JP6742169B2 - ガスケット挿入方法及びガスケット挿入用治具 - Google Patents

ガスケット挿入方法及びガスケット挿入用治具 Download PDF

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本発明は、ガスケット挿入方法及びガスケット挿入用治具に係り、特に、隣り合う二つの壁部材の間に形成された隙間内にガスケットを挿入する際に利用されるガスケット挿入方法及びガスケット挿入用治具に関する。
隣り合う二つの壁部材の間に形成された隙間(目地)内に止水用のガスケットを挿入する際に、治具を用いることは既に知られている(例えば、特許文献1乃至3参照)。特許文献1乃至3の各々に記載されたガスケット挿入用治具は、いずれも、目地の外側からガスケットを目地内に押し込むものである。
特開2000−27425号公報 特開平11−2028号公報 特開平9−32270号公報
特許文献1乃至3の各々に記載されたガスケット挿入用治具を用いる際には、上述したように、目地の外側からガスケットを目地内に押し込むために目地の手前位置で治具を把持して操作することになる。しかしながら、目地周辺に他の建材が配置されている等の事情により、目地の手前位置で十分なスペースが確保されない場合がある。かかる場合において上記の特許文献に記載されたガスケット挿入用治具を用いても、目地の手前位置で当該治具を把持し難いために適切に操作されず、結果としてガスケットが目地内に正しく挿入されなくなる虞がある。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、目地の手前位置においてスペースを十分に確保できない場合にも適切にガスケットを目地内に挿入することが可能なガスケット挿入方法及びガスケット挿入用治具を提供することである。
前記課題は、本発明のガスケット挿入方法によれば、隣り合う二つの壁部材の間に形成された隙間内にガスケットを挿入するガスケット挿入方法であって、(A)長尺の基部と、該基部の厚み方向に突出した第一突出部と、第一突出部が突出する向きとは反対向きに突出した第二突出部と、を有し、前記第一突出部が、前記基部の長手方向における一端部に設けられているガスケット挿入用治具を用意することと、(B)前記一端部を、前記隙間の開口に臨む位置に配置された他の建材と前記二つの壁部材の各々との間に形成された空間内に入れ込むことと、(C)前記空間内に入り込んだ前記一端部中の前記第一突出部が前記隙間内に入り込んだ前記ガスケットに当接している状態で、前記第二突出部の先端部分を前記他の建材に当接させながら前記基部を動かすことにより、前記ガスケットの前記隙間内に入り込んだ部分を前記第一突出部によって前記隙間の奥部へ押し込むことと、を行うことにより解決される。
上記の方法によれば、壁部材間の隙間(目地)の開口に臨む位置に他の建材が配置されているとき、他の建材と壁部材との間の空間にガスケット挿入用治具(具体的には、基部)の長手方向一端部を入れ込み、当該一端部に形成された第一突出部をガスケットの目地内に入り込んだ部分に押し当てる。この際、基部に設けられた第二突出部の先端部分を他の建材に当接させながら基部を動かす。これにより、第二突出部を支点として第一突出部がガスケットに押し当たるようになり、テコの原理によって第一突出部からガスケットに向けて十分な押圧力が作用するようになる。この結果、目地の手前位置で十分なスペースが確保されない場合であっても、上記の治具を用いてガスケットを適切に目地内に挿入することが可能となる。
また、上記の方法において、前記ガスケット挿入用治具を用意する際には、前記開口の横幅よりも広い幅を備えている平面部を更に有する前記ガスケット挿入用治具を用意し、前記一端部を前記空間内に入れ込む前に、前記長手方向における前記ガスケット挿入用治具の両端部のうち、前記平面部が設けられている他端部を前記空間内に入れ込むことと、前記空間内に入り込んだ前記他端部中の前記平面部が前記隙間内に入り込んだ前記ガスケットの外側表面に当接している状態で前記基部を動かすことにより、前記外側表面が前記二つの壁部材の各々の露出面と並ぶように前記ガスケットを前記平面部によって押圧することと、を行うと、好適である。
