JP2002281528A - 情報処理装置、障害監視方法、記録媒体、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、障害監視方法、記録媒体、およびプログラム

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JP2002281528A
JP2002281528A JP2001082023A JP2001082023A JP2002281528A JP 2002281528 A JP2002281528 A JP 2002281528A JP 2001082023 A JP2001082023 A JP 2001082023A JP 2001082023 A JP2001082023 A JP 2001082023A JP 2002281528 A JP2002281528 A JP 2002281528A
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Tatsu Sukigara
竜 鋤柄
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 詳細な監視処理を実行しつつ、障害を早期発
見する。 【解決手段】 制御部は、詳細な監視を実行する監視処
理aと並行して、例えば、TCP/IPで相手と通信可能であ
るかを知るためのネットワーク診断プログラムpingで用
いられるICMP(Internet Control Message Protocol)e
choパケットなど、非常に簡略化したコマンドをエンコ
ーダおよび多重化部に送信し、監視項目を少なくするこ
とによって、短時間で実行可能な監視処理bを実行す
る。監視項目が少ない監視処理bでは、発生した障害の
内容を充分検出することができない場合が考えられる
が、ネットワークへの負荷を大きくすることなく、障害
の発生を早期に発見することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、障
害監視方法、記録媒体、およびプログラムに関し、特
に、障害の発生を監視するにあたり、詳細な監視を行い
つつ、重大な障害は早期に発見することができるように
した情報処理装置、障害監視方法、記録媒体、およびプ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送は、地上波を伝送媒体
として開始され、その後、ケーブルや衛星を伝送媒体と
して、放送が行われるようになってきた。テレビジョン
放送における変調方式も、アナログの変調方式から、MP
EG(Moving Picture Coding Experts Group/Moving Pi
cture Experts Group)方式などの帯域圧縮技術の確立
により、デジタル方式へ変わろうとしている。アナログ
方式と比較して、デジタル方式では、非常に高い伝送効
率を得ることができる。
【0003】例えば、衛星テレビジョンにおいて、一般
的な放送衛星、もしくは通信衛星の1トランスポンダ
(中継局)の伝送帯域は、27MHzである。このトラン
スポンダを利用して、SDTV(Standard Definition TV)
をアナログのFM変調で伝送する場合、1つのトランス
ポンダで一度に1チャンネル分の放送しか中継すること
ができない。
【0004】それに対して、番組データが、デジタルの
QPSK(Quadrature Phase Shift Keying:四位相偏移変
調)で伝送される場合、制御符号等の冗長信号を考慮し
ても、情報が伝送可能な容量は、約24Mbps程度(回路
設計により異なる)確保することができる。従って、同
一のトランスポンダを利用して、SDTVをMPEG2方式によ
って4Mbpsに圧縮した場合、アナログの1チャンネルに
対して、6チャンネル分の放送を中継することができ
る。衛星使用料は、非常に高額であるので、デジタル方
式を用いることは、放送コストの大幅な削減につなが
る。
【0005】しかしながら、デジタル放送による多チャ
ンネル放送においては、アナログ放送にはない課題も多
い。図1を用いて、従来のデジタル放送システムについ
て説明する。
【0006】放送データ制作システム1は、番組編成に
従って、放送データの基となるベースバンド信号を生成
し、ベースバンド信号を圧縮処理し、多重化することに
よって、放送データストリームを生成し、通信/放送衛
星2を介して、視聴者に放送する。
【0007】まず、ベースバンド信号作成部11におい
て、ベースバンド信号が生成される。放送される番組の
素材は、例えば、専用回線などのネットワーク回線を介
してルータ21に入力されたり、スタジオなどで撮影さ
れて、編集された後、ルータ21に入力されたり、所定
のVTR(video tape recorder)に保存されている番
組素材の中から選択されて、ルータ21に入力される。
【0008】ルータ21からスイッチャ22に出力され
た番組素材は、番組編成部15から入力される制御信号
に基づいてスイッチングされ、エンコード部12に入力
される。
【0009】エンコード部12は、エンコーダ23、多
重化部24、これらを制御する制御部25、および放送
データ制作システム1の管理者が操作入力するための操
作部26で構成されている。スイッチャ22から入力さ
れた信号は、エンコーダ23において、番組編成部15
から入力される制御信号に従ったビデオレートや音声モ
ードで、所定の方式により帯域圧縮処理を施され、多重
化部24において、EPG(Electronic Program Guid
e:電子番組ガイド)作成部14から入力されたEP
G、視聴管理システム7から入力された番組視聴(例え
ば、無料放送、有料放送、Pay Per Viewなど)に関する
情報、もしくは、その他の制御信号と多重化され、必要
に応じて、スクランブル処理が施されて、送信部13に
出力される。制御部25は、エンコーダ23および多重
化部24の処理を制御する。エンコード部12の詳細に
ついては、図2を用いて後述する。
【0010】番組編成部15は、例えば、番組編成担当
から、番組スケジュールの入力を受け、再生するVTR
の番号、テープの順番、時刻などを指令する制御信号を
生成して、ベースバンド信号作成部11に出力したり、
ビデオレートや音声モードなどの圧縮処理に必要な制御
信号を生成して、エンコード部12に出力する。
