JP2807115B2 - 冷水製造装置 - Google Patents
冷水製造装置Info
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- JP2807115B2 JP2807115B2 JP3356543A JP35654391A JP2807115B2 JP 2807115 B2 JP2807115 B2 JP 2807115B2 JP 3356543 A JP3356543 A JP 3356543A JP 35654391 A JP35654391 A JP 35654391A JP 2807115 B2 JP2807115 B2 JP 2807115B2
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- Japan
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- refrigerant
- pressure
- evaporator
- cold water
- compressor
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、冷凍サイクルシステ
ムを利用して冷水を製造する冷水製造装置に関するもの
である。
ムを利用して冷水を製造する冷水製造装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の冷水製造装置の蒸発器を示
す構成図であり、図において、１１は冷凍サイクルシス
テム内の蒸発器であって、冷媒の内部蒸発によって冷水
を冷却するように熱交換する。１２は蒸発器１１への冷
水入口管、１３は蒸発器１１からの冷水出口管、１４は
冷水出口管１３に装着された温度検出器、１５は温度検
出器１４に接続された制御装置である。
す構成図であり、図において、１１は冷凍サイクルシス
テム内の蒸発器であって、冷媒の内部蒸発によって冷水
を冷却するように熱交換する。１２は蒸発器１１への冷
水入口管、１３は蒸発器１１からの冷水出口管、１４は
冷水出口管１３に装着された温度検出器、１５は温度検
出器１４に接続された制御装置である。
【０００３】次に動作について説明する。まず、冷水製
造用の冷凍サイクルシステムにおいて、蒸発器１１は冷
媒の内部蒸発によって熱交換器を冷却する。このため、
冷水入口管１２から供給された水は熱交換器に接触して
冷却され、冷水出口管１３から流出する。このとき、蒸
発器１１の冷水出口管１３に取り付けられた温度検出器
１４により、冷凍機の運転中に、常時、冷水温度が検出
される。
造用の冷凍サイクルシステムにおいて、蒸発器１１は冷
媒の内部蒸発によって熱交換器を冷却する。このため、
冷水入口管１２から供給された水は熱交換器に接触して
冷却され、冷水出口管１３から流出する。このとき、蒸
発器１１の冷水出口管１３に取り付けられた温度検出器
１４により、冷凍機の運転中に、常時、冷水温度が検出
される。
【０００４】また、制御装置１５では、図４のフローチ
ャートに示すように、その検出した温度Ｔ1 と、制御装
置１５において予め設定された冷水出口側の温度設定値
である下限値Ｔ0 とを比較し（ステップＳＴ１）、温度
Ｔ1 が設定値Ｔ0 以下になった時に、冷凍機の運転を停
止させる（ステップＳＴ２）ように制御している。
ャートに示すように、その検出した温度Ｔ1 と、制御装
置１５において予め設定された冷水出口側の温度設定値
である下限値Ｔ0 とを比較し（ステップＳＴ１）、温度
Ｔ1 が設定値Ｔ0 以下になった時に、冷凍機の運転を停
止させる（ステップＳＴ２）ように制御している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷水製造装置の
蒸発器は以上のように構成されているので、蒸発器から
出てきた冷水の温度にもとづき冷凍機の運転制御を行う
ために、蒸発器１１の内部での凍結現象を未然に防ぐこ
とができないなどの問題点があった。
蒸発器は以上のように構成されているので、蒸発器から
出てきた冷水の温度にもとづき冷凍機の運転制御を行う
ために、蒸発器１１の内部での凍結現象を未然に防ぐこ
とができないなどの問題点があった。
【０００６】特に、シェルアンドチューブ式などの満液
式の熱交換器の場合には、冷水出口温度が各チューブを
通過した冷水が混合した温度であるため、凍結が発生し
ているチューブが存在しても、その本数割合が小さけれ
ば発見できず、凍結による冷却器の破損につながるなど
の問題点があった。
式の熱交換器の場合には、冷水出口温度が各チューブを
通過した冷水が混合した温度であるため、凍結が発生し
ているチューブが存在しても、その本数割合が小さけれ
ば発見できず、凍結による冷却器の破損につながるなど
の問題点があった。
【０００７】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、蒸発器内部における凍結現象を
未然にかつ確実に防止できる冷水製造装置を得ることを
目的とする。
ためになされたもので、蒸発器内部における凍結現象を
未然にかつ確実に防止できる冷水製造装置を得ることを
目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷水製造
装置は、冷媒圧縮機で圧縮された高温，高圧の冷媒を凝
縮，液化する凝縮器と、該凝縮器からの冷媒液を減圧す
る膨張弁と、該膨張弁からの冷媒液を蒸発させることに
より水を冷却する蒸発器と、該蒸発器における冷媒圧力
を検出する冷媒圧力検出器とを設け、該冷媒圧力検出器