上記の方法では、ガスケットの外側表面を壁部材の露出面(外側の表面)と並ぶ位置まで平面部にてガスケットを押圧し、その後に、第一突出部にてガスケットを目地内に押し込む。このような方法によれば、ガスケット挿入開始の当初から第一突出部にてガスケットを目地内に押し込む場合に比べて、より適切にガスケットを挿入することが可能となる。
また、上記の方法において、前記ガスケット挿入用治具を用意する際には、前記長手方向において前記基部の一端から他端に亘って前記第一突出部が設けられた前記ガスケット挿入用治具を用意し、前記ガスケットの前記隙間内に入り込んだ部分を前記平面部によって押圧した後であって前記一端部を前記空間内に入れ込む前に、前記空間内に入り込んだ前記他端部中の前記第一突出部が前記隙間内に入り込んだ前記ガスケットに当接している状態で前記基部を動かすことにより、前記ガスケットの前記隙間内に入り込んだ部分を前記他端部中の前記第一突出部によって前記隙間の奥部へ押し込み、前記一端部を前記空間内に入れ込んだ後に、前記一端部中の前記第一突出部が前記隙間内に入り込んだ前記ガスケットに当接している状態で、前記第二突出部の先端部分を前記他の建材に当接させながら前記基部を動かすことにより、前記ガスケットの前記隙間内に入り込んだ部分を前記一端部中の前記第一突出部によって前記隙間の奥部へ更に押し込むと、より好適である。
上記の方法では、基部の長手方向他端部に設けられた第一突出部にてガスケットを目地内へ幾分押し込んだ後、基部の長手方向一端部に設けられた第一突出部にてガスケットを目地内へ更に押し込む。このように段階的にガスケットを押し込むことで、より一層適切に当該ガスケットを目地内に挿入することが可能となる。
また、上記の方法において、前記一端部を前記空間内に入れ込む際には、前記開口に臨む位置に配置されて前記二つの壁部材の各々と対向している平板状部材と前記二つの壁部材の各々との間に形成された前記空間内に、前記一端部を入れ込むとよい。
上記の方法では、平板状部材と各壁部材との間に形成された空間内に治具(具体的には、基部)の長手方向一端部を挿入する。このような状況では上記の空間が狭小となる場合があり、かかる場合には、目地の手前位置で十分なスペースが確保されないときにもガスケットを適切に目地内に挿入するという本発明の効果がより有意義なものとなる。
また、前述の課題は、本発明のガスケット挿入用治具によれば、隣り合う二つの壁部材の間に形成された隙間内にガスケットを挿入するために用いられるガスケット挿入用治具であって、(a1)長尺の基部と、(a2)該基部の厚み方向に突出した第一突出部と、(a3)第一突出部が突出する向きとは反対向きに突出した第二突出部と、前記隙間の開口の横幅よりも広い幅を備えている平面部と、を有し、前記第一突出部は、前記基部の長手方向における一端部に設けられ、該平面部は、前記長手方向における前記基部の他端部に設けられていることにより解決される。
上記のように構成された本発明のガスケット用挿入治具によれば、目地の手前位置で十分なスペースが確保されない場合であっても、ガスケットを適切に目地内に挿入することが可能となる。
また、上記の構成では、ガスケットの外側表面を壁部材の露出面(外側の表面)と並ぶ位置まで平面部がガスケットを押圧し、その後に、第一突出部がガスケットを目地内に押し込む。このような構成によれば、ガスケット挿入開始の当初から第一突出部がガスケットを目地の奥部に押し込む場合に比べて、より適切にガスケットを挿入することが可能となる。
また、上記の構成において、前記第一突出部は、前記厚み方向における前記基部の一端面から突出しており、前記長手方向における前記基部の一端から他端に亘って設けられており、前記平面部は、前記厚み方向における前記基部の他端面に設けられており、前記基部、前記第一突出部及び前記平面部が一体化されて中空体を構成しており、該中空体の前記長手方向と直交する断面がT字形状の断面となっていると、より好適である。
上記の構成では、治具各部(具体的には第一突出部や平面部)の機能を良好に発揮させつつ、治具全体を軽量化することが可能となる。
また、上記の構成において、前記第二突出部は、ボルトによって構成されており、前記基部に取り付けられたナットに嵌合していると、一層好適である。
上記の構成では、より簡単な構成にて第二突出部を基部に備えることが可能となる。また、第二突出部の突出量を容易に調整することが可能となる。
