JP2812593B2 - インクジェット記録ヘッドの気泡検出装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドの気泡検出装置

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JP2812593B2
JP2812593B2 JP3294246A JP29424691A JP2812593B2 JP 2812593 B2 JP2812593 B2 JP 2812593B2 JP 3294246 A JP3294246 A JP 3294246A JP 29424691 A JP29424691 A JP 29424691A JP 2812593 B2 JP2812593 B2 JP 2812593B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印画ドットを得る時にイ
ンク滴を噴射するインクジェットプリンタのインクジェ
ット記録ヘッドの気泡検出装置に係り、特にインク流路
内の気泡の検出を行なうインクジェット記録ヘッドの気
泡検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インク流路の容積を電歪振動子
により変化させ、必要時にのみインク滴を得るオンデマ
ンド型インクジェットプリンタにおいては、インクで満
たされる流路部に気泡が混入した場合、電歪振動子によ
り発生させた流路内容積の変化は気泡の気圧変化にとど
まり、適切なインク滴の噴射を得ることが出来なくなる
と言う欠点がある。
【0003】このため、インク流路内の気泡の検出手段
として様々な手段、例えば実公昭59−5570号公
報、特開昭60−262655号公報、特開昭63−1
41750号公報等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の手段は、その製造方法において、下記のように使用部
品の特別な選別、あるいは特別な構造の部品、複雑な判
別方法が必要になっていた。
【0005】前記実公昭59−5570号公報によれ
ば、電歪振動子の一方に抵抗を挿入し、この抵抗の端点
に発生する電圧と、電歪振動子と同様に駆動されたコン
デンサ抵抗の直列接続状態の抵抗の端点の電圧とを比較
している。この方法では複数の噴射ヘッドを用意する場
合、電歪振動子ごとに抵抗を挿入する必要があり、複雑
な製法が必要となる。
【0006】また、前記特公昭60−262655号公
報によれば、電歪振動子の端点に現れる電圧波形をツェ
ナーダイオードと抵抗により分圧し、振動電圧を効率よ
く検出しようとするものであるが、ツェナーダイオード
が一定電圧範囲にあるためには充分な逆方向電流を必要
とする。通常、機械歪みによって発生した電歪振動子の
電圧は、この電流を充分供給する能力がなく、得ようと
する振動電圧は減衰してしまい、電圧比較器へ充分な振
幅の供給ができなくなる。
【0007】また、前記特開昭63−141750号公
報によれば、振動の周期を測定し、気泡の有無を検出す
るものであるが、周期測定のためにカウンタあるいはタ
イマを必要とする。これは、前記実公昭59−5570
号公報の場合と同様に、複数の噴射ヘッドを同時に駆動
する場合、回路が膨大となってしまう欠点がある。
【0008】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、簡単にまた充分な分解能力を持ちながら、複数
のノズルに対してそれぞれ安価にしかも短時間に精度よ
く気泡を検出でき、しかも気泡検出後は印画を中止した
り、印画中断位置を記憶して当該印画中断位置からの印
画再開を可能とするインクジェット記録ヘッドの気泡検
出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明のインクジェット記録ヘッ
ドの気泡検出装置は、複数のノズルのインク流路のそれ
ぞれに電歪振動子を設け、該電歪振動子に駆動電圧を印
加することにより、インク滴の吐出を行なうインクジェ
ット記録ヘッドにおいて、前記インク流路の容積変化に
