JPH0324387Y2 - - Google Patents
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- JPH0324387Y2 JPH0324387Y2 JP1575086U JP1575086U JPH0324387Y2 JP H0324387 Y2 JPH0324387 Y2 JP H0324387Y2 JP 1575086 U JP1575086 U JP 1575086U JP 1575086 U JP1575086 U JP 1575086U JP H0324387 Y2 JPH0324387 Y2 JP H0324387Y2
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- JP
- Japan
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- medical record
- binder
- cover
- spine
- medical
- Prior art date
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Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、例えば病院の外来病棟において、棚
段等に纏めて保管される外来患者用カルテバイン
ダーに係り、特に異なる二種類のカルテバインダ
ーと、両カルテバインダー間で兼用される見出し
シートとの組合せに関するものである。
段等に纏めて保管される外来患者用カルテバイン
ダーに係り、特に異なる二種類のカルテバインダ
ーと、両カルテバインダー間で兼用される見出し
シートとの組合せに関するものである。
従来技術および解決しようとする課題
病院、特に大型病院の外来病棟においては、多
数の外来患者が比較的短期間の間に頻繁に何回も
通院し、その都度、通院患者のカルテを保管区域
から取出して、診療室や治療室に配布しなければ
ならないので、患者別に外来患者カルテを綴込む
バインダーは、丈夫でなければならないと同時
に、整理、保管に便利なように識別信号を付す必
要がある。
数の外来患者が比較的短期間の間に頻繁に何回も
通院し、その都度、通院患者のカルテを保管区域
から取出して、診療室や治療室に配布しなければ
ならないので、患者別に外来患者カルテを綴込む
バインダーは、丈夫でなければならないと同時
に、整理、保管に便利なように識別信号を付す必
要がある。
また、病院では、治療が終了して通院しなくな
つて患者のカルテも、一定の期間保存る義務があ
るため、この保存カルテが年月の経過とともに累
積し、大量となるので、保存カルテを綴込むバイ
ンダーは、耐久性が劣つても、薄くて安価である
ことが要求される。
つて患者のカルテも、一定の期間保存る義務があ
るため、この保存カルテが年月の経過とともに累
積し、大量となるので、保存カルテを綴込むバイ
ンダーは、耐久性が劣つても、薄くて安価である
ことが要求される。
課題を解決するための手段および作用効果
本考案はこのように要望に応えるために案出さ
れた異なる二種類のカルテ用バインダーと見出し
シートとの組合せの考案に係り、背表紙および一
方の表紙の一部を覆つて付設された透明な見出し
シート収納ポケツトを有する耐久性が高くバイン
ダー厚さが一定で厚い第一カルテバインダーと、
背表紙よびこれに連なる一方の表紙の少なくとも
一部が透明であるか、または背表紙から表紙の一
部に亘つて形成された窓を有する耐久性が低いが
安価でバインダー厚さが可変で薄い第二カルテバ
インダーと、前記第一および第二カルテバインダ
ーに対して兼用される見出しシートとで構成さ
れ、前記見出しシートは、前記第一カルテバイン
ダーに対しては、その背表紙よび一方の表紙の一
部に沿つて見出しシート収納ポケツト内に挿入さ
れ、前記第二カルテバインダーに対しては、その
背表紙および表紙の一部の内面に沿つて装着さ
れ、かつ前記第一および第二カルテバインダーの
背表紙に沿う部分に識別用表示がなされ、前記第
一および第二カルテバインダーの表紙に沿う部分
に前記識別用表示と少なくとも一部が同一である