また、上記の構成において、前記ナットが前記基部に複数取り付けられており、各々の前記ナットの取り付け位置が、前記基部の長手方向において互いに異なると、益々好適である。
上記の構成では、基部の長手方向におけるボルトの配置位置、すなわち第二突出部の配置位置が変更可能である。この結果、第二突出部の配置位置を作業状況(具体的には、目地の手間に位置するスペースの大きさ)に応じて適当な位置に設定することが可能となる。
また、上記の構成において、前記長手方向における前記第一突出部の端部には、前記長手方向及び前記厚み方向の双方に対して傾斜した傾斜面部が設けられており、前記第一突出部は、前記ガスケットの前記隙間内に入り込んだ部分を前記隙間の奥部へ押し込む際に、前記傾斜面部を前記ガスケットに押し当てると、尚一層好適である。
上記の構成では、第一突出部が傾斜面にてガスケットに押し当たる。これにより、第一突出部とガスケットとの接触面積がより広くなる結果、第一突出部がより適切にガスケットを目地の奥部へ押し込むようになる。
本発明によれば、目地の手前位置で十分なスペースが確保されない場合であっても、当該スペース内で治具を適切に操作してガスケットを良好に目地内に挿入することが可能となる。
ガスケット挿入作業が行われる場所の模式側面図である。 ガスケット挿入作業が行われる場所の模式平面図である。 ガスケットが挿入された目地を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るガスケット挿入用治具の側面図である。 本発明の一実施形態に係るガスケット挿入用治具の断面図である。 本発明の一実施形態に係るガスケット挿入用治具を長手方向一端側から見た図である。 本発明の一実施形態に係るガスケット挿入用治具の長手方向他端部を裏側から見た図である。 ガスケット挿入用治具の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るガスケット挿入用治具を取り扱う様子を示す図である。 第一仮挿入工程に関する説明図であり、作業の様子を側方から見た図である。 第一仮挿入工程に関する説明図であり、作業の様子を上方から見た図である。 第二仮挿入工程に関する説明図であり、作業の様子を側方から見た図である。 第二仮挿入工程に関する説明図であり、作業の様子を上方から見た図である。 本挿入工程に関する説明図であり、作業の様子を側方から見た図である。 本挿入工程に関する説明図であり、作業の様子を上方から見た図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)について図面を参照しながら説明する。以下では、住宅等の建物の建設工事において、止水用の乾式ガスケット1を外壁パネル2間に形成された目地3内に挿入するケースを例に挙げて説明する。ここで、乾式ガスケット1は、ガスケットに相当し、外壁パネル2は、壁部材に相当する。また、目地3は、互いに隣り合う二つの外壁パネル2の間に形成された隙間であり、本実施形態では縦目地(鉛直方向に延びた目地3)である。
なお、以下で説明するガスケット挿入方法やガスケット挿入用治具の構成は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
先ず、本実施形態においてガスケット挿入作業が行われる場所(作業場所)について図1乃至図3を参照しながら説明する。図1及び図2は、作業場所の模式図であり、図3は、図2中の破線にて囲まれた部分の拡大図である。図1及び図3に示すように、本実施形態では、目地3の開口3a(厳密には、目地3の開口3aの上端から下端までのうち、少なくとも一部の範囲)に臨む位置に屋外階段4の側桁4aが配置されている。側桁4aは、本発明の「他の建材」に相当し、平板状部材からなる。本実施形態では、側桁4aが外壁パネル2の露出面(外側の表面)と近接しており、両者の間には若干の空間5(例えば、数センチ程度のスペース)しか存在していない。つまり、側桁4a付近では目地3の手前位置で十分な作業スペースが確保されないことになる。