より前記電歪振動子に発生する電圧が、前記駆動電圧値
以上の過剰電圧となるか否かを、印画動作中に常に検出
して前記インク流路内の気泡の有無を検出する気泡検出
手段であって、インク滴を得るために前記電歪振動子を
駆動するごとに、駆動回路への駆動信号を基準にして所
定の時間ずつ逐次遅延させながらパルスを発生する遅延
パルス発生手段と、前記遅延パルス発生手段で発生した
パルスを用いて、前記電歪振動子に発生する最初の過剰
電圧の発生時刻および終了時刻の判定を行なうととも
に、前記電歪振動子に発生する最初の過剰電圧の発生時
刻と終了時刻との中間である中位時刻をノズルごとに算
出し、この中位時刻を各ノズルでの過剰電圧を検出する
時刻として予め設定し、以降この時刻のたびに前記各ノ
ズルの電歪振動子の過剰電圧の検出を行なう制御手段と
を有することを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の本発明のインクジェット
記録ヘッドの気泡検出装置は、請求項1の気泡検出装置
において、前記気泡検出手段により気泡の発生が検出さ
れた際に、全てのノズルの電歪振動子の駆動を停止する
駆動停止手段を有することを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の本発明のインクジェット
記録ヘッドの気泡検出装置は、請求項1の気泡検出装置
において、前記気泡検出手段により気泡の発生が検出さ
れた際に、全てのノズルの電歪振動子の駆動を停止する
駆動停止手段と、前記電歪振動子の駆動を停止して印画
を中断した印画中断位置を記憶する記憶手段とを有する
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1から3に記載の本発明によれば、簡単
にまた充分な分解能力を持ちながら、複数のノズルに対
してそれぞれ安価にしかも短時間に精度よく気泡を検出
でき、しかも気泡検出後は印画を中止したり、印画中断
位置を記憶して当該印画中断位置からの印画を再開させ
る。これにより確実に異常印刷を防止し、またこの気泡
排出の手段を動作させることができる。即ち、印画の開
始、気泡検出、駆動の停止、気泡の排出、未印画部分の
修復を一連の処理として連続的に実現できるようにな
り、長時間に渡り自動修復を伴った正常印画動作を実現
することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図8につい
て説明する。
【0014】図1は本発明に用いるインクジェット記録
ヘッドの機械的構造を示し、図2は本発明に用いる気泡
検出回路と駆動回路との基本構成を示し、図3は図2の
回路の各部の波形を示す。
【0015】インクジェット記録ヘッドは、基板1と振
動板2とを接合して、両者の間にインクの供給側に連結
されたインク流路3と、内部のインクを吐出させる先端
部のノズル部4とを形成し、振動板2の表面に圧電素子
等からなる電歪振動子5を適宜な方法によって固着して
形成されている。
【0016】図2に示すように、電歪振動子5は駆動回
路6をもって駆動され、気泡検出回路7をもって気泡の
発生を検出されるように形成されている。
【0017】一方の駆動回路6においては、電歪振動子
5の両端の電圧を減少させるためのトランジスタ8と、
電歪振動子5の両端の電圧を上昇させるためのトランジ
スタ9とが駆動電圧V0 と接地との間に直列に接続され
ている。すなわち、両トランジスタ8、9は双方のコレ
クタを直列接続された2個の抵抗10、11を介して接
続され、一方のトランジスタ9のエミッタが駆動電圧V
0 に接続され、他方のトランジスタ8のエミッタが接地
されている。電歪振動子5の駆動点5aは両抵抗10、
11の間に接続され、他方の接地点5bが接地されてい
る。前記トランジスタ8のベースには、入力端子12よ
り入力される低電位駆動タイミング信号がバイアス抵抗
13、14を経て入力されるように形成されている。ま
た、前記トランジスタ9のベースには、入力端子15よ
り入力される高電位駆動タイミング信号がトランジスタ
16を経て入力されるように形成されている。すなわ
ち、トランジスタ16のベースには、バイアス抵抗1
