JP2812513B2 - ネブライザ装置 - Google Patents

ネブライザ装置

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JP2812513B2
JP2812513B2 JP1287769A JP28776989A JP2812513B2 JP 2812513 B2 JP2812513 B2 JP 2812513B2 JP 1287769 A JP1287769 A JP 1287769A JP 28776989 A JP28776989 A JP 28776989A JP 2812513 B2 JP2812513 B2 JP 2812513B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は吸入治療装置の分野に関し、より詳しくは、
ネブライザ装置及びそのヒータの分野に関するものであ
る。
吸入療法においては、患者は、高湿度の酸素からなる
ガス流又は高湿度の空気が添加された酸素からなるガス
流で治療される。ガス流は、添加投薬を用いて(又は用
いることなく)、純水又は生理的食塩水を霧化するネブ
ライザ装置を使用して連続的に加湿される。リザーバの
容器からエアロゾル中に水の流れを吸引しかつ微細化す
るベンチュリ装置と組み合わせて、加圧された酸素流が
使用され、生成されたガス流の全体に亘ってエアロゾル
が分散される。このようにして加湿されたガス流が、ホ
ースを通して患者に供給されるようになっている。
患者の状態、主治医の所見等のファクタに基づいて、
ネブライザ装置は、患者に供給される治療ガス流の酸素
含有量及び温度を制御できるものでなくてはならない。
従って、ネブライザ装置は、治療ガス流を加湿できるだ
けでなく、治療ガス流における空気に対する酸素の比率
並びに加湿されたガス流の温度を所望の度合に変化でき
ることが必要である。更にネブライザ装置に要求される
ことは、エアロゾルのサイズより大きな水滴が実質的に
存在しない加湿ガス流を発生できることである。
このような全ての機能を得ることができる簡単で、経
済的で、比較的小型で、多機能をもつネブライザ装置を
実際に作ることは、非常に困難であることが実証されて
いる。ネブライザ技術においては、嵩張っていて、複雑
て、加熱に大電力を消費し、均一な加湿及び加熱が行え
ない等の欠点があるのが一般的である。
従ってネブライザの技術分野では、ガス加熱機能をも
つ簡単で、信頼性があり、コンパクトで、経済的なネブ
ライザ装置であって、操作、清掃及び維持が容易に行え
るネブライザ装置が要求されており、本発明はこれらの
要求を満たすことができるものである。
本発明によれば、加湿ガスの出力が比較的大きく、コ
ンパクトで容易に着脱できるオンラインヒータと協働さ
せることができる改善されたネブライザ装置が提供され
る。
本発明のネブライザ装置は、吸入治療に使用するのに
適しており、中空で長いハウジングと、該ハウジング内
に取り付けられた長いマニホルド本体と、該長いマニホ
ルド本体の一部としての吸引手段と、該吸引手段から放
散されるスプレーの流路に配置されたスプレー偏向手段
と、ネブライザ装置を加圧ガス供給源及び霧化(ネブラ
イズ)すべき液体供給源に連結するための適当なガス連
結手段及び液体連結手段とで構成された組立体を有して
いる。好ましくは着脱自在にインラインヒータを設け、
吸引手段に導かれる液体流を予熱できるようにする。
中空で長いハウジングが、混合チャンバと、該混合チ
ャンバの下流側で該混合チャンバに対して180゜より小
さい角度をなして配置された水滴除去チャンバとを形成
している。混合チャンバと水滴除去チャンバとの結合部
には凝縮ウェルが形成されている。混合チャンバには少
なくとも1つの空気導入孔が設けられており、この空気
導入孔はサイズを調節できることが好ましい。
混合チャンバを横切って長いマニホルド本体が延在し
ており、このマニホルド本体の中には、ガスチャンネル
及び液体チャンネルと連通しているネブライジングチャ
ンバが形成されている。
ネブライジングチャンバの中には吸引手段が配置され
ており、該吸引手段は、混合チャンバと連通している加
圧ガス通路と、この加圧ガス通路を包囲する環状孔に終
端している液体通路とを形成している。
着脱自在のヒータ手段には長い抵抗加熱エレメントが
設けられており、該抵抗加熱エレメントは、霧化すべき
液体を液体供給源からネブライジングチャンバ供給する
ための液体チャンネル内に配置された管状ソケット内に
摺動自在に受け入れられている。
このようなネブライザとヒータとの改善された組み合
わせにより、水又は水溶液のような霧化すべき液体を、
関連するリザーバリセプタクルから吸引し、加圧酸素又
は空気の流れを利用して比較的高速度で、均一かつ制御
自在に霧化することができる。所望ならば、得られたエ
アロゾルを、調節された体積の空気と更に混合して、湿
ったガスの流れ(湿りガス流)中の酸素濃度を調節する
こともできる。また、所望ならば、霧化すべき液体がリ
セプタクルからネブライザまで流れる間に、この液体を
制御自在に加熱して、所望の温度の湿りガス流が得られ
るようにしてもよい。また、本発明のネブライザ(ネブ
ライザ装置)は、オーバーサイズの水滴をガス流から分
離しかつ捕捉することができる。従って上記ネブライザ
とヒータとを組み合わせることによって、均一に加湿さ
れたガス流を得ることができ、この場合、酸素濃度及び
温度を比較的容易に調節することができる。
本発明のネブライザ装置により発生される湿りガス流
は、分散フェーズが液体小滴(例えば水滴)であり、連
続フェーズが酸素、又は酸素と空気との混合物であるエ
アロゾルを作り出す。発生された湿りガス流は、先ず、
最初は下向きになっていて次に急に上向きに方向転換す
るネブライザ中の流路に沿って移動する。このように構
成された流路により、コロイダル範囲(colloidal rang
e)より大きなオーバーサイズの水滴を、通路の壁上に
収集して凝縮させることができる。得られた凝縮物は、
この壁に沿って流下し、流路の最も低い位置に位置する
凝縮ウェル内に集められる。この凝縮物は相互連結チュ
ーブを介して液体供給源に戻されて再利用される。この
ようにして得られた均一な湿りガス流は、次に、ネブラ
イザ装置内の流路から出て、供給ホース又はチューブを
介して患者まで運ばれる。
本発明の1つの特徴によれば、圧縮ガスの流れ(圧縮
ガス流)が、関連するリザーバから供給される水の流れ
から水を吸引する吸引手段に通され、次にこの水の流れ
を微細化(break up)して小滴にし、このガス流中に分
散させるように構成された改善されたネブライジング組
立体が提供されるqこれらの小滴は、次に、水滴自体を
微細化して所望のエアロゾルを形成する微小なコロイダ
ルサイズの小滴にするスプレー偏向手段に衝突する。こ
のようにして発生されたエアロゾル流の運動エネルギに
より、調節された所望の程度まで大気中に吸収される。
本発明によるネブライジング組立体を作動することによ
り、液体並びにほぼ大気圧にある周囲のガスを捕捉する
2倍のコアンダ効果(Coanda effect)が得られると考
えられる。
本発明の別の特徴によれば、ネブライザのための新規
で改善された簡単な構造が提供される。この構造には2
つの主コンポーネンツ、すなわちハウジング本体及びマ
ニホルド本体が使用されている。両本体、特にマニホル
ド本体は種々の機能を有している。両本体共、プラスチ
ック材料で作り、超音波溶接(sonic welding)等の組
み立て手法により機能的に一体化するのが好ましく、こ
