JP2811552B2 - 紙送りベルト - Google Patents

紙送りベルト

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JP2811552B2
JP2811552B2 JP7323899A JP32389995A JP2811552B2 JP 2811552 B2 JP2811552 B2 JP 2811552B2 JP 7323899 A JP7323899 A JP 7323899A JP 32389995 A JP32389995 A JP 32389995A JP 2811552 B2 JP2811552 B2 JP 2811552B2
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昭光 佐藤
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  • Belt Conveyors (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やファク
シミリなどにおいて原稿をコンタクトガラスなどの読み
取り面に自動的に搬送するための原稿自動送り装置(ド
キュメントフィーダ)に使用される、紙送りベルトに関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙送りベルトは、一般的に、ゴ
ム単体又はポリエステル繊維やナイロン繊維などの撚糸
で織り込んだ心体帆布の表面にポリウレタンカバー等を
コーティングあるいは積層した構造からなっており、特
に帯電防止の処理は施されていなかった。
【0003】近年、帯電防止を図った紙送りベルトが実
用化されているが、この紙送りベルトは、前記カバー層
に、有機合成物からなる帯電防止剤を混合あるいは練り
込んだものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿自
動送り装置における紙送り速度は年々高速化されてきて
おり、上記した従来の紙送りベルトでは、次のような不
都合が生じている。
【0005】ベルトの走行時にベルトを駆動するプーリ
に対しベルトの裏面が接触・離間の繰り返しあるいはス
リップが起こることによって静電気が発生し、特に低温
・低湿度の状態では帯電圧が著しく高く(室温18℃、
湿度50%で、ベルト走行速度330mm/秒のときに
走行帯電圧;500〜1000V)なるので、原稿が紙
送りベルトに貼り付くことがある。このため、コンタク
トガラス上の所定位置に原稿を送り込めなかったり、画
像読み取り後に原稿を排出できなかったりしていた。ま
た上記のカバー層に帯電防止剤を混合したベルトにおい
ても、走行速度が速くなると、静電気が発生する。この
発生した静電気は構造的に逃げにくいので、帯電防止剤
が混合されていない従来のベルトと同様に帯電圧が高く
なって、原稿がベルトに貼り付くおそれがある。
【0006】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、ベルト走行時の静電気の発生を抑えて原稿がベルト
に貼り付くことがない紙送りベルトを提供することを課
題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めにこの発明の紙送りベルトは、ポリエステル繊維に炭
素粒子を蒸着してなる炭素蒸着繊維を一部に含む撚糸か
らなる経糸を、ポリエステル繊維の撚糸からなる緯糸と
ともに織り込んで構成した心体帆布上にポリウレタンカ
バーを積層してなる、主として原稿自動送り装置に使用
される紙送りベルトであって、前記炭素蒸着繊維を一部
に含む経糸がプーリに接触するように前記心体帆布を裏
面にして複数のプーリ間に巻掛けている。
【0008】上記紙送りベルトによれば、ベルト走行時
に静電気が発生してもその静電気はベルト中の心体帆布
中の炭素蒸着繊維を通し、原稿自動送り装置などの機体
へ流れて空気中に放電される。この結果、紙送りベルト
には電圧がほとんど帯電されず、したがって紙(原稿)
がベルトに貼り付くことがない。炭素蒸着繊維は金属繊
維に比べて耐摩耗性および屈曲性に優れているから、長
期にわたりベルト走行時の帯電防止作用を発揮するとと
もに、磁界を乱すことがないため、電子制御機器を組み
込んだ装置に好適である。 紙はポリウレタンカバーに接
して搬送されるため、心体帆布に比べて摩擦係数の高い
ポリウレタンカバー面により確実に搬送され、また原稿
の汚れ等が付着しても簡単に拭き取ることができる。
【0009】請求項2記載のように、前記炭素蒸着繊維
を撚り込んだ撚糸を、前記紙送りベルトの走行方向に沿
って連続しかつ前記心体帆布の幅方向において等間隔に
織り込むことが望ましい。
【0010】紙送りベルトは通常、二つのプーリ間に巻
掛けられた状態でプーリの回転により走行するから、そ
の走行方向に配置されている複数本の導電性繊維を撚り
込んだ撚糸がプーリに接触してベルトが走行(回転)す
るので、ベルトの走行時に発生する静電気はプーリを介
して機体に流れて放電される。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の紙送りベルトの
実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】図1は本実施例にかかる紙送りベルトを原
稿自動搬送装置のプーリ間に巻掛けた状態を概略的に示
す斜視図、図2は図1の紙送りベルトの一部を拡大して
示す側方縦断面図である。
【0017】図1に示すように、無端状の紙送りベルト
1は、所定距離をあけて平行に配置された一対のプーリ
