JP2809179B2 - 無線同報通信システム - Google Patents
無線同報通信システムInfo
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- JP2809179B2 JP2809179B2 JP8057837A JP5783796A JP2809179B2 JP 2809179 B2 JP2809179 B2 JP 2809179B2 JP 8057837 A JP8057837 A JP 8057837A JP 5783796 A JP5783796 A JP 5783796A JP 2809179 B2 JP2809179 B2 JP 2809179B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/02—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
- H04B7/04—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
- H04B7/06—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
- H04B7/0613—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
- H04B7/0667—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of delayed versions of same signal
- H04B7/0671—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of delayed versions of same signal using different delays between antennas
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線同報通信システム
に関し、特に、セル方式を用いる無線同報通信システム
に関する。
に関し、特に、セル方式を用いる無線同報通信システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセル方式を用いる無線同報システ
ムの一例を図6に示す。図6において、無線同報通信シ
ステムは、情報信号を入力とし各基地局へ変調信号を配
信する中心局10、中心局10よりの変調信号を受けて
無線信号に変換して送信する基地局20、及び基地局2
0よりの無線信号を受信する加入者局30により構成さ
れる。通常基地局及び加入者局は複数存在する。
ムの一例を図6に示す。図6において、無線同報通信シ
ステムは、情報信号を入力とし各基地局へ変調信号を配
信する中心局10、中心局10よりの変調信号を受けて
無線信号に変換して送信する基地局20、及び基地局2
0よりの無線信号を受信する加入者局30により構成さ
れる。通常基地局及び加入者局は複数存在する。
【0003】中心局10では、信号入力端子より入力さ
れた情報信号が変調器(MOD)11により変調され、
同軸ケーブル等を介して基地局20に配信される。同報
通信システムでは通常基地局は複数存在し、各基地局は
それぞれ異なる領域(セル)を受け持つが、各基地局よ
り加入者局へは同一の情報信号が配信される。
れた情報信号が変調器(MOD)11により変調され、
同軸ケーブル等を介して基地局20に配信される。同報
通信システムでは通常基地局は複数存在し、各基地局は
それぞれ異なる領域(セル)を受け持つが、各基地局よ
り加入者局へは同一の情報信号が配信される。
【0004】基地局20では、受信した変調信号と局部
発振器22の出力とを送信器(TX)21に入力し、周
波数変換された信号を送信アンテナ23より無線信号と
して送信する。このとき各基地局の局部発振器22は、
隣接セル間の干渉を防ぐために隣合うセルにおいて異な
る周波数を用いる必要がある。
発振器22の出力とを送信器(TX)21に入力し、周
波数変換された信号を送信アンテナ23より無線信号と
して送信する。このとき各基地局の局部発振器22は、
隣接セル間の干渉を防ぐために隣合うセルにおいて異な
る周波数を用いる必要がある。
【0005】加入者局側30は、通常複数の基地局のう
ち最も受信条件の良い基地局にアクセスする。無線信号
を受信アンテナ31にて受信し、受信器(RX)32に
より周波数変換して中間周波信号に変換し、復調器(D
EM)33により復調を行い情報信号を再生する。
ち最も受信条件の良い基地局にアクセスする。無線信号
を受信アンテナ31にて受信し、受信器(RX)32に
より周波数変換して中間周波信号に変換し、復調器(D
EM)33により復調を行い情報信号を再生する。
【0006】また別の無線電話システムでは、例えば特
開平6−252830号公報に開示されている如く、同
期した同一の無線周波数信号を使用する方法が提案され
ているが、隣接セル間の干渉除去方法がないために、通
常電波が外界(他のセル)から遮断されている地下街等
の特殊な地域においてのみ適用されている。
開平6−252830号公報に開示されている如く、同
期した同一の無線周波数信号を使用する方法が提案され
ているが、隣接セル間の干渉除去方法がないために、通
常電波が外界(他のセル)から遮断されている地下街等
の特殊な地域においてのみ適用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】叙上の図6に示された
