JP2812629B2 - 結晶成長セル - Google Patents
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B30/00—Production of single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the action of electric or magnetic fields, wave energy or other specific physical conditions
- C30B30/08—Production of single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the action of electric or magnetic fields, wave energy or other specific physical conditions in conditions of zero-gravity or low gravity
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B7/00—Single-crystal growth from solutions using solvents which are liquid at normal temperature, e.g. aqueous solutions
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T117/10—Apparatus
- Y10T117/1024—Apparatus for crystallization from liquid or supercritical state
- Y10T117/1096—Apparatus for crystallization from liquid or supercritical state including pressurized crystallization means [e.g., hydrothermal]
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、微小重力ない
しは無重力環境下において溶液から汚染のない状態で結
晶成長させるのに利用される結晶成長セルに関するもの
である。
しは無重力環境下において溶液から汚染のない状態で結
晶成長させるのに利用される結晶成長セルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】すべての結晶性固体の形成過程である結
晶成長は、通常の場合、 (1)周囲の雰囲気または溶液から、その結晶物質を構
成する分子の結晶表面への取り込み (2)結晶表面上での分子の特殊な場所への移動 (3)これらの場所での分子の結晶への取り込み (4)結晶化熱の結晶表面からの散逸または吸熱 で示される一連の過程を経て行われる。そして、結晶成
長の速度はこの4段階のうちのどれかで制限される。ま
た、結晶成長が始まる最初の中心部分の形成は核形成と
呼ばれる。
晶成長は、通常の場合、 (1)周囲の雰囲気または溶液から、その結晶物質を構
成する分子の結晶表面への取り込み (2)結晶表面上での分子の特殊な場所への移動 (3)これらの場所での分子の結晶への取り込み (4)結晶化熱の結晶表面からの散逸または吸熱 で示される一連の過程を経て行われる。そして、結晶成
長の速度はこの4段階のうちのどれかで制限される。ま
た、結晶成長が始まる最初の中心部分の形成は核形成と
呼ばれる。
【0003】このような結晶成長に使用される従来の結
晶成長セルとしては、例えば、図7に示すようなものが
あった。
晶成長セルとしては、例えば、図7に示すようなものが
あった。
【0004】図7に示す結晶成長セル51は、試料溶液
(例えば、蛋白質溶液)52を収容する試料溶液室53
およびバッファ溶液54を収容するバッファ溶液室55
をそなえた一方の剛性部材56と、沈殿剤溶液(例え
ば、塩溶液)57を収容する沈殿剤溶液室58をそなえ
た他方の剛性部材59との間に、バッファ溶液54を収
容するバッファ溶液収容空間60をそなえたスライド部
材61を配設し、前記一方の剛性部材56にそなえたバ
ッファ溶液室55とスライド部材61にそなえたバッフ
ァ溶液収容空間60とを連通させた状態としていると共
に、試料溶液52と沈殿剤溶液57とをスライド部材6
1によって分離した状態としている構造をなすものであ
る。
(例えば、蛋白質溶液)52を収容する試料溶液室53
およびバッファ溶液54を収容するバッファ溶液室55
をそなえた一方の剛性部材56と、沈殿剤溶液(例え
ば、塩溶液)57を収容する沈殿剤溶液室58をそなえ
た他方の剛性部材59との間に、バッファ溶液54を収
容するバッファ溶液収容空間60をそなえたスライド部
材61を配設し、前記一方の剛性部材56にそなえたバ
ッファ溶液室55とスライド部材61にそなえたバッフ
ァ溶液収容空間60とを連通させた状態としていると共
に、試料溶液52と沈殿剤溶液57とをスライド部材6
1によって分離した状態としている構造をなすものであ
る。
【0005】このような構造をなす従来の結晶成長セル
51において結晶成長を開始させるには、バッファ溶液
収容空間60にバッファ溶液54を満たしたスライド部
材61を矢印A方向に移動させ、図8に示すように、バ
