JP2818086B2 - バッテリ残量計 - Google Patents

バッテリ残量計

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JP2818086B2 JP5013565A JP1356593A JP2818086B2 JP 2818086 B2 JP2818086 B2 JP 2818086B2 JP 5013565 A JP5013565 A JP 5013565A JP 1356593 A JP1356593 A JP 1356593A JP 2818086 B2 JP2818086 B2 JP 2818086B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリ残量を検出す
るバッテリ残量計に関し、特に、簡単な構成に従いつつ
高精度にバッテリ残量を検出できるようにするバッテリ
残量計に関する。
【0002】バッテリを駆動源とする電気自動車等のバ
ッテリ搭載装置では、バッテリ残量を検出するバッテリ
残量計を備えて、このバッテリ残量計の検出値に従っ
て、バッテリ切れによる動作不可能状態を回避する構成
を採っている。これから、このバッテリ残量計は、バッ
テリ搭載装置の動作不可能状態を確実に回避できるよう
にするためにも、バッテリ残量を高精度に検出していく
必要がある。
【0003】
【従来の技術】電気自動車等の負荷の大きく変動するバ
ッテリ搭載装置では、この大きな負荷変動に追従するこ
とができないことから、電解比重の測定によるバッテリ
残量の検出という方法を用いることができない。
【0004】これから、このような負荷変動の大きなバ
ッテリ搭載型装置の持つバッテリのバッテリ残量を検出
する場合には、従来では、予めバッテリ電圧とバッテリ
残量との対応関係を求めておいて、この対応関係に従っ
て測定されたバッテリ電圧の示すバッテリ残量を特定し
ていくことで、バッテリ残量を検出していくという方法
を採っている。
【0005】また、他の従来技術として、バッテリの充
放電電力(電流のこともある)を積算していって、満充
電時の容量から差し引いていくことでバッテリ残量を検
出していくという方法を採ることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来技術に従っていると、簡単にバッテリ残量を検出で
きるものの、放置されているとバッテリ電圧が回復する
という特性があることから、バッテリ残量を正確に検出
できないという問題点がある。そして、負荷の大きさに
よってバッテリ電圧が変動してしまうことから、バッテ
リ残量を正確に検出できないという問題点もある。
【0007】一方、後者の従来技術に従っていると、放
置時のバッテリ電圧回復特性には影響されないものの、
バッテリは出力電流が大きくなる程、熱損失等により取
り出せる容量が小さくなるという特性があるが、この特
性を考慮していないことからバッテリ残量を正確に検出
できないという問題点がある。これを解決する1つの方
法として、出力電流の大きさに応じて使用されたバッテ
リ量を大きなものに補正していくという方法を採ること
も考えられるが、この補正値を決定するための準備段階
の作業が大変なものになるとともに、演算処理が複雑に
なるという新たな問題点がでてくることになる。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、簡単な構成に従いつつ高精度にバッテリ残量
を検出できるようにする新たなバッテリ残量計の提供を
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1はバッテリ、2はバッテリ1によ
り駆動される負荷装置、3はバッテリ1のバッテリ残量
を検出する本発明に係るバッテリ残量計である。バッテ
リ1は、放電中に充電される構成を採ることがある。
【0010】本発明に係るバッテリ残量計3は、測定手
段4と、タイマ手段5と、管理手段6と、特定手段7
と、算出手段8とを備える。この測定手段4は、バッテ
リ1の出力電流を測定する。タイマ手段5は、バッテリ
残量の検出サイクルを発行する。管理手段6は、バッテ
リ1の示すバッテリ残量と適用電圧との対応関係データ
を管理する。特定手段7は、管理手段6の管理データを
