JP2814671B2 - スクランブル信号伝送方式 - Google Patents
スクランブル信号伝送方式Info
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- control systems
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04K—SECRET COMMUNICATION; JAMMING OF COMMUNICATION
- H04K1/00—Secret communication
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/167—Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスカイポート・スクランブル・システムのス
クランブル信号伝送方式に関する。
クランブル信号伝送方式に関する。
本発明はスカイポート・スクランブル・システムのス
クランブル信号伝送方式に関し、第１の発明は顧客の管
理等を行なう管理センサーと、この管理センターからの
顧客データに基きスクランブル等を行なう同一システム
コントローラ及びスクランブルを有する第１及び第２の
制御系と、第１及び第２の制御系の出力信号が供給さ
れ、一方の出力信号を選択して出力する切換回路とを具
備し、管理センターからのデータは第１及び第２の制御
系の両方に供給されると共に、管理センターへの通信プ
ロトコルの実行は第１及び第２の制御系のいずれか一方
との間で行われるようにすることにより、第１及び第２
の制御系は同一の動作を行い、第１及び第２の制御系の
それぞれに設けられているシステムコントローラは互い
に通信を行うことにより、相互の制御系の監視を行い、
一方の制御系に異常が発生した時には他方の制御系によ
りスクランブル処理された信号が送出されるように切換
回路を制御するようにしてスクランブルシステムの信頼
性を向上させる様にしたものであり、第２の発明は第１
の発明に於いて、第１及び第２の制御系間のいづれか一
方に生じたデータの異常の改修後は、該改修データをイ
ーサーネットラインを介して高速に伝送する様にして異
常状態の復旧を短時間に行なえる様にしたものである。
クランブル信号伝送方式に関し、第１の発明は顧客の管
理等を行なう管理センサーと、この管理センターからの
顧客データに基きスクランブル等を行なう同一システム
コントローラ及びスクランブルを有する第１及び第２の
制御系と、第１及び第２の制御系の出力信号が供給さ
れ、一方の出力信号を選択して出力する切換回路とを具
備し、管理センターからのデータは第１及び第２の制御
系の両方に供給されると共に、管理センターへの通信プ
ロトコルの実行は第１及び第２の制御系のいずれか一方
との間で行われるようにすることにより、第１及び第２
の制御系は同一の動作を行い、第１及び第２の制御系の
それぞれに設けられているシステムコントローラは互い
に通信を行うことにより、相互の制御系の監視を行い、
一方の制御系に異常が発生した時には他方の制御系によ
りスクランブル処理された信号が送出されるように切換
回路を制御するようにしてスクランブルシステムの信頼
性を向上させる様にしたものであり、第２の発明は第１
の発明に於いて、第１及び第２の制御系間のいづれか一
方に生じたデータの異常の改修後は、該改修データをイ
ーサーネットラインを介して高速に伝送する様にして異
常状態の復旧を短時間に行なえる様にしたものである。
近時、通信衛星或は放送衛星を用いて、映像、音声信
号等の情報を特定の受信契約者に有料で提供する様なス
カイポート・スクランブル・システムが提案されてい
る。この様なスクランブル方式は伝送しようとする映
像、音声信号の電気的な秘匿性を保つために、映像信号
（以下ビデオ信号と記す）等では走査線内信号切換方
式、走査線転位方式等が用いられ、音声信号（以下オー
ディオ信号と記す）等では擬似ランダム信号加算方式等
が行なわれている。
号等の情報を特定の受信契約者に有料で提供する様なス
カイポート・スクランブル・システムが提案されてい
る。この様なスクランブル方式は伝送しようとする映
像、音声信号の電気的な秘匿性を保つために、映像信号
（以下ビデオ信号と記す）等では走査線内信号切換方
式、走査線転位方式等が用いられ、音声信号（以下オー
ディオ信号と記す）等では擬似ランダム信号加算方式等
が行なわれている。
一方、この様なスクランブルによって各種ビデオ、オ
ーディオ或はデジタルデータ等の秘匿性を保つ様に互に
企業間内で伝送する様なビジネス・テレビ・システム等
も知られている。この様なビジネス・テレビ・システム
の構成としては例えば、第２図に示す様な構成としたも
のが知られている。同図で（19）は伝送しようとするビ
デオ、オーディオまたはデジタルデータ等のデータソー
スであり、これらの信号はスイッチ（20）の可動接片ａ
→固定接点ｂを介して第１の制御系を構成する現用機器
（21）に供給されている。第１の制御系にはコントロー