一方、乾式ガスケット1は、目地止水の目的により、目地3の上端から下端に亘って敷設されることになっている。つまり、ガスケット挿入作業では、目地3のうち、側桁4aと隣り合う部分にも乾式ガスケット1を挿入することになる。また、乾式ガスケット1は、目地3の奥部まで挿入された状態で利用される。より具体的に説明すると、乾式ガスケット1は、図3に示すように乾式ガスケット1の根元部(厳密には、屋内側の端部)が備えるフィン部1aが外壁パネル2中の板材部2cの小口面(すなわち、目地3の内面)と当接する位置まで挿入される。ここで、板材部2cとは、積層構造をなす外壁パネル2のうちの一層を構成している部分である。ちなみに、外壁パネル2中の各層は、屋外側から面材部2a、縦胴縁2b、板材部2c及びフレーム2dの順で並んでいる。
以上のように目地3のうち、側桁4aと隣り合う部分においても乾式ガスケット1を目地3の奥部まで挿入する必要があるが、上述したように、側桁4a付近では目地3の手前位置に十分な作業スペースが確保されない。そこで、本実施形態では、側桁4a付近で乾式ガスケット1を目地3内に挿入する際に後述の治具10を用いることとしている。これにより、本実施形態では、十分な作業スペースが確保されない側桁4a付近でも適切に乾式ガスケット1を目地3内に挿入することが可能となる。
なお、図3に図示した乾式ガスケット1の形状は、あくまでも一例に過ぎず、他の形状(例えば、特開2016−35155号公報に記載の構造、特開2013−174123号公報に記載の構造)であってもよい。また、乾式ガスケット1の材質については、EPDM(エチレン・プロピレンゴム)等の合成ゴム、熱可塑性エラストマー若しくはポリ塩化ビニル等の樹脂等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。好ましくは目地3内に挿入される際に適宜弾性変形して目地3内を円滑に移動可能な形状及び材質にて乾式ガスケット1が構成されているのがよい。
次に、図4〜図7を参照しながら、本実施形態で用いられる治具10について説明する。なお、以下の説明中、「長手方向」とは、後述する基部11の長手方向(基部11が延びている方向)であり、「厚み方向」とは、基部11の厚み方向であり、「幅方向」とは、基部11の横幅方向である。なお、長手方向、厚み方向及び幅方向は、互いに直交する方向であり、図4〜図7には、対応する方向が矢印にて図示されている。また、図4において治具10は、その長手方向の一部分(具体的には中央部分)を省略した形で図示されている。また、図7において治具10は、後述するボルト14を外した状態で図示されている。
治具10は、本発明の「ガスケット挿入用治具」に相当し、図4〜図7に示すように、基部11、第一突出部としての凸部12、平面部13、第二突出部としてのボルト14、及びナット15を有する。基部11は、直線状に延びた略角筒状の長尺部材であり、本実施形態では金属からなる。凸部12は、厚み方向における基部11の一端面から厚み方向に突出した部分である。なお、本実施形態において、凸部12は、図5及び図6に示すように、幅方向における基部11の中央部に1箇所設けられている。
また、凸部12の幅(幅方向における長さ)は、目地3の開口3aの横幅よりも短く、目地3の最狭部3bの横幅よりも僅かに短くなっている。最狭部3bとは、目地3の中で最も横幅が狭くなった部分であり、具体的には図3に図示した板材部2c同士の間の部分である。
また、本実施形態において、凸部12は、図4に示すように、長手方向における基部11の一端から他端に亘って連続して設けられている。さらに、図4及び図6に示すように、凸部12の長手方向両端部には、それぞれ傾斜面部16が設けられている。この傾斜面部16は、凸部12の端面(厚み方向において最も外側に位置する面)のうち、長手方向及び厚み方向の双方に対して傾斜した部分である。なお、各傾斜面部16は、基部11の長手方向両端のうち、当該各傾斜面部16の形成位置により近い方の端に向かうに連れて突出量が小さくなるように傾斜している。
平面部13は、図7に示すように、厚み方向における基部11の他端面(裏面)をなし、長手方向における端部(図4では右側の端部であり、以下、「第一端部」と呼ぶ。)に設けられている。この平面部13の幅(幅方向における長さ)は、目地3の開口3aの横幅よりもやや長くなっている。