ッファ溶液収容空間60を試料溶液室53および沈殿剤
溶液室58と連通させ、バッファ溶液54を介して試料
溶液52と沈殿剤溶液57とが一方向につながった状態
とする。
51において結晶成長を開始させるには、バッファ溶液
収容空間60にバッファ溶液54を満たしたスライド部
材61を矢印A方向に移動させ、図8に示すように、バ
ッファ溶液収容空間60を試料溶液室53および沈殿剤
溶液室58と連通させ、バッファ溶液54を介して試料
溶液52と沈殿剤溶液57とが一方向につながった状態
とする。
【0006】そして、沈殿剤溶液室58内の沈殿剤溶液
(塩溶液)57が試料溶液室53内において試料溶液
(蛋白質溶液)52中に拡散し、この拡散によって塩濃
度が飽和に達すると結晶成長が開始され、図9に示すよ
うに、核形成された部分で結晶62が生成しそして成長
する。
(塩溶液)57が試料溶液室53内において試料溶液
(蛋白質溶液)52中に拡散し、この拡散によって塩濃
度が飽和に達すると結晶成長が開始され、図9に示すよ
うに、核形成された部分で結晶62が生成しそして成長
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなバッファ溶液収容空間60をそなえたスライド部材
61を用い、このスライド部材61をスライドさせるこ
とによって、バッファ溶液54を介して試料溶液52と
沈殿剤溶液57とを連通状態とする従来の結晶成長セル
51では、スライド部材61のスライド面における付着
物が汚染源となって混入するおそれがあること、溶液の
もれを防ぐためにスライド部材61に対してより大きな
面圧を加えていることから、スライド部材61をスライ
ドさせるのに相当な力を必要とすること、スライド部材
61をスライドさせてバッファ溶液54を介して試料溶
液52と沈殿剤溶液57とを接触させたときに、溶液が
微小量(数μlオーダー)の場合全溶液が攪拌されてし
まうおそれがあり、この場合には、溶液を自由拡散させ
ることでゆっくりした状態で平衡に到達させるという本
来の目標を達成できないこと、などといった問題点があ
り、これらの問題点を解決することが課題となってい
た。
うなバッファ溶液収容空間60をそなえたスライド部材
61を用い、このスライド部材61をスライドさせるこ
とによって、バッファ溶液54を介して試料溶液52と
沈殿剤溶液57とを連通状態とする従来の結晶成長セル
51では、スライド部材61のスライド面における付着
物が汚染源となって混入するおそれがあること、溶液の
もれを防ぐためにスライド部材61に対してより大きな
面圧を加えていることから、スライド部材61をスライ
ドさせるのに相当な力を必要とすること、スライド部材
61をスライドさせてバッファ溶液54を介して試料溶
液52と沈殿剤溶液57とを接触させたときに、溶液が
微小量(数μlオーダー)の場合全溶液が攪拌されてし
まうおそれがあり、この場合には、溶液を自由拡散させ
ることでゆっくりした状態で平衡に到達させるという本
来の目標を達成できないこと、などといった問題点があ
り、これらの問題点を解決することが課題となってい
た。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上述した従来の課題にかんが
みてなされたものであって、試料溶液等の溶液に汚染や
気泡の巻き込みを生じがたく、溶液漏れのおそれがない
と共に、溶液が接触する際の擾乱も少ないものとするこ
とが可能である結晶成長セルを提供することを目的とし
ている。
みてなされたものであって、試料溶液等の溶液に汚染や
気泡の巻き込みを生じがたく、溶液漏れのおそれがない
と共に、溶液が接触する際の擾乱も少ないものとするこ
とが可能である結晶成長セルを提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる結晶成長
セルは、開口部を有し且つ前記開口部と連通する内部に
第1溶液を収容する第1溶液室をそなえた第1ケース
と、前記第1ケースの開口部を開閉する開閉体と、前記
開閉体および第1ケースの開口部のまわりに各々液密状
態で接続され且つ前記開閉体により前記開口部を閉塞し
ている状態で内部に第2溶液を収容する第2溶液室を形
成すると共に前記開閉体が前記開口部を開放している状
態で前記第1溶液室と第2溶液室とを連通する第2ケー
スを具備してなる構成としたことを特徴としている。
セルは、開口部を有し且つ前記開口部と連通する内部に
第1溶液を収容する第1溶液室をそなえた第1ケース
と、前記第1ケースの開口部を開閉する開閉体と、前記
開閉体および第1ケースの開口部のまわりに各々液密状
態で接続され且つ前記開閉体により前記開口部を閉塞し
ている状態で内部に第2溶液を収容する第2溶液室を形
成すると共に前記開閉体が前記開口部を開放している状
態で前記第1溶液室と第2溶液室とを連通する第2ケー
スを具備してなる構成としたことを特徴としている。
【0010】また、本発明に係わる結晶成長セルの実施
態様において、第1ケースの開口部を開閉する開閉体
は、前記開口部の開口面方向に対し直交する方向で前記
開口部を開閉する構成としたり、あるいは、前記開口部
の開口面と平行する方向で前記開口部を開閉する構成と
したりすることができ、また、同じく実施態様におい
て、第1ケースが観察用光学ビーム透過性の剛性材料に
より形成されていると共に、第2ケースが可撓性の軟質
材料により形成されている構成とすることができ、ま
た、同じく実施態様において、第1溶液が試料溶液であ