ラ（23）、スクランブラ（25）及びフロッピーディスク
ドライブ（28）を含み、所定のスクランブルが行なわれ
てスイッチャ（27）を介して送信装置等へ出力信号とし
て送出され、所定の伝送方式に従ってオンエア等が成さ
れる。一方、スイッチ（20）の他の固定接点ｃに接続さ
れた第２の制御系を構成する予備機器（22）にもコント
ローラ（24）、スクランブラ（26）及びフロッピーディ
スクドライブ（29）を有し、これらは現用機器（21）の
コントローラ（23）、スクランブル（25）及びフロッピ
ーディスクドライブ（28）と同一に構成され、第２の制
御系の出力はスイッチャ（27）に出力される様に成され
ている。この様な構成で、第１の制御系の現用機器（2
1）に異常が発生した場合には第２の制御系である予備
機器（22）の接続された固定接点ｃ側にスイッチ（20）
の可動接片ａを切換えることでデータソース（19）から
のデータ伝送送出を行うことが出来る様に成されてい
る。又、フロッピーディスクドライブ（28）及び（29）
によって読み出されたフロッピーディスクのデータに基
づいて現用機器（21）及び予備機器（22）のデータ状態
が設定される。
ーディオ或はデジタルデータ等の秘匿性を保つ様に互に
企業間内で伝送する様なビジネス・テレビ・システム等
も知られている。この様なビジネス・テレビ・システム
の構成としては例えば、第２図に示す様な構成としたも
のが知られている。同図で（19）は伝送しようとするビ
デオ、オーディオまたはデジタルデータ等のデータソー
スであり、これらの信号はスイッチ（20）の可動接片ａ
→固定接点ｂを介して第１の制御系を構成する現用機器
（21）に供給されている。第１の制御系にはコントロー
ラ（23）、スクランブラ（25）及びフロッピーディスク
ドライブ（28）を含み、所定のスクランブルが行なわれ
てスイッチャ（27）を介して送信装置等へ出力信号とし
て送出され、所定の伝送方式に従ってオンエア等が成さ
れる。一方、スイッチ（20）の他の固定接点ｃに接続さ
れた第２の制御系を構成する予備機器（22）にもコント
ローラ（24）、スクランブラ（26）及びフロッピーディ
スクドライブ（29）を有し、これらは現用機器（21）の
コントローラ（23）、スクランブル（25）及びフロッピ
ーディスクドライブ（28）と同一に構成され、第２の制
御系の出力はスイッチャ（27）に出力される様に成され
ている。この様な構成で、第１の制御系の現用機器（2
1）に異常が発生した場合には第２の制御系である予備
機器（22）の接続された固定接点ｃ側にスイッチ（20）
の可動接片ａを切換えることでデータソース（19）から
のデータ伝送送出を行うことが出来る様に成されてい
る。又、フロッピーディスクドライブ（28）及び（29）
によって読み出されたフロッピーディスクのデータに基
づいて現用機器（21）及び予備機器（22）のデータ状態
が設定される。
上述の第２図で説明したビジネス・テレビ・システム
によると、異常を起した現用機器（21）内の現在のデー
タ状態と予備機器（22）のデータ状態を同一にするに
は、現在のフロッピーディスク等のデータを予備機器
（22）側に伝送し、同一データ状態にしなければならな
いために単にスイッチ（20）を切換えれば済むというこ
とにはならず煩雑な走査を必要とし、同一データ状態に
するために多くの時間が掛る問題があった。一方、この
ビジネス・テレビ・システムを上述のスカイポート・ス
クランブル・システムに適用することが考えられる然
し、このスカイポート・スクランブル・システムでは特
定個別アドレスを考えたときにビジネス・テレビ・シス
テムでは数千のオーダであるのに対し、スカイポート・
スクランブル・システムでは最大2500万にも達するため
異常を起した現用機器（21）に代って予備機器（22）を
現在と同一の内部データ状態にしようとすると膨大な時
間を費すことになる。更に個別にオーソライズされた例
えば、2500万個のうちの特定の受像機等に障害や故障が
発生したとしても、多くの視聴者や受信契約者に影響を
与えることになる。
によると、異常を起した現用機器（21）内の現在のデー
タ状態と予備機器（22）のデータ状態を同一にするに
は、現在のフロッピーディスク等のデータを予備機器
（22）側に伝送し、同一データ状態にしなければならな
いために単にスイッチ（20）を切換えれば済むというこ
とにはならず煩雑な走査を必要とし、同一データ状態に
するために多くの時間が掛る問題があった。一方、この
ビジネス・テレビ・システムを上述のスカイポート・ス
クランブル・システムに適用することが考えられる然
し、このスカイポート・スクランブル・システムでは特
定個別アドレスを考えたときにビジネス・テレビ・シス
テムでは数千のオーダであるのに対し、スカイポート・
スクランブル・システムでは最大2500万にも達するため
異常を起した現用機器（21）に代って予備機器（22）を
現在と同一の内部データ状態にしようとすると膨大な時
間を費すことになる。更に個別にオーソライズされた例
えば、2500万個のうちの特定の受像機等に障害や故障が