7、18を経て高電位駆動タイミング信号が入力される
ようになっており、エミッタは接地され、コレクタは抵
抗19をもってトランジスタ9のベースと接続されてい
る。また、トランジスタ9のエミッタとベースとの間に
は抵抗20が接続されている。
【0018】他方の気泡検出回路7においては、電歪振
動子5の駆動点5aに一端を接続された抵抗21の他端
と駆動電圧V0 との間にダイオード22が接続されてい
る。このダイオード22のカソードよりコンデンサ23
と抵抗24とが直列接続されて接地されている。コンデ
ンサ23と抵抗24との接続点は電圧比較器25の+入
力端子に接続されている。この電圧比較器25の−入力
端子には比較電圧用のバッテリ26が接続されている。
【0019】次に、図2に示す両回路6、7の基本構成
による作用を説明する。
【0020】インクジェット記録ヘッドよりインクを吐
出させる場合には、高電位駆動タイミング信号および低
電気駆動タイミング信号を、図3の(a)、(b)に示
すようなタイミングで各入力端子15、12へ入力させ
る。これにより、駆動回路6により電歪振動子5の駆動
点5aおよび接地点5b間に印加される電圧が変化させ
られる。
【0021】このように電歪振動子5の両端の電圧を変
えると、電歪振動子5は機械的な歪みを生じる。この機
械的歪みにより電歪振動子5の内部には、駆動電圧V0
を打ち消すような電荷分布が存在し、駆動電圧V0 と平
衡状態を保とうとする。また、この電歪振動子5の機械
的歪みに伴って振動板2も機械的に歪み、これにより、
インク流路3の容積が変化し、この結果インク流路3内
のインクがノズル部4の表面より外側にせりだす。一旦
移動を開始したインクは、その駆動に従いながら慣性力
により移動を続けようとする。しかし、インクの体積弾
性により元にもどろとする応力が作用し、ノズル部4の
表面よりせりだした後逆方向に戻ろうとする。この過程
でインクの表面張力が作用して、インクが滴として一部
分離する。この分離したインク滴は、慣性力により記録
紙に向けて飛翔し、印字に供される。
【0022】一方、ノズル部4内に残ったインクは、体
積弾性により元に戻ろうとする。この力は振動板2を経
て電歪振動子5に与えられ、駆動回路6から得た機械歪
みとは逆の方向への応力が与えられる。即ち、電歪振動
子5の内部では電荷分布が元の駆動時とは逆の電荷分布
変化を導く。この電歪振動子5の内部の電荷の変化は駆
動点5aに駆動電圧V0 によって与えられた電圧以上の
電圧即ち過剰電圧を発生させる。また、インク流路3内
での電歪振動子5との作用、反作用は、インクジェット
記録ヘッドの機械構造、インク体積弾性等の振動系によ
って周期的に繰り返される。この時の電歪振動子5の駆
動点5aの電圧は図3の(c)のようになる。
【0023】ところが、インク流路3内に気泡が混入す
ると、駆動回路6によって生じさせられた電歪振動子5
の機械歪みによるインク流路3内の容積の変化は、気泡
の気圧変化に吸収され、インクの移動を減少させるかま
たは発生させなくなる。この時は適切なインク滴も得る
ことができない。また、インクの移動がないため、電歪
振動子5には駆動回路6により発生されられる歪み以上
の歪みは生じないため、その駆動点5aには駆動回路6
から得た電圧以上の電圧は発生しない。
【0024】この場合、気泡検出回路7により、電歪振
動子5の駆動点5aにおける電圧を監視することによ
り、インク流路3内の気泡の有無を検出するものであ
る。
【0025】即、気泡がない場合には、適正なインクの
移動が起こり、それに伴って、駆動電圧V0 以上の電圧
がインクジェット記録ヘッドの構造、インクの物性に従
った時刻に電歪振動子5の駆動点5aにあらわれ、気泡
が発生した場合には、駆動電圧V0 以上の過剰電圧は前
記駆動点5aにはあらわれないことに基づいて、気泡の
有無を検出することにある。
【0026】気泡検出回路7による気泡検出は、次のよ
うにして行なわれる。
【0027】電歪振動子5が駆動回路6により低電圧に
電気駆動を受けると、ダイオード22は順方向にバイア
スされ順方向電流が流れる。このダイオード22の両端
