向に延びる空洞22が設けられ、この空
洞22にはジッパ23を自在に着脱することができる。
【0016】なお上記ガスケット4は、図6(B)に示
すようなH形断面のガスケット40であってもよい。こ
の場合には、開口2の縁壁2aに溝3ではなくて、突条
27が設けられ、この突条27にガスケット40の溝4
0aが嵌着される。
【0017】ところで上述のように構成されたガスケッ
トの装着装置を使用し、ガスケット4を上記開口2に取
付けるには、先づガスケット取付け具9を図2に示すよ
うに縮小させる。すなわちモータ17a、17bを駆動
して4個の往復動部材15を取付け具の中心に向けて所
定量だけ後退させる。
【0018】次にガスケット4を取付け具9の外縁に沿
って装着する。すなわち図7に示すごとくガスケット4
の溝4aに、板状をした隅取付け部材11および辺取付
け部材14を嵌着して取付ける。なおこの場合、ガスケ
ット4の離脱を防止するために図示のようなクリップ2
4を使用することができる。
【0019】次に台車部分8を移動すると共に移動装置
10を操作して、ガスケット取付け具9、ひいてはガス
ケット4を開口2内に挿入させる。なおこの場合に取付
け具9は、位置決め具19によって開口2内の適正位置
に位置決めされる。
【0020】次にモータ17a、17bを駆動して往復
動部材15を前進させると、図3に示すように先づガス
ケット4のうち、隅取付け部材11に嵌着されている部
分が開口2の4つの隅角部にそれぞれ押着されて、ガス
ケット4の係合突部4bが第1取付け具13によって開
口2の溝3に嵌着される。
【0021】次いでガスケット4のうち、辺取付け部材
14に嵌着されている部分、換言すれば上記隅角部に嵌
着された部分を除く残部が、図4に示すごとく第2取付
け具16によって開口2の溝3に嵌着される。
【0022】次にクリップ24を外し、ガスケット取付
け具9を後退させてこのガスケット取付け具9をガスケ
ット4から離間させる。
【0023】次いで台車部分8および移動装置10を操
作し、縮小したガスケット取付け具9を開口2から離脱
させればガスケット4の装着作業は完了する。なおガス
ケット4にガラス板を嵌着するには、上記ガラス板を溝
4aに嵌着したあとでジッパ23を空洞22内に嵌着す
ればよい。
【0024】次に図8および9を参照してガスケット取
付け具9のリンク機構を述べると、図2〜4で第2取付
け具16の1対の辺取付け部材14は、両端の支点がそ
れぞれd、eおよびd、hであるリンクL、M(図8)
に固定されたものと考えてよい。
【0025】次に図2〜4で互いに直交する2本のレー
ル部材20にそれぞれが平行でかつ支点e、hを通る直
線eO′、hO′を図8に示すように引いてその交点を
O′とする。また第2取付け具16が図4および図3の
状態にあるときの支点dの位置を図8に示すごとくそれ
ぞれd0 、d1 とし、支点d1 から直線eO′、hO′
に垂線をおろしてその足をそれぞれe′、h′とする。
【0026】次に図8において支点dがd1 に移ったと
きのリンクL、Mの位置を1点鎖線で示すと、点e1
1 はそれぞれ直線e0 O′、h0 O′上に存在する。
また点d0 、d1 および交点O′は、ほぼ一直線上にあ
るものと考えてもよい。
【0027】
【数1】したがって、
【0028】次に直角三角形であるΔd1 1 e′およ
びΔd1 1 h′を考えると、各斜辺d1 1 、d1
1 の長さは、それぞれL、Mである。したがって上式か
ら Δd1 1 e′∽Δd1 1 h′ ∴∠d1 1 e′=∠d1 1 h′=θ すなわち上記2つの角が常に等しくなるようにリンク
L、Mを移動させればよい。
【0029】
【数2】なお,
【0030】またxy座標軸を図示のようにとると、支
点dのd0 、d1 間の変位量x、yは、 x=M(1− sinθ)、y=L(1− sinθ) で与えられる。
【0031】次に図2〜4で第1取付け具13の隅取付
け部材11上に存在する2支点d、q間をリンクS、ま
た回動部材12をリンクRとすれば、支点qの軌跡25
は支点rを中心とする半径Rの円、支点dの軌跡26
は、座標x、yから得られる図8の2点鎖線である。そ
してリンクSの両端は、それぞれ軌跡25、26上を移
動する。
【0032】ところで上記実施例では開口2は横に長い
矩形状である。したがって、 M>L
【0033】
【数3】図8によれば、 従って、
【0034】すなわちガスケット取付具9を縮小させた
場合、図2で上下方向に移動する往復動部材15が、左
右方向に移動する往復動部材15よりも先に縮小の限界
に達する。
【0035】そこでこの課題を解決する第2の実施例を
図10に基いて説明すると、この実施例では、上記両方
向に移動する往復動部材15が、できるだけ少ない差で
縮小限界に達するように構成し、上記がガスケット取付
け具9の使用可能範囲を拡張しようとするものである。
【0036】図10で開口2の長辺と対向する第2取付
け具16の辺取付け部材14′は、第1実施例の1対の
辺取付け部材14と同様、隅取付け部材11上の支点d
を回転中心として回転の可能な1対の回転部材14′a
と、これら1対の回転部材14′aの回転端間に介在さ
せた平行移動部材14′bとから成る。なおこの平行移
