JP2818801B2 - レジスターマークシール - Google Patents

レジスターマークシール

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JP2818801B2
JP2818801B2 JP1091256A JP9125689A JP2818801B2 JP 2818801 B2 JP2818801 B2 JP 2818801B2 JP 1091256 A JP1091256 A JP 1091256A JP 9125689 A JP9125689 A JP 9125689A JP 2818801 B2 JP2818801 B2 JP 2818801B2
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義和 木村
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義和 木村
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、多色印刷において各色の刷合わせを正確
にするため、版面または原図など見当合わせに用いるレ
ジスターマークシールに関する。
(従来の技術) 従来、レジスターマークは版下用紙等の所定箇所に墨
入れによって付されていたが、墨入れは技術的に難し
く、習熟するにはかなりの年期が要り、また、個々の作
業においては時間が掛る欠点があった。
そこで、その解決策として種々の方法が考えられた。
最も盛用されている方法は、レジスターマークを粘着性
のテープに連続して印刷しておき、使用の段階でマーク
単位毎に切取って版下用紙等の所定箇所に見当合わせし
ながら貼着するというものである。
この方法では、墨入れの不便さは解消されたものの、
貼着を実効する前の見当合わせの微調整が殆ど不可能で
ある。
本発明者は、この点を改良すべく実開昭59−48545
(実願昭57−145435号)を考案した。この先行発明で
は、レジスターマークをシールにしたものである。すな
わち、レジスターマークを連続して粘着性の透明シート
に印刷し、同粘着面を剥離紙で被覆したものを、レジス
ターマーク毎に裁断して一単位としてのシールにしたも
ので、構成上の特徴は、剥離紙にレジスターマークの中
心部分に対応する剥離紙部分(A)とその周囲部分
(B)とに分離する区画切取線を設けた点である。
これを第5図(1)乃至(3)について詳説すると、
(1)に示すようにレジスターマーク21を付した粘着性
透明シート22の粘着面23には、レジスターマークの中心
部24に対応する剥離部(A)と、周囲部(B)とに区画
する区画切取線25を設けている。このレジスターマーク
シールを用いて見当合わせするには、同図(2)に示す
ように先ず剥離部(A)のみを剥離した後版下用紙29に
周囲部(B)が当てがわれる。剥離部(A)には既に剥
離紙は無いので粘着面23が露呈しているが、貼着面は周
囲部(B)の厚み分だけ版下用紙面29から浮き上ってい
るので直ちに版下用紙29に貼着することはなく、周囲部
(B)を版下用紙29面上で摺動させることが出来る。
摺動させつつ版下面上に予め鉛筆などで付された記し
を透明シール上から透視し、同記しとレジスターマーク
の位置とが合ったとき透明シールの上から(3)図矢印
方向に指で押すとレジスターマークの中心部分24は版下
用紙29に圧接されレジスターマークが付される。この状
態で、周囲部(B)の剥離紙を剥離除去しシール全体を
版下用紙面29に貼着する。シールは透明であるからレジ
スターマーク21だけが明瞭に版下用紙29に残る。摺動に
よる微調整によって正確な見当合わせが可能となるもの
である。
(発明が解決しようとする課題) この先行発明によるレジスターマークシールは、各マ
ーク単位にシールになっているので作業効率がよく、ま
た、摺動による微調整が可能であるので正確な見当合わ
せができるという長所がある反面、ばらばらのシールを
箱などに収納しなければならない手間と、シールから剥
離紙を剥がす手間が要り、さらに、剥離後の剥離紙が時
として膨大な屑として残る不都合があった。
この発明は、この先行発明の長所を生かしつつ前記不
