JP2807187B2 - 冷蔵、冷凍車の断熱箱体 - Google Patents

冷蔵、冷凍車の断熱箱体

Info

Publication number
JP2807187B2
JP2807187B2 JP6757895A JP6757895A JP2807187B2 JP 2807187 B2 JP2807187 B2 JP 2807187B2 JP 6757895 A JP6757895 A JP 6757895A JP 6757895 A JP6757895 A JP 6757895A JP 2807187 B2 JP2807187 B2 JP 2807187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
box
panel
layer
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6757895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08313150A (ja
Inventor
勝美 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tobishima Body Industry Co Ltd
Original Assignee
Tobishima Body Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tobishima Body Industry Co Ltd filed Critical Tobishima Body Industry Co Ltd
Priority to JP6757895A priority Critical patent/JP2807187B2/ja
Publication of JPH08313150A publication Critical patent/JPH08313150A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2807187B2 publication Critical patent/JP2807187B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵、冷凍車の断熱箱
体に係り、特に、保冷性能を向上することができ、且
つ、軽量で耐久性のある断熱壁パネルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】長距離冷凍まぐろ輸送に使用される冷
蔵、冷凍車は、高い温度(たとえば−20°C)である
と、冷凍まぐろの色が変色し鮮度が低下してしまうの
で、−40°C程度の低温の保冷性能が必要とされる。
このため冷蔵、冷凍方式として、低温用の液体窒素式冷
凍機が使用されている。このものは液体窒素をボンベに
入れ、これを噴霧管より吹き出させ液体窒素の蒸発熱で
冷却するもので、−40°C以上の低温保冷が可能とな
る。そして、この種の冷蔵、冷凍車の断熱箱体も、外部
の熱の侵入を阻止して−40°C以上の保冷性能が発揮
できる特殊な断熱箱体が使用されている。尚、冷蔵、冷
凍車のような大型の断熱箱体は、冷蔵庫のように一体成
形は困難であり、断熱壁パネルを組み合わせて箱体を形
成している。これを図7乃至図9を参照して説明する。
【0003】図7は断熱箱体の側壁・前後壁パネルを示
す断面図であり、まず、アルミニウム製の外面板(コル
ゲートパネル)101があり、上記外面板101の内側
に断熱層103が配置されている。上記断熱層103
は、高度の保冷性能を得るため厚さ約150ミリメート
ル程度のポリウレタン発泡体が使用されている。又、断
熱層103の内側には、ポリウレタン発泡体への水の浸
入を防ぐため、繊維強化プラスチック(FRP)層10
5が配置されている。そして、繊維強化プラスチック
(FRP)層105の内側には、断熱層103への外部
からの衝撃を防止するため厚さ約15ミリメートル程度
のベニヤ合板107が配置されている。さらに、ベニヤ
合板107の内側であって、側壁の略下半分には、積載
する冷凍まぐろの滑り止めのため凹凸を付けたアルミニ
ウム板(チェッカープレート)109が配置されてい
る。側壁の上部はベニヤ合板107が露出している。
【0004】一方、天井パネルは、図8に示すように、
まず、アルミニウム製の外面板111があり、上記外面
板111の内側にポリウレタン発泡体製の断熱層113
が配置されている。又、その内側にベニヤ合板115が
配置され、さらにその内側にアルミニウム板117が全