動部材14′bは往復動部材15に固定され、この往復
動部材15と一体で移動する。
【0037】次に上記構成を、第1実施例の図8と対応
する図11によって説明する。なおこの第2実施例にお
いても、前記回転部材14′aおよび平行移動部材1
4′bにそれぞれ対応したリンクM′およびM″を、図
8の場合と同様に考える。
【0038】ところで図8と同様に、リンクM,Lが角
θだけ回転したとき、これと対応するリンクM′,M″
の位置を図11に示すと、リンクM′は角λだけ回転し
てこれらのリンクM′,M″はΔd1 1 1 ′を形成
する。したがって、
【0039】
【数4】
【0040】かくしてリンクMの回転端h1 は、点h′
1 よりも常に点O′に近い位置にある。換言すれば、辺
取付け部材を第2実施例のように構成すると、往復動部
材15は、第1実施例の場合よりもおくれて縮小限界に
達するようになる。
【0041】
【数5】またその差δは図から、 ところで、図を参照すれば、 1/2 M″=(M−M′)であるから、 (4)式と(5)式とから、
【0042】ところで(6)式のλ値は適当に選択が可
能であるから、δの値は容易に大きくすることができ
る。換言すれば、第2実施例のように辺取付け部材1
4′が構成されれば、本発明に係る取付け手段13、1
6の縮小限界は、図10で上下方向に移動する往復動部
材15によっては与えられない。
【0043】すなわち第2実施例の場合は、図11でリ
ンクM′とLとが重なり合う位置が上記取付け手段1
3、16の縮小限界になるから、 λ+θ=90° ────────────────(7)
【0044】1例として、L=540mm、M=130
0mmとし、また図10、11で上下および左右方向に
移動する往復動部材15の縮小限界位置を何れも線分O
´h 1 ´およびO´e1 の長さで表わしてこれを180
mmとし、以下でリンクM´の長さ等を求める。
【0045】
【数6】先づ(5)式および(7)式から角θとリンク
M´との関係を求め、次いで(2)式からO´h1 (=
S)と角θとの関係を求めれば、図12に示す曲線が得
られる。
【0046】次に上記曲線と、直線S=180との交点
から角θの値を求めると、 θ≒60.5°
【0047】従って(7)式から、 λ=29.5° また(5)式から、 M′=332mm
【0048】
【数7】従って、1/2M″=968mm なお(1)式からこの場合のO´e1 の長さを求めれ
ば、 O´e1 ≒865 したがってその際のO´eの値は、縮小限界値180m
mよりもはるかに大きい。
【0049】次に第1、第2実施例の間の縮小限界の差
を角θで比較すれば、第1実施例の場合には(3)式か
ら、 θ≒75.2°
【0050】したがって第2実施例の場合は、第1実施
例の場合よりも縮小限界値が、角θで約15°小にな
る。
【0051】以上本発明を実施例につき述べたが、本発
明は上記実施例の範囲に限られるものではない。たとえ
ば上記実施例では、開口2の形状は矩形状であったが、
正方形状は勿論、円形状、楕円形状、台形あるいは三角
形の開口にも本発明を適用することができる。なお開口
の縁壁が曲線から成るときは、辺取付け部材は直線では
なく、縁壁形状に対応して曲線形状になる。
【0052】また第2実施例では、開口2の長辺と対向
する第2取付け具16のみが、1対の回転部材14′a
と平行移動部材14′bとから成っていたが、4組の第
2取付け具16が全てそのようであってよく、また1組
だけがそのようであってもよい。あるいは逆に、3組が
そのようであってもよい。
【0053】また上記実施例では、ガスケットはガラス
を嵌着するためのものであったが、ガラスではなく、石
板またはアルミ等の金属板であってもよい。あるいは嵌
め殺しではなく開閉の自在なガラス戸用の枠体であって
もよい。
【0054】また上記実施例では、往復動部材15を油
圧モータ17a、17bで駆動したが、油圧モータ17
a、17bの代わりに電気式モータ等でもよい。あるい
は往復動部材15を他の往復動手段で往復動させてもよ
い。
【0055】なお、上記実施例では、建造物のつくりつ
けの壁にガスケットを装着する場合について説明した
が、プレキャストコンクリートや金属から成る開口部付
きの構造ユニットに取り付ける場合にも適用できる。
【0056】
【発明の効果】本発明は上述のような構成であるから、
ガスケットを取付け対象物の開口に容易にかつ確実に装
着することができる。しかも作業は短時間で済み、高所
作業となってもその間に人身事故等の発生するおそれが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスケット装着装置の斜視図
【図2】ガスケット取付け具の平面図
【図3】ガスケット取付け具の平面図
【図4】ガスケット取付け具の平面図
【図5】位置決め具の側面図
【図6】ガスケット断面図
【図7】図2におけるVII−VII線断面図
【図8】リンク機構説明図
【図9】リンク機構説明図
【図10】ガスケット取付け具の第2実施例の平面図
【図11】図10のガスケット取付け具のリンク機構説
明図
【図12】S−θ線図
【図13】構造物に設けた開口の正面図
【図14】従来のガスケット装着手段を示す断面図
