JP2811017B2 - ワイヤレス伝送制御システム用ワイヤレス受信器 - Google Patents

ワイヤレス伝送制御システム用ワイヤレス受信器

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JP2811017B2 JP486590A JP486590A JP2811017B2 JP 2811017 B2 JP2811017 B2 JP 2811017B2 JP 486590 A JP486590 A JP 486590A JP 486590 A JP486590 A JP 486590A JP 2811017 B2 JP2811017 B2 JP 2811017B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ワイヤレス送信制御システムにおいて使用
されるワイヤレス受信器の改良に係り、更に詳しくは、
ワイヤレス受信器の登録モード時において受信感度を低
下させるようにしたことに特徴を有したものに関する。
[従来の技術] 近時、電波信号などのワイヤレス信号を用いて住居な
どの防犯、防災のための監視を行うワイヤレスセキュリ
ティーシステムやレストランなどで客がウエートレスな
どを呼ぶためのワイヤレスサービスコールシステムある
いは住戸の入口などに設けられた呼出ボタンの操作に応
じて室内に設けられたチャイムを鳴動させるワイヤレス
チャイムなどが開発され使用されている。
このようなワイヤレスシステムでは、一台のワイヤレ
ス受信器で複数台のワイヤレス発信器から出力されるワ
イヤレス信号を受信して、ワイヤレス発信器側で操作さ
れた操作スイッチに対応した制御を行わせるようになっ
ている。
ところで、このようなワイヤレスシステムが隣接して
設置された場合には、各々のシステムのワイヤレス発信
器から出力されるワイヤレス信号が隣接したシステムの
ワイヤレス受信器で受信されて誤動作を生じるので、こ
のような誤動作を防止するために、各々のワイヤレス発
信器毎に異なったIDコードを設定し、このIDコードをワ
イヤレス受信器側に予め登録しておくことによって、ワ
イヤレス受信器側では登録されたIDコードの付されたワ
イヤレス信号を受信した場合に限って必要な制御処理を
行うようにされている。
第3図は、このようなワイヤレスシステムにおいて使
用されるワイヤレス受信器100の内部構成をブロック図
で示したもので、図において、101はワイヤレス発信器
(不図示)から出力されアンテナANTで受信された電波
信号によるワイヤレス信号を受けてIDコード、制御デー
タなどの送信データを復調するフロントエンド部、104
はワイヤレス発信器のIDコードを少なくとも登録するた
めのシステムデータ登録手段、103はモード切換スイッ
チ103aの操作に応じて通常の制御動作を行う制御モード
とワイヤレス発信器のIDコードを登録する登録モードと
を切り換えるための動作モード切換手段、102はワイヤ
レス発信器側から送信されフロントエンド/デコーダ部
101で復調された送信データに付されたIDコードがシス
テムデータ登録手段104に登録されているかどうかを判
別するIDコード一致判別手段、105はIDコード一致判別
手段102においてIDコードの登録が判別されたときに限
って、制御データを受けて制御を行おうとする制御対象
に必要な制御処理を行うデータ判別/処理手段を示して
いる。尚、103bは動作モード切換手段103によって切り
換えられている動作モードを表示するためのモード表示
灯である。
このような構成のワイヤレスシステムでは、まず、ワ
イヤレス受信器100のモード切換スイッチ103aを操作し
て登録モードに切り換え設定し、そのシステムで使用す
る全てのワイヤレス発信器から順次ワイヤレス信号を出
力させる。ワイヤレス受信器100側ではワイヤレス発信
器から送信されたワイヤレス信号をフロントエンド部10
1で受信、復調してIDコードをシステムデータ登録手段1
04に順次登録する。そして、全てのワイヤレス発信器の
IDコードの登録が完了すれば、ワイヤレス受信器100の
モード切換スイッチ103aを操作して制御モードに切り換
える。この制御モードでは、いずれかのワイヤレス発信
器からワイヤレス信号が出力されると、フロントエンド
部101で受信、復調し、IDコード一致判別手段102におい
て、復調されたIDコードがシステムデータ登録手段104
に既に登録済みであるか判別し、登録されている場合に
限って同時に伝送された制御データをIDコード一致判別
手段102からデータ判別/処理手段105に出力する。そし