【0011】EPG作成部14は、例えば、オペレータ
などから、番組スケジュールおよび番組の紹介文などの
入力を受け、EPGを作成して、エンコード部12に出
力する。
【0012】送信部13は、デジタルデータを送信する
アンテナを含み、エンコード部12から出力されたデジ
タル信号を、通信/放送衛星2に送信する。通信/放送
衛星2は、地上からの電波を受信し、受信した電波を増
幅して再び地上に送り返すことにより、長距離通信を可
能にした中継所の役目をする静止衛星である。
【0013】アンテナ3で受信された放送データは、受
信機4によって再生される。衛星放送においては、IC
カード5を用いて、視聴者が対応する番組を視聴するこ
とができる契約を交わしているか否かが判断される。受
信機4に、ICカード5が挿入され、ICカード5に記
録されたデータが、受信機4によって読み取られる。I
Cカード5には、受信した放送データのスクランブルを
解除して、再生するために必要な情報が記録されてお
り、例えば、契約されているチャンネルの情報やPay pe
r Viewなどの課金データが記録されている。
【0014】視聴者が、例えば、Pay Per Viewなどを申
し込む場合、契約情報は、電話回線6を介して視聴管理
システム7に入力される。視聴管理システム7は、視聴
者の番組視聴に関する契約情報を登録したデータベース
を有し、放送される番組毎に、例えば、無料放送、有料
放送、Pay Par Viewなどといった視聴のための情報を多
重化させるための制御信号を生成し、番組編成部15お
よびエンコード部12に出力する。
【0015】図2は、エンコード部12の詳細な構成例
を示すブロック図である。エンコード部12の内部構成
は、図2に示される以外にも、多重化する番組数、圧縮
処理方式、冗長性(リダンダンシー)の条件などによ
り、様々な構成をとることができるが、ここでは、5つ
の圧縮処理モジュール(エンコーダ31−1乃至エンコ
ーダ31−5)に対して、1つの冗長な圧縮処理モジュ
ール(エンコーダ31−6)が設けられ、1つの多重化
モジュール(多重化部41−1)に対して、1つの冗長
な多重化モジュール(多重化部41−2)が用意されて
いる場合について説明する。
【0016】エンコード部12は、エンコーダ23、多
重化部24、これらを制御する制御部25、放送データ
制作システム1の管理者が操作入力するための操作部2
6、およびドライブ74で構成されている。
【0017】制御部25は、視聴管理システム7、EP
G作成部14、もしくは番組編成部15から入力された
各種制御信号、あるいは、操作部26を用いて管理者が
入力した操作に対応する信号に従って、エンコーダ23
および多重化部24を制御するための制御信号を生成
し、それぞれに出力する。
【0018】エンコーダ23は、エンコーダ31−1乃
至エンコーダ31−6および切替部32で構成されてい
る。入力されたビデオ信号は、エンコーダ31−1乃至
エンコーダ31−6で、所定のデジタル方式により帯域
圧縮を施される。圧縮時のビデオレートや音声モード
は、制御部25から入力される制御信号に従って決定さ
れる。エンコーダ31−1乃至エンコーダ31−5は、
正常動作時にエンコードを行うために用いられ、エンコ
ーダ31−6は、エンコーダ31−1乃至エンコーダ3
1−5のうちのいずれかが、例えば故障などにより正常
に動作しなくなった場合に利用される。
【0019】エンコーダ31−1乃至81−6から出力
された信号は、多重化部41−1および多重化部41−
2に出力される。多重化部41−1および多重化部41
−2は、制御部25の制御に従って、入力された複数の
信号を多重化し、更に、必要に応じて、EPGなどの情
報や、各種の制御信号を多重化して、1本のストリーム
のデジタル放送データを生成し、切替部42−1および
切替部42−2に出力する。
【0020】切替部32、切替部42−1および切替部
42−2は、制御部25から入力される制御信号に従っ
て、入力される信号を切り替える。
【0021】このように、障害に対処するための冗長な
構成要素をもったシステムにおいて、実際に障害が発生
した場合、システムの管理者は、一旦システムを停止し
て、その障害の原因を突き止める。その後、システムの
管理者は、操作部26を操作して、切替部32、もしく
は切替部42の入出力を切り替えることにより、障害の
原因となる構成要素を、エンコード部12の回路構成か
らはずし、予備となる冗長な構成要素(エンコーダ31
−6もしくは多重化部41−2)に切り替える処理を実
行していた。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】このような方法による
と、確かに、障害を起こした構成要素を修理する前に、
予備となる構成要素に切り替えることによって、システ
ムを復帰させることが可能となる。しかしながら、シス
テム管理者は、障害発生後にシステム全体を調べて、障
害の発生源を突き止める必要があり、どの構成要素を切
り替えればシステムが復帰するかを決定するまでには、
ある程度の時間を要してしまう。
【0023】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、障害の発生を監視し、障害が発生した場
合、速やかに、障害が発生した構成要素を予め用意され
た冗長な構成要素に自動的に切り替えることができるよ
うにするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報処理
装置は、第1の方法を用いた障害の監視のための第1の
コマンドを出力する第1の出力手段と、第1の方法より
監視項目が少ない第2の方法を用いた障害の監視のため
の第2のコマンドを出力する第2の出力手段と、第1の
コマンドに対する第1の応答の入力を受ける第1の応答
入力手段と、第2のコマンドに対する第2の応答の入力
を受ける第2の応答入力手段とを備え、第2の出力手段
によって出力される第2のコマンドの出力周期は、第1
の出力手段によって出力される第1のコマンドの出力周
期よりも短いことを特徴とする。
【0025】第2の出力手段には、第1の出力手段によ
って第1のコマンドが出力されてから、第1の応答入力
手段により第1の応答の入力を受けるまでの第1の監視
期間以外の第2の監視期間に、第2のコマンドを出力さ
せるようにすることができる。
【0026】第2の出力手段には、第1の出力手段によ