発生したとしても、多くの視聴者や受信契約者に影響を
与えることになる。
本発明は叙上の問題点を解決するために成されたもの
でその目的とするところはスクランブル信号伝送方式に
於いて、システムダウン時に正常動作に復帰し、信頼性
の向上したシステムが得られると共に異常発生システム
を正常状態に短時間で復帰出来る様にしようとするもの
である。
でその目的とするところはスクランブル信号伝送方式に
於いて、システムダウン時に正常動作に復帰し、信頼性
の向上したシステムが得られると共に異常発生システム
を正常状態に短時間で復帰出来る様にしようとするもの
である。
本発明のスクランブル信号伝送方式はその例が第１図
に示されている様に、第１の発明では顧客の管理等を行
なう管理センター（１）と管理センター（１）からの顧
客データに基きスクランブル等を行なう同一システムコ
ントローラ（８）（９）及びスクランブラ（10）（11）
を有する第１及び第２の制御系（６）（７）と、第１及
び第２の制御系（６）（７）の出力信号が供給され、一
方の出力信号を選択して出力する切換回路（12）とを具
備し、管理センター（１）からのデータは第１及び第２
の制御系（６）（７）の両方に供給されると共に、管理
センター（１）への通信プロトコルの実行は第１及び第
２の制御系（６）（７）のいずれか一方との間で行われ
るようにすることにより、第１及び第２の制御系（６）
（７）は同一の動作を行い、第１及び第２の制御系
（６）（７）のそれぞれに設けられているシステムコン
トローラ（８）（９）は互いに通信を行うことにより、
相互の制御系の監視を行い、一方の制御系に異常が発生
した時には他方の制御系によりスクランブル処理された
信号が送出されるように切換回路（12）を制御するよう
にしたものであり、本発明の第２の発明は第１の発明に
於いて第１及び第２の制御系（６）（７）間のいづれか
一方に生じたデータの異常の改修後は、改修データをイ
ーサーネットラインを介して高速に伝送する様にしてな
るものである。
に示されている様に、第１の発明では顧客の管理等を行
なう管理センター（１）と管理センター（１）からの顧
客データに基きスクランブル等を行なう同一システムコ
ントローラ（８）（９）及びスクランブラ（10）（11）
を有する第１及び第２の制御系（６）（７）と、第１及
び第２の制御系（６）（７）の出力信号が供給され、一
方の出力信号を選択して出力する切換回路（12）とを具
備し、管理センター（１）からのデータは第１及び第２
の制御系（６）（７）の両方に供給されると共に、管理
センター（１）への通信プロトコルの実行は第１及び第
２の制御系（６）（７）のいずれか一方との間で行われ
るようにすることにより、第１及び第２の制御系（６）
（７）は同一の動作を行い、第１及び第２の制御系
（６）（７）のそれぞれに設けられているシステムコン
トローラ（８）（９）は互いに通信を行うことにより、
相互の制御系の監視を行い、一方の制御系に異常が発生
した時には他方の制御系によりスクランブル処理された
信号が送出されるように切換回路（12）を制御するよう
にしたものであり、本発明の第２の発明は第１の発明に
於いて第１及び第２の制御系（６）（７）間のいづれか
一方に生じたデータの異常の改修後は、改修データをイ
ーサーネットラインを介して高速に伝送する様にしてな
るものである。
本発明のスクランブル信号伝送方式によれば第１の制
御系に異常が発生した場合には第２の制御系の第１の制
御系と並列運転されているので管理センターとのプロト
コル交信の切換だけを行なえば良く急速な正常動作及び
正常運用が可能と成る。更に、異常が生じた第１の制御
系を正常状態に復帰させるために高速なイーサーネット
を用いているので復帰が極めて早いものが得られる。
御系に異常が発生した場合には第２の制御系の第１の制
御系と並列運転されているので管理センターとのプロト
コル交信の切換だけを行なえば良く急速な正常動作及び
正常運用が可能と成る。更に、異常が生じた第１の制御
系を正常状態に復帰させるために高速なイーサーネット
を用いているので復帰が極めて早いものが得られる。
以下、本発明のスクランブル信号伝送方式としてスカ
イポート・スクランブル・システムの一実施例を第１図
によって説明する。
イポート・スクランブル・システムの一実施例を第１図
によって説明する。
一般にスカイポート・スクランブル・システムは特定
の視聴者を対象とし受信契約者に有料で通信衛星を用い
てビデオ・オーディオ・デジタルデータ等を提供するも
ので受信契約以外の視聴者は視聴出来ない様に伝送信号
をスクランブル及びエンクリプションして伝送する。こ
の様にスクランブル及びエンクリプションされて伝送さ
れた有料データを受信するためには受信契約者の受信機
或は受像機側でのデスクランブラでしか戻せない構成と
成されている。
の視聴者を対象とし受信契約者に有料で通信衛星を用い
てビデオ・オーディオ・デジタルデータ等を提供するも
ので受信契約以外の視聴者は視聴出来ない様に伝送信号
をスクランブル及びエンクリプションして伝送する。こ
