JP2816881B2 - レーザ光源制御方法及びバーコード読み取り装置 - Google Patents

レーザ光源制御方法及びバーコード読み取り装置

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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 バーコード読み取り装置に係り特に、バーコード読み
取り半導体レーザを有し、このレーザ光の単位時間当り
の総出力に上限を定めてなるバーコード読み取り装置に
関し、 半導体レーザを使用しつつ上限以下のエネルギー発生
量であってもレーザ光の視認性を向上させることを目的
とし、 バーコード読み取り用のレーザ光を発生する半導体レ
ーザを有し、このレーザ光の単位時間当りの総出力に上
限を定めてなるバーコード読み取り装置において、半導
体レーザを所定周期で所定時間上記上限以内で定常的に
発光させたときの制限値より高い出力で、かつその発光
総量が上記制限値以下である出力で発光させる発光制御
手段を設けて構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はレーザ光源制御方法及びバーコード読み取り
装置に係り、特にバーコード読み取り用半導体レーザを
有し、この半導体レーザの単位時間当たりの総出力に上
限を定めてなるレーザ光源制御方法及びバーコード読み
取り装置に関する。
〔従来の技術〕
バーコード読み取り装置は、レーザ発生手段からのレ
ーザ光をポリゴンミラー等の走査手段で走査し、この走
査光で物品の表面に貼付等されたバーコードを照射し、
その反射光を検出して、検出信号をディジタル処理し
て、バーコードの内容を読み取るようにしたものであ
る。このようなバーコード読み取り装置については、そ
の読み取り用のレーザ光が万一、人の目に直接入射した
時にも安全性を確保するため、そのレーザ光の出力に一
定の上限を設けている。
このような上限は例えば連続した1000秒間に出力され
た全てのレーザ光のエネルギーによってその値を定める
ものである。
そして一般にレーザ光の出力は第6図に示すように、
常にこの基準値以下になるように設定されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、近年バーコード読み取り装置の小形化の要
請により、レーザ光の発生源として、従来用いられてい
るヘリウム−ネオンレーザに代え、より小形の半導体レ
ーザが用いられることがある。ところが半導体レーザの
発生するレーザ光の波長は680nmと、ヘリウムネオンレ
ーザの波長633nmに比べると長く、より赤外線領域に近
いものである。このため人間の肉眼では視認しにくい。
ここでバーコード読み取り装置ではスキャンするレーザ
光を確実にバーコードに照射するため物品に照射された
レーザ光の軌跡が肉眼で視認できた方が確実にバーコー
ドを読み取らせることができる。
しかしながら、上述のような基準値以下で半導体レー
ザを使用するとすると上記のレーザ光の軌跡が見えにく
いという問題がある。
そこで本発明は半導体レーザを使用しつつ基準値以下
のエネルギー発生量であってもレーザ光の視認性を向上
させたバーコード読み取り装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にあって、上記の課題を解決するための第1の
手段は、レーザ光源を連続点灯させる際に、所定周期
で、前記レーザ光源の出力が基準値を超える第二の期間
と、前記レーザ光源の出力が前記基準値以下となる第二
の周期とを設定し、前記所定周期内での第二の期間のレ
ーザ光源出力と第二の期間のレーザ光出力との平均値
が、前記基準値以下の出力となるように前記レーザ光源
を発光させることを特徴とする、レーザ光源制御方法で
ある。
本発明の第2の手段は、レーザ光源を連続点灯させる
際に、所定周期で、前記レーザ光源の出力が基準値を超
える第一の期間と、前記レーザ光源の出力が前記基準値
以下となる第二の周期とを設定し、前記第一の期間と前
記第二の期間とを合わせた単位時間当りのレーザ光源出
力の総量が単位時間当りのレーザ光源出力基準値以下の
出力となるように、前記レーザ光源を発光させることを
特徴とする、レーザ光源制御方法である。
本発明の第3の手段は、バーコード読取用のレーザ光
