JP2807247B2 - 流体圧縮機 - Google Patents

流体圧縮機

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JP2807247B2 JP1021032A JP2103289A JP2807247B2 JP 2807247 B2 JP2807247 B2 JP 2807247B2 JP 1021032 A JP1021032 A JP 1021032A JP 2103289 A JP2103289 A JP 2103289A JP 2807247 B2 JP2807247 B2 JP 2807247B2
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/08Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C18/10Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth equivalents, e.g. rollers, than the inner member
    • F04C18/107Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth equivalents, e.g. rollers, than the inner member with helical teeth

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は,例えば冷凍サイクルの冷媒ガスを圧縮する
流体圧縮機に関する。
(従来の技術) 従来より圧縮機として,レシプロ方式,ロータリ方式
等,各種のものが知られている。また,米国特許2,527,
536号明細書および米国特許3,238,882号明細書には,ス
クリューポンプが開示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかるに,レシプロ方式,ロータリ方式等の圧縮機に
おいては,回転力を圧縮機部に伝達するクランクシャフ
ト等の駆動部や,圧縮部の構造が複雑であり,部品点数
も多い。さらに,このような圧縮機では圧縮効率を高め
るために,吐出側に逆止弁を設ける必要があるが,この
逆止弁の両サイドの圧力差は非常に大きいため,逆止弁
からガスがリークし易く圧縮効率が低い。そして,この
ような問題を解消するためには各部品の寸法精度や組立
精度を高める必要があり,製造コストが高くなる。
また,米国特許第2,527,536号明細書のスクリューポ
ンプによれば,スリーブ内に円柱形状で外周面に螺旋状
の溝が形成されるロータが配設される。上記溝には,螺
旋状のブレードが摺動自在に嵌合され,その外周面を上
記スリーブに密着させている。そして、ロータを回転駆
動することにより,ブレードを介してスリーブは同方向
に同一回転数で回転し,ロータの外周面とスリーブの内
周面との間においてブレードの隣接する2つの巻き間に
閉じこめられた流体をスリーブの一端側から他端側へ移
送する。つまり,上述のスクリューポンプは流体を一端
側から他端側へ移送するだけのものであり,流体を圧縮
する機能は持っていない。しかも,ロータの回転力をス
リーブに伝達するブレードは,単に,その外周面がスリ
ーブの内周面に密着しているだけなので,回転力の伝達
ロスの発生が避けられない。
また,米国特許第3,238,882号明細書のスクリューポ
ンプは先のものと同様,流体を一端側から他端側へ移送
するだけであり,流体を圧縮する機能は持っていない。
また,ロータの回転力をスリーブに伝達する手段とし
て,これらの間にX−Y方向にスライドするオルダムプ
レートが用いられている。しかるにこのオルダムプレー
トは,シリンダとロータとの端部に露出していて,摺動
運動をするために機械音が発生して周囲に放散するとい
う不具合がある。
本発明は,上述した事情に着目してなされたものであ
り,その目的とするところは,比較的簡単な構成で,部
品数の低減を図るとともにシール性を向上させて効率の
良い圧縮ができ,しかも機械騒音の外部放散を防止した
流体圧縮機を提供することにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は,回転駆動されるシ
リンダ,螺旋状の溝を有するピストン,上記溝に嵌め込
まれ上記シリンダの内周面と上記ピストンの外周面との
間の空間を複数の作動室に区画するブレード,上記シリ
ンダとピストンとを連結する回転力伝達機構を具備し,
上記回転力伝達機構は,少なくともシリンダの内面に設
けられた作用部と,ピストンに設けられる受け部を備
え,この回転力伝達機構を全てシリンダの内部に収容配
置したことを特徴とする流体圧縮機である。
(作用) シリンダの回転力は回転力伝達機構を介してピストン
に伝達され,比較的簡単な構成でシール性のよい圧縮効
率を確保した圧縮作用をなす。しかも,回転力伝達機構
は全てシリンダ内に収容されているから,たとえ機械音
の発生があっても外部に放散しない。
(実施例) 第1図に、たとえば冷凍サイクルに使用する冷媒ガス