れにより、別々に組み立てるコンポーネンツの数を最小
限にすることができる。
本発明の別の特徴によれば、均一に加温及び加湿され
たガス流を得ることができる改善された加熱構造が提供
される。これによれば、供給リザーバから流入する水の
流れは、液体供給通路と関連していて該通路内に配置さ
れた熱交換チューブの外壁面に沿う比較的薄いフィルム
として熱交換関係をなして通過されるようになってい
る。電気的にかつ制御自在に加熱される発熱シリンダを
備えたオンラインヒータユニットが設けられていて、該
発熱シリンダにはこれと協働するハウジングが設けられ
ている。このハウジング及び該ハウジングに関連する発
熱シリンダは、対をなして伝熱チューブ内に挿入され
る。これにより、発熱シリンダの外表面部は、熱交換チ
ューブの対向する内壁面に対して極めて近接した間隔を
隔てた関係に配置される。従って、発熱シリンダから熱
交換チューブへと熱エネルギが充分に伝達されるため、
この熱交換チューブの外壁面に沿って流れる液体フィル
ムに対して効率の良い熱伝達を行うことができる。液体
への伝熱量は、熱交換チューブ内への発熱シリンダの挿
入度合を調節することによって調整することができる。
このように、本発明のネブライザ装置とヒータ装置と
の組み合わせからなる組立体は、均一で効率良く制御自
在に水を加熱でき、得られる湿りガス流を均一に温める
ことができる。
また、ヒータ装置の操作制御装置を、ネブライザ装置
自体から離れた位置に配置することにより便利な操作を
行うことができる。
ヒータ装置を必要としない場合には、ネブライザ装置
のマニホルド組立体からヒータ装置を抜き取るだけで、
容易かつ便利に取り外すことができる。
本発明によれば、ヒータの制御装置が便利に構成され
ている。制御ユニットには、利用できる任意の電源取り
出し口すなわちコンセント(リセプタクル)に適応でき
る慣用的なプラグが設けられており、このため、プラグ
をコンセントに直接差し込むことにより、ケーブルを介
して制御ユニットに接続されたヒータ装置に通電するこ
とができるようになっている。このプラグは、コンセン
トに対して回転自在に割り出し(インデックス)を行う
ことができる。また、霧化すべき液体の流れを調節自在
に加熱できるようにするため、サーミスタが使用されて
いる。
このように、本発明によれば、吸入治療に使用できる
加熱ユニットであって、コンパクトで、信頼性があり、
正確で、効率が良く、遠隔操作が可能な加熱ユニットが
提供される。この加熱ユニットは、水がネブライザに流
入する直前に水を予熱するように構成されている。ま
た、この加熱ユニットは、ネブライザユニットと協働で
きるようになっていて、加熱を必要とする場合に、液体
供給源とネブライジングコンポーネンツとの間で、ネブ
ライザユニットに接続すべく「差し込まれ(p−lugged
in)」、かつ機能的に配置される。ネブライザの消毒
等を行う場合に、ヒータは容易に取り外すことができる
が、ヒータ自体は消毒の必要がないものである。
本発明の他の種々の特徴は、本発明の好ましい実施例
が示された添付図面に関連して述べる以下の説明により
明らかになりかつ容易に理解されよう。しかしながら、
添付図面に示す実施例は本発明の説明のための単なる例
示であって、本発明を制限するものではないことを理解
すべきである。
第1図〜第8図には、本発明のネブライザ装置とヒー
タ装置とを組み合わせた1つの実施例の全体が番号20で
示されている。ネブライザ装置20は、周囲を閉鎖する壁
手段を備えたハウジング本体21を有している。前記壁手
段は、第1端部23と第2端部24とを備えた長い混合チャ
ンバ23と、第1端部27と第2端部28(該第2端部28は、
湿りガス出口ポートに終端している)とを備えている長
い水滴除去チャンバ26とを有している。水滴除去チャン
バ26の第1端部27は、混合チャンバ22の第2端部24に対
して連続的に一体連結されている。混合チャンバ22は、
水滴除去チャンバ26に対して、180゜より小さい角度を
なして配置されている。混合チャンバ22の軸線18は、水
滴除去チャンバ26の軸線19に対して約15〜45゜の角度で
傾けるのが好ましい。
また、ネブライザ装置20は長いマニホルド本体29を有
しており、該マニホルド本体29は、混合チャンバ22の第
1端部23に隣接した箇所において混合チャンバ22通って
横方向に延在している。
ハウジング本体21と同様に、マニホルド本体29も1ピ
ースからなる一体構造(射出成形構造が好ましい)で構
成するのが好ましい。適当な成形樹脂として、ABS、ポ
リカーボネート、高密度ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート等がある。
マニホルド本体29とハウジング本体21とは、使用時に
おいて、マニホルド本体29がほぼ垂直に配向されるよう
な相互関係を有している。このように配向した場合、関
連するハウジング本体21は、混合チャンバ22がマニホル
ド本体29の近傍から両チャンバ22、26同士の結合部30に
向かって下方に延在し、その後は、水滴除去チャンバ26
がその出口端部(第2端部)28に向かって上方に延在し
ていて、実質的にV字形の形状をなしている。マニホル
ド本体29に対してハウジング本体21を思い通りに配向で
きるようにするため、ハウジング本体21には、下方のフ
ランジ付き孔31及び上方のフランジ付き孔32が設けられ
ている。下方の孔31は、上方の孔32よりも直径が大き
い。このため、ネブライザ装置にマニホルド本体29を組
み付けるときに、マニホルド本体29を両孔31、32に連続
的に通して、第2図に示す形状にすることができる。
任意の便利な取付け手段を使用することができる。例
えば、ハウジング本体21及びマニホルド本体29の各々
を、同様な樹脂又は相溶性熱可塑性樹脂で作った場合に
は、これらの両本体21、29の接触箇所を超音波溶接によ
り一体化することができる。例えば、円周方向に延在す
るリブ33をマニホルド本体29と一体成形してもよい。リ
ブ33の外径は、ハウジング本体21と一体に成形されてお
りかつ上方の孔32の周囲で外方に延在しているフランジ
34を摺動自在に通すことができる寸法を有している。
マニホルド本体29の周囲にはカバープレート36(第2
図、第3図)が一体に形成されている。このカバープレ
ート36には、ハウジング本体21と一体に形成されたフラ
ンジ37の端縁部と係合する周縁部が設けられている。フ
ランジ37は、下方の孔31の周囲で該孔31から下方に延在
している。カバープレート36の周囲には、半径方向外方
に延在するリム35が一体に形成されており、該リム35
は、ハウジング本体21とマニホルド本体29とが組み立て
られた形状(第2図)にあるとき、フランジ37の円周方
向に延在している部分に衝合するようになっている。
マニホルド本体29は互いに対向して配置された1対の
ステム86、87(第3図)を有しており、これらのステム
86、87は、互いに軸線方向にオフセットしているけれど
も、実質的に軸線方向に同一平面内にある。マニホルド
本体29の中央領域において、ステム86、87はネブライジ
ングチャンバのハウジング88に結合されている。ステム
86、87及びハウジング88のそれぞれの機能については後
述する。
構造的な一体性及び強度を高めるため、マニホルド本
体29には、ステム86、87に沿って複数の補強リブが設け
てあり、第3図においてこれらのリブを上から下に向か
って順次番号39、41、42、43、44及び46で示してある。
カバープレート36には、別の対をなす支持リブ47が設け
られている。これらのリブ47は、ステム87の回りに配置
