JP2814190B2 - 給電遮断システム - Google Patents

給電遮断システム

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JP2814190B2
JP2814190B2 JP5337031A JP33703193A JP2814190B2 JP 2814190 B2 JP2814190 B2 JP 2814190B2 JP 5337031 A JP5337031 A JP 5337031A JP 33703193 A JP33703193 A JP 33703193A JP 2814190 B2 JP2814190 B2 JP 2814190B2
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秀樹 古川
功 金子
和也 藤沢
徳茂 増子
充典 小牧
香奈子 中山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は使用電流量が契約電流容
量を越えた時に給電を遮断する給電遮断システムに関す
る。
【0002】
【従来技術】一般家庭などでは、柱上変圧器で100V
または200Vに降圧された電圧が各家庭の軒先などに
ある引込線取付点から引込線により屋内にある分電盤に
引込まれ、電灯や冷蔵庫、エアコンなどに給電される。
【0003】この分電盤は、屋外からの引込線を2個以
上の分岐回路に分けるもので、配線用しゃ断器、漏電し
ゃ断器、電流制限器などがともに取り付けられている。
この内、電流制限器(Sブレーカ、アンペアブレーカ、
リミタなどと呼ばれる)は電力会社の定める料金規定に
基づいて電力会社が取り付けるもので、電気器具などが
故障してショートしたり数多くの電気器具を使用して契
約アンペア数以上の電流が流れると自動的に回路を遮断
して給電を停止する機能をもっている。なお、以下では
この電流制限器のことを単にブレーカと称することとす
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電力需用家
は一般に電気器具等の個々について消費電力量つまりワ
ット数をいちいち意識して使用していることはまれであ
る。また、家庭では家族がそれぞれ各部屋で別々に電気
器具を使用することも多いので、使用電流の総量が契約
電流容量を超過するか否かの判断はブレーカ任せである
のが現状である。そのため、使用電流量が契約電流容量
を超過すると瞬時にすべての電気器具への給電が停止し
てしまうようになっている。しかし、電気器具の中には
給電を停止したくないものもあり、例えば、冷蔵庫など
はその一つで常時給電しておきたい。しかし従来のブレ
ーカには電気負荷への給電を選択的に遮断する機能はな
い。
【0005】また、総使用電流量が契約電流容量を超過
しそうだと予想されたときには停止してもよい電気器具
を選択的に停止させればよいのであるが、そのような場
合、瞬時にどの電気器具を停止させるのがよいかを判断
するのは困難である。
【0006】このような問題点を解決するために本願出
願人は特願平5−332173号において1個のブレー
カと電気器具に取りつける複数のアダプタから構成さ
れ、ブレーカで各アダプタの給電遮断優先順位を設定
し、総使用電流量が契約電流容量を超過したときに設定
された遮断優先順位に従って、各アダプタの給電を順番
に遮断することによって、総使用電流量を契約電流容量
以下に納めるようにした給電遮断システムを提案してい
る。
【0007】しかし上記のシステムにおいて、遮断優先
順位に従って各アダプタへの給電の遮断が開始された時
に、必ずしもアダプタが取りつけられたすべての電気器
具が使用されているとは限らない。そのためアダプタで
の遮断が行われても総使用電流量に変化が見られない場
合がある。このように電気器具が使用されていないアダ
プタまで遮断優先順位に従って遮断されてしまうと、需
用家はあとでそのアダプタをいちいち復帰させなければ
ならず不便である。
【0008】本発明は上記の問題点にかんがみてなされ
たものであり、その目的は、一時の電力使用量の増加の
ためにブレーカの契約電流容量を大きくすることを避