参照することで対応の適用電圧を特定する。算出手段8
は、バッテリ残量を算出して外部に出力する。
【0011】
【作用】本発明では、管理手段6は、規定の基準電流で
放電させていくときに示すバッテリ1のバッテリ残量と
バッテリ電圧との対応関係データを、バッテリ1の示す
バッテリ残量と適用電圧との対応関係データとして管理
する。ここで、この対応関係データの作成元となる基準
電流として、好ましくは、バッテリ1により駆動される
負荷装置2が平均的な動作状態にあるときに必要となる
バッテリ出力電流が用いられる。そして、この管理にあ
たって、管理手段6は、バッテリ残量としてバッテリ満
充電量に対してのパーセント表示値を用いて対応関係デ
ータを管理することがある。
【0012】このようにして、管理手段6がバッテリ1
の示すバッテリ残量と適用電圧との対応関係データを管
理するときにあって、タイマ手段5が検出サイクルに達
することを発行すると、特定手段7は、管理手段6の管
理データを参照することで、算出手段8が前回の検出サ
イクル時に求めたバッテリ残量に対応付けられる適用電
圧を特定する。
【0013】そして、タイマ手段5が検出サイクルに達
することを発行すると、算出手段8は、先ず最初に、測
定手段4の測定する出力電流と、検出サイクルの時間間
隔と、特定手段7の特定する適用電圧とから、前回の検
出サイクルから今回の検出サイクルまでの間のバッテリ
消費量を算出し、次に、前回の検出サイクル時に求めた
バッテリ残量からこの算出したバッテリ消費量を減算す
ることで、今回の検出サイクル時点のバッテリ残量を算
出して外部に出力していく。
【0014】このとき、算出手段8は、前回の検出サイ
クルと今回の検出サイクルとの間に、バッテリ充電が実
行される場合には、そのバッテリ充電量を評価して、 (バッテリ消費量−バッテリ充電量)の算出式に従っ
て、バッテリ残量の算出処理に用いるバッテリ消費量
(バッテリ充電量の方が大きいときには、バッテリ残量
の増加を表す負のバッテリ消費量となる)を決定してい
くことになる。
【0015】このようにして、本発明のバッテリ残量計
3では、バッテリ1の出力電流のみを測定するだけでバ
ッテリ残量を検出できるようになるとともに、管理手段
6に管理される1種類の対応関係データを用意するだけ
でもってバッテリ残量を検出できるようになることか
ら、簡単な構成でもってバッテリ残量を検出できるよう
になる。
【0016】そして、バッテリ1の出力電流が基準電流
よりも大きいときには、本来のバッテリ電圧は管理手段
6の管理データを求めたときよりも小さな値を示すので
あるが、このときにあっても、本来のバッテリ電圧より
も大きな値を示す適用電圧を使ってバッテリ消費量を算
出していくことで、バッテリ消費量を自動的に大きめに
評価していくとともに、バッテリ1の出力電流が基準電
流よりも小さいときには、本来のバッテリ電圧は管理手
段6の管理データを求めたときよりも大きな値を示すの
であるが、このときにあっても、本来のバッテリ電圧よ
りも小さな値を示す適用電圧を使ってバッテリ消費量を
算出していくことで、バッテリ消費量を自動的に小さめ
に評価していくことになる。
【0017】従って、バッテリ1の出力電流が基準電流
よりも大きいときには、熱損失が大きくなること等で基
準電流での評価よりも大きなバッテリ消費量を消費する
ことになるが、算出手段8は、適用電圧に従ってバッテ
リ消費量を自動的に大きめに評価していくことでこれを
自動的に吸収していくとともに、バッテリ1の出力電流
が基準電流よりも小さいときには、熱損失が小さくなる
こと等で基準電流での評価よりも小さなバッテリ消費量
を消費することになるが、算出手段8は、適用電圧に従
ってバッテリ消費量を自動的に小さめに評価していくこ
とでこれを自動的に吸収していくので、複雑な処理を実
行することなくバッテリ残量を高精度でもって検出でき
るようになる。
【0018】このように、本発明に従うことで、簡単な
構成に従いつつ高精度にバッテリ残量を検出できるよう
になる。
【0019】
【実施例】以下、バッテリにより駆動される電気自動車
に適用した実施例に従って本発明を詳細に説明する。
【0020】図2に、本発明のバッテリ残量計を具備す
る電気自動車の装置構成を図示する。図中、10は電気
自動車、11はバッテリ、12はモータ、13はタイ
ヤ、14はモータコントローラ、15は本発明により構
