JP2811653B2 - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
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- JP2811653B2 JP2811653B2 JP5285863A JP28586393A JP2811653B2 JP 2811653 B2 JP2811653 B2 JP 2811653B2 JP 5285863 A JP5285863 A JP 5285863A JP 28586393 A JP28586393 A JP 28586393A JP 2811653 B2 JP2811653 B2 JP 2811653B2
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- ringing
- current
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- vertical
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/72—Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
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-
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ラスタリンギングを大
幅に減少させることができ良好な再生画像の得られる偏
向ヨークに関する。
幅に減少させることができ良好な再生画像の得られる偏
向ヨークに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、画質劣化の原因となるラスタ
リンギングの発生を防止する偏向ヨークが提案されてい
る。代表例として、特開昭６１−１０４５４４号と特開
昭６２−２８１２４２号との偏向ヨークについて簡単に
説明する。
リンギングの発生を防止する偏向ヨークが提案されてい
る。代表例として、特開昭６１−１０４５４４号と特開
昭６２−２８１２４２号との偏向ヨークについて簡単に
説明する。
【０００３】特開昭６１−１０４５４４号では、ラスタ
リンギングの発生原因を次のように説明している。図６
に水平偏向コイルの等価回路を示すが、水平偏向コイル
１の上コイル１ａと下コイル１ｂとの分布容量（不平衡
容量）ΔＣ，ΔＣ′に、水平偏向電流（水平パルス）に
より電荷が充電される。その結果、コイル１ａ，１ｂに
電流Ｉ１，Ｉ２とＩ１′，Ｉ２′が流れ、この不平衡容
量ΔＣ，ΔＣ′の充放電によりリンギング磁界が振動
し、ラスタリンギングが生じる。
リンギングの発生原因を次のように説明している。図６
に水平偏向コイルの等価回路を示すが、水平偏向コイル
１の上コイル１ａと下コイル１ｂとの分布容量（不平衡
容量）ΔＣ，ΔＣ′に、水平偏向電流（水平パルス）に
より電荷が充電される。その結果、コイル１ａ，１ｂに
電流Ｉ１，Ｉ２とＩ１′，Ｉ２′が流れ、この不平衡容
量ΔＣ，ΔＣ′の充放電によりリンギング磁界が振動
し、ラスタリンギングが生じる。
【０００４】そこで、図７に示すように、水平偏向コイ
ル１０の上コイル１０ａと下コイル１０ｂとに中間タッ
プ１０ｃ，１０ｄを設け、不平衡容量ΔＣと等価な容量
Ｃｘのコンデンサ１１と、不平衡容量ΔＣ′と等価な容
量Ｃｘ′のコンデンサ１２とを接続する。これによっ
て、コイル１０ａ，１０ｂにおける分布容量が全体にわ
たって平衡となるので、ラスタリンギングが減少される
としている。
ル１０の上コイル１０ａと下コイル１０ｂとに中間タッ
プ１０ｃ，１０ｄを設け、不平衡容量ΔＣと等価な容量
Ｃｘのコンデンサ１１と、不平衡容量ΔＣ′と等価な容
量Ｃｘ′のコンデンサ１２とを接続する。これによっ
て、コイル１０ａ，１０ｂにおける分布容量が全体にわ
たって平衡となるので、ラスタリンギングが減少される
としている。
【０００５】特開昭６２−２８１２４２号では、ラスタ
リンギングの発生原因を次のように説明している。水平
偏向電流の周波数が高い場合、水平偏向コイルから垂直
偏向コイルへのクロストークが生じる。このクロストー
クによって垂直偏向コイルに誘起された電圧が、垂直偏
