JP2815359B2 - けん引車両のための電気−空気力式のブレーキ装置 - Google Patents

けん引車両のための電気−空気力式のブレーキ装置

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JP2815359B2
JP2815359B2 JP63024094A JP2409488A JP2815359B2 JP 2815359 B2 JP2815359 B2 JP 2815359B2 JP 63024094 A JP63024094 A JP 63024094A JP 2409488 A JP2409488 A JP 2409488A JP 2815359 B2 JP2815359 B2 JP 2815359B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/66Electrical control in fluid-pressure brake systems
    • B60T13/68Electrical control in fluid-pressure brake systems by electrically-controlled valves
    • B60T13/683Electrical control in fluid-pressure brake systems by electrically-controlled valves in pneumatic systems or parts thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
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    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/58Combined or convertible systems

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は特許請求の範囲第1項の上位概念部に記載さ
れた形式のけん引車両、例えば貨物自動車又はトラクタ
の電気−空気力式のブレーキ装置に関する。
従来技術 このようなブレーキ装置においては緊急ブレーキレリ
ーズ装置は、ブレーキ装置が故障した場合、例えばトレ
ーラに対する電気及び(又は)空気力式のブレーキ導管
・導線が中断した場合に、ストツク連結ヘツドと圧縮空
気タンクとの間の接続を遮断し、トレーラブレーキ装置
に対するストツク導管を急激に排気するという働きを有
している。これによつてストツク導管において生じる圧
力降下によつて、トレーラブレーキ装置に存在する緊急
ブレーキ弁が接続される。この緊急ブレーキ弁はトレー
ラ車輪ブレーキシリンダに空気を供給することによつて
トレーラの調量されない緊急制動をレリーズする。
けん引車両と連結しようとする種々のトレーラは、ブ
レーキ装置に関して種々異なる設備状態を有している。
トレーラは一般的に純空気力式に制御可能なブレーキ装
置の他にアンチブロツクシステムを有していることがで
きる(西ドイツ特許出願公開第3207793号明細書)。さ
らにトレーラブレーキ装置は空気力式にも電気的にも制
御することができる。このためにはけん引車両とトレー
ラとの間の両方の空気力式の接続導管の他に、トレーラ
を連結するときに電気的な接続導管を形成する必要があ
る(西ドイツ国特許出願公開第3346919号明細書)。さ
らに最新型のトレーラはすでに純電気式に制御可能なト
レーラブレーキ装置を備えていることができる。この場
合にはトレーラを連結するときには空気力式のストツク
導管をストツク連結ヘツドに接続し、電気的なブレーキ
導線を接続ソケットに差込むだけでよい。空気力式のブ
レーキ導管は存在していないのでけん引車両のブレーキ
連結ヘツドは使用されない。けん引車両は連結しようと
するトレーラのブレーキ装置に関する設備状態を知らな
いので、存在していないために連結されていないブレー
キ導管もブレーキ接続におけるミスとして解釈され、緊
急ブレーキがレリーズされる。したがつて種々異なる設
備状態のトレーラを連結する場合には運転者は、緊急ブ
レーキのレリーズを回避するためにはトレーラブレーキ
装置のタイプに適した特別な処置を取らなければならな
い。すべての電気的及び空気力式の接続導管・導線が差
込まれかつその内の1つが中断されると、トレーラが空
気力式に正常に制動されるにも拘らず、例えば電気的な
ブレーキ導線の欠落は緊急ブレーキをレリーズする。
発明の効果 特許請求の範囲第1項に記載した特徴を有する本発明
によるブレーキ装置は、任意のトレーラ又はセミトレー
ラを連結した後でけん引車両のブレーキ装置がトレーラ
ブレーキ装置の設備状態を知り、ひいては緊急ブレーキ
プログラムを実行させることを、トレーラブレーキ装置
の正常な運転準備状態が実際に得られなくなつた場合に
限ることである。トレーラ側の識別信号によつては、ト
レーラブレーキ装置に存在していないために空気力式及
び電気的なブレーキ導管・導線の1つが差込まれていな
いのか又はブレーキ導管・導線が破損したのかが確認さ
れる。後者の場合にだけ緊急ブレーキのレリーズが行な
われる。両方のブレーキ導管・導線が差込まれる電気的
にかつ空気力式に制御可能なトレーラブレーキ装置にお
いては、たいてい電気的な制御が優先する。電気的なブ
レーキ導線が中断した場合には選択的に、緊急ブレーキ
が始動させられるか又は空気力式のブレーキ導管も中断
してトレーラの調量されない緊急制動が行なわれるま
で、空気力式の制御で走行運転が続行される。
特許請求の範囲第2項以下に記述された処置によつて
は特許請求の範囲第1項に記載されたブレーキ装置の有
利な構成と改良が可能である。
特許請求の範囲第2項と第3項とによつては本発明の
有利な実施態様が得られる。これらの処理によつてはブ
レーキ導管を必要に応じて接続するときに運転者の付加
的な操作なしで自動的に、トレーラブレーキ装置を確認
するための識別信号を発生させることができる。トレー
ラブレーキ装置が電気的に制御可能であると、すべての
トレーラブレーキ装置に常に存在しかつストツク連結ヘ
ツドと接続しようとするストック導管の他に、差込む必
要のある電気的なブレーキ導線は1本しか存在しない。
電気的なブレーキ導線を差込むことによつて生じる識別
信号は電気的なトレーラブレーキ装置を信号化する。ト
レーラブレーキ装置が空気力で制御可能であると、1つ
の空気力式のブレーキ導管しか存在していない。このブ
レーキ導管をブレーキ連結ヘツドに接続すると緊急ブレ
ーキレリーズ装置には空気力で制御可能なトレーラブレ
ーキ装置が信号化される。識別信号はブレーキペダルの
操作のたびに発生され、ブレーキ連結ヘツドに制御され
たブレーキ圧は空気力で制御されるブレーキ装置のため
の識別信号を形成し、排気されたブレーキ連結ヘツドは
存在していない空気力式のブレーキ導管のための識別信
号を形成する。トレーラブレーキ装置が電気的にも空気
力式にも制御できる場合にはすべてのブレーキ導管・導
線が存在しかつけん引車両に接続する必要がある。これ
によつてけん引車両ブレーキ装置にはトレーラブレーキ
装置の両方の制御可能性が信号化される。
本発明の有利な実施態様は特許請求の範囲第5項によ
つて、特に特許請求の範囲第6項と関連して得られる。
この簡単な実施態様においては電気的に制御可能なトレ
ーラブレーキ装置を有するトレーラと空気力式に制御可
能なトレーラブレーキ装置を有するトレーラとを選択的
に連結させることができる。制御エレクトロニクスは接
続ソケツトが使用されているか否かで、連結されたトレ
ーラブレーキ装置が電気的に又は空気力で制御可能であ
ることを知る。前者の場合には電気的なブレーキ導線に
対するブレーキ信号が存在しない場合に緊急ブレーキが
