JP2817322B2 - 光ファイバ接続箱 - Google Patents

光ファイバ接続箱

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JP2817322B2
JP2817322B2 JP2043357A JP4335790A JP2817322B2 JP 2817322 B2 JP2817322 B2 JP 2817322B2 JP 2043357 A JP2043357 A JP 2043357A JP 4335790 A JP4335790 A JP 4335790A JP 2817322 B2 JP2817322 B2 JP 2817322B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコネクタ付光ケーブル等の接続に使用する光
ファイバのコネクタ接続部を収納した光ファイバ接続箱
に関するものである。
(従来の技術) 第4図はコネクタ接続部を収納した従来の光ファイバ
接続箱の一例の説明図で、同図(イ)は箱内部をあらわ
した上面図、同図(ロ)は(イ)図のB−B′断面図で
ある。
図面に示すように、接続箱本体(1)の中央にコネク
タ接続用のアダプタパネル(2)を配設してある。そし
て接続すべき光ケーブル(3)内の光ファイバ(4)は
それぞれ上記アダプタパネル(2)のそれぞれの側にお
いてターンさせて余長をとり、その先端の光コネクタ
(5)を余長取りした側のアダプタへ挿入していた。
あるいは、接続箱を小型化するため、上記のように接
続すべき光ファイバ(4)の余長をターンさせずに、若
干のたるみを持たせた状態で、その先端の光コネクタ
(5)をアダプタへ挿入することにより、箱本体(1)
の端面からアダプタパネル(2)までの距離を短くして
いた。
なお図面において、(6)は光ケーブル(3)のコネ
クタ、(7)は箱本体(1)上に上蓋を固定するための
パンチ錠、(9)は光ファイバクランパである。
(解決しようとする課題) 第4図に示したような従来の光ファイバ接続箱におい
ては、接続すべき光ファイバをアダプタパネルのそれぞ
れの側でターンさせて余長処理をしており、このため、
光ファイバの最小許容曲げ半径の点よりある程度のスペ
ースを確保する必要があり、大幅な接続箱の小型化は図
れなかった。
又余長処理のターンを行なわない場合には、箱本体の
端面からアダプタパネルまでの距離を短くできるが、そ
れでも光コネクタ部の長さが通常ゴムブーツを含めて40
〜50mmあり、光ファイバ許容曲げ半径等を考慮すると、
短くとも100mm以下にするのは困難であった。さらにこ
の場合、複数本のコネクタ挿入位置が異なるため、光フ
ァイバ曲げがきつくならないよう、それぞれの光ファイ
バ長を比較的厳密に管理しなければならず、その許容公
差が厳しくなるために、コネクタ取付時の制約も大き
く、例えば、1本でもコネクタ付けに失敗すれば、全部
取付け直さなければならないという場合もある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解消し、小型化の実現を可能
とした光ファイバ接続箱を提供するもので、その特徴
は、接続する光ファイバの少くとも一方がアダプタパネ
ルの上記光ファイバのコネクタ導入部とは反対側を迂回
してターンし接続されていることにある。
(作用) 上述した本発明の光ファイバ接続箱においては、光フ
ァイバの余長処理をアダプタスペースを取り込んだスペ
ースで行なうことができるので、箱本体の端面からアダ
プタパネルまでの距離を大幅に短くすることができ(10
0mm以下も可能)、接続箱の小型化が図れる。
又光ファイバの余長処理部の長さも十分あり、ターン
の仕方により長さの調整も可能であるので、コネクタ取
付け時の光ファイバ長の公差も十分確保することができ
る。
(実施例) 第1図は本発明の光ファイバ接続箱の一実施例の説明
図で、同図(イ)は箱内部をあらわした上面図、同図
(ロ)は同様に箱内部をあらわした側面図、同図(ハ)
は(イ)図のA−A′断面図である。
本実施例は6心のコネクタ付ケーブル(3)を相互に
接続する接続箱を示している。アダプタパネル(2)は
箱本体(1)の中央に配設されており、2列3段にアダ
プタ(2a)を配置してあり、又縦方向の2つのスリット
(8)を設けてある。図の右側の光ケーブル(3)より
出た6本の光ファイバ(コード)(4)は3本づつ左右
に分け、それぞれアダプタパネル(2)に設けたスリッ
ト(8)を通過してアダプタパネル(2)の反対側に迂
回し、光ファイバ(4)の曲げがきつくならない範囲で
折返しターンし、アダプタパネル(2)と箱本体(1)
の側面の間を通過して再びケーブル(3)側に戻り、こ
の側で立ち上り光コネクタ(5)をアダプタパネル
(2)のアダプタ(2a)に挿入する。