された対向するリブ42、43の各々に対して約90゜隔てて
配置されている。更に、リザーバ連結プレート49の付加
的な支持体として、対をなす支持リブ48が設けられてお
り、これらのリブ48は、ステム87の回りに配置されたリ
ブ44、46の各々から約90゜隔てて配置されている。
ステム87の下端部51は、テーパ状のノズル、すなわち
液体供給源の出口と係合するスパイク手段として終端さ
せておくのが好ましい。これにより、リセプタクル(受
容器)56(第1図)のような液体供給源とステム87とを
容易に相互連結させることができる。製造上及び組立て
上の目的から、リブ44、46及び48を備えたマニホルド本
体29並びにステム87は、マニホルド本体29の下端部51に
おいて、リザーバ連結プレート49とは別体に形成するの
が便利である。組立てに際し、最初に、リザーバ連結プ
レート49を、雌ねじが形成された連結ナット52内に配置
する。連結ナット52の後端部には、内側に曲げられたフ
ランジ53(第6図)が設けられている。フランジ53は、
クサビ状(すなわちV字形)の二次シールが設けられた
リザーバ連結プレート49を連結ナット52内に充分に保持
できる内径を有している。
このように配置した後、リザーバ連結プレート49を、
リブ44、46、48及びステム87に対し当接・整合係合さ
せ、次いで超音波溶接又は同様な方法でこれらに接合す
る。これにより、連結ナット52はリザーバ連結プレート
49の回りで自由に回転することができ、かつリザーバ容
器(リセプタクル)56の雄ねじ付きネック54の端部の口
57とマニホルド本体29とを係合させることができるよう
になる。リザーバ連結プレート49の外側の円周状縁部
は、断面形状がV字形をなしていて、リザーバ容器(す
なわちボトル)56の口57に座合して二次シールを形成す
る。
最初は、ボトル56の口57は、下端部51のような突出部
材が押し付けられたときに除去されるか、孔が穿けられ
る形式のシール閉鎖体58等により閉鎖しておくことがで
きる。ネブライザ装置20とリザーバのボトル56とを係合
するとき、ネック54の周囲に連結ナット52を螺合して締
め付ける。
マニホルド本体29のステム86の上端部59は、可撓性ホ
ース(図示せず)に挿入できる形式の一体形成されたノ
ブ60として構成されていて、かような連結ホースとノブ
60との間にシール連結された相互連結部が形成されるよ
うになっている。かようなホースとノブ60との間に固定
クランプ係合を形成するため、雌ねじを付したナット61
が設けられていて、ホースの端金具と係合できるように
なっている。ナット61には下方に延びたスカート部すな
わちカラー部65が設けられていて、該ナット61を取り付
けるときにナット61の安定性を向上できるようになって
いる。ナット61の内壁の周囲には、半径方向内方に向い
ている慣用的な複数の溝62が一体に形成されている。こ
れらの溝62は、該溝62の縁部がステム86に載り、ノブ60
の基部の回りでナット61を押してセンタリング(心出
し)しながら、ナット61がノブ60上を摺動できるような
形状を有している。ナット61はノブ60の回りで自由に回
転できるように保持されていて、連結ホース(図示せ
ず)と関連している慣用的なカップリング(図示せず)
に螺着できるようになっている。
各ナット52、61の外面には、半径方向外方に突出して
いるリブ63、64が、円周方向に間隔を隔てて長手方向に
配置されている。これらのリブ63、64は、ナット52、61
を螺着するとき及び取り外すときに、手で掴んで回転で
きるようにするためのものである。
リザーバボトルすなわち容器56は、ポリエチレン等の
成形半硬質プラスチックで作るのが好ましく、全体とし
て垂直に配向されている。ボトル56の主チャンバ66(第
1図)は、水溶液又は同様な液体用のリザーバを形成し
ている。主チャンバ66の外側には、ボトル56と一体にな
ってダクト67が垂直方向に延在している。このダクト67
の下端部68は、複数のダクト69を介して主チャンバ66の
内部と連通している。ダクト67の上端部71は、ネック54
と一体的に相互連結されている。
ナット52を締め付けてマニホルド本体29とボトルのネ
ック54とを相互連結させることによりネブライザ20をボ
トル56に連結するとき、マニホルド本体29は、第1図及
び第2図に示すように全体として直立すなわち垂直位置
を占めている。上記のように、マニホルド本体29が直立
位置にあるとき、長い混合チャンバ22は、マニホルド本
体29の領域から結合器30に向かって徐々に下降した状態
にあり、水滴除去チャンバ26は、ハウジング本体21内に
おいて結合部30から徐々に上昇した状態にある。このよ
うにして、両チャンネル(チャンバ)22、26の間には、
180゜より小さい角度が形成される。この構成におい
て、両チャンバ22、26の間でかつネブライザ装置から出
ていく湿ったガス流の流路の下にある最も低い領域に
は、凝縮ウェル(凝縮井)72が形成される。ネブライザ
20の作動中に、凝縮ウェル72に到達した液体凝縮物は、
フランジ付きオリフィス73を通って凝縮ウェル72から排
出され、ボルト56中の液体供給源に戻される。
オリフィス73と一体に形成されたフランジ74の口に
は、可撓性チューブ76の端部77が連結される。
チューブ76の反対側の端部78は、ファンネル状の口81
が設けられたコネクタ79に連結されている。コネクタ79
は、グースネック83のノッチ付き先端部82と迅速に連結
及び解放が行えるようになっている。グースネック83
は、リザーバボトル56と一体に形成されていて、該ボル
ト56に対し機能的に連結されている。従って、凝縮ウェ
ル72からの凝縮物は、チューブ76、コネクタ79及びグー
スネック83を通って主チャンバ66に戻ることができる。
ダクト67は、主チャンバ66と一体になっている。グース
ネック83とネック54との下方の隣接部分の間には隔壁
(septum)84が延在していて、これらのネック83、54を
支持していると同時にこれらに剛性を付与している。
マニホルド本体29の各ステム86、87には、それぞれチ
ャンネル91、92が形成されている。これらのチャンネル
91、92は、各ステム86、87を長手方向に貫通しており、
これにより、下端部51がチャンネル92を介してネブライ
ジングチャンバ(霧化チャンバ)のハウジング88に相互
連結されている。ステム86の上端部59は、チャンネル91
を介してネブライジングチャンバのハウジング88に連結
されている。
チャンネル92は、その中央領域が、別の流路によって
遮断されている。この別の流路及び遮断は、全体を番号
89で示すシェル−チューブ形式の熱交換器の領域におい
て行われている。熱交換器89においては、チャンネル92
の下方の部分(便宜上、この下方の部分を番号92Aで示
してある)からの液体は、熱交換器89のシェル部に流入
し、次いでチャンネル92の上方の部分(便宜上、この上
方の部分を番号92Bで示してある)に再流入する。
例えば第3図及び第6図に示すように、熱交換器89は
シェルの円筒状の壁部分93を備えており、該円筒壁部分
93は、マニホルド本体29が成形されるときにステム87と
一体に形成される。円筒壁部分93の先端部96をキャップ
プレート97で閉鎖すると、円筒状のキャビティ94が形成
される。図示の実施例においては、キャッププレート97
には、円周方向に延在しておりかつ軸線方向に突出して
いるフランジ98(第3図)が一体に形成されている。こ
のフランジ98は、キャッププレート97の外周部99から半
