JP2815630B2 - パチンコ機の解錠装置 - Google Patents

パチンコ機の解錠装置

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JP2815630B2 JP28024589A JP28024589A JP2815630B2 JP 2815630 B2 JP2815630 B2 JP 2815630B2 JP 28024589 A JP28024589 A JP 28024589A JP 28024589 A JP28024589 A JP 28024589A JP 2815630 B2 JP2815630 B2 JP 2815630B2
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木下  清
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有限会社イールドキノシタ
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、各種のパチンコ機の前枠またはガラス枠
を解錠する解錠装置に関するものである。
〔従来の技術〕
パチンコ機には、外枠に対して前枠が、前枠に対して
ガラス枠がそれぞれ開閉自在に設けられるとともに、こ
れらの枠体が不用意に開成しないように旋錠装置が設け
られている。この旋錠装置には旋錠爪が設けられてお
り、解錠装置はこの旋錠爪を押圧して解錠させるもので
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、パチンコ機の解錠装置はパチンコ機のメー
カ毎に構造が異なり、解錠装置を作動する鍵も異なって
いた。そのため、パチンコ店の従業員は何種類もの鍵を
使用しなければならないので非常に煩雑であった。
また、風俗営業法ではパチンコ機の改造を厳しく制限
している。
そこで、この発明の目的は、法に触れることなく、ど
のようなメーカのパチンコ機にも取付けられ、一種類の
鍵で解錠できるパチンコ機の解錠装置を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するためにこの発明のパチンコ
機の解錠装置は、パチンコ機の外枠に固定される固定板
と、この固定板にスライド可能に設けられた可動板と、
この可動板に取付けられて前枠またはガラス枠の旋錠爪
によるロックを押圧して解除する押圧片と、上記可動板
と連動するフレキシブルワイヤと、このフレキシブルワ
イヤを引っ張る駆動部とを備え、上記押圧片を任意の位
置に取付けられる押圧片取付部が上記可動板に設けられ
てなる。
〔作用〕
この発明のパチンコ機の解錠装置では、可動板に設け
られた押圧片取付部によって、押圧片がパチンコ機の種
類(たとえば旋錠爪の取付け位置が異なる)に合わせて
任意の位置に取付けられる。そして、駆動部がフレキシ
ブルワイヤを引っ張ることにより、可動板が固定板をス
ライドし、可動板に取付けられた押圧片が旋錠爪を押圧
して前枠またはガラス枠を解錠する。
〔実施例〕
第1図ないし第12図はこの発明に係る解錠装置の一実
施例を示し、第1図は斜視図、第2図はパチンコ機に取
付けてパチンコ機の裏側から見た斜視図、第3図はパチ
ンコ機に取付けてパチンコ機の表側から見た斜視図、第
4図は要部分解斜視図、第5図および第6図はフレキシ
ブルワイヤを引っ張って可動板を押し下げる動作を行う
構成を示す斜視図、第7図および第8図はフレキシブル
ワイヤを引っ張って可動板を押し上げる動作を行う構成
を示す斜視図、第9図は可動板支持部を示す平面図、第
10図は第9図におけるX−X線縦断面図、第11図はシリ
ンダ錠で構成した駆動部を示す斜視図、第12図は島台に
設置したパチンコ機を示す正面図である。
以下、これらの図に基づき詳細に説明する。
解錠装置は、前枠10用の解錠装置12とガラス枠14用の
解錠装置16とを併設することができる。
前枠10用の解錠装置12は、パチンコ機18の外枠20に固
定された固定板24と、固定板24にスライド可能に設けら
れた可動板26と、可動板26に取付けられて前枠10の旋錠
爪28を押圧して前枠10を解錠する押圧片30と、可動板26
と連動するフレキシブルワイヤ32と、フレキシブルワイ
ヤ32を引っ張る駆動部34と、押圧片30を可動板26の任意
の位置に取付けられる押圧片取付部36とから概略構成さ
れる。
また、可動板26を押し下げる動作または押し上げる動
作のどちらか一方を選択してフレキシブルワイヤ32を取
付けられるフレキシブルワイヤ取付部38と、可動板26を
固定板24に略点接触で支持させる可動板支持部40とを付
設することができる。
さらに、ガラス枠12用の解錠装置16は、前枠10用の解
錠装置14とほぼ同じ構成であり、同一部分には同一符号
を付し説明を省略する。
以下、前枠10用の解錠装置14について説明する。
固定板24は、ねじ44、44を固定板24に穿設された挿通
孔45、45へ挿通させ、取付板42に穿設されたねじ穴43、
43に螺合させることにより固定される。取付板42は、ね
じ46、46を取付板42に穿設された挿通孔47、47へ挿通さ