け、できるだけ小さい電流容量で契約し、総使用電流量
が契約電流容量を越えた時にあらかじめアダプタを取り
つけておいた電気器具への給電を、あらかじめ設定され
た遮断優先順位に従って順番に遮断し、一方アダプタが
とりつけられた電気器具が不使用であった場合には給電
可能な状態に自動的に復帰させ、総使用電流量を契約電
流容量以下に納めて電力を効率的に使用することができ
ると共に、電気器具への給電が突然停止することによる
電気器具への負担をあらかじめ防止できるような給電遮
断システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、第1の態様として、給電回路を遮断す
る第1の遮断器と、給電回路の電流値を検出する電流容
量検出器と、契約電流容量と複数の遮断信号および復帰
信号を出力するための情報とを記憶している記憶手段
と、前記遮断信号および復帰信号を出力する送信装置
と、前記電流容量検出器により検出された電流値と前記
記憶手段に記憶された契約電流容量と遮断信号および復
帰信号を出力するための情報とに基づいて前記送信装置
および前記第1の遮断器の動作を制御する第1の制御手
段とを有するブレーカと、電気負荷への給電を遮断する
第2の遮断器と、前記ブレーカからの遮断信号および復
帰信号を識別するための情報を記憶している記憶手段
と、前記遮断信号および復帰信号を受信する受信装置
と、前記受信装置で受信した信号が遮断信号または復帰
信号であると識別されたとき前記第2の遮断器の動作を
制御する第2の制御手段とを有する複数のアダプタとか
ら給電遮断システムを構成し、設定された出力順に従っ
て出力された遮断信号を前記アダプタの受信装置が受信
して前記第2の遮断器が作動した結果給電回路の電流値
が契約電流容量以下になるまで前記遮断信号が順次出力
され、前記第2の遮断器が作動した結果、給電回路の電
流値が作動前より減少しないときはその作動した前記第
2の遮断器を復帰させ、前記出力順が最下位の遮断信号
が出力された結果前記給電回路の電流値が契約電流容量
以下にならないときは前記第1の遮断器が作動するよう
にした。また、前記遮断信号および復帰信号を、給電電
圧レベルを一定の間隔で変化させることにより屋内配線
を介して送信するようにした。
【0010】さらに、第2の態様として、給電回路を遮
断する第1の遮断器と、給電回路の電流値を検出する電
流容量検出器と、契約電流容量と複数の遮断信号を出力
するための情報とを記憶している第1の記憶手段と、前
記遮断信号を出力する第1の送信装置と、アダプタから
の信号を受信する第1の受信装置と、前記電流容量検出
器により検出された電流値と前記記憶手段に記憶された
前記遮断信号を出力するための情報とに基づいて前記送
信装置および前記第1の遮断器の動作を制御する第1の
制御手段とを有するブレーカと、電気負荷への給電を遮
断する第2の遮断器と、前記ブレーカからの遮断信号を
識別するための情報を記憶している第2の記憶手段と、
前記遮断信号を受信する第2の受信装置と、前記ブレー
カに遮断無視信号を送信する第2の送信装置と、電気負
荷使用検知器と、前記第2の受信装置で受信した信号と
前記第2の記憶手段に記憶された遮断信号を識別するた
めの情報と前記電気負荷使用検知器からの情報とにもと
づいて前記第2の遮断器および前記第2の送信装置の動
作を制御する第2の制御手段とを有する複数のアダプタ
とから給電遮断システムを構成し、設定された出力順に
従って出力された遮断信号を前記第2のの受信装置が受
信して前記第2の遮断器が作動した結果給電回路の電流
値が契約電流容量以下になるまで遮断信号が順次出力さ
れ、前記第2の遮断器が作動した結果、前記電気負荷使
用検知器により電気負荷が不使用であることを検知した
ときは前記第2の遮断器を作動させず遮断無視信号を前
記第2の送信装置より送信し、前記出力順が最下位の遮
断信号が出力された結果前記給電回路の電流値が契約電
流容量以下にならないときは前記第1の遮断器が作動す
るようにした。また、前記遮断信号および遮断無視信号
を、無線により、または高調波信号として屋内配線を介
して送受信するようにした。
【0011】
【作用】電流容量検出器で検出された総使用電流量が契