表示がなされるとともに、固定手段が設けられた
形状体として形成され、前記第二カルテバインダ
ーは、その表紙の内面に、前記固定手段に対応し
て必要な綴込み手段が設けられていることを特徴
とするものである。
れた異なる二種類のカルテ用バインダーと見出し
シートとの組合せの考案に係り、背表紙および一
方の表紙の一部を覆つて付設された透明な見出し
シート収納ポケツトを有する耐久性が高くバイン
ダー厚さが一定で厚い第一カルテバインダーと、
背表紙よびこれに連なる一方の表紙の少なくとも
一部が透明であるか、または背表紙から表紙の一
部に亘つて形成された窓を有する耐久性が低いが
安価でバインダー厚さが可変で薄い第二カルテバ
インダーと、前記第一および第二カルテバインダ
ーに対して兼用される見出しシートとで構成さ
れ、前記見出しシートは、前記第一カルテバイン
ダーに対しては、その背表紙よび一方の表紙の一
部に沿つて見出しシート収納ポケツト内に挿入さ
れ、前記第二カルテバインダーに対しては、その
背表紙および表紙の一部の内面に沿つて装着さ
れ、かつ前記第一および第二カルテバインダーの
背表紙に沿う部分に識別用表示がなされ、前記第
一および第二カルテバインダーの表紙に沿う部分
に前記識別用表示と少なくとも一部が同一である
表示がなされるとともに、固定手段が設けられた
形状体として形成され、前記第二カルテバインダ
ーは、その表紙の内面に、前記固定手段に対応し
て必要な綴込み手段が設けられていることを特徴
とするものである。
本考案は前記したように構成されているので、
新しい患者が来院した場合、または長期間に通院
を中止していた患者が再び通院を開始した場合
に、この患者のカルテを第一カルテバインダーに
綴込むと同時に、その第一カルテバインダーの見
出しシート収納ポケツトに、この患者に対応した
識別記号の見出しシートを挿入する。
新しい患者が来院した場合、または長期間に通院
を中止していた患者が再び通院を開始した場合
に、この患者のカルテを第一カルテバインダーに
綴込むと同時に、その第一カルテバインダーの見
出しシート収納ポケツトに、この患者に対応した
識別記号の見出しシートを挿入する。
この第一カルテバインダーは耐久性が高いた
め、患者の通院の都度、保管区域から手荒く出入
れしても、該バインダーは破損しにくい。
め、患者の通院の都度、保管区域から手荒く出入
れしても、該バインダーは破損しにくい。
また第一カルテバインダーはバインダー厚さが
厚くて一定であるので、多数のカルテ等の紙を綴
込むことができるとともに、第一カルテバインダ
ーの保管区域の広さが一定化して第一カルテバイ
ンダーの保管、管理が楽になる。
厚くて一定であるので、多数のカルテ等の紙を綴
込むことができるとともに、第一カルテバインダ
ーの保管区域の広さが一定化して第一カルテバイ
ンダーの保管、管理が楽になる。
さらに見出しシートは、背表紙および一方の表
紙の一部を覆つて付設された透明な見出しシート
収納ポケツト内に挿入されているため、第一カル
テバインダーを開くことなく、内部のカルテに記
載された患者名等を極めて容易に識別することが
でき、しかも見出しシートが該見出しシート収納
ポケツト内に挟まれた状態で安定して保持されて
いるため、該第一カルテバインダーの出入れや該
バインダーの開閉の際にも、該見出しシートに無
理な力が作用せず、長期間に亘る使用でも、破損
することもなければ摩耗することもない。
紙の一部を覆つて付設された透明な見出しシート
収納ポケツト内に挿入されているため、第一カル
テバインダーを開くことなく、内部のカルテに記
載された患者名等を極めて容易に識別することが
でき、しかも見出しシートが該見出しシート収納
ポケツト内に挟まれた状態で安定して保持されて
いるため、該第一カルテバインダーの出入れや該
バインダーの開閉の際にも、該見出しシートに無
理な力が作用せず、長期間に亘る使用でも、破損
することもなければ摩耗することもない。
さらにまた病気が治癒しまたは所定期間を過ぎ
て通院しなくなつた患者のカルテを第一カルテバ
インダーから取出すとともに、この第一カルテバ
インダーの見出しシート収納ポケツト内に挿入さ
れた見出しシートを取出し、取出された該カルテ