レリーズされ、後者の場合にはレリーズされない。純空
気力で制御されるトレーラブレーキ装置の場合、つまり
接続ソケツトが塞がつていない場合には、空気力式のブ
レーキ導管が破損したときに公知のトレーラ制御弁の緊
急排気機能が有効になる。
本発明の有利な実施態様は特許請求の範囲第7項によ
つても得られる。この処置によつては付加的な安全性が
得られる。電気的なブレーキ接続が完全である場合に緊
急ブレーキのレリーズを阻止するための3/2方向制御電
磁弁のための制御信号は、制御エレクトロニクスから接
続ソケツトに送られたブレーキ信号とブレーキ値発生器
の出力信号との時間的な一致が確認されてからはじめて
解放される。この同期性が与えられていないと、緊急ブ
レーキプログラムがスタートさせられる。
特許請求の範囲第8項から第13項に示された実施態様
は、純空気力式に制御されたトレーラブレーキ装置にお
いて空気力式のブレーキ導管が中断されかつ純電気的に
制御されたトレーラブレーキ装置において電気的なブレ
ーキ導線が中断されるか又は制御エレクトロニクスが故
障すると緊急ブレーキがレリーズされるのに対し、電気
的にかつ空気力で制御されるトレーラブレーキ装置にお
いては電気的なブレーキ回路に故障が生じても緊急ブレ
ーキがレリーズされず、空気力で制御されたトレーラブ
レーキ装置を使つた運転が維持されるように構成されて
いる。緊急プログラムはさらに空気力式のブレーキ導管
が破損したときにスタートさせられる。
さらに本発明の有利な実施態様は特許請求の範囲第10
項と第11項と特許請求の範囲第12項と第13項とに記載さ
れた構成によつても得られる。両方の実施態様は製作費
用に関してきわめて安価な解決策をもたらす。空気力で
制御された切換え弁としては従来のトレーラ制御弁によ
り公知である絞り弁を使用することができる。この場合
にはトレーラ制御弁とブレーキ連結ヘツドとの間の接続
路もしくはトレーラ制御弁とストツク連結ヘツドの形式
で構成されたブレーキ連結ヘツドの戻し導管接続部との
間のバイパスに簡単な電磁弁しか必要ではない。この電
磁弁は容易に従来のトレーラ制御弁に統合することがで
きる。
本発明の有利な1実施態様は特許請求の範囲第14項に
記載の構成によつても得られる。トレーラからけん引車
両に識別コードを伝達することにより、電気的に制御可
能なトレーラブレーキ装置の構成度、例えば純電気的な
ブレーキ又は空気力式の予備回路を備えた電気的なブレ
ーキを考慮する他に、けん引車両ブレーキ装置における
構成度を考慮し、故障が生じた場合に目的とする緊急ブ
レーキのレリーズがけん引車両ブレーキ装置から行なう
ようにすることができるようになつた。信号導線が閉じ
られている間はけん引車両におけるトレーラの確認は保
たれる。
次に図面について本発明を説明する: 第1図に略示されたけん引車両の多回路式の運転ブレ
ーキ装置は、圧力調整器を有する図示されていないコン
プレツサとこのコンプレツサの後ろに接続された4回路
式の保護弁とを有している。4回路式の保護弁10を介し
て圧縮空気タンク11〜13の圧縮空気で運転圧力まで充填
される。この場合には圧縮空気タンク11と12はそれぞれ
1つの運転ブレーキ回路IもしくはIIに圧縮空気を供給
する。これに対して圧縮空気タンク13は、けん引車両に
連結されたトレーラのトレーラブレーキ装置の圧縮空気
供給導管14と接続されている。この圧縮空気供給導管14
はけん引車両側のストツク連結ヘツド15に開口してい
る。このストツク連結ヘツド15には、トレーラが連結さ
れた場合に、トレーラの対応する連結ヘツド16が接続さ
れる。この連結ヘツド16はトレーラブレーキ装置のスト
ツク導管17と接続される。圧縮空気供給導管14、ストツ
ク連結ヘツド15、トレーラ側の連結ヘツド16、トレーラ
側のストツク導管17を介して、トレーラブレーキ装置の
ストツクタンクには圧縮空気タンク13から圧縮空気が供
給される。トレーラブレーキ装置に可能な構造は西ドイ
ツ国特許出願公開第3207793号と同第3346919号明細書に
記載されている。
両方の運転ブレーキ回路I,IIのそれぞれには、2つの
車輪ブレーキシリンダ18が配置され、これらの車輪ブレ
ーキシリンダ18はそれぞれ1つの圧力制御弁19により制
御される。それぞれ2つの圧力制御弁19は前制御弁20を
介して、ブレーキ回路IもしくはIIに所属する圧縮空気
タンク11もしくは12と接続されている。前制御弁20と圧
力制御弁19とを適当に制御すると、車輪ブレーキシリン
ダ18は圧縮空気タンク11,12から圧縮空気で負荷され
る。両方のブレーキ回路I,IIにおける車輪ブレーキシリ
ンダ18への圧縮空気の供給を制御するためには、2つの
作動回路が設けられ、この内、一方の作動回路は制御エ
レクトロニクス21とこの制御エレクトロニクスと接続さ
れた電気的なブレーキ値発生器22とを有する電気的な作
動回路であり、他方の作動回路は圧力制御弁の形をした
空気力式のブレーキ値発生器23を有し、この圧力制御弁
が前制御弁20を介して、圧力制御弁19が開いた状態で所
定のブレーキ圧をけん引車両の前輪と後輪とのための両
方のブレーキ回路IとIIとの車輪ブレーキシリンダ18に
供給する空気力式の補助回路である。電気的なブレーキ
値発生器22と空気力式のブレーキ値発生器23は互いに無
関係にブレーキペダル24と結合され、それぞれブレーキ
ペダル24が進んだ距離に比例した出力信号を発生する。
ブレーキ値発生器23の空気力式のブレーキ信号は測定値
受信器23′により捉えられ、電気的な信号として制御エ
レクトロニクス21に送られる。制御エレクトロニクス21
からはブレーキ信号導線25が電気的な接続ソケツト26に
通じている。電気的に制御可能なトレーラブレーキ装置
を有するトレーラを連結する場合には接続ソケツト26内
に、トレーラブレーキ装置に通じる電気的なブレーキ導
線27が差込まれる。制御エレクトロニクス21は、ブレー
キ値発生器22,23′への信号路、接続ソケツト26への信
号路及び接続ソケツト26からトレーラブレーキ装置への
信号路が妨げられていない場合に、ブレーキ信号発生器
22,23′の各電気的な出力信号で、1つの電気的なブレ
ーキ信号が接続ソケツト26に与えられるように構成され
ている。ブレーキ信号導線25が中断されるか又は制御エ
レクトロニクス21が故障すると、ブレーキ信号は発生し
ない。電気的に制御可能なトレーラブレーキ装置の場合
には、電気的なブレーキ導線27を介してトレーラ側にお
いて発生する電気的なブレーキ信号は適当に調整された
トレーラの制動をもたらす。電気的な作動回路の制御エ
レクトロニクス21と空気力式の補助回路と関連したけん
引車両ブレーキの作用形式は公知であり、例えば西ドイ
ツ国特許出願公開第3344252号明細書に記載されてい
る。
圧縮空気タンク13をストツク連結ヘツド15と接続する
圧縮空気供給導管14は、空気力式の制御入力部を有する
公知のトレーラ制御弁28を介して導かれている。3つの
空気力式の制御入力部の内、1つは空気力式のブレーキ
値発生器23と接続され、1つはブレーキ回路IIと接続さ
れ、1つは図示されていない固定ブレーキと接続されて
いる。トレーラ制御弁28は公知の形式で切換え位置に応
じて、適当な連結ヘツド30を備えた、トレーラブレーキ
装置に通じるブレーキ導管31を接続するためのブレーキ
連結ヘツド29を圧縮空気タンク13と接続するか又はこれ
を排気する。ブレーキペダル操作時に、空気力式のブレ
ーキ値発生器23は、ブレーキペダル24の行程に比例した
ブレーキ信号を発生する。このブレーキ信号はトレーラ
制御弁28の制御入力部に達し、ブレーキ連結ヘツド29に
おいて相応のブレーキ制御圧を制御する。このブレーキ
制御圧は空気力式のブレーキ導管31を介してトレーラブ
レーキ装置に伝達される。このトレーラブレーキ装置は
調整されたトレーラの制動を行なう。この場合にはトレ