システムの問題点は、隣接するセルの送信周波数に異な
る周波数を用いるために送信周波数が複数必要であり、
このために周波数利用効率に無駄があることである。そ
の理由は、隣接するセルが同一の送信周波数を使用する
場合に隣接セルからの到来電波を効果的に等化する手段
が設けられていないからである。
システムの問題点は、隣接するセルの送信周波数に異な
る周波数を用いるために送信周波数が複数必要であり、
このために周波数利用効率に無駄があることである。そ
の理由は、隣接するセルが同一の送信周波数を使用する
場合に隣接セルからの到来電波を効果的に等化する手段
が設けられていないからである。
【0008】また、上記特開平6−252830号公報
に開示された技術では、同期した同一の無線周波数信号
を使用しているが、隣接セル間の干渉除去手段が設けら
れていないために、通常電波が外界(他のセル)から遮
断されている地下街等の特殊な地域でしか適用できない
欠点があった。
に開示された技術では、同期した同一の無線周波数信号
を使用しているが、隣接セル間の干渉除去手段が設けら
れていないために、通常電波が外界(他のセル)から遮
断されている地下街等の特殊な地域でしか適用できない
欠点があった。
【0009】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記欠点を解消し、各セルの送信周波数に同一の周
波数を使用することにより、周波数利用効果の高い新規
な無線同報通信システムを提供することにある。
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記欠点を解消し、各セルの送信周波数に同一の周
波数を使用することにより、周波数利用効果の高い新規
な無線同報通信システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るセル方式を用いる無線同報通信システ
ムは、入力である情報信号を変調して各基地局に配信す
る中心局と、前記中心局内において、前記各基地局より
の送信信号の基準となる送信基準信号を発生させる送信
基準信号発振器と、前記情報信号を変調して変調信号を
発生する変調器と、前記変調信号と前記送信基準信号を
合成する合成器と、前記中心局からの信号を各セル内に
無線信号として送信する前記基地局と、前記基地局内に
おいて、配信された前記合成信号より前記変調信号と前
記送信基準信号を分離する分波器と、前記送信基準信号
と送信ローカル信号を位相同期させる位相同期ループ
と、前記位相同期ループよりの制御信号により周波数を
制御される電圧制御形局部発振器と、前記変調信号を無
線周波数に変換する送信器と、送信器よりの信号を無線
信号として放射する送信アンテナと、前記基地局よりの
無線信号を受信する加入者局と、前記加入者局内におい
て前記無線信号を受信する受信アンテナと、受信信号を
中間周波信号に変換する受信器と、中間周波信号を復調
する復調器と、復調器の出力を等化し前記情報信号を再
生する等化器とを有することを特徴とする。
に、本発明に係るセル方式を用いる無線同報通信システ
ムは、入力である情報信号を変調して各基地局に配信す
る中心局と、前記中心局内において、前記各基地局より
の送信信号の基準となる送信基準信号を発生させる送信
基準信号発振器と、前記情報信号を変調して変調信号を
発生する変調器と、前記変調信号と前記送信基準信号を
合成する合成器と、前記中心局からの信号を各セル内に
無線信号として送信する前記基地局と、前記基地局内に
おいて、配信された前記合成信号より前記変調信号と前
記送信基準信号を分離する分波器と、前記送信基準信号
と送信ローカル信号を位相同期させる位相同期ループ
と、前記位相同期ループよりの制御信号により周波数を
制御される電圧制御形局部発振器と、前記変調信号を無
線周波数に変換する送信器と、送信器よりの信号を無線
信号として放射する送信アンテナと、前記基地局よりの
無線信号を受信する加入者局と、前記加入者局内におい
て前記無線信号を受信する受信アンテナと、受信信号を
中間周波信号に変換する受信器と、中間周波信号を復調
する復調器と、復調器の出力を等化し前記情報信号を再
生する等化器とを有することを特徴とする。
【0011】もしくは、前述の無線同報通信システムに
加えて、前記中心局内に前記合成信号を光信号に変換す
る電気/光変換器と、前記基地局内に前記光信号を前記
変調信号に再変換する光/電気変換器とを有し、前記中
心局と前記基地局とを光ファイバで接続することを特徴
とする。
加えて、前記中心局内に前記合成信号を光信号に変換す
る電気/光変換器と、前記基地局内に前記光信号を前記
変調信号に再変換する光/電気変換器とを有し、前記中
心局と前記基地局とを光ファイバで接続することを特徴
とする。
【0012】また本発明に係る無線同報通信システム
は、セル方式を用いる無線同報通信システムにおいて、
情報源信号を変調して配信する中心局と、中心局内にお
いて、基地局の送信信号の基準となる送信基準信号を発
生させる送信基準信号発振器と、送信基準信号発振器の
出力を変調信号に重畳する合成器と、中心局からの信号
を各セル内に電波として送信する基地局と、基地局内に
おいて中心局より信号が配信されてから各基地局より送
信されるまでの伝搬遅延量を調節する遅延器と、変調信
号と送信基準信号を分離する分波器と、送信基準信号と
送信ローカル信号を位相同期させる位相同期ループと、
加入者局内において波形歪の等化を行う等化手段とを有
することを特徴とする。
は、セル方式を用いる無線同報通信システムにおいて、
情報源信号を変調して配信する中心局と、中心局内にお