約電流容量を越えたとき、あらかじめアダプタを取りつ
けておいた電気器具への給電を、あらかじめ設定された
遮断優先順位に従って順番に遮断するが、アダプタがと
りつけられた電気器具が不使用であった場合には、一旦
遮断されたアダプタを給電可能な状態に自動的に復帰さ
せ、またはアダプタが取り付けられた電気器具が不使用
であった場合はアダプタの遮断を行わせない。アダプタ
での給電の遮断が行われても電流値が契約電流容量以下
にならない場合にはブレーカで全配電系統の給電が遮断
される。
【0012】
【実施例】以下、本発明による実施例について図面を参
照して説明する。
【0013】図1は本発明による給電遮断システム全体
を図式的に示す図である。引込線5によって屋外から供
給される電力はまず最初にブレーカ1に導かれ、次いで
複数の分岐回路に分けられ、屋内配線4によって各部屋
のコンセント3を介して電気電気器具6a、6b、6
c、6d、6eに供給される。図1では需用家が常に通
電されることを欲している冷蔵庫6aおよび浄水器6b
についてはコンセント3から直接給電されているが、エ
アコン6c、ヘアドライアー6d、電子レンジ6eにつ
いてはコンセント3にアダプタ2を取り付け、両者を介
して給電されている。
【0014】このシステムにおいては、ブレーカ1に対
してあらかじめ定められたN個のアダプタ2が1セット
として導入されるものであり、これらのアダプタ2には
出荷時にあらかじめ定められたID#がそれぞれ付され
ている。ここではブレーカ1に対して3個のアダプタ2
が1セットとなっており、エアコン6cに取り付けられ
たアダプタ2のID#は1、ヘアドライヤー6dに取り
付けられたアダプタ2のID#は2、電子レンジ6eに
取り付けられたアダプタ2のID#は3である。
【0015】さらに需用家はこのシステムを導入した際
にブレーカ1に備えてある設定器(図示せず)によって
そのアダプタ2のそれぞれのID#に対する遮断優先順
位をID#を指定して設定する。この場合、複数のID
#に対して同一の遮断優先順位を設定することも可能で
あり、その場合は同一遮断優先順位が設定されたアダプ
タの給電は同時に遮断されることになる(例えば、ID
#1とID#2のアダプタの遮断優先順位を1とし、I
D#3の遮断優先順位を2とする場合)。
【0016】ここでは、ヘアドライアー6dに取り付け
たID#2のアダプタの遮断優先順位を1、エアコン6
cに取り付けたID#1のアダプタの遮断優先順位を
2、電子レンジ6eに取り付けたID#3のアダプタの
遮断優先順位を3と設定している。
【0017】ここで本発明による給電遮断システムの概
要を説明すると、需用家は急に給電が遮断されても余り
支障のないエアコン6c、ヘアドライヤー6d、電子レ
ンジ6eにアダプタ2を取り付けその遮断優先順位を設
定することにより、家庭全体の総使用電流量が契約電流
容量を越えた場合にアダプタ2に内蔵された遮断機構に
よりアダプタ2を介して給電されている電気器具への給
電を遮断優先順位に従って遮断する。すなわち、まず遮
断優先順位が1であるヘアドライヤー6dへの給電が遮
断され、それでも総使用電流量が契約電流容量以下にな
らない場合は、遮断優先順位が2であるエアコン6cへ
の給電が遮断され、さらにそれでも総使用電流量が契約
電流容量以下にならない場合は遮断優先順位が3である
電子レンジ6eの給電を遮断する。
【0018】この場合、たまたま遮断優先順位が2であ
るエアコン6cだけが使用されていなかったとすると、
エアコン6cへの給電が遮断されても総使用電流量はヘ
アドライヤー6dへの給電が遮断された時点から変化し
ない。そこでそのような場合はエアコン6cのアダプタ
の遮断状態を復帰させ(第1の実施例)、またはアダプ
タでの遮断を行わせない(第2の実施例)。
【0019】なお、遮断優先順位が最下位のアダプタで
の遮断が行われてもなお総使用電流量が契約電流容量以
下にならない場合はブレーカ1によりすべての配電系統
の給電を遮断するようになっている。なお、後に遮断優
先順位を変更したい場合等はいつでもブレーカ1で設定
や変更が可能である。
【0020】次に本発明による給電遮断システムの第1
の実施例を構成するブレーカ1とアダプタ2の構成を図
