JP2814968B2 - ファイル - Google Patents
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- JP2814968B2 JP2814968B2 JP7280195A JP28019595A JP2814968B2 JP 2814968 B2 JP2814968 B2 JP 2814968B2 JP 7280195 A JP7280195 A JP 7280195A JP 28019595 A JP28019595 A JP 28019595A JP 2814968 B2 JP2814968 B2 JP 2814968B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- file
- spine
- front cover
- pin shaft
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sheet Holders (AREA)
Description
に詳しくは、単一の見出し片によって、当該見出し片の
異なる利用態様を選択することのできるファイルに関す
る。
に設けたファイルが多方面において利用されている。一
般的なファイルは、図7及び図8に示されるように、表
表紙50と裏表紙51との間に背表紙53が設けられて
おり、この背表紙53の表面に綴じ込み対象物に関する
タイトル等が表示されるようになっている。
に筆記具で直接表示を行う他、図7に示されるように、
背表紙53の表面に、ラベルプリンタ等で所定の印字が
行われた見出し片としての粘着ラベル54等を貼付する
ことによって行われている。その他のタイトル表示とし
ては、図8に示されるように、背表紙53を左右方向に
跨ぐような態様で透明な樹脂性シート55を配置し、こ
の樹脂性シート55の左右及び底部を溶着することによ
って上端開放型の袋56とし、この袋56内にタイトル
表示がなされた見出し片57を挿入することが行われて
いる。
示されたファイルにあっては、粘着ラベル54が背表紙
53に貼付されるものであるため、当該粘着ラベル53
の両面を利用することが不可能となり、一面のみを表示
面とした単一情報に限定されるという不都合がある。し
かも、この構成では、常に粘着ラベル54がファイルの
外側に位置するため、ファイルの長期使用によって粘着
ラベル54の文字が擦れてしまい、ひいては表示効果を
低下させる要因となる他、場合によっては、粘着ラベル
54が背表紙53から不用意に剥がれる場合をも生ずる
という不都合があった。
ては、見出し片57を袋56内に挿入するタイプである
ため、見出し片57の両面を利用した二種の表示態様を
得ることができる。しかしながら、この構成では、見出
し片57の出し入れが不可避的に要求されるとともに、
その出し入れも容易に行うことができず、且つ、袋56
の開放部からの破れも生じ易いという不都合がある。し
かも、袋56を別途に設けなければならない構造である
ため、製造コストも上昇させるという不都合も招来す
る。
れたものであり、その目的は、単一の見出し片を用いて
複数の表示態様を得ることができるとともに、見出し片
の表示面を効果的に保護して印字等の擦れも防止するこ
とのできるファイルを提供することにある。
め、本発明は、表表紙と裏表紙とが透明な背表紙を介し
て連設されるとともに、前記背表紙の内面側に見出し片
が配置され、且つ、前記表紙間に書類等を綴じ込み可能
な綴じ込み手段が設けられたファイルにおいて、前記綴
じ込み手段は、前記裏表紙に支持されて前記表表紙側に
向けられるピン軸と、前記表表紙側に設けられて前記ピ
ン軸に係脱可能となるスナップとからなり、前記見出し
片は、前記背表紙の内面に相対する表示面と、この表示
面に連設されるとともに、前記ピン軸を挿通可能として
当該ピン軸に支持される支持面とを備え、前記表表紙の
基部側には、当該表表紙と前記背表紙との折り曲げ位置
から切り込みが形成されて表表紙とは独立した舌片状部
が形成され、当該舌片状部の領域内に前記スナップを設
けた、という構成を採っている。この構成において、綴
じ込み手段による見出し片の保持を解除して当該見出し
片を裏返して再保持が可能となる。従って、単一の見出
し片を用いて少なくとも、二種の表示態様を得ることが
できる。また、支持面にも所定の表示を付することが可
能となるため、支持面をバーコード等の印刷面として利
用することができ、商品に直接バーコードを印刷した
り、あるいはバーコードが印刷されたラベル等を別個に
貼付する必要性も解消できる。しかも、支持面にも前記
表示面と同一の品名等を印刷することができ、この場合
には、二方向からファイルの品名を識別することが可能
となる。
の一方の面には少なくとも品名が付されている一方、他
方の面には任意のタイトル表示を行うための空欄が設け
られる、という構成が好ましくは採用される。品名を表
示しておくことによって、当該品名欄が背表紙の内面側
に位置する状態で見出し片をセットしておけば、ファイ
ルを店頭等に陳列した時の商品識別を容易に行うことが
