JP2809836B2 - タービン制御装置 - Google Patents
タービン制御装置Info
- Publication number
- JP2809836B2 JP2809836B2 JP2202548A JP20254890A JP2809836B2 JP 2809836 B2 JP2809836 B2 JP 2809836B2 JP 2202548 A JP2202548 A JP 2202548A JP 20254890 A JP20254890 A JP 20254890A JP 2809836 B2 JP2809836 B2 JP 2809836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- turbine
- upsilon
- reactor
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Control Of Turbines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は原子力プラントのタービン制御装置に関する
ものである。
ものである。
(従来の技術) 原子力プラントにおけるタービン蒸気系統の一例を第
3図に示す。
3図に示す。
第3図において、原子炉1で発生した蒸気は、主蒸気
止め弁(以下MSVと呼ぶ)2および蒸気管加減弁(以下C
Vと呼ぶ)3を通ってタービン4に流入し、復水器5で
復水される。
止め弁(以下MSVと呼ぶ)2および蒸気管加減弁(以下C
Vと呼ぶ)3を通ってタービン4に流入し、復水器5で
復水される。
また、一部の蒸気はMSV2の手前からタービンバイパス
弁(以下BPVと呼ぶ)6を通ってタービン4をバイパス
し復水器5に流される。
弁(以下BPVと呼ぶ)6を通ってタービン4をバイパス
し復水器5に流される。
常時はMSV2を全開とし、CV3とBPV6の弁開度を調節し
てタービン速度およびタービン入口蒸気圧力の制御が行
なわれ、後者のタービン入口蒸気圧力制御のためにMSV2
の手前に圧力検出器7が設けられている。
てタービン速度およびタービン入口蒸気圧力の制御が行
なわれ、後者のタービン入口蒸気圧力制御のためにMSV2
の手前に圧力検出器7が設けられている。
なお、新型炉では、タービン入口蒸気圧力の代りに原
子炉ドーム圧力を検出し原子炉ドーム圧力の制御が行な
われる。
子炉ドーム圧力を検出し原子炉ドーム圧力の制御が行な
われる。
従来のタービン制御装置の機能ブロック図を第4図に
示す。
示す。
第3図において、圧力検出器7から出力される実圧力
υ6は、加算器13にて圧力設定器8から出力される圧力
設定値υ5との間で偏差演算され、圧力偏差信号υ7が
得られる。圧力偏差信号υ7は増幅器14で増幅され、圧
力制御信号υ8として出力される。低値選択器15にはこ
の圧力制御信号υ8とタービン回転数および出力を制御
する速度負荷制御信号υ1が入力され、両信号のうち値
の低いものをCV流量指令値υ9として出力する。
υ6は、加算器13にて圧力設定器8から出力される圧力
設定値υ5との間で偏差演算され、圧力偏差信号υ7が
得られる。圧力偏差信号υ7は増幅器14で増幅され、圧
力制御信号υ8として出力される。低値選択器15にはこ
の圧力制御信号υ8とタービン回転数および出力を制御
する速度負荷制御信号υ1が入力され、両信号のうち値
の低いものをCV流量指令値υ9として出力する。
加算器16では圧力制御指令υ8とCV流量指令υ9間の
偏差演算を行ない、両者の偏差(υ8−υ9)をBPV流
量指令υ10として出力する。
偏差演算を行ない、両者の偏差(υ8−υ9)をBPV流
量指令υ10として出力する。
CV3およびBPV6はそれぞれこのCV流量指令υ9、BPV流
量指令υ10に応じた開度に調整制御される。
量指令υ10に応じた開度に調整制御される。
なお、前述の圧力設定値υ5は次のような圧力設定器
8の動作により得られる。圧力設定器8は積分動作機能
を有し、圧力設定増操作器11の操作により接点10が導通
し、入力として正極性を持つ圧力設定増信号υ3が得ら
れると、出力である圧力設定値υ8を連続的に増方向に
変化させる。また、圧力設定減操作器12の操作により接
点9が導通し、入力として負極性を持つ圧力設定減信号
υ2が得られると、出力である圧力設定値υ8を連続的
に減方向に変化させる。圧力設定器8に信号入力がない
場合、出力の圧力設定値υ5は一定値に保持される。
8の動作により得られる。圧力設定器8は積分動作機能
を有し、圧力設定増操作器11の操作により接点10が導通
し、入力として正極性を持つ圧力設定増信号υ3が得ら
れると、出力である圧力設定値υ8を連続的に増方向に
変化させる。また、圧力設定減操作器12の操作により接
点9が導通し、入力として負極性を持つ圧力設定減信号
υ2が得られると、出力である圧力設定値υ8を連続的
に減方向に変化させる。圧力設定器8に信号入力がない