径方向内方の位置に配置されており、これにより、フラ
ンジ98は、先端部96の内周に形成された凹部101に受け
入れられるようになっている。キャッププレート97を、
例えば第3図に示す示すようにして円筒壁部分93に滑入
した場合には、フランジ98を、凹部101の領域において
シェルの円筒壁部分93に対し超音波溶接その他の方法で
融着し、一体に形成された構造体にすることができる。
マニホルド本体29の剛性及び強度を高め、かつ熱交換
器89と一体に構成するため、キャッププレート97(第2
図、第3図)の外面には、互いに平行に間隔を隔ててお
りかつ直径方向に延在している1対のリブ100が形成さ
れている。このリブ100は、キャッププレート97が先端
部96に装着されるときに、チャンネル92及びステム87に
対して平行になるように配向される。両リブ100の間に
は溝110(第11図)が形成されており、該溝110は、ハウ
ジング本体21とマニホルド本体29とが組み付けられると
きに、ハウジング本体21に一体に形成されたリブ105
(第2図、第11図)と係合するようになっている。リブ
105は、混合チャンバ22の第2端部24の領域(ハウジン
グ本体21の壁部分に角度が付されていて、リブ100とリ
ブ105とを整合できるようにリブ105が位置決めされてい
るベース面を形成すべく延在している領域)に隣接して
配置されている。この領域においてハウジング本体21に
角度が付されているため、凝縮ウェル72を形成すること
ができ、また、好ましくないオーバーサイズの水滴を収
集する働きをなす。
このようにして円筒壁部分93及びキャッププレート97
により形成されたキャビティ94内には、第3図に示すよ
うに、円筒壁部分93の開放した手元側端部103から金属
製の管状部材102が挿入されている。管状部材102は、発
熱シリンダ157(第2図)を受け入れる開放端部104と、
閉鎖端部106とを有している。チューブ(管状部材)102
は、ステンレス鋼等の金属で作ることができる。円筒壁
93の内面には、半径方向内方に突出しているリブ107、1
08が設けられている(例えば、第11図参照)。これらの
リブ107、108は、チャンネル92(上方の部分92B及び下
方の部分92Aの双方)に対して約90゜の間隔を隔てて、
かつ互いに対向する関係をなして長手方向に延在してい
る。更に、円筒壁93の内面には、それぞれのチャンネル
92A、92Bから手元側端部103まで延在しているリブ109、
111(第3図)が設けられている。
チューブ102をキャビティ94内に配置するとき、該チ
ューブ102に形成された外向きフランジ113に隣接して、
チューブ102の開放端部104の外側の周囲には、Oリング
シール112のようなシール手段が配置される。Oリング
シール112は、円筒壁部分93のキャビティ104の手元側端
部103に形成された凹部領域114の周囲に座合してシール
係合するようになっている。従って、管状部材102がキ
ャビティ104内に配置されるとき、該管状部材102は、リ
ブ107、108、109、111(第8図)により、円筒壁93の内
壁部に対して間隔を隔てた関係をなして支持される。ま
た、円筒壁部分93とシール係合しているOリングシール
とリブ107、108、109、111との組み合わせにより流路が
形成され、これにより、熱交換器89に流入する下方のチ
ャンネル92Aからの液体の薄いフィルムが形成され、こ
の液体のフィルムが、金属製チューブ102の外側の壁面
部に隣接した関係をなして熱交換器89を通って移動す
る。このように循環した後、熱交換器89のシェル部分内
の液体は熱交換器89を出て、上方のチャンネル92Bに流
入する。上方のチャンネル92B内の液体は、ネブライジ
ングチャンネルのハウジング88の内部に向かって上方に
移動し続けることができる。
ステム86の上端部59を通ってチャンネル91内に流入す
る酸素又は空気のような圧縮ガスは、チャンネル91を通
ってネブライジングチャンバのハウジング88内に移動す
る。
ネブライジングチャンバのハウジング88の内部形状
は、該ハウジング88内に液体分配エレメント116(第3
図)及びガス分配エレメント117を受け入れることがで
きるようになっている。これらの両エレメント116、117
は、全体として同心状に整合しかつ互いに連続した関係
をなして配置される。液体分配エレメント116には、ソ
ケット部分118と、前方を向いておりかつ一体に形成さ
れた環形成ステム部材119とが設けられている。ステム1
19の先端部の回りの領域には、円周方向に間隔を隔てて
配置されたブロッサムポイント(blossom points)すな
わちスペーサ121が設けられている。液体分配エレメン
ト116は、ハウジング88によって形成されたキャビティ1
22の前方部分の中にぴったりと受け入れられるようにな
っている。キャビティ122は実質的に半球形状に形成す
るのが好ましく、これにより、第5図に最も良く示すよ
うに、チャンネル130の最外端部すなわち先端部におけ
るオリフィスの回りに液体のフィルム125が均一に分配
されるようにする。このように半球形状にすることによ
り、エアロゾルの粒子サイズの均一性及び出力を増大さ
せることができる。キャビティ122の前壁部分に、長手
方向には短く延在しておりかつ半径方向内方に突出して
いる複数のリブ123(第5図)設けておくと好都合であ
る。
液体分配エレメント116をキャビティ122内に挿入した
ときの、液体分配エレメント116とネブライジングチャ
ンバのハウジング88との間の組立て状態が第4図及び第
5図に示されている。水のような液体が、チャンネル92
Bからの液体通路の終端部においてキャビティ122内に供
給されると(例えば第5図参照)、ハウジング88とステ
ム119との間の環状空間が液体によって充満される。
キャビティ122の上流側には環状ウェル115が設けられ
ている。この環状ウェル115は、ネブライザの使用中に
キャビティ122への液体の供給が途切れないように維持
するためのものである。環状ウェル115は、キャビティ1
22の体積の少なくとも3倍の容積を有することが好まし
い。環状ウェル115は、ネブライジングチャンバのハウ
ジング88と液体分配エレメント116の中間部分とによっ
て形成される。液体分配エレメント116とハウジング88
との間の間隔は、一定にすることができ、所望に応じて
調節自在に構成することができる。
ハウジング88の前壁126には、単一のエアロゾル排出
オリフィス124が形成されている。このエアロゾル排出
オリフィス124の直径は、約0.02〜0.08インチ(約0.51
〜2.03mm)の範囲内にあるのが好ましい。ステム119と
ハウジング88の隣接する壁部分との間の関係により、オ
リフィス124に隣接する前壁126の側縁部の周囲には、水
の環状領域すなわち水の層136が円周方向に形成され
る。リブ123及びスペーサ121は、液体分配エレメント11
6を位置決めし、センタリングしかつ配向すべく互いに
協働し、ハウジング88とステム119との間に環状で実質
的に半球形状のキャビティ122が形成されるようにして
いる。このようにして、液体がチャンネル92Bから連続
的に流れ、これにより、オリフィス124を囲んでおりか
つガス−液体境界層136をもっている液体フィルム125を
形成することができる。
液体分配エレメント116のステム119を通って、チャン
ネル127が軸線方向に延在している。このチャンネル127
には、ステム119の前方先端領域を除いて、前方に向か
って僅かにテーパしている側壁128が設けられている。