2および図3を用いて説明する。
【0021】図2はブレーカ1の構成を示しており、屋
外の引込線から供給された電力はブレーカ1の受電端子
11から遮断器12、電流容量検出器13、送信装置1
5を経て送電端子14から屋内配線4を通じて各部屋の
コンセントに供給される。ROM18には出荷時にあら
かじめ定められたN個のID#に対応して、アダプタ2
に設けられた遮断器22(図3参照)を作動させるため
のN個の信号(以下「遮断信号」という)および遮断器
22を復帰させ給電可能な状態にするためのN個の信号
(以下「復帰信号」という)を出力するための情報が記
憶されており、本実施例では、ID#は1から3までな
ので、3個の遮断信号および3個の復帰信号を出力する
ための情報が記憶されている。一方、設定器20でID
#に対して設定された遮断優先順位はすなわちID#に
対応する遮断信号出力順の情報としてRAM31に記憶
される。CPU16は電流容量検出器13で検出した電
流値とROM18に記憶された契約電流容量、3個の遮
断信号および復帰信号の情報およびRAM31に記憶さ
れた遮断信号出力順の情報に基づき、コントローラ17
を介して遮断器12および送信装置15の動作を制御す
る。送信装置15は遮断信号および復帰信号を屋内配線
4を通じてアダプタ2に送信する。また、クロック19
はCPU16の作動タイミングの同期をとるために利用
され、必要に応じてCPU16に時計の機能を与える。
【0022】図3はアダプタ2の構成を示しており、屋
内配線4から供給される電力はコンセント(図示せず)
からアダプタ2の受電端子21に入り、受信装置23、
遮断器22を経て給電端子24から電気器具6に供給さ
れる。ROM28には出荷時にそのアダプタの遮断信号
および復帰信号を識別するための情報が記憶されてい
る。CPU26は受信装置23で受信した信号とROM
28に記憶された遮断信号および復帰信号を識別するた
めの情報に基づき、コントローラ27を介して遮断器2
2の作動を制御する。復帰スイッチ29は遮断機22が
作動した場合に、手動でアダプタ2をもとの給電可能な
状態に復帰させるために設けられている。なお、ブレー
カ側に設けられた遮断優先順位を設定する設定器20は
アダプタ側に設けてもよい。
【0023】次に、図4から図6を用いてブレーカ1と
アダプタ2の通信手段について説明する。
【0024】ブレーカ1からアダプタ2に遮断信号およ
び復帰信号を送信する方法として、本実施例では、屋内
配線を利用し、電圧レベルを変化させて遮断信号および
復帰信号の送受信を行う方法を採用した。すなわち、電
圧レベルを電気器具の使用上問題のない範囲で変化さ
せ、その変化パターンを信号として送受信する方法であ
る。
【0025】図4は電圧レベルの変化によって作り出す
信号パターンの一例を示したものであり、電圧レベル変
化幅の一例として100V〜90Vを採用した。現行の
電気器具では90V程度までの短時間の電圧降下はまっ
たく問題がないことが知られているからである。
【0026】図4において、アダプタ2の受信装置23
が受信した電圧レベルの変化に基づきCPU26(図3
参照)が100Vを1と認識し、90Vを0と認識する
と、図4に示した信号のパターンは(10110100
10)と認識される。そこで、CPU26においてその
(1011010010)という信号の流れのうち、先
頭の6ビット(101101)をスタートビットとし
て、この信号を認識した場合はそれが遮断信号または復
帰信号であると認識するように設定し、さらにそれに続
く4ビット(0010)のうちの前半の3ビット(00
1)をID#として、最後のビットが0であれば遮断信
号として認識するように設定しておき、最後のビットが
1であれば復帰信号として認識するように設定すればよ
い。。例えば、(1011010100)という信号を
受けた場合はスタートビット(101101)に続く3
ビット(010)がID#となり2進法で計算するとI
D#2ということになる。さらに最後のビットが0であ
るので遮断信号であることがわかる。
【0027】図5はブレーカ1に設けられた送信装置1
5の構成を示しており、図5を用いて上記した遮断信号
および復帰信号の発生について説明する。