場合、出力の圧力設定値υ5は一定値に保持される。
原子炉1の起動時、すなわち原子炉定格圧力へ向けて
の原子炉圧力上昇時CV3は全閉であり、BPV6により原子
炉1から復水器5へ導かれる蒸気量を調節し、原子炉圧
力の制御を行なうが、この圧力制御は、前述のタービン
制御装置の場合、次のように行なわれる。
の原子炉圧力上昇時CV3は全閉であり、BPV6により原子
炉1から復水器5へ導かれる蒸気量を調節し、原子炉圧
力の制御を行なうが、この圧力制御は、前述のタービン
制御装置の場合、次のように行なわれる。
圧力設定器8の出力である圧力設定値υ5より実圧力
υ6が高い場合、その圧力偏差信号υ7に応じた正極性
(+x%)の圧力制御信号υ8が得られる。原子炉起動
時は、速度負荷制御指令υ1は0%に保持されており、
CV流量指令υ9としては、この場合+x%の圧力制御信
号υ8と、0%の速度制御信号υ1を比較し、より低い
値である0%の値が低値選択器15により出力される。ま
た、BPV流量指令υ10として圧力制御指令υ8とCV流量
指令υ9の偏差演算の結果として+x%の値が得られ、
BPV6を開方向に制御する。
υ6が高い場合、その圧力偏差信号υ7に応じた正極性
(+x%)の圧力制御信号υ8が得られる。原子炉起動
時は、速度負荷制御指令υ1は0%に保持されており、
CV流量指令υ9としては、この場合+x%の圧力制御信
号υ8と、0%の速度制御信号υ1を比較し、より低い
値である0%の値が低値選択器15により出力される。ま
た、BPV流量指令υ10として圧力制御指令υ8とCV流量
指令υ9の偏差演算の結果として+x%の値が得られ、
BPV6を開方向に制御する。
圧力設定器8の出力である圧力設定値υ5より実圧力
υ6が低い場合、その圧力偏差信号υ7に応じた負極性
(−y%)の圧力制御信号υ8が得られる。この場合CV
流量指令υ9としては、前述のように0%の値である速
度負荷制御指令υ1と−y%の圧力制御指令υ8を比較
し、より低い値である−y%が低値選択器15より出力さ
れる。BPV流量指令υ10を演算する加算器16へ入力され
るCV流量指令υ9は、0%の下限設定をもつ下限リミッ
タ17により、−y%から0%の値に制限された後入力さ
れ、加算器16では−y%の圧力制御番号υ8とこの0%
の値で偏差演算を行なった−y%をBPV流量指令υ10と
して出力する。なお、CV3およびBPV6ともに流量指令0
%以下で全閉であり、この場合、CV3およびBPV6ともに
全閉となる。
υ6が低い場合、その圧力偏差信号υ7に応じた負極性
(−y%)の圧力制御信号υ8が得られる。この場合CV
流量指令υ9としては、前述のように0%の値である速
度負荷制御指令υ1と−y%の圧力制御指令υ8を比較
し、より低い値である−y%が低値選択器15より出力さ
れる。BPV流量指令υ10を演算する加算器16へ入力され
るCV流量指令υ9は、0%の下限設定をもつ下限リミッ
タ17により、−y%から0%の値に制限された後入力さ
れ、加算器16では−y%の圧力制御番号υ8とこの0%
の値で偏差演算を行なった−y%をBPV流量指令υ10と
して出力する。なお、CV3およびBPV6ともに流量指令0
%以下で全閉であり、この場合、CV3およびBPV6ともに
全閉となる。
以上のように原子炉起動時は、常にCV3は全閉であ
り、圧力設定値υ5より実圧力υ6が高い場合、その偏
差に応じBPV6は開し、圧力設定値υ5より実圧力υ6が
低い場合、BPV6は全閉となる。
り、圧力設定値υ5より実圧力υ6が高い場合、その偏
差に応じBPV6は開し、圧力設定値υ5より実圧力υ6が
低い場合、BPV6は全閉となる。
(発明が解決しようとする課題) 原子炉起動時は第5図に示すようにある一定のパター
ンに基づき原子炉出力を増加させ、原子炉圧力を定格迄
上昇させる。この原子炉圧力上昇時は原子炉発生蒸気を
タービン4および復水器5に導く必要はなく、CV3およ
びBPV6が全閉となるような制御を行なう。
ンに基づき原子炉出力を増加させ、原子炉圧力を定格迄
上昇させる。この原子炉圧力上昇時は原子炉発生蒸気を
タービン4および復水器5に導く必要はなく、CV3およ
びBPV6が全閉となるような制御を行なう。
この場合、前述のとおり、0%の速度負荷制御指令υ
1によりCV3は全閉に保たれるが、BPV6については原子
炉圧力に応じ変動する実圧力υ6が圧力設定値υ5を上
回ると開動作する。このBPV6開動作を防ぐため第5図に
示すように圧力設定値υ5を実圧力υ6に合わせ増操作
する必要があり、従来の制御装置では手動により圧力設
定増操作器11の操作を行なうか、他の制御装置からの指
令に基づき圧力設定操作器11を操作する必要が有った。
1によりCV3は全閉に保たれるが、BPV6については原子
炉圧力に応じ変動する実圧力υ6が圧力設定値υ5を上
回ると開動作する。このBPV6開動作を防ぐため第5図に
示すように圧力設定値υ5を実圧力υ6に合わせ増操作
する必要があり、従来の制御装置では手動により圧力設
定増操作器11の操作を行なうか、他の制御装置からの指
