JP2813065B2 - 廃棄物の内部加熱形回転加熱室 - Google Patents
廃棄物の内部加熱形回転加熱室Info
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Description
端において第二の端板に固定されている多数の加熱管を
内部室に備え、その長手方向を中心に回転可能な固形物
の加熱室、特に廃棄物の低温乾留ドラムに関する。
低温乾留法による廃棄物の熱処理の目的に使用される。
る。この方法及びこの原理に従って動作する廃棄物の熱
処理設備は例えばヨーロッパ特許出願公開第0302310号
に記載されている。低温乾留法による廃棄物の熱処理設
備は主要構成部品として低温乾留室(熱分解炉)及び高
温燃焼室を有している。低温乾留室は廃棄物搬送装置を
介して送り込まれた廃棄物を低温乾留ガスと熱分解残留
物とに変換する。低温乾留ガスと熱分解残留物とは次い
で適当な処理をされて高温燃焼室の燃焼器に送られる。
高温燃焼室においては溶融液状のスラグが生成され、こ
のスラグは排出口を介して取り出され、冷却後ガラス状
に透化される。発生した煙道ガスは煙道ガス管を介して
出口としての煙突に送られる。この煙道ガス管には特に
冷却装置として廃熱蒸気発生器、除塵フィルタ装置及び
煙道ガス浄化装置が組み込まれている。このような設備
は広く評価されてきた(例えば1993年8月18日付シュツ
ットガルト新聞記載の「低温乾留法がリサイクリング記
録を樹立」という表題の記事)。
な加熱管を備え、この加熱管によって廃棄物をほぼ空気
を遮断した状態で加熱する比較的長い回転形の低温乾留
ドラムが通常使用される。この低温乾留ドラムはその場
合その長手軸を中心に回転する。特に低温乾留ドラムの
長手軸は水平線に対して少し傾斜して配置され、その結
果固形の低温乾留物が低温乾留ドラムの出口に集まり、
そこから取り出し管を介して容易に取り出される。回転
の際廃棄物は加熱管によって上に持ち上げられ、再び落
下する。これによって、また後から詰め込まれる廃棄物
によって固形物(塵芥、炭素(コークス)の砕片、石
材、瓶、金属、セラミック部品等)が低温乾留ドラムの
取り出し口の方向へ移送される。
解及び大きな処理量の理由から低温乾留ドラムは長さが
比較的長く構成されなければならないことが明らかにな
っている。このことは、内部室に配置される加熱管もそ
れに対応した長さを持たなけれならないことを意味す
る。この加熱管の材料及び長さ次第で、加熱管は、何ら
かの処置がとられない限り、内部室において撓むことが
ある。この場合低温乾留ドラムの回転運動の際サイクル
負荷が加わり、加熱管がその端部側の固定部から引き裂
かれるという危険が生ずることがある。特に、その長さ
が20乃至30メートル或いはそれ以上にもなる加熱管にお
いてはそのような危険が生ずる。
の簡単な支持位置、しかし好ましくは少なくとも2つの
支持位置を内部室に設けようとする考え方に基づいてい
る。
で構成される。このことは、しかし否応なしに、固形物
及び低温乾留ガスを通すために必要な支持位置における
自由断面が減少するということを意味する。これにより
固形物及び低温乾留ガスの移送が、場合によっては著し
く阻害される。
その長手方向を中心に回転する固形物加熱室を、加熱管
の支持が保証され、しかも固形物及び低温乾留ガスの通
過が著しく阻害されることのないように構成することに
ある。
を支持する少なくとも1つの支持位置が設けられ、この
支持位置に、内壁に固定されそれぞれ加熱管の異なるグ
ループを支持する長手方向に間隔を隔てて配置された少
なくとも2つのコンソール装置が設けられ、その際固形
物及び低温乾留ガスの移送に充分な空間が確保されるよ
うに、間隔を置いて隣接するコンソール装置は、相互に
回転方向に位置をずらして支持コンソールにより加熱管
を支持することにより解決される。
少なくとも2つの部分支持位置に分割されている少なく
とも1つの支持位置が設けられる。これらの部分支持位
置の各々には加熱管の1つのグループを支持する支持コ
ンソールが配置され、第一の部分支持位置の支持コンソ
ールは第二の部分支持位置の支持コンソールに対して回
転方向に位置をずらしてかつ階段状に設け(隔て)ら
れ、その結果固形物及び低温乾留ガスを移送するのに充