の様にスクランブル及びエンクリプションされて伝送さ
れた有料データを受信するためには受信契約者の受信機
或は受像機側でのデスクランブラでしか戻せない構成と
成されている。
スカイポート・スクランブル・システムの全体的なシ
ステムは次の如き要素から成り立っている。
ステムは次の如き要素から成り立っている。
（ｉ）管理センター この管理センターは顧客の加入、契約、解約、契約変
更、課金処理、顧客データ管理等の顧客の管理を一括し
て行なう （ii）地球局 管理センターから送られる顧客データに基づきスクラ
ンブル、エンクリプションされた送信信号を電波に乗せ
て通信衛星に送信する。
更、課金処理、顧客データ管理等の顧客の管理を一括し
て行なう （ii）地球局 管理センターから送られる顧客データに基づきスクラ
ンブル、エンクリプションされた送信信号を電波に乗せ
て通信衛星に送信する。
（iii）通信衛星 地球局からの電波を受けて、再び地上に送信する。
（iv）顧客 通信衛星からの送信電波を受信する受信（像）機とデ
スクランブラを有する契約者であり、有料データを視聴
する。
スクランブラを有する契約者であり、有料データを視聴
する。
この様なスカイポート・スクランブル・システム中で
本例は、地球局の特にデータブランチ、コントローラ、
スクランブラ、バックアップコントローラを含む系のス
クランブル信号伝送方式に関するものであり、第１図で
（１）は地球局内のスカイポート管理センターであり、
この管理センター内のホストコンピュータ（CPU）から
上記した顧客データやコマンドデータ等はモデム（２）
及び専用回線（３）を介し、スクランブラを含む制御系
に設けられたモデム（４）に伝送されるモデム（４）か
らのこれらデータはデータブランチ（５）に供給され、
第１の制御系（例えば現用機器）（６）と第２の制御系
（例えば予備機器）（７）に同時に並列的に分岐して供
給されて同時に受信処理される。但し、管理センター
（１）内のCPUとの受授は現用機器（６）側とのみ行な
う。第１及び第２の制御系にはコントローラ（８）と
（９）並にスクランブラ（10）と（11）を有する。これ
らコントローラ（８）と（９）内にはハードディスクが
含まれ、このハードディスク内には顧客データのIDナン
バ管理データ等が格納され、同一構成とされている。ス
クランブラ（10）と（11）も同一の構成とされている。
スクランブラ（10）と（11）には送信制御装置（14）で
制御されるビデオ、オーディオ、デジタルオーディオ送
出装置（15）からビデオ信号（32）及び左右オーディオ
信号（33）と（34）が供給され、更に後述するデジタル
データ（41）及びモード／コントロールデータの受授が
スクランブラバックアップコントローラ（12）と送出制
御装置（14）間で行なわれている。コントローラ（８）
と（９）並にスクランブラ（10）と（11）間のデータ受
授はRS−232C（42a）（42b）によって行なわれると共に
コントローラ（８）及び（９）間にも相互にデータ受授
を行なうRS−232C（30）及び高速データ受授が行なわれ
るイーサーネット（31）が設けられている。イーサーネ
ットはIEEE 802.3に準拠したローカルネットワークで媒
体アクセス方式としてCSMA/CDが援用され、通信プロト
コルとしてはTCP/IPを用いコントローラ（８）と（９）
はTCP/IPの端末となっている。第１及び第２の制御系を
構成する現用機器（６）と予備機器（７）のスクランブ
ラ（10）及び（11）からはスクランブル及びエンクリプ
ションされたビデオ信号（36a）（36b）、サブキャリア
（35a）（35b）、後述するもビットストリーム信号等が
スクランブラバックアップコントローラ（12）に供給さ
れる。スクランブラバックアップコントローラ（12）か
らはスクランブラ（10）と（11）にデジタルデータ（37
a）（37b）、モードデータ（38a）（38b）、ステータス
・チェックデータ（39a）（39b）等が供給される。デジ
タルデータ（37a）（37b）は例えば、64kBPS又は256kBP
Sのシリアルデータでデジタルデータのクロック及びフ
レームシンクとのタイミング同期がとられてスクランブ
ラ（10）と（11）に入力される。ビデオ、オーディオ、
デジタルデータ送出装置（15）からのスクランブラ（1
0）と（11）に入力されるビデオ信号はNTSC方式に準拠
し、スクランブルはフレームメモリを用いてラインシャ
フリングされ、オーディオ信号は最大４チャンネル迄入
力可能であり、入力モードに従ってPCM変換され、スク
ランブル処理される。更に管理センター（１）からのサ
ービスインフォーメーション用のサービスデータはコン
トローラ（８）と（９）とRS−232C（42a）と（42b）を
介してスクランブラ（10）に入力される。IDナンバ管理
データは顧客毎にビデオ、オーディオ、デジタルデータ
のいづれかを受信可能にするかを指定するオーソライズ
データと、メッセージフラグから構成され、管理センタ
ー（１）からコントローラ（８）と（９）のハードディ