て、データ判別/処理手段105では制御データを判別し
て制御対象に必要な制御を行うようになっている。
従って、このようなシステムでは、予め登録済みのワ
イヤレス発信器から送信された制御データのみをワイヤ
レス受信器側で処理するようにされているので、別のワ
イヤレスシステムが隣接して設置されている場合であっ
ても誤動作を生じることが防止される。
ところが、このようなワイヤレスシステムを設置して
ワイヤレス発信器の登録を行っている最中に、隣接した
ワイヤレスシステムのワイヤレス発信器からワイヤレス
信号が飛来すると、そのワイヤレス発信器のIDコードが
システムデータ登録手段104に登録されてしまうことに
なり、一旦登録が行われてしまうと本来制御の対象とさ
れない隣接システムのワイヤレス発信器に対して制御動
作を行うことになるために、隣接システムによる誤動作
の防止のために設けられたIDコードが逆に誤動作の要因
になっていた。
[発明が解決しようとする課題] 上記事情に鑑みて提案される本発明は、ワイヤレス受
信器が登録モードに切り換え設定されている期間は強制
的に受信感度を低下させ、直近のワイヤレス発信器から
送信されたワイヤレス信号に含まれたIDコードのみを登
録させる一方、隣接したシステムのワイヤレス発信器か
ら送信されたワイヤレス信号に含まれたIDコードが登録
されないようにすることによって、誤動作を防止し信頼
性を向上させたワイヤレス受信器を提供することを目的
としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために提案される本発明のワイヤ
レス受信器は、ワイヤレス送信器から送信された無線信
号を受信する受信アンテナと、該受信アンテナで受信さ
れた上記無線信号を復調して、IDコードの付された送信
データを取り出すフロントエンド/デコーダ部と、該フ
ロントエンド/デコーダ部で復調された送信データのう
ちワイヤレス送信器に予め割当てて設定された上記IDコ
ードを少なくとも登録するようにしたシステムデータ登
録手段と、ワイヤレス送信器からの無線信号に付された
IDコードを上記システムデータ登録手段に登録する登録
モードと、通常の制御を行う制御モードとを切り換える
ためのモード切換スイッチを有した動作モード切換手段
と、上記受信アンテナで受信された無線信号を減衰させ
るアッテネータ回路を有し、上記モード切換スイッチに
よって制御モードに切換設定されているときには、上記
受信アンテナで受信された無線信号をそのまま上記フロ
ントエンド/デコーダ部へ出力する一方、上記モード切
換スイッチによって登録モードに切換設定されていると
きには、上記受信アンテナで受信された無線信号を上記
アッテネータ回路を介して減衰させて上記フロントエン
ド/デコーダ部へ出力するアッテネータ制御部と、上記
モード切換スイッチが制御モードに切換設定されたとき
には、上記ワイヤレス送信器から送信された送信データ
を受信する毎に、上記フロントエンド/デコーダ部より
取出された送信データに含まれたIDコードと、上記シス
テムデータ登録手段に既に登録されたIDコードとを比較
参照して、その一致を判別するIDコード一致判別手段
と、上記IDコード一致判別手段によって登録の確認され
たIDコードを含んだ送信データを解読して、対応した制
御対象に制御信号を出力するデータ判別/処理手段とを
備えた構成とされている。
[作用] 本発明のワイヤレス受信器では、動作モード切換手段
のモード切換スイッチを操作して登録モードに切り換え
設定されている期間は、ワイヤレス発信器から出力され
たワイヤレス信号はアッテネータ制御部のアッテネータ
回路によって減衰されるので、ワイヤレス受信器の直近
からワイヤレス信号を送信した場合には、電界強度が高
いのでIDコードが復調されてシステムデータ登録手段に
順次登録される。しかし、ワイヤレス受信器から離れた
場所からワイヤレス信号を送信した場合には、電界強度
が低いのでIDコードが復調されないため、登録は行われ
ない。このため、隣接したシステムから飛来するワイヤ
レス信号が誤って登録されることが防止される。
[実施例] 以下に、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明のワイヤレス受信器1の内部構成を
ブロック図をもって示したもので、このワイヤレス受信
器1では、受信アンテナANTとフロントエンド/デコー
ダ部101との間に、動作モード切換手段103によって制御
されるアッテネータ制御部10を設けた点が第3図に示し