分な空間が残る。
1つのコンソール装置を備えた2或いはそれ以上の部分
支持装置を備え、各コンソール装置が同一平面内にある
数個の支持コンソールを有する。
に、この発明の実施例を9つの図を参照して詳しく説明
する。なおこの場合同一及び互いに対応する部分は同一
の符号を備えるものとする。
留室を備えた低温乾留設備を基本断面で示し、 図2は図1の低温乾留ドラムにおける加熱管の第一の構
成装置をV−V方向に見た図を、コンソール装置I、II
及びIIIに対する加熱管のグループの付属関係と共に示
すが、この場合p=3で個々の支持コンソールは省略さ
れている。
図、 図4は図2のコンソール装置IIの1つの方向から見た
図、 図5は図2のコンソール装置IIIの1つの方向から見た
図、 図6は加熱管の第二の構成配置を図2に対応した方向か
ら見た図で、この場合p=3であり、 図7は図2に対応した第三の構成配置を示し、この場合
p=2であり、 図8は図2に対応した第四の構成配置を示し、この場合
p=4であり、 図9は支持コンソールにおける加熱管の固定構造を示
す。
及びモータ6によって駆動され供給管7の中に配置され
ているウォーム4を介して熱分解炉或いは低温乾留室8
の中央に供給される。低温乾留室8はこの実施例ではそ
の長手軸10を中心に回転可能な内部加熱形の熱分解或い
は低温乾留ドラムであり、その長さは15乃至30mにもな
り、300乃至600℃で作動し、ほぼ酸素を遮断した状態で
運転され、揮発性の低温乾留ガスsの他にほぼ固形の熱
分解残留物fを生成する。低温乾留室8はこの場合特
に、多数(例えば50乃至200本)の互いに平行に向いた
加熱管12を備えた低温乾留ドラムである。なお加熱管12
は図1では4本だけが示され、内部室13に配置されてい
る。右側端部或いは「高温」端には加熱ガスhの入口が
静止形の密封加熱ガス入口室14の形で設けられ、左側端
部或いは「低温」端には加熱ガスhの出口が静止形の密
封加熱ガス出口室16の形で配置されている。低温乾留ド
ラム8の長手軸10は水平線に対して傾斜しており、その
結果右側に置かれた「高温」端の出口が左側に示される
廃棄物Aの入口より低くなっている。
に回転する中央の取り出し管17を介して取り出し装置18
が後続されている。この取り出し装置は低温乾留ガスs
を排出するための低温乾留ガス排出管20及び固形熱分解
残留物fを排出するための熱分解残留物出口22を備えて
いる。低温乾留ガス排出管20に接続された低温乾留ガス
配管は高温燃焼室の燃焼装置に接続される。
ータ26に接続された伝動装置の形の駆動装置24によって
行われる。この駆動手段24、26は例えば低温乾留ドラム
8の周囲に固定されているスプロケットに作用してい
る。低温乾留ドラム8の軸受は27で示されている。
において第一の端板28に、その他端において第二の端板
30に固定されている。これらの端板28、30への固定は、
加熱管12の交換が容易となるように行われている。加熱
管12の端部はそれぞれ開口を通して内部室13から左方向
に出口室16に並びに右方向に入口室14に突き出ている。
加熱管12の軸はその場合それぞれ端板28、30の面に対し
て垂直に向いている。図示の構造においては、個々の加
熱管12が熱的及び機械的に大きな負荷を受けること、及
び管板或いはドラム底とも呼ぶこともできる端板28、30
が低温乾留ドラム8の長手軸10を中心に共に回転するこ
とが考えられる。
ある)加熱管12を支持する2つの支持位置X、Yを設け
ることは意義がある。廃棄物Aの送り方向において低温
乾留ドラム8の全長1の三分の一(1/31)の位置に第一
の支持位置Xが、三分の二(2/31)の位置に第二の支持
位置Yがおかれる。さらに、各支持位置X、Yが、p=
3で互いにaの間隔をもって離された、それぞれコンソ
ール装置I、II、IIIに属する3つの部分支持装置に分
かれていることも意義がある。この間隔aはこの場合例
えばa=1mである。コンソール装置I、II、III(図3
乃至5参照)の各々は、この場合金属例えばスチールか
らなる角を取った孔明き板の形の同一平面内にある多数
の支持或いは支承コンソールを有している。これらは、
図3乃至5において、I a1、I b1、I c1、I d1及びII a