用の密閉型圧縮機としての流体圧縮機を示す。この圧縮
機本体1は,密閉ケース2内に収容される電動要素3お
よび圧縮要素4とからなる。上記電動要素3は,密閉ケ
ース2の内面に固定された環状のステータ5と,このス
テータ5の内側に設けられた環状のロータ6とを有して
いる。上記圧縮要素4は,中空筒体からなるシリンダ7
を有しており,このシリンダ7の外周面に上記ロータ6
が同軸的に嵌着されている。上記シリンダ7の両端は,
密閉ケース2の内面に固定された主軸受8と弾性支持部
材9aを介して弾性的に押圧される副軸受9によって回転
自在に支持され,かつこれら主,副軸受8,9でシリンダ
7の両端は気密的に閉塞されている。なお副軸受9の
み、弾性支持部材9aにより弾性的に押圧支持されるの
で,この端部側におけるシリンダ7のある程度の位置の
変動は自由である。
上記シリンダ7の中空部には,円柱状のピストン10が
軸方向に沿って収容される。このピストン10は,中心軸
Aがシリンダ7の中心軸Bに対して距離eだけ偏心して
配置されており,ピストン10の外周面の一部はシリンダ
7の内周面に接触している。そして,ピストン10の両端
部は上記主,副軸受8,9にそれぞれ回転自在に支持され
ている。
また,上記シリンダ7の内部に回転力伝達機構Sが収
容配置される。この回転力伝達機構Sについて説明する
と,第2図にも示すように,ピストン10の一端部に内周
面から軸芯方向に向って受け部である係合穴11が設けら
れている。この係合穴11と対向するシリンダ7の内周面
部位には作用部である駆動ピン12が突設され,上記係合
穴11にシリンダ7の径方向に沿って進退自在に挿入され
てなる。
再び第1図に示すように,上記ピストン10の外周面に
は,ピストン10の両端間を延びる螺旋状の溝13が形成さ
れている。そして,この螺旋状の溝13のピッチは,両図
中の右側から左側,つまり,シリンダ7の吸込側から吐
出側に向かって徐々に小さく形成されている。上記溝13
には,螺旋状のブレード14が嵌め込まれる。このブレー
ド14は,たとえばふっ素樹脂材料からなるもので,適度
な弾性を有している。このブレード14の厚さは,上記螺
旋状の溝13の幅とほぼ一致しており,ブレード14の各部
分は溝13に対してピストン10の径方向に沿って進退自在
であり,この外周面はシリンダ7の内周面に密着した状
態でスライド可能である。なお上記ブレード14は,その
弾性を利用してねじ込むことにより上記溝13に装着され
る。
上記シリンダ7の内周面とピストン10の外周面との間
の空間は,上記ブレード14によって複数の作動室15…に
仕切られている。つまり,各作動室15はブレード14の隣
合う2つの巻き間に形成されており,ブレード14に沿っ
てピストン10とシリンダ7の内周面との接触部から次の
接触部まで伸びたほぼ三日月状をなしている。そして作
動室15の容積は,シリンダ7の吸込側から吐出側に行く
にしたがって徐々に小さくなる。
上記シリンダ7の吸込側に位置する主軸受8には,シ
リンダ7の軸方向に延びる吸込孔16が貫通している。こ
の吸込孔16の一端はシリンダ7の中に開口しており,他
端には冷凍サイクルの吸込チューブ17が接続されてい
る。また,上記副軸受9には,シリンダ7の軸方向に延
びる吐出孔18が貫通している。この吐出孔18の一端はシ
リンダ7の中に開口しており,他端は弾性部材9aを介し
て密閉ケース2内に開口している。図において,上記吸
込チューブ17の上方部位の密閉ケース2には,吐出チュ
ーブ19が挿嵌固着され,密閉ケース2内部を介して上記
吐出孔18と連通する。
つぎに,このようにして構成される流体圧縮機の動作
について説明する。電動要素3に通電してロータ6を回
転駆動すると,シリンダ7が一体に回転する。上記シリ
ンダ7の回転は,回転力伝達機構Sを介してピストン10
に伝達される。すなわち,駆動ピン12および係合穴11を
介してピストン10に伝達する。ピストン10は,その外周
面の一部がシリンダ7の内周面に接触した状態で回転駆
動され,ブレード14も一体に回転する。上記回転力伝達
機構Sは全てシリンダ7内部に収容配置されているか
ら,駆動力伝達にともなってたとえ機械音が生じても,
シリンダ7から外部への放散を阻止して静粛な運転が可
能である。
上記ブレード14は,その外周面がシリンダ7の内周面
に接触した状態で回転するため,ブレード14の各部はピ
ストン10の外周面とシリンダ7の内周面との接触部に近
づくにしたがって上記溝13に押込まれ,また,接触部か
ら離れるにしたがって上記溝13から飛出す方向に移動す
る。一方,圧縮要素4が作動されると,吸込チューブ17
および吸込孔16を通してシリンダ7に冷媒ガスが吸込ま
れる。そして吸込まれた冷媒ガスは,ブレード14の巻き
間の三日月状の作動室15に閉込められたまま,ピストン
10の回転にともなって吐出側の作動室15に順次移送され
るとともに圧縮される。この圧縮された冷媒ガスは,副
軸受9近傍に設けられた吐出孔18から密閉ケース2の内
部空間内に吐出され,さらに,吐出チューブ19を通して
冷凍サイクル中に戻される。
このように作動する流体圧縮機によれば,冷媒ガスは
作動室15内に閉込められた状態で移送かつ圧縮されるた
