JP2809843B2 - 発熱装置 - Google Patents

発熱装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、暖房や乾燥などの熱源として利用する発熱
装置に関するものである。
従来の技術 従来の発熱装置には、金属線を筒状の耐熱物質の内部
に配設して構成したものがあった。この従来の発熱装置
の一例について図面を参照しながら説明する。
第3図に示すように、従来の発熱装置は、ニクロム線
やカンタル線などの金属線をコイル状に巻いた電気発熱
体4を石英管等の筒状セラミックス7内に配設したもの
であった。従って、加熱方向を矢印Aとした場合には、
加熱方向と反対側に遮光及び断熱をするために隔壁板8
等を設けていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成においては、筒状セラ
ミックスの表面温度は均一であるため、矢印A方向に加
熱するためには隔壁板8等を設けなければならず、複雑
な構成となっていた。また、断熱や蓄熱を行なって発熱
装置の加熱効果を上げるためには、この隔壁板8は厚み
がないために、その後方に断熱材や蓄熱材などの構成物
を設ける必要があり、さらに複雑な構成となっていた。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の発熱装置は、多
数の中空孔を有する耐熱物質よりなる支持体の一側面に
近接するように設けられた貫通孔発熱体を配置した構成
としている。
作用 このような構成により、加熱方向の反対側において
は、支持体の内部の多数の中空孔内に存在する空気層
が、支持体の側部に設けられた発熱体の熱を断熱及び蓄
熱するとともに、その支持体により遮光が行なわれるの
で、大げさな隔壁板や断熱材等を設けることなく、加熱
効果を上げることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について説明する。第1図は
第1の実施例における発熱装置の一部切欠斜視図であ
る。
図に示すように、円柱状の支持体1はセラミックス等
の耐熱物質で形成されたもので、多数の中空孔5を内蔵
している。これらの中空孔5は、気泡のようなもので支
持体内に無秩序に存在するものである。そして、この支
持体1の一軸方向に平行して、その一側部に近接して円
柱状に形成された貫通孔3には、ニクロム線やカンタル
線などの金属線をコイル状に巻いた電気発熱体4が配設
されている。
このように構成された発熱装置においては、通電によ
り電気発熱体4が発熱すると、その放射熱により支持体
1は加熱される。このとき、加熱方向を矢印Aとした場
合に、支持体1に設けた貫通孔3および電気発熱体4が
A方向の側部表面に近接しているので、その表面から放
射熱が得られ、暖房等に利用できる。そして、矢印Aの
反対方向においては、支持体1により遮光が行なわれる
とともに、多数の中空孔5内に存在する空気層によって
蓄熱及び断熱が行なわれる。従って、以上のような構成
においては、加熱方向と反対方向には、遮光板や断熱材
及び蓄熱材などの装備を軽減除去してこれらの効果を得
ることができる。
次に第2の実施例における発熱装置について説明す
る。第2図はこの第2の実施例における発熱装置の一部
切欠斜視図である。この発熱装置の支持体2は、両端部
がそれぞれ開口した互いに平行な柱状の中空孔6を格子
状に多数有するセラミックス、いわゆるハニカムセラミ
ックスにより形成されたものであり、断面が楕円の円柱
である。この支持体2にはその一側部に近接して、前記
第1の実施例と同様の貫通孔3を前記中空孔6と平行し
て複数形成し、その貫通孔3内にそれぞれ電気発熱体4
を配設している。このように構成された発熱装置におい
て、加熱方向を矢印Aとした場合に、電気発熱体4によ
りそのA方向の側部表面からは前記第1の実施例に比べ
広い面積にわたって放射熱を得ることができる。そし
て、Aの反対方向においては、支持体2によって遮光が
行なわれるとともに、多数の中空孔6いわゆるハニカム
コア内の空気層により蓄熱及び断熱が行なわれる。従っ
て、第1の実施例と同様に、加熱方向の反対方向におい
て、遮光板や断熱材及び蓄熱材などの装備を軽減除去し
てこれらの効果を得ることができる。
尚、これらの実施例においては支持体を円柱状に構成
したが、内部に多数の空気層が形成され得るならば変形
して構成してもよく、また、貫通孔の形状も発熱体が配
置できる放射熱が得られるならば同じく変形して構成し
てもよい。
発明の効果 以上のように、本発明によれば多数の中空孔を有する
耐熱物質よりなる支持体の一側部に近接して発熱体を配
設することにより、発熱体の近接する支持体の側部表面
からは放射熱が得られるとともに、その加熱方向と反対
方向においては、支持体により遮光され、さらに支持体
内に有する空気層により、断熱や蓄熱がされるので、大
げさな隔壁板や断熱材等の装備を軽減除去して発熱装置
を構成することができ、加熱効果を上げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の発熱装置の第1の実施例を示す一部切
欠斜視図、第2図は同発熱装置の第2の実施例を示す一
部切欠斜視図、第3図は従来の発熱装置の一部切欠斜視
図である。 1,2……支持体、3……貫通穴、4……電気発熱体、5,6
……中空孔、7……筒状セラミックス、8……隔壁板、
A……加熱方向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−158078(JP,A) 特開 昭63−121288(JP,A) 特開 平2−103886(JP,A) 特開 昭51−119529(JP,A) 特開 昭63−252379(JP,A) 実開 昭59−36196(JP,U) 実開 昭63−3096(JP,U) 実開 昭62−143199(JP,U) 実開 平1−75855(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 3/44 H05B 3/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の中空孔を有する耐熱性物質よりなる
    支持体の一側面に近接して設けられた貫通孔内に発熱体
    を配設したことを特徴とする発熱装置。
  2. 【請求項2】支持体を両端部がそれぞれ開口した互いに
    平行な柱状の中空孔を多数有する耐熱性物質で構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の発熱装置。
  3. 【請求項3】支持体をハニカム状セラミックスで構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の発熱装置。
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JP2015532770A (ja) * 2012-08-30 2015-11-12 クワンタム・テクノロジー・グループ・(シンガポール)・プライベート・リミテッド 電気発熱素子

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