ステム119の前方先端領域では、比較的短い長さ範囲120
に亘るテーパによりチャンネル127が縮小されていて、
ガスオリフィス130が形成されている。このガスオリフ
ィス130の直径は、エアロゾル排出オリフィス124のサイ
ズの約1/2、すなわち約0.01〜0.04インチ(約0.25〜1.0
2mm)である。ガス出口オリフィス(ガスオリフィス)1
30は、エアロゾル排出オリフィス124と実質的に整合し
ている。
ガス分配エレメント117にはベースプレート129が設け
られており、該ベースプレート129からは、前方及び長
手方向に延在しておりかつ円周方向に間隔を隔てて配置
された複数の脚131が直立している。ベース(ベースプ
レート)129は、ハウジング88内に拡大口部を備えた後
部の孔134内に受け入れられるようになっており、この
とき、それぞれの脚131の前端部は、水分配エレメント
(液体分配エレメント)116のソケット部分118の底部に
衝合するようになっている。液体分配エレメント116及
びガス分配エレメント117が組み付けられてハウジング8
8内に取り付けられるとき、ベース129とこれに関連する
接触領域は、これらの間の隣接部分において超音波溶接
によりハウジング88に融着し、一体に形成された構造体
が形成されるようにするのが便利である。
このようにして、チャンネル91を流れる圧縮ガスは脚
131同士の間を通り、ソケット118を通って延在している
チャンネル127内に流入する。従って、ガスは、チャン
ネル91からステム119内のチャンネル130を通って連続的
に流れることができ、該チャンネルすなわちオリフィス
130の下流側にあるエアロゾル排出オリフィス124から排
出される。
オリフィス124から出るガス流の流れ軸線に対してほ
ぼ整合している位置に、スプレー偏向手段(この実施例
では球形状部材132として示してある)が配置されてい
る。球形状部材132の下にはクサビ状部分135を設けてお
くのが好ましい。図示したものは球形状部材であるけれ
ども、スプレー偏向手段として、例えばピラミッド状の
ような他の任意の形状を用いることもできる。球状本体
(球形状部材)132は、カバープレート36から上方及び
外方に突出しかつ対角線状に延在している脚133により
支持されている。球形状部材132及び脚133は、マニホル
ド本体29の成形時に一体成形するのが便利で好ましい。
しかしながら、所望の場合には、脚133及び球形状部材1
32は、例えば第2図及び第3図に示すように別々に成形
し、超音波溶接等を用いて取り付けることもできる。
ネブライザ装置20を、リザーバボトル56及び例えば酸
素のような圧縮ガス源と連通させて作動するときには、
加圧ガスが、ステム86の上端部59からチャンネル91を通
してネブライジングチャンバのハウジング88内に供給さ
れる。これらのコンポーネンツ同士の相互関係は、ガス
−液体境界層136を通る加圧ガス流が、接触する液体を
捕捉して、追加の液体を、ボトル56からチャンネル92
A、92B及び熱交換器89のシェル側を通して上方に吸引で
きるようになっている。ボトル56内に入れられた液体13
9(第1図)のレベルより上にあるヘッドスペース138内
の圧力は、液体が、チューブ76を介してヘッドスペース
138に通気していることにより、液体の通路であるダク
ト67を通してオリフィス124に向かって吸引されるの
で、ほぼ大気圧に維持される。かような通気構成にする
ことにより、液体を凝縮ウェル72からボルト56に戻す作
用も助けられる。オリフィス124を通って流れる加圧ガ
スの流れにより、境界層136の領域からの水滴137が発生
され、この発生された水滴137は、オリフィス124から出
る加圧ガスの流れの中に分散されて捕捉される。
このようにして液体フィルム125から吸引されかつ分
離されたこれらの水滴137は、ガス流中を前方に移動し
て、球形状部材132並びにクサビ状部分135(これらの部
材132、135は両方共ガス流の流れ経路内に配置されてい
る)に衝突する。球形状部材132のサイズと、オリフィ
ス124からの球形状部材132の距離との間の関係は、オリ
フィス124から出る水滴(液体の小滴)の大部分(好ま
しくは、体積で少なくとも約75%)が球形状部材132に
衝突するように定める。そのように構成した場合には、
水滴137はエアロゾルを形成する小滴サイズに微細化
(破砕)され、この微細化された小滴は隣接するガス流
中に分散されてエアロゾルを形成する。
混合チャンバ22内には、その端部(第1端部)23から
大気中の空気が導入される。スプレー偏向手段(球形状
部材)132の領域における圧力差は、ネブライザ20の通
常の作動時において、僅かに減圧された状態にあり、従
って、混合チャンバ22の端部23からこの領域に空気が吸
引される。
空気に対する酸素の比を調節できるようにするため
(水性エアロゾルの形成に酸素が使用される場合)、ネ
ブライザ20には回転自在のカバー部材すなわちスリップ
閉鎖体141が設けられている。このスリップ閉鎖体141
は、混合チャンバ22の第1端部23に隣接する、ハウジン
グ本体21の外壁部142に沿って第1端部23の周囲に設け
られている。
カバー部材(スリップ閉鎖体)141を第1端部23の周
囲に取り付けることができるようにするため、第1端部
23に隣接する壁部分142は、これに連続する壁部分に対
して半径方向に僅かに拡大されている。カバー部材141
には内側で円周方向に延在している壁部分143が設けら
れている。この内側周壁部143に対して半径方向外方に
間隔を隔てて同心状に配置された外側周壁部144も設け
られている。両周壁部143、144の間の関係は、外側周壁
部144が第1端部23に対して長手方向に間隔を隔てた関
係をなしていて、かつ内側周壁部143に対してテーパし
て該内側周壁部143と一体化されるようになっている。
内側周壁部143に隣接した周溝を備えておりかつ中央部
が凹んでいるキャッププレート146が、内側周壁部143と
一体に形成されている。このキャッププレート146は、
第1端部23をシールするためのものである。内側周壁部
143は、そのキャッププレート146が第1端部23上に完全
に受け入れられた状態にして、拡大領域の外壁部142上
で摺動できるように取り付けられる。
そのようにキャッププレート146を配置した後、外側
周壁部144の端部でこれと一体に形成されておりかつ半
径方向内方に突出している円周方向のリップ147が、拡
大壁部142の後端部の周囲に形成された円周方向の凹部1
48内に嵌入され、これにより、カバー部材141がハウジ
ング本体21の拡大壁部142の周囲で所定位置に保持され
かつ回転運動することができる。カバー部材141の回転
運動を制限するため、第1端部23には周溝153が形成さ
れていて、キャッププレート146の周溝内に形成された
ストッププラグ152が、前記周溝153内に受け入れられる
ようになっている。
カバー部材141の外側周壁部144には、円周方向に間隔
を隔てて長手方向に延在しているリブ部(図示せず)が
一体に形成されていて、カバー部材141を手で容易に回
転できるようにしてある。
拡大領域(拡大壁部)142には、全体として矩形をな
す複数(図示の実施例では2つ)のスロット149が、互
いに円周方向に等間隔を隔てて配置されている。内側周
壁部143には、前記スロット149に対応して整合できる全
体として台形状をなす複数の孔151が設けられている。
これらの孔151は、互いに円周方向に等間隔を隔てて配
置されている。従って、拡大領域142の回りでカバー部
材141を回転させると、スロット149上の個々の孔151が