た従来のワイヤレス受信器100と異なっており、他の部
分は同一構成であるので同一の番号を付して説明を省略
している。
このアッテネータ制御部10は、受信アンテナANTで受
信されたワイヤレス信号を所定のレベルだけ減衰させる
アッテネータ回路10aと、動作モード切換手段103によっ
て制御モードに切り換え設定されているときには、アッ
テネータ回路10aをバイパスする一方、動作モード切換
手段103によって登録モードに切り換え設定されている
期間には、アッテネータ回路10aのバイパスを解除する
バイパススイッチ10bを備えた構成とされている。
このような構成のワイヤレス受信器1では、モード切
換スイッチ103aを操作して登録モードに切り換え設定さ
れている期間は、動作モード切換手段103によってアッ
テネータ制御部10のバイパススイッチ10bが開成され
る。従って、ワイヤレス発信器(不図示)から送信され
受信アンテナANTで受信されたワイヤレス信号はアッテ
ネータ回路10aで所定のレベルだけ減衰してフロントエ
ンド/デコーダ部101に加えられる。そして、フロント
エンド/デコーダ部101では減衰されたワイヤレス信号
を受けてIDコード、制御データなどの送信データを復調
し、復調したIDコードをIDコード一致判別手段102を介
してシステムデータ登録手段104に順次登録する。
つまり、登録モード時は、ワイヤレス受信器1の直近
で送信されたワイヤレス発信器からのワイヤレス信号は
電界強度が高く、アッテネータ回路10aで減衰を受けて
もフロントエンド/デコーダ部101で送信データを復調
するために必要な信号レベルを充分に有するのでIDコー
ドの登録が可能であるが、例えば、隣接したシステムの
ワイヤレス発信器から飛来したワイヤレス信号は電界強
度が低く、アッテネータ回路10aで減衰を受けるとフロ
ントエンド/デコーダ部101で送信データを復調するた
めに必要な最低レベルに達しないためにIDコードの登録
が行われない。
このようにして、全てのワイヤレス発信器の登録が完
了してからモード切換スイッチ103aを操作して制御モー
ドに切り換えると、動作モード切換手段103によってア
ッテネータ回路10のバイパススイッチ10bが閉成され、
受信アンテナANTで受信されたワイヤレス信号はそのま
まフロントエンド/デコーダ部101に伝送される。従っ
て、この状態では、IDコードの登録を行ったワイヤレス
発信器や隣接したワイヤレスシステムのワイヤレス発信
器から送信されるワイヤレス信号が受信されるが、IDコ
ード一致判別手段102においてシステムデータ登録手段1
04に登録済みのIDコードが判別された場合に限って、そ
のワイヤレス信号の制御データをデータ判別/処理手段
105に伝送して制御を行おうとする機器(不図示)に必
要な制御を行うので、他のシステムのワイヤレス発信器
から送信されるワイヤレス信号によって誤動作が発生す
ることが防止される。
第2図は、上述したワイヤレス受信器1と組み合わせ
て構成するワイヤレス伝送制御システムにおいて使用さ
れるワイヤレス発信器2の内部構成例を示したもので、
各部の信号処理を行うCPU20には、制御操作別に設けら
れた操作スイッチSW1〜SW3、CPU20から出力される送信
データを受けて送信アンテナANTからワイヤレス信号を
送信するワイヤレス送信部21、送信動作中に点灯表示を
行う送信表示灯23、CPU20の動作基準クロックを発生す
るセラミック振動子24が接続されている。また、CPU20
から導出された複数ビットの導電ライン(本実施例では
20ビット)の信号レベルを導電チップ22aを選択的に接
続することによって各ワイヤレス発信器2毎に異なった
IDコードを設定するためのIDコード設定部22を備えてい
る。
第2A図は、このワイヤレス発信器2のいずれかの操作
スイッチSW1〜SW3が操作されたときにCPU20からワイヤ
レス送信部21に出力される送信データの1フレームのフ
ォーマットを示したもので、例えば、操作スイッチSW1
を操作するとCPU20に操作信号が出力され、CPU20ではこ
の操作信号を受けて送信開始信号Tpを出力し、続いてID
コード設定部22で設定されたIDコードに従ってH19〜H0
の20ビットのIDコード信号を順次出力する。続いて、操
作された操作スイッチSW1に対応した制御データをD2〜D
0の3ビットで出力し、最後に送信した信号のパリティ
ーチェックビットPを送信するようにされている。この
ように、IDコード設定部22でワイヤレス送信器2毎に異
なったIDコードが設定されており、送信信号にこのIDコ
