JP2813469B2 - 洗剤組成物の製造法 - Google Patents

洗剤組成物の製造法

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JP2813469B2
JP2813469B2 JP7513678A JP51367895A JP2813469B2 JP 2813469 B2 JP2813469 B2 JP 2813469B2 JP 7513678 A JP7513678 A JP 7513678A JP 51367895 A JP51367895 A JP 51367895A JP 2813469 B2 JP2813469 B2 JP 2813469B2
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ウイルソン,ジヤネツト
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
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    • C11D11/00Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は洗剤組成物の製造法に関する。本発明は特に
蛍光体を含む高嵩密度洗剤組成物の製造法に関する。
洗剤粉末は、典型的には、洗浄力を得るのに必要な洗
浄活性材料に加えて、市場で求められていると見なされ
る特性を有する粉末を提供する成分、例えば、香料及び
蛍光体を含んでいる。蛍光体は、長年にわたって慣用の
噴霧乾燥粉末形態で白色度の改良に用いられてきた。
噴霧乾燥粉末を製造する場合、噴霧乾燥して粉末とさ
れる成分のスラリーに蛍光体材料を添加するのが典型的
である。
例えば、750g/1を超える嵩密度を有する高嵩密度粉末
の出現により、噴霧乾燥粉末を「ポストタワー」(post
−tower)混合・高密度化(densification)するか、又
は、例えばEP−A−367339号(Unilever)に記載のよう
な噴霧乾燥段階を用いずに洗剤組成物を混合・高密度化
する(「非タワー」法)ことを含む新規な方法が提案さ
れた。
混合法による洗剤組成物の製造は、典型的には、該組
成物の液体成分と固体成分とを接触・混合し、それによ
って液体を固体材料に結合して組成物粒子を形成するこ
とを含む。該粒子をさらに混合すると、粒径が増大して
顆粒が形成される。液体と固体の比率は、結合力を促進
するに十分な程高く且つ個別の粒子が得られない程高く
ならないようにする必要がある。
「非タワー」法においては、混合/高密度化段階で固
体材料として蛍光体を粉末に添加してきた。しかし蛍光
体は望ましくない色を有し得る。そのような蛍光体を固
体形態で添加すると、最終粉末の色質が損なわれる可能
性がある。
本発明者らは、蛍光体を洗剤組成物の液体成分に添加
して蛍光体のプレミックスを製造し、次いで該プレミッ
クスを混合段階で固体成分と結合して粒状組成物を製造
することにより、優れた色特性を有する高嵩密度粉末を
製造し得ることを見いだした。
本発明の第1の態様により、蛍光体を含む粒状洗剤又
は洗剤組成物の一成分の製造法が提供され、該方法は、
蛍光体を該組成物の液体成分と混合して蛍光体混合物を
形成し、該蛍光体混合物を該組成物の固体成分と混合
し、それによって粒状洗剤組成物を製造することを含
む。
本発明により、少なくとも750g/1の嵩密度を有する高
嵩密度組成物を製造し得る。本発明の方法は、所望に応
じ、連続法又は回分法であってよい。
洗剤組成物の成分を選択して所望の特性を得るが、一
般に該成分には、蛍光体の他に界面活性剤及びビルダー
が含まれる。
組成物は、固体成分を結合させるための少なくとも1
種の液体成分を含む。蛍光体を液体成分と混合し、スラ