できる。この一方、消費者がファイルを用いるときは、
前記見出し片を綴じ込み手段から取り外し、表示面に所
定のタイトル等を記入した後、当該表示面を背表紙の内
面側に位置するように綴じ込み手段で再保持させる。こ
れにより、綴じ込み対象に応じたタイトルが背表紙を通
じて確認することができる。
体的構成について、図面を参照しながら説明する。
図2には図1に示されたファイルのA方向矢視図が示さ
れている。これらの図において、ファイル10は、略方
形に設けられた表表紙11と、この表表紙11の一端に
背表紙12を介して連設された裏表紙13と、前記表表
紙11及び裏表紙13の間に配置された綴じ込み手段1
5と、この綴じ込み手段15に保持された見出し片16
とにより構成されている。ここで、表表紙11、背表紙
12及び裏表紙13は、一枚の透明な樹脂性シートを折
り曲げて形成されており、内側を透かして見ることがで
きるようになっている。
るように、裏表紙13に形成された穴20に挿通される
二本のピン軸21と、当該ピン軸21のヘッド21Aと
相互に作用して裏表紙13を挟み込む状態で装着される
リング22と、表表紙11に設けられた二個のスナップ
24とにより構成されている。スナップ24は、凹部2
4Aを備えており、この凹部24Aはピン軸21の先端
部21Bに係脱自在に設けられ、これによって、綴じ込
み手段15を適宜開閉することが可能となっている。
11と背表紙12との折り曲げ位置26からスナップ2
4を囲む方向に切り込み27が形成され、表表紙11と
は独立した舌片状部28が形成されている。従って、図
2に示されるように、ピン軸21にスナップ24が係合
して綴じられた状態でも、舌片状部28の領域を除いて
表表紙11が開閉可能となる。
される見出し片16は、図4ないし図6に示されるよう
に、ピン軸21が挿通してこれに支持される支持面30
と、この支持面30に連設されて前記背表紙12の内面
に相対する表示面31とからなり、全体として、ファイ
ル10の上下綴じ込み幅に略相当する方形に形成されて
いる。ここで、支持面30と表示面31との境界は折り
曲げ線32が形成されており、この折り曲げ線32位置
にて支持面30と表示面31とが略直交方向に折り曲げ
できるようになっている(図2参照)。また、表示面3
1は、図5に示されるように、一方の面にファイル10
の用途別品名が印刷されているとともに、他方の面、す
なわち裏面は、図6に示されるように、空欄とされてタ
イトル等の見出しを付することが可能となっている。
る位置で、中心から放射方向に向かって複数の切り込み
35が二箇所領域に設けられ、これにより、各切り込み
35をピン軸21の先端21Bが押し開くように挿通さ
れ、支持面30ひいては見出し片16全体を固定的に支
持できるようになっている。また、各切り込み35,3
5間において、前記品名を表示した面と同一の面には、
商品に関する情報を符合化したバーコード36が印刷さ
れており、この隣設位置に前記表示面31と同一の品名
が印刷されている。
が印刷された表示面31が背表紙12の内面に相対する
ように綴じ込み手段15にて綴じ込まれ、これが初期状
態として店頭等に陳列される。この一方、消費者は、前
記綴じ込み手段15のスナップ24をピン軸21から外
し、空欄となった表示面31に所望の文字等を記入した
後、当該表示面31が背表紙12の内面に向くよう前記
初期状態から反転させてピン軸21に再保持させること
ができる。
見出し片16を用いても前記表示面31で二種類の表示
態様を付与できるという効果がある。しかも、表示面3
1は、透明な背表紙12を通じて内容を表出させる構成
であるため、消費者によって付されたタイトル等の文字
が常に背表紙12によって保護され、ファイル10を長
期に亘って使用した場合でも、文字の擦れも全く生ずる
ことがなく、表示内容の明瞭性を一定に確保することが
可能となる。
品名を表示したから、商品の在庫管理、価格計算等にも
とより貢献できる他、商品自体にバーコードラベルを貼
付する必要性も解消することができる。しかも、支持面
30への品名表示によって、二方向から品名を識別する
ことができ、商品としてのファイル10の陳列態様に自
由度を付与することも可能となる。
び当該ピン軸21に着脱自在となるスナップ24によっ
て構成されるとともに、スナップ24を囲む一定領域に
切り込み27を設けて舌片状部28を設けたから、ピン
軸21とスナップ24とが係合している状態でも表表紙
11を独立して開閉させることができる。
ラットファイルに見られるような樹脂性の綴じ足と、こ
の綴じ足が挿通される綴じ板を用いたものであってもよ
い。この場合には、表表紙11側に設けたスナップ24
及び切り込み27を省略して構成の簡易化を図ることが
できる。
くとも背表紙12が透明であれば、不透明な材料によっ
て構成されたものを用いることが可能であり、これによ
って、外観形態を多様化させたファイルを提供すること
もできる。
同一の外形を備えた片を表示面31の反対側に連設し、
見出し片16がU字状となるように綴じ込み手段15で
保持させることもできる。この場合、品名等を表示する
ことのできる領域を三方向に確保して更なる陳列の自由