2、II b2、II c2、II d2並びにIII a3、III b3、III
c3、III d3の符号で示されている。換言すれば、図3に
よる第一のコンソール装置Iは互いにいくらかの間隔に
内壁33に回転方向に位置をずらして固定された、特に溶
接された支持コンソールI a1、I b1、I c1、I d1を備え
ている。2つの支持コンソールI a1、I c1並びにI b1、
I d1はそれぞれ対になって同一の(外側に角を落とし
た)形状を持っている。前述したように、このコンソー
ルは特に孔を備えた金属板である。同様に図4の第二の
コンソール装置IIは同一平面で回転方向に位置をずらし
た支持コンソールII a2、II b2、II c2、II d2を備え
る。この場合もそれぞれ2つの互いに対向する支持コン
ソールII a2、II c2並びにII b2、II d2は角を落とした
同一の形状を持っている。また同様に図5によれば第三
のコンソール装置IIIも、同一平面にあって、互いに回
転方向に位置をずらしてかつ間隔をもって配置された4
つの支持コンソールIII a3、III b3、III c3、III d3を
備えている。図5による第三のコンソール装置IIIにお
いても、それぞれ対向して内壁33に固定された2つの支
持コンソールIII a3、III c3並びにIII b3、III d3は同
様に形成されている。
ンソールI a1乃至I d1は図4による支持コンソールII a
2乃至II d2に対して長手方向に距離aだけずれて配置さ
れていることである。図5による支持コンソールIII a3
乃至III d3の面に対しても同様であり、この場合も間隔
はaである。
に配置される。従って周辺に配置された多数の加熱管12
と、より中央にある廃棄物を加熱するほぼ半径方向に
(湾曲した線に沿って)配置された多数の加熱管12の配
置構成が得られる。この湾曲方向は、矢印35で示される
低温乾留ドラム8の回転方向に向いている。
の加熱管12が(破線で示される)唯一の管支持装置37に
纏められて支持されるものと仮定されている。その場合
固形残留物fを移送するために供される自由断面が制限
されていることが明らかである。図2の実施例によれば
この断面の大きさはドラム断面の半分にしかならない。
換言すれば、他の半分は固形残留物fの通過のためには
閉塞されている。これに対して、図3乃至5に示される
ように全体の管支持装置37を、互いに回転方向に位置を
ずらしたかつ間隔を置いて配置された個々の支持コンソ
ールに分割することによりこの欠点が解消される。
々は所定の幾何学的配置によるすべての加熱管12の特定
のグループのみを支持し固定する。各コンソール装置
I、II、IIIの特定された個々のグループは、周方向に
みて、互いに間隔を置いて配置されている。このことか
ら上述の支持コンソールの回転方向の位置のずれ及び間
隔配置も生ずる。例えば支持コンソールI a1(図3)に
属するグループは周辺にある6個の加熱管12とほぼ半径
方向にある3個の加熱管12を有し、支持コンソールIII
a3(図5)に属するグループは周辺にある6個の加熱管
12とほぼ半径方向にある7個の加熱管12を有する。図3
乃至5の各々から、内部室13には固形残留物fの移送の
ための自由断面があることが明らかである。これは加熱
管12及び支持コンソールI a1乃至III a3が占められてい
ない空間である。比較においてこの自由断面は各コンソ
ール装置I、II、IIIにおいて図2による個々の支持位
置の場合(すべての加熱管12の全体に対して破線で示さ
れた管支持装置37を備えた)よりもいくらか大きい。従
って固形残留物fの移送が支持位置X及びYにより比較
的妨げられることなく行われる。
持コンソールII a2乃至II d2並びにIII a3乃至III d3の
配置は互いに交換できることである。換言すれば、この
ような交換をしても図4の固定構成はコンソール装置II
Iに対して、図5による固定構成はコンソール装置IIに
対しても適用される。
られたp=3の部分支持装置が設けられている。各コン
ソール装置I、II、IIIはこの場合も、同一面にあるそ
れぞれ4つの支持コンソールI a1乃至I d1、II a2乃至I
I d2並びにIII a3乃至III d3を有している。しかしなが