ーラ制御弁28のどの切換え位置においても、ストツク連
結ヘツド15は圧縮空気供給導管14を介して圧縮空気タン
ク13と接続されている。この場合には接続は既略的に示
した絞り32を介して行なわれる。トレーラブレーキ装置
に通じるブレーキ導管17又は31の1つが不完全であつ
て、トレーラの調整された制動がこれらのブレーキ導管
を介して最早不可能になつた場合のためには、ブレーキ
導管が中断した場合にブレーキペダルの操作で一方では
制御エレクトロニクス21によりかつ他方では空気力式の
ブレーキ値発生器23により発生させられるブレーキ信号
により作動される緊急ブレーキレリーズ装置33が設けら
れている。この場合には緊急ブレーキレリーズ装置33
は、圧縮空気タンク13が遮断されると同時に、ストツク
連結ヘツド15、ひいてはトレーラブレーキ装置に通じる
ストツク導管17が急激に排気されるように作用する。ス
トツク導管17における急激な圧力降下はトレーラブレー
キ装置における緊急ブレーキ弁を切換える。この緊急ブ
レーキ弁はトレーラブレーキ装置の調整されていない制
動をレリーズする。
緊急ブレーキレリーズ装置33は電気的及び空気力式に
制御可能な緊急排気弁34を有している。この緊急排気弁
34の空気力式の制御入力部は空気力式のブレーキ値発生
器23と接続されかつ電気的な制御入力部は制御エレクト
ロニクス21と接続されている。緊急排気弁34が作動させ
られると、緊急排気弁34は一方では圧縮空気タンク13を
遮断しかつ他方ではストツク連結ヘツド15を排気する。
さらにトレーラ制御弁28は緊急ブレーキレリーズ装置33
の1部を成す。公知の形式で、ブレーキペダル操作で切
換えられたトレーラ制御弁28は圧縮空気を圧縮空気供給
導管14からブレーキ連結ヘツド29内に流入させる。空気
力式のブレーキ導管31が破損すると絞り32に圧力降下が
生じる。この圧力降下はストツク導管17を介してトレー
ラブレーキ装置における緊急ブレーキをレリーズする。
前述のブレーキ装置を備えたけん引車両にはあらゆる
トレーラをブレーキ装置の設備状態を考えずに連結する
ことができる。トレーラブレーキ装置は空気力式又は電
気的に制御することも、空気力式と電気的に制御するこ
ともできる。設備状態に基づいて不足するブレーキ導管
が破損したブレーキ導管とまちがえられ、トレーラの意
図しない緊急制動がレリーズされることを防止するため
にはけん引車両ブレーキ装置には、トレーラブレーキ装
置が空気力及び/又は電気的に制御可能であることを証
明する識別信号を発生する手段が設けられている。この
手段は一方では差込まれたかもしくは差込まれていない
ブレーキ導線27を特徴づけられる識別信号を発生する接
続ソケツト26によつて形成される。例えばブレーキ信号
導線25又は特別な信号路を介して制御エレクトロニクス
には、ブレーキ導線が接続ソケツト26に差込まれるとH
信号が供給される。ブレーキ導線が接続ソケツト26に差
込まれていない場合には制御エレクトロニクス21はL信
号を受取る。制御エレクトロニクス21は論理回路35を有
し、この論理回路35においては前記の電気的な識別信号
が電気的なブレーキ信号と接続される(第2図)。接続
結果で緊急排気弁34が制御される。他面においては識別
信号発生手段はブレーキ連結ヘツド29によつても形成で
きる。このブレーキ連続ヘツド29はブレーキペダル操作
のたびに識別信号を発生させる。この識別信号は接続さ
れた空気力式のブレーキ導管31もしくは接続されていな
い空気力式のブレーキ導管31を特徴づける。これについ
ては第3図に関連してさらに詳しく説明する。
第2図においては緊急排気弁34と制御エレクトロニク
ス21における論理回路35が詳細に示されている。緊急排
気弁34は空気力で制御された、ばね戻し位置を有する3/
2方向制御弁36とばね戻し位置を有する3/2方向制御電磁
弁37とから構成されている。3/2方向制御弁36の3つの
作業接続部の内、2つは圧縮空気供給導管14内に、一方
がストツク連結ヘツド15と接続されかつ他方がトレーラ
制御弁28と接続されるように接続されている。第3の作
業接続部は排気されている。3/2方向制御電磁弁37の3
つの作業接続部の内、1つは空気力式のブレーキ値発生
器23と接続され、もう1つは3/2方向制御弁36の空気力
式の制御入力部と接続されているのに対し、第3の作業
接続部は同様に排気されている。3/2方向制御電磁弁37
の電気的な制御入力部は制御エレクトロニクス21と接続
されている。
制御エレクトロニクス21は接続部38を有し、この接続
部38のポテンシヤルは、電気的なブレーキ信号の継続す
る間,論理Lから論理Hに変換する。このポテンシヤル
変換によつて発生した信号は第2図において符号Dで示
されている。
接続ソケット26から発生させられた識別信号は符号G
で示されている。ブレーキ導線27が差込まれた場合には
論理Hであり、ブレーキ導線が差込まれていない場合に
は論理Lである。論理回路35はORゲート39とANDゲート4
0を有している。ORゲート39の両方の入力部には両方の
信号GとDが作用する。ANDゲート40の入力部の内、1
つの入力部はORゲート39の出力部と接続され、他の入力
部は電気的なブレーキ値発生器22の出力部と接続されて
いる。このブレーキ値発生器22の出力信号は符号Bで示
され、ブレーキペダル操作に時に論理Hを取る。ANDゲ
ート40の出力部は3/2方向制御電磁弁37の電気的な制御
入力部と接続されている。識別信号GはORゲート39の入
力部に否定されて作用する。論理回路35の事実表は以下
の通りである: 1.の場合にはブレーキ導線27は差込まれ、制御エレク
トロニクス21と接続ソケツト26とトレーラブレーキ装置
との間の信号路は妨げられていないので、ブレーキ値発
生器22の出力信号で制御エレクトロニクスはブレーキ信
号と信号D=Hを発生する。3/2方向制御電磁弁37の制
御入力部と接続された出力部には切換え信号M=Hが発
生し、3/2方向制御電磁弁37が切換えられる。
3.の場合には電気的なブレーキ導線27は差込まれてい
ない。ORゲート39の入口には発生した識別信号=Hが
作用している。制御エレクトロニクス21の出力部にはこ
の場合にも切換え信号M=Hが生じ、3/2方向制御電磁
弁37は切換えられる。
2.の場合にはブレーキ導線27は差込まれているが、制
御エレクトロニクス21からトレーラブレーキ装置への信
号路が妨げられているので、制御エレクトロニクス21は
ブレーキ信号を発生しない。従つて信号D=Lが発生す
る。制御エレクトロニクスの出力部には切換え信号は生
じない(M=L)。3/2方向制御電磁弁37は切換えられ
ない。これによつて空気力式のブレーキ値発生器23から
発生させられた空気力式のブレーキ信号は3/2方向制御
弁36の制御入力部に達する。この3/2方向制御弁は切換
えられ、作業位置において、同時に圧縮空気タンク13と
ストツク連結ヘツド15との間の接続を遮断して、トレー
ラブレーキ装置へのストツク導管17を排気する。トレー
ラブレーキ導管17におけるこの急激な圧力降下は−既に
述べたように−トレーラブレーキ装置における緊急ブレ
ーキ弁を切換え、これによつて調量されないトレーラの
制動がレリーズされる。したがつて電気的なブレーキ導
線27が不完全である場合のトレーラの緊急制動が保証さ
れる。それぞれ3/2方向制御電磁弁37が切換えられる他
の2つの場合、つまり1.と3.の場合には、3/2方向制御
弁36の制御入力部が排気され、空気力式のブレーキ値発
生器23に対する接続が遮断されるので、ブレーキペダル
操作は3/2方向制御弁36の切換えを行なうことができな
い。
トレーラが一般的な空気力で制御可能なトレーラブレ
ーキ装置を備えている場合には、トレーラを連結する場
合にブレーキ導線27が差込まれない。接続ソケツト26か