面に配置されている。又、床パネルは、図9に示すよう
に、まず繊維強化プラスチック(FRP)層よりなる外
面板121があり、その内側にポリウレタン発泡体製の
断熱層123が配置されている。又、その内側にベニヤ
合板125が配置され、さらにその内側にアルミニウム
製T型レール板127が全面に配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷蔵、冷凍
車の断熱箱体の構成によると次のような問題があった。
上記断熱箱体に使用されている材料としてのベニヤ合板
やアルミニウム板は、強度や−40°C以下の低温下で
も使用できるという点では所望の機能を有している。し
かしながらベニヤ合板は水を吸い易いという欠点があ
る。つまり、断熱箱体内の温度が上昇すると冷凍まぐろ
等が解凍されて一部の水分が蒸発し、又は、箱体内の洗
浄時に水がかかったりすることにより、ベニヤ合板に水
が徐々に吸収されてしまう。このような状態で液体窒素
を吹き出させて断熱箱体内を冷却すると、まずベニヤ合
板に含まれた水分を凍らせるために液体窒素が使用され
ることになり、その結果、保冷性能が低下するととも
に、予冷時間が長くなるという問題があった。
【0006】又、ベニヤ合板に含まれる水分は冷蔵、冷
凍車の断熱箱体の重量を増加させるので、可能積載重量
が少なくなるという問題がある。特に、水分が凍るとそ
の傾向は顕著となる。又、箱体の内面には、アルミニウ
ム製のチェッカープレートが設けられているが、アルミ
ニウムは熱伝導率が大きく吸熱性に富むため、液体窒素
を吹き出させての冷却時に、まずアルミニウム板を冷却
させるために液体窒素が使用されることになり、その結
果、保冷性能が低下するという問題があった。
【0007】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、上記不具合をなくすこ
とにより、保冷性能を向上することができ、且つ、軽量
で耐久性のある冷蔵、冷凍車の断熱箱体を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明の請求項1は、断熱壁パネルを箱状に組み合わせ
てなる冷蔵、冷凍車の断熱箱体において、上記断熱箱体
の側壁・前後壁及び天井の各断熱壁パネルは、外面板と
ポリウレタン発泡体の断熱層の内側に、ポリスチレン発
泡体層を中間にしてその両側にガラス繊維強化ポリプロ
ピレン樹脂複合材のシートを積層したサンドイッチパネ
ルを設けたものであることを特徴とするものである。
【0009】又、本発明の請求項2は、請求項1記載の
冷蔵、冷凍車の断熱箱体において、上記サンドイッチパ
ネルの内側に、表皮の密度を高くし内層の密度を低くし
た合成樹脂製の内面板を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0010】
【作用】本発明の請求項1は、断熱層の内側に、ポリス
チレン発泡体層を中間にしてその両側にガラス繊維強化
ポリプロピレン樹脂複合材のシートを積層したサンドイ
ッチパネルを設けているから、まず、ポリスチレン発泡
体層はポリウレタン発泡体の約75パーセントの断熱効
果を発揮し、従来のベニヤ合板以上に保冷性能を向上で
きる。しかも、その両側に積層されたガラス繊維強化ポ
リプロピレン樹脂複合材のシートは、冷凍まぐろ等によ
る外部からの衝撃に対して十分な強度・耐衝撃性を有
し、ポリスチレン発泡体を保護する。又、仮に、一方の
シートが破損したとしても、防水性を有するポリスチレ
ン発泡体と、もう一方のシートにより断熱層に対する防
水が可能となる。よって、優れた保冷性能を発揮すると
ともに、長期にわたり健全な状態を維持することができ
る。
【0011】又、本発明の請求項2は、請求項1記載の
冷蔵、冷凍車の断熱箱体において、上記サンドイッチパ
ネルの内側に、表皮の密度を高くし内層の密度を低くし
た合成樹脂製の内面板を設けたので、外部からの衝撃に
対してサンドイッチパネルを保護することができ、又、
上記合成樹脂製の内面板が、従来のアルミニウム板が吸
熱性が高いのに対して、吸熱しにくい性質を有するの
で、液体窒素を吹き出させての冷却時に、合成樹脂製の
内面板を冷却するためのエネルギーが不要となり、保冷
性能を一層向上できる。
【0012】
【実施例】本発明の冷蔵、冷凍車の断熱箱体の実施例に
つき、図1乃至図6を参照して具体的に説明する。図1
は冷蔵、冷凍車Fに搭載された断熱箱体1を示す斜視
図、図2は断熱箱体1を示す断面図である。断熱箱体1
は、前壁3、後壁(扉)5、側壁7,9、天井11、床
板13によって構成され、それぞれが断熱壁パネルとな