リー、分散液又は懸濁液であってよい蛍光体混合物を形
成する。そのような場合、望ましくない沈降を回避する
ために撹拌する必要があり得る。蛍光体混合物は、特に
良好な粉末の色を確保し得るように溶液であるのが特に
好ましい。
該組成物の任意の液体成分を用いて蛍光体混合物を形
成し得るが、蛍光混合物の形成には、合成アニオン界面
活性剤及びそれらの前駆物質は望ましくない場合がある
が、天然脂肪酸を用いて所望の蛍光体混合物を製造する
ことができる。蛍光体混合物が液体非イオン界面活性剤
を含むのが好ましい。さらに、蛍光体混合物が、蛍光
体、非イオン界面活性剤及び水、さらに場合によって脂
肪酸を含むのがより好ましい。
適当な非イオン界面活性剤は、3以上、好ましくは5
以上で、望ましくは20以下の平均アルコキシル化度を有
する。蛍光体混合物は蛍光体を組成物全体に均質に分散
し易くする溶液であるのが望ましく、非イオン界面活性
剤は6以上の平均アルコキシル化度を有するのが適当で
ある。エトキシル化アルコールが特に好ましい。適当な
例には、ICI製のSYNPERONIC A3、SYNPERONIC A7、及び
6.5の平均エトキシル化度を有するヤシ油エトキシレー
トが含まれる。非イオン界面活性剤と共に用い得る他の
液体成分の例としては、ポリエチレングリコール、例え
ばPEG1500、及びグリセリンが挙げられる。
蛍光体には、ビフェニル化合物、例えばジスチリルビ
フェニル化合物のような当該分野において公知の蛍光体
が含まれ得る。特に好ましい蛍光体は、Ciba Geigy社製
のTINOPAL CBS−Xである。蛍光体は、組成物中に、組
成物全体の0.001〜1重量%、好ましくは0.005〜0.5重
量%、より好ましくは0.01〜0.4重量%、特には0.01〜
0.25重量%の量で存在するのが適当である。
液体成分及び蛍光体は、蛍光体混合物中に10:0.01〜
5、好ましくは10:0.06〜4、より好ましくは10:0.1〜
4の重量比で存在するのが適当である。特に好ましい蛍
光体混合物は、非イオン界面活性剤、例えばICI社製のS
YNPERONIC A7、水、及び蛍光体、例えばTINOPAL CBS−
Xからなる。非イオン界面活性剤及び水が、50:1〜1:1
0、好ましくは20:1〜3:8、より好ましくは10:1〜3:8の
重量比で存在するのが適当である。優れた粉末白色度
(低「b」値)は、蛍光体混合物中に高レベルの非イオ
ン界面活性剤が含まれている場合に得られる。蛍光体
は、蛍光体混合物の1〜25重量%、好ましくは5〜15重
量%、より好ましくは6〜12重量%を構成するのが適当
である。
高レベルの蛍光体を用いると、繊維の白化という利点
は得られるが、この利点は、蛍光体が着色される高レベ
ル、例えば、粉末全体の0.5重量%を超える量の蛍光体
を用いると粉末の色が悪くなることにより相殺されてし
まう可能性がある。
組成物に他の蛍光体を加えて繊維の白色度を改良し、
それによって望ましくない高レベルの着色蛍光体、例え
ばTINOPAL CBS−Xの必要性を回避するのが適当であ
る。ジモルホリノ(dimorpholino)蛍光体が粉末蛍光体
と共に組成物に存在するのが好ましい。
蛍光体混合物水は、撹拌しながら蛍光体を液体成分と
混合して好ましくは溶液を得ることにより製造するのが
適当である。非イオン界面活性剤/水/蛍光体系の場
合、蛍光体を非イオン界面活性剤と混合し、次いで水を
加えるか、又は非イオン界面活性剤と水の混合物に蛍光
体を加えるのが好ましい。蛍光体の沈降及び周囲温度で
の液体の「ゲル化」を回避するように蛍光体混合物を製
造するのが好ましい。
固体成分は、蛍光体混合物を除く洗剤組成物の全ての
成分を含むか、又は、固体成分は、前記成分のうちの少
なくとも1種を含んでいてよく、他の成分は、固体成分
と蛍光体混合物との混合段階中又は該段階後に組成物に