め,圧縮機の吐出側に吐出弁が不要であるにも拘らずガ
スを効率良く圧縮でき,圧縮機の構成の簡略化および部
品点数の削減を図れる。
上記電動要素3のロータ6は圧縮要素4のシリンダ7
に嵌着されることから,ロータ6を支持するための専用
の回転軸や軸受等を設ける必要がなく,圧縮機の構成を
より一層簡略化することができ,部品点数の削減が可能
になる。
上記シリンダ7とピストン10とは,互いに同一方向に
回転した状態で互いに接触している。このため,これら
の部材間の摩擦は小さく,それぞれが円滑に回転できる
ので,振動や騒音が少なく,効率の高い圧縮機を実現す
ることができる。
冷媒ガスは作動室15内に閉込められた状態で移送かつ
圧縮されるため,圧縮機の吐出側に吐出弁が不要である
にも拘らずガスを効率良く圧縮でき,圧縮機の構成の簡
略化および部品点数の削減を図れる。また,電動要素3
のロータ6は圧縮要素4のシリンダ7に嵌着されること
から,ロータ6を支持するための専用の回転軸や軸受等
を設ける必要がなく,圧縮機の構成をより一層簡略化す
ることができ,部品点数の削減が可能になる。
なお上記実施例においては,回転力伝達機構Sとし
て,シリンダ7内周面に突設される駆動ピン12と,この
駆動ピン12が進退自在に係合するピストン10周面に設け
られた係合穴11とから構成したが,これに限定されるも
のではなく、たとえば第3図および第4図に示すような
回転力伝達機構Saであってもよい。すなわち,上記シリ
ンダ7の内周面でかつ互いに対称位置に作用部である一
対の駆動ピン20,20が突設される。また,上記ピストン1
0の軸部10aには断面正四角形状の受け部21が設けられ
る。22はオルダムリングであり,これは断面円形である
とともに,上記受け部21にスライド自在に係合する係合
長孔23および上記駆動ピン20,20にスライド自在に係合
するピン用長孔24,24を有する。上記係合長孔23の長手
方向とピン用長孔24,24の軸方向は互いに直交する方
向,すなわちX−X方向とY−Y方向になるよう設定し
なければならない。なお,25はシリンダ軸受であり,こ
れはシリンダ7の端部と副軸受9との間に介設され,シ
リンダ7とともに一体に回転して副軸受9に対し円滑な
摺動をなすようにしたものである。
しかして,このようにして構成される回転力伝達機構
Saは,シリンダ7の回転力を駆動ピン20.20からオルダ
ムリング22のピン用長孔24,24を介してオルダムリング2
2に伝達し,かつ係合長孔23からピストン10の受け部21
に伝達して,ピストン10の円滑な相対運動をなす。そし
てこのような構成上,ピストン10はシリンダの回転とは
ずれたタイミングで自転し,揺動しようとするが,上記
オルダムリング22が回転しながらピン用長孔24,24の軸
方向であるX−X方向および係合長孔23の長手方向であ
るY−Y方向にスライドしてピストン10の揺動を吸収す
る。その結果,シリンダ7に対するピストン10の位置が
常に正確であり,上記各作動室15の容量の変動がなくて
圧縮効率の向上を得る。また駆動ピン29やオルダムリン
グ22およびピストン10の受け部21など回転力伝達機構Sa
は全てシリンダ7内部に収容配置されているので,たと
え回転駆動作用にともなって機械音の発生があっても外
部に放散しないことは,先に説明した実施例と全く同様
である。
また,第5図に示すような構成の回転力伝達機構Sbで
あってもよい。すなわち,30はオルダムリングであり,
これはその略中央部に所定方向に長く,先に第4図で示
したピストン10の受け部21にスライド自在に係合する係
合長孔31が設けられるとともに,この係合長孔31の長手
方向とは直交する方向に平行な平行端部32,32が設けら
れる。33は作用部である摺動ブッシュであり,シリンダ
7の端部内周面に嵌着する筒部34および上記副軸受9か
らシリンダ7端面に弾性的に押圧される鍔部35を有す
る。上記筒部34端面側には平行なスライド溝36が設けら
れ,上記オルダムリング30の平行端部32,32がスライド
自在に係合する。
しかして,上記シリンダ7の回転駆動にともなって摺
動ブッシュ33およびオルダムリング30が同時回転し,こ
のオルダムリング30は受け部21に対する係合長孔31のス
ライド方向であるX−X方向と,スライド溝36に対する
平行端部32,32のスライド方向であるY−Y方向にスラ
イドしてピストン10に回転力を伝達し,ピストン10の揺
動を吸収して圧縮効率の向上を得ることおよび全てシリ
ンダ7内部に収容配置されているので,たとえ回転駆動
作用にともなって機械音の発生があっても外部に放散し
ないことは,先に説明した実施例と全く同様である。し
かもこのような回転力伝達機構Sbであれば,オルダムリ
ング30の摺動面積を大きくとることができ,安定した回
転特性を得て,シール性がよくなる。また,ピンやピン
孔など必要としないから,部品数が低減するとともに加
工工数が少なくてすみ,組立精度が向上する利点があ
る。
なお,このような流体圧縮機は,冷凍サイクルに限ら
ず,他の圧縮機にも適応することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば,比較的簡単な構