向コイルの分布容量に充電される。分布容量が充放電す
る結果、振動電流が流れリンギング磁界が形成され、ラ
スタリンギングが生じる。
リンギングの発生原因を次のように説明している。水平
偏向電流の周波数が高い場合、水平偏向コイルから垂直
偏向コイルへのクロストークが生じる。このクロストー
クによって垂直偏向コイルに誘起された電圧が、垂直偏
向コイルの分布容量に充電される。分布容量が充放電す
る結果、振動電流が流れリンギング磁界が形成され、ラ
スタリンギングが生じる。
【０００６】そこで、水平偏向コイルと垂直偏向コイル
との間に静電シールドを設けると共に、垂直偏向コイル
に直列に、水平偏向コイルに供給される水平偏向信号の
成分の信号を遮断する素子を設け、ラスタリンギングを
減少するようにしている。
との間に静電シールドを設けると共に、垂直偏向コイル
に直列に、水平偏向コイルに供給される水平偏向信号の
成分の信号を遮断する素子を設け、ラスタリンギングを
減少するようにしている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
はまだ十分にラスタリンギングを減少させることができ
なかった。この発明は、ラスタリンギングを従来に比べ
て大幅に減少させることができ、良好な画質の得られる
偏向ヨークを提供することを目的としている。
はまだ十分にラスタリンギングを減少させることができ
なかった。この発明は、ラスタリンギングを従来に比べ
て大幅に減少させることができ、良好な画質の得られる
偏向ヨークを提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、水平偏向コイルと垂直偏向コイル
とを備えた偏向ヨークにおいて、前記垂直偏向コイルに
１個以上の中間タップを設け、前記中間タップとシャー
シグランドとの間に、前記垂直偏向コイルに垂直偏向動
作のために流す電流の最高周波数成分よりも高い周波数
成分の電流を通過させる素子を設けたことを特徴とする
偏向ヨークを提供するものである。
するために本発明は、水平偏向コイルと垂直偏向コイル
とを備えた偏向ヨークにおいて、前記垂直偏向コイルに
１個以上の中間タップを設け、前記中間タップとシャー
シグランドとの間に、前記垂直偏向コイルに垂直偏向動
作のために流す電流の最高周波数成分よりも高い周波数
成分の電流を通過させる素子を設けたことを特徴とする
偏向ヨークを提供するものである。
【０００９】
【実施例】本発明者は、ラスタリンギングが上記従来の
方法を用いても十分に減少しないのは、ラスタリンギン
グの発生原因が他の点にあるのではないのかと考え、そ
の原因の究明を鋭意進めた。その結果、ラスタリンギン
グ発生原因の大きな要素の一つとして次に説明する点を
見出した。
方法を用いても十分に減少しないのは、ラスタリンギン
グの発生原因が他の点にあるのではないのかと考え、そ
の原因の究明を鋭意進めた。その結果、ラスタリンギン
グ発生原因の大きな要素の一つとして次に説明する点を
見出した。
【００１０】図２は水平偏向コイルのインピーダンス特
性を示す図、図３はラスタリンギング発生を説明するた
めの偏向ヨークのモデル図である。
性を示す図、図３はラスタリンギング発生を説明するた
めの偏向ヨークのモデル図である。
【００１１】水平偏向コイル２１のインピーダンス特性
を調べた結果、概略図２に示すようなものであった。図
２からわかるように、このコイル２１はインダクタンス
とコイル内の分布容量Ｃ３（１５〜３０ｐＦと推定され
る）とで自己共振点（インピーダンス特性の山の部分で
第１次の共振点は１．５ＭＨｚ付近）を持ち、その共振
周波数がリンギング周波数と深く関係していることを見
出した。そして、水平偏向コイルの自己共振点に蓄えら
れていたエネルギーが水平、垂直コイル間の静電容量Ｃ
４（１００ｐＦ程度）を通して垂直偏向コイル２２に流
れ、リンギング磁界が形成されことが、ラスタリンギン
グ発生原因の大きな要素であることをつきとめた。
を調べた結果、概略図２に示すようなものであった。図
２からわかるように、このコイル２１はインダクタンス
とコイル内の分布容量Ｃ３（１５〜３０ｐＦと推定され
る）とで自己共振点（インピーダンス特性の山の部分で
第１次の共振点は１．５ＭＨｚ付近）を持ち、その共振
周波数がリンギング周波数と深く関係していることを見