添加し得る。
組成物中の固体成分は、別個の成分からなる固体粒子
又は以下「添加剤」と称される複数の成分からなる固体
粒子を含み得る。液体である洗剤組成物の成分(蛍光混
合物を除く)は、所望に応じ、混合段階中又は該段階後
に固体成分に加えても添加剤として添加してもよい。
固体成分は噴霧乾燥粉末であってもよいが、特に高嵩
密度が要求される場合には、噴霧乾燥によって直接生成
されたものではない材料を含むのが好ましい。
従って、本発明の第2の態様により、蛍光体を含む洗
剤組成物又は成分の製造法が提供され、該方法は、蛍光
体を液体成分と混合して蛍光体混合物を形成し、該混合
物を噴霧乾燥法の産物ではない固体成分と混合し、それ
によって粒状洗剤組成物を得ることからなる。
蛍光体混合物を非噴霧乾燥固体上に噴霧して蛍光体混
合物と非噴霧乾燥固体を高速ミキサー中で混合するのが
好ましい。所望なら、得られた粒子をさらに処理しても
よい。
場合によって、粒子を、直接、冷却及び/又は乾燥段
階に送って完成ベース粉末粒子を製造し、次いで該粒子
に他の成分を後混合する。あるいは、粒子を第2の、好
ましくは低速の混合段階に移して粒子の嵩密度を増大さ
せ、場合によって、所望に応じ、その後で冷却及び/又
は乾燥してもよい。
連続法を用いる場合には、高速ミキサーを用い、混合
段階と高密度化段階とを同時に実施してもよい。高速ミ
キサーの適当な例としては、Shugi(商標)グラニュレ
ーター、Drais(商標)K−TTP80グラニュレーター及び
Lodige(商標)CB30リサイクラーが挙げられる。混合段
階における滞留時間は、約5〜30秒が適当であり、該装
置の混合速度は、要求される高密度化度及び粒径に応じ
て100〜2500rpmの範囲が適当である。顆粒化段階が存在
する場合には、低速ミキサー、例えば、Drais(商標)
K−T160及びLodige(商標)KM300ミキサーを用いて顆
粒化を実施し得る。顆粒化段階の滞留時間は、約1〜10
分が適当であり、該装置の混合速度は、約40〜160rpmで
ある。
組成物の固体成分をミキサーに装入し、蛍光体混合物
を適当に固体成分上に噴霧する回分法を用いてもよい。
適当なミキサーには、FUKAE系列のミキサーが含まれ
る。所望により、その後で他の材料を加えてもよい。滞
留時間は、要求される顆粒化度に従って選択され、例え
ば、1〜20分である。
蛍光体混合物を組成物の固体成分上に噴霧して固体成
分上に混合物を均一に分布させるのが好ましい。
本発明者らは、本発明の第1又は第2の態様の方法に
より、優れた色特性を有する高嵩密度洗剤組成物が得ら
れることを見いだした。
本発明の第3の態様により、蛍光体を含む洗剤組成物
が提供され、該組成物は、本発明の第1の態様の方法に
より得ることができる。
本発明の第4の態様により、高嵩密度を有し、界面活
性剤、洗浄力ビルダー、及び3.5以上、好ましくは5.5以
上、より好ましくは6.5以上のデルタR460値を有する蛍
光体を含む洗剤組成物が提供される。
本発明の第1又は第2の態様の方法で蛍光体を組成物
に添加するのが好ましい。
デルタR460値は、460nmで、フィルターを用いずにタ
ングステンランプで照射したときの試料からの光の反射
率を測定し、UVフィルターを用いた場合の試料の反射率
を測定し、2つの測定値の差を計算することにより決定
する。分析する試料は、ふるいにかけて得られた355〜5
00μmの画分である。該方法により、試料の反射率に対
する蛍光体の寄与率についての指標が得られる。
本発明により製造された組成物は一般に洗浄活性成分
及び洗浄力ビルダーを含み、場合によって、漂白成分、
及び性能及び特性を高めるための他の有効成分を含み得
る。洗浄活性化合物(界面活性剤)は、セッケン及び非
セッケンアニオン化合物、カチオン化合物、非イオン化
合物、両性化合物、双性イオン化合物、並びにその混合