成でシール性の向上を得て効率の良い圧縮が可能とな
る。また,吐出弁など不要であり,部品数の低減を図
り,コスト低減に寄与する。しかも,回転力伝達機構の
機械騒音の外部放散を防止して,静粛な運転をなすなど
の種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す流体圧縮機の縦断側面
図,第2図は回転力伝達機構の縦断面図,第3図は本発
明の他の実施例の回転力伝達機構の縦断面図,第4図は
その縦断側面図,第5図はさらに本発明の他の実施例を
示す回転力伝達機構の一部省略した分解斜視図である。 7……シリンダ,10……ピストン,13……溝,15……作動
室,14……ブレード,S,Sa,Sb……回転力伝達機構,12……
駆動ピン,11……係合穴,20……駆動ピン,21……受け部,
23……係合長孔,24……ピン用長孔,22……オルダムリン
グ,31……係合長孔,32……平行端部,30……オルダムリ
ング,36……スライド溝,33……摺動ブッシュ。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−51401(JP,U) 米国特許2527536(US,A) 米国特許2401189(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04C 2/30 - 2/352 F04C 18/30 - 18/352 F16D 3/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動されるシリンダと,このシリンダ
    の内部に偏心して配置されるピストンと,このピストン
    の外周面にシリンダの吸込端側から吐出端側に徐々に小
    さくなるピッチで設けられる螺旋状の溝と,この溝に摺
    動して出入自在に嵌め込まれその外周面がシリンダの内
    周面に密着し上記シリンダの内周面と上記ピストンの外
    周面との間の空間を複数の作動室に区画するブレード
    と,上記シリンダとピストンとを連結しシリンダの回転
    をピストンに伝達して相対的に回転駆動させシリンダの
    吸込端側から作動室に流入した流体をシリンダの吐出端
    側の作動室へ順次移送し圧縮作用を得る回転力伝達機構
    を具備したものにおいて, 上記回転力伝達機構は,少なくともシリンダの内周面に
    設けられた作用部と,ピストンに設けられ上記シリンダ
    の作用部からシリンダの回転力を受けて,シリンダとと
    もにピストンを回転させる受け部を備え,この回転力伝
    達機構の全てはシリンダの内部に収容配置されることを
    特徴とする流体圧縮機。
  2. 【請求項2】上記回転力伝達機構は,上記シリンダの内
    周面に突設された作用部である駆動ピンと, 上記ピストンの周面に径方向に設けられ上記駆動ピンが
    進退自在に係合し,かつシリンダの回転駆動にともなっ
    て駆動ピンを介して回転駆動力を受ける上記受け部であ
    る係合穴とからなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1記載の流体圧縮機。
  3. 【請求項3】上記回転力伝達機構は,上記シリンダの内
    周面でかつ互いに対称位置に突設された作用部である一
    対の駆動ピンと, 上記ピストンの軸部に設けられる断面略矩形状の受け部
    と, この受け部に係合し上記駆動ピンとは直交する方向にス
    ライド自在な係合長孔および駆動ピンに係合しこの軸方
    向にスライド自在なピン用長孔を有しシリンダの回転駆
    動にともなってX−Y方向にスライドしながらピストン
    軸部に回転力を伝達するオルダムリングからなることを
    特徴とする特許請求の範囲第1記載の流体圧縮機。
  4. 【請求項4】上記回転力伝達機構は,上記ピストンの軸
    部に設けられる断面略矩形状の受け部と, この受け部に所定方向にスライド自在に係合する係合長
    孔を有しかつこの係合長孔とは直交する方向に平行な平
    行端部を有するオルダムリングと, このオルダムリングの平行端部にスライド自在なスライ
    ド溝を有しシリンダの回転駆動にともなって同時回転し
    上記オルダムリングをX−Y方向にスライドさせてピス
    トン軸部に回転力を伝達する作用部である摺動ブッシュ
    からなることを特徴とする特許請求の範囲第1記載の流
    体圧縮機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010045767A1 (zh) * 2008-10-23 2010-04-29 浙江鸿友压缩机制造有限公司 静止叶片式压缩机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010045767A1 (zh) * 2008-10-23 2010-04-29 浙江鸿友压缩机制造有限公司 静止叶片式压缩机

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