JP2817310B2 - 遮断時間設定装置及び遮断時間設定方法 - Google Patents
遮断時間設定装置及び遮断時間設定方法Info
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Description
装置およびその設定方法に関するものである。
忘れによる火災事故等を防ぐために、ガスメータの中に
危険な状態が発生したと判断される時、ガスの供給を遮
断する遮断時間制御装置が組みこまれるようになってき
ている。
付きガスメータの動作についてその概略を第3図及び第
5図に従って説明する。第3図は安全機能付きガスメー
タのブロック図であり、第5図はその動作を説明するフ
ローチャートである。第3図において1は流量計測回
路、2は個別流量推定回路、3は遮断時間制御回路、4
は遮断時間設定回路、5は弁駆動回路、401はアドレス
発生器、402は記憶回路、403はタイマー回路である。第
5図の流量計測ロジック6は流量計測回路1の機能を、
個別流量推定ロジック7は個別流量推定回路2の機能
を、遮断時間制御ロジック8は遮断時間制御回路3の機
能を、遮断時間設定ロジック9は遮断時間設定回路4の
機能をそれぞれ説明している。
ーチャート6:以下同様であり番号のみを示す)。計測さ
れたガス流量と過去の計測流量とから現在使われている
ガス器具の数と各ガス器具の個別流量値を推定する
(7)。過去の個別流量値と現在の個別流量値とから遮
断時間のカウントをリセットし、新たな遮断時間の設定
値を設定し直すかどうかを判断する(8)。設定する必
要がなければ次の計測に戻る。もし再設定の必要があれ
ば遮断時間の設定を行い、戻る(9)。このような動作
においてもし生ガスが長時間放出されている場合には遮
断時間の再設定は行われず設定時間経過後、弁が閉じら
れガスの供給がストップする。
を示し説明する。図においてQM1-2は2つ前(1分前)
の計測値、QM1-1は1つ前(30秒前)の計測値、QM1は現
在の計測値である。まず2つ前の計測値と1つ前の計測
値の差が1つ前の計測値の3%以上であればガス器具の
使用条件が変化したと判断し、使用条件に変化がなけれ
ば次の計測に戻る(13)。従ってもし生ガスの放出があ
り人がいなかった場合にはロジック13で常に使用条件に
変化がないものと判断し、第5図の遮断時間設定ロジッ
ク9で設定された時間経過後ガスが遮断されることとな
る。次に使用条件に変化があったと判断された場合には
現在の計測値と2つ前の計測値の差ΔQが正の場合には
新たに流量ΔQの器具が使用されたとして増加流量処理
15へ行く。ΔQが負の場合には何等かの器具が消された
として減少流量処理16へ行く(14)。
ートを示す。過去にテーブルに登録された流量値Q0〜Q4
(各ガス器具の個別の流量値であり、ガス器具のうち最
大流量のものがQ0に登録されている)と今回の流量変化
量ΔQとを比較する(17)。大きな流量値から順次Q0,Q
1,Q2,‥‥に登録していく(18)。そして遮断時間制御
ロジック8(第5図参照)において遮断時間の再設定を
行うかどうか判断する。
チャートを示す。ΔQは負であるが以下の動作を行う前
にΔQを正の値に変換する。今回の流量変化ΔQに一番
近いテーブル登録値のガス器具が消されたと判断し登録
値Q1を抹消する(20)。大きい順に再登録を行う(2
1)。もし抹消したQ1と流量変化量ΔQの値が大きく異
なる時にはロジック25に行き、抹消したQ1と流量変化量
ΔQの値にあまり差がない時にはロジック23にいく(2
2)。ロジック23ではガス器具が1つも登録されていな
いかどうかを判断し、登録されていれば遮断時間制御ロ
ジック8(第5図参照)において遮断時間の再設定を行
うかどうか判断する。1つも登録されていなければロジ
ック24へ行く。ロジック24ではガス器具が1つも登録さ
れていないのに計測流量値QM1が存在するので新たに流
量QM1のガス器具が使用を開始されたとして増加流量処
理15に行く。ロジック25では抹消した流量Q1と流量変化
量ΔQを比較し流量Q1のほうが大きい場合には流量を抹
消しすぎたとして新たに流量(Q1−ΔQ)のガス器具が
使用を開始したとして増加流量処理15に行く(26)。も
しΔQのほうが大きければまだ消したりないとしてロジ
ック27に行く。ロジック27では登録値がなければ計測流
量値QM1を新たに追加すべく、ロジック24に行く。登録
値があれば消したりない分をあらたにΔQとしてロジッ
ク20に戻る(28)。以上の動作によりガスメータは内部
メモリーに現在使われているガス器具の個別の流量を推