の電圧がダイオード22の閾値を超えると順方向電流は
急激に増加し、この結果、電歪振動子5の受ける駆動電
圧の殆どは抵抗21に分圧され、またこの抵抗値を充分
大きな値とすると駆動回路6への影響を与えない。一
方、機械歪みによって生じる電圧は駆動電圧V0 より高
い電圧に達するため、ダイオード22は逆方向にバイア
スされる。この時、ダイオード22の逆方向電流は順方
向電流に比べ3桁以上少ないため、電歪振動子5の電圧
は殆どダイオード22に分圧される。従って、図3の
(d)に示すように、ダイオード22のカソード端子か
ら、殆ど電歪振動子5の機械歪みに起因するカソード端
子電圧がそのまま取出される。このカソード端子電圧の
電圧振幅は、コンデンサ23により交流結合されて図3
の(e)に示される交流電圧として取出され、抵抗24
によるバイアス点に印加され、電圧比較器25の+入力
端子へ入力される。この入力電圧は電圧比較器25によ
り、バッテリ26の電圧値からなる気泡の有無を区別す
る基準電圧値、例えば1Vと比較される。
【0028】インク流路3内に気泡がない場合には、図
3の(e)の交流電圧は、前記基準電圧値を越えて変化
するので、電圧比較器25の出力端子27には、気泡の
ない時に機械歪みによって生じた過剰電圧であることを
判別して、図3の(f)に示されるパルスが出力され
て、気泡がないことが検出される。
【0029】一方、インク流路3内に気泡がある場合に
は、インクジェット記録ヘッドを駆動したにも拘らず、
電圧比較器25への入力電圧は0ボルトであるために、
出力端子27にパルスが発生されず、インク流路3内に
気泡があると判断される。
【0030】図4および図5は本発明のインクジェット
記録ヘッドの気泡検出装置の1実施例を示す。
【0031】本実施例は、図2の基本構成における駆動
回路6への駆動タイミングを基準にして、各インクジェ
ット記録ヘッドに固有に生じる機械歪み時刻にパルスを
生成し、この時刻で前記電圧比較器25の出力の状態
(パルス)のレベルを監視することにより、インクジェ
ット記録ヘッド内の気泡の有無を確実に判別するように
したものである。
【0032】即ち、インクジェット記録ヘッドはその製
造時点での作り付けバラツキが生じる。この結果、電歪
振動子5に現れる機械歪みによる電圧ピーク発生時刻は
個々のインクジェット記録ヘッドのノズル毎に異なる。
【0033】そこで本実施例においては、印画に先立っ
てあるいは適切な時期に、インクジェット記録ヘッドの
ノズル毎に前記電圧比較器25の出力を判定する時刻を
決定するようにしたものである。
【0034】図4はその検査時刻決定回路を示す。この
検査時刻決定回路は、駆動回路6の出力する駆動パルス
を基準にして、可変な時刻にパルスを発生する遅延パル
ス発生回路28と、この遅延パルス発生回路28による
パルスの発生時刻に前記電圧比較器25の出力をサンプ
リングし、比較結果30として出力するラッチ回路29
と、遅延パルス発生回路28へのパルス発生時刻設定信
号32を与え、比較結果30を判断する制御回路31と
によって形成されている。
【0035】次に、本実施例の作用を説明する。
【0036】印画に先立って、あるいは適切な時期に、
制御回路31よりパルス発生時刻設定信号32を△t時
間ずつ逐次遅延させながら遅延パルス発生回路28へ出
力する。これにより入力端子15より高電位駆動タイミ
ング信号を受けた遅延パルス発生回路28は、図5の
(d)に示すように、1回目のパルスを高電位駆動タイ
ミング信号の立上り時に発生させる。その後、2回目の
パルス以降を△t時間ずつ逐次遅延させながら発生させ
る。この遅延パルス発生回路28からのパルスを受けた
ラッチ回路29は、各パルス毎に気泡検出回路7からの
出力、即ち図5の(c)のパルスa、b、c…として示
される電歪振動子5の過剰電圧の発生の有無を判定し、
その結果を比較結果30として制御回路31へ出力す
る。本実施例においては、図5の(c)のパルスa、
b、c…が発生している時に、ラッチ回路29のQ端子
よりパルス有りの比較結果30を出力する。具体的に
は、電歪振動子5の最初の過剰電圧の発生を示すパルス
aについて説明すれば、パルスaの立上りは遅延パルス