スクとスクランブラ（10）と（11）内のメモリに格納さ
れる。IDナンバ管理データに変更があれば管理センター
（１）から変更データのみ伝送され、コントローラ
（８）と（９）のハードディスク並にスクランブラ（1
0）のメモリの内容を更新する。
本例は、地球局の特にデータブランチ、コントローラ、
スクランブラ、バックアップコントローラを含む系のス
クランブル信号伝送方式に関するものであり、第１図で
（１）は地球局内のスカイポート管理センターであり、
この管理センター内のホストコンピュータ（CPU）から
上記した顧客データやコマンドデータ等はモデム（２）
及び専用回線（３）を介し、スクランブラを含む制御系
に設けられたモデム（４）に伝送されるモデム（４）か
らのこれらデータはデータブランチ（５）に供給され、
第１の制御系（例えば現用機器）（６）と第２の制御系
（例えば予備機器）（７）に同時に並列的に分岐して供
給されて同時に受信処理される。但し、管理センター
（１）内のCPUとの受授は現用機器（６）側とのみ行な
う。第１及び第２の制御系にはコントローラ（８）と
（９）並にスクランブラ（10）と（11）を有する。これ
らコントローラ（８）と（９）内にはハードディスクが
含まれ、このハードディスク内には顧客データのIDナン
バ管理データ等が格納され、同一構成とされている。ス
クランブラ（10）と（11）も同一の構成とされている。
スクランブラ（10）と（11）には送信制御装置（14）で
制御されるビデオ、オーディオ、デジタルオーディオ送
出装置（15）からビデオ信号（32）及び左右オーディオ
信号（33）と（34）が供給され、更に後述するデジタル
データ（41）及びモード／コントロールデータの受授が
スクランブラバックアップコントローラ（12）と送出制
御装置（14）間で行なわれている。コントローラ（８）
と（９）並にスクランブラ（10）と（11）間のデータ受
授はRS−232C（42a）（42b）によって行なわれると共に
コントローラ（８）及び（９）間にも相互にデータ受授
を行なうRS−232C（30）及び高速データ受授が行なわれ
るイーサーネット（31）が設けられている。イーサーネ
ットはIEEE 802.3に準拠したローカルネットワークで媒
体アクセス方式としてCSMA/CDが援用され、通信プロト
コルとしてはTCP/IPを用いコントローラ（８）と（９）
はTCP/IPの端末となっている。第１及び第２の制御系を
構成する現用機器（６）と予備機器（７）のスクランブ
ラ（10）及び（11）からはスクランブル及びエンクリプ
ションされたビデオ信号（36a）（36b）、サブキャリア
（35a）（35b）、後述するもビットストリーム信号等が
スクランブラバックアップコントローラ（12）に供給さ
れる。スクランブラバックアップコントローラ（12）か
らはスクランブラ（10）と（11）にデジタルデータ（37
a）（37b）、モードデータ（38a）（38b）、ステータス
・チェックデータ（39a）（39b）等が供給される。デジ
タルデータ（37a）（37b）は例えば、64kBPS又は256kBP
Sのシリアルデータでデジタルデータのクロック及びフ
レームシンクとのタイミング同期がとられてスクランブ
ラ（10）と（11）に入力される。ビデオ、オーディオ、
デジタルデータ送出装置（15）からのスクランブラ（1
0）と（11）に入力されるビデオ信号はNTSC方式に準拠
し、スクランブルはフレームメモリを用いてラインシャ
フリングされ、オーディオ信号は最大４チャンネル迄入
力可能であり、入力モードに従ってPCM変換され、スク
ランブル処理される。更に管理センター（１）からのサ
ービスインフォーメーション用のサービスデータはコン
トローラ（８）と（９）とRS−232C（42a）と（42b）を
介してスクランブラ（10）に入力される。IDナンバ管理
データは顧客毎にビデオ、オーディオ、デジタルデータ
のいづれかを受信可能にするかを指定するオーソライズ
データと、メッセージフラグから構成され、管理センタ
ー（１）からコントローラ（８）と（９）のハードディ
スクとスクランブラ（10）と（11）内のメモリに格納さ
れる。IDナンバ管理データに変更があれば管理センター
（１）から変更データのみ伝送され、コントローラ
（８）と（９）のハードディスク並にスクランブラ（1
0）のメモリの内容を更新する。
上記した、PCM化してデジタルデータとされたデジタ
ルオーディオデータ、デジタルデータ（37a）（37b）、
サービスデータ、IDナンバ管理データはスクランブラ内
で所定のフォーマットに従って統合され、ヘッダ等が付
加されてビットストリーム信号と成され、４相DPSK（差
動位相変調）信号としてスクランブラ（10）と（11）か
ら出力される。スクランブラ（10）と（11）の出力はス
クランブラバックアップコントローラ（12）を介して送
信装置（13）に送られ送信用アンテナ（16）から通信衛
星（17）に電波を送信する。通信衛星（17）からは顧客
にスクランブルされた有利データが送信され、各顧客の
