JPH0139587Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0139587Y2
JPH0139587Y2 JP19856984U JP19856984U JPH0139587Y2 JP H0139587 Y2 JPH0139587 Y2 JP H0139587Y2 JP 19856984 U JP19856984 U JP 19856984U JP 19856984 U JP19856984 U JP 19856984U JP H0139587 Y2 JPH0139587 Y2 JP H0139587Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binder
cover
spine
heading
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19856984U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61112984U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19856984U priority Critical patent/JPH0139587Y2/ja
Publication of JPS61112984U publication Critical patent/JPS61112984U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0139587Y2 publication Critical patent/JPH0139587Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えば棚段等に纒めて保管される種
類の書類保管用バインダーに係り、特に異なる二
種類のバインダーと、両バインダー間で兼用され
る見出しシートとの組合せに関するものである。
従来技術 書類を綴じ込んで利用するバインダー、すなわ
ちフアイルを集中管理するには、その背表紙に整
理番号等の識別記号を付す必要がある。バインダ
ーが樹脂製であつて、背表紙に直接記号を付すこ
とができなければ、その背表紙を覆つて透明樹脂
膜製の収納ポケツト、あるいは窓枠を設け、その
中に識別記号を付した見出しシートが挿入され
る。この見出しシートを使用すれば、フアイルの
中身を、全て、AなるバインダーからBなるバイ
ンダーに移し変える際に、見出しシートをも共に
移し変えることによつて、見出しを再作成する手
間を省くことができる。
考案が解決しようとする問題点 ところが、バインダーに、見出しシートを装着
するための透明樹脂膜製ポケツト、窓枠等を設け
ると、バインダーの製作費が高価になり、例え
ば、大病院で使用される患者別カルテ・フアイル
の様に、その数が膨大になる場合には、バインダ
ー購入費に多大の影響を及ぶことになる。
そのため、患者別カルテフアイルは、その使用
頻度が低くなると(すなわち、一定期間が経過し
ても通院がない場合には)、インアクテイブ・フ
アイル(inactive file)、すなわち保管のみを目
的とした強度の然程大きくない廉価なバインダー
を用いたフアイルにするのが経済的であり、また
日常カルテ保管場所と治療室の間を往復する使用
頻度の高いフアイルすなわちアクテイブ・フアイ
ル(active file)には、反復使用に耐える十分な
強度を有し、前記ポケツト、窓枠等を備えた高価
がバインダーを用いるのが一般的である。
また、所定期間を過ぎても通院がない患者のカ
ルテを、アクテブ・フアイルからインアクテイ
ブ・フアイルに移し変えるに当り、アクテイブ・
フアイル用バインダーの幅の狭い背表紙部から見
出しシートを抜き取るのは容易でなく、その上、
インアクテイブ・フアイル用バインダーの幅の狭
い背表紙に付されたポケツト等に該見出しシート
を挿入する作業は煩雑で、多量のフアイルを取扱
う場合には、多大の労力を投入しなければならず
さらには、往々にして起し得ることであるが、前
記患者の再治療が開始された場合には、インアク
テイブ・フアイルからアクテイブ・フアイルへの
カルテの移し変えが必要であり、いずれの場合に
おいても、作業に要する人件費を無視することは
できない。
問題点を解決するための手段および作用 本考案の目的は、使用頻度が高く、耐久性の良
好なフアイル用バインダー(第一のバインダー)
と、使用頻度の低いフアイル用バインダー(第二
のバインダー)とを使い分け、後者のバインダー
として簡略構造の廉価なバインダーを使用するこ
とができ、両種バインダー間での書類移し変え作
業を簡単に行うことが可能な異なる二種類のバイ
ンダーと見出しシートとの組合せを提供する点に
ある。
この目的は、背表紙および一方の表紙の一部を
覆つて付設された透明な見出しシート収納ポケツ
トを有する使用頻度の高い第一のバインダーと、
背表紙およびこれに連なる一方の表紙の少なくと
も一部が透明であるか、または背表紙から表紙の