物から選択し得る。多くの適当な洗浄活性化合物が利用
可能であり、該化合物は、文献、例えば、Schwartz、Pe
rry及びBerchによる“Surface−Active Agents and Det
ergents"第I巻及び第II巻に十分に記載されている。
使用し得る好ましい洗浄活性化合物は、セッケン及び
合成非セッケンアニオン化合物並びに非イオン化合物で
ある。
アニオン界面活性剤は当業者には周知である。その例
としては、アルキルベンゼンスルホネート、特にC8−C
15のアルキル鎖長を有する線状アルキルベンゼンスルホ
ネート;第1級及び第2級アルキルスルフェート、特に
C12−C15第1級アルキルスルフェート;アルキルエーテ
ルスルフェート;オレフィンスルホネート;アルキルキ
シレンスルホネート;ジアルキルスルホスクシネート;
及び脂肪酸エステルスルホネートが挙げられる。一般に
ナトリウム塩が好ましい。
非イオン界面活性剤は、蛍光体混合物中に存在し得る
ものに加えて、組成物に用いられる全ての添加剤に含ま
れ得る。適当な非イオン界面活性剤には、第1級及び第
2級アルコールエトキシレート、特にアルコール1モル
当たり平均1〜20モルのエチレンオキシドでエトキシル
化されたC8−C20脂肪族アルコール、より特定的には,
アルコール1モル当たり平均1〜10モルのエチレンオキ
シドでエトキシル化されたC10−C15第1級及び第2級脂
肪族アルコールが含まれる。非エトキシル化非イオン界
面活性剤には、アルキルポリグリコシド(グリセリンモ
ノエーテルとも称される)及びポリヒドロキシアミド
(グルカミドとも称される)が含まれる。
洗浄活性化合物(界面活性剤)の選択及び存在する量
は、洗剤組成物の意図する用途に依存する。例えば、皿
洗い機用には、一般に比較的低レベルの低起泡性非イオ
ン界面活性剤が好ましい。繊維用の洗濯組成物において
は、当業者には周知であるように、手洗用製品及び種々
のタイプの洗濯機用の製品毎に異なる界面活性系を選択
し得る。
存在する界面活性剤の総量も、意図する用途に応じて
異なり、例えば、皿洗い機用組成物の場合には0.5重量
%程度の低レベルで、また例えば、繊維の手洗い用組成
物の場合には、60重量%という高レベルであってよい。
繊維の洗濯機用組成物の場合には、一般に5〜40重量%
の量が適当である。
殆どの繊維用自動洗濯機での使用に好適な洗剤組成物
は、一般に、アニオン非セッケン界面活性剤若しくは非
イオン界面活性剤、又は任意の比率の前記界面活性剤の
組み合わせを含み、場合によってセッケンを加える。
本発明の洗剤組成物は一般に1種以上の洗浄力ビルダ
ーも含んでいる。組成物中の洗浄力ビルダーの総量は、
10〜80重量%の範囲、好ましくは15〜60重量%の範囲が
適当である。
存在し得る無機ビルダーには、GB1437950号(Unileve
r)に開示されているような、所望により炭酸カルシウ
ム用の結晶化種と組み合わせた炭酸ナトリウム;結晶質
及び非晶質アルミノシリケート、例えば、GB1473201号
(Henkel)に開示されているようなゼオライト、GB1473
202号(Henkel)に開示されているような非晶質アルミ
ノシリケート及びGB1470250号(Procter & Gamble)に
開示されているような結晶質/非晶質混合アルミノシリ
ケート;並びにEP164514B号(Hoechst)に開示されてい
るような積層シリケートが含まれる。無機ホスフェート
ビルダー、例えば、ナトリウムオルトホスフェート、ピ
ロホスフェート及びトリポリホスフェートも存在し得
る。
ゼオライトビルダーは、繊維洗濯(機)用組成物の場
合には10〜45重量%の量で存在し得、15〜35重量%の量
が特に適当である、殆どの市販粒状洗剤組成物に用いら
れるゼオライトはゼオライトAである。しかし、EP3840