って第1のコマンドが出力されるのと並行して、第2の
コマンドを出力させるようにすることができる。
【0027】本発明の第1の障害監視方法は、第1の方
法を用いた障害の監視のための第1のコマンドを出力す
る第1の出力ステップと、第1の方法より監視項目が少
ない第2の方法を用いた障害の監視のための第2のコマ
ンドを出力する第2の出力ステップと、第1のコマンド
に対する第1の応答の入力を受ける第1の応答入力ステ
ップと、第2のコマンドに対する第2の応答の入力を受
ける第2の応答入力ステップとを含み、第2の出力ステ
ップの処理によって出力される第2のコマンドの出力周
期は、第1の出力ステップの処理によって出力される第
1のコマンドの出力周期よりも短いことを特徴とする。
【0028】本発明の第1の記録媒体に記録されている
プログラムは、第1の方法を用いた障害の監視のための
第1のコマンドを出力する第1の出力ステップと、第1
の方法より監視項目が少ない第2の方法を用いた障害の
監視のための第2のコマンドを出力する第2の出力ステ
ップと、第1のコマンドに対する第1の応答の入力を受
ける第1の応答入力ステップと、第2のコマンドに対す
る第2の応答の入力を受ける第2の応答入力ステップと
を含み、第2の出力ステップの処理によって出力される
第2のコマンドの出力周期は、第1の出力ステップの処
理によって出力される第1のコマンドの出力周期よりも
短いことを特徴とする。
【0029】本発明の第1のプログラムは、第1の方法
を用いた障害の監視のための第1のコマンドを出力する
第1の出力ステップと、第1の方法より監視項目が少な
い第2の方法を用いた障害の監視のための第2のコマン
ドを出力する第2の出力ステップと、第1のコマンドに
対する第1の応答の入力を受ける第1の応答入力ステッ
プと、第2のコマンドに対する第2の応答の入力を受け
る第2の応答入力ステップとを含み、第2の出力ステッ
プの処理によって出力される第2のコマンドの出力周期
は、第1の出力ステップの処理によって出力される第1
のコマンドの出力周期よりも短いことを特徴とする。
【0030】本発明の第2の情報処理装置は、第1の方
法を用いた障害の監視のための第1のコマンドを第1の
構成要素に出力する第1の出力手段と、第1の方法より
監視項目が少ない第2の方法を用いた障害の監視のため
の第2のコマンドを第1の構成要素に出力する第2の出
力手段と、第1のコマンドに対する第1の応答の入力を
受ける第1の応答入力手段と、第2のコマンドに対する
第2の応答の入力を受ける第2の応答入力手段と、第1
の応答入力手段、もしくは第2の応答入力手段により入
力された第1の応答、もしくは第2の応答に基づいて、
第1の構成要素の障害の発生、および障害の発生箇所を
検出する検出手段と、検出手段により検出された障害の
発生箇所に基づいて、障害を発生した第1の構成要素に
代わって第2の構成要素を動作させるための切替処理を
実行する切替手段とを備え、第2の出力手段によって出
力される第2のコマンドの出力周期は、第1の出力手段
によって出力される第1のコマンドの出力周期よりも短
いことを特徴とする。
【0031】第2の出力手段には、第1の出力手段によ
って第1のコマンドが出力されてから、第1の応答入力
手段により第1の応答の入力を受けるまでの第1の監視
期間以外の第2の監視期間に、第2のコマンドを出力さ
せるようにすることができる。
【0032】第2の出力手段は、第1の出力手段によっ
て第1のコマンドが出力されるのと並行して、第2のコ
マンドを出力させるようにすることができる。
【0033】切替手段には、障害を発生した第1の構成
要素から第2の構成要素に、信号の入力、もしくは出力
を切り替させるようにすることができる。
【0034】本発明の第2の障害監視方法は、第1の方
法を用いた障害の監視のための第1のコマンドを第1の
構成要素に出力する第1の出力ステップと、第1の方法
より監視項目が少ない第2の方法を用いた障害の監視の
ための第2のコマンドを第1の構成要素に出力する第2
の出力ステップと、第1のコマンドに対する第1の応答
の入力を受ける第1の応答入力ステップと、第2のコマ
ンドに対する第2の応答の入力を受ける第2の応答入力
ステップと、第1の応答入力ステップの処理、もしくは
第2の応答入力ステップの処理により入力された第1の
応答、もしくは第2の応答に基づいて、第1の構成要素
の障害の発生、および障害の発生箇所を検出する検出ス
テップと、検出ステップの処理により検出された障害の
発生箇所に基づいて、障害を発生した第1の構成要素に
代わって第2の構成要素を動作させるための切替処理を
実行する切替ステップとを含み、第2の出力ステップの
処理によって出力される第2のコマンドの出力周期は、
第1の出力ステップの処理によって出力される第1のコ
マンドの出力周期よりも短いことを特徴とする。
【0035】本発明の第2の記録媒体に記録されている
プログラムは、第1の方法を用いた障害の監視のための
第1のコマンドを第1の構成要素に出力する第1の出力
ステップと、第1の方法より監視項目が少ない第2の方
法を用いた障害の監視のための第2のコマンドを第1の
構成要素に出力する第2の出力ステップと、第1のコマ
ンドに対する第1の応答の入力を受ける第1の応答入力
ステップと、第2のコマンドに対する第2の応答の入力
を受ける第2の応答入力ステップと、第1の応答入力ス
テップの処理、もしくは第2の応答入力ステップの処理
により入力された第1の応答、もしくは第2の応答に基
づいて、第1の構成要素の障害の発生、および障害の発
生箇所を検出する検出ステップと、検出ステップの処理
により検出された障害の発生箇所に基づいて、障害を発
生した第1の構成要素に代わって第2の構成要素を動作
させるための切替処理を実行する切替ステップとを含
み、第2の出力ステップの処理によって出力される第2
のコマンドの出力周期は、第1の出力ステップの処理に
よって出力される第1のコマンドの出力周期よりも短い
ことを特徴とする。
【0036】本発明の第2のプログラムは、第1の方法
を用いた障害の監視のための第1のコマンドを第1の構
成要素に出力する第1の出力ステップと、第1の方法よ
り監視項目が少ない第2の方法を用いた障害の監視のた
めの第2のコマンドを第1の構成要素に出力する第2の
出力ステップと、第1のコマンドに対する第1の応答の
入力を受ける第1の応答入力ステップと、第2のコマン
ドに対する第2の応答の入力を受ける第2の応答入力ス