出した。そして、水平偏向コイルの自己共振点に蓄えら
れていたエネルギーが水平、垂直コイル間の静電容量Ｃ
４（１００ｐＦ程度）を通して垂直偏向コイル２２に流
れ、リンギング磁界が形成されことが、ラスタリンギン
グ発生原因の大きな要素であることをつきとめた。
【００１２】これについて、より詳しく説明すると、Ｃ
ＲＴへの画像再生時、帰線期間から表示期間に移行する
際に、偏向ヨーク内部では急激な電流の変化が起こる。
これに伴って、水平偏向コイル２１に蓄えられていたエ
ネルギーが放電し、図３に示すように、水平、垂直コイ
ル間の静電容量Ｃ４を通して垂直偏向コイル２２に電流
（これがリンギング電流となる）が流れる。そして、水
平偏向コイル２１→静電容量Ｃ４→垂直偏向コイル２２
内部→偏向ヨークの端子２６ａ，２６ｂ→垂直ドライブ
回路２４→垂直ドライブ回路２４のシャーシグランド→
水平ドライブ回路２３のシャーシグランド→水平ドライ
ブ回路２３→偏向ヨークの端子２５ｂ→電流発生源であ
る水平偏向コイル２１に戻ってくる電流パスが形成され
る。
ＲＴへの画像再生時、帰線期間から表示期間に移行する
際に、偏向ヨーク内部では急激な電流の変化が起こる。
これに伴って、水平偏向コイル２１に蓄えられていたエ
ネルギーが放電し、図３に示すように、水平、垂直コイ
ル間の静電容量Ｃ４を通して垂直偏向コイル２２に電流
（これがリンギング電流となる）が流れる。そして、水
平偏向コイル２１→静電容量Ｃ４→垂直偏向コイル２２
内部→偏向ヨークの端子２６ａ，２６ｂ→垂直ドライブ
回路２４→垂直ドライブ回路２４のシャーシグランド→
水平ドライブ回路２３のシャーシグランド→水平ドライ
ブ回路２３→偏向ヨークの端子２５ｂ→電流発生源であ
る水平偏向コイル２１に戻ってくる電流パスが形成され
る。
【００１３】リンギング電流がこの電流パスに従って垂
直偏向コイル２２内部を通過することによってリンギン
グ磁界が形成され、水平偏向コイル２１の自己共振点付
近の周波数成分が画面に現れラスタリンギングが発生す
る。
直偏向コイル２２内部を通過することによってリンギン
グ磁界が形成され、水平偏向コイル２１の自己共振点付
近の周波数成分が画面に現れラスタリンギングが発生す
る。
【００１４】そこで、本発明者は、上記リンギング電流
（この電流の周波数成分はコイル２１の自己共振点付近
の周波数成分）を、垂直偏向コイルを通さずに直接水平
偏向コイル側に戻せば、ラスタリンギングの発生を効果
的に防止できるということを考え出した。
（この電流の周波数成分はコイル２１の自己共振点付近
の周波数成分）を、垂直偏向コイルを通さずに直接水平
偏向コイル側に戻せば、ラスタリンギングの発生を効果
的に防止できるということを考え出した。
【００１５】本発明の第１実施例を図１に示す。第１実
施例は、垂直偏向コイル２２に中間タップ３１を設け、
中間タップ３１を、リンギング電流のみを通過させるハ
イパスフィルタ（ＨＰＦ）３２を介してシャーシグラン
ドに接続したものである。
施例は、垂直偏向コイル２２に中間タップ３１を設け、
中間タップ３１を、リンギング電流のみを通過させるハ
イパスフィルタ（ＨＰＦ）３２を介してシャーシグラン
ドに接続したものである。
【００１６】これによって、図１に示すように、垂直偏
向コイル２２内部を通過しないリンギング電流の電流パ
スが形成される。その電流パスは、水平偏向コイル２１
→静電容量Ｃ４→中間タップ３１→ＨＰＦ３２→シャー
シグランド→水平ドライブ回路２３のシャーシグランド
→水平ドライブ回路２３→偏向ヨークの端子２５ｂ→電
流発生源である水平偏向コイル２１に戻ってくる電流パ
スである。（電流パスは電流発生源に戻るよう形成され
るので、ＨＰＦ３２のシャーシグランド→垂直ドライブ
回路２４のシャーシグランド→垂直ドライブ回路２４→
偏向ヨークの端子２６ａ→垂直偏向コイル２２内部とい
うようには形成されない。）
向コイル２２内部を通過しないリンギング電流の電流パ
スが形成される。その電流パスは、水平偏向コイル２１
→静電容量Ｃ４→中間タップ３１→ＨＰＦ３２→シャー
シグランド→水平ドライブ回路２３のシャーシグランド
→水平ドライブ回路２３→偏向ヨークの端子２５ｂ→電
流発生源である水平偏向コイル２１に戻ってくる電流パ
スである。（電流パスは電流発生源に戻るよう形成され