一部に亘つて形成された窓を有する使用頻度の低
い第二のバインダーと、前記第一および第にのバ
インダーに対して兼用される見出しシートとで構
成され、前記見出しシートは、前記第一のバイン
ダーに対しては、その背表紙および一方の表紙の
一部に沿つて見出しシート収納ポケツト内に挿入
され、前記第二のバインダーに対しては、その背
表紙および表紙の一部の内面に沿つて装着され、
かつ前記第一および第二のバインダーの背表紙に
沿う部分に識部用表示がなされ、前記第一および
第二のバインダーの表紙に沿う部分に前記識別用
表示と少なくとも一部が同一である表示がなされ
るとともに、綴じ込み用パンチ穴が形成され、前
記第二のバインダーには、その表紙の内面に、前
記パンチ穴に対応して綴じ込み手段が設けられて
いることを特徴とする異なる二種類のバインダー
と見出しシートとの組合せを提供することによつ
て達成される。
斯かる組合せにおいて、第一のバインダーに綴
じ込まれた書類を第二のバインダーに移し変える
には、第一のバインダーの透明な見出しシート収
納ポケツト内に収納されている見出しシートを抜
き取り、これを第二のバインダーの内面に宛てが
つた状態で書類と共に綴じ込んで使用する。
実施例 以下、第1図ないし第6図に示した本考案の一
実施例について説明する。
第1図は、病院においてアクテイブ・カルテ・
フアイル用に使用される第一のバインダー10を
斜視図として示しており、該第一のバインダー1
0は、背表紙12、該背表紙12と一体の表紙1
4,14および図示されない書類綴じ具とを主体
部とし、背表紙12および一方の表紙14の一部
を覆つて透明膜製(例、樹脂材製)の収納ポケツ
ト16が表紙14,14に固着されている。
また、第一のバインダー10の収納ポケツト1
6内には、背表紙12および表紙14の一部を覆
つて断面L字状に折曲された見出しシート20が
挿入されており、該見出しシート20の背表紙1
2側の表面には、保管棚用収納位置を示す識別数
字22、及び患者番号(またはカルテ番号)を示
す識別数字24が記入され、該見出しシート20
の表紙14側の表面には、識別数字24が記入さ
れている。加えて、見出しシート20の表紙14
側には、一対の綴じ込み用パンチ穴26が形成さ
れ、上端部に、コンピユータ入力用(機械読取り
用)バー・コード・ラベル28(識別数字24に
対応する)が貼着されている。第2図は、見出し
シート20を単体として示している。
第3図はインアクテイブ・カルテ・フアイル用
の第二のバインダー30を開放した状態で示して
おり、該第二のバインダー30は、透明樹脂膜製
の背表紙32、表紙34,34、および各表紙3
4に付される軟鋼薄板製綴じ具36,38にて形
成されている。そして、綴じ具36側には、検査
データ用紙40が綴じ込まれ、綴じ具38側に
は、カルテ42が綴じ込まれる。
本実施例は、前記の様に構成されており、第一
のバインダー10に綴じ込まれている検査データ
用紙40およびカルテ42を第二のバインダー3
0に移し変えるに当つては、検査データ用紙40
はこれを直ちに綴じ具36にて綴じ込むが、カル
テ42は、これを直ちに綴じ込むことなく、第3
図図示の様に、パンチ穴26を利用して綴じ具3
8をもつて見出しシート20を綴じ込んで、該見
出しシート20の識別記号側の表面を背表紙32
および表紙34に宛てがい、次いでカルテ42を
綴じ込む。
斯くして、検査データ用紙40およびカルテ4
2を第二のバインダー30に綴じ込んだ状態を、
第4図に断面図として示しており、検査データ用
紙40およびカルテ42の量が少ない時には、第
二のバインダー30は、背表紙32と表紙34の
境界線すなわち折曲線l1に沿つて折曲されるのみ
であるが、検査データ用紙40およびカルテ42
の量が増えると、第5図図示の如く、背表紙32
と表紙34の両境界l1,l2に沿つて折曲された状
態となる。
第4図図示の状態では、第二のバインダー30
の上、下いずれの側からも、表紙34および背表
紙32を透して、見出しシート20に付された識
別数字24,24およびバー・コード・ラベル2
8を読取ることができ、第5図図示の状態では、
上方および左方から、表紙34および背表紙32
を透して、見出しシート20に付された識別数字
24,24およびバー・コード・ラベル28を読
取ることができる。
また、保管棚内に第二のバインダー30を収納
した状態では、第6図図示の様に、第二のバイン
ダー30の上端部を指に引つ掛けて手前に引き
(矢印A参照)、そのバー・コード・ラベル28の
バー・コードを光学読取り器で読取ることがで
き、非常に利用し易い。
さらに、見出しシート20および収納ポケツト
16の幅は、従来の同種見出しシートおよび収納
ポケツトのそれに比して大幅に拡大されているた
め、収納ポケツト16から見出しシート20を抜
き取り易く、かつ第二のバインダー30に対する
見出しシート20の装着は、収納ポケツト内に挿
入する場合に比して、その作業が簡単であり、作
業能率が著しく向上し、人件費の節減を計ること
ができる。
しかも、第二のバインダー30は、収納ポケツ
トを具備しない簡易構造品であるから、製作費用