ると共に、第2溶液が沈殿剤溶液または結晶成長停止剤
溶液ないしは結晶保存剤溶液であるものとすることがで
きる。
態様において、第1ケースの開口部を開閉する開閉体
は、前記開口部の開口面方向に対し直交する方向で前記
開口部を開閉する構成としたり、あるいは、前記開口部
の開口面と平行する方向で前記開口部を開閉する構成と
したりすることができ、また、同じく実施態様におい
て、第1ケースが観察用光学ビーム透過性の剛性材料に
より形成されていると共に、第2ケースが可撓性の軟質
材料により形成されている構成とすることができ、ま
た、同じく実施態様において、第1溶液が試料溶液であ
ると共に、第2溶液が沈殿剤溶液または結晶成長停止剤
溶液ないしは結晶保存剤溶液であるものとすることがで
きる。
【0011】
【発明の作用】本発明に係わる結晶成長セルでは、上述
した構成としているので、開閉体によって前記第1ケー
スの開口部が閉塞されているときには、第1ケースの第
1溶液室に収容された第1溶液(例えば、試料溶液であ
る蛋白質溶液)と、第2ケースの第2溶液室に収容され
た第2溶液(例えば、沈殿剤溶液である塩溶液または結
晶成長停止剤溶液ないしは結晶保存剤溶液)とが分離さ
れた状態にある。
した構成としているので、開閉体によって前記第1ケー
スの開口部が閉塞されているときには、第1ケースの第
1溶液室に収容された第1溶液(例えば、試料溶液であ
る蛋白質溶液)と、第2ケースの第2溶液室に収容され
た第2溶液(例えば、沈殿剤溶液である塩溶液または結
晶成長停止剤溶液ないしは結晶保存剤溶液)とが分離さ
れた状態にある。
【0012】また、前記開閉体が前記第1ケースの開口
部を開放しているときには、第1ケースの第1溶液室に
収容された第1溶液と、第2ケースの第2溶液室に収容
された第2溶液とが接触する状態となり、例えば、蛋白
質溶液中に塩溶液が拡散しそして塩濃度が飽和すること
によって、第1ケース内で結晶成長が開始される。
部を開放しているときには、第1ケースの第1溶液室に
収容された第1溶液と、第2ケースの第2溶液室に収容
された第2溶液とが接触する状態となり、例えば、蛋白
質溶液中に塩溶液が拡散しそして塩濃度が飽和すること
によって、第1ケース内で結晶成長が開始される。
【0013】このとき、第1ケースが観察用光学ビーム
透過性の剛性材料により形成されているものとすること
によって、光学ビームによる結晶成長のその場観察が行
えることとなる。
透過性の剛性材料により形成されているものとすること
によって、光学ビームによる結晶成長のその場観察が行
えることとなる。
【0014】また、第2ケースが可撓性の軟質材料によ
り形成されているものとすることによって、結晶化によ
る圧力変化が吸収されうるものとなる。
り形成されているものとすることによって、結晶化によ
る圧力変化が吸収されうるものとなる。
【0015】
【実施例】(実施例1)図1は、本発明に係わる結晶成
長セルの第1実施例を示すものである。
長セルの第1実施例を示すものである。
【0016】図1に示す結晶成長セル1は、開口部2a
を有し且つ前記開口部2aと連通する内部に第1溶液3
を収容する第1溶液室2bをそなえた第1ケース2と、
シール材4aを介して摺動可能とした隔壁部材4を境に
して内部に第1気密室5aと第2気密室5bとをそなえ
ると共に前記第1ケース2の上端に底部が気密固定され
た気密室形成部材5と、前記隔壁部材4と一体で移動し
且つ前記気密室形成部材5の上部との間でシール部材5
cを介して摺接すると共に先端6aで前記開口部2aを
開閉可能としたピストン状開閉体6と、前記第1ケース
2の開口部2aのまわりおよびピストン状開閉体6のま
わりにそれぞれ液密状態で接続され且つ内部に第2溶液
7を収容する第2溶液室8bを形成可能とした第2ケー
ス8を主としてそなえ、前記気密室形成部材5の天井部
下面と隔壁部材4の上面との間に圧縮コイルばね10が
設けてあると共に、第1気密室5aには排気孔11が設
けてある構造をなしている。
を有し且つ前記開口部2aと連通する内部に第1溶液3
を収容する第1溶液室2bをそなえた第1ケース2と、
シール材4aを介して摺動可能とした隔壁部材4を境に
して内部に第1気密室5aと第2気密室5bとをそなえ
ると共に前記第1ケース2の上端に底部が気密固定され
た気密室形成部材5と、前記隔壁部材4と一体で移動し
且つ前記気密室形成部材5の上部との間でシール部材5
cを介して摺接すると共に先端6aで前記開口部2aを
開閉可能としたピストン状開閉体6と、前記第1ケース
2の開口部2aのまわりおよびピストン状開閉体6のま
わりにそれぞれ液密状態で接続され且つ内部に第2溶液
7を収容する第2溶液室8bを形成可能とした第2ケー
ス8を主としてそなえ、前記気密室形成部材5の天井部
下面と隔壁部材4の上面との間に圧縮コイルばね10が
設けてあると共に、第1気密室5aには排気孔11が設
けてある構造をなしている。
【0017】そして、第1気密室5aの内部圧力と、第
2気密室5bの内部圧力と、圧縮コイルばね10による
押圧力との関係を調整することによって、ピストン状開
閉体6の先端6aが第1ケース2の開口部2aをその開
口面方向に対し直交する方向から押圧するようにして閉
塞し、第1溶液室2bと第2溶液室8bとが分離された
状態となっている。
2気密室5bの内部圧力と、圧縮コイルばね10による
押圧力との関係を調整することによって、ピストン状開
閉体6の先端6aが第1ケース2の開口部2aをその開