を第二カルテバインダーに綴込むとともに、取出
された該見出しシートを該第二カルテバインダー
の透明部分または窓に宛てがい、該第二カルテバ
インダーの綴込み手段と該見出しシートの固定手
段とで、該見出しシートを該第二カルテバインダ
ーに取付けることができる。
て通院しなくなつた患者のカルテを第一カルテバ
インダーから取出すとともに、この第一カルテバ
インダーの見出しシート収納ポケツト内に挿入さ
れた見出しシートを取出し、取出された該カルテ
を第二カルテバインダーに綴込むとともに、取出
された該見出しシートを該第二カルテバインダー
の透明部分または窓に宛てがい、該第二カルテバ
インダーの綴込み手段と該見出しシートの固定手
段とで、該見出しシートを該第二カルテバインダ
ーに取付けることができる。
この第二カルテバインダーの耐久性が低いが、
通院停止患者カルテを綴込んだ第二カルテバイン
ダーの使用頻度は著しく低いため、該第二カルテ
バインダーは破損する惧れはない。
通院停止患者カルテを綴込んだ第二カルテバイン
ダーの使用頻度は著しく低いため、該第二カルテ
バインダーは破損する惧れはない。
また第二カルテバインダーは安価でバインダー
厚さが可変で薄いため、長期間保存によつて第二
カルテバインダーの使用個数が大幅に増大して
も、第二カルテバインダー全体の購入金額はそれ
程増大せず、コストダウンを図ることができると
ともに、第二カルテバインダーに綴込まれるカル
テ等の紙の枚数に不揃いがあつても、第二カルテ
バインダー内の無駄空間を排除して該第二カルテ
バインダーの保管スペースの増加を必要最少限に
抑制することができる。
厚さが可変で薄いため、長期間保存によつて第二
カルテバインダーの使用個数が大幅に増大して
も、第二カルテバインダー全体の購入金額はそれ
程増大せず、コストダウンを図ることができると
ともに、第二カルテバインダーに綴込まれるカル
テ等の紙の枚数に不揃いがあつても、第二カルテ
バインダー内の無駄空間を排除して該第二カルテ
バインダーの保管スペースの増加を必要最少限に
抑制することができる。
このように、アクテイブフアイルバインダーと
称せられる高価でバインダー厚さが厚いが耐久性
の高い治療患者カルテ綴込み用の第一カルテバイ
ンダーと、インアクテイブフアイルバインダーと
称せられる耐久性は劣るが安価でバインダー厚さ
の薄い保持カルテ綴込み用の第二カルテバインダ
ーとの二種類のカルテバインダーを組合せること
により、利用状態によつて要求される機能が著し
く異なる外来患者カルテ用バインダーを提供する
ことができる。
称せられる高価でバインダー厚さが厚いが耐久性
の高い治療患者カルテ綴込み用の第一カルテバイ
ンダーと、インアクテイブフアイルバインダーと
称せられる耐久性は劣るが安価でバインダー厚さ
の薄い保持カルテ綴込み用の第二カルテバインダ
ーとの二種類のカルテバインダーを組合せること
により、利用状態によつて要求される機能が著し
く異なる外来患者カルテ用バインダーを提供する
ことができる。
また使用頻度の高い第一カルテバインダーから
使用頻度の低い第二カルテバインダーにカルテを
移し変える場合には、前記第一カルテバインダー
の見出しシート収納ポケツトから見出しシートを
抜出し、前記第二カルテバインダーの綴込み手段
と見出しシートの固定手段とでもつて、該見出し
シートを前記第二カルテバインダーの背表紙およ
び表紙の一部の内面に沿つて装着するようにした
ため、前記第一カルテバインダーから第二カルテ
バインダーに見出しシートを頗る簡単かつ容易に
短時間内に能率良く移し変えることができる。
使用頻度の低い第二カルテバインダーにカルテを
移し変える場合には、前記第一カルテバインダー
の見出しシート収納ポケツトから見出しシートを
抜出し、前記第二カルテバインダーの綴込み手段
と見出しシートの固定手段とでもつて、該見出し
シートを前記第二カルテバインダーの背表紙およ
び表紙の一部の内面に沿つて装着するようにした
ため、前記第一カルテバインダーから第二カルテ
バインダーに見出しシートを頗る簡単かつ容易に
短時間内に能率良く移し変えることができる。
実施例
以下、第1図ないし第6図に示した本考案の一
実施例について説明する。
実施例について説明する。