発生回路28のn回目のパルスの立上り時刻となり、パ
ルスaの立下がりは遅延パルス発生回路28のm回目の
パルスの立ち下がり時刻となるので、前記ラッチ回路2
9よりn回目からm回目までのパルスの間に亘ってパル
スa有りの比較結果30が制御回路31に向けて出力さ
れる。この制御回路31においては、パルスaの発生時
刻は高電位駆動タイミング信号の立上り時よりn×△t
時間経過した時であり、パルスaの消失時刻は高電位駆
動タイミング信号の立上り時よりm×△t時間経過した
時であることが検出され、更に、その中位の時刻(n+
m)×△t/2が算出される。
【0037】従って、その後に連続して印画および気泡
の検出を行なう時には、この中位の時刻を制御回路31
によってパルス発生時刻設定信号32をもって遅延パル
ス発生回路28へ設定して、前記気泡検出回路7の出力
をラッチ回路29により継続的にサンプリングし気泡の
有無を判断する。
【0038】これにより、各インクジェット記録ヘッド
に固有の電歪振動子5の最初の過剰電圧の発生に確実に
応答して、気泡の有無を検出することができる。
【0039】図6は本発明の他の実施例を示す。
【0040】本実施例は、インクジェット記録ヘッドに
おいて、複数のノズルを複数の電歪振動子5、5…で個
別に駆動する場合、一方の電歪振動子5を駆動しながら
他方は駆動しない場合がある。この時、駆動されない電
歪振動子5においては、気泡検出判定を行なわないよう
にしたものである。
【0041】図6はその回路図を示し、図2と同一部分
には同一符号を付してある。
【0042】本実施例においては、2個の電歪振動子5
-1、5-2に対して、共通のトランジスタ9をもって高電
位駆動を行ない、別個のトランジスタ8をもって低電位
駆動を行なうようにするとともに、それぞれ別個の気泡
検出回路7-1、7-2を設けている。各低電位駆動部の入
力端には、それぞれアンドゲート33、34が接続され
ており、各アンドゲート33、34の一方の入力端には
それぞれ入力端子35、36を通して印画決定信号が入
力されるようになっている。また、各アンドゲート3
3、34の他方の入力端にはそれぞれ入力端子12を通
して低電位駆動タイミング信号が入力されるようになっ
ている。また、各低電位駆動部には、それぞれ印画決定
データを低電位駆動タイミングで記憶するラッチ回路3
7、38が設けられている。各ラッチ回路37、38は
インク滴が噴射されるノズルであることを検出するノズ
ル判断手段として機能する。各ラッチ回路37、38の
D端子には、それぞれ各入力端子35、36を通して印
画決定信号が入力され、C端子には、それぞれ入力端子
12を通して低電位駆動タイミング信号が入力されるよ
うになっている。各気泡検出回路7-1、7-2の出力部に
は、それぞれ各ラッチ回路37、38により記憶された
印画決定データが印画を示す場合、気泡検出を真として
出力する論理ゲート39、40が設けられている。各論
理ゲート39、40の一方の入力端には、各気泡検出回
路7-1、7-2の出力が入力され、他方の入力端には、各
ラッチ回路37、38のQ端子の出力が入力されるよう
になっている。更に、各論理ゲート39、40には、そ
れぞれ高電位駆動タイミング信号を基準にして定められ
た時刻に各論理ゲート39、40の出力をサンプリング
し、気泡の有無を決定、保持する前記実施例のラッチ回
路29と同様のラッチ回路41、42が設けられてい
る。各ラッチ回路41、42のC端子には、遅延パルス
発生回路28からのパルスが入力され、D端子には、各
論理ゲート39、40の出力が入力されるようになって
いる。
【0043】次に、本実施例の作用を説明する。
【0044】先ず、高電位駆動時は入力端子15を通し
て高電位駆動タイミング信号を入力し、すべてのノズル
の電歪振動子(本実施例においては2個の電歪振動子5
-1、5-2)に高電位を印加する。次に、印画が必要なノ
ズルに対しては、そのノズル毎に用意された印画決定信
号と全ノズルに共通な低電位駆動タイミング信号をアン
ドゲート33、34を通して入力して、応答する電歪振
動子5-1、5-2に低電位を印加する。この時、低電位駆