るので、ＨＰＦ３２のシャーシグランド→垂直ドライブ
回路２４のシャーシグランド→垂直ドライブ回路２４→
偏向ヨークの端子２６ａ→垂直偏向コイル２２内部とい
うようには形成されない。）
【００１７】垂直偏向コイル２２に流れる垂直偏向電流
（垂直偏向動作のために流す電流）は、６０Ｈｚ程度の
のこぎり波であり、垂直偏向電流に含まれる最高周波数
成分は１〜２ｋＨｚ程度である。これに対して、リンギ
ング電流の周波数成分は水平偏向コイル２１の自己共振
点付近の周波数成分であり、１ＭＨｚ以上である。この
ように、リンギング電流の周波数成分は垂直偏向電流に
比べて十分に高いので、リンギング電流のみを通過させ
るＨＰＦ３２は、抵抗とコンデンサ等で容易に構成でき
る。
（垂直偏向動作のために流す電流）は、６０Ｈｚ程度の
のこぎり波であり、垂直偏向電流に含まれる最高周波数
成分は１〜２ｋＨｚ程度である。これに対して、リンギ
ング電流の周波数成分は水平偏向コイル２１の自己共振
点付近の周波数成分であり、１ＭＨｚ以上である。この
ように、リンギング電流の周波数成分は垂直偏向電流に
比べて十分に高いので、リンギング電流のみを通過させ
るＨＰＦ３２は、抵抗とコンデンサ等で容易に構成でき
る。
【００１８】以上のことより、この偏向ヨークは、垂直
偏向動作には影響を与えずに、ラスタリンギングを大幅
に減少させることができる。
偏向動作には影響を与えずに、ラスタリンギングを大幅
に減少させることができる。
【００１９】なお、中間タップ３１とシャーシグランド
との間に設ける素子は、垂直偏向電流を通過させずにリ
ンギング電流のみを通過させる素子であればよく、ＨＰ
Ｆの他にも、図４に示すような簡単な構成のバンドパス
フィルタ等でもよい。
との間に設ける素子は、垂直偏向電流を通過させずにリ
ンギング電流のみを通過させる素子であればよく、ＨＰ
Ｆの他にも、図４に示すような簡単な構成のバンドパス
フィルタ等でもよい。
【００２０】また、中間タップを垂直偏向コイル２２に
複数個設け、各々の中間タップとシャーシグランドとの
間にリンギング電流のみを通過させる素子を接続し、よ
りリンギング電流をグランド側ににがす効果を高めても
よい。
複数個設け、各々の中間タップとシャーシグランドとの
間にリンギング電流のみを通過させる素子を接続し、よ
りリンギング電流をグランド側ににがす効果を高めても
よい。
【００２１】ここで、偏向ヨークは一般的には電流ドラ
イブであるので、偏向ヨーク自体にはシャーシグランド
という端子はない。よって、第１実施例のように、ＨＰ
Ｆ３２の一端をシャーシグランドに接続するためには、
偏向ヨークから新たにシャーシグランド用の引き出し線
を設けるか、シャーシグランド端子を設ける必要があ
り、これはコストアップにつながる場合があった。
イブであるので、偏向ヨーク自体にはシャーシグランド
という端子はない。よって、第１実施例のように、ＨＰ
Ｆ３２の一端をシャーシグランドに接続するためには、
偏向ヨークから新たにシャーシグランド用の引き出し線
を設けるか、シャーシグランド端子を設ける必要があ
り、これはコストアップにつながる場合があった。
【００２２】このようなコストアップを避けるための実
施例（第２実施例）を図５に示す。第２実施例はＨＰＦ
３２の一端をシャーシグランドに直接接続するのではな
く、ＨＰＦ３２の一端を垂直偏向コイル２２のコールド
側端子２６ｂに接続したものである。
施例（第２実施例）を図５に示す。第２実施例はＨＰＦ
３２の一端をシャーシグランドに直接接続するのではな
く、ＨＰＦ３２の一端を垂直偏向コイル２２のコールド
側端子２６ｂに接続したものである。
【００２３】垂直ドライブ回路２４は、１ＭＨｚ以上と
いう周波数の高いリンギング電流に対してはシャーシグ
ランドと等価な扱いができる。よって、第２実施例にお
いても、図５に示すように、垂直偏向コイル２２内部を
通過しないリンギング電流の電流パスが形成され、第１
実施例と同様な効果が得られる。
いう周波数の高いリンギング電流に対してはシャーシグ
ランドと等価な扱いができる。よって、第２実施例にお
いても、図５に示すように、垂直偏向コイル２２内部を
通過しないリンギング電流の電流パスが形成され、第１
実施例と同様な効果が得られる。
【００２４】なお、ＨＰＦ３２の一端を垂直偏向コイル
２２のコールド側端子２６ｂではなくホット側端子２６