いて、基地局の送信信号の基準となる送信基準信号を発
生させる送信基準信号発振器と、送信基準信号発振器の
出力を変調信号に重畳する合成器と、中心局からの信号
を各セル内に電波として送信する基地局と、基地局内に
おいて中心局より信号が配信されてから各基地局より送
信されるまでの伝搬遅延量を調節する遅延器と、変調信
号と送信基準信号を分離する分波器と、送信基準信号と
送信ローカル信号を位相同期させる位相同期ループと、
加入者局内において波形歪の等化を行う等化手段とを有
することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明においては、同じ信号にアクセスする各
セルは同一の周波数を使用する。従って、例えば7つの
周波数を用いたシステムでは7つの異なる情報源信号を
送信することが可能となる。
セルは同一の周波数を使用する。従って、例えば7つの
周波数を用いたシステムでは7つの異なる情報源信号を
送信することが可能となる。
【0014】これらの信号はすべて1つの中心局におい
て生成され、生成された信号は例えば光ファイバ等の伝
送手段を用いて各基地局へ分配される。基地局では分配
された信号を無線周波数帯に変換し、アンテナより各加
入者へと送信する。各基地局から同一周波数の信号が送
信された場合には、当然従来技術の項で述べた干渉が問
題となるが、以下の方法を用いて解決することができ
る。
て生成され、生成された信号は例えば光ファイバ等の伝
送手段を用いて各基地局へ分配される。基地局では分配
された信号を無線周波数帯に変換し、アンテナより各加
入者へと送信する。各基地局から同一周波数の信号が送
信された場合には、当然従来技術の項で述べた干渉が問
題となるが、以下の方法を用いて解決することができ
る。
【0015】第一に、各セルの基地局から送信する信号
は、すべて周波数同期がとれた信号とする。周波数同期
をとるために、中心局より各基地局に対してローカル基
準信号が分配される。各基地局は同一のローカル基準信
号を用いるために、送信信号も同期のとれた信号とな
る。
は、すべて周波数同期がとれた信号とする。周波数同期
をとるために、中心局より各基地局に対してローカル基
準信号が分配される。各基地局は同一のローカル基準信
号を用いるために、送信信号も同期のとれた信号とな
る。
【0016】第二に、各加入者局はトランスバーサル等
化器などの等化手段を有する。例えばセル端に位置する
加入者局はほぼ同距離の2つの基地局よりの信号を受信
する。しかしながら、これらの2つの信号は周波数同期
のとれた信号であるために、あたかもエコーとしてとら
えることができ、それを等化手段により除去することが
可能となる。
化器などの等化手段を有する。例えばセル端に位置する
加入者局はほぼ同距離の2つの基地局よりの信号を受信
する。しかしながら、これらの2つの信号は周波数同期
のとれた信号であるために、あたかもエコーとしてとら
えることができ、それを等化手段により除去することが
可能となる。
【0017】本発明においてはまた、上記記載の方式
に、中心局より信号が配信されてから各基地局より送信
されるまでの遅延量を調節する遅延器を設け、中心局よ
り配信された信号が各基地局より送信されるまでの遅延
量を、中心局から最も遠い基地局の遅延量に合わせるよ
うに遅延器を設定する。この結果、加入者局側で等化す
べき干渉波の主波に対する遅延量は加入者局から各セル
の基地局までの距離の差分のみとなる。各セル間の干渉
が問題となるのは加入者局において複数セルの基地局よ
りの受信電力の差が小さくなる場合であり、これは各セ
ルの基地局から加入者局までの距離の差が小さい場合で
あると考えられるために、等化手段に要求される等化能
力を大幅に低減することができる。
に、中心局より信号が配信されてから各基地局より送信
されるまでの遅延量を調節する遅延器を設け、中心局よ
り配信された信号が各基地局より送信されるまでの遅延
量を、中心局から最も遠い基地局の遅延量に合わせるよ
うに遅延器を設定する。この結果、加入者局側で等化す
べき干渉波の主波に対する遅延量は加入者局から各セル
の基地局までの距離の差分のみとなる。各セル間の干渉
が問題となるのは加入者局において複数セルの基地局よ
りの受信電力の差が小さくなる場合であり、これは各セ
ルの基地局から加入者局までの距離の差が小さい場合で
あると考えられるために、等化手段に要求される等化能
力を大幅に低減することができる。
【0018】
【実施例】次に、本発明をその好ましい各実施例につい
て添付の図面を参照して具体的に説明する。
て添付の図面を参照して具体的に説明する。
【0019】図1は本発明に係る無線同報通信システム
の第1の実施例を示すブロック構成図である。
の第1の実施例を示すブロック構成図である。
【0020】この図1において、参照符号10、11、
20、21、23、30〜32にて示される構成要素
は、図6に示したものと同じであり、詳細な説明は省略
する。すなわち10は中心局、20は基地局、30は加
入者局、11は変調器、21は送信器、23は送信アン
テナ、31は受信アンテナ、32は受信器、33は復調
器をそれぞれ示している。本第1の実施例では上記要素
に加え、中心局10に送信基準信号発振器13、合成器
(COMB)12、各基地局20に分波器(DIST)
24、位相同期回路(SYNC)25、電圧制御形局部
発振器26、加入者局30には等化器(EQL)34を
それぞれ備えている。干渉波を除去する為の等化器34
としては、例えばLE(リニアイコライザ)、DFE
(ディシジョンフィードバックイコライザ)等のトラン
スバーサル形等化器、エコーキャンセラ等が用いられ
