JPH03284034A - 衛星通信を利用した情報伝達システム - Google Patents

衛星通信を利用した情報伝達システム

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JPH03284034A
JPH03284034A JP8518090A JP8518090A JPH03284034A JP H03284034 A JPH03284034 A JP H03284034A JP 8518090 A JP8518090 A JP 8518090A JP 8518090 A JP8518090 A JP 8518090A JP H03284034 A JPH03284034 A JP H03284034A
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JP
Japan
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encryption processing
signal
selector
processing unit
channel
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Application number
JP8518090A
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Inventor
Hideji Fujita
藤田 秀治
Hideaki Sumoto
洲本 秀昭
Hiroshi Nishida
博 西田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衛星通信を利用した情報伝達システム、特に、
複数のチャンネルを使って暗号化された情報を衛星を通
じて送信する情報伝達システムに関する。
〔従来の技術〕
社会生活の多様化に伴い、種々の新たなメディアが登場
してきている。特に、衛星経由の通信はマスメディアと
して今後袋々普及してゆくものと思われる。現在のとこ
ろ、公共の衛星放送として2チヤンネルが、また衛星通
信として多数のチャンネルが事業化されているが、近々
、新たなチャンネルの放送および通信の開始が予定され
ている。
更に、このような衛星を利用した情報伝達システムは、
公共放送の事業を行っている企業による利用だけでなく
、一般の企業による利用も促進する計画であり、一般ユ
ーザーにも広く開放される予定である。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の衛星放送を利用した情報伝達システムは、もとも
と公共放送用に開発されたシステムであるため、放送内
容の機密性は問題とされていない。
ところが、一般企業による衛星通信の利用を図るために
は、企業秘密の漏洩を防ぐために、伝達信号を各通信チ
ャンネルごとに特有な方法で暗号化処理して送信し、1
つの通信チャンネルは特定の受信局でのみ受信しうるよ
うなシステムが必要になる。そのため、送信局において
は、暗号化処理を行うための装置を各チャンネルごとに
用意しなければならない。しかも、この暗号化処理を行
うための装置が故障した場合に通信が中断するのを防ぐ
ためには、各チャンネルごとに予備の装置を用意してお
く必要があり、システムが大型化し、コスト高になると
いう問題が生じる。
そこで本発明は、暗号化処理を行う装置の故障によって
通信が中断することを防ぐことができ、しかも、できる
だけシステムを小型化して低コスト化を図ることのでき
る衛星通信を利用した情報伝達システムを提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
(1)  本願節1の発明は、衛星通信を利用した情報
伝達システムにおいて、 N個のチャンネルについて、各チャンネルを通して伝達
すべき伝達信号を、各チャンネルごとに別々に発生させ
る伝達信号発生部と、 入力した信号を2つの出力に分配する機能を有し、伝達
信号発生部で発生されたN個の伝達信号をそれぞれ入力
できるように設けられたN個の分配器と、 N個の分配器のそれぞれ第1の分配出力を入力できるよ
うに設けられ、入力した伝達信号を暗号化する機能をも
ったN個の暗号化処理部と、N個の分配器のそれぞれ第
2の分配出力を入力し、入力したN個の伝達信号のうち
のいずれか1つを選択する第1の選択器と、 第1の選択器によって選択された伝達信号を暗号化する
機能をもった予備暗号化処理部と、N個の暗号化処理部
において暗号化処理されたN個の信号と、予備暗号化処
理部において暗号化処理された信号と、を入力し、これ
らのうちからN個の信号を選択して出力する第2の選択
器と、第2の選択器で選択されたN個の信号を、N個の
チャンネルのそれぞれを使って衛星に送信する送信部と
、 N個の暗号化処理部および予備暗号化処理部に対して、