受像（像）機で受信したスクランブルされた有料データ
をデスクランブルして視聴することになる。
ルオーディオデータ、デジタルデータ（37a）（37b）、
サービスデータ、IDナンバ管理データはスクランブラ内
で所定のフォーマットに従って統合され、ヘッダ等が付
加されてビットストリーム信号と成され、４相DPSK（差
動位相変調）信号としてスクランブラ（10）と（11）か
ら出力される。スクランブラ（10）と（11）の出力はス
クランブラバックアップコントローラ（12）を介して送
信装置（13）に送られ送信用アンテナ（16）から通信衛
星（17）に電波を送信する。通信衛星（17）からは顧客
にスクランブルされた有利データが送信され、各顧客の
受像（像）機で受信したスクランブルされた有料データ
をデスクランブルして視聴することになる。
上述の様にスカイポート・スクランブル・システムで
は現用機器（６）と予備機器（７）とは並列運転が行な
われ、管理センター（１）からのデータ受信は両系で行
ない、管理センター（１）のホストCPUとの通信プロト
コルの実行は現用機器（６）で行なわれる。
は現用機器（６）と予備機器（７）とは並列運転が行な
われ、管理センター（１）からのデータ受信は両系で行
ない、管理センター（１）のホストCPUとの通信プロト
コルの実行は現用機器（６）で行なわれる。
更に本例では、コントローラ（８）と（９）自体の異
常検出、スクランブラ（10）と（11）自体の異常検出並
にコントローラ（８）と（９）内のハードディスクとス
クランブラ（10）と（11）内のメモリデータの不一致検
出等が行なわれる。即ち、コントローラ（８）と（９）
の異常検出はコントローラ内のCPU、入出力装置、メモ
リ等の機器異常の検出の他に、現用機器（６）と予備機
器（７）の両コントローラ（８）と（９）の相互監視
（RS−232C（30）で行なわれる）による異常検出であ
り、スクランブラ（10）と（11）の異常検出はスクラン
ブラ（10）と（11）内にハードウェアの検出手段を有
し、異常があったスクランブラがアラームを出力する。
例えば、ビデオ回路エラーアラーム、メモリエラーアラ
ム、PCMエラーアラム等が出力される。この様な異常検
出信号がスクランブラバックアップコントローラ（12）
に出力されるとスクランブラバックアップコントローラ
（12）は現用機器（６）から予備機器（７）に切り換え
を行ない、予備機器（７）は現用機器として動作し、送
信装置（13）には予備機器（７）側からビデオ信号等が
出力される。その結果予備機器（７）と管理センター
（１）のホストCPUが通信プロトコルに準じた実行を行
ない、データの受信が行なわれるが異常を発生した現用
機器（６）は異常検出ステータスの内容により、異常箇
所の改修が行なわれる。この時コントローラ（８）と
（９）のハードディスク並にスクランブラ（10）と（1
1）のメモリ相互間に内容の異常がある可能性があるの
で、必ず、その時の運用機器（正常動作している予備機
器（７）のハードディスク又はメモリからダウンロード
し、復旧した時点の最終顧客データや、これに附随した
各種ステータス情報を異常機器のコントローラのハード
ディスク及びスクランブルのメモリに格納する様にす
る。この様なダウンロードはイーサーネット（31）を用
いて高速に行なわれるので2500万ものオーソライズアド
レスも高速に処理することが出来る。
常検出、スクランブラ（10）と（11）自体の異常検出並
にコントローラ（８）と（９）内のハードディスクとス
クランブラ（10）と（11）内のメモリデータの不一致検
出等が行なわれる。即ち、コントローラ（８）と（９）
の異常検出はコントローラ内のCPU、入出力装置、メモ
リ等の機器異常の検出の他に、現用機器（６）と予備機
器（７）の両コントローラ（８）と（９）の相互監視
（RS−232C（30）で行なわれる）による異常検出であ
り、スクランブラ（10）と（11）の異常検出はスクラン
ブラ（10）と（11）内にハードウェアの検出手段を有
し、異常があったスクランブラがアラームを出力する。
例えば、ビデオ回路エラーアラーム、メモリエラーアラ
ム、PCMエラーアラム等が出力される。この様な異常検
出信号がスクランブラバックアップコントローラ（12）
に出力されるとスクランブラバックアップコントローラ
（12）は現用機器（６）から予備機器（７）に切り換え
を行ない、予備機器（７）は現用機器として動作し、送
信装置（13）には予備機器（７）側からビデオ信号等が
出力される。その結果予備機器（７）と管理センター
（１）のホストCPUが通信プロトコルに準じた実行を行
ない、データの受信が行なわれるが異常を発生した現用
機器（６）は異常検出ステータスの内容により、異常箇
所の改修が行なわれる。この時コントローラ（８）と
（９）のハードディスク並にスクランブラ（10）と（1
1）のメモリ相互間に内容の異常がある可能性があるの
で、必ず、その時の運用機器（正常動作している予備機
器（７）のハードディスク又はメモリからダウンロード
し、復旧した時点の最終顧客データや、これに附随した