【0028】電源側から接続された配線は送信装置15
内で2回路A、Bに分岐され、回路AはCMOS15a
に接続され、回路BはCMOS15bに接続される。C
MOS15aとCMOS15bには、バッファIC15
dを介してCPU16からの制御信号に基づき5V程度
の電圧が加えられることにより、電流の回路Aまたは回
路Bへの流入の切り替えを行う。すなわち、電源から1
00Vの電圧が供給されているとすると、いまCMOS
15aに5Vの電圧が加えられて導通し回路Aに電流が
流れると、端子−には100Vの電圧が取り出され
る。これに対して、CMOS15bに5Vの電圧が加え
られて導通し回路Bに電流が流れると、変圧器15cに
より降圧されて端子−に90Vの電圧が取り出され
る。端子−に取り出された電圧は送電端子14(図
2参照)を経てアダプタ2に供給される。
【0029】このようにCPU16により一定のタイミ
ングで回路Aと回路Bとを切り替えることにより周波数
を変えずに電圧レベルのみを変化させて遮断信号および
復帰信号のパターンを作り出すことができる。この場合
の信号の切り替えのタイミングは100msecから200
msec程度であり、クロック19はCPU16の作動タイ
ミングの同期をとるための機能を担っている。ROM1
8はブレーカ1に対して出荷当初定められている取り付
け可能なN個のアダプタに対応したN個の遮断信号およ
び復帰信号を出力するための情報をあらかじめ記憶して
いる。そして、CPU16は、このROM18に記憶さ
れた遮断信号を出力するための情報と設定器20で設定
されRAM31に記憶された遮断信号の出力順とに基づ
いて送信装置15から遮断信号を出力させ、また、RO
M18に記憶された復帰信号を出力させるための情報と
電流容量検出器13(図2参照)で検出される電流値と
に基づいて送信装置15から復帰信号を出力させる。
【0030】なお、屋内配線を利用し、電圧レベルを電
気器具の使用上問題のない範囲で変化させ、その変化パ
ターンを信号として送信する方法は、上記した方法また
は装置には限られない。
【0031】図6はアダプタ2における遮断信号および
復帰信号の受信方法について説明する図である。
【0032】アダプタ2に設けられた受信装置23では
AC用テスタに用いられる電圧判定用IC23aにより
一定のタイミング、例えば25msecの間隔で電圧値を測
定し、CPU26にそのデータが伝達される。CPU2
6では、そのデータに基づいて例えば電圧値が100V
であればフラグに1を立て、電圧値が90Vであればフ
ラグに0を立て、その結果を例えば32ビットに順に割
り当て、そのデータに基づいて100msecごとの電圧の
変化を演算する。さらにその演算結果をROM28に記
憶されている遮断信号または復帰信号を識別するための
情報と比較し、遮断信号と判断した場合は遮断器22
(図3参照)を作動させ、復帰信号と判断した場合は遮
断が行われた遮断器22(図3参照)を給電可能な状態
に復帰させる。クロック30はCPU26の作動タイミ
ングの同期をとるための機能を担っている。
【0033】つぎに図7を用いて本発明による給電遮断
システムの作動を説明する。
【0034】需要家は本システムを稼働させる際ブレー
カ1の設定器20を用いて取り付けたアダプタ2の各I
D#に対する遮断優先順位を設定する(F−1)。この
設定された遮断優先順位は遮断信号の出力順としてRA
M31に記憶される。ブレーカ1の電流容量検出器13
は屋内配線に流れる電流値を常に検出しており、検出デ
ータはCPU16に伝達される(F−2)。CPU16
はROM18に記憶された契約電流容量と電流容量検出
器13で検出した現在の電流値とを比較し(F−3)、
現在の電流値が契約電流容量を超過した場合は、現在の
電流値をRAM31に記憶(F−4)させた後、遮断優
先順位の最も高いID#(図1に示した例ではヘアドラ
イヤー6dが接続されたアダプタのID#2)に対応す
る遮断信号を送信装置15からアダプタ2に送信させる
(F−5)。遮断信号が送信されるとアダプタ2の受信
装置23はこの遮断信号を受信し、CPU26にこの情
報が伝達される。CPU26はこの信号をROM28に