そして、本実施形態では、基部11、凸部12及び平面部13が一部材によって構成されており、具体的には鋼板を加工することで一体成形されている。図5を参照しながら詳細に説明すると、本実施形態に係る基部11、凸部12及び平面部13は、一体化されて中空体を構成している。この中空体は、同図に示すように、長手方向と直交する断面がT字形状の断面となっている。厳密に説明すると、上記の中空体の長手方向両端部における断面(長手方向と直交する断面)は閉断面となっている。これに対し、上記の中空体の長手方向中央部における断面は開断面となっており、厚み方向における他端面(底面)の一部が切り欠かれた断面形状となっている。なお、基部11や凸部12の縁部分については、強度確保等の目的から適宜折り返されていてもよい。
以上のような構造が採用された治具10であれば、治具10各部(具体的には、基部11、凸部12及び平面部13)の機能を発揮させつつ、治具10全体の重量を軽量化することが可能となる。なお、本実施形態では、基部11、凸部12及び平面部13が中空体として一体化していることとしたが、中実体として一体化していてもよい。
ボルト14は、長手方向における基部11の両端の間に設けられており、凸部12が突出する向きとは反対向きに突出している。より具体的に説明すると、基部11の内側(厳密には、基部11の厚み方向一端部の内側面)にナット15が溶接されている。このナット15にボルト14が嵌合(厳密には螺合)することにより、当該ボルト14は、凸部12とは反対向きに突出するようになる。なお、ボルト14及びナット15は、一般的なボルト及びナットによって構成されているため、ボルト14においてナット15と螺合する部分を移動させたり、長さが異なるボルト14と入れ替えたりすることで、ボルト14の突出量を容易に調整することが可能である。
また、本実施形態では、図4に示すように、上記のナット15が基部11の長手方向において第一端部とは反対側の端部(図4では左側の端部であり、以下、「第二端部」と呼ぶ。)寄りに設けられている。つまり、本実施形態に係るボルト14は、長手方向において、平面部13が設けられている端とは反対側の端により近い位置にて基部11に組み付けられている。
なお、本実施形態では、基部11に溶接されているナット15が一つのみであるため、長手方向におけるボルト14の配置位置が必然的に固定されている。ただし、これに限定されるものではなく、図8に示すように、ナット15を基部11に複数取り付け、各々のナット15の取り付け位置を長手方向において互いに異ならせてもよい。このような構成であれば、ボルト14を螺合させるナット15を変えることで、長手方向におけるボルト14の配置位置を容易に変更させることが可能となる。図8は、治具10の変形例を示す図であり、図4と対応している。
次に、上述した治具10を用いて行われるガスケット挿入作業(以下、本実施形態に係るガスケット挿入作業)について説明する。本実施形態に係るガスケット挿入作業は、ある目地3のうち、側桁4aと隣り合う部分(すなわち、目地3の手前位置に十分な作業スペースが確保されない部分)に乾式ガスケット1を挿入するために行われる。なお、目地3のうち、側桁4aよりも上方又は下方に位置する部分(すなわち、目地3の手前位置に十分な作業スペースが確保される部分)については、乾式ガスケット1が通常の挿入方法にて挿入されることになっている。
本実施形態に係るガスケット挿入作業は、第一仮挿入工程、第二仮挿入工程及び本挿入工程の順で行われる。このように複数回の工程に分けて段階的に乾式ガスケット1を目地3内に挿入することで、適切に乾式ガスケット1を挿入することが可能となる。より具体的に説明すると、乾式ガスケット1を一回の挿入動作で目地3内に挿入しようとすると、乾式ガスケット1の一部(挿入動作時に作業者の力が掛かる部分)が捩れてしまう虞がある。これに対して、乾式ガスケット1を複数回の挿入動作によって目地3内に挿入する場合、上記の捩れを抑えながら乾式ガスケット1を挿入することが可能となる。
また、第一仮挿入工程、第二仮挿入工程及び本挿入工程のそれぞれは、図9に示すように、目地3と隣接する外壁パネル2と側桁4aとの間の空間5(すなわち、目地3と側桁4aとの間における狭小な作業スペース)内に基部11の長手方向端部を入れ込んだ状態で行われる。以下、各工程の手順について、図10〜図15を参照しながら詳しく説明する。図10及び図11は、第一仮挿入工程の説明図であり、図12及び図13は、第二仮挿入工程の説明図であり、図14及び図15は、本挿入工程の説明図である。なお、図10、図12及び図14は、作業の様子を側方から見た図となっており、厳密には空間5を側方から見たときの図となっている。また、図11、図13及び図15は、作業の様子を上方から見た図となっており、厳密には目地3周辺を上方から見たときの図となっている。
