JP2818638B2 - 円筒形アルカリ電池の組立装置 - Google Patents

円筒形アルカリ電池の組立装置

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positive electrode
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繁男 美和
晴彦 竹井
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富士電気化学株式会社
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、LR6型などの円筒
形アルカリ電池の組立装置に関し、特に、発電要素を収
納した有底円筒形正極缶の開口部の内周に蓋セット部品
をはめ込むとともに、正極缶の開口端縁部を少し縮径絞
り加工して蓋セット部品を正極缶に仮締めするための組
立装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的な組立装置の構成と動作を
図1に示している。この装置の基本的な構成要素は、正
極缶1をほぼ垂直に保持して上下動させる下部駆動治具
2と、この下部駆動治具2の上方に固定設置されたリン
グ型固定治具3と、この固定治具3の上方に設置されて
蓋セット部品4を保持して上下動させる上部駆動治具5
である。良く知られているように、有底円筒形の正極缶
1の内部には円筒形に成形された正極合剤、セパレー
タ、ゲル状負極、電解液からなる発電要素が収納されて
おり、蓋セット部品4は負極端子板と封口ガスケットお
よび集電棒などの組立品である。
【0003】多数の下部駆動治具2が水平方向に順送り
され、これにセットされた正極缶1に所定のステーショ
ンで発電要素が順次充填され、リング状固定治具3の直
下の封口ステーションに達する。この封口ステーション
において、上部駆動治具5によって下降される蓋セット
部品4がリング型固定治具3で位置決めされつつこれを
ほぼ貫通し、同時に下部駆動治具2により正極缶1が上
昇されて、リング型固定治具3のほぼ直下で蓋セット部
品4が正極缶1の開口端にはめ込まれる。なお、上部駆
動治具5の下面には永久磁石式または真空吸引式のチャ
ックが設けられており、これにより蓋セット部品4が上
部駆動治具5の下部に保持されている。
【0004】つぎに、蓋セット部品4がはめ込まれた正
極缶1が下部駆動治具2によってさらに押し上げられ、
リング型固定治具3の下部内周に設けられているテーパ
ーダイス部3aに正極缶1の開口端部分が圧接して当該
部分が少し縮径絞り加工される。これで正極缶1にはめ
込まれた蓋セット部品4が仮締めされ、蓋セット部品4
のはめ込みによって増加した缶内圧力で蓋セット部品4
の位置がずれるのを防いでいる。
【0005】つぎに、リング型固定治具3の内部にある
蓋セット部品4が上部駆動治具5によって押し下げら
れ、蓋セット部品4付きの正極缶1がリング型固定治具
3の下方に排出され、下部駆動治具2によりつぎのステ
ーションに水平搬送される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の組立装
置(図1)では、蓋セット部品4付きの正極缶1をリン
グ型固定治具3の下方に排出する工程(ノックアウト工
程という)において、正極缶1に対して仮締めした蓋セ
ット部品3の位置ずれが生じやすかった。その原因はつ
ぎの通りである。
【0007】ノックアウト工程の直前で正極缶1の開口
端がリング型固定治具3のテーパーダイス部3aに圧接
して縮径絞り加工が行われており、正極缶1の開口端部
分はテーパーダイス部3aに相当強固にはまり込んでい
る。従って下部駆動治具2が下降するだけではノックア
ウトはできず、もっぱら上部駆動治具5で蓋セット部品
4を押し下げることでノックアウトを行っている。蓋セ
ット部品4と正極缶1の接触部分には液状のシール剤が
塗布されていて両者間の摩擦は非常に小さいのに対し、
正極缶1の開口端部分とテーパーダイス部3aとの固着
力が大きい。そのため上部駆動治具5で蓋セット部品4
を押圧したときに、正極缶1に対して蓋セット部品4が
ずれてしまうことがある。従来装置ではこのような不良
の発生率が比較的高かった。
【0008】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、正極缶に対する蓋セット部
品の装着位置や姿勢の不良発生率を従来より大幅に低減
することができるようにした円筒形アルカリ電池の組立
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに前述の上部駆動装置をつぎのように改良した。つま
り、この発明に係る組立装置における上部駆動治具は、
前記蓋セット部品を押し下げて前記正極缶にはめ込む工
程で当該蓋セット部品の中央部分に当接する挿入ツール
と、前記正極缶の開口端に当接してこれを押し下げて前
記蓋セット部品付きの前記正極缶を前記リング型固定治
具の下方に排出する円筒形のノックアウトツールとから
なり、このノックアウトツール内に前記挿入ツールが嵌
合した二重構造で、両ツールが個別に上下駆動されるよ
うに構成されている。
【0010】
【0011】
【作用】前記蓋セット部品を押し下げて前記正極缶には
め込む工程では、前記上部駆動治具における前記挿入ツ
ールが当該蓋セット部品の中央部分に当接してこれを押
し下げる。一方、前記蓋セット部品付きの前記正極缶を
前記リング型固定治具の下方に排出するノックアウト工
程では、前記上部駆動治具における前記ノックアウトツ
ールが前記正極缶の開口端に当接してこれを押し下げ
る。つまり、ノックアウト工程では前記上部駆動治具が
直接に前記蓋セット部品を押圧しないので、正極缶に対
する蓋セット部品の位置ずれは生じない。
【0012】
【0013】
【実施例】図2に発明の実施例に係る組立装置の構成
と動作を示している。先に詳しく説明した図1の従来装
置と対比すると、上部駆動装置5の構成と動作が以下の
ように異なるが、その基本的な構成と動作はほぼ同じで
ある。
【0014】つまり図2の組立装置の基本的な構成要素