が廉価であり、見出しシート20の採用によつ
て、インアクテイブ・フアイル用バインダーとし
て有利な第二のバインダー30の使用が可能にな
つた。
また、第二のバインダー30は、綴じ込まれる
検査データ用紙40およびカルテ42の量に応じ
て、第4図、第5図図示の如く、その厚さが変化
するため、背表紙の幅で厚さが規定される種類の
バインダーを使用する場合に比して、保管スペー
スが大幅に節減され、インアクテイブ・フアイル
用バインダーとしては、最適である。
次に第7図ないし第10図に示した他の実施例
に係る第二のバインダー50について説明する。
第二のバインダー50は、背表紙52が廉価な
板紙で形成されたバインダーであり、第二のバイ
ンダー30と同様に、綴じ具56,58を備えて
いる。背表紙52および表紙54は不透明である
ため、その上半部において、背表紙52と一方の
表紙54の一部に亘り、窓60を形成しており、
該窓60を通じて、第二のバインダー30の場合
と同様に綴じ具58によつて綴じ込まれた見出し
シート70を視認することができる。第7図は、
綴じ込まれた検査データ用紙40、カルテ42の
量が多い状態を示しており、第8図はそれが少な
い状態を示している。なお、窓60の長さおよび
上下方向の位置はバインダーとしての強度が著し
く損なわれない適当な位置に定める必要がある。
すなわち、上端部および下端部に形成すると、表
紙54の強度が著しく損われる。第9図、第10
図は、それぞれ第二のバインダー50を横断面と
して示しており、両図によつて、窓60の形成状
態および見出しシート70の綴じ込み状態を把握
することができる。
考案の効果 以上の説明から明らかな様に、背表紙および一
方の表紙の一部を覆つて付設された透明な見出し
シート収納ポケツトを有する使用頻度の高い第一
のバインダーと、背表紙およびこれに連なる一方
の表紙の少なくとも一部が透明であるか、または
背表紙から表紙の一部に亘つて形成された窓を有
する使用頻度の低い第二のバインダーと、前記第
一および第二のバインダーに対して兼用される見
出しシートとで構成され、前記見出しシートは、
前記第一のバインダーに対しては、その背表紙お
よび一方の表紙の一部に沿つて見出しシート収納
ポケツト内に挿入され、前記第二のバインダーに
対しては、その背表紙および表紙の一部の内面に
沿つて装着され、かつ前記第一および第二のバイ
ンダーの背表紙に沿う部分に識別用表示がなさ
れ、前記第一および第二のバインダーの表紙に沿
う部分に前記識別用表示と少なくとも一部が同一
である表示がなされるとともに、綴じ込み用パン
チ穴が形成され、前記第二のバインダーには、そ
の表紙の内面に、前記パンチ穴に対応して綴じ込
み手段が設けられていることを特徴とする異なる
二種類のバインダーと見出しシートとの組合せ
が、提供された。
本考案の見出しシートを使用すれば、第一のバ
インダーに対する見出しシートの着脱および第二
のバインダーに対する該見出しシートの装着は、
これを迅速に行うことができ、かつ第一のバイン
ダーに見出しシートを装着した状態では、その透
明樹脂膜製の見出しシート収納ポケツトを透し
て、背表紙側、表紙側のいずれの側からも、それ
を読取ることができ、第二のバインダーに見出し
シートを装着した状態では、背表紙およびこれに
連なる一方の表紙の少なくとも一部の透明部分を
透して、あるいは背表紙から表紙の一部に亘つて
形成された窓を通して、背表紙側、表紙側のいず
れの側からも、それを読取ることができる。そし
て、第二のバインダーは、第一のバインダーの様
に見出しシート収納ポケツトを備えておらず、簡
略構造であるから、製作費が廉価であつて、経費
節減の観点から有利であり、使用頻度の少ない多
量のフアイル用バインダーとして最適である。
なお、本考案は、病院におけるカルテ管理用と
して使用されるにとどまらず、他の組織体におけ
る書類管理用としても使用され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る見出しシート
を装着した第一のバインダーの斜視図、第2図は
該見出しシートの斜視図、第3図は該見出しシー
トを装着する第二のバインダーの斜視図、第4
図、第5図はそれぞれ第二のバインダーの異なる
態様を示す横断面図、第6図は第二のバインダー
を纒めて保管した状態を示す斜視図、第7図は本
考案の他の実施例に係る見出しシートを装着した
第二のバインダーの斜視図、第8図は該第二のバ
インダーの他の状態を示す斜視図、第9図、第1
0図はそれぞれ第8図における−線、−
線断面図である。 10……第一のバインダー、12……背表紙、
14……表紙、16……収納ポケツト、20……
見出しシート、22……識別数字、24……識別
数字、26……パンチ穴、28……バー・コー
ド・ラベル、30……第二のバインダー、32…
…背表紙、34……表紙、36……綴じ具、38
……綴じ具、40……検査データ用紙、42……
カルテ、50……第二のバインダー、52……背
表紙、54……表紙、56……綴じ具、58……
