JP2810163B2 - 帯鋸盤に対する帯鋸刃装着装置 - Google Patents

帯鋸盤に対する帯鋸刃装着装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば竪型帯鋸盤のごとき帯鋸盤に対して帯
鋸刃を装着する帯鋸刃装着装置に関する。
(従来の技術) 従来、帯鋸盤の一例として竪型帯鋸盤においては、竪
型帯鋸盤の鋸刃ハウジングに帯鋸刃を交換して取付ける
ことは手動的に行っていた。また、鋸刃ハウジングの付
近には複数の帯鋸刃を収納し、帯鋸盤に対して帯鋸刃を
装着するための帯鋸波装着装置はなかった。
(発明が解決しようとする課題) 従来は帯鋸刃の取付け交換を手動的に行っているため
に、帯鋸刃の取付け交換が厄介であるという問題があっ
た。鋸刃ハウジングの付近に帯鋸刃を収納することがで
きなかったために、帯鋸刃の取付け交換に必要以上に時
間がかかるという問題があった。
(課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、帯鋸盤
における鋸刃ハウジングに支持された駆動ホイール及び
従動ホイールに対して帯鋸刃を巻回する帯鋸刃装着装置
において、回転自在に設けた鋸刃マガジンの周面に配置
されたエンドレス状の帯鋸刃の複数箇所を保持する複数
のハンド部を備えた鋸刃ハンドを前記鋸刃マガジン内に
設け、この鋸刃ハンドを、帯鋸刃を保持した状態のまま
前記鋸刃ハウジングに対して接近離反する方向へ移動可
能に構成してある。
(実施例) 以下、本発明に係る実施例について図面に基づいて説
明する。
第1図、第2図、第3図を参照するに、帯鋸盤の一例
としての竪型帯鋸盤1は、ワークWを支持するためのワ
ークテーブル3と、逆コの字状の鋸刃ハウジング5等を
備えている。
上記ワークテーブル3については、左右方向(第1図
において左右方向、第2図において紙面に向って表裏方
向)へ延伸したテーブルベース7が設けてあり、このテ
ーブルベース7には左右方向へ亘って多数の回転自在の
ローラ9が適宜間隔に設けてある。上記多数のローラ9
に支持されたワークWを左右方向へ移動させるために、
テーブルベース7の前側(第1図において下側、第2図
において右側)には左右方向へ延伸した複数ガイド部材
11が設けてあると共に、上記ガイド部材11にはワークW
を保持するためのワーク保持部材13を備えた移動体1が
左右方向へ移動自在に設けてある。
上記鋸刃ハウジング5について説明すると、テーブル
ベース7の後部側には前後方向へ延伸したガイドレール
15が設けてあり、このガイドール15には鋸刃ハウジング
5が前後方向へ移動自在に設けてある。上記鋸刃ハウジ
ング5内には駆動モータ(図示省略)に連動連結した駆
動ホイール17、従動ホイール19が回転自在に支持されて
おり、駆動ホイール17、従動ホイール19にはエンドレス
状の帯鋸刃21が巻回してある。上記帯鋸刃21のテンショ
ンをかけたり、暖めたりするために、従動ホイール19は
公知の手段によってわずかな量だけ上下動できるように
なっている。
また、駆動ホイール17、従動ホイール19に帯鋸刃21が
容易に巻回させるために、鋸刃ハウジング5内には第3
図に示すように鋸刃ガイド23が設けてあると共に、駆
動、従動ホイール17,19には面取が大きく施してある。
切断領域にある帯鋸刃21の刃先を前側に向かせたり、
左側に向かせたりするために、鋸刃ハウジング5には一
対の鋸刃インサート25a,25bが回動自在に設けてあり、
上記鋸刃インサート25a,25bはクランプ解除の状態と、
半クランプの状態(切断領域の帯鋸刃21が比較的撓まな
いで、帯鋸刃21の適切な走行を保つことのできる状態)
に適宜に切換えることができるものである。なお、上記
鋸刃インサート25aは上下方向に対して固定であり、鋸
刃インサート25bは上下方向へ位置調節自在である。
上記構成により、多数のローラ9により支持されたワ
ークWを、ワーク保持部材13により保持した後に、ワー