せ、外枠20の内側面22等に螺着させることにより取付け
られる。
固定板24には回動部材48が鍔付きピンからなる軸50に
よって回動可能に固着されている。この実施例での鍔付
きピンの固着は、取付け孔に鍔付きピンを挿通させ、鍔
付きピンの先端をかしめることで行われる。回動部材48
の他端66には、可動板26に設けられたスライド用の長孔
68へ挿通した鍔付きピン70が固着されている。
可動板支持部40は、第9図および第10図に示すよう
に、固定板24に設けられた支持突部52と、可動板26に設
けられたスライド用の長孔54と、長孔54に挿通して支持
突部52へ固着される鍔付きピンからなる軸部56とにより
構成できる。そして、可動板26は、支持突部52の頂部53
で固定板24に略点接触で支持されているので、固定板24
に対して滑らかにスライドする。
なお、固定板24に長孔54を、可動板26に支持突部52を
それぞれ設けるようにしてもよい。
押圧片取付部36は、可動板26に設けることができ、押
圧片30を任意の位置に取付けるものである。押圧片取付
部36には、多数のねじ穴72、72、・・が穿設されてい
る。そして、押圧片30に穿設された挿通孔73にねじ74、
74を挿通させて所望の位置にあるねじ穴72、72に螺合さ
せることによって押圧片30が取付けられる。
なお、押圧片取付部36の構成は、ねじ74とねじ穴72と
に限定されるものではなく、例えば脱着可能なピンとピ
ン穴とにしてもよい。
フレキシブルワイヤ取付部38は、回動部材48の一端62
および押圧片取付部36のねじ穴72によって構成できる。
可動板26を押し下げる動作にする場合は、第5図に示す
ようにフレキシブルワイヤ32を回動部材48の一端62にね
じ64によって取付ける。そして、引っ張りばね57の一端
58を固定板24の切り起こし片59に、その他端60を可動板
26の切り起こし片61にそれぞれ引っ掛ける。また、可動
板26を押し上げる動作にする場合は、第6図に示すよう
にフレキシブルワイヤ32を押圧片取付部36のねじ穴72に
ねじ65によって取付ける。そして、引っ張りばね57の一
端58を固定板24に穿設されたねじ穴63にねじ67で取付
け、その他端60を可動板26の切り起こし片61に引っ掛け
る。可動板26の切り起こし片61は、選択される動作に応
じてペンチ等で切り起こしの角度を調節する。
フレキシブルワイヤ32は、可撓性を有しているワイヤ
であればどのようなものでもよく、この実施例では、可
撓性を有するアウターチューブ76とアウターチューブ76
内に挿通された可撓性を有するインナーワイヤ78とから
構成されている。そして、アウターチューブ76は固定板
24や駆動部34のハウジング84等にそれぞれ固定具80、・
・によって固定され、インナーワイヤ78は回動部材48の
一端62または押圧片取付部36のねじ穴72と駆動部34とに
接続される。
駆動部34は、ソレノイドの電磁力を利用する構成にで
き、取付穴86、・・にねじ88、・・を貫通させて、パチ
ンコ機18の外枠20の外側面106等の任意の場所に設置さ
れる。また、駆動部34は、フレキシブルワイヤ32でフレ
キシブルワイヤ取付部38と接続されているので、フレキ
シブルワイヤ32の有する可撓性によりどのような場所に
駆動部34を設置してもフレキシブルワイヤ取付部38へ動
力を伝達できる。
なお、駆動部34はモータ等で構成してもよい。
また、駆動部34は、第11図に示すように周知のシリン
ダ錠90で構成することもできる。アウターチューブ76は
固定具80、80で、シリンダ錠90は固定具93でそれぞれ取
付板95に固定される。取付板95はねじ97、97、・・によ
って外枠20上部の外側面106等に取付けられる。シリン
ダ錠90には回動を伝達する伝達軸94を介して回動部材96
が連結されている。回動部材96は、その中心に伝達軸94
が固着され、その両端にインナーワイヤ78、78がねじ10
8、108によって接続されている。
シリンダ錠90の鍵差し込み部91に鍵92を挿入して手動
で回動させると、伝達軸94を介して回動部材96が回動す
る。このとき、右または左に鍵92を回動させることによ
って、前枠10用またはガラス枠12用のどちらか一方のフ
レキシブルワイヤ32を引っ張ることができる。
また、解錠装置14を組み込んだパチンコ機18は、島台
98に設置される。そして、前枠10の上方には、飾り板10
0が設けられ、飾り板100には、制御部102の鍵差し込み
部104が設けられている。鍵差し込み部104へ鍵105を差
し込み、鍵105が正規の物であれば、右または左に鍵105
を回動させることにより、前枠10用またはガラス枠12用
の駆動部34の電源スイッチがオンになり駆動部34を作動
できる。
また、駆動部34をシリンダ錠90で構成した場合は、上
記と同様にシリンダ錠90の鍵差し込み部91を飾り板100
に設けるようにしてもよい。
さらに、ガラス枠12の解錠装置16は、押圧片110の形
状が前枠10の解錠装置14の押圧片30と異なる点を除き、
この実施例のように全く同じ形状の固定板24と可動板26
とを使用することができる。
次に、解錠装置14の動作を説明する。
第2図に示すように、パチンコ機18に周知の旋錠装置