る。
20、21、23、30〜32にて示される構成要素
は、図6に示したものと同じであり、詳細な説明は省略
する。すなわち10は中心局、20は基地局、30は加
入者局、11は変調器、21は送信器、23は送信アン
テナ、31は受信アンテナ、32は受信器、33は復調
器をそれぞれ示している。本第1の実施例では上記要素
に加え、中心局10に送信基準信号発振器13、合成器
(COMB)12、各基地局20に分波器(DIST)
24、位相同期回路(SYNC)25、電圧制御形局部
発振器26、加入者局30には等化器(EQL)34を
それぞれ備えている。干渉波を除去する為の等化器34
としては、例えばLE(リニアイコライザ)、DFE
(ディシジョンフィードバックイコライザ)等のトラン
スバーサル形等化器、エコーキャンセラ等が用いられ
る。
【0021】中心局10では、基準信号発振器13によ
り各基地局よりの送信周波数の基準となる送信基準信号
を生成する。この送信基準信号は、合成器12により変
調器11の出力である変調信号に重畳される。この合成
信号は同軸ケーブル等により各基地局20に分配され
る。
り各基地局よりの送信周波数の基準となる送信基準信号
を生成する。この送信基準信号は、合成器12により変
調器11の出力である変調信号に重畳される。この合成
信号は同軸ケーブル等により各基地局20に分配され
る。
【0022】 各基地局20では、入力信号を分波器2
4により変調信号と送信基準信号とに分離する。送信基
準信号は位相同期回路25に基準信号として入力され
る。位相同期回路25は電圧制御形局部発振器26との
間に移送同期ループ(PLL)を構成し、この結果電圧
制御形局部発振器26の出力は送信基準信号に位相同期
される。即ち、電圧制御形局部発振器26の出力は送信
基準信号の周波数に周波数同期させられる。一方変調信
号は送信器21に入力され、送信器21は他方の入力と
して電圧制御形局部発振器26の出力を入力して、変調
信号を送信基準信号に周波数同期させられた送信周波数
に周波数変換し、送信アンテナ23より送信する。
4により変調信号と送信基準信号とに分離する。送信基
準信号は位相同期回路25に基準信号として入力され
る。位相同期回路25は電圧制御形局部発振器26との
間に移送同期ループ(PLL)を構成し、この結果電圧
制御形局部発振器26の出力は送信基準信号に位相同期
される。即ち、電圧制御形局部発振器26の出力は送信
基準信号の周波数に周波数同期させられる。一方変調信
号は送信器21に入力され、送信器21は他方の入力と
して電圧制御形局部発振器26の出力を入力して、変調
信号を送信基準信号に周波数同期させられた送信周波数
に周波数変換し、送信アンテナ23より送信する。
【0023】加入者局30においては基地局からの電波
を受信アンテナ31で受信し、受信器32で周波数変換
した後に、復調器33で復調する。この後で等化器34
により隣接セルからの干渉波を等化する。
を受信アンテナ31で受信し、受信器32で周波数変換
した後に、復調器33で復調する。この後で等化器34
により隣接セルからの干渉波を等化する。
【0024】 本発明では、異なる基地局において同一
の周波数を使用している。そのために、図2に示すよう
に複数の基地局(例えばA局、B局とする)の信号を同
時に受信可能な加入者局では、受信した無線信号に複数
の信号が存在することとなる。ところが各基地局におけ
る送信周波数は送信基準信号に同期しているために、受
信した無線信号はあたかも同一信号源からの信号が異な
る経路を経由して到達する、マルチパス干渉(エコー)
として観測される。従ってトランスバーサル等化器やエ
ローキャンセラ等の適切な等化手段を用いることにより
隣接セル間の干渉を除去することができる。
の周波数を使用している。そのために、図2に示すよう
に複数の基地局(例えばA局、B局とする)の信号を同
時に受信可能な加入者局では、受信した無線信号に複数
の信号が存在することとなる。ところが各基地局におけ
る送信周波数は送信基準信号に同期しているために、受
信した無線信号はあたかも同一信号源からの信号が異な
る経路を経由して到達する、マルチパス干渉(エコー)
として観測される。従ってトランスバーサル等化器やエ
ローキャンセラ等の適切な等化手段を用いることにより
隣接セル間の干渉を除去することができる。
【0025】各基地局20に、中心局10より信号が配
信されてから各基地局20より送信されるまでの遅延量
を調節する遅延回路を設けることも可能である。
信されてから各基地局20より送信されるまでの遅延量
を調節する遅延回路を設けることも可能である。
【0026】次に本発明による第2の実施例を示すブロ
ック構成を図3に示す。図3に示された無線同報通信シ
ステムでは、中心局10と基地局20とが光ファイバに
より接続されている。そのために、中心局10において
は電気/光変換器14が各基地局20では光/電気変換
器27が必要とされる。しかしながら、それ以外の要
素、作用とも図1に示した第1の実施例と同様であるた
めに、説明を割愛する。光ファイバを用いることによ
り、中心局10と基地局20との距離が遠い場合でも無
線同報通信システムを構成することができる。
ック構成を図3に示す。図3に示された無線同報通信シ
ステムでは、中心局10と基地局20とが光ファイバに
より接続されている。そのために、中心局10において
は電気/光変換器14が各基地局20では光/電気変換
器27が必要とされる。しかしながら、それ以外の要
素、作用とも図1に示した第1の実施例と同様であるた
めに、説明を割愛する。光ファイバを用いることによ
り、中心局10と基地局20との距離が遠い場合でも無