2・3間に巻掛けられ、駆動プーリ2の回転により紙送
りベルト1が反時計方向に走行回転する。紙送りベルト
1の上面側に原稿(紙)Aの載置部が設けられ、この載
置部上の原稿Aが紙送りベルト1の走行回転により、下
面側のコンタクトガラス4上の所定位置に送られ、紙送
りベルト1の回転が停止する。そして、原稿A面が読み
取られたのち、紙送りベルト1が回転を開始して原稿A
がコンタクトガラス4上から排出される。
【0018】さて、本発明にかかる紙送りベルト1は、
次のような特徴ある構成を備えている。すなわち、図2
に示すように、紙送りベルト1は心体帆布11上にポリ
ウレタンカバー12を積層した二層構造からなる。心体
帆布11は、炭素蒸着繊維を撚り込んだ撚糸を経糸11
に使用して緯糸11bとともに織り込んでいる。具体
的には、本例では、40本のポリエステル繊維のうち1
本を炭素蒸着繊維(ポリエステル繊維に炭素粒子を凝
(蒸)着した繊維)とし、これらの繊維を撚り合わせた
炭素蒸着繊維入り撚糸、および炭素蒸着繊維を含まない
ポリエステル繊維からなる撚糸を経糸11aとして使用
する。また、全てをポリエステル繊維とした撚糸を緯糸
11bとして使用する。そして、炭素蒸着繊維入り経糸
1aは4本に1本の割合で使用し、それらを織り込むこ
とによって心体帆布11を構成している。
【0019】こうして織り込んだ心体帆布11上に、ポ
リウレタンカバー12を積層(ラミネート)して二層構
造にし、心体帆布11を裏面にしてプーリ2・3間に巻
掛けている。
【0020】上記のようにして本実施例の紙送りベルト
1が構成されるが、この紙送りベルト1を従来の一般的
な紙送りベルトと比較したところ、次のような効果上の
差異が生じた。 ○ベルト周長;1045mm,ベルト幅;300mm,ベルト厚;0.55mm ○室温;20℃,湿度;55%,表面電気抵抗は100V×60秒 本実施例の紙送りベルト 従来の紙送りベルト 走行帯電圧 10〜30V 500〜1000V 表面電気抵抗 2.8×109Ω/cm 7.6×109Ω/cm 原稿の貼り付き 紙送り速度を変更(400mm/秒〜1500mm/秒)した場合 貼り付き無し 貼り付き有り 上記の結果から認められるように、本例の紙送りベルト
1は帯電防止効果が高く、紙送り速度を1500mm/秒程度
まで上げても、原稿Aが紙送りベルト1に付着すること
がない。これは、紙送りベルト1の裏面の心体帆布11
の走行方向に沿って配置されている炭素蒸着繊維入り経
11aがプーリ2・3に常に接触した状態で、紙送り
ベルト1が走行するため、静電気が発生しても、導電性
に優れたベルト1中の多数の炭素蒸着繊維を介してプー
リ2・3に流れ、そこから機体を通じて放電し、ベルト
1の帯電圧が上がらないからである。
【0021】上記に本発明の紙送りベルトの一実施例を
示したが、本発明は下記のように実施することができ
る。
【0022】a) 導電性繊維としての炭素蒸着繊維に代
えて、例えばナイロン繊維に硫化銅を蒸着した金属繊維
を使用できる。
【0023】b) 撚糸中に撚り込む導電性繊維の割合
は、30本に1本あるいは50本に1本でもよく、また
30〜50本に2〜3本でもよい。
【0024】c) 導電性繊維入り撚糸の経糸の織り込み
割合は、2〜12本に1本でもよく、また帯電防止効果
を高めるために、全ての経糸11aを帯電性繊維入り撚
糸にすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の紙送りベルトには、次のような優れた効果があ
る。
【0026】(1) ベルト走行時に静電気が発生してもそ
の静電気はベルト中の心体帆布中の炭素蒸着繊維を通し
て原稿自動送り装置などの機体へ流れ空気中に放電され
るので、紙送りベルトには電圧がほとんど帯電されず、
原稿がベルトに貼り付くことがない。また、炭素蒸着繊
維が金属繊維に比べて耐摩耗性および屈曲性に優れてい
るから、長期にわたりベルト走行時の帯電防止効果が発
揮される。さらに、原稿が表面の心体帆布に比べて摩擦
係数の高いポリウレタンカバーに接して確実に搬送され
る。
【0027】(2) 請求項2記載のベルトでは、その走行
方向に配置されている複数本の導電性繊維入り撚糸がプ
ーリに接触してベルトが走行するので、ベルトの走行時
に発生する静電気はプーリを介して機体に流れて確実に
放電される。
【0028】
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる紙送りベルトを原稿自
動搬送装置のプーリ間に巻掛けた状態を概略的に示す斜
視図である。
【図2】図1の紙送りベルトの一部を拡大して示す側方
縦断面図である。
【符号の説明】
1 紙送りベルト 2・3 プーリ 11 心体帆布11a経糸 11b緯糸 12 ポリウレタンカバー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル繊維に炭素粒子を蒸着して
    なる炭素蒸着繊維を一部に含む撚糸からなる経糸を、ポ
    リエステル繊維の撚糸からなる緯糸とともに織り込んで
    構成した心体帆布上にポリウレタンカバーを積層してな
    稿自動送り装置に使用される紙送りベルトであっ
    て、 前記炭素蒸着繊維を一部に含む経糸がプーリに接触する
    ように前記心体帆布を裏面にして複数のプーリ間に巻掛
    けたことを特徴とする紙送りベルト。
  2. 【請求項2】 前記炭素蒸着繊維を撚り込んだ撚糸を、
    前記紙送りベルトの走行方向に沿って連続しかつ前記心
    体帆布の幅方向において等間隔に織り込む請求項1記載
    の紙送りベルト。
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