テップと、第1の応答入力ステップの処理、もしくは第
2の応答入力ステップの処理により入力された第1の応
答、もしくは第2の応答に基づいて、第1の構成要素の
障害の発生、および障害の発生箇所を検出する検出ステ
ップと、検出ステップの処理により検出された障害の発
生箇所に基づいて、障害を発生した第1の構成要素に代
わって第2の構成要素を動作させるための切替処理を実
行する切替ステップとを含み、第2の出力ステップの処
理によって出力される第2のコマンドの出力周期は、第
1の出力ステップの処理によって出力される第1のコマ
ンドの出力周期よりも短いことを特徴とする。
【0037】本発明の第1の情報処理装置、障害監視方
法、およびプログラムにおいては、第1の方法を用いた
障害の監視のための第1のコマンドが出力され、第1の
方法より監視項目が少ない第2の方法を用いた障害の監
視のための第2のコマンドが出力され、第1のコマンド
に対する第1の応答が入力され、第2のコマンドに対す
る第2の応答が入力され、第2のコマンドの出力周期
は、第1のコマンドの出力周期よりも短い。
【0038】本発明の第2の情報処理装置、障害監視方
法、およびプログラムにおいては、第1の方法を用いた
障害の監視のための第1のコマンドが第1の構成要素に
出力され、第1の方法より監視項目が少ない第2の方法
を用いた障害の監視のための第2のコマンドが第1の構
成要素に出力され、第1のコマンドに対する第1の応答
が入力され、第2のコマンドに対する第2の応答が入力
され、入力された第1の応答、もしくは第2の応答に基
づいて、第1の構成要素の障害の発生、および障害の発
生箇所が検出され、検出された障害の発生箇所に基づい
て、障害を発生した第1の構成要素に代わって第2の構
成要素を動作させるために切替処理が行われ、第2のコ
マンドの出力周期は、第1のコマンドの出力周期よりも
短い。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0040】図3は、本発明を適応したデジタル放送シ
ステムの構成を示す図である。なお、従来の場合と対応
する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜
省略する(以下、同様)。
【0041】すなわち、図3の放送データ作成システム
61においては、図1のエンコード部12に代わってエ
ンコード部65が設けられている以外は、図1を用いて
説明した場合と同様の構成により放送データの生成を行
っている。
【0042】エンコード部65は、エンコーダ71、多
重化部72、これらを制御する制御部73、およびドラ
イブ74で構成されている。図4は、エンコード部65
の詳細な構成を示すブロック図である。エンコード部6
5の内部構成は、図4に示される以外にも、多重化する
番組数、圧縮処理方式、冗長性(リダンダンシー)の条
件などにより、様々な構成をとることができる
【0043】エンコーダ71は、エンコーダ81−1乃
至エンコーダ81−6および切替部82で構成されてい
る。入力されたビデオ信号は、エンコーダ81−1乃至
エンコーダ81−6で、所定のデジタル方式により帯域
圧縮を施される。圧縮時のビデオレートや音声モード
は、制御部73から入力される制御信号に従って決定さ
れる。エンコーダ81−1乃至エンコーダ81−5は、
正常動作時にエンコードを行うために用いられ、エンコ
ーダ81−6は、エンコーダ81−1乃至エンコーダ8
1−5のうちのいずれかが、例えば故障などにより正常
に動作しなくなった場合に利用される。
【0044】エンコーダ81−1乃至81−6から出力
された信号は、多重化部91−1および多重化部91−
2に出力される。多重化部91−1および多重化部91
−2は、制御部73の制御に従って、入力された複数の
信号を多重化し、更に、必要に応じて、EPGなどの情
報や、各種の制御信号を多重化して、1本のストリーム
のデジタル放送データを生成し、切替部92−1および
切替部92−2に出力する。
【0045】切替部82、切替部92−1および切替部
92−2は、制御部73から入力される制御信号に従っ
て、入力される信号を切り替える。
【0046】制御部73は、所定のコマンドを送信し、
その応答を受信することにより、エンコーダ71のエン
コーダ81−1乃至エンコーダ81−5(エンコーダ8
1−6が動作しているときは、更にエンコーダ81−
6)、多重化部72の多重化部91−1(多重化部91
−2が動作しているときは、多重化部91−2)、並び
に、切替部92−1および切替部92−2が正常に動作
しているか否かを随時監視している。
【0047】制御部73は、エンコーダ71のエンコー
ダ81−1乃至エンコーダ81−5のうちのいずれか
が、例えば故障などにより、正常動作を行うことができ
ないことを検知した場合、切替部82を制御して、正常
動作を行うことができないエンコーダ81−1乃至エン
コーダ81−5のうちのいずれかに入力する信号を、エ
ンコーダ81−6に出力させる。また、制御部73は、
多重化部91−1もしくは多重化部91−2のうちのい
ずれかが、例えば故障などにより、正常動作を行うこと
ができないことを検知した場合、切替部92−1および
切替部92−2を制御して、出力する信号を、多重化部
92−1の出力信号から、多重化部92−2の出力信号
に変更させる。
【0048】エンコーダ71のエンコーダ81−1乃至
エンコーダ81−5は、制御部73から、例えば、各種
設定値もしくはエラーフラグの値の送信を要求するコマ
ンドを定期的に受信し、それに対する応答信号を送信す
る。すなわち、81−1乃至エンコーダ81−5は、制
御部73により、その動作状態が監視されている。エラ
ーフラグの値は、例えば、エラーが発生している場合に
は1、エラーが発生していない場合には0に設定され
る。
【0049】切替部82は、制御部73から入力される
制御信号に基づいて、入力された信号のうち、所定の信
号を多重化部72に出力する。エンコーダ81−1乃至
エンコーダ81−5が、いずれも正常に動作している場
合、切替部82は、入力されるいずれの信号も、エンコ
ーダ81−6に出力しない。しかしながら、エンコーダ
81−1乃至エンコーダ81−5のうちのいずれかが、
故障などで正常に動作していない場合、切替部82の処
理により、正常動作していないエンコーダ81−1乃至
エンコーダ81−5のうちのいずれかに入力する信号と