成されるバッテリ残量計である。
【0021】このバッテリ残量計15は、バッテリ11
の出力電流を測定する電流計16と、電流計16の検出
する出力電流をA/D変換するAD変換部17と、バッ
テリ残量の算出プログラムを格納するとともに、図1で
説明した対応関係データを格納するメモリ部18と、タ
イマクロック信号を発生するタイマ部19と、メモリ部
18に格納されるバッテリ残量算出プログラムを実行す
ることでバッテリ残量を算出するCPU部20と、CP
U部20の算出するバッテリ残量を表示する表示部21
とを備える。
【0022】図1で説明したように、バッテリ残量計1
5のメモリ部18に格納される対応関係データは、バッ
テリ11を規定の基準電流で放電させていくときに示す
バッテリ残量とバッテリ電圧との対応関係を示すもので
ある。この対応関係データを収集するための基準電流と
しては、電気自動車10の平均的な走行状態時のバッテ
リ11の出力電流を用いることが好ましく、例えば、電
気自動車10が平坦路を40〜50km/hの速度で走
行するときのバッテリ11の出力電流3.5Aを用いるこ
とになる。
【0023】図3に、基準電流として3.5Aを採用した
ときに示すバッテリ11の放電特性を示す。ここで、横
軸は放電時間を表しており、縦軸は放電電圧(適用電圧
になるもの)を表している。
【0024】この図3に示すように、バッテリ11は、
3.5Aで放電すると、満充電状態の14.2Vから放電を開
始していって、11.0Vで急激に低下する放電特性を示す
ことになる。放電電圧がvのときのバッテリ残量S(v)
を、「今後、バッテリ11から3.5Aの出力電流でもっ
て電力を取り出していく場合に取り出せることになる電
力量」として定義し、更に、この11.0V時のバッテリ残
量を0%と定義するならば、放電電圧がvのときのバッ
テリ残量S(v) は、
【0025】
【数1】
【0026】で表されることになる。ここで、T0 は放
電電圧が11.0Vになるまでの放電時間、Tは放電電圧が
vになるまでの放電時間を表している。また、この式の
バッテリ残量S(v) のディメンションは%であり、電力
への換算は、満充電時に持つバッテリ11の電力量を乗
算することで実現される。
【0027】このようにして求まるバッテリ残量S(v)
に対して、そのときの放電電圧vをプロットしたものが
バッテリ残量と適用電圧との対応関係データとなる。図
4に、図3に示したバッテリ11の放電特性から求めら
れる対応関係データを図示する。
【0028】メモリ部18に格納されるバッテリ残量算
出プログラムは、このバッテリ残量と適用電圧との対応
関係データを使って、現時点におけるバッテリ11のバ
ッテリ残量を算出するよう処理するものである。
【0029】図5に、CPU部20が実行することにな
るこのバッテリ残量算出プログラムの処理フローの一実
施例を図示する。次に、この処理フローに従って、バッ
テリ残量計15の実行するバッテリ残量算出処理につい
て詳細に説明する。
【0030】電気自動車10が走行を開始すると、バッ
テリ残量計15のCPU部20は、バッテリ残量算出プ
ログラムの実行に入って、図5の処理フローに示すよう
に、先ず最初に、ステップ1で、タイマ部19を起動
し、続くステップ2で、このタイマ部19の発生するタ
イマクロック信号を計時することで、前回の測定時から
規定の測定間隔時間が経過したか否かを判断していく。
このとき設定される測定間隔時間は、例えば100ms
というように、バッテリ11の出力電流の変化時間より
も充分小さく設定しておくことが好ましい。
【0031】このステップ2で、前回の測定時からの規
定の測定間隔時間経過を判断すると、ステップ3に進ん
で、電流計16の検出するバッテリ11の出力電流をサ
ンプリングし、続くステップ4で、メモリ部18に格納
される図4の対応関係データを参照することで、前回の
測定時に求めたバッテリ残量(%)に対応付けられる適
用電圧を特定する。ここで、バッテリ11の満充電状態
から電気自動車10が走行を開始するときには、バッテ
リ残量の初期値として100%を使用し、また、使用途
中の充電状態から電気自動車10が走行を開始するとき
には、バッテリ残量の初期値として前回の走行終了時の
バッテリ残量(%)を使用することになる。
【0032】ステップ4で適用電圧を特定すると、続い