定し記憶している。そして記憶している最大個別流量に
変化があった時に遮断時間のカウントをストップし遮断
時間の再設定を行う。
チャートである。最大個別流量(=Q0)がQMAXとして記
憶される(10)。流量値を13の区分に分割し、QMAXがど
の区分に属するか調べ、属する区分の値をテーブルより
引いてくる(11)。次表に流量値区分と遮断時間TCの関
係を表すテーブルを示す。
タイマーのカウントを開始する(901)。TC時間経過
後、ガスメータ内の遮断弁を駆動しガス供給を遮断す
る。
る。これはガス給湯器のような大流量のものは使用時間
が短く、ガスストーブのような流量の小さなガス器具は
使用時間が長いという使用実態と爆発に対する安全性を
考えたものである。
程度のガスストーブが最大個別流量値として登録されて
いる場合、表より遮断時間TCは720分に設定される。そ
して720分以上連続して使用すると遮断が発生すること
となる。ガスストーブのようなガス器具は720分を超え
て使用される可能性は充分考えられ、使用面からみると
720分で遮断してしまうのは問題であるという課題を有
していた。
超える長時間使用があった場合でも遮断することなくし
かも消し忘れによる火災事故を防ぐことのできる遮断時
間設定装置と遮断時間設定方法を提供するものである。
は、流量値の大きさによりアドレスを発生するアドレス
発生器と前記アドレス発生器からの信号により指定され
たアドレスに記憶しているデータを出力する記憶回路と
前記記憶回路の出力により時間が設定されると同時に時
間計測を開始するタイマー回路と前記タイマー回路の出
力と外部信号端子からの信号とを演算処理しタイマー回
路の時間設定を必要に応じ変更するように帰還をかける
演算回路という構成を備えたものである。
人がいるという情報を外部信号端子から受信することに
よりガスストーブが使われており、かつ人がそばにいる
時には遮断時間の延長処理が行われその結果として720
分以上の連続使用が可能となる。人がいなければ720分
で遮断することとなり、ガス器具の消し忘れによる火災
事故を防止することができる。
いて、図面を参照しながら説明する。
ブロック図を示すものである。本発明の遮断時間設定装
置は第3図の遮断時間設定回路3の機能を置き換えたも
のである。
路、403はタイマー回路、404は演算回路、405は第3図
の遮断時間制御回路3の出力に接続される入力端子、40
6は部屋に人がいるかどうかを検出する検出器に接続さ
れる外部信号端子、407は第3図の弁駆動回路5の入力
に接続される出力端子である。
以下第1図を用いてその動作を説明する。なお第1図に
おいて従来例第3図と同じ機能を示すブロックは同一の
番号を付与している。
力する。アドレス発生器401で前記入力の大きさに応じ
たアドレスを発生し、記憶回路402より所定のデータを
引き出す。記憶回路402より引き出されたデータはタイ
マー回路403に加わり計測時間の設定と同時に時間計測
が開始される。タイマー回路403の信号は演算回路404に
加わり外部信号端子406からの信号とともに演算処理さ
れる。第2図は演算回路404の動作を説明するフローチ
ャートである。第2図に従って演算回路の動作を説明す
る。
断し遮断時間TCが経過していなければ何もせず、もし遮
断時間TCが経過したならばつぎのロジック904に行く。
ロジック904では外部信号端子に信号があるかどうかを
判断し、もし信号がなければ弁駆動信号を出力(908)
する。外部信号端子に信号があれば部屋に人がいると判
断して次のロジック905に行く。ロジック905では時間延
長フラグが1かどうかをチェックする。時間延長フラグ
が1であればすでに時間延長が実行されているので再度
の時間延長は行わず弁駆動信号出力908に行く。もし時
間延長フラグが1でなければロジック906で時間延長フ
ラグ1にセットし、ロジック907で延長時間Tをタイマ
ー回路403に設定する。
りアドレスを発生するアドレス発生器と前記アドレス発
生器からの信号により指定されたアドレスに記憶してい
るデータを出力する記憶回路と前記記憶回路の出力によ
り時間が設定されると同時に時間計測を開始するタイマ
ー回路と前記タイマー回路の出力と外部信号端子からの
信号とを演算処理しタイマー回路の時間設定を必要に応
じ変更するように帰還をかける演算回路とを設けること
により、ガスストーブを長時間使用することにより誤遮
断を防止し、かつガス器具の消し忘れによる火災事故を
防止することのできる遮断時間設定装置を提供すること
ができる。
いるかどうかを判断しているが、遮断時間TC経過する前