第一仮挿入工程は、乾式ガスケット1の根元部が目地3内に幾分入り込んだ状態で行われる。作業者は、第一仮挿入工程を行うにあたり、治具10を用意する。そして、作業者は、図10に示すように、治具10に備えられた基部11の長手方向両端部のうち、平面部13が設けられている第一端部(他端部)を空間5内に入れ込む。この際、作業者は、上記空間5の上方又は下方から基部11の第一端部を空間5内に入れ込む。なお、図10では、空間5の上方から基部11の第一端部を空間5内に入れ込んだ状況を図示している。
その後、作業者は、空間5内に入り込んだ第一端部中の平面部13を、目地3内に入り込んだ乾式ガスケット1の外側表面1b(屋外側に面する表面)に当接させる。さらに、作業者は、平面部13を乾式ガスケット1の外側表面1bに当接させながら、上記の第一端部が目地3の開口3aに近付くように基部11を動かす。具体的には、図10に示すように、平面部13が徐々に目地3の開口3aに接近するように基部11を傾ける。これにより、上記の平面部13が乾式ガスケット1を目地3の奥部に向けて押圧するようになる。
やがて、平面部13は、目地3の開口3aよりも幅広であるため、外壁パネル2のうち、目地3の開口3aの縁部分に当接するようになる。これ以降、平面部13による押圧が規制されるようになる。かかる時点で、乾式ガスケット1は、図11に示すように、その外側表面1bが各外壁パネル2の露出面と並ぶ位置まで目地3内に入り込んでいる。すなわち、第一仮挿入工程は、乾式ガスケット1の外側表面1bが各外壁パネル2の露出面と並ぶように当該乾式ガスケット1を平面部13によって押圧する工程である。
第二仮挿入工程は、第一仮挿入工程の完了後に行われ、乾式ガスケット1の外側表面1bが各外壁パネル2の露出面と並ぶ位置まで乾式ガスケット1が目地3内に入り込んでいる状態で行われる。作業者は、治具10の厚み方向両端の位置が反転するように治具10を持ち替えた後、図12に示すように第一端部(他端部)を再度空間5内に入れ込む。この際、作業者は、第一仮挿入工程と同様、空間5の上方又は下方から基部11の第一端部を当該空間5内に入れ込む。なお、図12では、空間5の上方から基部11の第一端部を空間5内に入れ込んだ状況を図示している。
その後、作業者は、空間5内に入り込んだ第一端部中の凸部12を、目地3内に入り込んだ乾式ガスケット1の外側表面1bに当接させる。厳密に説明すると、作業者は、第一端部中の凸部12のうち、長手方向において最も端側に位置する部分に形成された傾斜面部16を乾式ガスケット1の外側表面1bに当接させる。そして、作業者は、傾斜面部16を乾式ガスケット1の外側表面1bに当接させながら、上記の第一端部が目地3の開口3aに近付くように基部11を動かす。具体的には、乾式ガスケット1の外側表面1bに当接している傾斜面部16が乾式ガスケット1と共に目地3の奥部へ移動するように基部11を傾ける。これにより、凸部12が、傾斜面部16を乾式ガスケット1に押し当てて、当該乾式ガスケット1を目地3の奥部に向けて押圧するようになる。
そして、乾式ガスケット1を目地3の奥部へ幾分押し込んだ時点で、作業者は、第二仮挿入工程を終了する。かかる時点で、乾式ガスケット1は、図13に示すように、その外側表面1bが目地3の開口3aよりも幾分奥側に至るまで目地3内に押し込まれている。すなわち、第二挿入工程は、乾式ガスケット1の目地3内に入り込んだ部分を第一端部中の凸部12(厳密には、第一端部にある傾斜面部16)によって目地3の奥部へ押し込む工程である。
本挿入工程は、第二仮挿入工程の完了後に行われ、乾式ガスケット1の外側表面1bが目地3の開口3aよりも幾分奥側に至るまで乾式ガスケット1が目地3内に押し込まれた状態で行われる。作業者は、治具10の長手方向両端の位置が入れ替われるように治具10を持ち替えた後、図14に示すように第二端部(一端部)を空間5内に入れ込む。この際、作業者は、空間5の上方又は下方から基部11の第二端部を当該空間5内に入れ込む。なお、図14では、空間5の上方から基部11の第二端部を空間5内に入れ込んだ状況を図示している。