同一の信号が、エンコーダ81−6に出力される。
【0050】多重化部91−1および多重化部91−2
は、制御部73から、例えば、各種設定値もしくはエラ
ーフラグの値の送信を要求するコマンドを定期的に受信
し、それに対する応答信号を送信する。すなわち、多重
化部91−1および多重化部91−2は、制御部73に
より、その動作状態が監視されている。
【0051】多重化部91−1が正常動作を行っている
場合、切替部92−1および切替部92−2は、多重化
部91−1から出力される信号の入力を受け、送信部1
3に出力するが、多重化部91−1が正常動作を行って
いない場合、切替部92−1および切替部92−2は、
多重化部91−2から出力される信号の入力を受け、送
信部13に出力する。
【0052】切替部92−1および切替部92−2は、
制御部73から、例えば、各種設定値もしくはエラーフ
ラグの値の送信を要求するコマンドを定期的に受信し、
それに対する応答信号を送信する。すなわち、切替部9
2−1および切替部92−2は、制御部73により、そ
の動作状態が監視されている。切替部92−1および切
替部92−2は、並列して動作しているので、いずれか
が故障しても、データは正しく出力されるようになされ
ている。
【0053】また、制御部73には、ドライブ74が接
続され、必要に応じて、磁気ディスク101、光ディス
ク102、光磁気ディスク103、および半導体メモリ
104が装着され、データの授受が行われる。
【0054】以下、エンコーダ81−1乃至エンコーダ
81−6を個々に区別する必要がない場合、単にエンコ
ーダ81と総称し、多重化部91−1および多重化部9
1−2を個々に区別する必要がない場合、単に多重化部
91と総称し、切替部92−1および92−2を個々に
区別する必要がない場合、単に切替部92と総称する。
【0055】制御部73は、監視処理aと監視処理bの
2種類の監視処理を実行する。それらの監視処理につい
て説明する。
【0056】制御部73は、監視処理aとして、所定の
監視周期毎に、エンコーダ71および多重化部72に、
各種設定値およびエラーフラグの値を送出させるための
コマンドを生成して、エンコーダ71および多重化部7
2に出力する。エンコーダ71および多重化部72は、
コマンドの入力を受け、各種設定値およびエラーフラグ
の値を、制御部73に送出する。
【0057】監視処理aは、制御部73とエンコーダ7
1、制御部73と多重化部72で、ある程度の容量のデ
ータを授受することができるため、詳細な障害や、その
障害の原因などもあわせて検知することが可能である半
面、1回の監視に時間がかかってしまう。
【0058】すなわち、制御部73が監視処理aを開始
してから、エンコーダ71および多重化部72から各種
設定値およびエラーフラグの値の入力を受けるまでに
は、一定の時間が必要である。従って、監視処理aの監
視周期は、その監視時間が最も長い場合より長い時間に
設定される。
【0059】更に、監視処理aにおいては、ある程度の
容量のデータを授受するため、監視処理aを頻繁に行う
ようにした場合、監視のためのデータの送受信処理の負
荷が高くなり、他の処理に影響を及ぼしたり(例えば、
処理時間が余分にかかってしまう)、機器の動作の停止
などを引き起こす原因になったり、あるいは、監視のた
めのデータの送受信のために、データバスなどの機器内
の情報授受経路を占有する必要が生じるため、監視以外
の制御を行う場合、その監視周期内では監視処理を実行
することができない。
【0060】通常は、監視周期毎に、監視処理が、監視
処理a−1、監視処理a−2、監視処理a−3と順次実
行されるが、例えば、監視処理a−2が実行される期間
内に、制御部73が、エンコーダ71、もしくは多重化
部72に、何らかの制御を行うような場合、監視処理a
−2は実行されない。従って、監視処理a−1の終了
後、制御1が実行された後に、次の監視周期のタイミン
グで、監視処理a−3が実行される。
【0061】他の処理に影響を及ぼさないようにするた
めに、例えば、監視周期を監視時間に対して充分長くす
る(例えば、30秒乃至5分に一度監視処理を行う)こ
とも考えられるが、このようにした場合、障害の検出ま
でに非常に時間がかかってしまう。
【0062】例えば、図5に示されるように、監視処理
aのみが実行され、監視処理a−1に続いて次に行われ
るべき監視処理a−2が、制御1のために実行されない
ような場合、監視処理a−1の終了直後(図中に示され
る障害発生タイミング)にエンコーダ71、もしくは多
重化部72に、例えば故障などの障害が発生した場合、
制御部73は、制御1を失敗することにより障害を検出
するか、もしくは、制御1が発生した障害に関係しない
ものであれば、次の監視処理a−3により、障害を検出
する。このように、監視処理aのみで、障害を監視しよ
うとした場合、障害発生のタイミングによっては、障害
の発生から検出までに、監視周期分の略2倍の時間がか
かってしまうことも考えられる。
【0063】そこで、制御部73は、例えば、TCP/IPで
相手と通信可能であるかを知るためのネットワーク診断
プログラムpingで用いられるICMP(Internet Control M
essage Protocol)echoパケットなど、非常に簡略化し
たコマンドをエンコーダ71および多重化部72に送信
し、監視項目を少なくすることによって、短時間で実行
可能な監視処理bを、監視処理aと並行して、もしく
は、監視処理aが実行されていない期間に行う。
【0064】監視項目が少ない監視処理bでは、発生し
た障害の内容を充分検出することができない場合が考え
られるが、ネットワークへの負荷を大きくすることな
く、障害の発生を早期に発見することが可能となる。
【0065】例えば、図6に示されるように、監視処理
bを、監視処理aが実行されていない期間に行った場
合、図中に示されるように、監視処理a−1終了直後に
障害が発生したとしても、監視処理bによって、障害発
生後、すぐに、障害を発見することができる。
【0066】監視処理aもしくは監視処理bによって、
障害が発見された場合、制御部73は、障害が起こった
構成要素に対応する予備の構成要素に切り替える処理を
実行する。
【0067】例えば、制御部73が、エンコーダ81−
4において障害が発生したことを検出した場合、制御部
73は、切替部82に出力信号の切り替えのための制御
信号を出力する。切替部82は、エンコーダ81−4に