記憶されている遮断信号を識別するための情報と比較対
照し、遮断信号であると判断した場合はコントローラ2
7を介して遮断器22を作動させる。
【0035】遮断優先順位1のアダプタ2を取り付けた
電気器具(図1に示した例ではヘアドライヤー6d)が
使用中であれば、アダプタ2の遮断器22の作動により
総使用電流量は減少するし、もし遮断優先順位1のアダ
プタ2を取りつけた電気器具が使用されていなければ遮
断器22が作動しても総使用電流量は減少しない。
【0036】そこでCPU16は再び電流容量検出器1
3で検出される電流値をステップ(F−4)で記憶され
た電流値と比較し(F−6)、減少していなかった場合
は遮断したアダプタ2が取りつけられた電気器具は使用
されていなかったと判断して送信装置15から復帰信号
を出力させる(F−7)。送信された復帰信号がアダプ
タ2の受信装置23で受信され、CPU26にこの情報
が伝達されると、CPU26はこの信号をROM28に
記憶されている復帰信号を識別するための情報と比較対
照し、復帰信号であると判断した場合はコントローラ2
7を介して遮断機22での給電遮断状態を解除させる。
その後CPU16は送信装置15から次の遮断優先順位
の遮断信号を出力させる(F−11)。
【0037】一方、ステップ(F−6)で検出された電
流値がステップ(F−4)で記憶された電流値より減少
していた場合は、再び電流容量検出器13で検出した電
流値が契約電流容量を超過していないかどうか判断する
(F−8)。超過していなければステップ(F−2)に
戻り現状のまま給電を続行し、電流容量検出器13は電
流値の監視を続行する。
【0038】ステップ(F−8)で検出された電流値が
なお契約電流容量を超過していれば遮断したID#の遮
断優先順位が最下位であるか否か確認し(F−9)、最
下位でなければ現在の電流値をRAM31に記憶させた
上(F−10)、次の遮断優先順位の遮断信号を出力さ
せ(F−11)、ステップ(F−6)に戻る。このよう
に電流容量検出器13で検出される電流値が契約電流容
量以下になるまで遮断優先順位の順にアダプタ2での遮
断が繰り返される。
【0039】遮断したID#の遮断優先順位が最下位で
もなお契約電流容量を超過している場合はブレーカ1の
CPU16はコントローラ17を介して遮断器12を作
動させてすべての系統の給電を遮断する(F−12)。
【0040】使用中のアダプタ2で給電が遮断されると
需用家はアダプタ2の復帰を行わなければならない。そ
のために、遮断器22には復帰スイッチ29が設けられ
ている。需用家はアダプタ2での遮断が行われると、ア
ダプタ2の復帰スイッチ29を入れる。アダプタ2での
給電が遮断された場合、アダプタ2側でLEDなどを用
いて需用家に遮断されたことを警告したり、ブレーカ1
側に表示部を設けて遮断したアダプタのID#を表示す
るようにしてもよく、このようにすれば需用家がアダプ
タを復帰するのに便利である。
【0041】上記実施例では、ブレーカ1からアダプタ
2への信号を送信する方法として屋内配線を利用し、電
圧レベルを変化させる方法を採用しているので、送信は
ブレーカ1からアダプタ2への一方向のみ可能で、アダ
プタ2の方からブレーカ1に信号を送信することはでき
ない。しかし、他の送信方法、例えば、無線による送信
方法を採用すれば、双方向の通信が可能となり、遮断信
号を送信したアダプタ2で電気器具が使用されていなか
った場合にその都度アダプタ2で遮断と復帰という動作
を繰り返さなくても給電可能な状態に保持できる。
【0042】そこで、以下に本発明の第2の実施例とし
て、無線による信号の送信方法を採用した実施例を図8
および図9を参照して説明する。
【0043】なお、図2および図3と同一符号は同じ構
成部分を示しており、説明を省略する。
【0044】図8はブレーカ1の構成を示しており、C
PU16、遮断器12、電流容量検出器13を有し、C
PU16には、ROM18、RAM31、設定器20、
送信装置40、受信装置41が接続されている。ROM
18には出荷時にあらかじめ定められたN個のアダプタ
のそれぞれのID#に対応して、N個の遮断信号を出力
させるための情報と契約電流容量が記憶されている。ま