口面方向に対し直交する方向から押圧するようにして閉
塞し、第1溶液室2bと第2溶液室8bとが分離された
状態となっている。
【0018】また、この実施例において、第1ケース2
は、観察用光学ビーム透過性の剛性材料として石英ガラ
スを用いて製作されていると共に、第2ケース8は、可
撓性の軟質材料としてゴムを用いて製作されたものとな
っている。
は、観察用光学ビーム透過性の剛性材料として石英ガラ
スを用いて製作されていると共に、第2ケース8は、可
撓性の軟質材料としてゴムを用いて製作されたものとな
っている。
【0019】このような構造を有する結晶成長セル1に
おいて、ピストン状開閉体6を下方向に押圧してその先
端6aで開口部2aを閉塞し、第1ケース2の第1溶液
室2b内に第1溶液3として試料溶液である蛋白質溶液
を収容すると共に、第2ケース8の第2溶液室8b内に
第2溶液7として沈殿剤溶液である塩溶液を収容して、
ピストン状開閉体6を圧縮コイルばね10により下方向
に継続して押圧しておくことによって、蛋白質溶液
(3)と塩溶液(7)とが分離された状態としておく。
おいて、ピストン状開閉体6を下方向に押圧してその先
端6aで開口部2aを閉塞し、第1ケース2の第1溶液
室2b内に第1溶液3として試料溶液である蛋白質溶液
を収容すると共に、第2ケース8の第2溶液室8b内に
第2溶液7として沈殿剤溶液である塩溶液を収容して、
ピストン状開閉体6を圧縮コイルばね10により下方向
に継続して押圧しておくことによって、蛋白質溶液
(3)と塩溶液(7)とが分離された状態としておく。
【0020】この状態において、この結晶成長セル1を
用いて、微小重力環境において結晶成長の実験ないしは
観察を行う場合には、第1気密室5a内の気体を排気孔
11より排出する。
用いて、微小重力環境において結晶成長の実験ないしは
観察を行う場合には、第1気密室5a内の気体を排気孔
11より排出する。
【0021】これによって、第1気密室5aの内部圧力
が低下することとなるので、相対的に第1気密室5bの
内部圧力の方が大きくなり、隔壁部材4は圧縮コイルば
ね10を圧縮しつつ上方向に移動し、この結果、図2に
示したように、ピストン状開閉体6の先端6aが第1ケ
ース2の上端部から離れることによって開口部2aが開
放された状態となり、第1溶液室2bと第2溶液室8b
とが連通することによって、蛋白質溶液(3)と塩溶液
(7)とが接触し、塩溶液(7)が蛋白質溶液(3)に
拡散して塩濃度が飽和した状態となったところで結晶成
長が開始されて、液々界面拡散法による結晶成長が進行
し、この様子は、例えば、第1ケース2の側方から直交
する2方向の光学ビームを通過させることによってその
場観察がなされる。
が低下することとなるので、相対的に第1気密室5bの
内部圧力の方が大きくなり、隔壁部材4は圧縮コイルば
ね10を圧縮しつつ上方向に移動し、この結果、図2に
示したように、ピストン状開閉体6の先端6aが第1ケ
ース2の上端部から離れることによって開口部2aが開
放された状態となり、第1溶液室2bと第2溶液室8b
とが連通することによって、蛋白質溶液(3)と塩溶液
(7)とが接触し、塩溶液(7)が蛋白質溶液(3)に
拡散して塩濃度が飽和した状態となったところで結晶成
長が開始されて、液々界面拡散法による結晶成長が進行
し、この様子は、例えば、第1ケース2の側方から直交
する2方向の光学ビームを通過させることによってその
場観察がなされる。
【0022】したがって、このような結晶成長セル1を
用いれば、排気孔11からの気体の排出量を制御するこ
とによって、ピストン状開閉体6の移動速度、すなわち
開口部2aの開口速度、そしてまた、溶液3,7の接触
の程度等を任意に調節することが可能であり、また、各
溶液3,7と接触する摺動面がないため、従来のように
摺動表面にある付着物が汚染物質として溶液3,7内に
混入するおそれがなく、かつまた摺動部分からの液漏れ
の心配がないと共に、溶液が接触するときの擾乱も少な
く、さらには結晶化による圧力変化を吸収することがで
きるなどのすぐれた効果が得られる。
用いれば、排気孔11からの気体の排出量を制御するこ
とによって、ピストン状開閉体6の移動速度、すなわち
開口部2aの開口速度、そしてまた、溶液3,7の接触
の程度等を任意に調節することが可能であり、また、各
溶液3,7と接触する摺動面がないため、従来のように
摺動表面にある付着物が汚染物質として溶液3,7内に
混入するおそれがなく、かつまた摺動部分からの液漏れ
の心配がないと共に、溶液が接触するときの擾乱も少な
く、さらには結晶化による圧力変化を吸収することがで
きるなどのすぐれた効果が得られる。
【0023】(実施例2)図3および図4は、本発明に
係わる結晶成長セルの第2実施例を示すものである。
係わる結晶成長セルの第2実施例を示すものである。
【0024】図3および図4に示す結晶成長セル21
は、上下端に各々開口部22a,22cを有し且つ前記
開口部22a,22cと連通する内部に第1溶液23を
収容する第1溶液室22bをそなえた第1ケース22
と、光学観察窓24aをそなえたセルケース24と、こ
のセルケース24の上端側に固定された駆動機構用ケー
ス25と、図示しないモータによって回転駆動されるウ
オーム31と、このウオーム31によって減速回転する
内歯付ウオームホイール32と、この内歯付ウオームホ
イール32とかみ合って上下方向に移動するボールねじ
33と、このボールねじ33に固定され且つ先端26a