動タイミング信号で印画決定データを各ノズル毎にラッ
チ回路37、38で記憶する。各ラッチ回路37、38
の出力は、個々の気泡検出回路7-1、7-2の出力と各論
理ゲート39、40で論理演算される。この各論理ゲー
ト39、40の論理演算出力は、高電位駆動タイミング
信号を基準にして遅延パルス発生回路28より発生され
たパルスにより、ラッチ回路41、42にラッチされ
る。この結果、低電位に駆動されて且つインク滴を噴射
するべきノズルに対する気泡の有無を判断することがで
きる。
【0045】図7は本発明の更に他の実施例を示し、気
泡検出と同時に以後のインク滴駆動を停止させるための
回路図を示す。
【0046】インクジェット記録ヘッドを印刷方向に移
動しながらインク滴を噴射する場合、移動途中にインク
流路3内に気泡が発生することがある。この過程で発生
する気泡が徐々に大きくなる時、気泡検出以降にインク
滴が徐々に小さくなったり、噴射方向が不適切な方向と
なったりして、印画品質の低下を招くことがある。この
ため、気泡発生とともに以後のインク噴射動作を中止す
ることが望まれる。本実施例は、このインク噴射を気泡
発生検出と同時に中止させるものである。
【0047】図7において図6と同一部分には、同一符
号を付してある。
【0048】本実施例においては、図6の1個の電歪振
動子5についての回路に対して、論理ゲート39とラッ
チ回路41との間に、高電位駆動ごとに継続的に検出さ
れる気泡の有無の判断において、気泡の発生が一度検出
された時、継続的にこれを保持するための論理構成とす
るための論理ゲート43が設けられている。即ち、論理
ゲート43の一方の入力端には、ラッチ回路41のQバ
ー端子の反転出力が入力され、他方の入力端には、論理
ゲート39の出力が入力されるようになっている。この
ラッチ回路41のQバー端子の反転出力は、駆動回路6
の低電位駆動部のアンドゲート33にも入力されるよう
になっている。これによりアンドゲート33は、印画決
定データと低電位駆動タイミング信号と気泡検出判断の
ラッチ回路41の反転出力とにより、気泡検出がない時
には印画決定データに従って低電位駆動タイミング時に
は低電位駆動を行ない、気泡検出がある時には印画決定
データの状態に依存せずに低電位駆動を停止させる。ラ
ッチ回路41のリセット端子には、入力端子44を通し
てリセット信号が入力されるように形成されている。
【0049】次に、本実施例の作用を説明する。
【0050】先ず、ラッチ回路41はインクジェット記
録ヘッドの移動開始前に、入力端子44より入力された
リセット信号によって論理値0に初期化される。
【0051】その後、印画を継続して行なっている時
に、インク流路3内に気泡が発生し、それが気泡検出回
路7により検出されて、ラッチ回路41に気泡検出を示
す論理値1が記憶されると、Qバー端子から反転出力が
アンドゲート33と論理ゲート43とへ出力される。こ
の反転出力を受けたアンドゲート33は、印画決定デー
タ信号の状態に拘らず低電位駆動を停止させる。一方、
論理ゲート43は連続印画中に一度でも気泡発生の検出
を示す反転出力を受けると、ラッチ回路41を論理値1
に保持させるための演算を行なう。これにより、気泡発
生と同時に以降のインク噴射が中止される。
【0052】複数のノズルを同時に噴射できる構成の場
合には、各々のノズル毎に図7中に示したラッチ構成を
持ち、その反転出力を各々のノズルの低電位駆動部に設
けられたアンドゲート(図6における33、34)に追
加入力することにより、ノズル単位で駆動の停止を行な
うことができる。また、全ラッチの出力の論理和を生成
し、全ノズルの噴射を同時に中止させることも可能であ
る。特に、全ノズルの噴射を同時に中止させる場合、個
々のノズルの低電位駆動を決定するアンドゲート33、
34に中止信号を与えるのに代えて、低電位駆動タイミ
ング信号を停止させるようにしてもよい。
【0053】図8は本発明の更に他の実施例を示す。
【0054】本実施例は、インクジェット記録ヘッドの
インク流路3内の気泡が検出された時のインクジェット
記録ヘッドの移動位置を記憶するようにしたものであ
る。
【0055】インクジェット記録ヘッドを移動させなが