ら出された識別信号はG=Lである。この識別信号は否
定されてORゲート39の入力部に作用する(3.の場合)。
ブレーキペダルを操作すると、既に述べたように、3/2
方向制御電磁弁37が切換えられ、ひいては3/2方向制御
弁36の切換えが阻止される。トレーラはブレーキ導管31
内の制御されたブレーキ制御圧で調量されて制動され
る。空気力式のブレーキ導管31が中断されると、既に述
べたようにトレーラ制御弁28の緊急レリーズ機能が発揮
される。
第3図に部分的に示されたけん引車両ブレーキ装置は
以下の相違点を除いて前述のものと一致している。つま
り、ブレーキ連結ヘツド129は貨物自動車用ストツク連
結ヘツドの形式で構成され、ブレーキ連結ヘツド129は
ブレーキ導管接続部141と戻し導管接続部142と図示され
ていない弁とを有している。この弁は空気力式のブレー
キ導管31が接続された場合に自動的に開放される。この
弁は閉鎖位置でブレーキ導管接続部141を遮断し、戻し
導管接続部142を排気するのに対し、開放位置でブレー
キ導管接続部141を開き、戻し導管接続部142をブレーキ
導管接続部141と接続する。緊急排気弁134の3/2方向制
御弁136は付加的に空気力式のフイードバツク入力部143
を有し、このフイードバツク入力部143は戻し導管接続
部142と接続されている。3/2方向制御電磁弁137は第2
図に示されているように制御エレクトロニクス21と接続
されている。この場合にも制御エレクトロニクスは論理
回路35を備えていることができる。しかし制御エレクト
ロニクス21は第4図と第5図に示されているように構成
されていてもよい。これによつて制御エレクトロニクス
21から接続ソケツト26に作用させられた各ブレーキ信号
により、1つの切換え信号が3/2方向制御電磁弁137の制
御入力部に作用させられる。
このけん引車両ブレーキにおいては任意のトレーラブ
レーキ装置を有するトレーラを連結することができる。
どんな場合にも緊急ブレーキレリーズ装置133の機能は
保証される。空気力式に制御可能なトレーラの場合には
接続ソケツト26には電気的なブレーキ導線27が差込まれ
ない。接続ソケツト26は制御エレクトロニクス21にブレ
ーキ導線が差込まれていないことを特徴づける識別信号
を発信する。この結果、3/2方向制御電磁弁137はブレー
キペダル操作では切換えられない。このトレーラにおい
てはストツク導管17の他に空気力式のブレーキ導管31も
けん引車両に接続する必要がある。ブレーキ連結ヘツド
129に空気力式のブレーキ導管31を接続することによつ
てブレーキ連結ヘツド129における弁が開かれ、ブレー
キ導管接続部141は戻し導管接続部142と接続される。各
ブレーキペダル操作に際してトレーラ制御弁によりブレ
ーキ連結ヘッド129内に制御ブレーキ圧が供給される。
このブレーキ制御圧は戻し導管接続部142を介して3/2方
向制御弁136の空気力式のフイードバツク入力部に作用
し、この3/2方向制御弁136の空気力式の制御入力部をロ
ツクするので、切換えられない3/2方向制御電磁弁137を
介して空気力式の制御入力部に達する空気力式のブレー
キ信号は3/2方向制御弁136の切換えを行なうことはでき
ない。3/2方向制御弁136の空気力式のフイードバツク入
力部に作用するブレーキ制御圧は緊急ブレーキレリーズ
装置133内で、ブレーキ値発生器23から来る空気力式の
ブレーキ信号と接続される空気力式の識別信号として捉
えられる。この識別信号はブレーキペダル操作時にブレ
ーキ連結ヘツドに空気力式のブレーキ導管31が接続され
ている場合にだけ発生させられる。したがつてこの空気
力式の識別信号はけん引車両ブレーキ装置の緊急ブレー
キレリーズ装置133のトレーラブレーキ装置の空気力式
の制御を知らせる。空気力式のブレーキ導管31が不完全
又は破損していると、ブレーキ連結ヘツド129には空気
力式のブレーキ制御圧が形成されない。したがつてブレ
ーキ制御圧は3/2方向制御弁136のフイードバツク入力部
143にも作用しない。3/2方向制御弁136に達する空気力
式のブレーキ信号は3/2方向制御弁136を切換える。これ
によつて圧縮空気タンク13は遮断されかつトレーラブレ
ーキ装置に対するストツク導管17が急激に排気され、こ
れによつて、既に述べたように、調量されないトレーラ
制動が開始される。
連結されたトレーラが電気的に制御可能なトレーラブ
レーキ装置を備えていると、トレーラの電気的なブレー
キ導線27を接続ソケツト26に差込む必要がある。これに
よつて接続ソケツト26においては、トレーラブレーキ装
置が電気的に制御可能であるものであることを特徴づけ
る識別信号が発生させられる。ブレーキ連結ヘッド129
は使用されていない。これによつてブレーキ連結ヘツド
129の弁は開放されず、戻し導管接続部142は排気された
ままにとどめられるので、3/2方向制御弁136の空気力式
のフイードバツク入力部143も作用しない。したがつて
ブレーキ連結ヘツド129においては緊急ブレーキレリー
ズ装置133にトレーラブレーキ装置が空気力で制御され
ないものであることを特徴づける識別信号が発生させら
れる。電気的なブレーキ導線27が完全である場合には制
御エレクトロニクス21はブレーキペダル操作のたびにブ
レーキ信号を発生し、ブレーキ信号の継続する間に切換
え信号を3/2方向制御電磁弁137の電気的な制御入力部に
作用させる。この3/2方向制御電磁弁は切換えられ、空
気力式のブレーキ値発生器23を3/2方向制御弁136の制御
入力部から遮断する。電気的なブレーキ導管27を介して
トレーラブレーキ装置に達するブレーキ信号はそこで調
量されたトレーラの制動を行なう。これに対して電気的
なブレーキ導線27が中断されているか又は制御エレクト
ロニクス21が故障していると、制御エレクトロニクス21
はブレーキ信号を発生せず、これによつて3/2方向制御
電磁弁137の制御入力部に切換え信号が達しなくなる。
したがつて空気力式のブレーキ値発生器23からブレーキ
ペダル操作時に発生させられた空気力式のブレーキ信号
は3/2方向制御弁136の制御入力部に達し、3/2方向制御
弁136を切換える。ストツク導管17は圧縮空気タンク13
が遮断された状態で急激に排気されかつトレーラの緊急
制動がレリーズされる。
連結しようとするトレーラが電気的にかつ空気力式に
制御可能なトレーラブレーキ装置を備えていると、常に
ストツク連結ヘツド15に接続するストツク導管17の他に
ブレーキ連結ヘツド129と接続ソケツト26にも空気力式
もしくは電気的なブレーキ導管もしくは導線31もしくは
27が接続されなければならない。すべてのブレーキ導管
・導線27,31が正しく接続されていると、各ブレーキペ
ダル操作で制御エレクトロニクス21から電気的なブレー
キ信号が発生させられ、電気的なブレーキ信号の継続の
間3/2方向制御電磁弁137の切換え信号が発生させられ
る。3/2方向制御電磁弁137は切換えられ、3/2方向制御
弁136の空気力式の制御入力部はロツクされるので、空
気力式のブレーキ値発生器23から発生された空気力式の
ブレーキ信号は3/2方向制御弁136の切換えを行なわな
い。トレーラ制御弁128はこの場合にもブレーキ連結ヘ
ツド129内にブレーキ制御圧を供給する。このブレーキ
制御圧は空気力式のブレーキ導管31を介してトレーラブ
レーキ装置に伝達される。したがつてトレーラブレーキ
装置は電気的にも空気力式にも制御される。この場合に
はたいてい電気的な制御が優先する。
電気的なブレーキ導線27が不完全であると、制御エレ
クトロニクス21はブレーキペダル操作時に電気的なブレ
ーキ信号が発生させられず、ひいては3/2方向制御電磁
弁137のための切換え信号が発生させられない。3/2方向
制御電磁弁137は常に第3図に示された基準位置にあ
る。しかしこの場合には電気的なブレーキ導線27の欠落