入力されている信号と同一の信号を、エンコーダ81−
6に出力する。例えば、監視処理bにより障害が発生さ
れた場合、障害の詳細な内容はわからないが、障害の発
生場所は検出されているので、制御部73は、障害発生
個所を避けるように信号の処理系路を切り替えて、シス
テムを早急に復旧させることができる。従って、システ
ムがダウンする時間を最小限に抑えることができる。
【0068】そして、制御部73は、図示せぬ表示部
に、ワーニングメッセージを表示させ、放送データ作成
システム61の管理者に、障害の発生個所を知らせる。
【0069】監視処理aによって、発生した障害が発見
された場合、管理者は、その障害の詳細な情報を得るこ
とができるので、障害の復旧が容易である。管理者は、
制御部73の処理により、信号の処理経路が切り替えら
れて、システムが復旧された後、障害が発生した部分を
復旧するようにすればよい。
【0070】更に、詳細な監視処理である監視処理aが
定期的に実行されることにより、障害を発生する可能性
がある異常が発生した場合、その異常が障害に発展する
までに早期に発見することができる可能性が高いため、
大きな障害を未然に防ぐようにすることができる。
【0071】また、TCP/IPのように、ポート番号を変え
ることで異なる通信を並行して実行することができる通
信路においては、図7に示されるように、監視処理aと
監視処理bを並行して行うことも可能である。
【0072】監視処理aは、制御部73がエンコーダ7
1あるいは多重化部72に対して行う制御と同様に、ア
プリケーション層での処理が必要であるため、監視処理
aと制御を同時に実行することは困難である。しかしな
がら、例えば、ICMP echoプロトコルによって監視処理
bを行った場合、ICMP echoプロトコルはOS層によって
処理されるので、制御部73がエンコーダ71あるいは
多重化部72に対して行う制御と、監視処理bの処理の
排他については考慮する必要がない(並行して実行可能
である)。
【0073】ここでは、放送データ制作システムを例と
して説明しているが、本発明は、例えば、コンピュータ
ネットワークにおけるサーバシステム、金融ネットワー
クなどにおけるATM(Automatic Teller Machine)シ
ステム、あるいは、POS(Point Of Sale)システム
などのように、故障や障害によるシステムダウンを避け
る必要があり、予備の装置や回路を予め設けておき、一
部の装置や回路が故障した場合に、故障部分と切り替え
て使用するための、冗長な構成を有している全てのシス
テムにおいて、適応することが可能である。
【0074】上述した一連の処理は、ソフトウェアによ
り実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソ
フトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェ
アに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプ
ログラムをインストールすることで、各種の機能を実行
することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュー
タなどに、記録媒体からインストールされる。
【0075】この記録媒体は、図4に示すように、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク101(フロッピー(登録商標)ディスクを含む)、
光ディスク102(CD-ROM(Compact Disk-Read Only M
emory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁
気ディスク103(MD(Mini-Disk)を含む)、もしく
は半導体メモリ104などよりなるパッケージメディア
などにより構成される。
【0076】また、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0077】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0078】
【発明の効果】本発明の第1の情報処理装置、障害監視
方法、およびプログラムによれば、第1の方法を用いた
障害の監視のための第1のコマンドを出力し、第1の方
法より監視項目が少ない第2の方法を用いた障害の監視
のための第2のコマンドを出力し、第1のコマンドに対
する第1の応答の入力を受け、第2のコマンドに対する
第2の応答の入力を受け、第2のコマンドの出力周期
は、第1のコマンドの出力周期よりも短いようにしたの
で、詳細な監視処理を実行しつつ、障害を早期発見する
ための監視処理も実行することができる。
【0079】本発明の第2の情報処理装置、障害監視方
法、およびプログラムによれば、第1の方法を用いた障
害の監視のための第1のコマンドを第1の構成要素に出
力し、第1の方法より監視項目が少ない第2の方法を用
いた障害の監視のための第2のコマンドを第1の構成要
素に出力し、第1のコマンドに対する第1の応答の入力
を受け、第2のコマンドに対する第2の応答の入力を受
け、入力された第1の応答、もしくは第2の応答に基づ
いて、第1の構成要素の障害の発生、および障害の発生
箇所を検出し、検出された障害の発生箇所に基づいて、
障害を発生した第1の構成要素に代わって第2の構成要
素を動作させるための切替処理を行い、第2のコマンド
の出力周期は、第1のコマンドの出力周期よりも短いよ
うにしたので、詳細な監視処理を実行しつつ、障害を早
期発見するための監視処理も実行し、障害が発見された
場合は、予め用意されている冗長な構成要素に自動的に
切り替えられるので、装置やシステム全体が動作してい
ない時間を最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のデジタル放送システムについて説明する
ための図である。
【図2】図1のエンコード部の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明を適応したデジタル放送システムについ
て説明するための図である。
【図4】図3のエンコード部の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】監視処理aについて説明するための図である。