を発生する半導体レーザを有しこのレーザ光の単位時間
当りの総出力に上限を定めてなるバーコード読み取り装
置において、半導体レーザを所定周期毎に、所定期間、
上記上限以内で定常的に発光させたときの制限値より高
い出力で発光させるとともに、その発光量の平均値が上
記制限以下の出力となるように発光させる発光制御手段
を設けたことを特徴とするバーコード読み取り装置であ
る。
本発明の第4の手段は、バーコード読取用のレーザ光
を発生する半導体レーザを有し、このレーザ光の単位時
間当りの総出力に上限を定めてなるバーコード読取装置
において、半導体レーザを所定問期毎に、所定期間、上
記上限以内で定常的に発光させたときの制限値より高い
出力で発光させるとともに、その発光総量が上記上限以
内で定常的に発光させたときの単位時間当りの発光総量
の制限値以下の出力となるように発光させる発光制御手
段を設けたことを特徴とするバーコード読取装置であ
る。
本発明の第5の手段は、上記第3又は第4の手段にお
いて、前記バーコード読み取り装置は、バーコードが付
された物品を検知する物品検知器を更に備え、前記発光
制御手段は、前記物品検知器が物品を検知したときに半
導体レーザを作動させることを特徴とするバーコード読
み取り装置である。
〔作用〕
本発明によれば、発光制御手段は半導体レーザを所定
周期で所定時間上記上限以内で定常的に発光させたとき
の制限値より高い出力で、かつその発光総量が上記制限
値以下である出力で発光させるからレーザ光の視認性は
向上し、またレーザ光の総出力は上限を越えることはな
い。
〔実施例〕
以下本発明に係る実施例を図面に基づいて説明する。
第2図乃至第4図は本発明に係る第一の実施例を示す
ものである。本実施例において、バーコード読み取り装
置は、第2図に示すように縦型で、半導体レーザから出
力されたレーザ光は、光学系(図示していない)を経
て、ポリゴンミラー12で走査される。そして本実施例に
おいてバーコード読み取り装置には、物品検出器13を設
け、この物品検出器によって物品14を検出したときのみ
半導体レーザ11を点灯する。これは半導体レーザの寿命
が限られているため、なるべく長期間にわたって使用で
きるようにするためである。
そして本実施例では半導体レーザ11には発光制御手段
として、レーザ駆動回路16に駆動制御部17を設けてい
る。そしてこのレーザ駆動回路16及び駆動制御部17は、
以下のように半導体レーザの発光制御を行なう。第3図
は半導体レーザの発光特性を示すものであり、第4図は
バーコード読み取り装置の全体の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
初期状態において半導体レーザは消灯状態となってお
り(ST1)、物品検知器13が物品を検知したとき(ST2)
に半導体レーザ1を点灯し(ST3)、点灯後は一定時間T
1(例えば2秒間)高輝度、例えば0.7mWで、またその後
の一定時間T2(例えば3秒)の間は低輝度例えば0.2mW
で交互に輝度を変化させ(ST4)バーコードの読み取り
を行なう。バーコード読み取りが成功した場合(ST5)
には次の物品を検出(ST6)したら続けて半導体レーザ
を発光させ、物品がなければ半導体レーザを消灯する。
読み取りが不成功の場合は(ST5)一旦半導体レーザを
消灯して再度同一の処理を行なう。そして読み取りが物
品がなくなった段階で半導体レーザを消灯する(ST
7)。
この高輝度レーザ光の点灯は、総発光量を基準時間で
割った基準値をこえるが低輝度時の値を考慮した全体の
平均値は全体基準の値を下回るものとしている。また、
高輝度時の値も短時間における最高値を下回るものとし
ている。
これらの基準として例えばアメリカ合衆国のCDRH Cla
ss II aがある。このような平均値及び最大値ははレー
ザ光走査速度等の諸条件によって変化するが、この実施
例の場合、平均強度は0.400×10-3W(0.4mW)、また、
最大値は8.70×10-3W(8.7mW)となる。即ち本発明によ
らない従来例の場合には、常時0.4mW以下で発光しなけ
ればならないこととなる。上記の実施例の数値は個の基
準により計算したものである。即ち0.7mW×2sec+0.2mW
×3sec=0.4mW×5secとなり基準値以下となる。
従って本実施例によれば、上記の平均値を越える値で
発光させることができレーザ光の視認性を向上させるこ
とが出来る。また本実施例によれば、全体としては基準
を下回るものとして構成することができる。
尚上記の実施例によれば、半導体レーザは、高輝度と
低輝度とを交互に繰り返すものとしたが第5図に示すよ
うに点灯消灯を繰り返す事としても良く、更にこれらを
交互に行なう周期、強度も上記の基準内であればどのよ
うな値を選択しても差支えない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればバーコード読み
取り用のレーザ光を発生する半導体レーザを有し、この
レーザ光の単位時間当りの総出力に上限を定めてなるバ
ーコード読み取り装置において、半導体レーザを所定周
期で所定時間上記上限以内で定常的に発光させたときの
制限値より高い出力で、かつその発光総量が上記制限値
以下である出力で発光させる発光制御手段を設けること
としたからレーザ光の視認性は向上し、またレーザ光の
総出力は上限を越えることはない
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、第2図は本発明に係るバーコ
ード読み取り装置の実施例を示す図、第3図は第2図に
示したバーコード読み取り装置の半導体レーザノ発光の
状態を示す図、第4図は第3図に示したバーコード読み
取り装置の作動を示すフローチャート、第5図は本発明
に係るバーコード読み取り装置に使用する半導体レーザ
の他の発光の状態を示す図、第6図は従来のバーコード
読み取り装置の半導体レーザの発光の状態を示す図であ
る。 1……半導体レーザ 2……バーコード読み取り装置 3……発光制御手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光源を連続点灯させる際に、 所定周期で、前記レーザ光源の出力が基準値を超える第
    二の期間と、前記レーザ光源の出力が前記基準値以下と
    なる第二の周期とを設定し、 前記所定周期内での第一の期間のレーザ光源出力と第二
    の期間のレーザ光出力との平均値が、前記基準値以下の
    出力となるように前記レーザ光源を発光させることを特
    徴とする、 レーザ光源制御方法。
  2. 【請求項2】レーザ光源を連続点灯させる際に、 所定周期で、前記レーザ光源の出力が基準値を超える第
    一の期間と、前記レーザ光源の出力が前記基準値以下と
    なる第二の周期とを設定し、 前記第一の期間と前記第二の期間とを合わせた単位時間
    当りのレーザ光源出力の総量が単位時間当りのレーザ光
    源出力基準値以下の出力となるように、前記レーザ光源
    を発光させることを特徴とする、 レーザ光源制御方法。
  3. 【請求項3】バーコード読取用のレーザ光を発生する半
    導本レーザを有しこのレーザ光の単位時間当りの総出力
    に上限を定めてなるバーコード読み取り装置において、 半導体レーザを所定周期毎に、所定期間、上記上限以内
    で定常的に発光させたときの制限値より高い出力で発光
    させるとともに、その発光量の平均値が上記制限以下の
    出力となるように発光させる発光制御手段を設けたこと
    を特徴とするバーコード読み取り装置。
  4. 【請求項4】バーコード読取用のレーザ光を発生する半
    導体レーザを有し、このレーザ光の単位時間当りの総出
    力に上限を定めてなるバーコード読取装置において、 半導体レーザを所定問期毎に、所定期間、上記上限以内
    で定常的に発光させたときの制限値より高い出力で発光
    させるとともに、その発光総量が上記上限以内で定常的
    に発光させたときの単位時間当りの発光総量の制限値以
    下の出力となるように発光させる発光制御手段を設けた
    ことを特徴とするバーコード読取装置。
  5. 【請求項5】前記バーコード読み取り装置は、バーコー
    ドが付された物品を検知する物品検知器を更に備え、 前記発光制御手段は、前記物品検知器が物品を検知した
    ときに半導体レーザを作動させることを特徴とする、請
    求項3又は請求項4記載のバーコード読み取り装置。
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