JP2812245B2 - メールパッケージ - Google Patents
メールパッケージInfo
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- JP2812245B2 JP2812245B2 JP7110129A JP11012995A JP2812245B2 JP 2812245 B2 JP2812245 B2 JP 2812245B2 JP 7110129 A JP7110129 A JP 7110129A JP 11012995 A JP11012995 A JP 11012995A JP 2812245 B2 JP2812245 B2 JP 2812245B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメールパッケージに係
り、更に詳しくは、写真等の紙葉片を収納して郵送する
ことができ、且つ、これを整理、保存することのできる
メールパッケージに関する。
り、更に詳しくは、写真等の紙葉片を収納して郵送する
ことができ、且つ、これを整理、保存することのできる
メールパッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真等を郵送することのでき
る封筒状のメールパッケージが知られている。公知のメ
ールパッケージとしては、裏面側に窓孔を備えた袋状部
と、この袋状部の開放側に連設されて当該袋状部の裏面
側に折り返して接着される封緘紙片とを備えたタイプの
ものが知られている。このメールパッケージは、受け取
り人において前記封緘紙片を開いたときに、窓孔を通じ
て収納対象である写真等を取り出すことなく見ることが
できる。
る封筒状のメールパッケージが知られている。公知のメ
ールパッケージとしては、裏面側に窓孔を備えた袋状部
と、この袋状部の開放側に連設されて当該袋状部の裏面
側に折り返して接着される封緘紙片とを備えたタイプの
ものが知られている。このメールパッケージは、受け取
り人において前記封緘紙片を開いたときに、窓孔を通じ
て収納対象である写真等を取り出すことなく見ることが
できる。
【0003】また、前述のメールパッケージは、開封後
の封緘紙片を反対側に折り返すことによって起立用の脚
片として利用することもでき、この場合には、写真スタ
ンドとしても併用することが可能とされている。
の封緘紙片を反対側に折り返すことによって起立用の脚
片として利用することもでき、この場合には、写真スタ
ンドとしても併用することが可能とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、封筒の
如きメールパッケージにおける一般的な開封状態を考え
た場合、当該パッケージの一端をハサミでカットして行
う開封する場合が殆どであり、受け取り人においてハサ
ミによる開封を行った後では、本来的に意図されている
窓孔を通じた写真観賞と、写真スタンドとしての以後の
使用を困難にするという不都合があった。
如きメールパッケージにおける一般的な開封状態を考え
た場合、当該パッケージの一端をハサミでカットして行
う開封する場合が殆どであり、受け取り人においてハサ
ミによる開封を行った後では、本来的に意図されている
窓孔を通じた写真観賞と、写真スタンドとしての以後の
使用を困難にするという不都合があった。
【0005】また、写真スタンドとして組み立てられた
状態では一定の設置スペースを必要とするため、特定の
収納ボックスをアルバムとしてファイルするには平面的
に封緘紙片を折り畳まなければならない。しかも、収納
ボックスに収納した後は、所望の写真が何れの位置に収
納されているか否かの検索等も容易ではなく、従って、
従来のメールパッケージは、受け取った後の整理、保存
については適していないという不都合もあった。
状態では一定の設置スペースを必要とするため、特定の
収納ボックスをアルバムとしてファイルするには平面的
に封緘紙片を折り畳まなければならない。しかも、収納
ボックスに収納した後は、所望の写真が何れの位置に収
納されているか否かの検索等も容易ではなく、従って、
従来のメールパッケージは、受け取った後の整理、保存
については適していないという不都合もあった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合に着目
して案出されたものであり、その目的は、開封方法が外
観から容易に理解できるようにして常に一定の要領にて