第1図は、アクテイブ・カルテ・フアイル用に
使用される耐久性の良好な第一カルテバインダー
10を斜視図として示しており、該第一カルテバ
インダー10は、背表紙12、該背表紙12と一
体の表紙14,14および図示されない書類綴じ
具とを主体部とし、背表紙12および一方の表紙
14の一部を覆つて透明膜製(例、樹脂材製)の
収納ポケツト16が表紙14,14に固着されて
いる。
使用される耐久性の良好な第一カルテバインダー
10を斜視図として示しており、該第一カルテバ
インダー10は、背表紙12、該背表紙12と一
体の表紙14,14および図示されない書類綴じ
具とを主体部とし、背表紙12および一方の表紙
14の一部を覆つて透明膜製(例、樹脂材製)の
収納ポケツト16が表紙14,14に固着されて
いる。
また、第一カルテバインダー10の収納ポケツ
ト16内には、背表紙12および表紙14の一部
を覆つて断面L字状に折曲された見出しシート2
0が挿入されており、該見出しシート20の背表
紙12側の表面には、保管棚用収納位置を示す識
別数字22、および患者番号(またはカルテ番
号)を示す識別数字24が記入され、該見出しシ
ート20の表紙14側の表面には、識別数字24
が記入されている。また、見出しシート20の表
紙14に沿う部分には、固定手段としての一対の
切込み26が形成され、上端部に、コンピユータ
入力用(機械読取り用)バー・コード・ラベル2
8(識別数字24に対応する)が貼着されてい
る。第2図は、見出しシート20を単体として示
している。
ト16内には、背表紙12および表紙14の一部
を覆つて断面L字状に折曲された見出しシート2
0が挿入されており、該見出しシート20の背表
紙12側の表面には、保管棚用収納位置を示す識
別数字22、および患者番号(またはカルテ番
号)を示す識別数字24が記入され、該見出しシ
ート20の表紙14側の表面には、識別数字24
が記入されている。また、見出しシート20の表
紙14に沿う部分には、固定手段としての一対の
切込み26が形成され、上端部に、コンピユータ
入力用(機械読取り用)バー・コード・ラベル2
8(識別数字24に対応する)が貼着されてい
る。第2図は、見出しシート20を単体として示
している。
第3図はインアクテイブ・カルテ・フアイル用
第二カルテバインダー30を開放した状態で示し
ており、該第二カルテバインダー30は、透明樹
脂膜製の背表紙32、表紙34,34、および各
表紙34に付される軟鋼薄板綴じ具36にて形成
されている。そして、綴じ具36が付されていな
い表紙34の背表紙32に近い箇所には、U字状
の切込み38,38による舌片39,39(綴じ
込み手段)が形成され、切込み26に対する舌片
39差込み係合関係により、第二カルテバインダ
ー30の内面に沿つて見出しシート20が装着さ
れ、綴じ具36側には、検査データ用紙をも含め
てカルテ40が綴込まれる。
第二カルテバインダー30を開放した状態で示し
ており、該第二カルテバインダー30は、透明樹
脂膜製の背表紙32、表紙34,34、および各
表紙34に付される軟鋼薄板綴じ具36にて形成
されている。そして、綴じ具36が付されていな
い表紙34の背表紙32に近い箇所には、U字状
の切込み38,38による舌片39,39(綴じ
込み手段)が形成され、切込み26に対する舌片
39差込み係合関係により、第二カルテバインダ
ー30の内面に沿つて見出しシート20が装着さ
れ、綴じ具36側には、検査データ用紙をも含め
てカルテ40が綴込まれる。
本実施例は、前記のように構成されており、第
一カルテバインダー10に綴込まれているカルテ
40を第二カルテバインダー30に移し変えるに
当つては、第3図図示のように、該見出しシート
20の識別記号側の表面を背表紙32および表紙
34に宛てがい、切込み26を利用して舌片39
をもつて見出しシート20を固定し、次いで綴じ
具36を利用してカルテ40を綴込む。
一カルテバインダー10に綴込まれているカルテ
40を第二カルテバインダー30に移し変えるに
当つては、第3図図示のように、該見出しシート
20の識別記号側の表面を背表紙32および表紙
34に宛てがい、切込み26を利用して舌片39