により検出した上記蒸発器内の冷媒圧力にもとづき、制
御装置に、上記冷媒圧縮機の運転容量を制御させるよう
にしたものである。
装置は、冷媒圧縮機で圧縮された高温，高圧の冷媒を凝
縮，液化する凝縮器と、該凝縮器からの冷媒液を減圧す
る膨張弁と、該膨張弁からの冷媒液を蒸発させることに
より水を冷却する蒸発器と、該蒸発器における冷媒圧力
を検出する冷媒圧力検出器とを設け、該冷媒圧力検出器
により検出した上記蒸発器内の冷媒圧力にもとづき、制
御装置に、上記冷媒圧縮機の運転容量を制御させるよう
にしたものである。
【０００９】
【作用】この発明における制御装置は、冷媒圧力検出器
により検出した蒸発器内の冷媒圧力にもとづき、冷媒圧
縮機の運転容量を制御することにより、その冷媒圧力が
冷水凍結温度の飽和圧力以下にならないようにして、蒸
発器内での冷水の凍結を回避する。
により検出した蒸発器内の冷媒圧力にもとづき、冷媒圧
縮機の運転容量を制御することにより、その冷媒圧力が
冷水凍結温度の飽和圧力以下にならないようにして、蒸
発器内での冷水の凍結を回避する。
【００１０】
実施例１．以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図１において、１は容量制御機構を備えた冷凍サ
イクルシステム内の冷媒圧縮機、２は冷媒を凝縮液化す
る凝縮器、３は冷媒液を低圧化する冷媒流量制御装置と
しての膨張弁、４は蒸発器１１に取り付けられた冷媒圧
力検出器、５は冷媒圧力検出器４の検出圧力を入力とし
て、冷媒圧縮機１の運転を制御する制御装置である。
する。図１において、１は容量制御機構を備えた冷凍サ
イクルシステム内の冷媒圧縮機、２は冷媒を凝縮液化す
る凝縮器、３は冷媒液を低圧化する冷媒流量制御装置と
しての膨張弁、４は蒸発器１１に取り付けられた冷媒圧
力検出器、５は冷媒圧力検出器４の検出圧力を入力とし
て、冷媒圧縮機１の運転を制御する制御装置である。
【００１１】次に動作について説明する。まず、図１の
冷凍サイクルシステムと図２において、冷媒圧縮機１は
蒸気冷媒を圧縮して高温，高圧の過熱蒸気とし、これを
凝縮器２で凝縮，液化し、さらに膨張弁３を通して減圧
し、温度を下げ、続いて蒸発器１１に通して蒸発させ、
周囲から蒸発熱をとり、水を冷却する。
冷凍サイクルシステムと図２において、冷媒圧縮機１は
蒸気冷媒を圧縮して高温，高圧の過熱蒸気とし、これを
凝縮器２で凝縮，液化し、さらに膨張弁３を通して減圧
し、温度を下げ、続いて蒸発器１１に通して蒸発させ、
周囲から蒸発熱をとり、水を冷却する。
【００１２】一方、蒸発器１１内では、冷媒の蒸発圧力
を圧力検出器４で常時センシングする。そして、このと
き制御装置５は運転フラグが｀１´か｀０´かを調べ
（ステップＳＴ１１）｀０´ならば蒸発器１１内の冷媒
圧力ＰＥが設定値ＰＬ以下か否かを調べ（ステップＳＴ
１２）、冷媒圧力ＰＥが上記設定値たる水の凍結点であ
る０℃の飽和圧力ＰＬ以下になった場合には、運転フラ
グに｀１´をセットし（ステップＳＴ１３）、制御装置
５より冷媒圧縮機１に対し、現状の運転容量を１ステッ
プ減少させる命令信号を出す（ステップＳＴ１４）。
を圧力検出器４で常時センシングする。そして、このと
き制御装置５は運転フラグが｀１´か｀０´かを調べ
（ステップＳＴ１１）｀０´ならば蒸発器１１内の冷媒
圧力ＰＥが設定値ＰＬ以下か否かを調べ（ステップＳＴ
１２）、冷媒圧力ＰＥが上記設定値たる水の凍結点であ
る０℃の飽和圧力ＰＬ以下になった場合には、運転フラ
グに｀１´をセットし（ステップＳＴ１３）、制御装置
５より冷媒圧縮機１に対し、現状の運転容量を１ステッ
プ減少させる命令信号を出す（ステップＳＴ１４）。
【００１３】このため、冷凍サイクルの冷媒循環量が減
少していき、蒸発器１１内での冷媒圧力ＰＥは次第に上
昇する。この操作を冷媒圧力ＰＥが設定値ＰＬ以上の設
定値ＰＨ（例えば０．５℃相当の飽和圧力）に達するま
で繰り返す（ステップＳＴ１５）。そして冷媒圧力ＰＥ
が設定値以下ならばステップＳＴ１４以下を実施し、Ｐ
Ｈ以上ならば運転フラグを｀０´にして（ステップＳＴ
１６）、ステップＳＴ１１の処理を実行する。こうする
ことによって、蒸発器１１の冷媒の蒸発温度を水の凍結
点である０℃以上に保持することができる。
少していき、蒸発器１１内での冷媒圧力ＰＥは次第に上
昇する。この操作を冷媒圧力ＰＥが設定値ＰＬ以上の設
定値ＰＨ（例えば０．５℃相当の飽和圧力）に達するま
で繰り返す（ステップＳＴ１５）。そして冷媒圧力ＰＥ
が設定値以下ならばステップＳＴ１４以下を実施し、Ｐ
Ｈ以上ならば運転フラグを｀０´にして（ステップＳＴ
１６）、ステップＳＴ１１の処理を実行する。こうする
ことによって、蒸発器１１の冷媒の蒸発温度を水の凍結
点である０℃以上に保持することができる。
【００１４】なお、上記冷媒圧縮機１の容量制御を行う
のに、機械的制御機構を用いたり、あるいはインバータ
によるモータ駆動制御システムを用いることができる。
のに、機械的制御機構を用いたり、あるいはインバータ
によるモータ駆動制御システムを用いることができる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、冷媒
圧縮機で圧縮された高温，高圧の冷媒を凝縮，液化する
凝縮器と、該凝縮器からの冷媒液を減圧する膨張弁と、
該膨張弁からの冷媒液を蒸発させることにより、水を冷
却する蒸発器と、該蒸発器における冷媒圧力を検出する
冷媒圧力検出器とを設け、該冷媒圧力検出器により検出
した上記蒸発器内の冷媒圧力にもとづき、制御装置に、
上記冷媒圧縮機の運転容量を制御させるように構成した