線同報通信システムを構成することができる。
【0027】次に、本発明による第3の実施例について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0028】図4は本発明に係る無線同報通信システム
の第3の実施例を示すブロック構成図である。この図4
において参照符号11、21、23、31〜33の構成
要素は、図6に示したものと同じであり、詳細な説明は
省略する。すなわち11は変調器、21は送信器、23
は送信アンテナ、31は受信アンテナ、32は受信機、
33は復調器である。
の第3の実施例を示すブロック構成図である。この図4
において参照符号11、21、23、31〜33の構成
要素は、図6に示したものと同じであり、詳細な説明は
省略する。すなわち11は変調器、21は送信器、23
は送信アンテナ、31は受信アンテナ、32は受信機、
33は復調器である。
【0029】本第3の実施例では上記要素に加え、中心
局10内に合成器12、送信基準信号発振器13、電気
/光変換器(E/O)14、各基地局20内に光/電気
変換器(O/E)27、遅延器(DLY)28、分波器
24、位相同期回路25、電圧制御形局部発振器26、
加入者局30内にはトランスバーサル等化器34をそれ
ぞれ備えている。そして送信基準信号発振器13より出
力される送信基準信号は、合成器12により変調器11
の出力である変調信号に重畳され、合成信号として電気
/光変換器14に入力される。入力された合成信号はこ
こで光信号に変換されて光ファイバ40により各基地局
20に分配される。
局10内に合成器12、送信基準信号発振器13、電気
/光変換器(E/O)14、各基地局20内に光/電気
変換器(O/E)27、遅延器(DLY)28、分波器
24、位相同期回路25、電圧制御形局部発振器26、
加入者局30内にはトランスバーサル等化器34をそれ
ぞれ備えている。そして送信基準信号発振器13より出
力される送信基準信号は、合成器12により変調器11
の出力である変調信号に重畳され、合成信号として電気
/光変換器14に入力される。入力された合成信号はこ
こで光信号に変換されて光ファイバ40により各基地局
20に分配される。
【0030】各基地局20では光信号を光/電気変換器
27により電気信号に変換し、電気信号に変換された合
成信号は、遅延器28により遅延を与えられた後に、分
波器24により変調信号と送信基準信号に分離される。
遅延器28の遅延時間は、後述の理由により中心局10
から各基地局20までの距離による遅延時間差を相殺す
るように設定される。
27により電気信号に変換し、電気信号に変換された合
成信号は、遅延器28により遅延を与えられた後に、分
波器24により変調信号と送信基準信号に分離される。
遅延器28の遅延時間は、後述の理由により中心局10
から各基地局20までの距離による遅延時間差を相殺す
るように設定される。
【0031】送信基準信号は位相同期回路25に基準信
号として入力される。位相同期回路25は電圧制御形局
部発振器26との間に位相同期ループ(PLL)を構成
し、この結果、電圧制御形局部発振器26の出力は送信
基準信号に位相同期される。
号として入力される。位相同期回路25は電圧制御形局
部発振器26との間に位相同期ループ(PLL)を構成
し、この結果、電圧制御形局部発振器26の出力は送信
基準信号に位相同期される。
【0032】一方、変調信号は、送信器14に入力さ
れ、送信器14は、他方の入力として電圧制御形局部発
振器26の出力を入力して、変調信号を送信周波数に周
波数変換し、その変調信号を送信アンテナ23よりセル
内へ送信する。
れ、送信器14は、他方の入力として電圧制御形局部発
振器26の出力を入力して、変調信号を送信周波数に周
波数変換し、その変調信号を送信アンテナ23よりセル
内へ送信する。
【0033】加入者局30側においては、基地局20か
らの電波を受信アンテナ31で受信し、受信器32で周
波数変換した後に、復調器33で復調する。この後で、
トランスバーサル等化器34により隣接セルからの干渉
波は等化される。
らの電波を受信アンテナ31で受信し、受信器32で周
波数変換した後に、復調器33で復調する。この後で、
トランスバーサル等化器34により隣接セルからの干渉
波は等化される。
【0034】図4に示された構成によれば、各基地局2
0における送信周波数は送信基準信号に同期するため
に、お互いに同一の送信周波数が使用される。この場合
には、各基地局からの電波が互いに干渉しても、加入者
局側からはあたかも同一波源からの遅延波による干渉と
みなせるために、トランスバーサル形等化器等の等化手
段により等化が可能である。
0における送信周波数は送信基準信号に同期するため
に、お互いに同一の送信周波数が使用される。この場合
には、各基地局からの電波が互いに干渉しても、加入者
局側からはあたかも同一波源からの遅延波による干渉と
みなせるために、トランスバーサル形等化器等の等化手
段により等化が可能である。
【0035】この場合に必要とされる等化器の等化能力
は自セルの基地局からの主波と、隣接セルからの干渉波
の遅延時間差、及び両到来波の電力差により決定され
る。このうち電力差については、セルの境界付近で最も
条件が厳しくなると考えられる。これは図2に示すよう
に、セルの境界付近においては加入者局から自セルの基
地局までの距離D1と隣接するセルの基地局まで距離D
2がほぼ等しくなり、このために各基地局からの受信電
力もほぼ等しいと考えられるからである。
は自セルの基地局からの主波と、隣接セルからの干渉波
の遅延時間差、及び両到来波の電力差により決定され