重なり合うことにより形成される複合孔のサイズが変化
する。これにより、第1チャンバ(混合チャンバ)22内
に導入される空気の体積は、任意の時点において大気に
開放される孔の全断面積により決定されかつ制御自在に
変化させることができる(カバー部材141とハウジング
本体21の拡大領域142との間の角度関係により、導入空
気の体積が特定される)。
カバー部材141は較正(キャリブレーション)を行う
ことができるようになっている。このため、オペレータ
は、例えば内側壁部143に隣接してハウジング本体21に
印された較正目盛りに従って、ハウジング本体21に対す
るカバー部材141の相対位置を単に調節するだけで、所
与の加圧ガス圧力について第1チャンバ22内で発生され
る湿りガス流中の酸素に対する空気の所望の比率を得る
ことができる。カバー部材141が閉じられているとき、
スロット149と台形の孔151とは全く重なり合っていない
状態にある。このため、第1チャンバ22内で形成される
湿りガス混合物は、実質的に酸素及び水滴で構成され
る。逆の極端な状態、すなわち、スロット149と台形の
孔151とが互いに完全に整合しているときには、混合チ
ャンバ22内に最大量の空気が導入されるため、このよう
にして形成された湿りガス流中の酸素濃度はかなり低い
ものとなる。
上記のように、混合チャンバ22内で形成される湿りガ
ス流は、分散フェーズ(dispersed phase)の場合には
液体の小滴(例えば水滴)のエアロゾルであり、連続フ
ェーズの場合には酸素、又は酸素と空気との混合物のエ
アロゾルである。かような湿りガス流が形成されたなら
ば、この湿りガス流は、混合チャンバ22内で下向きに延
在していて、次に、結合部30を通過後は上向きに延在し
ている流路に沿って最初に移動する。このように構成さ
れた流路は、オーバーサイズの水滴(コロイダル範囲よ
りもサイズの大きな水滴)を混合チャンバ22の内壁及び
水滴除去チャンバ26の内壁上に一次的に集めることがで
きる点で有効である。特に、結合部30において角度が形
成されているため、オーバーサイズの水滴を捕捉して凝
縮ウェル72に導くことができる。水滴除去チャンバ26の
端部(第2端部)28から出るガス混合物は、実質的に均
一に加湿されたものであり、患者の使用に適したもので
ある。前述のように、凝縮ウェル72内に集められた液体
は、リザーバボトル56に戻される。
空気入口孔すなわちスロット149の下流側でマニホル
ド本体29より上流側の箇所には、オプションとしての捕
捉フィルタ196を設けることができる。このフィルタ196
は、塵埃や繊維屑を捕捉しかつ混合チャンバ22中の水滴
をも有効に捕捉できる250ミクロンフィルタで構成する
のが良い。
ネブライザ装置20の端部(水滴除去チャンバ26の第2
端部)28を出る湿りガス流を加熱されたものにしたい場
合には、前述の熱交換器89のシェル側を通って循環され
る水を加熱する。この加熱操作は、先ず、ヒータ組立体
156(例えば第9図〜第12図参照)を熱交換器89に滑り
係合すなわち挿入することにより行われる。ヒータ組立
体156は、円筒状のコア部163が設けられたヒータ部材15
7を使用している。コア部163は発熱シリンタとして機能
し、金属チューブ102内に滑入できるようになってい
る。これにより、チューブ102の内壁面は、円筒状のコ
ア部163(そのプレート159にはOリングシール198が設
けられている)の外壁面に近接した関係をなして配置さ
れる。コア部163が電気的に加熱されると、熱は金属チ
ューブ102に充分に伝達され、これにより、熱交換器89
内でチューブ102の外壁面に沿って流れる水が加熱され
る。伝熱量は、チューブ102内に挿入されるコア部163の
長さを調節することにより調整することができる。
ヒータ部材157は、ハウジング158(該ハウジング158
は一体成形された本体で構成するのが好ましい)の中央
に取り付けられる。このハウジング158の製造に適した
耐熱プラスチックとして、充填剤入りポリカーボネー
ト、ポリアミド、ポリイミド、ポリエステル、フェノー
ル樹脂等がある。
ヒータ部材157の一端には、横方向に延在するベース
プレート159が一体に形成されている(第11図、第12
図)。このベースプレート159は、1対のねじ161によ
り、ハウジング158の支持プレート162に取り付けられる
ようになっている。ベースプレート159がこのようにし
て取り付けられると、コア部163はチューブ102の開放端
部104から該チューブ102内に入れることができるように
なる。コア部163の加熱を容易に制御できるようにする
ため、コア部163には偏心ボア164が設けられている。コ
ア部163に残された中実で厚い部分における偏心ボア164
に隣接して、サーミスタ195(第17図)を取り付けるた
めの別の小さなボア166が設けられている。これによ
り、組み立てられたヒータ組立体156においては、偏心
ボア164内にはカルロッド(calrod)すなわち電気的に
加熱されたロッドが配置され、隣接する比較的小さなボ
ア166内にはサーミスタ195が配置されて、コア部163内
で発生した温度を検出できるようになっている。発熱エ
レメントに供給される電力は、サーミスタ195からの信
号が入力される慣用的な制御回路192により制御され
る。
所望ならは、制御回路192にフィードバック信号を入
力するためのオプショナルなサーミスタ197(第2図)
を水滴除去チャンバ26内に設けることができる。
コア部材(コア部)163は黄銅等の金属で形成して、
該コア部材163内に収容される抵抗加熱エレメントのた
めの吸熱体として機能させるのが好ましい。
ハウジング158は、オペレータと、ヒータ組立体156及
びネブライザ20の熱い部分との間の保護バリヤを維持す
る安全装置として機能するだけでなく、ネブライザ自体
への電気的な相互連結を行うことなくして、熱交換器89
へのヒータ組立体156の係合(及び係合解除)が容易に
行えるようにする機能をも有している。
このため、ハウジング158には前方に延在している2
つのビーム167、168が設けられており、これらのビーム
167、168は、ハウジング158の後部によりコア部163の対
向側面上に支持されるようになっている。第10図に示す
ように、ビーム167には番号169、171、172で示すよう
な、またビーム168には番号173、174、176で示すよう
な、垂下する3つの長いリブが設けられている。これら
のビーム及びこれらに関連するリブは、熱交換器89の円
筒状のシェル壁部分93の外面上を摺動できるように構成
されており、このとき、それぞれのリブは、スペーシン
グ(間隔維持)、センタリング、及びガイドを行うべく
使用される。
同時に、両ビーム167、168の間において長手方向に延
在しているスロット177、179は、ステム87の横方向延長
分が通り得る形状を有している。ハウジング158が熱交
換器89の周囲で完全に滑り係合しているとき、ハウジン
グ158に形成された終端溝181(例えば第9図及び第11図
に示すように、各スロット177、179のベースに1つずつ
設けられている)は、マニホルド本体29のリブ43、46を
受け入れてこれらのリブ43、46と係合する。ヒータ組立
体156とシェル−チューブ形熱交換器89とが完全に相互
係合している関係にあるとき、安定した相互ロック形式
の関係が確立される。
ヒータ組立体156は、ケーブル182(第1図、第15図)
を介して制御ユニット183に接続される。
制御ユニット183にはプラグ186が設けられている。こ