暗号化に必要なデータを与えるとともに、これら暗号化
処理部の動作状態を監視し、動作異常が検知された場合
には、第1の選択器に対して異常が発生したチャンネル
に対応する伝達信号を選択するように指示し、第2の選
択器に対して異常が発生したチャンネルに対応する伝達
信号と(7て予備暗号化処理部からの信号を選択して出
力するように指示する機能を有する制御用コンピュータ
と、 を備える送信局を含むようにしたものである。
(2)  本願第2の発明は、前述の第1の発明に係る
衛星通信を利用した情報伝達システムにおいて、 制御用コンピュータと同等の機能を有し、制御用コンピ
ュータの動作状態を監視し、動作異常が検知された場合
には、制御用コンピュータに代わってその機能を果たす
予備コンピュータを更に設けるようにしたものである。
〔作 用〕
(1)  本願第1の発明による衛星通信を利用した情
報伝達システムの送信局には、必要なNチャンネル分の
暗号化処理部がそれぞれ別個に用意されるが、予備の暗
号化処理部はN個の暗号化処理部に対して1つだけ用意
すれば足りる。第1の選択器には、分配器を介してNチ
ャンネル分のすべての伝達信号が供給されており、予備
暗号化処理部には、どのチャンネルの伝達情報でも供給
することが可能である。制御用コンピュータは、各チャ
ンネルの暗号化処理部の動作を監視しており、異常を検
知した場合には、第1の選択器に対して、この異常が検
知されたチャンネルに対応する伝達信号を選択するよう
な指示を与える。これにより、予備暗号化処理部には、
異常チャンネルに対応する伝達信号が供給される。第2
の選択器は、制御用コンピュータからの指示により、通
常は各暗号化処理部からの信号を送信部に与えているが
、異常が発生した場合には、異常チャンネルに対応する
信号は予備暗号化処理部からのものを送信部に与えるよ
うな切り替えを行う。こうして、暗号化処理部に異常が
発生した場合でも、通信は中断せずに正常な送信局とし
ての機能を果たすことができる。しかも、必要な予備暗
号化処理部は1つだけですむので、システムの小型化、
低コスト化を図ることができる。
(2)  本願第2の発明による衛星通信を利用した情
報伝達システムの送信局には、更に予備コンピュータが
設けられる。この予備コンビコータは制御用コンピュー
タと同等の機能をもつとともに、制御用コンピュータの
動作を監視する機能を有する。したがって、制御用コン
ピュータに支障が生じた場合には、制御用コンビ二一夕
に代わってその役割を果たすことができ、故障に対する
安全性を更に向上させることができる。
〔実施例〕
以下本発明を図示する実施例に基づいて説明する。第1
図は本発明の一実施例に係る情報伝達システムの一部を
構成する送信局の基本構成を示すブロック図である。こ
の送信局は、3つのチャンネルを使い、それぞれのチャ
ンネルを通じて別々の情報伝達を行うことができる。伝
達信号発生部1は、3つのチャンネルについて、それぞ
れ別々の伝達信号(この実施例では音声信号、データ信
号、および映像信号)を発生する機能を有する。
この例では、チャンネル1については音声信号A1、デ
ータ信号D1、および映像信号v1を、チャンネル2に
ついては音声信号A2、データ信号D2、および映像信
号v2を、チャンネル3については音声信号A3、デー
タ信号D3、および映像信号V3を、それぞれ発生させ
る。具体的には、スタジオ内のビデオカメラで撮影およ
び録音した映像信号および音声信号を用いたり、VTR
装置から得られた映像信号および音声信号を用いたり、
ファクシミリ装置から得られたデータ信号を用いたりす
ることができる。
伝達信号発生部1で発生された音声信号および映像信号
は、それぞれ分配器10,20.30によって2系統に
分配される。分配器10.20゜30の第1の分配出力
は、それぞれ暗号化処理部11.21. 31に与えら
れ、m2の分配出力はいずれも選択器40に与えられる
。選択器40は、与えられた3チャンネル分の伝達信号
のうちのいずれか1チヤンネル分を選択し、選択した信
号を予備暗号化処理部41に与える。すなわち、信号(
AI、D]、、Vl) 、信号(A2.D2゜v2)、
信号(八3.D3.v3)のうちのいずれか1組を選択
することになる。ここでは、この選択された信号を信号
(Ax、Dx、Vx)と表現することにする(X−1,
iまたは3)。
暗号化処理部11.21.31は、入力した伝達信号を
、それぞれ特有の方法で暗号化する。このような暗号化
の方法は、種々の方法が公知であるため、ここでは説明
は省略する。なお、この暗号化処理部では、データ信号
りを音声信号Aの空領域に組込む組込化処理も行われ、
音声信号A′が得られる。したがって、音声信号A′は
、もともとの音声信号Aとデータ信号りとの両方を情報
として含んだ信号となる。こうして、信号(A1゜Dl
、Vl)、信号(A2.D2.V2) 、信号(A3.