をもつて見出しシート20を固定し、次いで綴じ
具36を利用してカルテ40を綴込む。
かくして、カルテ40を第二カルテバインダー
30に綴込んだ状態を、第4図に断面図として示
しており、カルテ40の量が少ない時には、第二
カルテバインダー30は、背表紙32と表紙34
の境界線すなわち折曲線l0に沿つて折曲されるの
みであるが、カルテ40の量が増えると、第5図
図示の如く、背表紙32と表紙34の両境界線
l0,l1に沿つて折曲された状態となる。
30に綴込んだ状態を、第4図に断面図として示
しており、カルテ40の量が少ない時には、第二
カルテバインダー30は、背表紙32と表紙34
の境界線すなわち折曲線l0に沿つて折曲されるの
みであるが、カルテ40の量が増えると、第5図
図示の如く、背表紙32と表紙34の両境界線
l0,l1に沿つて折曲された状態となる。
第4図に図示の状態では、第二カルテバインダ
ー30の上、下いずれの側からも、表紙34およ
び背表紙32を透して、見出しシート20に付さ
れた識別数字24,24およびバー・コード・ラ
ベル28を読取ることができ、第5図図示の状態
では、上方および左方から、表紙34および背表
紙32を透して、見出しシート20に付された識
別数字24,24およびバー・コード・ラベル2
8を読取ることができる。
ー30の上、下いずれの側からも、表紙34およ
び背表紙32を透して、見出しシート20に付さ
れた識別数字24,24およびバー・コード・ラ
ベル28を読取ることができ、第5図図示の状態
では、上方および左方から、表紙34および背表
紙32を透して、見出しシート20に付された識
別数字24,24およびバー・コード・ラベル2
8を読取ることができる。
また、保管棚内に第二カルテバインダー30を
収納した状態では、第6図図示のように、第二カ
ルテバインダー30の上端部に指を引つ掛けて手
前に引き(矢印A参照)、そのバー・コード・ラ
ベル28のバー・コードを光学読取り器で読取る
ことができ、非常に利用し易い。
収納した状態では、第6図図示のように、第二カ
ルテバインダー30の上端部に指を引つ掛けて手
前に引き(矢印A参照)、そのバー・コード・ラ
ベル28のバー・コードを光学読取り器で読取る
ことができ、非常に利用し易い。
さらに、見出しシート20および収納ポケツト
16の幅は、従来の同種見出しシートおよび収納
ポケツトのそれに比して大幅に拡大されているた
め、収納ポケツト16から見出しシート20を抜
取り易く、かつ第二カルテバインダー30に対す
る見出しシート20の装着は、切込み26と舌片
39との係合関係をもつてこれを行うだけで良い
から、収納ポケツト内に挿入する場合に比して、
その作業が簡単であつて作業能率が著しく向上
し、人件費の節減を図ることができる。
16の幅は、従来の同種見出しシートおよび収納
ポケツトのそれに比して大幅に拡大されているた
め、収納ポケツト16から見出しシート20を抜
取り易く、かつ第二カルテバインダー30に対す
る見出しシート20の装着は、切込み26と舌片
39との係合関係をもつてこれを行うだけで良い
から、収納ポケツト内に挿入する場合に比して、
その作業が簡単であつて作業能率が著しく向上
し、人件費の節減を図ることができる。
しかも、第二カルテバインダー30は、収納ポ
ケツトを具備しない簡易構造品であるから、製作
費用が廉価であり、見出しシート20の採用によ
つて、インアクテイブ・フアイル用バインダーと
して有利な第二カルテバインダー30の使用が可
能になつた。
ケツトを具備しない簡易構造品であるから、製作
費用が廉価であり、見出しシート20の採用によ
つて、インアクテイブ・フアイル用バインダーと
して有利な第二カルテバインダー30の使用が可
能になつた。
また、第二カルテバインダー30は、綴込まれ
るカルテ40の量に応じて、第4図、第5図図示
の如く、その厚さを変化させ得るため、第一のバ
インダー10の如く背表紙の幅で厚さが規定され
る種類のバインダーを使用する場合に比して、保
管スペースが大幅に節減され、インアクテイブ・
フアイル用バインダーとしては最適である。
るカルテ40の量に応じて、第4図、第5図図示
の如く、その厚さを変化させ得るため、第一のバ
