JP2809850B2 - エレベータのかご位置表示装置 - Google Patents

エレベータのかご位置表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はエレベータのかご位置表示装置に関する。
(従来の技術) 従来のかご位置表示装置について、第4図〜第8図を
参照して説明する。
建物内の重要な交通機関であるエレベータは事務所、
ホテル、マンションなどに数多く設置されている。
このエレベータの乗場(以下エレベータホールとい
う)は建物の玄関に相当するものと考えられ、エレベー
タの意匠が建物のイメージに合せて設計される場合も多
い。このようなエレベータホールにおいて、エレベータ
の利用客が注視するものとして、エレベータホールドア
とかご位置表示器の二つが代表的なものである。
そこで、エレベータドアはドア自体の色調、デザイン
に工夫を凝らしているものが多く見られ、一方、かご位
置表示器は階床を記入したランプを点灯して表示するも
のと英数字を表示するものの二種が大半を占めている。
しかし、古典的なイメージを表示するものとして指針
の動きによりかご位置を表示する昔からある表示器もホ
テル、デパートなどで使用されており、意匠的見地から
極めて有用である。
現在一般的に使用されている指針式の位置表示装置を
第4図、第5図により説明する。
建物上部に設置されるエレベータ機械室内にて、エレ
ベータかごを動かす巻上機1などの回転を減速して指針
式かご位置表示装置に設けられたテープ車2に伝え、各
階のかご位置表示器3とはテープ4で連結することによ
りエレベータかごの動きを指針5の動きに変換してい
る。テープ車2は各階の高さに応じて変換率を調整する
ための減速機を内蔵しており、エレベータかごの動きを
単に指針5に比例させているだけではなく、各階均等な
角度だけ指針5が動くように構成している。また階床文
字板で、かごの各階での位置を知ることができるように
している。
このような機械系による表示は信頼性などの面で優れ
たところがあるが、設置・調整の手間、経済性などに問
題があり、これを電気系により改善するものとして指針
5の駆動をモータにより行う方法のものが多く使用され
ている。以下これについて第6図〜第8図を参照して説
明する。
これは階床位置信号を針の角度信号に変換して処理す
るものであり前述の機械系による欠点も改善するもので
ある。
この方法は機械室内のエレベータ制御装置6から発生
するかご位置信号でモータ7を作動させ、減速機8を介
して指針5を駆動するものである。このため第5図に示
したテープ4による、全体をひとまとめに駆動する機械
的な方法とは異なり、駆動部が各表示装置毎に取付いて
制御することとなる。
更に、この方法を第7図のブロック図を参照して説明
する。
エレベータ制御装置6からのかご位置パルス9と運動
方向信号10は表示装置内でパルスモータ7を駆動する指
針駆動用パルス11に変換される。
ところが、指針を示す階床位置は図に示すように表示
板12上に各階が等間隔で並べられている。従って、各階
の高さによってパルス数の異なるかご位置パルス9を直
接指針駆動用パルス11として用いることができない。
このため各階のパルス変換用のテーブルをエレベータ
制御盤の制御回路が備え、制御CPUがかご位置パルス9
を指針駆動用パルス11に変換する。
例えば、1階→2階間ではかご位置パルスが5パルス
計数される毎に指針駆動用パルスを1パルス発生する。
5階→6階間ではかご位置パルスが3パルス計数される
毎に指針駆動用パルスを1パルス発生させるなど各階の
階高に応じた処理を行っている。
第7図は電気的なブロック図を示したものであり、か
ご位置パルス9を例えば60msecの一定周期t毎に区切っ
て取り込み、その間のかご位置パルス9を演算しかご位
置データ(16ビットデータ)に変換するカウンタ13、か
ご位置データを指針駆動用パルス11に変換するパルス調
整部14、指針駆動用パルス11により動作するパルスモー
タ7とその出力を調整する減速機8と指針5、表示板12
により構成されている。
かご位置パルス9は通常機械室内の巻上機に取付けら
れたロータリーエンコーダーの出力であり、かごの動き
をパルス発生器により知らせるものである。カウンタ13
は直列データであるエレベータかご位置パルス9を16ビ
ットのデイジタル量に変換し、エレベータの制御に用い
られる形としたものであり、このデータは1階→0100
H、2階→0350H、3階→05AOH等かご位置に応じたパル
ス値を示すことになる。
パルス調整部14は階によって階高が異なっていても、
指針5の方は等間隔で動くように変換テーブルを有し
て、エレベータかご位置データを指針駆動用パルス11に
変換している。
この動作フローチャートを第8図に示して説明する。
ステップS1ではカウンタ13から逐次出力される16ビッ
トのかご位置データをパルス調整部14が入力し、ステッ
プS2では、例えば60msecという一定周期t毎に現在走行
中のかごのかご位置を演算する。
ステップS3では、各階高に対応した比較データが予め
設定された変換テーブルから、現在かごが走行中の階間
の比較データを選択し、ステップS4では、ステップS2で
求めたかご位置から、現在走行中のかごの一定周期t中
の走行距離に対応したかご位置の変化量を演算する。
次に、ステップS5では、ステップS4で得られたかご位
置の変化量が前記比較データ値を越えたとき(YES)、
パルス調整部14は、その変化量を比較データ値で除して
得られた数の指針駆動用パルス11を生成し、パルスモー
タ7を駆動していた。
(発明が解決しようとする課題) 前述の構成により指針の動きをかごの動きと同期させ
ることができるが、かご位置パルスデータの制御CPUで
あるパルス調整部への取り込みが一定周期tの間隔で行
なわれるが、その間のかご位置の変化量の大きさに応じ
た数の指針駆動用パルスは、演算結果を受けて一度に連
続的に集中して出力され指針を駆動してしまうので、そ
の後空白時間が残り、その間指針の動きが停止してしま