令に基づき圧力設定操作器11を操作する必要が有った。
本発明は原子炉起動時の炉圧上昇の際に炉圧上昇にと
もなうBPV開動作を防ぐため、実圧力に対し圧力設定値
が若干高めの値に自動的に追従する機能を備えたタービ
ン制御装置を提供することを目的とする。
もなうBPV開動作を防ぐため、実圧力に対し圧力設定値
が若干高めの値に自動的に追従する機能を備えたタービ
ン制御装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明は、原子炉からター
ビンに導かれる蒸気の流量を調節する複数の上記加減弁
およびタービンをバイパスする蒸気の流量を調節するタ
ービンバイパス弁の双方の開度を制御してタービン入口
蒸気圧力または原子炉ドーム圧力を制御するタービン制
御装置において、タービン入口蒸気圧力または原子炉ド
ーム圧力を検出する回路と、検出した前記圧力信号に一
定値を加算するバイアス回路と、バイアス値加算後の信
号を目標値として圧力設定器の設定値を追従制御する回
路と、この圧力設定器設定値の自動追従回路を入切する
切換回路をタービン起動信号あるいはタービンバイパス
弁開信号により強制的に入操作不能とする回路とを備え
ることを特徴とする。
ビンに導かれる蒸気の流量を調節する複数の上記加減弁
およびタービンをバイパスする蒸気の流量を調節するタ
ービンバイパス弁の双方の開度を制御してタービン入口
蒸気圧力または原子炉ドーム圧力を制御するタービン制
御装置において、タービン入口蒸気圧力または原子炉ド
ーム圧力を検出する回路と、検出した前記圧力信号に一
定値を加算するバイアス回路と、バイアス値加算後の信
号を目標値として圧力設定器の設定値を追従制御する回
路と、この圧力設定器設定値の自動追従回路を入切する
切換回路をタービン起動信号あるいはタービンバイパス
弁開信号により強制的に入操作不能とする回路とを備え
ることを特徴とする。
(作用) 本発明は上記構成において、タービン入口蒸気圧力あ
るいは原子炉ドーム圧力が圧力設定値と等しくなるよう
に圧力制御を行なう場合に、圧力設定値と実圧力との偏
差を演算し、その偏差に対し第2図のようにバイアスを
加えて自動的に圧力設定値を実圧力よりも高めの値に持
って行く。これにより、原子炉起動時の炉圧上昇の際
も、運転員が圧力設定値を増操作する必要がなくなり、
操作上の負担を大きく軽減することができる。
るいは原子炉ドーム圧力が圧力設定値と等しくなるよう
に圧力制御を行なう場合に、圧力設定値と実圧力との偏
差を演算し、その偏差に対し第2図のようにバイアスを
加えて自動的に圧力設定値を実圧力よりも高めの値に持
って行く。これにより、原子炉起動時の炉圧上昇の際
も、運転員が圧力設定値を増操作する必要がなくなり、
操作上の負担を大きく軽減することができる。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図に示す。
なお、第1図中、第4図の参照符号と同一のものは同
一または相当部分を示す。
一または相当部分を示す。
第1図において、加算器18は実圧力υ6と圧力設定器
8の出力である圧力設定値υ5間の偏差(υ6−υ5)
を演算し、それに対しバイアスυ11を加え、圧力設定信
号υ12を出力する。加算器20では加算器18の出力である
圧力設定信号υ12と圧力設定操作信号υ4とを加算し加
算した結果を圧力設定器8へ出力する。接点19は追従モ
ード切換器21の操作により入切動作をし、圧力設定偏差
信号υ12の加算器20への入口を操作する。
8の出力である圧力設定値υ5間の偏差(υ6−υ5)
を演算し、それに対しバイアスυ11を加え、圧力設定信
号υ12を出力する。加算器20では加算器18の出力である
圧力設定信号υ12と圧力設定操作信号υ4とを加算し加
算した結果を圧力設定器8へ出力する。接点19は追従モ
ード切換器21の操作により入切動作をし、圧力設定偏差
信号υ12の加算器20への入口を操作する。
次に、上記構成による作用を説明する。
通常の運転時は追従モード切換器21により加算器20へ
の圧力設定偏差信号υ12の入力は断たれており、圧力設
定値υ5は圧力設定増操作器11あるいは圧力設定減操作
器12によってのみ操作される。
の圧力設定偏差信号υ12の入力は断たれており、圧力設
定値υ5は圧力設定増操作器11あるいは圧力設定減操作
器12によってのみ操作される。
原子炉起動時の炉圧上昇に際しては追従モード切換器
21による接点19の入操作により次のような圧力設定追従
動作が行なわれる。
21による接点19の入操作により次のような圧力設定追従
動作が行なわれる。
前述のように圧力設定器8は積分動作機能を持ち正極
性の信号入力に対しては出力を増、負極性の信号入力に
対しては出力を減、入力が0の場合出力を一定に保つ動
作が行なわれる。したがって、接点19の導通には実圧力
υ6にバイアスυ11を加えた値(υ6+υ11)より圧力
設定値υ5が低い場合、圧力設定偏差信号υ12は正極性