ら、この場合、図2の場合と異なる加熱管12の形状配置
が選ばれている。この実施例の場合、順々に、半径方向
に配置された6個の加熱管12、周辺に配置された3個の
加熱管12、半径方向に配置された3個の加熱管12、続い
て再び周辺に配置された3個の加熱管12のように配列さ
れている。この実施例においてはV−V断面(図1参
照)は全体の加熱管12の配置並びにそれぞれこの加熱管
12に属する支持コンソールI a1乃至III d3の配置を示し
ている。周方向に見て隣接した支持コンソールは、この
場合もまた、異なる外周を持っている。支持コンソール
I a1乃至III d3はこの場合矩形に形成されている。なお
注目したいことは、矢印35の回転方向に見て、支持コン
ソールI a1に支持コンソールIII a3が続き、これに支持
コンソールI a1が続いていることである。このことは、
2つのコンソール装置I及びIIの間に廃棄物Aを通すた
めのかなりの自由空間が存在していることを意味する。
この場合も、各分割支持位置においてV−V線方向に従
って投影された面は個々の支持コンソールI a1乃至III
d3を設けることによってその移送性能が比較的僅かしか
犠牲にされない。この場合も、大きな自由空間があり、
固形残留物f及び低温乾留ガスsの形の廃棄物Aは部分
支持に分割された支持位置X並びにまた支持位置Yにお
いて、いわゆる「巧みにすり抜けて」通過することがで
きる。
える。この場合各支持位置X及びYについてp=2の間
隔配置の分割支持装置が設けられている。内部室13内の
加熱管12の配置は、この場合、少し異なっている。この
例では各支持コンソールI a1乃至I d1は2つの半径方向
グループ(4もしくは1個の加熱管を備える)及び6個
の加熱管を備えたただ1つの周辺グループを有する。こ
こで注目すべきは、個々のコンソールI a1乃至II d2の
間にそれぞれある間隔があることであり、従って廃棄物
はここを通して移送される。
位置があり、これらの分割支持位置の各々に1つのコン
ソール装置I乃至IVが属していることから出発してい
る。コンソール装置I乃至IVに属する支持コンソールは
それぞれ互いに対向して配置されている。例えば支持コ
ンソールI a1及びI b1が互いに向き合っている。これら
は同一の角を落とした形状構成を持っている。同様なこ
とは第二のコンソール装置IIの支持コンソールII a2及
びII b2に対しても言える。同一のグループに属する、
従って同一の支持コンソールによって支持されている個
々の加熱管12は図面では同じ印で示されている。この場
合コンソール構成は互いに異なる2つしかないので、そ
の製作が極めて簡単となる。
ルI a1の断面が示されている。この図から明らかなよう
に、この支持コンソールI a1は図示の範囲に孔38を有
し、これに加熱管12が貫通している。この加熱管12の上
には金属からなる強化された外被40が嵌められている。
この外被40も、支持コンソールI a1の孔38を充填してい
る強化されたブッシュ39内に配置されている。強化ブッ
シュ39はこの孔38に溶接目41で固定されている。
は、通常、2つの支持位置X及びYを必要とすることが
実際上でも示されている。もしそうでないとすると、加
熱管12がその自重及びその上に落下する廃棄物Aにより
許容できない程度に撓んでしまうことになろう。停滞の
ない移送を確保するために、各支持位置Y及びYは段階
状に構成されている。好ましい実施例においては各支持
位置X、Yはコンソール装置I、II、IIIに3つのグル
ープを備える。この階段状構成により、加熱ドラム8内
における廃棄物Aの移送に対向する抵抗が是認できる範
囲に維持される。
Claims (15)
- 【請求項1】それぞれ一端において第一の端板(28)
に、他端において第二の端板(30)に固定されている多
数の加熱管(12)を内部室(13)に備え、その長手方向
(10)を中心に回転可能な固形物の加熱室(8)、特に
廃棄物(A)の低温乾留ドラムにおいて、両端板(28、
30)の間に加熱管(12)を支持する少なくとも1つの支
持位置(X、Y)が設けられ、この支持位置(X、Y)
に、内壁(33)に固定され、それぞれ加熱管(12)の異
なるグループを支持する、長手方向(10)に間隔(a)