度拡大を図ることができる一方、消費者においては、表
示面31に付したタイトルと同一のタイトルを前記支持
面30及び付加した片に表示させることができ、各表紙
11,13の各面からも内容を識別することができる。
ある。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 表表紙と裏表紙とが透明な背表紙を介し
て連設されるとともに、前記背表紙の内面側に見出し片
が配置され、且つ、前記表紙間に書類等を綴じ込み可能
な綴じ込み手段が設けられたファイルにおいて、 前記綴じ込み手段は、前記裏表紙に支持されて前記表表
紙側に向けられるピン軸と、前記表表紙側に設けられて
前記ピン軸に係脱可能となるスナップとからなり、前記
見出し片は、前記背表紙の内面に相対する表示面と、こ
の表示面に連設されるとともに、前記ピン軸を挿通可能
として当該ピン軸に支持される支持面とを備え、前記表表紙の基部側には、当該表表紙と前記背表紙との
折り曲げ位置から切り込みが形成されて表表紙とは独立
した舌片状部が形成され、当該舌片状部の領域内に前記
スナップが設けられている ことを特徴とするファイル。 - 【請求項2】 前記表示面の一方の面には少なくとも品
名が付されている一方、他方の面には任意のタイトル表
示を行うための空欄が設けられていることを特徴とする
請求項1記載のファイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7280195A JP2814968B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | ファイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7280195A JP2814968B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | ファイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09123658A JPH09123658A (ja) | 1997-05-13 |
JP2814968B2 true JP2814968B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=17621635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7280195A Expired - Lifetime JP2814968B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | ファイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2814968B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5595536B2 (ja) * | 2013-02-14 | 2014-09-24 | 有限会社シンビ | メニューバインダー |
JP6121392B2 (ja) * | 2014-12-08 | 2017-04-26 | 株式会社リヒトラブ | 綴じ具 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5020737Y2 (ja) * | 1971-09-11 | 1975-06-23 | ||
JPS54140829U (ja) * | 1978-03-22 | 1979-09-29 | ||
JPS59171973U (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-16 | カ−ル事務器株式会社 | 書類綴じ用表紙 |
JPH0139586Y2 (ja) * | 1984-09-11 | 1989-11-28 | ||
JPH0215663Y2 (ja) * | 1985-02-19 | 1990-04-26 | ||
JPH0324387Y2 (ja) * | 1986-02-07 | 1991-05-28 | ||
JPS6318282U (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-06 | ||
JPS6413382U (ja) * | 1987-07-17 | 1989-01-24 | ||
JPH0645754U (ja) * | 1992-11-27 | 1994-06-21 | 中尾 田鶴子 | カバー |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP7280195A patent/JP2814968B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09123658A (ja) | 1997-05-13 |
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