各種ステータス情報を異常機器のコントローラのハード
ディスク及びスクランブルのメモリに格納する様にす
る。この様なダウンロードはイーサーネット（31）を用
いて高速に行なわれるので2500万ものオーソライズアド
レスも高速に処理することが出来る。
本発明は叙上の如く動作させたので、スクランブラの
現用機器に異常を起しても正常の動作及び運用が可能と
なり、多くの視聴者に迷惑を掛けない信頼性の高いスク
ランブル信号伝送方式が得られると共に障害復旧を極め
て短時間に行なうことが出来る。尚本発明は叙上の実施
例に限定されることなく本発明の要旨を逸脱ない範囲で
種々変更し得ることは明らかである。
現用機器に異常を起しても正常の動作及び運用が可能と
なり、多くの視聴者に迷惑を掛けない信頼性の高いスク
ランブル信号伝送方式が得られると共に障害復旧を極め
て短時間に行なうことが出来る。尚本発明は叙上の実施
例に限定されることなく本発明の要旨を逸脱ない範囲で
種々変更し得ることは明らかである。
本発明のスクランブル信号伝送方式によればスクラン
ブルシステムの信頼性が向上し、障害復旧が短時間に行
うことの出来るものが得られる。
ブルシステムの信頼性が向上し、障害復旧が短時間に行
うことの出来るものが得られる。
第１図は本発明のスクランブル信号伝送方式の一実施例
を示す系統図、第２図は従来のビジネステレビシステム
の系統図である。 （１）は管理センター、（２）（４）はモデム、（６）
は第１の制御系（現用機器）、（７）は第２の制御系
（予備機器）、（８）（９）はコントローラ、（10）
（11）はスクランブラ、（12）はスクランブラバックア
ップコントローラ、（16）はアンテナ、（17）は通信衛
星である。
を示す系統図、第２図は従来のビジネステレビシステム
の系統図である。 （１）は管理センター、（２）（４）はモデム、（６）
は第１の制御系（現用機器）、（７）は第２の制御系
（予備機器）、（８）（９）はコントローラ、（10）
（11）はスクランブラ、（12）はスクランブラバックア
ップコントローラ、（16）はアンテナ、（17）は通信衛
星である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村椿 嘉元 東京都品川区北品川６丁目７番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平１−93948（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04N 7/167 H04N 7/16
Claims (2)
- 【請求項１】顧客の管理を行う管理センターと、 上記管理センターからの顧客データに基づきスクランブ
ルを行う同一システムコントローラ及びスクランブラを
有する第１及び第２の制御系と、 上記第１及び第２の制御系の出力信号が供給され、一方
の出力信号を選択して出力する切換回路とを具備し、 上記管理センターからのデータは上記第１及び第２の制
御系の両方に供給されると共に、管理センターへの通信
プロトコルの実行は第１及び第２の制御系のいずれか一
方との間で行われるようにすることにより、該第１及び
第２の制御系は同一の動作を行い、 上記第１及び第２の制御系のそれぞれに設けられている
システムコントローラは互いに通信を行うことにより、
相互の制御系の監視を行い、一方の制御系に異常が発生
した時には他方の制御系によりスクランブル処理された
信号が送出されるように上記切換回路を制御するように
したことを特徴とするスクランブル信号伝送方式。 - 【請求項２】第１の請求項記載のスクランブル信号伝送
方式に於いて、 上記第１及び第２の制御系間の何れか一方に生じたデー
タの異常の改修後は、該改修データをイーサーネットラ
インを介して高速に伝送する様にしてなることを特徴と
するスクランブル信号伝送方式。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2071552A JP2814671B2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | スクランブル信号伝送方式 |
| US07/672,440 US5214694A (en) | 1990-03-20 | 1991-03-20 | Scramble signal transmission system for earth station of communication satellite |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2071552A JP2814671B2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | スクランブル信号伝送方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03270585A JPH03270585A (ja) | 1991-12-02 |