て、ステップ5で、ステップ3で検出した出力電流と、
ステップ4で特定した適用電圧と、設定されている規定
の測定間隔時間との3つの乗算値を算出することで、前
回の測定時と今回の測定時との間のバッテリ消費量を算
出する。
【0033】続いて、ステップ6で、前回の測定時に求
めたバッテリ残量(%)にバッテリ11の満充電電力量
を乗算することで、前回の測定時のバッテリ残量を電力
量で求めて、この求めたバッテリ残量からステップ5で
算出したバッテリ消費量を減算することで、今回の測定
時のバッテリ残量(電力量で表現される)を算出する。
このとき、次回の測定時のために、この求めたバッテリ
残量を%表示に換算しておく。
【0034】そして、ステップ7で、ステップ6で求め
た電力量表現のバッテリ残量(%表現のものでもよい)
を表示部21に表示することで、ドライバに対して、平
均走行したときに使用可能なバッテリ残量を通知してか
ら、ステップ2に戻っていくことで、バッテリ残量の算
出・表示処理を続行していく。
【0035】このようにして、バッテリ残量計15は、
バッテリ出力電流のみを測定するだけでもって、バッテ
リ11のバッテリ残量を算出していくことを実現するの
である。
【0036】本発明者が実験により確認した所では、こ
のようにして検出するバッテリ残量は、従来のバッテリ
残量検出方法で検出されるよりも高精度にバッテリ残量
を検出できることが確認された。これは以下の理由によ
る。
【0037】すなわち、バッテリ11の出力電流が基準
電流よりも大きいときには、本来のバッテリ電圧は対応
関係データを求めたときよりも小さな値を示すのである
が、このときにあっても、本来のバッテリ電圧よりも大
きな値を示す適用電圧を使ってバッテリ消費量を算出し
ていくことで、バッテリ消費量を自動的に大きめに評価
していくとともに、バッテリ11の出力電流が基準電流
よりも小さいときには、本来のバッテリ電圧は対応関係
データを求めたときよりも大きな値を示すのであるが、
このときにあっても、本来のバッテリ電圧よりも小さな
値を示す適用電圧を使ってバッテリ消費量を算出してい
くことで、バッテリ消費量を自動的に小さめに評価して
いくことになる。
【0038】従って、バッテリ11の出力電流が基準電
流よりも大きいときには、熱損失が大きくなること等で
基準電流での評価よりも大きなバッテリ消費量を消費す
ることになるが、適用電圧に従ってバッテリ消費量を自
動的に大きめに評価していくことでこれを自動的に吸収
していくとともに、バッテリ11の出力電流が基準電流
よりも小さいときには、熱損失が小さくなること等で基
準電流での評価よりも小さなバッテリ消費量を消費する
ことになるが、適用電圧に従ってバッテリ消費量を自動
的に小さめに評価していくことでこれを自動的に吸収し
ていくよう処理するので、バッテリ残量を高精度でもっ
て検出できるようになるのである。
【0039】本発明は、ソーラカーに対しても適用可能
である。図6に、本発明のバッテリ残量計15を具備す
るソーラカーの装置構成を図示する。図中、図2で説明
したものと同じものについては同一の記号で示してあ
る。30はソーラカー、22はソーラカー30の備える
太陽電池であって、電力を発電してバッテリ11/モー
タコントローラ14に供給するもの、23はバッテリ残
量計15の備える電圧計であって、バッテリ11の出力
電圧を測定するものである。ここで、この構成にあっ
て、電流計16は、バッテリ11が充電される状態にな
るときには、バッテリ充電電流を測定するよう動作する
ことになる。
【0040】すなわち、ソーラカー30では、バッテリ
11が太陽電池22により充電される構成が採られるの
で、バッテリ残量15は、新たに電圧計23を備える構
成を採って、電流計16により検出されるバッテリ11
への充電電流と、この電圧計23により検出されるバッ
テリ電圧とから、前回と今回のバッテリ残量の測定時の
間に流入するバッテリ充電量を評価して、このバッテリ
充電量に従って、前回と今回のバッテリ残量の測定時の
間のバッテリ消費量を補正していくことで、正確なバッ
テリ残量を検出していく構成を採るのである。
【0041】この補正処理を正確なものとするために
は、充電電流の大きさにより異なることになる充電効率
を考慮していく必要がある。本発明者が検討した所によ