っている。又、断熱箱体1の天井11と側壁7,9の境
界部には液体窒素の噴霧管15が配置されている。
【0013】上記断熱箱体1のうち、前壁3、後壁
(扉)5、側壁7,9の断熱壁パネルについては、図3
に示すような構成になっている。まず、外面板17があ
り、その内側に断熱層19が設けられている。そして、
その内側にポリスチレン発泡体層21を中間にしてその
両側にガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂複合材のシー
ト23,25を積層したサンドイッチパネル27を設
け、さらに上記サンドイッチパネル27の内側に合成樹
脂製の内面板29を設けている。外面板17は従来と同
様アルミニウム製のコルゲートパネルであり、又、断熱
層19は従来と同様高度の保冷性能を得るため厚さ約1
50ミリメートル程度のポリウレタン発泡体が使用され
ている。
【0014】上記サンドイッチパネル27は、従来のベ
ニヤ合板に代えて設けられるものであり、中間を厚さ約
20ミリメートル程度のポリスチレン発泡体層21で形
成している。ポリスチレン発泡体はポリウレタン発泡体
の約75パーセントの断熱効果を発揮し、発泡されてい
るが水を通しにくい性質を有する。さらにポリスチレン
発泡体層21の両側には厚さ2ミリメートル程度のガラ
ス繊維強化ポリプロピレン樹脂複合材のシート23,2
5が積層されている。ガラス繊維強化ポリプロピレン樹
脂複合材は、ケープラシート株式会社製造の商品名「K
Pシート」として市販されているものであり、ポリプロ
ピレン等の熱可塑性樹脂と約40パーセントのガラス繊
維を水中で分散混合し、抄紙機でシート化したものであ
る。そして、このものは優れた強度、耐衝撃性を持ち、
10.5kgf/mm2 の引張強度、90kgf/cm
2 の衝撃強度を発揮するものである。
【0015】上記サンドイッチパネル27を形成するに
は、図4に示すように、分割されたサンドイッチパネル
構成要素27A,27B同士の端部をL字形に形成し、
端面に「シーラー」と称される接着・シール材31を塗
布して突き合わせ接着するものであり、これにより、ポ
リスチレン発泡体層21への水の侵入を防止する。
【0016】一方、上記サンドイッチパネル27の内側
に配置される合成樹脂製の内面板29は、アルミニウム
板(チェッカープレート)に代えて設けられるものであ
り、図2,図3に示すように、帯板状のものを間隔的
に、特に、下部は隙間なく密に並設し、ビス等により固
定され、冷凍まぐろ等による外部からの衝撃に対してサ
ンドイッチパネル27を保護するものである。上記合成
樹脂製の内面板29は、株式会社アイワ製造の商品名
「デュラウッド」として市販されているものである。こ
のものは、ポリプロピレンの押出成形品であって、密度
の高い表皮と発泡した内層とでサンドイッチ構造を有
し、剛性に優れ耐衝撃性、耐摩耗性を有するとともに、
防水性がある。そして、合成樹脂成形品であるから熱伝
導率が低く、低温下に置かれても熱が伝わりにくい(吸
熱しにくい)という性質を有する。
【0017】又、天井11の断熱壁パネルは、図5に示
すようになっている。まず、アルミニウム製の外面板3
3があり、その内側に厚さ約150ミリメートル程度の
ポリウレタン発泡体製の断熱層35が設けられている。
そして、その内側に、ポリスチレン発泡体層37を中間
にしてその両側にガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂複
合材のシート39、41を積層したサンドイッチパネル
43を設けている。
【0018】又、床13の断熱壁パネルは、従来と同様
の構造であり、その詳細は図8に示すようになってい
る。まず、繊維強化プラスチック(FRP)層よりなる
外面板が121あり、その内側にポリウレタン発泡体製
の断熱層123が配置されている。又、その内側にベニ
ヤ合板125が配置され、さらにその内側にアルミニウ
ム製T型レール板127が全面に配置されているもので
ある。
【0019】本実施例の冷蔵、冷凍車の断熱箱体は上記
のような構成を有するものであり、次のような作用をす
る。まず、上記サンドイッチパネル27,43はベニヤ
合板と同等の強度と耐衝撃性を備え、且つ、防水性を備
えるので、外部からの衝撃が作用しても破損しにくいと
いう特徴を有し、断熱層19,35への水の侵入も防止
される。又、ポリスチレン発泡体層21,37を備えて
いるので断熱性が高く、断熱箱体1の保冷性能を向上す
ることができる。又、ポリスチレン発泡体層21、37
を中間にしてその両側にガラス繊維強化ポリプロピレン