都合を解消するためになされたものである。
すなわち、第一に、剥離紙を使用しない。これは単に
剥離紙を剥がす手間を省くだけでなく、高価な剥離紙を
使用する必要がなくなり、コスト軽減に役立つ。第二
に、剥離紙の小片を屑として出す弊害が防止できる。第
三に、接着テープ(例、商品名「セロテープ」)のよう
にロール状に巻き取って収納できるようにすることが出
来るので、保全や携帯に便利である。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明のレジスターマーク
シールは、共に同一方向に延びる一面を粘着面とした第
一の透明フイルム層と、同粘着面側に積層した第一のフ
イルム層より細幅の第二の透明フイルム層とからなり、
かつ、前記第一、第二のフイルム層の表裏計四面の内の
何れか一面にレジスターマークを付したことを特徴とし
ている。
上記目的を達成するため、さらに本発明のレジスター
マークシールは、一面を粘着面としたテープ状の第一の
透明フイルム層と、同粘着面側に所定の間隔をあけて積
層した不連続な第二の透明フイルム層とからなり、か
つ、前記第一、第二のフイルム層の重合部分の表裏計四
面の内の何れか一面にレジスターマークを付したことを
特徴としている。
(作用) 第一フイルム層の粘着面は、第二のフイルム層の厚み
分版下用紙面から浮き上がっているので直ちに同用紙に
引っ付くことはない。第二のフイルム層は同用紙に接触
しているので見当合わせを行うに際し第二のフイルム面
を版下用紙面に摺動させつつ微調整が可能である。見当
合わせが完了すれば第二のフイルム層両縁辺より出っ張
った第一のフイルム層の粘着面を版下用紙面に押圧して
貼着させることができる。
(実施例) 実施例(1) 連続した比較的細幅の透明の合成樹脂フイルム2
(例、ポリエチレンフイルム)の一面を粘着面3とす
る。以下このフイルムを第一のフイルムと言う。粘着面
3は、粘着剤を公知の方法により塗布して形成される。
粘着面3側に第一のフイルム2より幅が細い第二の透明
フイルム4を長さ方向に積層する。第二のフイルム4
は、第一のフイルム2より細幅であるので粘着面3は第
二のフイルム4の幅の両側に突出することになる。突出
量が余り大きいと突出縁が垂れ下がる心配があるので、
垂れ下がらない程度とする。垂れ下がると粘着面が第2
図(2)に示すように版下用紙5に引っ付くおそれがあ
る。垂れ下がりを防ぐためにフイルムの厚みを大きくす
ると、裁断に支障を来すことになる。符号6は、一レジ
スターマークを一単位として裁断する場合の目安となる
もので、図面では説明の、便宜上点線で示しているが、
通常、線引き(ミシン目を含む)は行わない。
実施例(2) 第3図および第4図において、符号2は実施例(1)
同様の連続した比較的細幅の透明の合成樹脂フイルム
で、粘着面3を有する。本実施例では、第二フイルム4
の形状が実施例(1)とは異なる。ここでは、第二フイ
ルムは、一定の間隔をあけた不連続な形態となってい
る。隣接した第二フイルム層の間に裁断線6を想定する
が、実施例(1)同様図面の点線は説明の便宜のためで
ある。裁断線6に沿って裁断した状態の断面は第4図に
示すように実施例(1)と同様に、第一フイルム層の粘
着面3が第二フイルム層の両側より突出縁として突出し
ている。第一、第二のフイルム層が重なり合った重合部
分にレジスターマーク1を付す。
図示実施例では(1)、(2)ともにレジスターマー
ク1は第一のフイルム2の表面に付されているが、レジ
スターマーク1の位置は少なくとも四ヵ所適宜選択して
決めることが出来る。すなわち、第一のフイルム2の表
裏、第二のフイルム4の表裏、計四面の内の一面を選択
すればよい。フイルム2、4は何れも透明であるのでレ
ジスターマークの位置は以上の何処に在っても同じであ
る。また、レジスターマークを付ける方法は、印刷、現
像・焼付け等公知の方法が採用できる。現像・焼付けに
よる場合は、そのフイルム層にジアゾ感光樹脂を塗布す
るが、フイルム自体をジアゾ感光樹脂フイルムを用いる
かをコスト、作業性等を勘案して決める。
このレジスターマークシールを見当合わせに用いるに
は、シールを裁断線6に沿ってレジスターマーク毎に裁