た、RAM31には設定器20で設定されたID#に対
応した遮断信号の出力順が記憶されている。送信装置4
0および受信装置41はいずれも無線手段を用いてお
り、アンテナ42を通してアダプタ2との間で信号を送
受信する。なお、設定器20はアダプタ2側に設けても
よい。
【0045】図9はアダプタ2の構成を示しており、C
PU26、遮断器22を有し、CPU26にはROM2
8、送信装置75、受信装置76、器具使用検知器68
が接続されている。器具使用検知器68は電気器具が現
在使用されているか否かの情報をCPU26に伝達す
る。ROM28には受信装置76で受信した信号が自己
のアダプタ2の遮断信号であることを識別するための情
報が記憶されている。送信装置75および受信装置76
はいずれも無線手段を用いており、アンテナ77を通し
てブレーカ1との間で信号を送受信する。
【0046】ブレーカ1のCPU16は電流容量検出器
13で検出された電流値がROM18に記憶された契約
電流容量を越えたことを検知すると、遮断優先順位に従
って遮断信号を送信装置40からアダプタ2に送信す
る。アダプタ2ではブレーカ1から送信された遮断信号
を受信装置76で受信し、その情報がCPU26に伝達
される。CPU26は器具使用検知器68からの情報に
よりそのアダプタ2の取りつけられた電気器具が使用中
であると判断した場合は遮断器22を作動させ、給電は
遮断される。一方、CPU26がアダプタ2の取りつけ
られた電気器具が使用されていないと判断した場合は遮
断器22を作動させず、送信装置75より遮断を行わな
かったことを伝達する信号(以下「遮断無視信号」とい
う)をブレーカ1に送信する。遮断無視信号を受信した
ブレーカ1の受信装置41がその情報をCPU16に伝
達すると、CPU16は遮断されなかったアダプタ2の
ID#をRAM31に記憶させ、次の遮断優先順位に該
当するID#のアダプタ2に遮断信号を送信する。
【0047】このように、双方向の通信が可能である
と、ブレーカ1側からアダプタ2を復帰させるための動
作を行わずに、電気器具が不使用であった場合にはアダ
プタ2を給電可能な状態に保つことができる。
【0048】さらに、第2の実施例では、送信装置40
等の通信手段を無線によるものとしたが、本発明ではそ
れに限らず、送信装置40を屋内配線に接続させて、そ
こに高調波の信号を乗せるようにして構成してもよい。
その場合には、波形解析演算機能等をブレーカ1および
アダプタ2のそれぞれの送受信装置に持たせ、信号のや
り取りを行わせる。例えば、1kHzかそれ以上の幾種
類かの周波数の信号を屋内配線に乗せ、その信号を受信
した受信側で周波数解析を行い、あらかじめ定めておい
た対応条件に基づいて、信号の意味を解析して、所定の
動作を行わせるという方法が実施可能である。この方法
によるときには、電圧に変動を生じさせるが、実際の効
率を損なわせる程の変動ではなく、用いられている周波
数は高く、いわゆるノイズの範囲であるので、器具に与
える影響は非常に少ない。
【0049】なお、上記した2つの実施例では、アダプ
タ2はコンセントに取り付ける独立した装置として説明
したが、電気器具自身にこのアダプタの機能を内蔵させ
てもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
総使用電流量が契約電流容量を越えた時にあらかじめ選
択しておいた電気器具への給電を遮断優先順位に従って
選択的に遮断するとともに、使用されていない電気器具
への給電は遮断されないので、以下に記載した効果を有
する。 (1)一時的な使用電力量の増加に備えて契約電流容量
を大きくせずに、電力を効率的に使用することができ、
電気料金も安くてすむ。 (2)不要な停電を防止し、常時通電したい電気器具へ
の給電が突然遮断されることによる電気器具への負担を
あらかじめ防止できる。定機能を設けるよりもアダプタ
の製造費用を安価にすることができる。 (3)使用されていない電気器具でのアダプタの給電の
遮断は行われないので、遮断復帰の手間が省ける。 (4)通信手段として、ブレーカとアダプタとで双方向
の通信が可能であれば、アダプタでの復帰遮断の動作回