で前記上端側開口部22aを開閉可能とした上部側ピス
トン状開閉体26と、前記第1ケース22の上端側開口
部22aのまわりおよび上部側ピストン状開閉体26の
まわりにそれぞれ液密状態で接続され且つ内部に上部側
第2溶液27を収容する上部側第2溶液室28bを形成
可能とした上部側第2ケース28を主としてそなえてお
り、上部側ピストン状開閉体26の先端26aが第1ケ
ース2の上端側開口部22aをその開口面方向に対し直
交する方向から閉塞して第1溶液室22bと上部側第2
溶液室28bとが分離された状態となっている。
は、上下端に各々開口部22a,22cを有し且つ前記
開口部22a,22cと連通する内部に第1溶液23を
収容する第1溶液室22bをそなえた第1ケース22
と、光学観察窓24aをそなえたセルケース24と、こ
のセルケース24の上端側に固定された駆動機構用ケー
ス25と、図示しないモータによって回転駆動されるウ
オーム31と、このウオーム31によって減速回転する
内歯付ウオームホイール32と、この内歯付ウオームホ
イール32とかみ合って上下方向に移動するボールねじ
33と、このボールねじ33に固定され且つ先端26a
で前記上端側開口部22aを開閉可能とした上部側ピス
トン状開閉体26と、前記第1ケース22の上端側開口
部22aのまわりおよび上部側ピストン状開閉体26の
まわりにそれぞれ液密状態で接続され且つ内部に上部側
第2溶液27を収容する上部側第2溶液室28bを形成
可能とした上部側第2ケース28を主としてそなえてお
り、上部側ピストン状開閉体26の先端26aが第1ケ
ース2の上端側開口部22aをその開口面方向に対し直
交する方向から閉塞して第1溶液室22bと上部側第2
溶液室28bとが分離された状態となっている。
【0025】また、この結晶成長セル21は、前記セル
ケース24の下端側に固定された駆動機構用ケース35
と、図示しないモータによって回転駆動されるウオーム
41と、このウオーム41によって減速回転する内歯付
ウオームホイール42と、この内歯付ウオ−ムホイール
42とかみ合って上下方向に移動するボールねじ43
と、このボールねじ43に固定され且つ先端36aで前
記下端側開口部22cを開閉可能とした下部側ピストン
状開閉体36と、前記第1ケース22の下端側開口部2
2cのまわりおよび下部側ピストン状開閉体36のまわ
りにそれぞれ液密状態で接続され且つ内部に下部側第2
溶液37を収容する下部側第2溶液室38bを形成可能
とした下部側第2ケース38をそなえており、下部側ピ
ストン状開閉体36の先端36aが第1ケース2の下端
側開口部22cを開口面方向に対し直交する方向から閉
塞して、第1溶液室22bと下部側第2溶液室38bと
が分離された状態となっている構造をなしている。
ケース24の下端側に固定された駆動機構用ケース35
と、図示しないモータによって回転駆動されるウオーム
41と、このウオーム41によって減速回転する内歯付
ウオームホイール42と、この内歯付ウオ−ムホイール
42とかみ合って上下方向に移動するボールねじ43
と、このボールねじ43に固定され且つ先端36aで前
記下端側開口部22cを開閉可能とした下部側ピストン
状開閉体36と、前記第1ケース22の下端側開口部2
2cのまわりおよび下部側ピストン状開閉体36のまわ
りにそれぞれ液密状態で接続され且つ内部に下部側第2
溶液37を収容する下部側第2溶液室38bを形成可能
とした下部側第2ケース38をそなえており、下部側ピ
ストン状開閉体36の先端36aが第1ケース2の下端
側開口部22cを開口面方向に対し直交する方向から閉
塞して、第1溶液室22bと下部側第2溶液室38bと
が分離された状態となっている構造をなしている。
【0026】そして、この実施例において、第1ケース
22は、観察用光学ビーム透過性の剛性材料として石英
ガラスを用いて製作されていると共に、第2ケース2
8,38は、可撓性の軟質材料としてゴムを用いて製作
されたものとなっている。
22は、観察用光学ビーム透過性の剛性材料として石英
ガラスを用いて製作されていると共に、第2ケース2
8,38は、可撓性の軟質材料としてゴムを用いて製作
されたものとなっている。
【0027】このような構造を有する結晶成長セル21
において、第1ケース22の第1溶液室22b内に第1
溶液23として試料溶液である蛋白質溶液を収容すると
共に、上部側第2ケース28の上部側第2溶液室28b
内に上部側第2溶液27として沈殿剤溶液である塩溶液
を収容し、下部側第2ケース38の下部側第2溶液室3
8b内に下部側第2溶液37として結晶成長停止剤溶液
ないしは結晶保存剤溶液を収容して、上部側ピストン状
開閉体26の先端26aを第1ケース22の上端に当接
させたままとして上端側開口部22aを閉塞しておくこ
とによって、蛋白質溶液(23)と塩溶液(27)とが
分離された状態としておくと共に、下部側ピストン状開
閉体36の先端36aを第1ケース22の下端に当接さ
せたままとして下端側開口部22cを閉塞しておくこと
によって蛋白質溶液(23)と結晶成長停止剤溶液ない
しは結晶保存剤溶液(37)とが分離された状態として
おく。
において、第1ケース22の第1溶液室22b内に第1
溶液23として試料溶液である蛋白質溶液を収容すると
共に、上部側第2ケース28の上部側第2溶液室28b
内に上部側第2溶液27として沈殿剤溶液である塩溶液
を収容し、下部側第2ケース38の下部側第2溶液室3
8b内に下部側第2溶液37として結晶成長停止剤溶液