のプラグ186は、90゜の間隔を隔てて4つの位置(各位
置は、異なるコンセント位置で制御ボックス(制御ユニ
ット)183を作動させるのに適している)にインデック
ス(割り出し)できるようになっている。割り出しは、
制御ボックス183内のねじ(図示せず)を緩め、次に、
プラグ186を手で引き出して新しい所望の位置に回転す
ることにより行うことができ、これにより、ネブライザ
の使用現場で利用できる電圧の電源に制御ボックス183
を接続することができる。
制御ユニット183にはパイロットランプ188が設けられ
ている。このパイロットランプ188は、給電可能な電源
(図示せず)にプラグ186が差し込まれているときには
常時点灯するようになっている。また、制御ボックス18
3には、加熱エレメント191に通電されているときに点灯
される警告灯187も設けられている。
第17図には、本発明による電気ヒータ装置の簡単化し
た配線図が示されている。プラグ186を差し込んで、ラ
インスイッチ193を入れればカルロッド加熱エレメント
(calrod heating element)191が加熱される。サーミ
スタ195により制御回路192が作動される。この制御回路
192は、コア部材163内の抵抗加熱エレメント191に供給
される電力を調整して、コア部材163の温度を選択され
た設定温度に維持するように機能する。通常、この設定
温度は、体温すなわち約98゜F(約36.7℃)の温度の湿
りガスが患者に供給されるように選択される。しかしな
がら、この設定温度は、特定の適用例に応じて所望通り
に選択することができる。サーミスタ195により決定さ
れた設定温度に到達した場合には、サーミスタ作動形の
制御ユニット192によりラインスイッチ193が開放されて
回路が遮断される。これにより、コア部材163内に設定
温度を維持するための付加電力が必要であることをサー
ミスタ195が検出する程充分に冷却されるまで、加熱エ
レメント191には電力が供給されることはない。サーミ
スタ195がこの状態を検出したときには、制御ユニット1
92によって、ラインスイッチ193が再度閉じられる。
ヒータを使用しない場合に、所望ならば、ハウジング
本体21と組み合わされるマニホルド本体29を、第14図に
示すようなマニホルド本体194と取り替えてもよい。こ
のマニホルド本体194は、例えば、湿りガス流の加熱を
行わない場合、又は本発明のネブライザを使用して暖か
い湿りガス流を得るのに何らかの他の手段又は方法を用
いる場合に使用することができる。マニホルド本体194
の構造及び機能は、ヒータ組立体156が設けられていな
い点を除いて、マニホルド本体29の構造及び機能と同じ
である。マニホルド本体194を構成する部品のうちマニ
ホルド本体29の部品と同じものについては、マニホルド
本体29について使用した番号にダッシュ(′)を付した
番号を使用している。
以上、本発明について現在入手できる情報及び実施例
に基づいて説明したが、当業者が容易に想到し得る種々
の改変は本発明の精神及び範囲に含まれるものであるこ
とを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ネブライザ装置と、着脱自在のオンラインヒ
ータ装置が連結されている関連のリザーバ容器とを1つ
に組み合わせた状態を示す斜視図であり、或る部品につ
いてはその内部構造を詳細に示すため断面してあり、ま
た、ヒータ装置を取り外した状態を仮想線で示してあ
る。 第2図は、第1図の2−2線に沿う縦断面図であり、本
発明のネブライザ装置及びヒータ装置の内部構造を示す
ものである。 第3図は、第1図及び第2図に示すネブライザ装置に組
み込まれるマニホルド構造体の拡大分解縦断面図であ
る。 第4図は、マニホルド構造体のネブライジング領域の構
造及び作動を示す部分拡大縦断面図である。 第5図は、ネブライジング領域に組み込まれる吸引ノズ
ル組立体の構造及び作動の詳細を示す部分拡大縦断面図
である。 第6図は、第3図に示すマニホルド構造体の下部領域を
示す部分拡大縦断面図である。 第7図は、第3図の7−7線に沿う断面図である。 第8図は、第3図の8−8線に沿う断面図である。 第9図は、第1図及び第2図のヒータ装置のハウジング
を示す平面図である。 第10図は、第1図及び第2図に示す組み立てられたヒー
タ装置の前方から見た端面図である。 第11図は、第1図及び第2図のヒータ装置を構成するエ
レメントであって、第3図のマニホルド構造体の協働部
分に組み合わされるエレメントの分解された状態を示す
平面図である。 第12図は、第1図及び第2図のヒータ装置に組み込まれ
るヒータのコアの後端部を示す端面図である。 第13図は、液体加熱領域において第3図のマニホルド構
造体の一部を長手方向に断面したヒータのコアを示す縦
断面図であり、液体加熱領域を通って流れる流路を示す
ものである。 第14図は、第1図及び第2図の実施例に用いられるハウ
ジング構造体と同様なハウジング構造体と協働する、本
発明のマニホルド構造体の別の実施例を示す縦断面図で
ある。 第15図は、本発明のヒータ装置と組み合わせて使用され
るコンセント用プラグと制御ユニットとの組立体を示す
平面図であり、或る部品については断面した状態を示す
ものである。 第16図は、第15図に示す組立体の後壁を示す端面図であ
り、電気的に接続する割り出しタレット組立体を除去し
た状態を示すものである。 第17図は、第1図及び第2図の実施例に使用されるヒー
タ装置の配線図を示すものである。 20……ネブライザ装置、21……ハウジング本体、 22……混合チャンバ、26……水滴除去チャンバ、 29……マニホルド本体、 56……リザーバ容器(リザーバボトル)、 86、87……ステム、 88……ネブライジングチャンバのハウジング、 91、92、92A、92B……チャンネル、 116……液体分配エレメント、 117……ガス分配エレメント、 132……球形状部材(スプレー偏向手段)、 146……キャッププレート、 156……ヒータ組立体、163……コア部、 183……制御ユニット、186……プラグ、 191……加熱エレメント、 192……制御回路、195……サーミスタ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61M 11/02,11/04

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸入治療に使用するネブライザ装置におい
    て、 (a)混合チャンバを形成している中空で長いハウジン
    グを有しており、前記混合チャンバが水滴除去チャンバ
    に連通しておりかつ該水滴除去チャンバに連続的に相互
    連結されており、前記水滴除去チャンバが前記混合チャ
    ンバに対して180゜より小さい角度をなして配置されて
    おり、前記混合チャンバが大気入口孔を備えており、前
    記水滴除去チャンバが出口ポートを備えており、 (b)前記ハウジング内に取り付けられておりかつ前記
    混合チャンバを横切って延在している長いマニホルド本
    体を有しており、該マニホルド本体の内部には、次の
    (1)〜(4)すなわち、 (1)マニホルド本体の中央領域に配置されたネブライ
    ジングチャンバと、 (2)前記マニホルド本体の一端から前記ネブライジン
    グチャンバまで延在していて該ネブライジングチャンバ
    に連通しているガスチャンネルと、 (3)前記マニホルド本体の反対側の端部領域から前記
    ネブライジングチャンバまで延在していて該ネブライジ