ので、冷水を冷却する蒸発器内の冷媒蒸発温度を、水の
凍結点以上に維持することにより、蒸発器内での水の凍
結を確実に防止しながら連続運転することができ、信頼
性の高い冷凍機が得られる効果がある。
圧縮機で圧縮された高温，高圧の冷媒を凝縮，液化する
凝縮器と、該凝縮器からの冷媒液を減圧する膨張弁と、
該膨張弁からの冷媒液を蒸発させることにより、水を冷
却する蒸発器と、該蒸発器における冷媒圧力を検出する
冷媒圧力検出器とを設け、該冷媒圧力検出器により検出
した上記蒸発器内の冷媒圧力にもとづき、制御装置に、
上記冷媒圧縮機の運転容量を制御させるように構成した
ので、冷水を冷却する蒸発器内の冷媒蒸発温度を、水の
凍結点以上に維持することにより、蒸発器内での水の凍
結を確実に防止しながら連続運転することができ、信頼
性の高い冷凍機が得られる効果がある。
【図１】この発明の一実施例による冷水製造装置を示す
系統図である。
系統図である。
【図２】この発明による冷媒圧縮機制御の手順を示すフ
ローチャート図である。
ローチャート図である。
【図３】従来の冷水製造装置の蒸発器を示す構成図であ
る。
る。
【図４】従来の冷凍サイクルシステムにおける冷凍停止
の手順を示すフローチャート図である。
の手順を示すフローチャート図である。
１ 冷媒圧縮機 ２ 凝縮器 ３ 膨張弁 ４ 冷媒圧力検出器 ５ 制御装置 １１ 蒸発器
Claims (1)
- 【請求項１】 容量制御機能を有する冷媒圧縮機と、該
冷媒圧縮機で圧縮された高温，高圧の冷媒を凝縮，液化
する凝縮器と、該凝縮器からの冷媒液を減圧する膨張弁
と、該膨張弁からの冷媒液を蒸発させることにより、水
を冷却する蒸発器と、該蒸発器における冷媒圧力を検出
する冷媒圧力検出器と、該冷媒圧力検出器により検出し
た上記蒸発器内の冷媒圧力にもとづき上記冷媒圧縮機の
運転容量を制御する制御装置とを備えた冷水製造装置で
あって、 上記制御装置は、運転フラグが‘０’ならば、上記蒸発
器内の冷媒圧力ＰＥが冷水凍結温度の飽和圧力ＰＬ以下
か否かを繰り返し調べＰＥがＰＬ以下になったときに運
転フラグに‘１’をセットするとともに上記冷媒圧縮機
の運転容量を減少させ、一方、運転フラグが‘１’なら
ば、ＰＥがＰＬより大きな所定の冷水凍結温度の飽和圧
力ＰＨ以下か否かを調べＰＥがＰＨ以下のとき上記冷媒
圧縮機の運転容量を減少させＰＥがＰＨより大きいとき
運転フラグを‘０’にセットするものであることを特徴
とする 冷水製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3356543A JP2807115B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 冷水製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3356543A JP2807115B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 冷水製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05172441A JPH05172441A (ja) | 1993-07-09 |
| JP2807115B2 true JP2807115B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=18449557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3356543A Expired - Lifetime JP2807115B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 冷水製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2807115B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4844601B2 (ja) * | 2008-07-30 | 2011-12-28 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
| EP2650621B1 (en) | 2010-12-09 | 2019-10-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioner |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59124975U (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-22 | 株式会社日立製作所 | チラ−ユニツト |
| JPS6470655A (en) * | 1987-09-10 | 1989-03-16 | Sanyo Electric Co | Cooling device |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP3356543A patent/JP2807115B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05172441A (ja) | 1993-07-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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