はまだ緊急ブレーキレリーズ装置133を作動させない。
何故ならばトレーラ制御弁128からブレーキペダル操作
時にブレーキ連結ヘツド129内に制御されたブレーキ制
御圧は3/2方向制御弁136のフイードバツク入力部143に
作用しているので、この3/2方向制御弁136が切換えられ
ていない3/2方向制御電磁弁137を介して制御入力部に達
する空気力式のブレーキ信号により切換えられることは
阻止されるからである。この場合にはトレーラブレーキ
装置は空気力式のブレーキ導管31を介して制御されかつ
調量されて制動される。同様に空気力式のブレーキ導管
31が不完全になつてはじめて、緊急制動はレリーズされ
る。この場合にはブレーキ導管接続部141と接続された
戻し導管接続部142は破損した空気力式のブレーキ導管
を介して排気され、3/2方向制御弁136の空気力式のフイ
ードバツク入力部143が有効ではなくなる。ブレーキペ
ダル操作時に発生された空気力式のブレーキ信号は切換
えられていない3/2方向制御電磁弁137を介して3/2方向
制御弁136の制御入力部に達し、この3/2方向制御弁136
を切換える。ストツク導管17の迅速排気はトレーラブレ
ーキ装置による緊急制動をもたらす。
第4図と第5図には、第3図のけん引車両ブレーキ装
置と同様に、任意のトレーラブレーキ装置を備えたすべ
てのトレーラが連結可能でかつトレーラブレーキ装置が
空気力式と電気的に制御可能である場合に、電気的なブ
レーキ信号導線が不完全になつたときにはトレーラブレ
ーキ装置の空気力式の制御により走行運転が維持される
けん引車両ブレーキ装置の別の変化実施例が示されてい
る。この両方の実施例においても緊急制動は電気的なブ
レーキ導線の他に空気力式のブレーキ導管が不完全にな
つたときにはじめてレリーズされる。
第4図のけん引車両ブレーキ装置においては、ブレキ
連結ヘツド229は第3図の場合と同じように構成されて
いる。したがつてこの場合にも貨物自動車においてただ
ストツク連結ヘツドとして存在しているブレーキ連結ヘ
ツドが使用されている。このけん引車両ブレーキ装置は
セミトレーラトラツタに使用されると有利であるのに対
し、第5図のけん引車両ブレーキ装置は貨物自動車とし
て構成されている。両方のけん引車両ブレーキ装置にお
いては制御エレクトロニクス21は、電気的なブレーキ信
号路か完全である場合だけブレーキ信号を発生し、ブレ
ーキ信号の継続の間緊急ブレーキレリーズ装置233もし
くは333に電気的な制御信号を送る。これは制御エレク
トロニクス21から発生させられた各ブレーキ信号によ
り、切換え信号を発する切換えトランジスタ244もしく
は344が切換えられることで行なわれる。第4図と第5
図においてはそれぞれ符号45でトレーラブレーキ装置の
電気的な制御装置が示されている。
第4図の緊急ブレーキレリーズ装置233においては、
緊急排気弁234は、圧縮空気タンク13とトレーラ制御弁2
28との間に接続された、ばね戻し位置と空気力式のフイ
ードバツク入力部247を有する空気力式の2/2方向制御弁
246と、トレーラ制御弁228とブレーキ連結ヘツド229と
の間に接続され、ばね戻し位置を有する2/2方向制御電
磁弁248とを有している。
この場合には2/2方向制御電磁弁248の作業接続部の1
つはトレーラ制御弁228と接続され、他方の作業接続部
は戻し導管接続部242と接続されているので、2/2方向制
御電磁弁248はトレーラ制御弁228とブレーキ連結ヘツド
229のブレーキ導管接続部241との間の接続に対するバイ
パス249に接続されている。2/2方向制御電磁弁248は制
御エレクトロニクス21と接続されているので、既に述べ
たようにブレーキ導線27における各ブレーキ信号で2/2
方向制御電磁弁248に切換え信号が作用させられる。2/2
方向制御弁246の制御入力部は空気力式のブレーキ値発
生器23と接続されている。2/2方向制御弁246としては従
来のトレーラ制御弁において存在する絞り弁を使用する
ことができる。
一般的な空気力式のトレーラブレーキ装置を有するト
レーラが連結されている場合にはストツク導管17の他に
単にブレーキ導管31だけが接続されている。接続されて
いない接続ソケツト26は制御エレクトロニクス21にトレ
ーラブレーキ装置が電気的に制御できないことを信号で
知らせる。これによつて切換えトランジスタ244がロツ
クされ、2/2方向制御電磁弁248に切換え信号が達しなく
なる。ブレーキ導管31を接続することによりブレーキ連
結ヘツド229に存在する弁が開かれ、ブレーキ導管接続
部241が戻し導管242と接続される。ブレーキペダル操作
のたびにブレーキ連結ヘツド229においてトレーラ制御
弁228により制御された、同様に空気力式の2/2方向制御
弁246のフイードバツク入力部247に作用し、この2/2方
向制御弁246の制御入力部をロツクするブレーキ制御圧
によつて、緊急ブレーキレリーズ装置233に、トレーラ
ブレーキ装置が空気力式に制御可能であることが信号で
知らされる。制御入力部がロツクされることにより、ブ
レーキ値発生器23により発生された空気力式のブレーキ
信号は、2/2方向制御弁246を切換えることができなくな
る。すべての弁は第4図に示された基準位置を維持しか
つトレーラブレーキ装置は空気力式のブレーキ導管31を
介して制御される。ブレーキ導管が裂損すると2/2方向
制御弁246のフイードバツク入力部247は不完全な空気力
式のブレーキ導管31を介して排気されかつ2/2方向制御
弁246の制御入力部における空気力式のブレーキ信号は2
/2方向制御弁の切換えを行なう。圧縮空気タンク13は遮
断され、切換えられたトレーラ制御弁228と不完全なブ
レーキ導管31とを介してストツク導管17が急激に排気さ
れ、その結果、トレーラブレーキ装置の緊急ブレーキ弁
が作動される。
電気的に制御可能なトレーラブレーキ装置を有するト
レーラが連結されている場合にはストツク導管17の他
に、さらに電気的なブレーキ導線27を差込む必要があ
る。接続ソケツト26に差込まれたブレーキ導線27は制御
エレクトロニクス21に、電気的に制御可能なトレーラブ
レーキ装置の存在を信号で知らせるので、制御エレクト
ロニクス21はどのブレーキ信号でも2/2方向制御電磁弁2
48の切換え信号を発生し、これを切換える。空気力式の
ブレーキ導管31が接続されていない場合にはブレーキ連
結ヘツド229の戻し導管接続部242は常に排気され、切換
えられた2/2方向制御電磁弁248によつて遮断される。ブ
レーキ値発生器23からの空気力式のブレーキ信号は一方
では2/2方向制御弁246の制御入力部に作用し、他方では
トレーラ制御弁228の制御入力部に作用する。トレーラ
制御弁228はこの場合にもブレーキ連結ヘツド229内にブ
レーキ制御圧を制御する。このブレーキ連結ヘツド229
のブレーキ導管接続部241は開かれていない弁によつて
閉鎖されている。ブレーキ制御圧は2/2方向制御弁246の
フイードバツク入力部247に達し、2/2方向制御弁246が
空気力式のブレーキ信号によつて切換えられることを阻
止する。トレーラブレーキ装置は制御エレクトロニクス
21により生ぜしめられた電気的なブレーキ信号によつて
制御される。電気的なブレーキ導線27が裂断すると、2/
2方向制御電磁弁248は電気的なブレーキ値発生器22の出
力信号ではもはや切換えられない。これによつて2/2方
向制御弁246のフイードバツク入力部247はブレーキ連結
ヘツド229の戻し導管接続部242を介して排気される。空
気力式のブレーキ値発生器23の空気力式のブレーキ信号
は2/2方向制御弁246を切換え、圧縮空気タンク13が遮断
される。ストツク導管17はトレーラ制御弁228が切換え
られた場合にバイパス249とブレーキ連結ヘツド229の戻
し導管接続部242とを介して排気され、ひいては緊急プ
ログラムがスタートさせられる。トレーラブレーキ装置