開封を促すことができ、開封後の整理、保存に適した状
態を保有することができるメールパッケージを提供する
ことにある。
して案出されたものであり、その目的は、開封方法が外
観から容易に理解できるようにして常に一定の要領にて
開封を促すことができ、開封後の整理、保存に適した状
態を保有することができるメールパッケージを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、複数の片を所定位置で折り曲げてその一
側を開放部とし、写真等を収納可能に設けられた袋状部
と、前記開放部に連設されて袋状部に折り返し可能とな
る封緘紙片とを備えたメールパッケージにおいて、前記
袋状部の裏面側に窓孔を設け、前記封緘紙片で窓孔をカ
バー可能とする一方、前記封緘紙片における前記窓孔に
略対応する領域内には略方形の軌跡に沿うミシン目によ
って切り取り部が設けられ、当該切り取り部をミシン目
に沿って切り取ったときに、前記開放部を閉蓋状態に保
持して前記写真等を表出可能とした、という構成を採っ
ている。また、前記メールパッケージにおいて、前記開
放部寄りのミシン目を前記封緘紙片の左右両端まで達し
て形成するとともに、前記封緘紙片の領域内には、円弧
状の切り込みによって、前記切り取り部に連なる舌片を
形成する構成が好ましくは採用されている。
め、本発明は、複数の片を所定位置で折り曲げてその一
側を開放部とし、写真等を収納可能に設けられた袋状部
と、前記開放部に連設されて袋状部に折り返し可能とな
る封緘紙片とを備えたメールパッケージにおいて、前記
袋状部の裏面側に窓孔を設け、前記封緘紙片で窓孔をカ
バー可能とする一方、前記封緘紙片における前記窓孔に
略対応する領域内には略方形の軌跡に沿うミシン目によ
って切り取り部が設けられ、当該切り取り部をミシン目
に沿って切り取ったときに、前記開放部を閉蓋状態に保
持して前記写真等を表出可能とした、という構成を採っ
ている。また、前記メールパッケージにおいて、前記開
放部寄りのミシン目を前記封緘紙片の左右両端まで達し
て形成するとともに、前記封緘紙片の領域内には、円弧
状の切り込みによって、前記切り取り部に連なる舌片を
形成する構成が好ましくは採用されている。
【0008】
【作用】前記メールパッケージにおける袋状部内に写真
等の紙葉片が収納される。この収納は、写真等の印刷面
が窓孔から直接見える位置に向けて行われる。パッケー
ジの封緘は、前記封緘紙片を適宜な接着剤で袋状部の裏
面側に接着することによってなされ、袋状部の表面に宛
て先を表示して郵送可能となる。
等の紙葉片が収納される。この収納は、写真等の印刷面
が窓孔から直接見える位置に向けて行われる。パッケー
ジの封緘は、前記封緘紙片を適宜な接着剤で袋状部の裏
面側に接着することによってなされ、袋状部の表面に宛
て先を表示して郵送可能となる。
【0009】受け取り人は、略方形に沿うミシン目に沿
って切り取り部を容易に切り取ることができる。この
際、ミシン目の存在によって、切り取る箇所が明確とさ
れているため、ハサミ等によるパッケージ端縁の直接的
なカットが回避できる。また、切り取り部の切り取りに
よって、当該切り取り部でカバーされていた写真等を窓
孔より表出させることができる。この際、前記開放部は
閉蓋状態に保持されるから、メールパッケージを一単位
毎に持ち運ぶ際に写真が袋状部から不用意に脱落するこ
とを有効に回避することができる。
って切り取り部を容易に切り取ることができる。この
際、ミシン目の存在によって、切り取る箇所が明確とさ
れているため、ハサミ等によるパッケージ端縁の直接的
なカットが回避できる。また、切り取り部の切り取りに
よって、当該切り取り部でカバーされていた写真等を窓
孔より表出させることができる。この際、前記開放部は
閉蓋状態に保持されるから、メールパッケージを一単位
毎に持ち運ぶ際に写真が袋状部から不用意に脱落するこ
とを有効に回避することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0011】図1ないし図5には、本発明に係るメール
パッケージの第1の実施例が示されている。ここで、図
1及び図2は、メールパッケージ10を開封した状態の
斜視図を示し、図3はその展開図を示す。このメールパ
ッケージ10は、図1に示されるように、袋状部11
と、袋状部11の一側に設けられた開放部12と、この
開放部12から外側に向かって連設された封緘紙片13