ないしは結晶保存剤溶液を収容して、上部側ピストン状
開閉体26の先端26aを第1ケース22の上端に当接
させたままとして上端側開口部22aを閉塞しておくこ
とによって、蛋白質溶液(23)と塩溶液(27)とが
分離された状態としておくと共に、下部側ピストン状開
閉体36の先端36aを第1ケース22の下端に当接さ
せたままとして下端側開口部22cを閉塞しておくこと
によって蛋白質溶液(23)と結晶成長停止剤溶液ない
しは結晶保存剤溶液(37)とが分離された状態として
おく。
【0028】この状態において、この結晶成長セル21
を用いて、微小重力環境において結晶成長の実験ないし
は観察を行う場合には、図示しない上部側のモータを作
動させることによってウオーム31を回転させ、ウオー
ム31とかみ合うウオームホイール32を減速回転させ
ることによって、このウオームホイール32の内歯とか
み合うボールねじ33を上昇させ、これと同時に、図5
に示すように、上部側ピストン状開閉体26を上昇させ
る。
を用いて、微小重力環境において結晶成長の実験ないし
は観察を行う場合には、図示しない上部側のモータを作
動させることによってウオーム31を回転させ、ウオー
ム31とかみ合うウオームホイール32を減速回転させ
ることによって、このウオームホイール32の内歯とか
み合うボールねじ33を上昇させ、これと同時に、図5
に示すように、上部側ピストン状開閉体26を上昇させ
る。
【0029】この上部側ピストン状開閉体26の上昇に
よりその先端26aが第1ケース22の上端部から離れ
ることによって上端側開口部22aが開放された状態と
なり、第1溶液室22bと上部側第2溶液室28bとが
連通することによって、蛋白質溶液(23)と塩溶液
(27)とが接触し、塩溶液(27)が蛋白質溶液(2
3)に拡散して塩濃度が飽和した状態となったところで
結晶成長が開始され、この様子は、例えば、セルケース
24に設けた観察窓24aを通って第1ケース22の側
方から直交する2方向の光学ビーム41,42を通過さ
せることによってその場観察がなされる。
よりその先端26aが第1ケース22の上端部から離れ
ることによって上端側開口部22aが開放された状態と
なり、第1溶液室22bと上部側第2溶液室28bとが
連通することによって、蛋白質溶液(23)と塩溶液
(27)とが接触し、塩溶液(27)が蛋白質溶液(2
3)に拡散して塩濃度が飽和した状態となったところで
結晶成長が開始され、この様子は、例えば、セルケース
24に設けた観察窓24aを通って第1ケース22の側
方から直交する2方向の光学ビーム41,42を通過さ
せることによってその場観察がなされる。
【0030】また、結晶成長を停止させるときには、図
示しない下部側のモータを作動させることによってウオ
ーム41を回転させ、ウオーム41とかみ合うウオーム
ホイール42を減速回転させることによって、このウオ
ームホイール42の内歯とかみ合うボールねじ43を降
下させ、これと同時に、図6に示すように、下部側ピス
トン状開閉体36を降下させる。
示しない下部側のモータを作動させることによってウオ
ーム41を回転させ、ウオーム41とかみ合うウオーム
ホイール42を減速回転させることによって、このウオ
ームホイール42の内歯とかみ合うボールねじ43を降
下させ、これと同時に、図6に示すように、下部側ピス
トン状開閉体36を降下させる。
【0031】この下部側ピストン状開閉体36の降下に
よりその先端36aが第1ケース22の下端部から離れ
ることによって下端側開口部22cが開放された状態と
なり、第1溶液室22bと下部側第2溶液室38bとが
連通することによって、蛋白質溶液(23)と結晶成長
停止剤溶液(37)とが接触し、結晶成長停止剤溶液
(37)が蛋白質溶液(23)に拡散して蛋白質溶液
(23)の濃度が低下することによって、任意の時間に
結晶成長を停止させることができる。
よりその先端36aが第1ケース22の下端部から離れ
ることによって下端側開口部22cが開放された状態と
なり、第1溶液室22bと下部側第2溶液室38bとが
連通することによって、蛋白質溶液(23)と結晶成長
停止剤溶液(37)とが接触し、結晶成長停止剤溶液
(37)が蛋白質溶液(23)に拡散して蛋白質溶液
(23)の濃度が低下することによって、任意の時間に
結晶成長を停止させることができる。
【0032】また、下部側第2溶液室38b内に結晶保
存剤溶液(37)が収容されているときには、同様にし
て、下部側ピストン状開閉体36を降下させて第1溶液
室22bと下部側第2溶液室38bとを連通させること
によって、結晶保存を行うことが可能となる。
存剤溶液(37)が収容されているときには、同様にし
て、下部側ピストン状開閉体36を降下させて第1溶液
室22bと下部側第2溶液室38bとを連通させること
によって、結晶保存を行うことが可能となる。
【0033】したがって、このような結晶成長セル21
を用いれば、各ウオーム31,41を駆動するモータの
回転速度を制御することによって、ピストン状開閉体2
6,36の移動速度、すなわち開口部22a,22cの
開閉速度、そしてまた溶液23,27,37の接触の程
度等を任意に調節することが可能であり、また、各溶液
23,27,37と接触する摺動面がないため、従来の
ように摺動表面にある付着物が汚染物質として溶液2
3,27,37中に混入するおそれがなく、かつまた摺
動部分からの液漏れの心配がないと共に、溶液23,2
7,37が接触するときの擾乱も少なく、さらには結晶