が電気的にも空気力式にも制御可能であるトレーラが連
結された場合には、ストツク導管17の他に電気的な導線
27と空気力式のブレーキ導管31とがけん引車両に接続さ
れる。接続ソケツト26が塞がることによつて制御エレク
トロニクス21には電気的に制御可能なトレーラブレーキ
装置の存在が信号で知らせられ、ブレーキ連結ヘツド22
9が接続されることにより緊急ブレーキレリーズ装置233
に空気力式に制御可能なトレーラブレーキ装置の存在が
信号で知らされる。すべてのブレーキ導管・導線が完全
である間はトレーラブレーキ装置に、電気的な信号とト
レーラブレーキ弁228により制御されたブレーキ制御圧
との両方が達する。しかしこの場合には電気的なブレー
キ信号が優先する。電気的なブレーキ導線27が裂断する
か又は制御エレクトロニクス21が不完全になると、2/2
方向制御電磁弁248にもはや切換えられなくなり、2/2方
向制御弁246のフイードバツク入力部247は常にバイパス
249を介してブレーキ連結ヘツド229の戻し導管接続部24
2と接続されている。しかしながら空気力式のブレーキ
導管31は接続されているので、戻し導管接続部242はブ
レーキ導管接続部241と接続されている。ブレーキペダ
ル操作のたびに空気力式のブレーキ値発生器23により発
生させられる空気力式のブレーキ信号はトレーラ制御弁
228を切換え、空気力式のブレーキ導管31を介してトレ
ーラ制御装置にブレーキ制御圧を伝達する。2/2方向制
御弁246の制御入力部はフイードバツク入力部247に作用
するブレーキ制御圧によつてロツクされる。電気的なブ
レーキ導線27が不完全な場合にはけん引車両の走行運転
は空気力式に制御されたトレーラブレーキ装置で正常に
保たれる。空気力式のブレーキ導管31が不完全になつて
はじめてトレーラの緊急ブレーキがレリーズされる。何
故ならば2/2方向制御弁246のフイードバツク入力部247
がブレーキ導管接続部241と不完全なブレーキ導管31と
により排気され、ひいては2/2方向制御弁246の制御入力
部のロツクが解除され、ストツク導管17は切換えられた
トレーラ制御弁228と不完全なブレーキ導管におけるブ
レーキ導管接続部241とを介して排気される。
第5図に部分的に示された貨物自動車のブレーキ装置
は構造的に第4図に示されたセミトラツクタのブレーキ
装置と同じである。この場合には常に開いておりかつ空
気力式のブレーキ導管31が接続されていない場合にも閉
じない一般的なブレーキ連結ヘツド329が設けられてい
る。第4図と異つて2/2方向制御電磁弁348は直接的にト
レーラ制御弁328とブレーキ連結ヘツド329との間の接続
導線に接続されている。2/2方向制御電磁弁348は2つの
空気力式のフィードバック入力部350,351を有してい
る。このフィードバック入力部350,351は2/2方向制御電
磁弁348の入力部もしくは出力部と接続されている。こ
のけん引車両ブレーキ装置の作用形式は第1図に示され
たけん引車両ブレーキ装置と一致している。電気的に制
御されたトレーラブレーキ装置、ひいては空気力式のブ
レーキ導管31が接続されていない場合には、電気的なブ
レーキ値発生器22の出力信号に応じて制御エレクトロニ
クス21によって発生させられた各制御信号により、2/2
方向制御電磁弁348が切換えられ、開いたブレーキ連結
ヘツド329を遮断するので、ストツク導管17は切換えら
れたトレーラ制御弁328によつて排気されず、2/2方向制
御弁346の制御入力部がロツクされたままに保たれる。
これによつてトレーラブレーキ装置に対する圧縮空気の
供給がストツク導管17を介して維持される。
第6図には左側に多回路式のけん引車両ブレーキ60
と、制御エレクトロニクス21と、連結された電気的及び
空気力式のブレーキ値発生器22,23を備えたブレーキペ
ダル24とを有するけん引車両ブレーキ装置が概略的に示
されている。図の右側にはトレーラブレーキ61と、接続
された識別信号記憶器63を有するトレーラ制御装置62と
を有するトレーラブレーキ装置が示されている。符号15
ではこの場合にも圧縮空気供給導管14を閉鎖するストツ
ク連結ヘツドが示され、これには連結ヘツド16でトレー
ラブレーキ装置に対するストツク導管17が接続されてい
る。符号29では空気力式のブレーキ導管31が連結ヘツド
30で接続されたブレーキ連結ヘツドが示されている。さ
らにこの場合には差込部分65と受容部分66とを有する多
極性の電気的な連結部材64が設けられている。受容部分
66はけん引車両側の複線の信号導線67を介して制御エレ
クトロニクス21と接続され、差込部分65はトレーラ側の
複線の信号導線68を介してトレーラ制御装置62と接続さ
れている。信号導線67,68における信号路の1つは制御
エレクトロニクス21からトレーラ制御装置62への電気的
なブレーキ信号を伝達する電気的なブレーキ信号導線を
成す。信号導線67,68における他方の信号路を介してト
レーラ制御装置62から制御エレクトロニクス21へ識別信
号が伝達される。この識別信号はトレーラブレーキ装置
の各タイプを表示する。つまり、空気力式に制御される
トレーラブレーキ装置、電気的に制御される、空気力式
の補助回路を有するか又は有していないトレーラブレー
キ装置、電気的及び空気力式に制御される、アンチスキ
ツトシステムを有しているか又は有していないトレーラ
ブレーキ装置等を表示する。トレーラブレーキ装置のタ
イプを特徴づける識別信号は識別信号記憶器63にコード
化されたデジタル語の形で記憶される。連結部材64にお
いて電気的な接続が与えられるとトレーラ制御器62は識
別信号を制御エレクトロニクス21に送る。トレーラ制御
器62が電気的に制御エレクトロニクス21と接続されてい
る間は、けん引車両ブレーキ装置はトレーラブレーキ装
置の設備状態又は装備状態を知るので、ミスが生じた場
合には固有の、トレーラブレーキ装置のタイプに合わせ
られた緊急制動プログラムをスタートさせることができ
る。既に述べたように識別信号はブレーキ信号路とは離
れた信号路を制御エレクトロニクス21に供給される。さ
らにブレーキ信号路自体を識別信号を伝達するために利
用することもできる。このためには信号導線67,68の信
号路の1つを2方向性の導線として使用し、一方の方向
で制御エレクトロニクス21から制御装置62にブレーキ信
号を伝達し、反対の方向で識別信号を伝達することもで
きる。多条の信号導線67,68における他の電気的な接続
路はトレーラブレーキ装置に給電するためと他の制御機
能のために用いることができる。運転ブレーキに対して
付加的に固定ブレーキの信号もけん引車両とトレーラと
の間の空気力式及び/又は電気的なインタフェースを介
して伝達することもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の複数の実施例を示すものであつて、第1
図は任意の設備度のトレーラブレーキ装置を有するトレ
ーラを連結するためのけん引車両の電気−空気力式のブ
レーキ装置のブロツク図、第2図は制御エレクトロニク
スと緊急排気弁との詳細を示す第1図のブロツク図の部
分図、第3図、第4図、第5図はけん引車両ブレーキ装
置の第2、第3、第4実施例を示す部分ブロツク図、第
6図はけん引車両ブレーキ装置の第5実施例とトレーラ
ブレーキ装置とを示す概略図である。 10……4回路保護弁、11,12,13……圧縮空気タンク、14
……圧縮空気供給導管、15……ストツク連結ヘツド、16
……連結ヘツド、17……ストツク導管、18……車輪ブレ
ーキシリンダ、19……圧力制御弁、20……前制御弁、21
……制御エレクトロニクス、22,23……ブレーキ値発生
器、24……ブレーキペダル、25……ブレーキ信号導線、
26……接続ソケツト、27……ブレーキ導線、28……トレ
ーラ制御弁、29……ブレーキ連結ヘツド、30……連結ヘ
