JP2811691B2 - 電話回線接続リレー制御回路 - Google Patents

電話回線接続リレー制御回路

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電話回線に接続される装置の電話回線接続リ
レーの制御回路に関する。
〔従来の技術〕
従来の電話回線接続リレーの制御回路は、第3図に示
すように、中央処理装置(CPU)21がデコーダ22を介し
て回線対応部23(1)(〜23(n))のフリップフロッ
プ24に接続・切断情報を書込み、フリップフロップ24の
出力により、リレードライバ25,リレーコイル26を介し
てリレー接点27を開閉する構造となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の電話回線接続リレーの接続回路は、リ
レー接点27の開閉動作をフリップフロップ24によって制
御する構造であったため、以下の欠点がある。
第4図(a),(b)に示すように、CPU21がフリッ
プフロップ24へ接続情報の書込みを行うと、フリップフ
ロップ24は一定の信号を出力する。フリップフロップ24
からの信号はCPU21から切断情報がフリップフロップ24
に書込まれるまで出力される。
普通、直流48Vの電圧が電話回線28に印加され、この
状態で電話回線28の接続・切断動作を行うと、リレー接
点27からノイズが発生する。このノイズは第3図の二点
鎖線29で示されるルートでフリップフロップ24を誤起動
させる。フリップフロップ24は、一旦起動すると、第4
図(b)に示すように、次のCPU21による接続情報書込
みが行われるまで復旧しない。
従ってこの誤起動を防止するためにフリップフロップ
24の実装位置をリレー接点27から遠く離す必要があり、
回線対応部23(1)(〜23(n))の実装スペースが極
めて大きくなってしまう。また、装置が着信待ちのサー
ビスしかサポートしていない場合には、フリップフロッ
プ24の誤動作発生後、交換機が装置ビジーと判断してし
まう。これを回避するには特別な復旧手段が必要とな
る。
本発明の目的は、上記課題を解決し、リレー動作時の
ノイズによる回線対応部の誤動作を容易かつ有効に防止
する電話回線接続リレーの制御回路を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、電話回線との通話パスを断続するリレーを
有した回線対応部と、通話パス接続時に音声応答用リソ
ースを切換えるリソース切換スイッチを有した音声応答
サービス部と、これら回線対応部と音声応答サービス部
とを制御する中央処理装置とを備えた電話回線接続リレ
ーの制御回路であって、 前記中央処理装置からの接続/切断情報を格納するリ
レー制御メモリと、 このリレー制御メモリから一定周期のタイミングで接
続/切断情報の読出しを行うタイミング回路と、 このタイミング回路で読出された接続/切断情報が接
続情報の場合に、パルス幅が前記タイミング回路のタイ
ミング周期よりも大きいリレー駆動信号を発生して電話
回線との通話パスを形成するように前記回線対応部のリ
レーを制御する単安定マルチバイブレータとを有するこ
とを特徴とする。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る電話回線接続リレー
の制御回路を示すブロック図、第2図(a)〜(c)は
リレー制御シーケンス図である。
電話回線接続リレーの制御回路は、中央処理装置(CP
U)1と、n個の回線対応部2(1)〜2(n)と、こ
れらCPU1と回線対応部2(1)(〜2(n))との間に
介在するリレー制御メモリ3及びデコーダ4と、音声応
答サービス部5とを備えている。
CPU1は、電話回線接続リレーの制御回路全体をコント
ロールするもので、リレー接続機能として、リレー制御
メモリ3への接続情報a及び切断情報bの書込み機能を
有している。
回線対応部2(1)(〜2(n))は、電話回線6
(1)(〜6(n))を通話パスを構成するループ回路
7(1)(〜7(n)),直流カット回路8(1)(〜
8(n)),ハイブリット回路9(1)(〜9(n))
に接続するためのリレー接点10(1)(〜10(n))
と、リレー接点10(1)(〜10(n))を開閉動作させ
るリレーコイル11(1)(〜11(n))及びリレードラ
イバ12(1)(〜12(n))とリレードライバ12(1)
(〜12(n))を起動させるための単安定マルチバイブ
レータ13(1)(〜13(n))とを備え、リレー接点10
(1)とリレーコイル11(1)とリレードライバ12
(1)によりリレーが構成されている。
リレー制御メモリ3は、CPU1により書込まれた接続情
報a及び切断情報bを一定周期で読出し、デコーダ4を
介してこれらの情報に基づいて単安定マルチバイブレー
タ13(1)を制御する機能を有する。
音声応答サービス部5は、リソース指定メモリ14と、
音声合成のリソースである音声応答用リソース15と、PB
(プッシュボタン)信号の受信リソースである音声応答
用リソース16と、リソース指定メモリ14に従って音声応
答用リソース15,16の切換えを行うリソース切換スイッ
チ17と、これらの起動タイミングをとると共にリレー制
御メモリ3の読出しタイミングを決めるタイミング回路
18とによりなっている。
ここで、CPU1,リレー制御メモリ3,単安定マルチバイ
ブレータ13(1)及びタイミング回路18の機能を詳細に
説明する。
第2図(a)に示すように、CPU1は電話回線6(1)
を接続するための接続情報aと切断するための切断情報
bとを適宜リレー制御メモリ3に書込む機能を有し、リ
レー制御メモリ3は、タイミング回路18によるタイミン
グで接続情報a又は切断情報bを読出しデコーダ4を介
して単安定マルチバイブレータ13(1)(〜13(n))
に出力する機能を有する。タイミング回路18は、周期ts