ａに接続してもよいことは当然である。また、第２実施
例においても、中間タップを複数個設け、各々の中間タ
ップにリンギング電流のみを通過させる素子を接続し、
よりリンギング防止効果を高めてもよい。
２２のコールド側端子２６ｂではなくホット側端子２６
ａに接続してもよいことは当然である。また、第２実施
例においても、中間タップを複数個設け、各々の中間タ
ップにリンギング電流のみを通過させる素子を接続し、
よりリンギング防止効果を高めてもよい。
【００２５】
【発明の効果】以上の通り、本発明の偏向ヨークは、水
平偏向コイルから水平、垂直コイル間の静電容量を介し
て垂直偏向コイル２２に流れこもうとするリンギング電
流を、垂直偏向コイル２２に流すことなく水平偏向コイ
ル側に戻すことができるので、ラスタリンギングを大幅
に減少させることができ、画質の劣化を防止できる。
平偏向コイルから水平、垂直コイル間の静電容量を介し
て垂直偏向コイル２２に流れこもうとするリンギング電
流を、垂直偏向コイル２２に流すことなく水平偏向コイ
ル側に戻すことができるので、ラスタリンギングを大幅
に減少させることができ、画質の劣化を防止できる。
【００２６】また、この偏向ヨークは、リンギング電流
のみを通過させる素子によりリンギング電流を水平偏向
コイル側に戻しているので、垂直偏向動作に悪影響を与
えずに、ラスタリンギングを大幅に減少させることがで
きる。
のみを通過させる素子によりリンギング電流を水平偏向
コイル側に戻しているので、垂直偏向動作に悪影響を与
えずに、ラスタリンギングを大幅に減少させることがで
きる。
【００２７】さらに、リンギング電流のみを通過させる
素子を垂直偏向コイルのコールド側端子またはホット側
端子に接続する偏向ヨークは、シャーシグランドに接続
するための新たな外部への引き出し線や、シャーシグラ
ンド端子を設ける必要がないので、より低コストで実現
できる。
素子を垂直偏向コイルのコールド側端子またはホット側
端子に接続する偏向ヨークは、シャーシグランドに接続
するための新たな外部への引き出し線や、シャーシグラ
ンド端子を設ける必要がないので、より低コストで実現
できる。
【図１】第１実施例を示す図である。
【図２】水平偏向コイルのインピーダンス特性を示す図
である。
である。
【図３】ラスタリンギングの発生原因を説明するための
図である。
図である。
【図４】バンドパスフィルタを示す図である。
【図５】第２実施例を示す図である。
【図６】従来例を説明するために図である。
【図７】従来例を説明するために図である。
２１ 水平偏向コイル ２２ 垂直偏向コイル ２３ 水平ドライブ回路 ２４ 垂直ドライブ回路 ２５ａ，２５ｂ 水平偏向コイル側の端子 ２６ａ 垂直偏向コイルのホット側端子 ２６ｂ 垂直偏向コイルのコールド側端子 ３１ 中間タップ ３２ ハイパスフィルタ（ＨＰＦ） Ｃ３ 分布容量 Ｃ４ 静電容量
Claims (2)
- 【請求項１】水平偏向コイルと垂直偏向コイルとを備え
た偏向ヨークにおいて、 前記垂直偏向コイルに１個以上の中間タップを設け、 前記中間タップとシャーシグランドとの間に、前記垂直
偏向コイルに垂直偏向動作のために流す電流の最高周波
数成分よりも高い周波数成分の電流を通過させる素子を
設けたことを特徴とする偏向ヨーク。 - 【請求項２】水平偏向コイルと垂直偏向コイルとを備え
た偏向ヨークにおいて、 前記垂直偏向コイルに１個以上の中間タップを設け、 前記中間タップと、前記垂直偏向コイルのコールド端子
またはホット端子との間に、前記垂直偏向コイルに垂直
偏向動作のために流す電流の最高周波数成分よりも高い
周波数成分の電流を通過させる素子を設けたことを特徴
とする偏向ヨーク。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5285863A JP2811653B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 偏向ヨーク |
| TW085202934U TW310876U (en) | 1993-10-20 | 1994-10-12 | Ringing free deflection yoke |
| US08/325,707 US5568020A (en) | 1993-10-20 | 1994-10-19 | Ringing free deflection yoke |