ツド、31……ブレーキ導管、32……絞り、33……緊急ブ
レーキレリーズ装置、34……緊急排気弁、35……論理回
路、36……3/2方向制御弁、37……3/2方向制御電磁弁、
38……接続部、39……ORゲート、40……ANDゲート、60
……けん引車両ブレーキ、61……トレーラブレーキ装
置、63……識別信号記憶器、64……連結部材、65……差
込部分、66……受容部分、67,68……信号導線、129……
ブレーキ連結ヘツド、136……3/2方向制御弁、137……3
/2方向制御電磁弁、141……ブレーキ導管接続部、142…
…戻し導管接続部、143……フイードバツク入力部、228
……トレーラ制御弁、229……ブレーキ連結ヘツド、233
……緊急ブレーキレリーズ装置、234……緊急排気弁、2
46……2/2方向制御弁、247……フイードバツク入力部、
248……2/2方向制御電磁弁、249……バイパス、328……
トレーラ制御弁、329……ブレーキ連結ヘツド、348……
2/2方向制御電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−63424(JP,A) 特開 昭50−66687(JP,A) 特開 昭61−193959(JP,A) 特開 昭56−193959(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60T 7/20 B60T 13/66

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】けん引車両、例えば空気力及び/又は電気
    的に制御可能なブレーキ装置を有するトレーラと連結可
    能であるトラクタ又は貨物自動車のための電気−空気力
    式のブレーキ装置であって、けん引車両の複数の車輪ブ
    レーキシリンダに対する少なくとも1つの圧縮空気供給
    回路を制御するために、ブレーキペダルで制御可能な、
    互いに無関係に作用する少なくとも2つの作動回路を有
    し、これらの作動回路の少なくとも1つが電気的な回路
    であって、ブレーキペダルと連結された電気的なブレー
    キ値発生器とこれに接続された制御エレクトロニクスと
    を有し、トレーラブレーキ装置に対してストック導管を
    接続するための圧縮空気タンクと接続されたストック連
    結ヘッドを有し、空気力式のブレーキ導管をトレーラブ
    レーキ装置に接続するためのブレーキ連結ヘッドを有
    し、電気的なブレーキ導線をトレーラブレーキ装置に接
    続するための電気的な接続ソケットを有し、ブレーキ導
    管・導線が中断された場合に、ブレーキペダル操作に際
    して発生させられる電気的及び/又は空気力式のブレー
    キ信号で作動させられる緊急ブレーキレリーズ装置を有
    している形式のものにおいて、トレーラの連結で作動さ
    れる手段(26;29;129;229;329;64)を有しており、この
    手段が、トレーラブレーキ装置を空気力でかつ/又は電
    気的に制御可能であるか否かを識別する識別信号を発生
    するようになっており、この識別信号が電気的及び/又
    は空気力式のブレーキ信号と接続され、緊急ブレーキレ
    リーズ装置(33,133,233,333)がこの識別信号に関連し
    て作動されることを特徴とする、電気−空気力式のブレ
    ーキ装置。
  2. 【請求項2】識別信号を発生する手段が電気的な接続ソ
    ケット(26)により形成されており、この接続ソケット
    (26)が、差込まれているかもしくは差込まれていない
    電気的なブレーキ導線(27)を特徴づける電気的な識別
    信号を発生し、制御エレクトロニクス(21)が電気的な
    ブレーキ信号と電気的な識別信号を接続する論理回路
    (35)を有している、特許請求の範囲第1項記載のブレ
    ーキ装置。
  3. 【請求項3】識別信号を発生する手段がブレーキ連結ヘ
    ッド(29;129;229;329)から構成されており、このブレ
    ーキ連結ヘッドが少なくとも各ブレーキペダル操作時
    に、接続されているかもしくは接続されていない空気力
    式のブレーキ導管(31)を特徴づける空気力式の識別信
    号を発生し、空気力式の識別信号と空気力式のブレーキ
    信号との接続が緊急ブレーキレリーズ装置(33;133;23
    3;333)において行われる、特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載のブレーキ装置。
  4. 【請求項4】一方では圧縮空気タンク(13)と接続され
    かつ他方ではストック及びブレーキ連結ヘッド(16;29;
    129;229;329)と接続され、空気力式のブレーキ信号に
    よって制御され、ブレーキ連結ヘッド(29;129;229;32
    9)に制御ブレーキ圧を伝達する自体公知のトレーラ制
    御弁(28;128;228;328)が、緊急ブレーキレリーズ装置
    (33;133;233;333)の部分であり、この緊急ブレーキレ
    リーズ装置(33;133;233;333)が付加的に圧縮空気タン
    ク(13)を遮断しかつトレーラブレーキ装置に対するス
    トック導管(17)を迅速に排気する電気的にかつ空気力
    で制御可能な緊急排気弁(34;134;234;334)を有し、こ
    の緊急排気弁が空気力式の制御入力部を介して切換え可
    能で、この空気力式の制御入力部が電気的な制御入力部
    を介してロック可能であり、空気力式の制御入力部が空
    気力式のブレーキ信号で負荷可能であり、電気的な制御
    入力部が制御エレクトロニクス(21)と接続されてお
    り、制御エレクトロニクス(21)が接続ソケット(26)
    への電気的な信号路及び接続ソケット(26)からトレー
    ラブレーキ装置に対する電気的な信号路が妨げられてい
    ない場合にだけ、電気的なブレーキ値発生器(22′,2
    3′)の各出力信号に応じてブレーキ信号を接続ソケッ
    ト(26)に作用させるように構成されている、特許請求
    の範囲第1項から第3項までのいずれか1項記載のブレ
    ーキ装置。
  5. 【請求項5】緊急排気弁(34;134)が、戻り位置を有
    し、空気力で制御され、3つの作業接続部の内、1つが
    ストック連結ヘッド(15)と接続されかつ1つがトレー
    ラ制御弁(28;128)と接続されかつ1つが排気された3/
    2方向制御弁(36;136)と、戻り位置を有し、3つの作
    業接続部の内、1つが前記3/2方向制御弁(36;136)の
    制御入力部と接続され、1つに空気力式のブレーキ信号
    が作用させられかつ1つが排気された3/2方向制御電磁
    弁(37;137)とを有しており、3/2方向制御電磁弁(37;
    137)の電気的な制御入力部が制御エレクトロニクス(2
    1)と接続されている、特許請求の範囲第4項記載のブ
    レーキ装置。
  6. 【請求項6】識別信号を発生する手段が電気的な接続ソ
    ケット(26)により形成されており、この接続ソケット
    (26)が、差込まれているかもしくは差込まれていない
    電気的なブレーキ導線(27)を特徴づける電気的な識別
    信号を発生し、制御エレクトロニクス(21)が電気的な
    ブレーキ信号と電気的な識別信号を接続する論理回路
    (35)を有しており、制御エレクトロニクス(21)が電
    気的なブレーキ信号の継続の間ポテンシャルを論理Lか
    ら論理Hに変化させる接続部(38)を有し、識別信号の