化による圧力変化を吸収することができ、第1ケース2
2を石英ガラス製のものとすることによって、結晶成長
過程を観察する際における各種観察方法の組み合わせに
対して自由度が大きいものとなり、自動化にも適してい
るなどのすぐれた効果が得られる。
を用いれば、各ウオーム31,41を駆動するモータの
回転速度を制御することによって、ピストン状開閉体2
6,36の移動速度、すなわち開口部22a,22cの
開閉速度、そしてまた溶液23,27,37の接触の程
度等を任意に調節することが可能であり、また、各溶液
23,27,37と接触する摺動面がないため、従来の
ように摺動表面にある付着物が汚染物質として溶液2
3,27,37中に混入するおそれがなく、かつまた摺
動部分からの液漏れの心配がないと共に、溶液23,2
7,37が接触するときの擾乱も少なく、さらには結晶
化による圧力変化を吸収することができ、第1ケース2
2を石英ガラス製のものとすることによって、結晶成長
過程を観察する際における各種観察方法の組み合わせに
対して自由度が大きいものとなり、自動化にも適してい
るなどのすぐれた効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】本発明に係わる結晶成長セルによれば、
開口部を有し且つ前記開口部と連通する内部に第1溶液
を収容する第1溶液室をそなえた第1ケースと、前記第
1ケースの開口部を開閉する開閉体と、前記開閉体およ
び第1ケースの開口部のまわりに各々液密状態で接続さ
れ且つ前記開閉体により前記開口部を閉塞している状態
で内部に第2溶液を収容する第2溶液室を形成すると共
に前記開閉体が前記開口部を開放している状態で前記第
1溶液室と第2溶液室とを連通する第2ケースを具備し
てなる構成としたから、試料溶液などの溶液に汚染や気
泡の巻き込みを生じがたく、溶液漏れのおそれがないと
共に、溶液が接触する際の擾乱も少ないものにすること
が可能であって、結晶成長の実験,観察を良好に行うこ
とが可能になるという著しく優れた効果がもたらされ
る。
開口部を有し且つ前記開口部と連通する内部に第1溶液
を収容する第1溶液室をそなえた第1ケースと、前記第
1ケースの開口部を開閉する開閉体と、前記開閉体およ
び第1ケースの開口部のまわりに各々液密状態で接続さ
れ且つ前記開閉体により前記開口部を閉塞している状態
で内部に第2溶液を収容する第2溶液室を形成すると共
に前記開閉体が前記開口部を開放している状態で前記第
1溶液室と第2溶液室とを連通する第2ケースを具備し
てなる構成としたから、試料溶液などの溶液に汚染や気
泡の巻き込みを生じがたく、溶液漏れのおそれがないと
共に、溶液が接触する際の擾乱も少ないものにすること
が可能であって、結晶成長の実験,観察を良好に行うこ
とが可能になるという著しく優れた効果がもたらされ
る。
【図1】本発明に係わる結晶成長セルの一実施例におけ
る基本構造を示す縦断面説明図である。
る基本構造を示す縦断面説明図である。
【図2】図1に示した結晶成長セルによって結晶成長を
実施している状態を示す縦断面説明図である。
実施している状態を示す縦断面説明図である。
【図3】本発明に係わる結晶成長セルの他の実施例にお
ける基本構造を示す縦断面説明図である。
ける基本構造を示す縦断面説明図である。
【図4】図3に示した結晶成長セルにおける第1ケース
部分の水平断面説明図である。
部分の水平断面説明図である。
【図5】図3に示した結晶成長セルによって結晶成長を
実施している状態を示す縦断面説明図である。
実施している状態を示す縦断面説明図である。
【図6】図3に示した結晶成長セルにおいて結晶成長の
停止ないしは結晶の保存を行う状態を示す縦断面説明図
である。
停止ないしは結晶の保存を行う状態を示す縦断面説明図
である。
【図7】従来の結晶成長セルの一例を示す断面説明図で
ある。
ある。
【図8】図7に示した結晶成長セルで結晶成長を開始さ
せる状態を示す断面説明図である。
せる状態を示す断面説明図である。
【図9】図7に示した結晶成長セルで結晶成長を進行さ
せる状態を示す断面説明図である。
せる状態を示す断面説明図である。
1,21 結晶成長セル 2,22 第1ケース 2a,22a,22c 開口部 2b,22b 第1溶液室 3,23 第1溶液 6,26,36 ピストン状開閉体 6a,26a,36a ピストン状開閉体の先端 7,27,37 第2溶液 8,28,38 第2ケース 8b,28b,38b 第2溶液室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇 高 勉 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社 内 (72)発明者 川 崎 和 憲 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社 内 (72)発明者 村 松 祥 二 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭63−60997(JP,A) 特開 平3−69583(JP,A) 特開 平2−296800(JP,A) 特開 平4−182398(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C30B 7/14 C30B 28/00 - 35/00
Claims (4)
- 【請求項1】 開口部を有し且つ前記開口部と連通する