とを備えて構成されている。
パッケージの第1の実施例が示されている。ここで、図
1及び図2は、メールパッケージ10を開封した状態の
斜視図を示し、図3はその展開図を示す。このメールパ
ッケージ10は、図1に示されるように、袋状部11
と、袋状部11の一側に設けられた開放部12と、この
開放部12から外側に向かって連設された封緘紙片13
とを備えて構成されている。
【0012】前記袋状部11は、図1及び図2中上面側
を裏面15として形成されるとともに、同図中下面側を
宛名表示面16として構成されている。ここでは図示省
略しているが、宛名表示面16には郵便番号を記載する
欄を始めとした所定の宛て先が記載できるようになって
いる。
を裏面15として形成されるとともに、同図中下面側を
宛名表示面16として構成されている。ここでは図示省
略しているが、宛名表示面16には郵便番号を記載する
欄を始めとした所定の宛て先が記載できるようになって
いる。
【0013】前記裏面15の内側領域には、略方形に打
ち抜かれた窓孔17が形成されており、この窓孔17を
通じて、袋状部11内に収納される紙葉片としての写真
Pが表出できるようになっている。
ち抜かれた窓孔17が形成されており、この窓孔17を
通じて、袋状部11内に収納される紙葉片としての写真
Pが表出できるようになっている。
【0014】宛名表示面16には、図3に示されるよう
に、左右両側に一対の接着代18が連設されており、こ
れらの接着代18を介して宛名表示面16の左右両側と
裏面15の左右両側が相互に接着され、これにより、前
記開放部12を一側に備えた袋状部11が形成できるよ
うになっている。
に、左右両側に一対の接着代18が連設されており、こ
れらの接着代18を介して宛名表示面16の左右両側と
裏面15の左右両側が相互に接着され、これにより、前
記開放部12を一側に備えた袋状部11が形成できるよ
うになっている。
【0015】前記封緘紙片13は、裏面15上に折り返
されて当該裏面15の窓孔17をカバー可能な大きさに
形成されている。この封緘紙片13には、略方形の軌跡
に沿うミシン目20が形成されており、このミシン目2
0で囲まれる内側領域は切り取り部13Aとして形成さ
れている。この切り取り部13Aの大きさは、前記窓孔
17の平面積と同程度の平面積に設けられており、当該
切り取り部13Aの内面側にはメッセージ記載欄13B
が設けられている。
されて当該裏面15の窓孔17をカバー可能な大きさに
形成されている。この封緘紙片13には、略方形の軌跡
に沿うミシン目20が形成されており、このミシン目2
0で囲まれる内側領域は切り取り部13Aとして形成さ
れている。この切り取り部13Aの大きさは、前記窓孔
17の平面積と同程度の平面積に設けられており、当該
切り取り部13Aの内面側にはメッセージ記載欄13B
が設けられている。
【0016】前記ミシン目20における開放部12寄り
のミシン目20は、封緘紙片13の左右両端まで達して
形成されており、このミシン目20から開放部12まで
の間に存在する封緘紙片13の部分は蓋形成片13Cと
して作用するようになっている。また、封緘紙片13の
自由端側に沿うミシン目20の略中央部には、円弧状の
切り込みによって形成された舌片21が形成され、この
舌片21を摘んで切り取る力を付与することで前記切り
取り部13Aの除去が可能となっている。
のミシン目20は、封緘紙片13の左右両端まで達して
形成されており、このミシン目20から開放部12まで
の間に存在する封緘紙片13の部分は蓋形成片13Cと
して作用するようになっている。また、封緘紙片13の
自由端側に沿うミシン目20の略中央部には、円弧状の
切り込みによって形成された舌片21が形成され、この
舌片21を摘んで切り取る力を付与することで前記切り
取り部13Aの除去が可能となっている。
【0017】また、前記蓋形成片13C内には、図3に
示されるように、前記宛名表示面16と連なる台形のイ
ンデックス片23が形成されている。このインデックス
片23は、台形の左右両縁及び上縁が予め切り込まれて
おり、これを蓋形成片12Cから切り起こすことで当該
インデックス片23を外側に突出させることが可能とな
る。なお、前記切り取り部13Aの表面には差し出し人
の記載が行えるようになっているとともに、舌片21の
近傍には『この片を摘んでミシン目に沿って切り取って
下さい』なる表示を付し、受け取り人がハサミ等を用い
てカットすることのないよう一層の注意を喚起すること