    論理Hが、差込まれたブレーキ導管(27)を特徴づけか
    つ識別信号の論理Lが、差込まれていないブレーキ導管
    (27)を特徴づけており、論理回路(35)がORゲート
    (39)を有し、ORゲート(39)の一方の入口が制御エレ
    クトロニクス(21)の接続部(38)と接続され、他方の
    入口に否定された識別信号が作用させられかつ出口が3/
    2方向制御電磁弁(37)の電気的な制御入力部に接続さ
    れている、特許請求の範囲第5項記載のブレーキ装置。
  7. 【請求項7】OR−ゲート(39)と3/2方向制御電磁弁(3
    7)の電気的な制御入力部との間にAND−ゲート(40)が
    接続されており、このANDゲート(40)の入口の1つがO
    Rゲート(39)の出口と接続され、他方の入口に電気的
    なブレーキ信号が加えられており、出口が3/2方向制御
    電磁弁(37)の制御入力部と接続されており、ブレーキ
    ペダル操作した場合の電気的なブレーキ値発生器(22)
    の出口信号が論理Hである、特許請求の範囲第6項記載
    のブレーキ装置。
  8. 【請求項8】空気力で制御された3/2方向制御弁(136)
    が付加的に空気力式のフィードバック入口(143)を有
    し、このフィードバック入口(143)が空気力式の識別
    信号で負荷されている、特許請求の範囲第6項又は第7
    項記載のブレーキ装置。
  9. 【請求項9】空気力で制御された3/2方向制御弁(136)
    が付加的に空気力式のフィードバック入口(143)を有
    し、このフィードバック入口(143)が空気力式の識別
    信号で負荷されており、3/2方向制御電磁弁(137)の電
    気的な制御入力部が制御エレクトロニクス(21)と接続
    され、電気的なブレーキ信号で1つの切換え信号が形成
    される、特許請求の範囲第5項記載のブレーキ装置。
  10. 【請求項10】識別信号を発生する手段がブレーキ連結
    ヘッド(29;129;229;329)から構成されており、このブ
    レーキ連結ヘッドが少なくとも各ブレーキペダル操作時
    に、接続されているかもしくは接続されていない空気力
    式のブレーキ導管(31)を特徴づける空気力式の識別信
    号を発生し、空気力式の識別信号と空気力式のブレーキ
    信号との接続が緊急ブレーキレリーズ装置(33;133;23
    3;333)において行われており、緊急排気弁(234)が圧
    縮空気タンク(13)とストック連結ヘッド(15)との間
    に接続された、戻り位置と空気力式のフィードバック入
    口(247)を有する空気力式の2/2方向制御弁(246)
    と、トレーラ制御弁(228)とブレーキ連結ヘッド(22
    9)との間に接続された、戻り位置を有し、制御入力部
    が制御エレクトロニクス(21)と接続され、電気的なブ
    レーキ信号で1つの切換え信号を生ぜしめる2/2方向制
    御電磁弁(248)を有しており、空気力式のブレーキ信
    号が2/2方向制御弁(246)の制御入力部に作用してお
    り、空気力式の識別信号が切換えられていない2/2方向
    制御電磁弁(248)を介して2/2方向制御弁(246)のフ
    ィードバック入口(247)を負荷する、特許請求の範囲
    第4項記載のブレーキ装置。
  11. 【請求項11】ブレーキ連結ヘッド(229)がトレーラ
    制御弁(228)と接続されたブレーキ導管接続部(241)
    と戻し導管接続部(242)と空気力式のブレーキ導管の
    接続によって自動的に開く弁とを有しており、この弁が
    閉鎖位置でブレーキ導管接続部(241)を遮断し、戻し
    導管接続部(242)を排気し、開放位置でブレーキ導管
    接続部(241)を開き、戻し導管接続部(242)をブレー
    キ導管接続部(241)に接続するように構成されてお
    り、2/2方向制御電磁弁(248)を介して導びかれた戻し
    導管接続部(242)と空気力で制御可能な2/2方向制御弁
    (246)のフィードバック入口(247)とがトレーラ制御
    弁(228)の出口に接続されることにより、空気力で制
    御可能な2/2方向制御弁(246)のフィードバック入口
    (247)が空気力式の識別信号で負荷される、特許請求
    の範囲第8項から第10項までのいずれか1項記載のブレ
    ーキ装置。
  12. 【請求項12】識別信号を発生する手段がブレーキ連結
    ヘッド(29;129;229;329)から構成されており、このブ
    レーキ連結ヘッドが少なくとも各ブレーキペダル操作時
    に、接続されているかもしくは接続されていない空気力
    式のブレーキ導管(31)を特徴づける空気力式の識別信
    号を発生し、空気力式の識別信号と空気力式のブレーキ
    信号との接続が緊急ブレーキレリーズ装置(33;133;23
    3;333)において行われており、緊急排気弁(334)が、
    圧縮空気タンク(13)とストック連結ヘッド(315)と
    の間に接続され、戻し位置と空気力式のフィードバック
    入口(347)とを有する、空気力で制御された2/2方向制
    御弁(346)と、トレーラ制御弁(328)とブレーキ連結
    ヘッド(329)との間の接続路に接続され、入口又は出
    口に接続された少なくとも1つの空気力式のフィードバ
    ック入口(350,351)を有する2/2方向制御電磁弁(34
    8)とを有し、電気的なブレーキ信号で1つの切換え信
    号が生じるように2/2方向制御電磁弁(348)が制御エレ
    クトロニクス(21)と接続され、空気力式のブレーキ信
    号が2/2方向制御弁(346)の制御入力部に作用してお
    り、空気力式の識別信号が切換えられていない2/2方向
    制御電磁弁(348)を介して2/2方向制御弁(346)のフ
    ィードバック入口(347)を負荷する、特許請求の範囲
    第4項記載のブレーキ装置。
  13. 【請求項13】ブレーキ連結ヘッド(329)が2/2方向制
    御電磁弁(348)を介してトレーラ制御弁(328)の出口
    と接続されておりかつ空気力式のブレーキ導管(31)が
    接続されていない場合に排気されるように構成されてお
    り、2/2方向制御弁(346)のフィードバック入口(34
    7)がトレーラ制御弁(328)の出口に接続されているこ
    とにより空気力式の識別信号で負荷される、特許請求の
    範囲第12項記載のブレーキ装置。
  14. 【請求項14】識別信号発生器が、トレーラの連結時に
    閉鎖される電気的な信号導線(64〜68)により形成され
    ており、この信号導線が一方では制御エレクトロニクス
    (21)と他方ではトレーラブレーキ装置の制御装置(6
    2)と接続されている、特許請求の範囲第1項記載のブ
    レーキ装置。
  15. 【請求項15】制御装置(62)が識別信号記憶器(63)
    を有し、この識別信号記憶器(63)に識別信号がコード
    化されたデジタル語として記憶されている、特許請求の
    範囲第14項記載のブレーキ装置。
  16. 【請求項16】空気力式のブレーキ信号が、ブレーキペ
    ダル(24)と連結された、空気力式の作動回路における
    ブレーキ値発生器(23)の出力信号である、特許請求の
    範囲第1項から第15項までのいずれか1項記載のブレー
    キ装置。
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