なお、図の左側から入る光ケーブル(3)の光ファイ
バ(4)についても上述した右側と同様に配線される
が、見易くするために図では省略してある。このように
して、左右の光ケーブル(3)の6心の光ファイバ
(4)の接続を実現できる。
第2図は本発明の光ファイバ接続箱の他の実施例の箱
内部であらわした上面図である。
本実施例は第1図と同じく6心のコネクタ付光ケーブ
ルを接続するための接続箱であるが、第1図と異なり、
光ケーブル(3)が箱本体(1)の同一端面から入り、
ケーブル(3)を折り返し接続する場合の例である。第
2図では第1図と同様右側のケーブルの光ファイバ配線
のみ示しているが、左側のケーブルの光ファイバ配線も
右側と対称である。
光ケーブル(3)から出た6本の光ファイバ(コー
ド)(4)は、図に示すようにアダプタパネル(2)の
周囲を迂回してターンし後再び元に戻り、アダプタパネ
ル(2)に2列3段に配置されたアダプタ(2a)に立上
がり、光コネクタ(5)が挿入される。
第1図及び第2図に示すような光ファイバ(4)の余
長処理を行なうことにより、箱本体(1)の端面からア
ダプタパネル(2)までの距離を80mm程度まで短くする
ことが出来、接続箱本体(1)の寸法は、第1図、第2
図の例ともに、縦140mm×横160mm×高さ65mmである。こ
れに対して、第4図に示す従来の接続箱の例では、箱本
体(1)の端面からアダプタパネル(2)までの距離は
150〜200mm程度必要であり、接続箱本体(1)の寸法
は、例えば縦140mm×横380mm×高さ65mm程度となる。こ
のように本発明の接続箱では横の長さを従来の1/2以下
にすることが可能となる。なお、第1図、第2図及び第
4図には光ケーブルのテンションメンバを把持する機構
を画いていないが、必要に応じて箱本体内部に取付けて
もよい。
第3図は本発明のさらに他の実施例の説明図で、同図
(イ)は内部をあらわした上面図、同図(ロ)は同様の
側面図である。
接続箱本体(1)の左側端面に6心一括コネクタ用レ
セプタクル(10)が装着されており、レセプタクル(1
0)から出ている6本のコネクタ(5)付光ファイバ
(コード(4)はアダプタパネル(2)を固定した基板
(14)と接続箱底面(15)の間に空隙(16)を設け、接
続する光ファイバ(4)が上記空隙(16)内に収納さ
れ、第1図の例と同様にアダプタパネル(2)の反対側
を迂回してターンし、2列3段のアダプタパネル(2)
のアダプタ(2a)に左側から光コネクタ(5)が挿入さ
れている。一方右側からは一般の光ケーブル(3)を接
続するため、その光ファイバ心線(12)の先端に現場取
付け用の簡易光コネクタ(11)を取付け、アダプタパネ
ル(2)において前記レセプタクル側光コネクタ(5)
と接続している。この際、右側の光ファイバ心線(12)
の余長処理は、作業性や光ファイバ心線(12)の取扱い
性等の点から通常の余長処理と同様に箱本体(1)の端
面とアダプタパネル(2)の間でターンさせており、ス
ペースも十分とってある。
このような接続箱は応急用のシステムとして、光ケー
ブルを一時的に仮配線したい場合に、多心一括コネクタ
を取付けた応急光ケーブルと通常の光ケーブルとを接続
するのに利用することができる。即ち、レセプタクル側
は既に配線されており、現場では左側よりレセプタクル
に応急光ケーブルの多心一括コネクタを嵌合し、さらに
右側のケーブルの接続を行なう。このように可搬型とし
ての機能が要求されるので、本発明により接続箱を小型
軽量化していることは大きな効果がある。なお、レセプ
タクルの代りに第1図と同様にコネクタ付光ケーブルを
取付ける構造としてもよい。
なお、上述した実施例では、接続する光ファイバの心
数が6心の例を示したが、これに限るものではない。又
アダプタパネル上で接続する光コネクタも単心コネクタ
となっているが、これに限るものではなく、例えば複数
本の光ファイバを一列に配したテープ型光ファイバ心線
を一括して接続する多心一括コネクタであってもよい。
この場合、第1図、第2図及び第3図の実施例で示した
1本1本の光ファイバコードはそれぞれテープ型光ファ
イバ心線となり、先端にテープ心線型一括コネクタが取
付けられ、アダプタもそれに応じたものとなる。
さらに、上述の実施例における片端側の光ファイバケ
ーブル(又はレセプタクル)は1本(又は1個)に限ら
ず、複数本(又は複数個)を並列させた形態でも、アダ
プタパネルの形状や配置を考慮することにより、本発明
の主旨を活かすことができる。
以上説明した本発明の接続箱において、アダプタパネ
ルを着脱可能又は接続箱内で移動出来、任意の個所で固
定することが出来るように構成しておくと、光コネクタ
やアダプタの清掃時に便利なだけでなく、アダプタパネ
ルの位置を調整することにより、接続余長処理部のスペ