Wを前後方向へ切断するときには、半クランプ状態の鋸
刃インサート25a,15bを回動させて刃先を前側に向かせ
ておく。そして、駆動モータを適宜に操作して駆動ホイ
ール17、従動ホイール19を回転させて、帯鋸刃21を走行
させると共に、鋸刃ハウジング5を前方向へ移動させ
る。これによって、ワークWに対して前後方向に所望の
切断加工を行うことができるものである。
また、ワークWを左右方向へ切断するときには、半ク
ランプ状態の鋸刃インサート25a,25bを回動させないで
刃先を左側に向かせておく。そして、帯鋸刃21を走行さ
せると共に、移動体14を介してワーク保持部材13に保持
されたワークWを右方向へ移動させる。これによって、
ワークWに対して左右方向に所望の切断加工を施すこと
ができるものである。
複数の帯鋸刃21を収納すると共に所定の帯鋸刃21の交
換取付けを行うために、鋸刃ハウジング5の付近には複
数の鋸刃を収納して帯鋸盤に対して着脱交換可能の帯鋸
刃装着装置27が配置してある。
上記帯鋸刃装着装置27の詳細については、鋸刃ハウジ
ング5の付近には周面に複数の保持部29を備えた鋸刃マ
ガジン31が支柱33を介して回転自在に設けてある。な
お、上記鋸刃マガジン31は駆動モータ(図示省略)を介
して回転するものであり、また鋸刃マガジン31は例えば
4角柱からなるものであり、5角柱、6角柱であっても
差し支えないものである。
上記各保持部29にはエンドレス状の帯鋸刃21を保持す
るための鋸刃保持装置35が設けてある。より詳細には、
各保持部29の上部と下部には一対の鋸刃保持装置35が上
下に対向して設けてある。そして、鋸刃保持装置35は、
例えば第4図(a)に示すように固定クランパー37と流
体圧シリンダ39の作用より移動自在な移動クランパー41
とからなるものであり、又は第4図(b)に示すように
電磁マグネット43を備えた保持部材45からなるものであ
り、更には第4図(c)に示すように第1ガイド47と、
第1ガイド47に接近する方向へスプリング49等で付勢さ
れた第2ガイド51からなるものである。
また、帯鋸刃21を前記鋸刃ハウジング5の駆動ホイー
ル17、従動ホイール19に交換して取付けるために、各保
持部29には帯鋸刃21の複数箇所を保持する複数のハンド
部53を備えた鋸刃ハンド55が水平方向へ移動可能、すな
わち前記鋸刃ハウジング5に対して接近離反する方向へ
移動可能に設けてある。
より詳細には、鋸刃マガジン31内には支持部材57が設
けてあり、この支持部材57には鋸刃ハンド55の一部を構
成するガイド部59が移動自在に設けてある。鋸刃ハンド
55を水平方向へ移動させるために、支持部材57には流体
圧シリンダ61が設けてあり、この流体圧シリンダ61から
水平方向へ突出自在のピストンロッド63が、鋸刃ハンド
55の適宜位置に連結してある。なお、上記ハンド部53
は、帯鋸刃21を保持するために第4図(a)、又は第4
図(b)のような構成しているものであり、ハンド部53
の数は図中に示されたものに限定されるものではない。
前述の構成に基づいて本実施例に作用について説明す
る。
鋸刃マガジン31の適数の保持部29に、エンドレス状の
帯鋸刃21を保持せしめる。すなわち、各保持部29に設け
た鋸刃保持装置35、鋸刃ハンド55に、エンドレス状の帯
鋸刃21を保持せしめる。これによって、鋸刃ハウジング
5の付近に適数の帯鋸刃21を保持せしめることができる
ものである。このとき、少なくとも1つの保持部29には
帯鋸刃21は保持されておらず、空にしてあるものであ
る。
次に、駆動モータを適宜に操作して鋸刃マガジン31を
回転させて、帯鋸刃21を保持していない状態で鋸刃ハン
ド55、鋸刃保持装置35を、鋸刃ハウジング5に対向させ
る。そして、流体圧シリンダ61を適宜に操作して鋸刃ハ
ンド55を鋸刃ハウジング5に接近する水平方向へ移動さ
せて駆動、従動ホイール17,19に巻回してある帯鋸刃21
を、鋸刃ハンド55の複数のハンド部53により保持すると