ら印画する場合に、気泡検出動作を行う時、印画品質を
低下させない様に気泡検出と同時に、以降の電歪振動子
5の駆動を停止することは図7の実施例において説明し
た。
【0056】一方、インク滴吐出の駆動停止と同時にイ
ンクジェット記録ヘッドの移動停止を行うことは、イン
クジェット記録ヘッドの慣性力に打ち勝つ機械駆動回路
を必要とし、高速で移動しているインクジェット記録ヘ
ッドを精度よく停止させることが困難である。
【0057】従って、本実施例においては、インク流路
3内の気泡を検出しても、インクジェット記録ヘッドの
移動の停止は行わず、インク滴吐出の駆動のみを停止
し、このときの印画中断位置を記憶させるものとする。
【0058】その後、印画のために移動したインクジェ
ット記録ヘッドは、印画予定領域を通過した後緩やかに
停止させた後、気泡検出回路7がインクジェット記録ヘ
ッドを移動しながら印画している間に、気泡を検出した
か否かを判断する。気泡を検出した場合には気泡の排出
動作を始動させ、以降の印画に備えてインクジェット記
録ヘッド内を回復させる。インクジェット記録ヘッド内
の回復の後、印画の再開を行うが、この時インクジェッ
ト記録ヘッドは気泡が検出された位置までインク滴の駆
動を行わずに緩やかに移動する。気泡検出位置に達する
と共に未印画の部分に対して印画を開始する。これによ
り、気泡検出によって停止したインク滴駆動とヘッド内
気泡排出後の再開印画起点が合致し、気泡検出により中
断した印画を滑らかに修復することができる。
【0059】このような動作を可能とさせる図8の本実
施例は、インクジェット記録ヘッドのインク流路3内の
気泡が検出された時のインクジェット記録ヘッドの移動
位置を記憶するようにしたものであり、図7の回路にカ
ウンタ回路45を付加したものである。
【0060】このカウンタ回路45は、インクジェット
記録ヘッドの移動開始から、気泡検出位置までの印画単
位位置を計数するものであり、C端子には高電位駆動タ
イミング信号が入力され、EN端子にはラッチ回路41
のQバー端子からの反転出力が入力されるようになって
いる。そして、カウンタ回路45は、気泡検出がない場
合、高電位駆動タイミング信号により1だけ増加し、気
泡検出がある場合、高電位駆動タイミング信号の状態に
拘らずその計数値を保持する。
【0061】次に、本実施例の作用を説明する。
【0062】先ず、インクジェット記録ヘッドの移動を
開始する前に、少なくとも1度入力端子44よりリセッ
ト信号を入力してカウンタ回路45、ラッチ回路41を
初期値0に設定する。
【0063】この後、印画をするためにインクジェット
記録ヘッドの移動を開始させ、高電位駆動タイミング信
号を発生させる。印画する場合には高電位駆動タイミン
グに同調して、必要に応じて低電位駆動タイミング信号
を発生させてインク滴を吐出させる。この時、気泡の有
無を判断する。気泡検出がない場合には、カウンタ45
は高電位駆動タイミング信号によって1だけ増加する。
気泡が検出されるとラッチ回路41は真となり、このた
めカウンタ回路45は高電位駆動タイミングが発生して
もそれまでの値を保持して記憶する。
【0064】その後の印画の再開時に、記憶しているイ
ンクジェット記録ヘッドの移動中に気泡が検出された位
置をカウンタの値として出力して、印画の中断後の印画
を良好に行なわせることができる。
【0065】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、必要に応じて変更することができる。
【0066】
【発明の効果】このように本発明のインクジェット記録
ヘッドの気泡検出装置は構成され作用するものであるか
ら、電歪振動子に発生する電圧が駆動電圧値以上の過剰
電圧となるか否かの検出だけで気泡の検出が完了するの
で、複数のノズルを備えたインクジェット記録ヘッドに
おいても、回路構成が著しく簡単になる。従って、本発
明はオンデマンド型のインクジェットプリンタで継続的
に簡単にまた充分な分解能力を持ちながら、複数のノズ
ルに対してそれぞれ安価にしかも短時間に精度よく気泡
を検出でき、しかも気泡検出後は印画を中止したり、印