が好ましい。
示されるように、前記宛名表示面16と連なる台形のイ
ンデックス片23が形成されている。このインデックス
片23は、台形の左右両縁及び上縁が予め切り込まれて
おり、これを蓋形成片12Cから切り起こすことで当該
インデックス片23を外側に突出させることが可能とな
る。なお、前記切り取り部13Aの表面には差し出し人
の記載が行えるようになっているとともに、舌片21の
近傍には『この片を摘んでミシン目に沿って切り取って
下さい』なる表示を付し、受け取り人がハサミ等を用い
てカットすることのないよう一層の注意を喚起すること
が好ましい。
【0018】次に、本実施例におけるメールパッケージ
10の組立方法及びその取り扱い方法を説明する。
10の組立方法及びその取り扱い方法を説明する。
【0019】メールパッケージ10の組み立てに際し、
図3に示されるように、予め設計されたサイズの原反を
準備するとともに、所定の切り込みとミシン目20を形
成しておき、これを同図中一点鎖線で示される線に沿っ
て各片を折り畳む。そして、宛名表示面16と裏面15
とを接着代18を介して接着して袋状部11を完成させ
る。
図3に示されるように、予め設計されたサイズの原反を
準備するとともに、所定の切り込みとミシン目20を形
成しておき、これを同図中一点鎖線で示される線に沿っ
て各片を折り畳む。そして、宛名表示面16と裏面15
とを接着代18を介して接着して袋状部11を完成させ
る。
【0020】この状態で、前記袋状部11内には写真P
が収納可能となり、メッセージ記載欄13Bに所要の記
入が行われる。そして、前記蓋形成片13Cを除く封緘
紙片13の内面側外周部分に接着剤を塗布し、これを裏
面15に貼着することによって封緘を完了する。その
後、宛名表示面16に宛名書きを行うこと等により郵便
にて送付することが可能となる。
が収納可能となり、メッセージ記載欄13Bに所要の記
入が行われる。そして、前記蓋形成片13Cを除く封緘
紙片13の内面側外周部分に接着剤を塗布し、これを裏
面15に貼着することによって封緘を完了する。その
後、宛名表示面16に宛名書きを行うこと等により郵便
にて送付することが可能となる。
【0021】前記メールパッケージ10の受け取り人
は、封緘紙片13の領域内に設けられた舌片21を摘
み、図2に示されるように、裏面15から引き剥がすよ
うに切り取り部13Aを反転させると、メッセージ記載
欄13Bが除々に表出され、それまでカバーされていた
写真Pを窓孔17より表出させることが可能となる。
は、封緘紙片13の領域内に設けられた舌片21を摘
み、図2に示されるように、裏面15から引き剥がすよ
うに切り取り部13Aを反転させると、メッセージ記載
欄13Bが除々に表出され、それまでカバーされていた
写真Pを窓孔17より表出させることが可能となる。
【0022】前記切り取り部13Aが完全に切り取られ
た状態で、インデックス片23を蓋形成片13Cから切
り起こすことで、図4に示されるように、インデックス
片23が外側に突出した姿勢となり、これに必要なタイ
トル、整理符号等を記入することができる。
た状態で、インデックス片23を蓋形成片13Cから切
り起こすことで、図4に示されるように、インデックス
片23が外側に突出した姿勢となり、これに必要なタイ
トル、整理符号等を記入することができる。
【0023】開封されたメールパッケージ10は、図5
に示されるように、専用の収納ボックス30内に順次収
納することができる。この際、前記インデックス片23
が上部一列に並んで収納できるので、当該インデックス
片23の記載事項に従って整理、保存、検索等を容易に
行うことができる。
に示されるように、専用の収納ボックス30内に順次収
納することができる。この際、前記インデックス片23
が上部一列に並んで収納できるので、当該インデックス
片23の記載事項に従って整理、保存、検索等を容易に
行うことができる。
【0024】従って、このような第1の実施例によれ
ば、メールパッケージ10の封緘紙片13にミシン目2
0を設けるとともに、このミシン目20に連なる舌片2
1を設けたから、郵便物の受け取り人は容易に開封位置
を一見して認識することができ、前記ミシン目20に沿
って意図した開封を行わせることができるという効果が
ある。しかも、この開封は切り取り部13Aの単なる切
り取り作業で行えるので、ハサミ、カッター等を用いる
必要が全くない。
ば、メールパッケージ10の封緘紙片13にミシン目2