共に、従動ホイール19を駆動ホイール17に接近させて、
帯鋸刃21のテンションを緩める。
次に、鋸刃ハンド55により帯鋸刃21を保持した状態の
もとで、流体圧シリンダ61を適宜に操作して、鋸刃ハン
ド55を鋸刃ハウジング5から離反する水平方向へ移動さ
せる。なお、このとき鋸刃インサート25a,25bをクラン
プ解除の状態にしておく。したがって、駆動、従動ホイ
ール17,19に巻回してある帯鋸刃21の取外しを行うこと
ができるものである。
鋸刃マガジン31を回転させて、所定の帯鋸刃21を保持
した収納部29を鋸刃ハウジング5に対向させる。そし
て、鋸刃ハンド55で上記帯鋸刃21に保持して、鋸刃ハウ
ジング5に接近する水平方向へ移動させて、所定の帯鋸
刃21を駆動、従動ホイール17,19に巻回せしめる。な
お、このとき鋸刃インサート25a,25bはクランプ解除の
状態にある。
最後に、従動ホイール19を駆動ホイール17から離反さ
せて、所定の帯鋸刃21にテンションをかけると共に、鋸
刃ハンド55と帯鋸刃21の保持状態を解除した後に、鋸刃
ハンド55を鋸刃ハウジング5から離反する水平方向へ移
動させ元の位置に復帰する。
本実施例によれば、鋸刃マガジン31の各収納部29に帯
鋸刃21を保持するための鋸刃ハンド55を流体圧シリンダ
61を介して水平方向へ移動自在に設けたことにより、帯
鋸刃21の取付け交換を機械的に行うことができ、帯鋸刃
21の取付け交換が厄介であるという問題点は解除するも
のである。
また、鋸刃ハウジング5の付近に複数の保持部29を備
えた鋸刃マガジン31を設けているために、帯鋸刃21の取
付け交換を短時間で行うことができるものである。
なお、本発明は前述の実施例の説明に限るものではな
く、適宜に変更を行うことにより、その他種々の耐用で
実施可能である。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明により理解されるように、
要するに本発明は、帯鋸盤における鋸刃ハウジングに支
持された駆動ホイール及び従動ホイールに対して帯鋸刃
を巻回する帯鋸刃装着装置において、回転自在に設けた
鋸刃マガジンの周面に配置されたエンドレス状の帯鋸刃
の複数箇所を保持する複数のハンド部を備えた鋸刃ハン
ドを前記鋸刃マガジン内に設け、この鋸刃ハンドを、帯
鋸刃を保持した状態のまま前記鋸刃ハウジングに対して
接近離反する方向へ移動可能に構成したものであるか
ら、帯鋸盤に対する帯鋸刃の交換を機械的に行うことが
でき、帯鋸刃の取付け交換が容易に行ない得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る実施例を説明するものであり、第1
図は帯鋸刃装着装置を備えた竪型帯鋸盤の平面図であ
る。第2図は竪型帯鋸盤の側面図である。第3図は第2
図における矢示部IIIに沿った図である。第4図
(a)、(b)、(c)は鋸刃保持装置の説明図であ
る。 1……竪帯鋸盤、5……鋸刃ハウジング、17……駆動ホ
イール 19……従動ホイール、21……帯鋸刃、27……帯鋸刃装着
装置 29……保持部、31……鋸刃マガジン、35……鋸刃保持装
置 53……ハンド部、55……鋸刃ハンド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯鋸盤における鋸刃ハウジングに支持され
    た駆動ホイール及び従動ホイールに対して帯鋸刃を巻回
    する帯鋸刃装着装置において、回転自在に設けた鋸刃マ
    ガジンの周面に配置されたエンドレス状の帯鋸刃の複数
    箇所を保持する複数のハンド部を備えた鋸刃ハンドを前
    記鋸刃マガジン内に設け、この鋸刃ハンドを、帯鋸刃を
    保持した状態のまま前記鋸刃ハウジングに対して接近離
    反する方向へ移動可能に構成したことを特徴とする帯鋸
    盤に対する帯鋸刃装着装置。
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