ースを調整することも可能となり、光ファイバの長さ異
なるようなコネクタ付光ケーブル同士の接続等に柔軟に
対応できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の光ファイバ接続箱によ
れば、少心数のコネクタ接続において非常に小型化し得
るので、設置場所のスペースが限られた場所等に適用す
るとき効果的である。
特に応急用システムや移動用ケーブルシステム等のよ
うに、可搬型接続箱として使用する場合には小型化でき
る点で、大きな利用価値がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光ファイバ接続箱の実施例の説明図
で、同図(イ)は内部をあらわした上面図、同図(ロ)
は同様の側面図、同図(ハ)は(イ)図のA−A′断面
図である。 第2図は本発明の光ファイバ接続箱の他の実施例の内部
をあらわした上面図である。 第3図は本発明の光ファイバ接続箱のさらに他の実施例
の説明図で、同図(イ)は内部をあらわした上面図、同
図(ロ)は同様の側面図である。 第4図は従来の光ファイバ接続箱の一例の説明図で、同
図(イ)は内部をあらわした上面図、同図(ロ)は
(イ)図のB−B′断面図である。 1……接続箱本体、2……アダプタパネル、2a……アダ
プタ、3……光ケーブル、4……光ファイバ(コー
ド)、5……光コネクタ、6……光ケーブルコネクタ、
7……パチン錠、8……アダプタパネル上スリット、9
……光ファイバクランパ、10……多心一括コネクタ用レ
セプタクル、11……簡易光コネクタ、12……光ファイバ
心線、13……テンションメンバホルダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−52608(JP,A) 実開 昭60−133408(JP,U) 実開 平1−64601(JP,U) 実開 昭61−92904(JP,U) 実開 昭62−195110(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/36 G02B 6/00 336

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続箱本体内に複数本の光ファイバをコネ
    クタ接続するためのアダプタパネルを有する光ファイバ
    接続箱において、上記アダプタパネルのアダプタ間に接
    続箱底面と垂直な方向に切込み入れて、接続する光ファ
    イバの少なくとも一方が上記アダプタパネルの上記切込
    み内を通して、上記アダプタパネルの上記光ファイバの
    コネクタ導入側とは反対側を迂回してターンし接続され
    ていることを特徴とする光ファイバ接続箱。
  2. 【請求項2】接続箱本体内に複数本の光ファイバをコネ
    クタ接続するためのアダプタパネルを有する光ファイバ
    接続箱において、上記アダプタパネルを固定した基板と
    接続箱底面間に空隙を設け、接続する光ファイバの少な
    くとも一方が上記空隙内に収納され、上記アダプタパネ
    ルの上記光ファイバのコネクタ導入側とは反対側を迂回
    してターンし接続されていることを特徴とする光ファイ
    バ接続箱。
  3. 【請求項3】アダプタパネルが接続箱内で着脱可能又は
    移動可能なことを特徴とする請求項2記載の光ファイバ
    接続箱。
  4. 【請求項4】接続箱本体内に複数本の光ファイバをコネ
    クタ接続するためのアダプタパネルを有する光ファイバ
    接続箱において、該光ファイバ接続箱に多心一括コネク
    タ用レセプタクルが装着されており、該レセプタクルか
    ら複数の接続する光ファイバが上記アダプタパネルの上
    記光ファイバのコネクタ導入側とは反対側を迂回してタ
    ーンし接続され、上記アダプタパネルの反対側は簡易光
    コネクタが取付け可能であり、上記アダプタパネルの反
    対側に、簡易光コネクタの光ファイバがレセプタクル側
    に迂回してターンさせないで接続余長処理が可能なスペ
    ースが確保されていることを特徴とする光ファイバ接続
    箱。
  5. 【請求項5】余長処理のための光ファイバクランパ及び
    接続すべきケーブルのテンションメンバを固定するため
    のテンションメンバホルダを有することを特徴とする請
    求項4記載の光ファイバ接続箱。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3814234B2 (ja) * 2002-07-26 2006-08-23 日本通信電材株式会社 光ケーブル接続用クロージャ
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