となり、圧力設定値υ5を増操作、圧力設定値υ5が高
い場合、圧力設定偏差信号υ12は負極性となり、圧力設
定値υ5の減操作を行なう。
性の信号入力に対しては出力を増、負極性の信号入力に
対しては出力を減、入力が0の場合出力を一定に保つ動
作が行なわれる。したがって、接点19の導通には実圧力
υ6にバイアスυ11を加えた値(υ6+υ11)より圧力
設定値υ5が低い場合、圧力設定偏差信号υ12は正極性
となり、圧力設定値υ5を増操作、圧力設定値υ5が高
い場合、圧力設定偏差信号υ12は負極性となり、圧力設
定値υ5の減操作を行なう。
このようにして、接点υ19導通時には常に圧力設定値
υ5は実圧力υ6よりバイアスυ11分高い値に追従制御
される。
υ5は実圧力υ6よりバイアスυ11分高い値に追従制御
される。
かくして、原子炉起動時の炉圧上昇の際にBPVが開す
ることのないよう圧力設定値を実圧力より高めに操作す
る制御を追従モード切換器の操作により自動的に行なう
ことが可能となる。
ることのないよう圧力設定値を実圧力より高めに操作す
る制御を追従モード切換器の操作により自動的に行なう
ことが可能となる。
なお、本発明は次の回路を付加すれば、より望ましい
結果を得ることができる。
結果を得ることができる。
第1図において圧力設定器8の出力である圧力設定値
υ5を実圧力υ6にバイアスυ11を加えた値に追従させ
る動作は、追従モード切換器21の操作により接点19が入
となることにより開始される。
υ5を実圧力υ6にバイアスυ11を加えた値に追従させ
る動作は、追従モード切換器21の操作により接点19が入
となることにより開始される。
この追従モード切換器21は通常手動により操作される
が、誤操作防止のため、追従禁止条件が成立した場合接
点19が導通しないよう入操作禁止回路を設ける。
が、誤操作防止のため、追従禁止条件が成立した場合接
点19が導通しないよう入操作禁止回路を設ける。
この追従禁止条件としては、タービン起動信号、ある
いはBPV6開信号等があげられる。
いはBPV6開信号等があげられる。
以上説明したように本発明によれば原子炉起動時の炉
圧上昇に際しBPVが開しないよう炉圧上昇に合わせ圧力
設定値を増加させる操作をタービン制御装置側で自動的
に行なう事が可能となり、運転員の操作上の負担を大き
く軽減することができる。
圧上昇に際しBPVが開しないよう炉圧上昇に合わせ圧力
設定値を増加させる操作をタービン制御装置側で自動的
に行なう事が可能となり、運転員の操作上の負担を大き
く軽減することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す機能ブロック図、第2
図は本発明に従う場合の炉圧上昇操作を示す図、第3図
はタービンの一般的な構成を示す系統図、第4図は従来
のタービン制御装置の機能ブロック図、第5図は従来の
タービン制御装置による炉圧上昇操作を示す図である。 3……蒸気加減弁、4……タービン 6……タービンバイパス弁 9,10,19……接点 13,16,18,20……加算器 15……低値選択器、17……下限リミッタ 21……追従モード切換器
図は本発明に従う場合の炉圧上昇操作を示す図、第3図
はタービンの一般的な構成を示す系統図、第4図は従来
のタービン制御装置の機能ブロック図、第5図は従来の
タービン制御装置による炉圧上昇操作を示す図である。 3……蒸気加減弁、4……タービン 6……タービンバイパス弁 9,10,19……接点 13,16,18,20……加算器 15……低値選択器、17……下限リミッタ 21……追従モード切換器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01D 19/00 G21D 3/00 G21D 3/04 F01K 9/04 F01K 13/02
Claims (1)
- 【請求項1】原子炉からタービンに導かれる蒸気の流量
を調節する複数の蒸気加減弁およびタービンをバイパス
する蒸気の流量を調節するタービンバイパス弁の双方の
開度を制御してタービン入口蒸気圧力または原子炉ドー
ム圧力を制御するタービン制御装置において、前記ター
ビン入口蒸気圧力または原子炉ドーム圧力を検出する回
路と、検出した前記圧力信号に一定値を加算するバイア
ス回路と、バイアス値加算後の信号を目標値として圧力
設定器の設定値を追従制御する回路と、この圧力設定器
設定値の自動追従回路を入切する切換回路をタービン起
動信号あるいはタービンバイパス弁開信号により強制的
に入操作不能とする回路とを有することを特徴とするタ
ービン制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2202548A JP2809836B2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | タービン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2202548A JP2809836B2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | タービン制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0491303A JPH0491303A (ja) | 1992-03-24 |