70A号(Unilever)に記載且つ請求されているマキシマ
ムアルミニウムゼオライトP(ゼオライトMAP)を用い
るのが有利である。ゼオライトMAPは、シリコンとアル
ミニウムの比率が1.33を超えない、好ましくは1.15を超
えない、より好ましくは1.07を超えないPタイプのアル
カリ金属アルミノシリケートである。
存在し得る有機ビルダーには、ポリカルボキシレート
ポリマー、例えば、ポリアクリレート、アクリル酸/マ
レイン酸コポリマー及びアクリルホスフィネート;モノ
マーポリカルボキシレート、例えば、シトレート、グル
コネート、オキシジスクシネート、グリセリン−モノス
クシネート、−ジスクシネート及び−トリスクシネー
ト、カルボキシメチルオキシスクシネート、カルボキシ
メチルオキシマロネート、ジピコリネート、ヒドロキシ
エチルイミノジアセテート、アルキルマロネート、アル
ケニルマロネート、アルキルスクシネート及びアルケニ
ルスクシネート;並びにスルホン化脂肪酸塩が含まれる
が、それらには限定されない。
特に好ましい有機ビルダーは、シトレート、ニトリロ
三酢酸及びオキシジスクシネートであり、5〜30重量
%、好ましくは10〜25重量%の量で用いるのが適当であ
り、アクリルポリマー、より特定的にはアクリル酸/マ
レイン酸コポリマーは、0.5〜15重量%、好ましくは1
〜10重量%の量で用いるのが適当である。
ビルダーは、無機物も有機物も、アルカリ金属塩、特
に、ナトリウム塩の形態で存在するのが好ましい。
本発明の洗剤組成物はさらに漂白系を含むのが適当で
ある。皿洗い機用組成物は塩素漂白系を含むのが適当で
あるが、繊維洗濯用組成物は、水溶液中で過酸化水素を
生成し得るペルオキシ漂白化合物、例えば、無機過酸塩
又は有機ペルオキシ酸を含むのが望ましい。
適当なペルオキシ漂白化合物には、有機過酸化物、例
えば過酸化尿素、及び無機過酸塩、例えば過ホウ酸、過
炭酸、過リン酸、過ケイ酸及び過硫酸のアルカリ金属塩
が含まれる。好ましい無機過酸塩は、過ホウ酸ナトリウ
ム一水和物及び四水和物、並びに過炭酸ナトリウムが含
まれる。
特に好ましいのは、水分による不安定化に対する保護
コーティングを有する過炭酸ナトリウムである。メタホ
ウ酸ナトリウム及びケイ酸ナトリウムを含む保護コーテ
ィングを有する過炭酸ナトリウムはGB2123044B号(Ka
o)に開示されている。
ペルオキシ漂白化合物は、5〜35重量%、好ましくは
10〜25重量%の量で存在するのが適当である。
ペルオキシ漂白化合物は漂白活性化剤(漂白前駆物
質)と組み合わせて用い、低洗浄温度での漂白作用を改
良し得る。漂白前駆物質は、1〜8重量%、好ましくは
2〜5重量%の量で存在するのが適当である。
好ましい漂白前駆物質は、ペルオキシカルボン酸前駆
物質であり、より特定的には、過酢酸前駆物質及びペル
オキシ安息香酸前駆物質;並びにペルオキシ炭酸前駆物
質である。本発明用に特に好ましい漂白前駆物質は、N,
N,N′,N′−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)
である。
US4751015号及びUS4818426号(Lever Brothers Compa
ny)並びにEP402971A号(Unilever)に開示されている
新規な第4級アンモニウム及びホスホニウム漂白前駆物
質も非常に重要なものである。特に好ましいのは、ペル
オキシ炭酸前駆物質、特に、コリル−4−スルホフェニ
ルカーボネートである。ペルオキシ安息香酸前駆物質、
特にN,N,N−トリメチルアンモニウムトルオイルオキシ
ベンゼンスルホネート;並びにEP284292A号及びEP30352
0A号(Kao)に開示されているカチオン漂白前駆物質も
重要である。
漂白安定剤(重金属イオン封鎖剤)も存在し得る。適
当な漂白安定剤には、エチレンジアミンテトラアセテー