0を設けるとともに、このミシン目20に連なる舌片2
1を設けたから、郵便物の受け取り人は容易に開封位置
を一見して認識することができ、前記ミシン目20に沿
って意図した開封を行わせることができるという効果が
ある。しかも、この開封は切り取り部13Aの単なる切
り取り作業で行えるので、ハサミ、カッター等を用いる
必要が全くない。
【0025】また、開封作業に伴って、切り取り部13
Aの内面側をメッセージ記載欄13Bとしたから、袋状
部11内に別途のメッセージ記載用紙を同封することも
要求されず、一部の構成部分を利用して効果的なメッセ
ージを付することが可能となる。その上、切り取り部1
3Aが切り取られる途中で収納されている写真Pの全貌
が次第に明らかになってくるものであり、受け取り人に
おいても興味ある開封を行えるという効果を得る。
Aの内面側をメッセージ記載欄13Bとしたから、袋状
部11内に別途のメッセージ記載用紙を同封することも
要求されず、一部の構成部分を利用して効果的なメッセ
ージを付することが可能となる。その上、切り取り部1
3Aが切り取られる途中で収納されている写真Pの全貌
が次第に明らかになってくるものであり、受け取り人に
おいても興味ある開封を行えるという効果を得る。
【0026】更に、開封後の整理に際してインデックス
片23を用いることができ、収納ボックス30に収納し
た状態でタイトル等の内容が一見できるため、その後の
整理、保存、検索等を行う上で便利となり、取り出しに
際してはインデックス片23を摘み片として利用するこ
とで容易なるピックアップが実現できる。加えて、蓋形
成片13Cの存在によって開放部12を閉蓋状態に保持
することができるため、メールパッケージ10を一単位
毎に持ち運ぶ際に写真Pが袋状部11から不用意に脱落
することも有効に回避することができる。
片23を用いることができ、収納ボックス30に収納し
た状態でタイトル等の内容が一見できるため、その後の
整理、保存、検索等を行う上で便利となり、取り出しに
際してはインデックス片23を摘み片として利用するこ
とで容易なるピックアップが実現できる。加えて、蓋形
成片13Cの存在によって開放部12を閉蓋状態に保持
することができるため、メールパッケージ10を一単位
毎に持ち運ぶ際に写真Pが袋状部11から不用意に脱落
することも有効に回避することができる。
【0027】次に本発明の前記以外の実施例について図
6ないし図11を参照しながら説明する。なお、以下の
説明において、前記第1の実施例と同一若しくは同等部
分については同一符号を用いるものとし、説明を省略若
しくは簡略にする。
6ないし図11を参照しながら説明する。なお、以下の
説明において、前記第1の実施例と同一若しくは同等部
分については同一符号を用いるものとし、説明を省略若
しくは簡略にする。
【0028】図6及び図7には第2の実施例が示されて
いる。この第2の実施例は、前記舌片21を開放部12
寄りに形成したものであり、その他の構成は前記第1の
実施例と略同一である。このような実施例構成によって
も、切り取り部13Aの切り取り方向が反対となるだけ
で、同様の作用、効果を得ることができる。
いる。この第2の実施例は、前記舌片21を開放部12
寄りに形成したものであり、その他の構成は前記第1の
実施例と略同一である。このような実施例構成によって
も、切り取り部13Aの切り取り方向が反対となるだけ
で、同様の作用、効果を得ることができる。
【0029】図8及び図9には本発明の第3の実施例が
示されている。この第3の実施例は、切り取り部13A
の切り取り領域が更に大きくなるようにミシン目20が
設けられているとともに、インデックス片23が裏面1
5に連設される態様を採用したものである。この実施例
では、インデックス片23が封緘状態で封緘紙片13の
内面側に折り込まれようになっており、前記ミシン目2
0に沿って切り取り部13Aを切り取った時に、インデ
ックス片23を外側に突出させることが可能となってい
る。その他の構成は前記実施例と略同様である。
示されている。この第3の実施例は、切り取り部13A
の切り取り領域が更に大きくなるようにミシン目20が
設けられているとともに、インデックス片23が裏面1
5に連設される態様を採用したものである。この実施例
では、インデックス片23が封緘状態で封緘紙片13の
内面側に折り込まれようになっており、前記ミシン目2
0に沿って切り取り部13Aを切り取った時に、インデ