JP2809836B2 true JP2809836B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=16459327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2202548A Expired - Fee Related JP2809836B2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | タービン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2809836B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109488394A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-03-19 | 哈尔滨汽轮机厂有限责任公司 | 百万核电汽轮机控制系统机堆协调的控制方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5254803A (en) * | 1975-10-31 | 1977-05-04 | Hitachi Ltd | Initial pressure controlling device for of turbine |
JPS60228710A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-14 | Toshiba Corp | 蒸気タ−ビンの制御装置 |
-
1990
- 1990-08-01 JP JP2202548A patent/JP2809836B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0491303A (ja) | 1992-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4118935A (en) | Regulation system for a steam turbine installation | |
EP0406836B1 (en) | Controlling apparatus utilized in process instrumentation system | |
JP2809836B2 (ja) | タービン制御装置 | |
JP2749123B2 (ja) | 発電プラントの制御方法及び装置 | |
JP3315253B2 (ja) | 圧力制御装置 | |
JP2963745B2 (ja) | タービン制御装置 | |
JP2765637B2 (ja) | 蒸気タービン発電設備 | |
JP4003630B2 (ja) | 原子炉再循環流量制御装置 | |
JP3021914B2 (ja) | 水力発電所用有効電力制限装置 | |
JP2960950B2 (ja) | 電気/油圧式ガバナ装置 | |
JPH01190926A (ja) | 排ガス圧回収タービンバイパス弁の制御方法 | |
JPS63278101A (ja) | プロセス制御装置 | |
JPS6053762B2 (ja) | タ−ビン制御方法 | |
JPH04366798A (ja) | タービン制御装置 | |
JPH0343605A (ja) | タービン制御装置 | |
JPH06230176A (ja) | タ−ビン制御装置 | |
JPH0314884B2 (ja) | ||
JPS623283B2 (ja) | ||
JPH0641804B2 (ja) | 補助蒸気圧力制御装置 | |
JPH02240599A (ja) | 原子炉の圧力制御装置 | |
JPS60233301A (ja) | タ−ビン制御装置 | |
JPS5937231A (ja) | タ−ビンプラントの制御装置 | |
JPS5818506A (ja) | ボイラ−タ−ビン変圧運転の制御方法 | |
JPS5823554B2 (ja) | 復水器排ガス制御装置 | |
JPH0850195A (ja) | 負荷遮断時の原子炉圧力上昇防止装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080731 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090731 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |