JP2815884B2 - 音声認識装置 - Google Patents

音声認識装置

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JP2815884B2
JP2815884B2 JP1013422A JP1342289A JP2815884B2 JP 2815884 B2 JP2815884 B2 JP 2815884B2 JP 1013422 A JP1013422 A JP 1013422A JP 1342289 A JP1342289 A JP 1342289A JP 2815884 B2 JP2815884 B2 JP 2815884B2
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宏樹 大西
正一 亀井
真一 鶴藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、音声によって機器操作や情報入力するOA機
器や電話機などに用いる音声認識装置に関する。
(ロ) 従来の技術 操作者の音声パターン群を複数人分登録パターンメモ
リに格納しておき、この時操作する操作者に応じてその
人の音声パターン群だけを選択使用できる様になした音
声認識装置が現存する[例えば、昭和57年8月1日発行
の三洋電機技術報告1182,Vol.14,No.2,第20頁〜第26頁
の記事「音声認識ボードの開発」に詳しい]。
このような従来の音声認識装置においては、登録パタ
ーンメモリの設定状態、即ちこのメモリ内の複数人分の
登録パターン群の内、誰の登録パターン群の読み出し使
用が可能に設定されている状態なのかを知らしめるため
の表示が行われる。またこの登録パターンメモリの設定
を例えばスライドスイッチで切り替える用になす音声認
識装置では、このスイッチのスライド位置が斯る設定状
態を示すことになる。
従って、操作者は、音声操作を始める前に必ず前者の
場合は表示器の表示を、後者の場合はスライドスイッチ
のスライド位置を目視して、自らの音声パターンが設定
されていることを認識しなければならなかった。もし、
他人の音声パターンの設定状態のまま音声認識を行う
と、誤認識が多発し、目的の電気機器の音声制御を妨げ
ることになる。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので操作者
が音声認識装置を使用する時、うっかり他人の音声パタ
ーンメモリを使って充分な認識性能が得られないという
事態を防ぐものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、複数人の操作者を許す音声認識装置であっ
て、表示部や音声合成部と、音声入力開始を指示する音
声入力開始指示部とを具備し、上記音声入力開始指示部
によって音声入力の開始を指示された時、複数の操作者
の音声パターンメモリのうちパターンマッチングするた
めにどの音声パターンメモリが設定されているかを音声
合成部からの音声出力や表示部の表示内容の点滅を繰り
返すなどにより操作者に知らしめ、意識づけするもので
ある。
さらに、上記装置に於て、タイマーを具備し、音声入
力開始指示部による音声入力の開始を指示された時、上
記タイマーにより時間計測を開始し、所定時間内に音声
入力開始指示部による音声入力の開始指示が続けてある
場合は次の操作者の音声パターンメモリをパターンマッ
チングするための音声パターンとして設定することがで
きる。
(ホ) 作用 本発明は上記のように構成したので、うっかり他人の
音声パターンメモリを使って充分な認識性能が得られな
いという事態を防ぐことができる。
(へ) 実施例 第1図は、本発明の一実施例である。マイク(1)よ
り入力された音声は電気信号に変換され、パターン抽出
部(2)へ入力される。該パターン抽出部(2)にて音
声の特徴を有する音声パターンが抽出される。
音声の登録時に於ては、登録順序に従って入力された
音声が音声パターン化され、音声パターンを貯える音声
パターンメモリ(3)に単語(a)、単語(b)、単語
(c)、・・・というように複数の音声、この場合単語
音声が順次貯えられる。同図は3人の操作者が夫々複数
の音声を登録できるようにM1、M2、M3の3人分メモリ領
域を持つ音声パターンメモリー(3)を有している。
次ぎに、音声認識時に於ては、入力された音声は上記
同様に音声パターン化され認識処理部(4)へ入力され
る。予め設定された音声パターンメモリー(3)の中の
特定の領域M1、あるいはM2、あるいはM3の音声パターン
(a)、(b)、(c)、・・・も順次認識処理部
(4)へ送られ、入力された音声パターンとの間でパタ
ーンマッチング、即ち認識処理がなされる。
認識結果は制御部(5)へ送られ、制御部(5)から
の指示により表示部(6)または音声合成部(7)から
結果出力され操作者へ知らされる。今、音声パターンメ
モリ(3)のどの領域M1、M2、M3が使用されているか
は、図示はしていないが本装置に具備されている操作者
設定スイッチ、または本装置に接続されている外部機器
からの操作者設定指示を受けた制御部(5)より音声パ
ターンメモリ(3)に対して予め指示・設定されてい
る。音声入力開始時に、音声入力開始指示部(8)から
制御部(5)に対して音声入力開始信号が与えられる
と、制御部(5)は、現在の音声パターンメモリ領域M
1、M2、M3の設定状態を表示部(6)または音声合成部
(7)へ伝える。音声合成部(7)からは突然音声合成
音が出力されるので、操作者は音声パターンメモリ(M
1、M2、M3)の設定状態を意識づけられる。一方、表示
部(6)だけの出力手段しか持たない場合あるいは、上
記音声合成部の出力を聞き逃す惧れがあるときは、表示
部(6)の表示だけで、操作者に音声パターンメモリ領
域M1、M2、M3の設定状態を意識づける様にさなければな
らない。このため、表示部(6)では表示内容の点滅を
繰り返すなど表示に変化を持たせることにより操作者に
対する表示、即ち報知を確実なものとできる。
さらに、声入力開始指示部(8)には、本装置の電源
(10)の電源ONを検出する電源ON検出部(81)、音声入
力の開始又は終了を意味する音声スイッチ(82)、本装
置に接続される外部機器(83)が接続されており、これ
らの検出信号、押下信号、指示信号によって音声入力開
始指示部(8)は、制御部(5)に対して音声入力開始
信号を与える。
音声パターンメモリ領域M1、M2、M3の設定は、上記の
ように図示はしていないが本装置に具備されている操作
者設定スイッチ、または本装置に接続されている外部機
器からの操作者設定指示により変更できるが、以下の操
作によっても簡単に変更できるようになっている。
即ち、音声入力開始指示部(8)による音声入力の開
始を指示された時、タイマー(9)により時間計測開始
し、所定時間内に音声入力開始指示部(8)による音声
入力の開始指示が続けてある場合は次の操作者の音声パ
ターンメモリ領域をパターンマッチングするための音声
パターンとして設定することができるのである。例え
ば、選択の領域順序をM1→M2→M3→M1の様に循環的に設
定できる。
この場合、操作者は音声スイッチ(82)を押下して音
声入力開始時に表示または音声合成により音声パターン
メモリの設定が自分のものでないと意識した時、図示は
していないが本装置に具備されている操作者設定スイッ
チへわざわざ手を移して操作者設定変更しなくとも、続
けて音声スイッチ(82)を押下することにより操作者設
定を変更することができる。このことはあまり複雑な操
作が許されない音声認識による車両内装備電話機、特に
運転手自身でもダイヤル操作する必要が生じる自動車電
話機にとって非常に有効である。
(ト) 発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明の音声認識装
置によれば、1つの音声入力開始指示部、及び時間計測
部を設けるだけで、操作者が音声入力開始指示部に音声
入力の開始を指示した時に、時間計測部は時間計測を開
始してマイクへの音声の入力可能状態とせしめることが
できると共に、所定時間内に同一の音声入力開始指示部
によって音声入力開始が更に指示された場合、音声パタ
ーンメモリから読み出す音声パターンを変更し、認識処
理部は変更された音声パターンに従ってパターンマッチ
ングを行い、出力部はその音声パターン名を表示、或い
は音声発声により操作者に報知することができる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の音声認識装置実施例を示す図である。
(1)……マイク、(2)……パターン抽出部、(3)
……音声パターンメモリ、(4)……認識処理部、
(5)……制御部、(6)……表示部、(7)……音声
合成部、(8)……音声入力開始指示部、(9)……タ
イマー部、(10)……電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴藤 真一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 大倉 計美 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−175699(JP,A) 特開 平2−25896(JP,A) 特開 昭60−203997(JP,A) 特開 昭61−138999(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10L 3/00 571 G10L 3/00 531

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された音声を電気信号に変換するため
    のマイクと、 該マイクから得られる音声信号から音声パターンを抽出
    するパターン抽出部と、 該パターン抽出部から得られる複数の音声パターンを貯
    える音声パターンメモリと、 前記パターン抽出部から得られる入力音声パターンおよ
    び音声パターンメモリ中の音声パターンとの間でパター
    ンマッチングを行なう認識処理部と、 該認識処理部で用いている、前記音声パターンメモリ中
    の音声パターン名を操作者に知らしめるための表示部や
    音声合成出力部からなる出力部と、 音声入力開始を指示すると共に、前記マイクに音声の入
    力を可能にせしめる音声入力開始指示部と、 該音声入力開始指示部によって指示された時から時間計
    測を開始する時間計測部と、からなる音声入力装置に於
    て、 操作者が前記音声入力開始指示部に音声入力の開始を指
    示した時に、前記時間計測部は時間計測を開始し、所定
    時間内に前記音声入力開始指示部によって音声入力開始
    が更に指示された場合、前記音声パターンメモリから読
    み出す音声パターンを変更し、前記認識処理部は該音声
    パターンに従ってパターンマッチングを行うと共に、前
    記出力部は該音声パターン名を表示、或いは音声発声に
    より前記操作者に報知することを特徴とする音声認識装
    置。
  2. 【請求項2】前記時間計測部は、前記音声入力開始指示
    部によって指示された時から時間計測を開始し、所定時
    間内に前記音声入力開始指示部によって音声入力開始が
    更に指示された時から時間計測を新たに開始することを
    特徴とする請求項1記載の音声認識装置。
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