ックス片23を外側に突出させることが可能となってい
る。その他の構成は前記実施例と略同様である。
【0030】このような第3の実施例によれば、既述の
効果はもとより、前記インデックス片23が封緘状態で
外側に露出しないため、郵送段階等でインデックス片2
3が破損する等の虞を有効に回避できるという別途の効
果を得る。
効果はもとより、前記インデックス片23が封緘状態で
外側に露出しないため、郵送段階等でインデックス片2
3が破損する等の虞を有効に回避できるという別途の効
果を得る。
【0031】図10及び図11には本発明の第4の実施
例が示されている。この第4の実施例は一対のミシン目
20を封緘紙13の左右両端に達する位置まで形成し、
これらのミシン目20間を切り取り部13Aとして形成
したものである。その他の構成、作用は前記実施例と略
同一である。
例が示されている。この第4の実施例は一対のミシン目
20を封緘紙13の左右両端に達する位置まで形成し、
これらのミシン目20間を切り取り部13Aとして形成
したものである。その他の構成、作用は前記実施例と略
同一である。
【0032】なお、前記各実施例において、インデック
ス片23は、袋状部11の開放部12側に沿う端縁に位
置する場合を図示説明したが、このインデックス片23
はメールパッケージ10における何れかの外縁部分から
突出させることができる限り、形成位置は特に限定され
るものではない。
ス片23は、袋状部11の開放部12側に沿う端縁に位
置する場合を図示説明したが、このインデックス片23
はメールパッケージ10における何れかの外縁部分から
突出させることができる限り、形成位置は特に限定され
るものではない。
【0033】また、本発明におけるメールパッケージの
収納対象物は写真Pに限定されるものではなく、その他
の紙葉片を収納対象とすることでもよい。因みに、写真
以外の収納対象物としては、テレホンカード等が例示で
きる。特に、テレホンカードは、使用を前提とすること
なく収集することも行われているものであり、その整
理、分類等を行う上で、本発明の更なる利用拡大を図る
ことができる。
収納対象物は写真Pに限定されるものではなく、その他
の紙葉片を収納対象とすることでもよい。因みに、写真
以外の収納対象物としては、テレホンカード等が例示で
きる。特に、テレホンカードは、使用を前提とすること
なく収集することも行われているものであり、その整
理、分類等を行う上で、本発明の更なる利用拡大を図る
ことができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、且つ、
作用するので、これによると、開封方法が外観から容易
に理解できるようにして常に一定の要領にて開封を促す
ことができ、開封後の整理、保存に適した状態を保有す
ることができる、という従来にない優れた効果を奏する
メールパッケージを提供することができる。
作用するので、これによると、開封方法が外観から容易
に理解できるようにして常に一定の要領にて開封を促す
ことができ、開封後の整理、保存に適した状態を保有す
ることができる、という従来にない優れた効果を奏する
メールパッケージを提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係るメールパッケージ
に写真を収納する時の全体斜視図である。
に写真を収納する時の全体斜視図である。
【図2】前記メールパッケージにおける開封状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】前記メールパッケージの展開図である。
【図4】前記メールパッケージから切り取り部を除去し
た状態を示す正面図である。
た状態を示す正面図である。
【図5】前記メールパッケージを収納ボックスに収納し
た一例を示す斜視図である。
た一例を示す斜視図である。
【図6】本発明に係るメールパッケージの第2の実施例
を示す展開図である。
を示す展開図である。
【図7】第2の実施例に係る図4と同様の正面図であ
る。
る。
【図8】本発明に係るメールパッケージの第3の実施例
を示す展開図である。
を示す展開図である。
【図9】第3の実施例に係る図4と同様の正面図であ
る。
る。
【図10】本発明に係るメールパッケージの第4の実施
例を示す展開図である
例を示す展開図である
【図11】第3の実施例に係る図4と同様の正面図であ
る。
る。