【図6】監視処理aが実行されない期間に監視処理bを
実行する場合について説明するための図である。
【図7】監視処理aと監視処理bを並行して実行する場
合について説明するための図である。
【符号の説明】
65 エンコード部, 71 エンコーダ, 72 多
重化部, 73 制御部, 81 エンコーダ, 82
切替部, 91 多重化部, 92 切替部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/20 610

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方法を用いた障害の監視のための
    第1のコマンドを出力する第1の出力手段と、 前記第1の方法より監視項目が少ない第2の方法を用い
    た障害の監視のための第2のコマンドを出力する第2の
    出力手段と、 前記第1のコマンドに対する第1の応答の入力を受ける
    第1の応答入力手段と、 前記第2のコマンドに対する第2の応答の入力を受ける
    第2の応答入力手段とを備え、 前記第2の出力手段によって出力される前記第2のコマ
    ンドの出力周期は、前記第1の出力手段によって出力さ
    れる前記第1のコマンドの出力周期よりも短いことを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の出力手段は、前記第1の出力
    手段によって前記第1のコマンドが出力されてから、前
    記第1の応答入力手段により前記第1の応答の入力を受
    けるまでの第1の監視期間以外の第2の監視期間に、前
    記第2のコマンドを出力することを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の出力手段は、前記第1の出力
    手段によって前記第1のコマンドが出力されるのと並行
    して、前記第2のコマンドを出力することを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 第1の方法を用いた障害の監視のための
    第1のコマンドを出力する第1の出力ステップと、 前記第1の方法より監視項目が少ない第2の方法を用い
    た障害の監視のための第2のコマンドを出力する第2の
    出力ステップと、 前記第1のコマンドに対する第1の応答の入力を受ける
    第1の応答入力ステップと、 前記第2のコマンドに対する第2の応答の入力を受ける
    第2の応答入力ステップとを含み、 前記第2の出力ステップの処理によって出力される前記
    第2のコマンドの出力周期は、前記第1の出力ステップ
    の処理によって出力される前記第1のコマンドの出力周
    期よりも短いことを特徴とする障害監視方法。
  5. 【請求項5】 第1の方法を用いた障害の監視のための
    第1のコマンドを出力する第1の出力ステップと、 前記第1の方法より監視項目が少ない第2の方法を用い
    た障害の監視のための第2のコマンドを出力する第2の
    出力ステップと、 前記第1のコマンドに対する第1の応答の入力を受ける
    第1の応答入力ステップと、 前記第2のコマンドに対する第2の応答の入力を受ける
    第2の応答入力ステップとを含み、 前記第2の出力ステップの処理によって出力される前記
    第2のコマンドの出力周期は、前記第1の出力ステップ
    の処理によって出力される前記第1のコマンドの出力周
    期よりも短いことを特徴とするコンピュータが読み取り
    可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  6. 【請求項6】 第1の方法を用いた障害の監視のための
    第1のコマンドを出力する第1の出力ステップと、 前記第1の方法より監視項目が少ない第2の方法を用い
    た障害の監視のための第2のコマンドを出力する第2の
    出力ステップと、 前記第1のコマンドに対する第1の応答の入力を受ける
    第1の応答入力ステップと、 前記第2のコマンドに対する第2の応答の入力を受ける
    第2の応答入力ステップとを含み、 前記第2の出力ステップの処理によって出力される前記
    第2のコマンドの出力周期は、前記第1の出力ステップ
    の処理によって出力される前記第1のコマンドの出力周
    期よりも短いことを特徴とする処理をコンピュータに実
    行させるプログラム。
  7. 【請求項7】 複数の構成要素からなり、正常時に動作
    する少なくとも1つの第1の構成要素のうちのいずれか
    に障害が発生した場合に、障害が発生した前記第1の構
    成要素に代わって動作するための少なくとも1つの第2
    の構成要素を有する情報処理装置において、 第1の方法を用いた障害の監視のための第1のコマンド
    を前記第1の構成要素に出力する第1の出力手段と、 前記第1の方法より監視項目が少ない第2の方法を用い
    た障害の監視のための第2のコマンドを前記第1の構成
    要素に出力する第2の出力手段と、 前記第1のコマンドに対する第1の応答の入力を受ける
    第1の応答入力手段と、 前記第2のコマンドに対する第2の応答の入力を受ける
    第2の応答入力手段と、 前記第1の応答入力手段、もしくは前記第2の応答入力
    手段により入力された前記第1の応答、もしくは前記第
    2の応答に基づいて、前記第1の構成要素の障害の発
    生、および障害の発生箇所を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された障害の発生箇所に基づい
    て、障害を発生した前記第1の構成要素に代わって前記
    第2の構成要素を動作させるための切替処理を実行する
    切替手段とを備え、 前記第2の出力手段によって出力される前記第2のコマ
    ンドの出力周期は、前記第1の出力手段によって出力さ
    れる前記第1のコマンドの出力周期よりも短いことを特
    徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の出力手段は、前記第1の出力
    手段によって前記第1のコマンドが出力されてから、前
    記第1の応答入力手段により前記第1の応答の入力を受
    けるまでの第1の監視期間以外の第2の監視期間に、前