画中断位置を記憶して当該印画中断位置からの印画を再
開させることができる。これにより本発明のインクジェ
ット記録ヘッドの気泡検出装置によれば、印画の開始、
気泡検出、駆動の停止、気泡の排出、未印画部分の修復
を一連の処理として連続的に実現できるようになり、長
時間に渡り自動修復を伴った正常印画動作を実現するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用するインクジェット記録ヘッドの
構造を示す断面図
【図2】本発明における過剰電圧を検出する気泡検出回
路図
【図3】図3の各部電圧波形状態を示す線図
【図4】本発明のインクジェット記録ヘッドの気泡検出
装置の1実施例を示し、検査時刻決定回路部分の構成図
【図5】図4における検査時刻決定過程の各部の波形状
態を示す線図
【図6】複数ノズルを駆動する場合の噴射ノズルごとに
気泡検出を行なう回路図
【図7】気泡検出と同時に以後のインク滴駆動を停止さ
せるための回路図
【図8】インクヘッド内の気泡検出位置を記憶するため
の回路図
【符号の説明】
3 インク流路 5、5-1、5-2 電歪振動子 6 駆動回路 7 気泡検出回路 25 電圧比較器 28 遅延パルス発生回路 29、41、42 ラッチ回路 31 制御回路 45 カウンタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 中俊 岩手県岩手郡滝沢村字巣子726番地13 審査官 湯本 照基 (56)参考文献 特開 昭63−141750(JP,A) 特開 昭58−18275(JP,A) 特開 平2−161383(JP,A) 特開 平3−246056(JP,A) 特開 昭58−45960(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/125 B41J 2/175 B41J 2/045

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルのインク流路のそれぞれに
    電歪振動子を設け、該電歪振動子に駆動電圧を印加する
    ことにより、インク滴の吐出を行なうインクジェット記
    録ヘッドにおいて、 前記インク流路の容積変化により前記電歪振動子に発生
    する電圧が、前記駆動電圧値以上の過剰電圧となるか否
    かを、印画動作中に常に検出して前記インク流路内の気
    泡の有無を検出する気泡検出手段であって、 インク滴を得るために前記電歪振動子を駆動するごと
    に、駆動回路への駆動信号を基準にして所定の時間ずつ
    逐次遅延させながら パルスを発生する遅延パルス発生手
    段と、 前記遅延パルス発生手段で発生したパルスを用いて、
    記電歪振動子に発生する最初の過剰電圧の発生時刻およ
    び終了時刻の判定を行なうとともに、前記電歪振動子に
    発生する最初の過剰電圧の発生時刻終了時刻との中間
    である中位時刻をノズルごとに算出し、この中位時刻を
    各ノズルでの過剰電圧を検出する時刻として予め設定
    し、以降この時刻のたびに前記各ノズルの電歪振動子の
    過剰電圧の検出を行なう制御手段とを有することを特徴
    とするインクジェット記録ヘッドの気泡検出装置。
  2. 【請求項2】 前記気泡検出手段により気泡の発生が検
    出された際に、全てのノズルの電歪振動子の駆動を停止
    する駆動停止手段を有することを特徴とする請求項1に
    記載のインクジェット記録ヘッドの気泡検出装置。
  3. 【請求項3】 前記気泡検出手段により気泡の発生が検
    出された際に、全てのノズルの電歪振動子の駆動を停止
    する駆動停止手段と、 前記電歪振動子の駆動を停止して印画を中断した印画中
    断位置を記憶する記憶手段と を有することを特徴とする
    請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドの気泡検出
    装置。
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