ト(EDTA)及びポリホスホネート、例えば、Dequest
(商標)、EDTMPが含まれる。
特に好ましい漂白系には、ペルオキシ漂白化合物(好
ましくは、場合によって漂白活性化剤と一緒の過炭酸ナ
トリウム)、並びにEP458397A号、EP458398A号及びEP50
9787A号(Unilever)に記載・請求されている遷移金属
漂白触媒が含まれる。
本発明の組成物は、洗浄力を高め且つ処理を容易にす
るために、炭酸アルカリ金属塩、好ましくは、炭酸ナト
リウムを含んでいてよい。炭酸ナトリウムは、1〜60重
量%の範囲、好ましくは2〜40重量%の範囲の量で存在
するのが適当である。しかし、炭酸ナトリウムを全く又
は極くわずかしか含まない組成物も本発明の範囲内に包
含される。
粉末の流動性は、少量の粉末構成化剤、例えば、脂肪
酸(又は脂肪酸セッケン)、糖、アクリレート若しくは
アクリレート/マレエートポリマー、又はケイ酸ナトリ
ウムを添加することにより改良され得る。
1つの好ましい粉末構成化剤は脂肪酸セッケンであ
り、1〜5重量%の量で存在するのが適当である。
本発明の洗剤組成物中に存在し得る他の材料には、ケ
イ酸ナトリウム及びメタケイ酸ナトリウム;再沈着防止
剤、例えばセルロース性ポリマー;無機塩類、例えば硫
酸ナトリウム;適当な場合には泡止め剤又は起泡剤;タ
ンパク質分解酵素及び脂肪分解酵素;染料;色スペック
ル;香料;泡調節剤;並びに戦域軟化化合物が含まれる
が、それらには限定されない。
本発明を以下の非限定的実施例により例示する。特に
断りのない限り、実施例中の数字は全て重量部である。
実施例1〜6 FUKAE FS−30ミキサー中で、蛍光体混合物を他の組成
物成分と混合し、顆粒状洗剤組成物を調製して6種の組
成物を製造した。蛍光体混合物は、表1に列記したよう
に実施例毎に異なり、他の組成物成分は、以下に列記し
た通りであった: Na LAS 20 三ポリリン酸ナトリウム 25 ゼオライト4A 23 炭酸ナトリウム 19 最終組成物は以下の成分を有していた: 蛍光体混合物は、TINOPAL CBS−X蛍光体と非イオン
界面活性剤を混合して懸濁液を形成して製造した。水が
存在する場合には、水をこの後で懸濁液に加えた。次い
で、(沈降を回避するために)混合物を30分間ゆっくり
撹拌し、その後1時間静置した。
最終生成物をふるいにかけ、335〜500μmの粒径を有
する画分を得た。紫外光下及び紫外を除いた光下に460
μmで該画分の反射率を測定し、該測定値から本明細書
に記載のようにしてF値を計算した。結果を表2に示
す。
比較実施例A 実施例1から6と同一条件下に混合して、実施例1〜
6用に列記したものと同じ化合物及び固体蛍光体(0.2
部)並びに非活性固体界面活性剤(2部)を有する本発
明にはよらない組成物を調製した。
該組成物のF値を計算し、結果を表2に示す。
上記の結果は、蛍光混合物として蛍光体を添加し、次
いで固体成分と混合して蛍光体をとり込むことにより、
従来技術の方法によるものと比べて改良された粉末白色
度が得られることを示している。さらに、実施例3〜6
は、蛍光体混合物が溶液の場合に白色度がさらに改良さ
れることを示している。
実施例7〜14 蛍光体及び種々の比率のSYNPERONIC A7、非イオン界
面活性剤及び水からなる蛍光体混合物として導入された
固定レベルのCBS−X蛍光体を有する一連の粉末を製造
した。該組成物は、以下の成分(重量部)を含んでい
た: 固体(蛍光体を除く)を混合し、FUKAE FS−30回分ミ
キサーに装入した。次いで、表3に列記されている非イ
オン界面活性剤/蛍光体/水比を有する、蛍光体0.2部
を含む蛍光体混合物を混合しながら固体上に噴霧し、次
いで、Na LAS及び残りの非イオン界面活性剤及び水を全
てミキサーに添加した。
最後に、重層材料としてゼオライトを加えた。