    記第2のコマンドを出力することを特徴とする請求項7
    に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の出力手段は、前記第1の出力
    手段によって前記第1のコマンドが出力されるのと並行
    して、前記第2のコマンドを出力することを特徴とする
    請求項7に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記切替手段は、障害を発生した前記
    第1の構成要素から前記第2の構成要素に、信号の入
    力、もしくは出力を切り替えることを特徴とする請求項
    7に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 複数の構成要素からなり、正常時に動
    作する少なくとも1つの第1の構成要素のうちのいずれ
    かに障害が発生した場合に、障害が発生した前記第1の
    構成要素に代わって動作するための少なくとも1つの第
    2の構成要素を有する情報処理装置の障害監視方法にお
    いて、 第1の方法を用いた障害の監視のための第1のコマンド
    を前記第1の構成要素に出力する第1の出力ステップ
    と、 前記第1の方法より監視項目が少ない第2の方法を用い
    た障害の監視のための第2のコマンドを前記第1の構成
    要素に出力する第2の出力ステップと、 前記第1のコマンドに対する第1の応答の入力を受ける
    第1の応答入力ステップと、 前記第2のコマンドに対する第2の応答の入力を受ける
    第2の応答入力ステップと、 前記第1の応答入力ステップの処理、もしくは前記第2
    の応答入力ステップの処理により入力された前記第1の
    応答、もしくは前記第2の応答に基づいて、前記第1の
    構成要素の障害の発生、および障害の発生箇所を検出す
    る検出ステップと、 前記検出ステップの処理により検出された障害の発生箇
    所に基づいて、障害を発生した前記第1の構成要素に代
    わって前記第2の構成要素を動作させるための切替処理
    を実行する切替ステップとを含み、 前記第2の出力ステップの処理によって出力される前記
    第2のコマンドの出力周期は、前記第1の出力ステップ
    の処理によって出力される前記第1のコマンドの出力周
    期よりも短いことを特徴とする障害監視方法。
  12. 【請求項12】 複数の構成要素からなり、正常時に動
    作する少なくとも1つの第1の構成要素のうちのいずれ
    かに障害が発生した場合に、障害が発生した前記第1の
    構成要素に代わって動作するための少なくとも1つの第
    2の構成要素を有する情報処理装置用のプログラムであ
    って、 第1の方法を用いた障害の監視のための第1のコマンド
    を前記第1の構成要素に出力する第1の出力ステップ
    と、 前記第1の方法より監視項目が少ない第2の方法を用い
    た障害の監視のための第2のコマンドを前記第1の構成
    要素に出力する第2の出力ステップと、 前記第1のコマンドに対する第1の応答の入力を受ける
    第1の応答入力ステップと、 前記第2のコマンドに対する第2の応答の入力を受ける
    第2の応答入力ステップと、 前記第1の応答入力ステップの処理、もしくは前記第2
    の応答入力ステップの処理により入力された前記第1の
    応答、もしくは前記第2の応答に基づいて、前記第1の
    構成要素の障害の発生、および障害の発生箇所を検出す
    る検出ステップと、 前記検出ステップの処理により検出された障害の発生箇
    所に基づいて、障害を発生した前記第1の構成要素に代
    わって前記第2の構成要素を動作させるための切替処理
    を実行する切替ステップとを含み、 前記第2の出力ステップの処理によって出力される前記
    第2のコマンドの出力周期は、前記第1の出力ステップ
    の処理によって出力される前記第1のコマンドの出力周
    期よりも短いことを特徴とするコンピュータが読み取り
    可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  13. 【請求項13】 複数の構成要素からなり、正常時に動
    作する少なくとも1つの第1の構成要素のうちのいずれ
    かに障害が発生した場合に、障害が発生した前記第1の
    構成要素に代わって動作するための少なくとも1つの第
    2の構成要素を有する情報処理装置を制御するコンピュ
    ータが実行可能なプログラムであって、 第1の方法を用いた障害の監視のための第1のコマンド
    を前記第1の構成要素に出力する第1の出力ステップ
    と、 前記第1の方法より監視項目が少ない第2の方法を用い
    た障害の監視のための第2のコマンドを前記第1の構成
    要素に出力する第2の出力ステップと、 前記第1のコマンドに対する第1の応答の入力を受ける
    第1の応答入力ステップと、 前記第2のコマンドに対する第2の応答の入力を受ける
    第2の応答入力ステップと、 前記第1の応答入力ステップの処理、もしくは前記第2
    の応答入力ステップの処理により入力された前記第1の
    応答、もしくは前記第2の応答に基づいて、前記第1の
    構成要素の障害の発生、および障害の発生箇所を検出す
    る検出ステップと、 前記検出ステップの処理により検出された障害の発生箇
    所に基づいて、障害を発生した前記第1の構成要素に代
    わって前記第2の構成要素を動作させるための切替処理
    を実行する切替ステップとを含み、 前記第2の出力ステップの処理によって出力される前記
    第2のコマンドの出力周期は、前記第1の出力ステップ
    の処理によって出力される前記第1のコマンドの出力周
    期よりも短いことを特徴とするプログラム。
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KR100450417B1 (ko) * 2002-11-22 2004-09-30 주식회사 케이티 다중 쓰레드 구조의 네트워크 호스트 상태 관리 방법 및시스템
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