ると、バッテリ残量が80%程度以下となるときには、
図7に示すような直線関係の充電効率を使うことで充分
な精度を実現できるとともに、バッテリ残量が100%
〜80%程度のときには、この直線関係から特定される
充電効率の約1/4の値を使うことで充分な精度を実現
できることが確認された。
【0042】図示実施例について説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、実施例では、
バッテリ残量の測定周期を固定のものとして本発明を開
示したが、本発明はこれに限られることなく、バッテリ
出力電流が大きく変化するときには短い測定周期に設定
するというように、バッテリ残量の測定周期を可変的に
変更していく構成を採ってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成に従いつつ高精度にバッテリ残量を検出でき
るようになる。これにより、バッテリを駆動源とするバ
ッテリ搭載装置を実用的なものとすることができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明のバッテリ残量計を具備する電気自動車
の装置構成図である。
【図3】バッテリの放電特性の説明図である。
【図4】対応関係データの一例である。
【図5】バッテリ残量算出プログラムの処理フローの一
実施例である。
【図6】本発明のバッテリ残量計を具備するソーラカー
の装置構成図である。
【図7】充電効率の説明図である。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 負荷装置 3 バッテリ残量計 4 測定手段 5 タイマ手段 6 管理手段 7 特定手段 8 算出手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ残量を検出するためのバッテリ
    残量計であって、 バッテリの出力電流を測定する測定手段(4) と、 規定の基準電流で放電させていくときに示すバッテリ残
    量とバッテリ電圧との対応関係データを、バッテリ残量
    と適用電圧との対応関係データとして管理する管理手段
    (6) と、 検出サイクルに達するときに、上記管理手段(6) の管理
    する対応関係データを参照することで、前回の検出サイ
    クル時に求められたバッテリ残量に対応付けられる適用
    電圧を特定する特定手段(7) と、 検出サイクルに達するときに、上記測定手段(4) の測定
    する出力電流と、検出サイクルの時間間隔と、上記特定
    手段(7) の特定する適用電圧とからバッテリ消費量を算
    出して、該バッテリ消費量と前回の検出サイクル時に求
    めたバッテリ残量とから今回の検出サイクル時点のバッ
    テリ残量を算出して外部に出力する算出手段(8) とを備
    えることを、 特徴とするバッテリ残量計。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバッテリ残量計におい
    て、 算出手段(8) は、前回の検出サイクルと今回の検出サイ
    クルとの間にバッテリ充電が実行される場合には、その
    バッテリ充電量分、バッテリ消費量を小さく評価してい
    くことでバッテリ残量を算出していくよう処理すること
    を、 特徴とするバッテリ残量計。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のバッテリ残量計に
    おいて、 管理手段(6) の管理する対応関係データの作成元となる
    基準電流として、バッテリにより駆動されるシステムが
    平均的な動作状態にあるときに必要となるバッテリ出力
    電流を用いるよう構成されることを、 特徴とするバッテリ残量計。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載のバッテリ残量
    計において、 管理手段(6) は、バッテリ残量としてバッテリ満充電量
    に対してのパーセント表示値を用いて対応関係データを
    管理するよう構成されることを、 特徴とするバッテリ残量計。
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