結果 新鮮な粉末及び周囲条件下の2週間後の粉末につい
て、該粉末の350〜500μm画分のF値を測定した。結果
を表4に示す。
これらの実施例で調製した粉末は、新鮮な粉末状態の
ものも2週間後のものも、優れた色特性を示す。蛍光体
混合物中の非イオン界面活性剤の割合が高い方が、改良
された白色度(低「b」値)を得るのに有利であること
が知見された。
実施例15〜18 実施例7〜14と同じ方法で、以下のような該実施例と
同じ蛍光体混合物を含む同じ組成を有する粉末を製造し
た: これらの粉末(350〜500μm画分)のF値を決定した
が、F値は、新鮮な粉末の場合も9日後の粉末の場合も
8を超えることが認められた。「b」値も決定したが、
新鮮な粉末の場合には2.5〜4の範囲、9日後の粉末の
場合には4〜5の範囲であることが判明した。該「b」
値及びF値は、本発明の方法により優れた色特性を有す
る粉末が得られることを示している。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛍光体を含む高嵩密度粒状洗剤組成物又は
    その成分の製法であって、蛍光体を実質的に非イオン界
    面活性剤と水より成る該組成物又はその成分の液体成分
    と混合して蛍光体混合物を形成し、該蛍光体混合物を該
    組成物又はその成分の固体成分と混合し、それによって
    粒状洗剤組成物又はその成分を製造することを含む方
    法。
  2. 【請求項2】蛍光体混合物が溶液である請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】液体成分が実質的に非イオン界面活性剤と
    水より成る請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】液体成分が実質的に非イオン界面活性剤、
    水及び脂肪酸より成る請求項1又は2に記載の方法。
  5. 【請求項5】非イオン界面活性剤と水との重量比が50:1
    〜1:10の範囲内である請求項2から4のいずれか一項に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】蛍光混合物における蛍光体の重量が1〜25
    %の範囲内である請求項1から5のいずれか一項に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】液体成分及び蛍光体が10:0.01〜5の重量
    比で存在する請求項1から6のいずれか一項に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】固体成分が、別個の成分として及び/又は
    添加剤として非イオン界面活性剤及び/又は洗浄力ビル
    ダーを含む請求項1から7のいずれか一項に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】固体成分が噴霧乾燥法の産物ではない請求
    項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】請求項1から9のいずれか一項に記載の
    方法により得られる高嵩密度を有し、蛍光体を含む洗剤
    組成物。
  11. 【請求項11】請求項1に記載の方法により得られ得
    る、少なくとも750g/1の嵩密度を有し、界面活性剤、洗
    浄力ビルダー及び蛍光体を含み、噴霧乾燥法の産物では
    なく、少なくとも3.5のデルタR460値を有する洗剤組成
    物又は成分。
  12. 【請求項12】界面活性剤が非イオン界面活性剤からな
    る請求項11に記載の組成物又は成分。
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