ードが付されて出力されるので、ワイヤレス受信器1側
では、このIDコードの登録されたワイヤレス信号を受信
した場合に限って制御処理を行うことが可能である。
尚、上述したIDコード設定部22は導電チップ22aを選
択的に接続することによってIDコードの設定を行う構成
としているが、このような構成に限られず、例えば、CP
U20から導出された複数の導電ライン上に各々ジャンパ
ー線を予め設けておき、これらのジャンパー線を選択的
に切除して導電ラインの電位を設定するような構成や、
あるいは、CPU20から導出された複数の導電ラインを選
択的に切断して導電ラインの電位を設定する構成とする
ことも可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、ワイヤレス受信器が登録モードに設
定されている期間は自動的に受信感度を低下させるの
で、直近から送信されたワイヤレス発信器のIDコードの
みが登録される。このため、登録中に隣接したワイヤレ
スシステムから飛来するワイヤレス信号のIDコードを誤
って登録することが未然に防止され、信頼性を向上させ
たワイヤレス受信器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1に記載したワイヤレス受信器の内部構
成図、第2図は請求項1に記載したワイヤレス伝送制御
システムに使用されるワイヤレス発信器の内部構成図、
第2A図はそのワイヤレス発信器から出力されるワイヤレ
ス信号の1フレームのフォーマットの説明図、第3図は
従来のワイヤレス受信器の内部構成図である。 [符号の説明] 1……ワイヤレス受信器 10……アッテネータ制御部 10a……アッテネータ回路 101……フロントエンド/デコーダ部 102……IDコード一致判別手段 103……動作モード切換手段 103a……モード切換スイッチ 104……システムデータ登録手段 105……データ判別/処理手段 ANT……受信アンテナ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のワイヤレス送信器から出力されるID
    コードの付された無線信号を受信して各々のIDコードを
    登録し、登録されたIDコードを有したワイヤレス送信器
    からの無線信号のみを信号処理するようにしたワイヤレ
    ス送信制御システムにおいて使用されるワイヤレス受信
    器であって、 上記ワイヤレス送信器から送信された無線信号を受信す
    る受信アンテナと、 該受信アンテナで受信された上記無線信号を復調して、
    IDコードの付された送信データを取り出すフロントエン
    ド/デコーダ部と、 該フロントエンド/デコーダ部で復調された送信データ
    のうちワイヤレス送信器に予め割当てて設定された上記
    IDコードを少なくとも登録するようにしたシステムデー
    タ登録手段と、 上記送信器からの無線信号に付されたIDコードを上記シ
    ステムデータ登録手段に登録する登録モードと、通常の
    制御を行う制御モードとを切り換えるためのモード切換
    スイッチを有した動作モード切換手段と、 上記受信アンテナで受信された無線信号を減衰させるア
    ッテネータ回路を有し、上記モード切換スイッチによっ
    て制御モードに切換設定されているときには、上記受信
    アンテナで受信された無線信号をそのまま上記フロント
    エンド/デコーダ部へ出力する一方、上記モード切換ス
    イッチによって登録モードに切換設定されているときに
    は、上記受信アンテナで受信された無線信号を上記アッ
    テネータ回路を介して減衰させて上記フロントエンド/
    デコーダ部へ出力するアッテネータ制御部と、 上記モード切換スイッチが制御モードに切換設定された
    ときには、上記ワイヤレス送信器から送信された送信デ
    ータを受信する毎に、上記フロントエンド/デコーダ部
    より取出された送信データに含まれたIDコードと、上記
    システムデータ登録手段に既に登録されたIDコードとを
    比較参照して、その一致を判別するIDコード一致判別手
    段と、 上記IDコード一致判別手段によって登録の確認されたID
    コードを含んだ送信データを解読して、対応した制御対
    象に制御信号を出力するデータ判別/処理手段とを備え
    たことを特徴とするワイヤレス伝送制御システム用ワイ
    ヤレス受信器。
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