樹脂複合材のシート23,25,39,41を積層した
ので、仮に、一方のシート23,39が破損しても、防
水性を有するポリスチレン発泡体層21,37と、もう
一方のシート25,41により断熱層19,35に対す
る防水が可能となる。
【0020】又、上記サンドイッチパネル27の内側
に、表皮の密度を高くし内層の密度を低くした合成樹脂
製の内面板29を設けたので、従来のアルミニウム板が
吸熱性が高いのに対して、吸熱しにくい性質を有するの
で、液体窒素を吹き出させての冷却時に、合成樹脂製の
内面板を冷却するためのエネルギー消費がなく、保冷性
能を一層向上できる。
【0021】次に、上記実施例の断熱箱体1について、
伝熱面積がほぼ同じ従来型の断熱箱体との比較により保
冷性能を試験した。試験方法は、内部加熱方法により、
試験車の内部を一定時間、一定温度(40°C)に保つ
ように温度制御しつつ、熱貫流率K(kcal/hr°
cm2 )を計測することにより行った。その試験結果を
図6に示すと、従来型がK=0.25であるのに対し、
本実施例のものはK=0.19であり、従来よりも格段
に保冷性能が向上していることが判明した。本実施例の
試験車の熱貫流率を断熱厚さから想定すると、K=0.
21程度になるが、計測値はそれよりもよく、保冷性能
は良好である。又、上記の熱貫流率計測値から、液体窒
素使用量(kg/hr)を求めると、従来型が18.1
であるのに対し、本実施例では14.3となり、本実施
例の断熱箱体とすることにより、液体窒素の使用量を約
20パーセント節減し得ることがわかった。
【0022】又、本実施例の断熱箱体1によると、サン
ドイッチパネル27と合成樹脂製の内面板29の採用に
より、従来型と比較して約100kg以上の軽量化が図
られているので、その分可能積載重量が大きくなる。
【0023】以上本実施例によると以下のような効果を
奏することができる。まず、上記サンドイッチパネル2
7はベニヤ合板と同等の強度と耐衝撃性を備え、且つ、
防水性を備えるので、外部からの衝撃が作用しても破損
しにくく、断熱層への水の侵入を防止できる。しかも、
断熱性を有するので優れた保冷性能を発揮でき、液体窒
素の使用量を可及的に減少させて、輸送コストを低減す
ることができる。又、軽量化が図られているので、可能
積載重量を大きくすることができる。
【0024】又、サンドイッチパネル27,43は、ポ
リスチレン発泡体層21,37を中間にしてその両側に
ガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂複合材のシート2
3,25,39,41を積層したので、仮に、一方のシ
ートが破損しても、防水性を有するポリスチレン発泡体
層と、もう一方のシートにより断熱層19,35に対す
る防水が可能となり、長期にわたり健全な状態を維持す
ることができる。
【0025】又、上記サンドイッチパネル27の内側
に、表皮の密度を高くし内層の密度を低くした合成樹脂
製の内面板29を設けた場合は、外部からの衝撃に対し
てサンドイッチパネルを保護することができ、又、従来
のアルミニウム板が吸熱性が高いのに対して、吸熱しに
くい性質を有するので、液体窒素を吹き出させての冷却
時に、合成樹脂製の内面板を冷却するためのエネルギー
消費がなく、保冷性能を一層向上できる。
【0026】尚、本発明は前記一実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では、側壁と前後壁の
断熱壁パネルにおいて、サンドイッチパネル27の内側
にさらに、表皮の密度を高くし内層の密度を低くした合
成樹脂製の内面板29を設けたが、同様に天井11のサ
ンドイッチパネルの内面に設けても良い。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の請求項1に
よると、サンドイッチパネルを設けることにより、ベニ
ヤ合板と同等の強度と耐衝撃性を備え、且つ、防水性を
備えるので、外部からの衝撃が作用しても破損しにく
く、断熱層への水の侵入を防止できる。しかも、断熱性
を有するので優れた保冷性能を発揮でき、液体窒素の使
用量を可及的に減少させて、輸送コストを低減すること
ができる。又、軽量化が図られているので、可能積載重
量を大きくすることができる。
【0028】又、サンドイッチパネルは、ポリスチレン
発泡体層を中間にしてその両側にガラス繊維強化ポリプ
ロピレン樹脂複合材のシートを積層したので、仮に、一
方のシートが破損しても、防水性を有するポリスチレン
発泡体層と、もう一方のシートにより断熱層に対する防
水が可能となり、長期にわたり健全な状態を維持でき
る。