る。このうち電力差については、セルの境界付近で最も
条件が厳しくなると考えられる。これは図2に示すよう
に、セルの境界付近においては加入者局から自セルの基
地局までの距離D1と隣接するセルの基地局まで距離D
2がほぼ等しくなり、このために各基地局からの受信電
力もほぼ等しいと考えられるからである。
【0036】次に遅延時間差については、遅延器28の
遅延時間を除くと、図5に示すように中心局10から自
セル及び隣接セルの基地局20までの距離の差による遅
延時間差(TD1−TD2)と、各セルの基地局20から加
入者局30までの距離の差による遅延時間差(Td1−T
d2)との和になる。電力差の条件が最悪になると考えら
れるセルの境界付近においては、自セルの基地局から加
入者局までの距離と、隣接セルの基地局から加入者局ま
での距離の差は小さいために、この場合の主波と干渉波
の遅延時間差は中心局10から自セル及び隣接セルの基
地局20までの距離の差が支配的となる。
遅延時間を除くと、図5に示すように中心局10から自
セル及び隣接セルの基地局20までの距離の差による遅
延時間差(TD1−TD2)と、各セルの基地局20から加
入者局30までの距離の差による遅延時間差(Td1−T
d2)との和になる。電力差の条件が最悪になると考えら
れるセルの境界付近においては、自セルの基地局から加
入者局までの距離と、隣接セルの基地局から加入者局ま
での距離の差は小さいために、この場合の主波と干渉波
の遅延時間差は中心局10から自セル及び隣接セルの基
地局20までの距離の差が支配的となる。
【0037】すなわち、遅延器28の遅延時間を中心局
10から各基地局20までの距離による遅延時間差を相
殺するように設定することにより、等化手段に要求され
る等化能力を大幅に低減できると同時に、等化能力を中
心局10から各基地局20までの距離に関係なく決定す
ることができる。
10から各基地局20までの距離による遅延時間差を相
殺するように設定することにより、等化手段に要求され
る等化能力を大幅に低減できると同時に、等化能力を中
心局10から各基地局20までの距離に関係なく決定す
ることができる。
【0038】上述した第3の実施例においては、遅延器
28は各基地局20内にそれぞれ設けられているが、変
形例として各基地局ではなく、中心局10に設けること
もできる。この際に遅延器として電気的なFIFOディ
ジタルに回路、同軸ケーブル等を用いる場合には、遅延
器は、合成器12と電気/光変換器14の間に配置され
ることになるが、基地局の数に対応した数のものが必要
となり、それに従って電気/光変換器14も同数のもの
が要求される。遅延器として光ファイバを長くしたもの
を用いる場合には、図1の電気/光変換器14の後段に
各基地局に対応する数のものを接続することになる。
28は各基地局20内にそれぞれ設けられているが、変
形例として各基地局ではなく、中心局10に設けること
もできる。この際に遅延器として電気的なFIFOディ
ジタルに回路、同軸ケーブル等を用いる場合には、遅延
器は、合成器12と電気/光変換器14の間に配置され
ることになるが、基地局の数に対応した数のものが必要
となり、それに従って電気/光変換器14も同数のもの
が要求される。遅延器として光ファイバを長くしたもの
を用いる場合には、図1の電気/光変換器14の後段に
各基地局に対応する数のものを接続することになる。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、作用する
ものであり、本発明によれば以下に示す効果が得られ
る。
ものであり、本発明によれば以下に示す効果が得られ
る。
【0040】第1の効果は、各セルにおいて同一の送信
周波数を用いることができることにより、周波数利用効
果を向上させることが可能となる。
周波数を用いることができることにより、周波数利用効
果を向上させることが可能となる。
【0041】その理由は隣接セルからの干渉信号を効果
的に等化できるからである。
的に等化できるからである。
【0042】第2の効果は、中心局から各基地局までの
距離の差の大小によらず加入者局の等化手段を構成でき
ることである。
距離の差の大小によらず加入者局の等化手段を構成でき
ることである。
【0043】その理由は中心局から各基地局までの距離
差による遅延時間を相殺できるからである。
差による遅延時間を相殺できるからである。
【0044】第3の効果は、高精度の局部発振器を中心
局のみに用意すれば、各基地局では精度を必要としない
簡便な電圧制御形発振器のみでよく、トータルのコスト
を下げることができることである。
局のみに用意すれば、各基地局では精度を必要としない
簡便な電圧制御形発振器のみでよく、トータルのコスト
を下げることができることである。
【図1】本発明による第1の実施例を示すブロック構成
図である。
図である。
【図2】複数の基地局よりの信号受信を説明するブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】本発明による第2の実施例を示すブロック構成
図である。
図である。
【図4】本発明による第3の実施例を示すブロック構成
図である。
図である。
【図5】主波/干渉波間遅延時間差条件の説明図であ
る。
る。
【図6】従来におけるこの種のシステムのブロック図で
ある。
ある。
10…中心局 11…変調器(MOD) 12…合成器(COMB) 13…送信基準信号発振器 14…電気/光変換器(E/O) 20…基地局 21…送信器(TX) 22…局部発振器 23…送信アンテナ 24…分波器(DIST) 25…位相同期回路(SYNC) 26…電圧制御形局部発振器 27…光/電気変換器(O/E) 28…遅延器(DLY) 30…加入者局 31…受信アンテナ 32…受信器(RX) 33…復調器(DEM)34 …等化器(EQL) 40…光ファイバ