D3.VB)に対して、それぞれ別個独立に暗号化およ
びデータ信号の組込化が行われ、信号(AI’ 、Vl
’ ) 、信号(A2′v2′)、信号(A3’ 、V
3’ )として出力され、選択器50に与えられる。同
様に、予備暗号化処理部41は、信号(Ax、Dx、V
x)に対して同様の処理を施して信号(Ax’ 、Vx
’ )を出力し、この出力は選択器50に与えられる。
選択器50は、通常は暗号化処理部1.1.21゜31
から与えられた信号をそのまま送信部に与え、予備暗号
化処理部41からの信号は無視する。ところが、暗号化
処理部1x、21.31のいずれかに異常が発生すると
、選択器50は異常が発生した暗号化処理部からの信号
の代わりに、予備暗号化処理部41からの信号を送信部
60に与えるような切り替え動作を行う。このとき、選
択器40も異常が発生したチャンネルに対応する信号を
予備暗号化処理部41に与える選択動作を行っている。
このような選択器40および50の選択動作を制御する
のが、制御用コンピュータ70である。制御用コンピュ
ータ70は、制御線C81によって選択器40を制御し
、制御線CS2によって選択器50を制御する。
この制御用コンピュータ70による選択器40および5
0の制御動作を具体例に即して説明しよう。暗号化処理
部11. 21.31と制御用コンピュータ70との間
には、それぞれ制御線CI。
C2,C3が接続されており、予備暗号化処理部41と
制御用コンピュータ70との間にも制御線COが接続さ
れている。制御用コンピュータ70は、これらの制御線
を介して各暗号化処理部とデータのやりとりを行うこと
ができ、各暗号化処理部が正しく機能しているか否かを
監視することができる。暗号化処理部11,21.31
のすべてが正しく機能している場合には、前述のように
、選択器50に対して、暗号化処理部11.21゜31
からの信号(AI’ 、Vl’ )、信号(A2’ 、
 V2’ ) 、信号(A3’ 、 V3’ )をその
まま送信部60に出力する選択動作をすべき指示が、制
御用コンピュータ70から制御線C82を介して与えら
れる。この場合、予備暗号化処理部41からの信号は無
視されてしまうので、選択器40に対しては、いずれの
信号を選択する指示を与えておいてもかまわない。いま
、ここで、暗号化処理部21が故障した場合の動作を考
える。
制御用コンピュータ70は、制御線C2を介して得られ
る情報により、暗号化処理部21が正常に動作していな
いと判断すると、制御線C5Iを介して選択器40に「
信号(A2.D2.V2)を選択せよ」という指示を与
える。これにより、予備暗号化処理部41は、この信号
(A2  D2V2)を暗号化して信号(A2’ 、 
V2’ )を出力する。一方、選択器50に対しては、
制御線C82を介して制御用コンピュータ70から、「
暗号化処理部21から与えられる信号の代わりに予備暗
号化処理部41から与えられる信号をaカせよ」という
指示が与えられることになる。こうして、異常が発生し
た暗号化処理部21は、予備暗号化処理部41にとって
代わられることになり、故障による通信中断を避けるこ
とができる。
しかも、このシステムの特徴は、3つのチャンネルにつ
いての暗号化処理部について、予備の暗号化処理部を1
つだけ用意しておけばよい点にある。
選択器40および50の機能により、予備暗号化処理部
41を暗号化処理部11.21.31のいずれの代わり
にも用いることができるのである。
したがって、システムの小型化、低コスト化を図ること
ができる。
このシステムのもう1つの特徴は、予備コンピュータ8
0が備えられている点である。この予備コンピュータ8
0は、制御用コンピュータ70と全く同等の機能を有す
るコンピュータであり、制御線CO〜C3、CSI、お
よびCS2が接続されている点も全く同じである。ただ
、予備コンピュータ80は、更に、モニタ線MTを介し
て制御用コンピュータ70の動作を監視し、制御用コン
ピュータ70の動作に異常が発生した場合には、代わっ
てこのシステムの制御を行う機能を備えている。したが
って、制御用コンピュータ70に何らかの支障が生じた
場合にも、システムは正常に機能し、通信中断を避ける
ことができる。このように、暗号化処理部に予備系統を
用意するとともに、制御用コンピュータにも予備系統を
用意しておくことにより、−層確実な動作が可能になる
さて、送信部60に3チャンネル分の信号が与えられる
と、各信号は周波数変調された後に、各チャンネルごと
に異なる周波数の搬送波に重畳され、通信衛星へと送信
される。第2図は、この衛星通信を利用した情報伝達シ