10 メールパッケージ 11 袋状部 12 開放部 13 封緘紙片 13A 切り取り部 13B メッセージ記載欄 15 裏面 17 窓孔 20 ミシン目 23 インデックス片
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−57826(JP,U) 実公 昭41−23273(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 27/00 B65D 27/04 B42D 15/02 501 B65D 81/36
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の片を所定位置で折り曲げてその一
側を開放部とし、写真等を収納可能に設けられた袋状部
と、前記開放部に連設されて袋状部に折り返し可能とな
る封緘紙片とを備えたメールパッケージにおいて、前記
袋状部の裏面側に窓孔を設け、前記封緘紙片で窓孔をカ
バー可能とする一方、前記封緘紙片における前記窓孔に
略対応する領域内には略方形の軌跡に沿うミシン目によ
って切り取り部が設けられ、当該切り取り部をミシン目
に沿って切り取ったときに、前記開放部を閉蓋状態に保
持して前記写真等を表出可能としたことを特徴とするメ
ールパッケージ。 - 【請求項2】 前記開放部寄りのミシン目は、前記封緘
紙片の左右両端まで達して形成されていることを特徴と
する請求項1記載のメールパッケージ。 - 【請求項3】 前記封緘紙片の領域内には、円弧状の切
り込みによって、前記切り取り部に連なる舌片が形成さ
れていることを特徴とする請求項1又は2記載のメール
パッケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7110129A JP2812245B2 (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | メールパッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7110129A JP2812245B2 (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | メールパッケージ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08282677A JPH08282677A (ja) | 1996-10-29 |
JP2812245B2 true JP2812245B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=14527768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7110129A Expired - Fee Related JP2812245B2 (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | メールパッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2812245B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4123273Y1 (ja) * | 1964-05-21 | 1966-11-24 | ||
JPS517318U (ja) * | 1974-07-02 | 1976-01-20 | ||
JPS58180133U (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-01 | 大日本印刷株式会社 | インデツクス付袋 |
JPH0738149Y2 (ja) * | 1993-01-12 | 1995-08-30 | 宝文社印刷株式会社 | 写真郵送用封筒 |
-
1995
- 1995-04-11 JP JP7110129A patent/JP2812245B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08282677A (ja) | 1996-10-29 |
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Legal Events
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