| KR1019940026792A KR0151218B1 (ko) | 1993-10-20 | 1994-10-20 | 편향 요우크 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5285863A JP2811653B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 偏向ヨーク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07122204A JPH07122204A (ja) | 1995-05-12 |
| JP2811653B2 true JP2811653B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=17697025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5285863A Expired - Fee Related JP2811653B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 偏向ヨーク |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5568020A (ja) |
| JP (1) | JP2811653B2 (ja) |
| KR (1) | KR0151218B1 (ja) |
| TW (1) | TW310876U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR0164579B1 (en) * | 1995-11-07 | 1999-03-20 | Samsung Electronics Co Ltd | Semi-wide tv |
| US10195967B2 (en) | 2012-05-29 | 2019-02-05 | Carfoldio LTD. | Apparatus for adapting a seatbelt for a child |
| KR101626285B1 (ko) | 2012-05-29 | 2016-06-01 | 카폴디오 리미티드 | 어린이용 시트 벨트를 적용하기 위한 장치 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4232253A (en) * | 1977-12-23 | 1980-11-04 | International Business Machines Corporation | Distortion correction in electromagnetic deflection yokes |
| JPH0687405B2 (ja) * | 1986-05-29 | 1994-11-02 | ソニー株式会社 | 偏向ヨ−ク |
| JPH083979B2 (ja) * | 1986-06-13 | 1996-01-17 | 松下電子工業株式会社 | 偏向ヨ−ク |
| JPH0760646B2 (ja) * | 1987-08-17 | 1995-06-28 | 三菱電機株式会社 | 偏向ヨ−ク |
| JPH0339969U (ja) * | 1989-08-30 | 1991-04-17 |
-
1993
- 1993-10-20 JP JP5285863A patent/JP2811653B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-10-12 TW TW085202934U patent/TW310876U/zh unknown
- 1994-10-19 US US08/325,707 patent/US5568020A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-20 KR KR1019940026792A patent/KR0151218B1/ko not_active IP Right Cessation
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