に部屋に人がいるかどうかを判断し、時間延長の処理を
実行してもかまわない。また遮断時間TC経過前であって
も部屋に人が長時間いない場合には危険であると判断
し、弁駆動信号を出力し、ガス供給を遮断するようにし
てもよい。
スを発生するアドレス発生器と前記アドレス発生器から
の信号により指定されたアドレスに記憶しているデータ
を出力する記憶回路と前記記憶回路の出力により時間が
設定されると同時に時間計測を開始するタイマー回路と
前記タイマー回路の出力と外部信号端子からの信号とを
演算処理しタイマー回路の時間設定を必要に応じ変更す
るように帰還をかける演算回路とを設けることにより、
ガスストーブを長時間使用することによる誤遮断を防止
し、かつガス器具の消し忘れによる火災事故を防止する
ことのできる遮断時間設定装置を提供することができ
る。
ロック図、第2図は同装置の演算回路の動作を説明する
フローチャート、第3図は従来のガスメータのブロック
図、第5図は第3図のガスメータの安全機能の動作を説
明する概略のフローチャート、第4図及び第6図〜第9
図は第5図のフローチャートのそれぞれのロジック部の
詳細を説明するフローチャートである。 1……流量計測回路、2……個別流量推定回路、3……
遮断時間制御回路、4……遮断時間設定回路、5……弁
駆動回路、6……流量計測ロジック、7……個別流量推
定ロジック、8……遮断時間制御ロジック、9……遮断
時間設定ロジック、10〜12……遮断時間設定ロジック構
成要素、13〜28……個別流量推定ロジック構成要素、40
1……アドレス発生回路、402……記憶回路、403……タ
イマー回路、404……演算回路、405……入力端子、406
……外部信号入力端子、407……出力端子。
Claims (2)
- 【請求項1】流量値の大きさによりアドレスを発生する
アドレス発生器と前記アドレス発生器からの信号により
指定されたアドレスに記憶しているデータを出力する記
憶回路と前記記憶回路の出力により時間が設定されると
同時に時間計測を開始するタイマー回路と前記タイマー
回路の出力と外部信号端子からの信号とを演算処理しタ
イマー回路の時間設定を必要に応じ変更するように帰還
をかける演算回路とで構成された遮断時間設定装置。 - 【請求項2】流量値の大きさによりあらかじめ決められ
た設定時間を時間計測を行うタイマーに設定すると同時
に時間計測を開始し、設定時間に至る間に外部信号端子
からの信号に基づき設定時間の変更を行うかどうかの判
断をおこない前記判断に基づき設定時間の変更を行う遮
断時間設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2536490A JP2817310B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 遮断時間設定装置及び遮断時間設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2536490A JP2817310B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 遮断時間設定装置及び遮断時間設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03228775A JPH03228775A (ja) | 1991-10-09 |
JP2817310B2 true JP2817310B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=12163785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2536490A Expired - Lifetime JP2817310B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 遮断時間設定装置及び遮断時間設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2817310B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-05 JP JP2536490A patent/JP2817310B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03228775A (ja) | 1991-10-09 |
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