ステムの全体構成を示すブロック図である。ここでは、
送信局100から送信された電波が、通信衛星を経由し
て、A地区受信局200およびB地区受信局300で受
信される単純な例を示している。各受信局200゜30
0では、通信衛星からの電波がまず受信部210.31
0で受信される。受信部210,310はチューナを備
えており、3チヤンネルのうちのチューニングされたい
ずれか1チヤンネルを受信し、受信した信号を復号化処
理部220,320に与える。復号化処理部220,3
20では、送信局100で行われた暗号化に対する復号
化が行われ、ここで解読された映像信号、データ信号お
よび音声信号は、信号再生部230,330において再
生される。この信号再生部230,330は、一般には
テレビジョン装置およびファクシミリ装置が用いられる
さて、送信局100において、各チャンネルごとに別個
の暗号化処理を行ったのは、各チャンネルごとに受信局
を特定することができるようにするためである。衛星放
送は一般の公共放送として用いるため、すべての受信局
で信号再生が可能であっても何ら問題は生じないが、一
般企業が業務上必要な情報を衛星通信を利用して伝達す
る場合には、受信局の特定が不可欠である。第2図に示
すシステムでは、A地区受信局200は、チャンネル1
およびチャンネル2についてのみ信号再生が可能であり
、B地区受信局300は、チャンネル3についてのみ信
号再生が可能となっている。
このような受信局の特定は次のようにして行うことがで
きる。いま、A地区受信局200の復号化処理部220
が、第1の暗号化コードC0DEIを解読する機能を有
し、B地区受信局300の復号化処理部320が、第2
の暗号化コードC0DE2を解読する機能を有するもの
とする。このように、受信局を特定するためには、予め
各受信局ごとの復号化処理部の機能を異ならせておく必
要がある。そして、第1図に示す送信局における暗号化
処理部11および21では、第1の暗号化コードC0D
EIを用いた暗号化処理を行い、暗号化処理部31では
、第2の暗号化コードC0DE2を用いた暗号化処理を
行うようにする。こうしておけば、チャンネル1および
チャンネル2は、第1の暗号化コードC0DELを解読
する機能を有するA地区受信局でのみ信号再生を行うこ
とができ、チャンネル3は、第2の暗号化コードc。
DE2を解読する機能を有するB地区受信局でのみ信号
再生を行うことができるようになる。
第3図は、第1図に示す送信局のブロック図のうち、制
御用コンピュータ70と、暗号化処理部11.21.3
1および予備暗号化処理部41とを抽出したブロック図
であり、第2図に示すような受信局の特定を行うための
暗号化処理状態を示している。ここで、制御用コンピュ
ータ7o内のメモリには、複数の暗号化コードC0DE
I〜C0DE4が記憶されている。第2図に示すような
受信局の特定を行うには、放送を開始する前に、第1の
暗号化コードC0DELを制御線C1およびC2を介し
て暗号化処理部11および21内のメモリIIMおよび
21Mに転送し、第2の暗号化コードC0DE2を制御
線C3を介して暗号化処理部31内のメモリ31Mに転
送しておけばよい。各暗号化処理部は、それぞれのメモ
リに転送された暗号化コードに基づいた暗号化処理を行
うことになる。なお、予備暗号化処理部41は、暗号化
処理部11,21.31のいずれの機能も代行できるよ
うにしておく必要がある。そこで、この実施例では、第
1の暗号化コードC0DEIと第2の暗号化コードC0
DE2との両方を、制御線COを介して予備暗号化処理
部41内のメモリ41Mに転送している。制御用コンピ
ュータ70がいずれかの暗号化処理部の異常を検出して
から、必要な暗号化コードだけを予備暗号化処理部41
に転送する方法を採ってもよいが、転送作業に時間がか
かる場合には、その間通信が中断することになるので、
この実施例のように、他の暗号化処理部で用いる暗号化
コードすべてを予め予備暗号化処理部に転送しておくの
が好ましい。このように、受信局の特定は、制御用コン
ピュータ70から各暗号化処理部にどの暗号化コードを
転送しておくかによって自由に変えることができる。
以上、本発明を図示する一実施例に基づいて説明したが
、本発明はこの他にも種々の形で適用可能である。たと
えば、上述の実施例では、データ信号りとしてファクシ
ミリ装置から得られた信号を用いているが、この他にも
スキャナによって取り込んだ画像データ、コンピュータ
内のデジタルデータ、ワードプロセッサ内の文書データ
などをデータ信号として用いることも可能である。また
、上述の実施例では、3つの通信チャンネル用の暗号化