    ングチャンバに連通している液体チャンネルと、 (4)前記ネブライジングチャンバ内に配置された吸引
    手段とが設けられており、該吸引手段は前記ネブライジ
    ングチャンバと組み合わされて、次の(i)〜(iii)
    すなわち、 (i)前記ガスチャンネルから、ほぼ前記水滴除去チャ
    ンバの方向に向いて前記混合チャンバに開口しているガ
    スオリフィスへと、加圧されたガス流を導くガス通路
    と、 (ii)前記液体チャンネルから、前記ガスオリフィスに
    隣接して前記ネブライジングチャンバ内に配置されてお
    りかつ前記ガスオリフィスの周囲に延在している環状開
    口部へと、液体流を導く液体通路と、 (iii)前記ガスオリフィスの下流側で該ガスオリフィ
    スと実質的に整合して配置されたエアロゾル排出オリフ
    ィスとが形成されており、前記ガスオリフィスと前記環
    状開口部との間の相互関係は、前記オリフィスから出る
    加圧ガス流が前記環状開口部からの前記液体流の小滴を
    捕捉して、この捕捉した小滴を前記オリフィスから出る
    加圧ガス流中に分散させることができるようになってお
    り、 (c)前記混合チャンバ内で前記オリフィスから出るガ
    ス流の流路内に配置されたスプレー偏向手段を有してお
    り、該スプレー偏向手段のサイズと前記オリフィスから
    のスプレー偏向手段の距離との間の関係は、ガス流中で
    前記オリフィスから出る液体の小滴の大部分が前記スプ
    レー偏向手段に衝突し、これにより前記スプレーの小滴
    を、隣接するガス流中に分散できるエアロゾルに微細化
    できるようになっており、 (d)前記ガスチャンネルを加圧ガス供給源に連結する
    ガス連結手段と、 (e)前記液体チャンネルを、霧化すべき液体の供給源
    に連結する液体連結手段とを更に有していることを特徴
    とするネブライザ装置。
  2. 【請求項2】前記液体連結手段が液体供給源に連結され
    るときには、前記長いマニホルド本体は全体として垂直
    に配向され、前記マニホルド本体がそのように配向され
    るときには、前記混合チャンバは、前記マニホルド本体
    から前記水滴除去チャンバに向かうにつれて下方に傾斜
    し、かつ前記水滴除去チャンバは、前記混合チャンバと
    の結合部から上方に傾斜した状態にあって、前記混合チ
    ャンバと前記水滴除去チャンバとの結合部において凝縮
    ウェルを形成する最下方の領域に液体の小液を収集する
    ことができ、前記ネブライザ装置が、前記凝縮ウェルと
    前記リザーバ手段とを相互連結する導管手段を更に有し
    ていて、前記最下方領域に収集される凝縮液を前記液体
    供給源に排出するように構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のネブライザ装置。
  3. 【請求項3】前記スプレー偏向手段が全体として球形状
    をなしていることを特徴とする請求項1に記載のネブラ
    イザ装置。
  4. 【請求項4】前記マニホルド本体が、前記液体導入チャ
    ンバを横切って延在している熱交換器手段を備えてい
    て、該熱交換器手段が、 (a)開放端部と閉鎖端部とを備えた中空の管状部材
    と、 (b)該管状部材の壁部分を囲んでいるチャンバとを備
    えており、該チャンバが前記マニホルド本体と一体であ
    り、前記チャンバが、内方に突出したリブ部分が設けら
    れた内壁面を備えており、前記リブ部分が、前記液体導
    入チャンネルを通って移動する液体の流路と、前記チャ
    ンバ内で前記管状部材のセンタリングをするための壁間
    隔付与手段とを形成しており、 (c)前記管状部材の外壁面の回りで円周方向に配置さ
    れたシール手段を更に備えており、該シール手段が、前
    記管状部材と前記開放端部に円周方向に対して隣接して
    いる前記チャンバの壁部分との間にシール係合を形成し
    ていて、この組み合わせが協働して、前記液体チャンネ
    ルから受け取った液体を比較的薄い層として前記管状部
    材の外壁面に沿って循環させるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のネブライザ装置。
  5. 【請求項5】前記熱交換器手段の中には、ヒータ手段が
    摺動自在に受け入れられていることを特徴とする請求項
    4に記載のネブライザ装置。
  6. 【請求項6】前記ヒータ手段が、 (a)前記中空の管状部材の前記開放端部から前記管状
    部材の中に摺動自在に受け入れられたコア部材と、 (b)該コア部材に設けられた抵抗加熱手段と、 (c)前記コア部材に設けられた温度検出サーミスタ手
    段と、 (d)前記コア手段のハウジング手段とを備えているこ
    とを特徴とする請求項5に記載のネブライザ装置。
  7. 【請求項7】前記ヒータ手段が遠隔制御ユニットを更に
    備えていることを特徴とする請求項8に記載のネブライ
    ザ装置。
  8. 【請求項8】前記吸引手段が水分配エレメント及びガス
    分配エレメントを備えており、これらの水分配エレメン
    ト及びガス分配エレメントが前記ネブライジングチャン
    バと協働して、該ネブライジングチャンバ内で互いに連
    続的にかつ同心状に配置されており、このとき、前記水
    分配エレメントは前記ガスオリフィスに対して隣接した
    関係にあり、かつ前記ガス分配エレメントの頂部領域は
    前記水分配エレメントの底部に対して衝合しており、前
    記水分配エレメントは、前記ネブライジングチャンバと
    組み合わされて、前記環状開口部に実質的に均一に液体
    を供給できる液体通路を形成し、前記ガス分配エレメン
    トは、前記ネブライジングチャンバ及び前記水分配エレ
    メントと組み合わされて、前記ガスオリフィスにガスを
    供給するガス通路を形成していることを特徴とする請求
    項1に記載のネブライザ装置。
  9. 【請求項9】前記環状開口部に実質的に均一に液体を供
    給する前記液体通路が、実質的に半球形状をなしている
    ことを特徴とする請求項8に記載のネブライザ装置。
  10. 【請求項10】前記液体通路が、環状の液体ウェルの下
    流側に配置されていて、該液体ウェルと液体連通してい
    ることを特徴とする請求項8に記載のネブライザ装置。
  11. 【請求項11】前記液体チャンネルを形成している前記
    マニホルド本体の部分がテーパ状のノズルに終端してい
    て液体供給源の出口と係合できるようになっており、前
    記テーパ状のノズルがクサビ状の環状隆起部により包囲
    されていて、前記液体供給源の出口の周囲に二次シール
    を形成していることを特徴とする請求項1に記載のネブ
    ライザ装置。
  12. 【請求項12】前記液体通路が、前記ガスオリフィスを
    包囲している実質的に半球形状のキャビティに終端して
    いることを特徴とする請求項1に記載のネブライザ装
    置。
  13. 【請求項13】前記実質的に半球形状のキャビティが、
    該キャビティの容積の少なくとも3倍の容積をもつ環状
    のウェルと直接連通していることを特徴とする請求項1
    に記載のネブライザ装置。
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