の読出し信号cをリレー制御メモリ3に出力する機能を
有する。単安定マルチバイブレータ13(1)(〜13
(n))は、リレー制御メモリ3からの接続情報aを入
力すると同時に起動しリレー制御信号dをリレードライ
バ12(1)(〜12(n))に出力する機能を有する。こ
のリレー制御信号dは矩形のパルスで、そのパルス幅tm
は第2図(c)に示すように読出し信号cの周期よりも
やや大きめに設定されている。
次に、本実施例の動作について説明する。但し、理解
を容易にするため回線対応部2(1)の電話回線6
(1)のリレー接続についてのみ述べることにする。
電話回線6(1)を接続する場合には、第2図(a)
に示すように、CPU1から接続情報aが出力され、リレー
制御メモリ3に書込まれる。
リレー制御メモリ3に書込まれた接続情報aは、タイ
ミング回路18の読出し信号cにより第2図(b)に示す
ようにts時間間隔でリレー制御メモリ3から読出され、
デコーダ4を介して単安定マルチバイブレータ13(1)
に入力する。
単安定マルチバイブレータ13(1)は、ts間隔で接続
情報aを入力し、ts間隔で起動する。このとき、単安定
マルチバイブレータ13(1)から出力されるリレー接続
信号dのパルス幅tmがtsより大きいことから、単安定マ
ルチバイブレータ13(1)からの出力信号は離散的でな
く、第2図(c)に示すように連続的な形状となる。
単安定マルチバイブレータ13(1)からの信号dによ
りリレードライバ12(1)がオン状態となり、リレーコ
イル11(1)が動作しリレー接点10(1)が閉じる。
これにより、電話回線6(1)が接続され、ループ回
路7(1),直流カット回路8(1),ハイブリッド回
路9(1)による通話パスが形成される。その後、リソ
ース指定メモリ14によりリソース切換スイッチ17が動作
し、音声応答用リソース15又は16と前記通話パスとの接
続によって音声応答サービスが行われる。
音声応答サービスが終了すると、CPU1は切断情報bを
リレー制御メモリ3に書込む(第2図(a))。
この切断情報bは、tsの周期でリレー制御メモリ3か
ら読出され、デコーダ4を介して単安定マルチバイブレ
ータ13(1)に入力する(第2図(b))。従って切断
情報bの入力後は単安定マルチバイブレータ13(1)の
起動は行われなくなり、最後の起動から一定時間tm後に
単安定マルチバイブレータ13(1)からのリレードライ
バ12(1)への出力はなくなる(第2図(c))。
単安定マルチバイブレータ13(1)がオフ状態となる
ことによりリレードライバ12(1),リレーコイル11
(1)もオフ状態となり、リレー接点10(1)は開放さ
れる。
電話回線6(1)には、リレー接点10(1)の開放時
で直流48V、閉成時で直流5V程度の電圧がかかってお
り、リレー接点10(1)の動作の前後でノイズが発生す
る。
このノイズは、第1図中の二点鎖線19で示すルートで
単安定マルチバイブレータ13(1)に致り、単安定マル
チバイブレータ13(1)を誤起動させる。
ノイズにより起動した単安定マルチバイブレータ13
(1)は、第2図(c)に示すように、パルス幅tmのリ
レー制御信号dを出力する。即ち、単安定マルチバイブ
レータ13(1)は一旦起動してもtm時間後には自動的に
復旧する。
〔発明の効果〕
本発明の電話回線接続リレーの制御回路は、以上説明
したように構成されているため、以下の効果がある。
(イ)リレー動作時にノイズが発生し、このノイズによ
り単安定マルチバイブレータが誤動作した場合でも、自
動的に誤動作から復旧する。
(ロ)リレーと単安定マルチバイブレータとの間を密に
採ることができ、この結果回線対応部の実装スペースを
小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る電話回線接続リレーの
制御回路を示すブロック図、 第2図は第1図の電話回線接続リレーの制御回路におけ
るリレー制御シーケンス図、 第3図は従来の電話回線接続リレーの制御回路を示すブ
ロック図、 第4図は第3図の電話回線接続リレーの制御回路におけ
るリレー制御シーケンス図である。 1……CPU 2(1)〜2(n)……回線対応部 3……リレー制御メモリ 5……音声応答サービス部 6(1)〜6(n)……電話回線 10(1)〜10(n)……リレー接点 11(1)〜11(n)……リレーコイル 12(1)〜12(n)……リレードライバ 13(1)〜13(n)……単安定マルチバイブレータ 18……タイミング回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 1/00 H04M 1/64 - 1/65

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線との通話パスを断続するリレーを
    有した回線対応部と、通話パス接続時に音声応答用リソ
    ースを切換えるリソース切換スイッチを有した音声応答
    サービス部と、これら回線対応部と音声応答サービス部
    とを制御する中央処理装置とを備えた電話回線接続リレ
    ーの制御回路であって、 前記中央処理装置からの接続/切断情報を格納するリレ
    ー制御メモリと、 このリレー制御メモリから一定周期のタイミングで接続
    /切断情報の読出しを行うタイミング回路と、 このタイミング回路で読出された接続/切断情報が接続
    情報の場合に、パルス幅が前記タイミング回路のタイミ
    ング周期よりも大きいリレー駆動信号を発生して電話回
    線との通話パスを形成するように前記回線対応部のリレ
    ーを制御する単安定マルチバイブレータとを有すること
    を特徴とする電話回線接続リレーの制御回路。
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