処理部に対して、1つの予備暗号化処理部を設けている
が、本発明の基本思想は要するに、いくつかの暗号化処
理部に共通して1つの予備を設ける点にあり、より多く
のチャンネルを用いるシステムにも適用可能であること
は言うまでもない。
また、たとえば、10チヤンネルの通信を行うシステム
において、5チャンネル分の暗号化処理部に共通して用
いられる予備暗号化処理部を1つ設け、残りの5チャン
ネル分の暗号化処理部に共通して用いられる別な予備暗
号化処理部をもう1つ設けるという態様で実施すること
も可能である。
〔発明の効果〕
(1)  本願第1の発明による衛星通信を利用した情
報伝達システムでは、複数のチャンネルについての暗号
化処理部に対して、予備の暗号化処理部を1つだけ用意
し、選択器による切り替えによって、この予備を複数の
暗号化処理部のいずれにも代用することができるように
したため、暗号化処理部に異常が発生した場合でも、通
信は中断せずに正常な送信局としての機能を果たすこと
ができ、しかも、必要な予備暗号化処理部は1つだけで
すむので、システムの小型化、低コスト化を図ることが
できる。
(2)  本願第2の発明による衛星通信を利用した情
報伝達システムの送信局では、システムを制御する制御
用コンピュータについて、更に予備コンピュータを設け
、制御用コンピュータに支障が生じた場合には、制御用
コンピュータに代わって予備コンピュータにその役割を
果たさせるようにしたため、故障に対する安全性を更に
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る情報伝達システムの一
部を構成する送信局の基本構成を示すブロック図、第2
図はこの情報伝達システムの全体構成を示すブロック図
、第3図は、第1図に示す送信局のブロック図の一部を
抽出した図である。 AI、A2.A3・・・音声信号、Di、D2.D3・
・・データ信号、Vl、V2.V3・・・映像信号、C
O〜C3,C3I、C52・・・制御線、MT・・・モ
ニタ線、IIM、21M、31M、41M・・・メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)N個のチャンネルについて、各チャンネルを通し
    て伝達すべき伝達信号を、各チャンネルごとに別々に発
    生させる伝達信号発生部と、入力した信号を2つの出力
    に分配する機能を有し、前記伝達信号発生部で発生され
    たN個の伝達信号をそれぞれ入力できるように設けられ
    たN個の分配器と、 前記N個の分配器のそれぞれ第1の分配出力を入力でき
    るように設けられ、入力したN個の伝達信号を暗号化す
    る機能をもったN個の暗号化処理部と、 前記N個の分配器のそれぞれ第2の分配出力を入力し、
    入力したN個の伝達信号のうちのいずれか1つを選択す
    る第1の選択器と、 前記第1の選択器によって選択された伝達信号を暗号化
    する機能をもった予備暗号化処理部と、前記N個の暗号
    化処理部において暗号化処理されたN個の信号と、前記
    予備暗号化処理部において暗号化処理された信号と、を
    入力し、これらのうちからN個の信号を選択して出力す
    る第2の選択器と、 前記第2の選択器で選択されたN個の信号を、前記N個
    のチャンネルのそれぞれを使って衛星に送信する送信部
    と、 前記N個の暗号化処理部および前記予備暗号化処理部に
    対して、暗号化に必要なデータを与えるとともに、これ
    ら暗号化処理部の動作状態を監視し、動作異常が検知さ
    れた場合には、前記第1の選択器に対して異常が発生し
    たチャンネルに対応する伝達信号を選択するように指示
    し、前記第2の選択器に対して異常が発生したチャンネ
    ルに対応する伝達信号として前記予備暗号化処理部から
    の信号を選択して出力するように指示する機能を有する
    制御用コンピュータと、 を備える送信局を含むことを特徴とする衛星通信を利用
    した情報伝達システム。
  2. (2)請求項1に記載の衛星通信を利用した情報伝達シ
    ステムにおいて、 制御用コンピュータと同等の機能を有し、前記制御用コ
    ンピュータの動作状態を監視し、動作異常が検知された
    場合には、前記制御用コンピュータに代わってその機能
    を果たす予備コンピュータを更に設けたことを特徴とす
    る衛星通信を利用した情報伝達システム。
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