綴じ具、60……窓、70……見出しシート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 背表紙および一方の表紙の一部を覆つて付設さ
    れた透明な見出しシート収納ポケツトを有する使
    用頻度の高い第一のバインダーと、 背表紙およびこれに連なる一方の表紙の少なく
    とも一部が透明であるか、または背表紙から表紙
    の一部に亘つて形成された窓を有する使用頻度の
    低い第二のバインダーと、 前記第一および第二のバインダーに対して兼用
    される見出しシートとで構成され、 前記見出しシートは、前記第一のバインダーに
    対しては、その背表紙および一方の表紙の一部に
    沿つて見出しシート収納ポケツト内に挿入され、
    前記第二のバインダーに対しては、その背表紙お
    よび表紙の一部の内面に沿つて装着され、かつ前
    記第一および第二のバインダーの背表紙に沿う部
    分に識別用表示がなされ、前記第一および第二の
    バインダーの表紙に沿う部分に前記識別用表示と
    少なくとも一部が同一である表示がなされるとと
    もに、綴じ込み用パンチ穴が形成され、 前記第二のバインダーには、その表紙の内面
    に、前記パンチ穴に対応して綴じ込み手段が設け
    られていることを特徴とする異なる二種類のバイ
    ンダーと見出しシートとの組合せ。
JP19856984U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH0139587Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19856984U JPH0139587Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19856984U JPH0139587Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61112984U JPS61112984U (ja) 1986-07-17
JPH0139587Y2 true JPH0139587Y2 (ja) 1989-11-28

Family

ID=30757678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19856984U Expired JPH0139587Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0139587Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0750230Y2 (ja) * 1991-02-13 1995-11-15 株式会社トリム ファイルにおけるインデックスラベルホルダー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61112984U (ja) 1986-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4356646A (en) Card holder
US20030071455A1 (en) Presentation devices with indexed holders
JPH0139587Y2 (ja)
JPS5941040Y2 (ja) 穴あけ治具
US2918921A (en) Filing unit
US4638940A (en) Combined form for visual matter, written descriptions and mailing envelopes
JPH0324387Y2 (ja)
JPS6114450Y2 (ja)
US5186684A (en) Portable communication device
JPH0139586Y2 (ja)
JPS5935434Y2 (ja) 書類整理台紙
JPS602944Y2 (ja) 袋状整理票
JP3000961U (ja) 仏壇収納用先祖記録帳
US2686049A (en) Method of arranging papers for the coordination of data thereon
JPS5828870Y2 (ja) メンバ−カ−ド用整理盤
JPS602943Y2 (ja) 袋状整理票
JP3427972B2 (ja) ファイル
JPS5935430Y2 (ja) ファイル用ホルダ−
JP3006693U (ja) 白紙欄を設けた紙面構成による新聞
US20060055166A1 (en) Archival system for natural or other entities
JPH0329178Y2 (ja)
JPS602939Y2 (ja) 基礎体温表用箋帖
JPH0114451Y2 (ja)
US20050104360A1 (en) On treatment patient record cover
JPH057487U (ja) フアイリング用フロツピイデイスクケースフアイル