うという欠点があった。
つまり、エレベータ制御装置から出力されたかご位置
パルスは一定周期t毎にしかパルス調整部へ入力されな
いため第8図のステップS4で演算されたかご位置データ
の変化量が大きいとき、パルス制御部からは、第3図
(a)に示すように、指針駆動用パルスが、各一定周期
tの区間に対応して、その初期の時点において連続的に
出力される。
従って、その指針駆動用パルスに駆動される指針は、
周期tに対応し、急な移動動作とその後の長い停止時間
とが繰り返される間欠的なぎこちない動きをするように
なる。
また指針のエレベータかご位置表示装置は建物の古典
的なイメージを強調するため彫刻などを施した鋳物など
で作られておりいエレベータ利用客が注目する装置の一
つであるため、指針の動作がぎこちないとエレベータ待
ち時間に心理的な悪影響を与える一因となる要素があ
る。
本発明は上記従来技術の欠点を解決するためになされ
たものであり、指針によりかご位置表示する装置におい
て指針駆動用パルス出力間隔を平均化することによって
指針の動きを滑らかになし、エレベータ利用客に不快感
を残さないかごの位置表示装置を提供することを目的と
する。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、かごの移動速度に対応して生成されたかご
位置パルスデータを一定周期の間隔で順次取り込み、演
算により前記かごの移動速度に対応した数の指針駆動用
パルスを出力し、その指針駆動用パルスによるモータ駆
動により、かご位置を指針によって表示するエレベータ
のかご位置表示装置において、前記指針駆動用パルスを
前記一定周期に対応した時間内で平均化された間隔で出
力し前記モータに供給する手段を備えたことを特徴とす
る。
(作用) 指針駆動用のパルス出力の間隔を平均化することによ
り指針の動きが滑かになる。
(実施例) 本発明を第1図〜第3図に示す実施例に基づいて説明
する。
第1図は本発明装置の電気的なブロック図を示したも
のであり、従来装置に比較してパルスモータを駆動する
ためのパルスの出力間隔を制御するパルス出力間隔調整
部15が追加されている。
本実施例の操作フローチャートを第2図に示す。図中
ステップS1〜S3の処理は従来装置の動作フローチャート
(第8図)と同様の処理である。ステップS1で入力した
かご位置データが変化した場合のみステップS1aを経て
ステップS2〜S3bまでの処理を行う。即ちエレベータ制
御装置から出力されカウンタ13で変換されたかご位置デ
ータを入力するまでに一定の周期t秒が存在するため
に、実際にかごが動いているのにも拘らずステップS1a
ではかご位置が変化していないと判断されることが生じ
てくるのである。またステップS3aでは一つの周期t内
で発生させる指針駆動用パルスの数を演算する。
以下、例えば1階→2階間をカゴが走行する場合につ
いて説明する。
このときステップS3より設定された比較データ値が5
つであり、今回入力したかご位置と前回入力したかご位
置との間のデータ変化量が12であった場合、近似的に 12÷5=2 ………(1) であるから2パルス発生させる必要がある。この(1)
式の演算をステップ3aで行わせる。
ステップS3bではステップS3aで演算したパルス発生数
の発生間隔を演算する。つまり、かご位置を入力演算す
る周期をt=60(ms)としたとき(1)式で求められた
パルス発生数2をどのぐらいの間隔で出力すれば指針の
動きが滑らかに行われるかをパルス出力間隔調整部15で
演算する。
ステップS5aではステップS3bで演算されたパルス発生
時間に達しているかどうかを判断し、もしパルス発生時
間に達していたならばステップS6にて指針駆動用パルス
11を発生させる。
第3図は指針駆動用パルス発生のタイミングチャート
である。第3図(a)は従来装置の場合を示し、第3図
(b)は本発明によるものであり、図示のように、駆動
用パルスの出力タイミングが一定周期t内で平均化して
位置するように演算され出力されるので、これにより駆
動される指針は滑らかな動きをする。
本発明は以上のような構成によるので、指針駆動用パ
ルス出力の間隔を制御して指針の動きをなめらかにする
ことができ、エレベータ利用客に不安感を与えない位置
表示装置を提供することができる。またエレベータのか
ご位置データの入力周期がいかなる場合でも指針を滑ら
かに駆動できることになる。
〔発明の効果〕
本発明により、一見古い装置の指針式のかご位置装置
が滑らかな動きを示し、意匠性と共に性能の信頼性をも
合わせ持つこととなり、エレベータの評価を上げること
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるかご位置表示装置のブロック図、
第2図は第1図のフローチャート図、第3図は指針駆動
用パルス発生のタイムチャート、第4図はエレベータホ
ール外観図、第5図は従来の機械式かご位置表示装置の
構成図、第6図は従来の電気式かご位置表示装置の構成
図、第7図は第6図のブロック図、第8図は第7図のフ
ローチャートである。 5……指針 9……かご位置パルス 11……指針駆動用パルス 14……パルス調整部 15……パルス出力間隔調整部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カゴの移動速度に対応して生成されたかご
    位置パルスデータを一定周期の間隔で順次取り込み、演
    算により前記かごの移動速度に対応した数の指針駆動用
    パルスを出力し、その指針駆動用パルスによるモータ駆
    動により、かご位置を指針によって表示するエレベータ
    のかご位置表示装置において、 前記指針駆動用パルスを前記一定周期に対応した時間内
    で平均化された間隔で出力し前記モータに供給する手段
    を備えたことを特徴とするエレベータのかご位置表示装
    置。
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