また、本挿入工程では、図14に示すように、長手方向において第二端部寄りの位置で基部11に取り付けられたボルト14が空間5内に位置するようにまで第二端部を空間5内に入れ込む。
その後、作業者は、空間5内に入り込んだ第二端部中の凸部12を、目地3内に入り込んだ乾式ガスケット1の外側表面1bに当接させる。より厳密に説明すると、作業者は、第二端部中の凸部12のうち、長手方向において最も端側に位置する部分に形成された傾斜面部16を乾式ガスケット1の外側表面1bに当接させる。この際、第二端部中の凸部12は、図14及び図15に示すように、目地3の開口3aを通じて目地3内に幾分入り込んでいる。
そして、作業者は、傾斜面部16を乾式ガスケット1の外側表面1bに当接させながら、上記の第二端部が目地3の開口3aに近付くように基部11を動かす。より具体的に説明すると、作業者は、空間5内に至ったボルト14の先端部分(厳密には、ボルト14の頂部)を側桁4aの内側壁面(外壁パネル2との対向面)に当接させる。その後、作業者は、ボルト14の先端部分を側桁4aの内側壁面に当接させながら基部11を動かす。これにより、第二端部中の凸部12は、乾式ガスケット1の外側表面1bに傾斜面部16を押し当てて、当該乾式ガスケット1を目地3の奥部へ更に押圧するようになる。
以上のように、本挿入工程では、乾式ガスケット1の目地3内に入り込んだ部分を第二端部中の凸部12(厳密には、第二端部にある傾斜面部16)によって目地3の奥部へ更に押し込む。この際、ボルト14の先端部分を支点にしてテコの原理によって乾式ガスケット1を目地3内に押し込むため、第二端部中の凸部12から乾式ガスケット1に向けて十分な押圧力(厳密には、第二仮挿入工程において第一端部中の凸部12から掛かる押圧力よりも大きな押圧力)が作用するようになる。これにより、乾式ガスケット1は、図15に示すように目地3の最狭部3b(具体的には、フィン部1aが外壁パネル2中の板材部2cの小口面と当接する位置)まで押し込まれるようになる。
なお、本実施形態に係る治具10において、ボルト14の位置(換言すると、ナット15の配置位置)は、第二端部中の傾斜面部16との位置関係を考慮して好適な位置に設定されている。これにより、ボルト14の先端部分を支点にして第二端部中の傾斜面部16を乾式ガスケット1に押し当てる際には、治具10と周囲の部材(例えば、側桁4a)との干渉を避けつつ、乾式ガスケット1を目地3内の所定位置に向けて良好に押し込むことが可能となる。
以上までに説明してきたように本実施形態に係る治具10を用いて第一仮挿入工程、第二仮挿入工程及び本挿入工程を行うことで、目地3の手前位置で十分なスペースが確保されない状況であっても乾式ガスケット1を適切に目地3内に挿入することが可能となる。
1 乾式ガスケット(ガスケット)
1a フィン部、1b 外側表面
2 外壁パネル(壁部材)
2a 面材部、2b 縦胴縁、2c 板材部、2d フレーム
3 目地、3a 開口、3b 最狭部
4 屋外階段、4a 側桁(他の建材)
5 空間
10 治具(ガスケット挿入用治具)
11 基部、12 凸部(第一突出部)
13 平面部、14 ボルト(第二突出部)
15 ナット、16 傾斜面部

Claims (9)

  1. 隣り合う二つの壁部材の間に形成された隙間内にガスケットを挿入するガスケット挿入方法であって、
    長尺の基部と、該基部の厚み方向に突出した第一突出部と、第一突出部が突出する向きとは反対向きに突出した第二突出部と、を有し、前記第一突出部が、前記基部の長手方向における一端部に設けられているガスケット挿入用治具を用意することと、
    前記一端部を、前記隙間の開口に臨む位置に配置された他の建材と前記二つの壁部材の各々との間に形成された空間内に入れ込むことと、
    前記空間内に入り込んだ前記一端部中の前記第一突出部が前記隙間内に入り込んだ前記ガスケットに当接している状態で、前記第二突出部の先端部分を前記他の建材に当接させながら前記基部を動かすことにより、前記ガスケットの前記隙間内に入り込んだ部分を前記第一突出部によって前記隙間の奥部へ押し込むことと、を行うことを特徴とするガスケット挿入方法。
  2. 前記ガスケット挿入用治具を用意する際には、前記開口の横幅よりも広い幅を備えている平面部を更に有する前記ガスケット挿入用治具を用意し、
    前記一端部を前記空間内に入れ込む前に、