Claims (7)
- 【請求項1】 セル方式を用いる無線同報通信システム
において、 入力である情報信号を変調して後記各基地局に配信する
中心局と、該中心局からの信号を各セル内に無線信号と
して送信する前記基地局と、該基地局よりの無線信号を
受信する加入者局とを具備し、 前記中心局は、前記各基地局よりの送信信号の基準とな
る送信基準信号を発生させる送信基準信号発振器と、前
記情報信号を変調して変調信号を発生する変調器と、前
記変調信号と前記送信基準信号を合成する合成器とを有
し、 前記基準局は、配信された前記合成信号より前記変調信
号と前記送信基準信号を分離する分波器と、前記送信基
準信号と送信ローカル信号を位相同期させる位相同期ル
ープと、該位相同期ループよりの制御信号により周波数
を制御される電圧制御形局部発振器と、前記変調信号を
無線周波数に変換する送信器と、該送信器よりの信号を
無線信号として放射する送信アンテナとを有し、 前記加入者局は、前記無線信号を受信する受信アンテナ
と、該受信信号を中間周波信号に変換する受信器と、中
間周波信号を復調する復調器と、該復調器の出力を等化
し前記情報信号を再生する等化器とを有する、 ことを特徴とした無線同報通信システム。 - 【請求項2】 前記中心局内に前記合成信号を光信号に
変換する電気/光変換器と、前記基地局内に前記光信号
を前記変調信号に再変換する光/電気変換器とを有し、 前記中心局と前記基地局とを光ファイバで接続した、 ことを更に特徴とする請求項1に記載の無線同報通信シ
ステム。 - 【請求項3】 前記各基地局に、前記中心局より信号が
配信されてから該各基地局より送信されるまでの遅延量
を調節する遅延手段を配設したことを更に特徴とする請
求項1に記載の無線同報通信システム。 - 【請求項4】 セル方式を用いる無線同報通信システム
において、 情報源信号を変調して配信する中心局と、 該中心局内において、基地局の送信信号の基準となる送
信基準信号を発生させる送信基準信号発振器と、 該送信基準信号発振器の出力を変調信号に重畳する合成
器と、 前記中心局からの信号を各セル内に電波として送信する
基地局と、 前記中心局より信号が配信されてから前記各基地局より
送信されるまでの伝搬遅延量を調節する遅延器と、 前記基地局内において変調信号と送信基準信号を分離す
る分波器と、 前記送信基準信号と送信ローカル信号を位相同期させる
位相同期ループと、 加入者局内において波形歪の等化を行う等化手段と、 を有することを特徴とした無線同報通信システム。 - 【請求項5】 前記遅延器を前記各基地局に配設したこ
とを更に特徴とする請求項4に記載の無線同報通信シス
テム。 - 【請求項6】 前記遅延器を前記中心局に配設したこと
を更に特徴とする請求項4に記載の無線同報通信システ
ム。 - 【請求項7】 前記遅延器として、同軸ケーブル、光フ
ァイバまたはFIFOメモリ等を用い、前記等化手段と
して、LEまたはDFE等を使用することを更に特徴と
する請求項4に記載の無線同報通信システム。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8057837A JP2809179B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 無線同報通信システム |
DE69722489T DE69722489T2 (de) | 1996-03-14 | 1997-03-13 | Zellulares Funksystem mit Gleichwellen-Übertragung von verzögerungseinstellbaren Abwärtssignalen zu Mobilstationen durch angrenzende Basisstationen |
EP97104250A EP0795970B1 (en) | 1996-03-14 | 1997-03-13 | Cellular radio system with simulcast transmission of delay-adjusted downlink signals to mobiles via adjacent base stations |
CA002199922A CA2199922C (en) | 1996-03-14 | 1997-03-13 | Communication system for multicasting delay-adjusted signals on same radio frequencies to adjoining cells |
US08/816,526 US5905718A (en) | 1996-03-14 | 1997-03-13 | Communication system for multicasting delay-adjusted signals on same radio frequencies to adjoining cells |