【0029】又、本発明の請求項2によると、上記サン
ドイッチパネルの内側に、表皮の密度を高くし内層の密
度を低くした合成樹脂製の内面板を設けたので、外部か
らの衝撃に対してサンドイッチパネルを保護することが
でき、又、従来のアルミニウム板が吸熱性が高いのに対
して、熱を吸収しない性質を有するので、液体窒素を吹
き出させての冷却時に、合成樹脂製の内面板を冷却する
ためのエネルギー消費がなく、保冷性能を一層向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図で冷蔵、冷凍車に搭
載された断熱箱体を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図で断熱箱体を示す断
面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す図で側壁の拡大断面図
である。
【図4】本発明の一実施例を示す図でサンドイッチパネ
ル構成要素同士の接合方法を示す図である。
【図5】本発明の一実施例を示す図で天井の拡大断面図
である。
【図6】本発明の一実施例を示す図で本実施例と従来型
の保冷性能試験結果を示す図である。
【図7】従来例を示す図で側壁の拡大断面図である。
【図8】従来例を示す図で天井の拡大断面図である。
【図9】従来例を示す図で床の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 断熱箱体 3 前壁 5 後壁(扉) 7,9 側壁 11 天井 13 床 17 外面板 19 断熱層 21 ポリスチレン発泡体層 23,25 ガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂複合材
のシート 27 サンドイッチパネル 29 合成樹脂製の内面板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱壁パネルを箱状に組み合わせてなる冷
    蔵、冷凍車の断熱箱体において、上記断熱箱体の側壁・
    前後壁及び天井の各断熱壁パネルは、外面板とポリウレ
    タン発泡体の断熱層の内側に、ポリスチレン発泡体層を
    中間にしてその両側にガラス繊維強化ポリプロピレン樹
    脂複合材のシートを積層したサンドイッチパネルを設け
    たものであることを特徴とする冷蔵、冷凍車の断熱箱
    体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の冷蔵、冷凍車の断熱箱体に
    おいて、上記サンドイッチパネルの内側に、表皮の密度
    を高くし内層の密度を低くした合成樹脂製の内面板を設
    けたことを特徴とする冷蔵、冷凍車の断熱箱体。
JP6757895A 1995-03-27 1995-03-27 冷蔵、冷凍車の断熱箱体 Expired - Lifetime JP2807187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6757895A JP2807187B2 (ja) 1995-03-27 1995-03-27 冷蔵、冷凍車の断熱箱体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6757895A JP2807187B2 (ja) 1995-03-27 1995-03-27 冷蔵、冷凍車の断熱箱体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08313150A JPH08313150A (ja) 1996-11-29
JP2807187B2 true JP2807187B2 (ja) 1998-10-08

Family

ID=13348963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6757895A Expired - Lifetime JP2807187B2 (ja) 1995-03-27 1995-03-27 冷蔵、冷凍車の断熱箱体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2807187B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014228232A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 日本トレクス株式会社 貨物自動車の箱体