を置いて配置された、少なくとも2個のコンソール装置
(I、II、III、...)が設けられ、その際固形物及び低
温乾留ガスの移送に充分な空間が確保されるように、間
隔(a)を置いて隣接するコンソール装置(IとII、II
とIII、...)は、相互に回転方向に位置をずらして支持
コンソール(I a1、II a2、III a3、...)により加熱管
を支持することを特徴とする廃棄物の内部加熱形回転加
熱室。 - 【請求項2】支持コンソール(I a1、II a2、III
a3、...)がスチールからなり、内壁(33)に溶接され
ていることを特徴とする請求項1記載の加熱室。 - 【請求項3】加熱管(12)がそれぞれ15乃至30mの長さ
であり、両端板(28、30)の間に加熱管(12)の長さ
(1)に応じて1つ乃至2つの支持位置(X、Y)が設
けられ、これらの支持位置がその属する端板(28、30)
の全長(1)のほぼ半分乃至三分の一の間隔で配置され
ていることを特徴とする請求項1又は2記載の加熱室。 - 【請求項4】支持コンソール(I a1、II a2、III
a3、...)により支持されたグループが、ほぼ半径方向
或いは湾曲した列に互いに平行に配置されている加熱管
(12)を有していることを特徴とする請求項1乃至3の
1つに記載の加熱室。 - 【請求項5】支持コンソール(I a1、II a2、III
a3、...)により支持されたグループが、周方向に内壁
(33)の近くに互いに平行に配置されている加熱管(1
2)を有していることを特徴とする請求項1乃至4の1
つに記載の加熱室。 - 【請求項6】支持位置(X、Y)において間隔を置いて
配置された支持コンソール装置(I、II、III、...)の
間隔(a)がほぼ1mであることを特徴とする請求項1乃
至5の1つに記載の加熱室。 - 【請求項7】支持コンソール(I a1、II a2、III
a3、...)が角を落とした外周を持つことを特徴とする
請求項1乃至6の1つに記載の加熱室。 - 【請求項8】加熱管(12)がブッシュ(39)に支承さ
れ、このブッシュが支持コンソール(I a1、II a2、III
a3、...)の孔(38)に納められていることを特徴とす
る請求項1乃至7の1つに記載の加熱室。 - 【請求項9】加熱管(12)には支持コンソール(I a1、
II a2、III a3、...)内の孔(38)の範囲に強化された
外被(40)が嵌められていることを特徴とする請求項8
記載の加熱室。 - 【請求項10】各支持位置(X、Y)は間隔を持って配
置され、それぞれ1つのコンソール装置(I、II、II
I)を備えた少なくとも2個の支持装置に分割され、各
コンソール装置(I、II、III)が同一面にある複数個
の支持コンソール(I a1〜I d1、II a2〜I d2、III a3
〜III d3)を有することを特徴とする請求項1乃至9の
1つに記載の加熱室。 - 【請求項11】同一のコンソール装置の少なくとも2つ
の支持コンソールが異なる外周を持っていることを特徴
とする請求項10記載の加熱室。 - 【請求項12】同一のコンソール装置(I、II、III)
の隣接した支持コンソール(I a1〜I d1、II a2〜I
d2、III a3〜III d3)の間に自由面が存在することを特
徴とする請求項10又は11記載の加熱室。 - 【請求項13】すべてのコンソール装置(I、II、II
I)が支持位置(X、Y)の1つにおいて同一のしかし
回転方向に位置のずれた形状を持っている(図2乃至
5)ことを特徴とする請求項10乃至12の1つに記載の加
熱室。 - 【請求項14】各支持位置(X、Y)につき3個の支持
装置及び3個のコンソール装置(I、II、III)が設け
られていることを特徴とする請求項10又は12記載の加熱
室。 - 【請求項15】隣接した第一及び第二のコンソール装置
(I、II)において、第一のグループの加熱管(12)が
支持コンソール(I a1〜I d1)により、並びにそれぞれ
隣接していない第二のグループの加熱管(12)が支持コ
ンソール(II a2〜II d2)により支持されていることを
特徴とする請求項10又は13記載の加熱室。
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