【符号の説明】
1 コンクリート構造物(取り付け対象物) 2 開口 2a 縁壁 3 溝(係合部) 4 ガスケット 4b 係合突部 9 ガスケット取付具 11 隅取付け部材 13 第1取付け具(第1取付け手段) 14 辺取付け部材 14′ 辺取付け部材 14′a 回転部材 14′b 平行移動部材 16 第2取付け具(第2取付け手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 21/28 E04G 21/16 E06B 3/62

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付け対象物に設けた開口の縁壁に沿い形
    成された係合部にガスケットを嵌着させるガスケットの
    装着装置において、その外縁に沿いガスケットをループ状に装着させること
    ができる取付け手段を備え上記取付け手段は、その縮小された状態から拡張動作を
    行うことにより拡張された状態となり、また、この拡張
    された状態から縮小動作を行うことにより縮小された状
    態になり得るように構成されるとともに、その外縁に沿
    いループ状に装着させたガスケットを、この取付け手段
    が縮小された状態において、上記開口内に挿入させるこ
    とができるように構成され、 さらに、上記取付け手段は、 ガスケット上記開口内に
    挿入させた状態において拡張動作を行うことにより、上
    記係合部に上記ガスケットをループ状に押着させて嵌着
    できるように構成されているガスケットの装着装置。
  2. 【請求項2】上記取付け対象物は建造物である請求項1
    記載のガスケットの装着装置。
  3. 【請求項3】上記取付け対象物は開口部付きの構造ユニ
    ットである請求項1記載のガスケットの装着装置。
  4. 【請求項4】上記取付け手段は、その移動が自在である
    台車に搭載され、 上記台車には、上記取付け手段全体を上下、左右および
    前後方向に移動させることができる移動装置が設けられ
    ている請求項1〜3のいずれかに記載のガスケットの装
    着装置。
  5. 【請求項5】上記取付け手段は、その拡張動作により
    スケットの第1の所定部分を上記開口のうちの隅角部に
    おいて上記係合部押着させて嵌着することができる隅
    付け手段と、その拡張動作によりガスケットの第2の
    所定部分を上記開口のうちの上記隅角部以外の辺部にお
    いて上記係合部押着させて嵌着することができる辺
    付け手段とから成る請求項1〜のいずれかに記載のガ
    スケットの装着装置。
  6. 【請求項6】上記辺取付け手段は、上記ガスケットの上
    記第2の所定部分を押圧するための押圧手段を備え、 この押圧手段は、上記取付け手段側にそれぞれ回転
    中心を有しかつこの回転中心とは反対側の端部が互いに
    隣接し合う1対の回転部材から成る請求項記載のカス
    ケットの装着装置。
  7. 【請求項7】上記取付け手段は、上記ガスケットの上
    記第2の所定部分を押圧するための押圧手段を備え、 この押圧手段は、上記取付け手段側にそれぞれ回転
    中心を有する1対の回転部材と、これら1対の回転部材
    の上記回転中心とは反対側の端部の間に介在させた平行
    移動部材とから成る請求項記載のガスケットの装着装
    置。
  8. 【請求項8】取付け対象物に設けた開口の縁壁に沿い形
    成された係合部にガスケットを嵌着させるガスケットの
    装着方法において、ガスケットを上記係合部に嵌着させるための 取付け手段
    の外縁に沿い上記ガスケットをループ状に装着させる段
    階と、上記取付け手段の外縁に沿いループ状に装着させた 上記
    ガスケットを、この取付け手段が縮小された状態におい
    て、上記開口内に挿入させる段階と、ついで、 上記取付け手段に拡張動作を行わせることによ
    り、上記係合部に上記ガスケットをループ状に押着させ
    て嵌着する段階と、ついで、 上記取付け手段に縮小動作を行わせることによ
    り、この取付け手段を上記ガスケットから離間させる段
    階と、ついで、 上記取付け手段を上記開口から遠ざける段階と
    から成るガスケットの装着方法。
  9. 【請求項9】上記係合部に上記ガスケットをループ状に
    押着させて嵌着する上記段階は、 上記取付け手段のうちの隅押圧部材を上記開口の中央附
    近側から上記係合部に 向って前進させることにより、
    記ガスケットの第1の所定部分を上記開口のうちの隅角
    部において上記係合部に押着させて嵌着する段階と、 上記取付け手段のうちの上記隅押圧部材とは別体に構成
    された辺押圧部材を上記開口の中央附近側から上記係合
    部に向って前進させることにより、上記ガスケットの
    2の所定部分を上記開口のうちの上記隅角部以外の辺部
    において上記係合部押着させて嵌着する段階とから成
    る請求項記載のガスケットの装着方法。
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