インダー10の如く背表紙の幅で厚さが規定され
る種類のバインダーを使用する場合に比して、保
管スペースが大幅に節減され、インアクテイブ・
フアイル用バインダーとしては最適である。
なお、舌片39は、表紙34に切込み38を施
すことによつてこれを形成したが別体品を表紙3
4の内面に貼着して係止用舌片にしても良く、見
出しシートの固定手段としては、切込み26に限
定されず、パンチ穴形状を採用することもでき
る。また、他の固定手段としては、第7図図示の
如く、見出しシート20Aの表面に剥離容易なカ
バーBで覆われた両面糊付き接着片Cを付してお
き、第二カルテバインダー30に対して見出しシ
ート20Aを装着する場合に、カバーBを取り去
つて表紙34の内面に接合させ得る該カバーB付
き接着片Cを用いることもできる。
すことによつてこれを形成したが別体品を表紙3
4の内面に貼着して係止用舌片にしても良く、見
出しシートの固定手段としては、切込み26に限
定されず、パンチ穴形状を採用することもでき
る。また、他の固定手段としては、第7図図示の
如く、見出しシート20Aの表面に剥離容易なカ
バーBで覆われた両面糊付き接着片Cを付してお
き、第二カルテバインダー30に対して見出しシ
ート20Aを装着する場合に、カバーBを取り去
つて表紙34の内面に接合させ得る該カバーB付
き接着片Cを用いることもできる。
次に、第8図、第9図に示した他の実施例に係
る第二カルテバインダー50について説明する。
る第二カルテバインダー50について説明する。
第二カルテバインダー50は、その背表紙52
および表紙54,54が廉価な板紙で形成された
バインダーであり、第二カルテバインダー30と
同様に、綴じ具および切込み58による舌片59
を備えている。背表紙52および表紙54,54
は不透明であるため、その上半部において、背表
紙52と一方の表紙54の一部に亘り、窓60を
形成しており、該窓60を通じて、第二カルテバ
インダー30の場合と同様に舌片59によつて装
着された見出しシート70を視認することができ
る。第8図は、カルテ40の量が多い状態を示し
ており、第9図はそれが少ない状態を示してい
る。なお、窓60の長さおよび上下方向の位置は
バインダーとしての強度が著しく損われない適当
な位置に定める必要がある。すなわち、上端およ
び下端に近い位置に形成すると、表紙54の強度
が著しく損われる。
および表紙54,54が廉価な板紙で形成された
バインダーであり、第二カルテバインダー30と
同様に、綴じ具および切込み58による舌片59
を備えている。背表紙52および表紙54,54
は不透明であるため、その上半部において、背表
紙52と一方の表紙54の一部に亘り、窓60を
形成しており、該窓60を通じて、第二カルテバ
インダー30の場合と同様に舌片59によつて装
着された見出しシート70を視認することができ
る。第8図は、カルテ40の量が多い状態を示し
ており、第9図はそれが少ない状態を示してい
る。なお、窓60の長さおよび上下方向の位置は
バインダーとしての強度が著しく損われない適当
な位置に定める必要がある。すなわち、上端およ
び下端に近い位置に形成すると、表紙54の強度
が著しく損われる。
第1図は本考案の一実施例に係る見出しシート
を装着した第一カルテバインダーの斜視図、第2
図は該見出しシートの斜視図、第3図は該見出し
シートを装着する第二カルテバインダーの斜視
図、第4図、第5図はそれぞれ第二カルテバイン
ダーの異なる態様を示す横断面図、第6図は第二
カルテバインダーを纏めて保管した状態を示す斜
視図、第7図は他の実施例に係る見出しシートの
斜視図、第8図は本考案の他の実施例に係る見出
しシートを装着した第二のバインダーの斜視図、
第9図は該第二カルテバインダーの他の状態を示
す斜視図である。 10……第一カルテバインダー、12……背表
紙、14……表紙、16……収納ポケツト、20
……見出しシート、22,24……識別数字、2
6……切込み、28……バー・コード・ラベル、
30……第二カルテバインダー、32……背表
紙、34……表紙、36……綴じ具、38……切
込み、39……舌片、40……カルテ、50……
第二カルテバインダー、52……背表紙、54…