断しシール化する。次に、各シールにおいて第二のフイ
ルム4面を版下用紙5に当てる。両フイルム2、4は透
明であるから版下用紙側の記しはよく透視できる。ま
た、粘着面3と版下用紙面5との間には第二のフイルム
4の厚み分隙間(d)があいているので両者が直ちに引
っ付くことはない。従って、第二のフイルム4と版下用
紙5面との接触面でシール全体を摺動させることが出来
る。摺動させながらレジスターマークと版下用紙面上の
記しとの微調整を行う。見当合わせが出来れば、接着面
3の突出縁を版下用紙5に押しつけ貼着し第一、第二フ
イルムを版下用紙5に固定する。第2図(2)は突出縁
が版下用紙5に押圧される過程を記す。また、第一フイ
ルム2の厚みが薄いために版下用紙5面上に垂れ下がっ
た場合もこの様な状態になる。
裁断は、刃物、鋏、その他常用の手段を用いて両フイ
ルムの幅方向にレジスターマーク単位に行う。レジスタ
ーマークを接着テープ状に巻体として使用する場合に
は、接着テープについている様な専用の使い捨ての刃を
巻体に保持させておけば便利である。
(発明の効果) 剥離紙を用いないので剥離紙を剥がす手間が掛から
ず、また、剥離紙の屑が出ることはない。高価な剥離紙
を使用しないので原価の低減に役立つ。見当応合わせの
微調整は、第二のフイルム面を版下用紙面上で摺動させ
つつ行えるのでより正確な見当合わせが出来る。剥離紙
がないので第一フイルム、第二フイルムを合わせた全体
の厚みは薄くて済み、接着テープ状に芯の上に巻き取っ
て使用することが出来るから、携帯に便利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例(1)の斜視図、第2図は、
第1図II−II線に沿った拡大断面図で、(1)は構成を
説明し、(2)は作用を説明する。第3図は、実施例
(2)の斜視図、第4図は第3図IV−IV線に沿った拡大
断面図である。第5図は従来例を示し、(1)は構成を
説明する拡大断面図、(2)、(3)は作用を説明する
拡大断面図である。 1……レジスターマーク 2……第一の透明フイルム 3……粘着層 4……第二の透明フイルム 5……版下用紙

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共に同一方向に延びる一面を粘着面とした
    第一の透明フイルム層と、同粘着面側に積層した第一の
    フイルム層より細幅の第二の透明フイルム層とからな
    り、かつ、前記第一、第二のフイルム層の表裏計四面の
    内の何れか一面にレジスターマークを付したことを特徴
    とするレジスターマークシール。
  2. 【請求項2】一面を粘着面としたテープ状の第一の透明
    フイルム層と、同粘着面側に所定の間隔をあけて積層し
    た不連続な第二の透明フイルム層とからなり、かつ、前
    記第一、第二のフイルム層の重合部分の表裏計四面の内
    の何れか一面にレジスターマークを付したことを特徴と
    するレジスターマークシール。
  3. 【請求項3】レジスターマークが現像・焼付けにより付
    された請求項1または2記載のレジスターマークシー
    ル。
  4. 【請求項4】共に同一方向に延びる一面を粘着面とした
    第一の透明フイルム層と、同粘着面側に積層した第一の
    フイルム層より細幅の第二の透明フイルム層とからな
    り、かつ、前記第一、第二のフイルム層の表裏計四面の
    内の何れか一面にレジスターマークを付した積層体を接
    着テープ状に巻いたことを特徴とするレジスターマーク
    シール。
  5. 【請求項5】一面を粘着面としたテープ状の第一の透明
    フイルム層と、同粘着面側に所定の間隔をあけて積層し
    た不連続な第二の透明フイルム層とからなり、かつ、前
    記第一、第二のフイルム層の重合部分の表裏計四面の内
    の何れか一面にレジスターマークを付した積層体を接着
    テープ状に巻いたことを特徴とするレジスターマークシ
    ール。
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