AU16300/97A AU711362B2 (en) | 1996-03-14 | 1997-03-14 | Communication system for multicasting delay-adjusted signals on same radio frequencies to adjoining cells |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8057837A JP2809179B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 無線同報通信システム |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09252278A JPH09252278A (ja) | 1997-09-22 |
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Family
ID=13067081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8057837A Expired - Fee Related JP2809179B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 無線同報通信システム |
Country Status (6)
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---|---|
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EP (1) | EP0795970B1 (ja) |
JP (1) | JP2809179B2 (ja) |
AU (1) | AU711362B2 (ja) |
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DE (1) | DE69722489T2 (ja) |
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FR2764467B1 (fr) * | 1997-06-09 | 1999-07-30 | Alsthom Cge Alcatel | Transmission du canal d'informations pilotes de chaque operateur dans un systeme de radiocommunication avec des stations mobiles |
FI107097B (fi) | 1997-09-24 | 2001-05-31 | Nokia Networks Oy | Kohdistettu yleislähetys radioverkossa |
US6314082B1 (en) * | 1997-11-17 | 2001-11-06 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Broadcast network selection techniques for radiocommunication systems |
JP3348196B2 (ja) * | 1998-03-06 | 2002-11-20 | 独立行政法人通信総合研究所 | 無線伝送システム |
FI112135B (fi) | 1998-03-31 | 2003-10-31 | Nokia Corp | Menetelmä viiveen säätämiseksi |
US6519262B1 (en) * | 1998-06-10 | 2003-02-11 | Trw Inc. | Time division multiplex approach for multiple transmitter broadcasting |
CA2243680A1 (en) * | 1998-07-22 | 2000-01-22 | Newbridge Networks Corporation | Cell stream replicating device |
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US7284050B1 (en) | 2001-03-26 | 2007-10-16 | Cisco Technology, Inc. | Method and system for a voice multicast hardware accelerator |
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US9585121B2 (en) | 2012-01-05 | 2017-02-28 | Motorola Solutions, Inc. | Method and apparatus for simulcasting within a communication system |
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SE460449B (sv) * | 1988-02-29 | 1989-10-09 | Ericsson Telefon Ab L M | Cellindelat digitalt mobilradiosystem och foerfarande foer att oeverfoera information i ett digitalt cellindelat mobilradiosystem |
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-
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1997
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