…表紙、56……綴じ具、58……切込み、60
……窓、70……見出しシート。
を装着した第一カルテバインダーの斜視図、第2
図は該見出しシートの斜視図、第3図は該見出し
シートを装着する第二カルテバインダーの斜視
図、第4図、第5図はそれぞれ第二カルテバイン
ダーの異なる態様を示す横断面図、第6図は第二
カルテバインダーを纏めて保管した状態を示す斜
視図、第7図は他の実施例に係る見出しシートの
斜視図、第8図は本考案の他の実施例に係る見出
しシートを装着した第二のバインダーの斜視図、
第9図は該第二カルテバインダーの他の状態を示
す斜視図である。 10……第一カルテバインダー、12……背表
紙、14……表紙、16……収納ポケツト、20
……見出しシート、22,24……識別数字、2
6……切込み、28……バー・コード・ラベル、
30……第二カルテバインダー、32……背表
紙、34……表紙、36……綴じ具、38……切
込み、39……舌片、40……カルテ、50……
第二カルテバインダー、52……背表紙、54…
…表紙、56……綴じ具、58……切込み、60
……窓、70……見出しシート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 背表紙および一方の表紙の一部を覆つて付設さ
れた透明な見出しシート収納ポケツトを有する耐
久性が高くバインダー厚さが一定で厚い第一カル
テバインダーと、 背表紙およびこれに連なる一方の表紙の少なく
とも一部が透明であるか、または背表紙から表紙
の一部に亘つて形成された窓を有する耐久性が低
いが安価でバインダー厚さが可変で薄い第二カル
テバインダーと、 前記第一および第二カルテバインダーに対して
兼用される見出しシートとで構成され、 前記見出しシートは、前記第一カルテバインダ
ーに対しては、その背表紙および一方の表紙の一
部に沿つて見出しシート収納ポケツト内に挿入さ
れ、前記第二カルテバインダーに対しては、その
背表紙および表紙の一部の内面に沿つて装着さ
れ、かつ前記第一および第二カルテバインダーの
背表紙に沿う部分に識別用表示がなされ、前記第
一および第二カルテバインダーの表紙に沿う部分
に前記識別用表示と少なくとも一部が同一である
表示がなされるとともに、固定手段が設けられた
形状体として形成され、 前記第二カルテバインダーは、その表紙の内面
に、前記固定手段に対応して必要な綴込み手段が
設けられていることを特徴とする異なる二種類の
カルテバインダーと見出しシートとの組合せ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1575086U JPH0324387Y2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1575086U JPH0324387Y2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62128878U JPS62128878U (ja) | 1987-08-14 |
JPH0324387Y2 true JPH0324387Y2 (ja) | 1991-05-28 |
Family
ID=30806971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1575086U Expired JPH0324387Y2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0324387Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2814968B2 (ja) * | 1995-10-27 | 1998-10-27 | コクヨ株式会社 | ファイル |
-
1986
- 1986-02-07 JP JP1575086U patent/JPH0324387Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62128878U (ja) | 1987-08-14 |
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