    前記長手方向における前記ガスケット挿入用治具の両端部のうち、前記平面部が設けられている他端部を前記空間内に入れ込むことと、
    前記空間内に入り込んだ前記他端部中の前記平面部が前記隙間内に入り込んだ前記ガスケットの外側表面に当接している状態で前記基部を動かすことにより、前記外側表面が前記二つの壁部材の各々の露出面と並ぶように前記ガスケットを前記平面部によって押圧することと、を行うことを特徴とする請求項1に記載のガスケット挿入方法。
  3. 前記ガスケット挿入用治具を用意する際には、前記長手方向において前記基部の一端から他端に亘って前記第一突出部が設けられた前記ガスケット挿入用治具を用意し、
    前記ガスケットの前記隙間内に入り込んだ部分を前記平面部によって押圧した後であって前記一端部を前記空間内に入れ込む前に、前記空間内に入り込んだ前記他端部中の前記第一突出部が前記隙間内に入り込んだ前記ガスケットに当接している状態で前記基部を動かすことにより、前記ガスケットの前記隙間内に入り込んだ部分を前記他端部中の前記第一突出部によって前記隙間の奥部へ押し込み、
    前記一端部を前記空間内に入れ込んだ後に、前記一端部中の前記第一突出部が前記隙間内に入り込んだ前記ガスケットに当接している状態で、前記第二突出部の先端部分を前記他の建材に当接させながら前記基部を動かすことにより、前記ガスケットの前記隙間内に入り込んだ部分を前記一端部中の前記第一突出部によって前記隙間の奥部へ更に押し込むことを特徴とする請求項2に記載のガスケット挿入方法。
  4. 前記一端部を前記空間内に入れ込む際には、前記開口に臨む位置に配置されて前記二つの壁部材の各々と対向している平板状部材と前記二つの壁部材の各々との間に形成された前記空間内に、前記一端部を入れ込むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のガスケット挿入方法。
  5. 隣り合う二つの壁部材の間に形成された隙間内にガスケットを挿入するために用いられるガスケット挿入用治具であって、
    長尺の基部と、
    該基部の厚み方向に突出した第一突出部と、
    第一突出部が突出する向きとは反対向きに突出した第二突出部と、
    前記隙間の開口の横幅よりも広い幅を備えている平面部と、を有し、
    前記第一突出部は、前記基部の長手方向における一端部に設けられ、
    該平面部は、前記長手方向における前記基部の他端部に設けられていることを特徴とするガスケット挿入用治具。
  6. 前記第一突出部は、前記厚み方向における前記基部の一端面から突出しており、前記長手方向における前記基部の一端から他端に亘って設けられており、
    前記平面部は、前記厚み方向における前記基部の他端面に設けられており
    前記基部、前記第一突出部及び前記平面部が一体化されて中空体を構成しており、
    該中空体の前記長手方向と直交する断面がT字形状の断面となっていることを特徴とする請求項に記載のガスケット挿入用治具。
  7. 隣り合う二つの壁部材の間に形成された隙間内にガスケットを挿入するために用いられるガスケット挿入用治具であって、
    長尺の基部と、
    該基部の厚み方向に突出した第一突出部と、
    該第一突出部が突出する向きとは反対向きに突出した第二突出部と、を有し、
    前記第二突出部は、ボルトによって構成されており、前記基部に取り付けられたナットに嵌合していることを特徴とするガスケット挿入用治具。
  8. 前記ナットが前記基部に複数取り付けられており、
    各々の前記ナットの取り付け位置が、前記基部の長手方向において互いに異なることを特徴とする請求項に記載のガスケット挿入用治具。
  9. 隣り合う二つの壁部材の間に形成された隙間内にガスケットを挿入するために用いられるガスケット挿入用治具であって、
    長尺の基部と、
    該基部の厚み方向に突出した第一突出部と、
    該第一突出部が突出する向きとは反対向きに突出した第二突出部と、を有し、
    前記基部の長手方向における前記第一突出部の端部には、前記長手方向及び前記厚み方向の双方に対して傾斜した傾斜面部が設けられていることを特徴とするガスケット挿入用治具。
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