112が組み込まれている。構成の概略を説明すると、2
8、28が前枠10用の旋錠爪、114がガラス枠12用の旋錠
爪、116が外枠20に固定された固定爪である。また、118
はシリンダ錠である。
これらの旋錠爪28、114の位置および解錠させるため
の押圧方向はパチンコ機メーカ毎に異なる。したがっ
て、解錠装置14では、可動板26に設けられた押圧片取付
部36によって、押圧片30を所望の位置に取付ける。この
とき、押圧片30を別の形状のものに置き換えることもで
きる。また、旋錠爪28、114の押圧方向をフレキシブル
ワイヤ取付部38によって、押し下げ動作または押し上げ
動作のどちらか一方を選択しフレキシブルワイヤ32を取
付ける。
以下、前枠10について説明する。ガラス枠12について
もほぼ同様である。
まず、フレキシブルワイヤ取付部38によって、旋錠爪
28の押圧方向を押し下げ動作に選択した場合について第
5図および第6図に基づき説明する。
第5図に示すように前枠10が旋錠され閉成状態にある
場合、このとき駆動部34を作動させると、駆動部34がフ
レキシブルワイヤ32を引っ張り、第6図に示すように回
動部材48の一端62が持ち上げられる。このとき、回動部
材48の他端66が軸50を中心に下方へ回動することによ
り、固定板24の軸部56、56と可動板26の長孔54、54とが
摺動して、可動板26が下方へスライドする。そして、可
動板26に取付けられた押圧片30が旋錠爪28を下方へ押圧
すると、旋錠爪28が固定爪116から離脱して前枠10を解
錠する。また、引っ張りばね57は可動板26を元に位置に
戻すためのものである。
次に、フレキシブルワイヤ取付部38によって、旋錠爪
28の押圧方向を押し上げ動作に選択した場合について第
7図および第8図に基づき説明する。
第7図に示すように前枠10が旋錠され閉成状態にある
場合、このとき駆動部34を作動させると、駆動部34がフ
レキシブルワイヤ32を引っ張る。すると、第8図に示す
ように、固定板24の軸部56、56と可動板26の長孔54、54
とが摺動して、可動板26が上方へスライドする。そし
て、可動板26に取付けられた押圧片30が旋錠爪28を上方
へ押圧すると、旋錠爪28が固定爪116から離脱して前枠1
0を解錠する。また、引っ張りばね57は可動板26を元に
位置に戻すためのものである。
また、旋錠装置112のガラス枠12用の固定爪(図示し
ない)は通常外枠20には設けられない。したがって、ガ
ラス枠12の解錠装置16では、押圧片110が旋錠爪114を押
圧するだけで解錠がおこなわれ、この点を除き、上述の
前枠10の解錠装置14と同じ動作をする。
なお、解錠装置14、16は、外枠20等に設置するもので
あって法に触れることはない。
また、前述の実施例は、あらゆる点で単なる例示に過
ぎず、限定的に解釈されるものではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係る解錠装置によれ
ば、前枠またはガラス枠の旋錠爪によるロックを押圧し
た解除する押圧片を、パチンコ機の機種に合わせて位置
または形状を変えて取付けられるので、どのメーカのパ
チンコ機にも使用でき、パチンコ機の鍵を一種類にする
ことで解錠作業の能率向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第12図はこの発明に係る解錠装置の一実施
例を示し、第1図は斜視図、第2図はパチンコ機の裏側
から見た斜視図、第3図はパチンコ機の表側から見た斜
視図、第4図は要部分解斜視図、第5図および第6図は
可動板を押し上げる動作を行う構成を示す斜視図、第7
図および第8図は可動板を押し下げる動作を行う構成を
示す斜視図、第9図は可動板支持部を示す平面図、第10
図は第9図におけるX−X線縦断面図、第11図はシリン
ダ錠で構成した駆動部を示す斜視図、第12図は島台に設
置したパチンコ機を示す正面図である。 10……前枠、12……ガラス枠 18……パチンコ機、14、16……解錠装置 20……外枠、24……固定板 26……可動板、28、114……旋錠爪 30、110……押圧片 32……フレキシブルワイヤ、34……駆動部 36……押圧片取付部 38……フレキシブルワイヤ取付部 40……可動板支持部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ機の外枠に固定される固定板と、
    この固定板にスライド可能に設けられた可動板と、この
    可動板に取付けられて前枠またはガラス枠の旋錠爪によ
    るロックを押圧して解除する押圧片と、上記可動板と連
    動するフレキシブルワイヤと、このフレキシブルワイヤ
    を引っ張る駆動部とを備え、上記押圧片を任意の位置に
    取付けられる押圧片取付部が上記可動板に設けられてな
    るパチンコ機の解錠装置。
JP28024589A 1989-10-27 1989-10-27 パチンコ機の解錠装置 Expired - Lifetime JP2815630B2 (ja)

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