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19649871A1 (de) * 1996-12-02 1998-06-04 Graaff Vertriebs Gmbh Großraumkühlcontainer
JPH1167403A (ja) * 1997-08-08 1999-03-09 Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk 吸音材および該吸音材を備えたケーブルリール
JP2002257468A (ja) * 2001-03-02 2002-09-11 Isuzu Motors Ltd 保冷庫の壁構造
JP3899243B2 (ja) * 2001-07-30 2007-03-28 東勝物流株式会社 貨物自動車の荷室への荷物搬送用キャリア
JP2004011920A (ja) * 2002-06-03 2004-01-15 Nippon Trex Co Ltd 輸送車両用箱体およびその製造方法
US8500225B2 (en) 2007-03-26 2013-08-06 Lg Electronics Inc. Reinforcing component for refrigerator
CN101864813A (zh) * 2010-05-27 2010-10-20 上海一金节能科技有限公司 一种玻璃纤维网加筋聚苯板
CN102582981A (zh) * 2012-02-29 2012-07-18 江苏太阳宝新能源有限公司 太阳能光热发电高温熔盐储罐保温结构及其制备方法
CN104071469A (zh) * 2014-06-30 2014-10-01 苏州安特实业有限公司 一种具有绝热功能的保藏箱
CN104071468A (zh) * 2014-06-30 2014-10-01 苏州安特实业有限公司 一种具有隔热功能的保藏箱

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014228232A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 日本トレクス株式会社 貨物自動車の箱体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08313150A (ja) 1996-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2807187B2 (ja) 冷蔵、冷凍車の断熱箱体
US8342588B2 (en) Insulated composite body panel structure for a refrigerated truck body
US5450977A (en) Insulated shipping container
US10246873B1 (en) Insulated structural members for insulated panels and a method of making same
US20190145101A1 (en) Insulated Structural Members for Insulated Panels and a Method For Making Same
JP3513142B2 (ja) 真空断熱材と断熱体と断熱箱体と断熱扉と貯蔵庫と冷蔵庫
JP3522733B2 (ja) 冷蔵庫
JP2005164193A (ja) 冷蔵庫
JP2005114028A (ja) 真空パネル・断熱材積層断熱プレート
JPH11130187A (ja) 断熱壁構造
CN104590756B (zh) 一种超低温保存箱
JP4058793B2 (ja) 断熱部材、および断熱壁構造
JP3488229B2 (ja) 断熱箱体および冷蔵庫
JPH0580334B2 (ja)
CN110498138A (zh) 一种双温冷、暖集装箱
JP4069079B2 (ja) 冷凍または保冷車の収納庫
JP2000108774A (ja) 冷凍車又は冷蔵車用の中仕切り壁
JPH11130161A (ja) 断熱壁構造
JP2004028434A (ja) パネル板
JP2002295970A (ja) 保冷車の冷凍ボデイ
CN220409874U (zh) 一种超低导热的冷藏保温复合板和冷藏保温车
JP2000272549A (ja) 貨物輸送用又は貨物保存用箱体の内装構造、及びそれに用いる簡易断熱シート
CN217320538U (zh) 一种保温厢板及保温厢体及冷藏车
JP2590861Y2 (ja) 保冷箱
JP7394803B2 (ja) 冷蔵庫