数が減少してアダプタの寿命を伸ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による給電遮断システム全体を図式的に
示す図である。
【図2】本発明による給電遮断システムの第1の実施例
を構成するブレーカの構成の一例を示す図である。
【図3】本発明による給電遮断システム第1の実施例を
構成するアタプタの構成の一例を示す図である。
【図4】電圧の変化によって作り出す信号パターンの一
例を示す図である。
【図5】本発明による給電遮断システムの第1の実施例
を構成する送信装置の構成の一例を示す図である。
【図6】本発明による給電遮断システムの第1の実施例
を構成する受信装置の構成の一例を示す図である。
【図7】本発明による給電遮断システムの作動を説明す
るフローチャートである。
【図8】本発明による給電遮断システムの第2の実施例
を構成するブレーカの構成の一例を示す図である。
【図9】本発明による給電遮断システムの第2の実施例
を構成するアダプタの構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ブレーカ 2 アダプタ 3 コンセント 4 屋内配線 5 引込線 6 電気器具 12、22 遮断機 13 電流容量検出器 15 送信装置 16、26 CPU 17、27 コントローラ 18、28 ROM 19、30 クロック 20 設定器 23 受信装置 31 RAM 40、75 送信装置 41、76 受信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小牧 充典 東京都江東区猿江2−4−17−705 (72)発明者 中山 香奈子 千葉県松戸市小金原7−39−10 (56)参考文献 特開 昭56−159935(JP,A) 特開 平4−248324(JP,A) 特開 平5−284672(JP,A) 特開 平5−49169(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02H 3/033 H02J 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給電回路を遮断する第1の遮断器と、給
    電回路の電流値を検出する電流容量検出器と、契約電流
    容量と遮断信号および復帰信号を出力するための情報と
    を記憶している第1の記憶手段と、前記遮断信号および
    復帰信号を出力する送信装置と、前記電流容量検出器に
    より検出された電流値と前記記憶手段に記憶された契約
    電流容量と遮断信号および復帰信号を出力するための情
    報とに基づいて前記送信装置および前記第1の遮断器の
    動作を制御する第1の制御手段とを有するブレーカと、 電気負荷への給電を遮断する第2の遮断器と、前記ブレ
    ーカからの遮断信号および復帰信号を識別するための情
    報を記憶している第2の記憶手段と、前記遮断信号およ
    び復帰信号を受信する受信装置と、前記受信装置で受信
    した信号が遮断信号または復帰信号であると識別された
    とき前記第2の遮断器の動作を制御する第2の制御手段
    とを有する複数のアダプタとから構成され、 あらかじめ設定された出力順に従って出力された遮断信
    号を前記アダプタの受信装置が受信して前記第2の遮断
    器が作動した結果給電回路の電流値が契約電流容量以下
    になるまで前記遮断信号が順次出力され、前記第2の遮
    断器が作動した結果、給電回路の電流値が作動前より減
    少しないときはその作動した前記第2の遮断器を復帰さ
    せ、前記出力順が最下位の遮断信号が出力された結果前
    記給電回路の電流値が契約電流容量以下にならないとき
    は前記第1の遮断器が作動するようにしたことを特徴と
    する給電遮断システム。
  2. 【請求項2】 前記遮断信号および復帰信号が、給電電
    圧レベルを一定の間隔で変化させた信号から成り、屋内
    配線を介して送信されることを特徴とする請求項1に記
    載の給電遮断システム。
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