| JP2814671B2 true JP2814671B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=13464012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2071552A Expired - Fee Related JP2814671B2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | スクランブル信号伝送方式 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5214694A (ja) |
| JP (1) | JP2814671B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0564077A (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-12 | Sony Corp | スイツチヤー |
| US10361802B1 (en) * | 1999-02-01 | 2019-07-23 | Blanding Hovenweep, Llc | Adaptive pattern recognition based control system and method |
| US5839088A (en) | 1996-08-22 | 1998-11-17 | Go2 Software, Inc. | Geographic location referencing system and method |
| US5987518A (en) * | 1996-10-28 | 1999-11-16 | General Instrument Corporation | Method and apparatus for communicating internet protocol data over a broadband MPEG channel |
| US6215876B1 (en) | 1997-12-31 | 2001-04-10 | Transcrypt International, Inc. | Apparatus for and method of detecting initialization vector errors and maintaining cryptographic synchronization without substantial increase in overhead |
| US6249582B1 (en) | 1997-12-31 | 2001-06-19 | Transcrypt International, Inc. | Apparatus for and method of overhead reduction in a block cipher |
| US8291444B1 (en) * | 1999-12-30 | 2012-10-16 | Intel Corporation | System for controlling use of broadcast content |
| JP5202196B2 (ja) * | 2008-09-09 | 2013-06-05 | ホーチキ株式会社 | スケルチ及び放送用中継局装置 |
| CN111831487A (zh) * | 2019-04-15 | 2020-10-27 | 丰鸟航空科技有限公司 | 数据源的输出方法、装置、系统以及存储介质 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5022076A (en) * | 1988-12-09 | 1991-06-04 | The Exchange System Limited Partnership | Redundant encryption processor arrangement for use in an electronic fund transfer network |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP2071552A patent/JP2814671B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-03-20 US US07/672,440 patent/US5214694A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03270585A (ja) | 1991-12-02 |
| US5214694A (en) | 1993-05-25 |
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|---|---|---|---|
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