内部に第1溶液を収容する第1溶液室をそなえた第1ケ
ースと、前記第1ケースの開口部を開閉する開閉体と、
前記開閉体および第1ケースの開口部のまわりに各々液
密状態で接続され且つ前記開閉体により前記開口部を閉
塞している状態で内部に第2溶液を収容する第2溶液室
を形成すると共に前記開閉体が前記開口部を開放してい
る状態で前記第1溶液室と第2溶液室とを連通する第2
ケースを具備してなることを特徴とする結晶成長セル。 - 【請求項2】 第1ケースの開口部を開閉する開閉体
は、前記開口部の開口面方向に対し直交する方向で前記
開口部を開閉する請求項1に記載の結晶成長セル。 - 【請求項3】 第1ケースが観察用光学ビーム透過性の
剛性材料により形成されていると共に、第2ケースが可
撓性の軟質材料により形成されている請求項1または2
に記載の結晶成長セル。 - 【請求項4】 第1溶液が試料溶液であると共に、第2
溶液が沈殿剤溶液または結晶成長停止剤溶液ないしは結
晶保存剤溶液である請求項1ないし3のいずれかに記載
の結晶成長セル。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4314535A JP2812629B2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 結晶成長セル |
US08/155,371 US5423287A (en) | 1992-11-25 | 1993-11-22 | Crystal growing cell |
FR9314061A FR2698382B1 (fr) | 1992-11-25 | 1993-11-24 | Cellule pour croissance cristalline. |
DE4340208A DE4340208C2 (de) | 1992-11-25 | 1993-11-25 | Kristallzüchtungszelle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4314535A JP2812629B2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 結晶成長セル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06157182A JPH06157182A (ja) | 1994-06-03 |
JP2812629B2 true JP2812629B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=18054464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4314535A Expired - Fee Related JP2812629B2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 結晶成長セル |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5423287A (ja) |
JP (1) | JP2812629B2 (ja) |
DE (1) | DE4340208C2 (ja) |
FR (1) | FR2698382B1 (ja) |
Families Citing this family (71)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0909841A4 (en) * | 1996-06-26 | 2001-12-19 | Sumitomo Metal Ind | CRYSTALLOGENESIS PROCESS, SOLID MEMBER AND CRYSTALLOGENESIS DEVICE USED IN THE SAME |
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JP3360584B2 (ja) * | 1997-10-31 | 2002-12-24 | 住友金属工業株式会社 | 結晶成長用装置 |
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ATE290166T1 (de) * | 1999-06-28 | 2005-03-15 | California Inst Of Techn | Elastisches mikropumpen- oder mikroventilsystem |
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US6899137B2 (en) * | 1999-06-28 | 2005-05-31 | California Institute Of Technology | Microfabricated elastomeric valve and pump systems |
US20080277007A1 (en) * | 1999-06-28 | 2008-11-13 | California Institute Of Technology | Microfabricated elastomeric valve and pump systems |
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