は、正極缶1をほぼ垂直に保持して上下動させる下部駆
動治具2と、この下部駆動治具2の上方に固定設置され
たリング型固定治具3と、この固定治具3の上方に設置
されて蓋セット部品4を保持して上下動させる上部駆動
治具5である。
【0015】多数の下部駆動治具2が水平方向に順送り
され、これにセットされた正極缶1に所定のステーショ
ンで発電要素が順次充填され、リング状固定治具3の直
下の封口ステーションに達する。この封口ステーション
において、上部駆動治具5によって下降される蓋セット
部品4がリング型固定治具3で位置決めされつつこれを
ほぼ貫通し、同時に下部駆動治具2により正極缶1が上
昇されて、リング型固定治具3のほぼ直下で蓋セット部
品4が正極缶1の開口端にはめ込まれる。
【0016】つぎに、蓋セット部品4がはめ込まれた正
極缶1が下部駆動治具2によってさらに押し上げられ、
リング型固定治具3の下部内周に設けられているテーパ
ーダイス部3aに正極缶1の開口端部分が圧接して当該
部分が少し縮径絞り加工される。これで正極缶1にはめ
込まれた蓋セット部品4が仮締めされる。
【0017】つぎに、リング型固定治具3の前記テーパ
ーダイス部3aにはまり込んでいる正極缶1の開口端部
分が上部駆動治具5によって押し下げられ、蓋セット部
品4付きの正極缶1がリング型固定治具3の下方に排出
され、下部駆動治具2によりつぎのステーションに水平
搬送される。
【0018】この発明の実施例装置における前記上部駆
動治具5は、蓋セット部品4を押し下げて正極缶1には
め込む工程で当該蓋セット部品4の中央部分に当接する
挿入ツール5aと、正極缶1の開口端に当接してこれを
押し下げて蓋セット部品4付きの正極缶1をリング型固
定治具3の下方に排出する円筒形のノックアウトツール
5bとからなり、このノックアウトツール5b内に前記
挿入ツール5aが嵌合した二重構造で、両ツール5aと
5bが個別に上下駆動されるように構成されている。つ
まり、蓋セット部品4のはめ込み工程では挿入ツール5
aが下降して蓋セット部品4を押し下げ、ノックアウト
工程ではノックアウトツール5bが下降して正極缶1を
押し下げる。
【0019】なお、挿入ツール5aの下面には永久磁石
式または真空吸引式のチャックが設けられており、これ
により蓋セット部品4が上部駆動治具5の下部に保持さ
れる。また、ノックアウトツール5bの外周には軸方向
の凸条が4本形成されており、これに合せてリング型固
定治具3の内周には軸方向の凹溝が4本形成されてお
り、ノックアウトツール5bの凸条がリング型固定治具
3の凹溝に合致するように組み合わされる。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の装
置にあっては、ノックアウト工程では正極缶に対して蓋
セット部品を押し下げる相対力は作用しないので、従来
のようにノックアウト時に正極缶に対する蓋セット部品
の装着位置や姿勢がずれることがなくなり、ノックアウ
ト工程での不良発生率を従来より大幅に低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の組立装置の構成と動作を示す概略図であ
る。
【図2】第1の発明の実施例による組立装置の構成と動
作を示す概略図である。
【符号の説明】
1 正極缶 2 下部駆動治具 3 リング型固定治具 3a テーパーダイス部 3b、3c 分割体 4 蓋セット部品 5 上部駆動治具 5a 挿入ツール 5b ノックアウトツール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−137840(JP,A) 特開 昭63−299047(JP,A) 特開 平3−182046(JP,A) 実公 昭56−46534(JP,Y2) 国際公開92/4738(WO,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01M 2/08 B21D 51/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電要素を収納した有底円筒形正極缶の
    開口部の内周に蓋セット部品をはめ込むとともに、正極
    缶の開口端縁部を少し縮径絞り加工して蓋セット部品を
    正極缶に仮締めするための組立装置であって、 前記正極缶をほぼ垂直に保持して上下動させる下部駆動
    治具と、この下部駆動治具の上方に固定設置されたリン
    グ型固定治具と、この固定治具の上方に設置されて前記
    蓋セット部品を保持して上下動させる上部駆動治具とを
    備え、 前記上部駆動治具によって下降される前記蓋セット部品
    が前記リング型固定治具で位置決めされつつこれをほぼ
    貫通し、同時に前記下部駆動治具により前記正極缶が上
    昇されて、前記リング型固定治具のほぼ直下で前記蓋セ
    ット部品が前記正極缶の開口端にはめ込まれ、 前記蓋セット部品がはめ込まれた前記正極缶が前記下部
    駆動治具によってさらに押し上げられ、前記リング型固
    定治具の下部内周に設けられているテーパーダイス部に
    前記正極缶の開口端部分が圧接して当該部分が少し縮径
    絞り加工され、 前記リング型固定治具の前記テーパーダイス部にはまり
    込んでいる前記正極缶の開口端部分が前記上部駆動治具
    によって押し下げられ、前記蓋セット部品付きの前記正
    極缶が前記リング型固定治具の下方に排出されるように
    構成されており、 前記上部駆動治具は、前記蓋セット部品を押し下げて前
    記正極缶にはめ込む工程で当該蓋セット部品の中央部分
    に当接する挿入ツールと、前記正極缶の開口端に当接し
    てこれを押し下げて前記蓋セット部品付きの前記正極缶
    を前記リング型固定治具の下方に排出する円筒形のノッ
    クアウトツールとからなり、このノックアウトツール内
    に前記挿入ツールが嵌合した二重構造で、両ツールが個
    別に上下駆動されるように構成されていることを特徴と
    する円筒形アルカリ電池の組立装置。
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