JPH10185342A - ヒートポンプ式空気調和機 - Google Patents

ヒートポンプ式空気調和機

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Publication number
JPH10185342A
JPH10185342A JP33931396A JP33931396A JPH10185342A JP H10185342 A JPH10185342 A JP H10185342A JP 33931396 A JP33931396 A JP 33931396A JP 33931396 A JP33931396 A JP 33931396A JP H10185342 A JPH10185342 A JP H10185342A
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JP
Japan
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refrigerant
outdoor
compressor
way valve
valve
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Application number
JP33931396A
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English (en)
Inventor
Shigeo Aoyama
繁男 青山
Kazuhiko Machida
和彦 町田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機において冬季などの外気温が低い
場合にも冷房運転を必要とする場合に消費電力の低減化
を図る。 【解決手段】 圧縮機1の吸入配管、及び吐出配管を第
1二方弁を介して連通する第1バイパス回路、及び室外
膨張弁5には室外膨張弁5の入口配管、及び出口配管と
を第2二方弁、冷媒タンクT、冷媒搬送ポンプPMを介
して連通する第2バイパス回路を備え、外気温Toが所
定外気温TL以下の場合は、圧縮機1を停止し、室外膨
張弁5を全閉、第1二方弁BV1を開、第2二方弁BV
2を開として、冷媒搬送ポンプPMを運転する。これに
より、室外熱交換器3にて低外気雰囲気で凝縮して液冷
媒が室内ユニットBへ搬送され、室内熱交換器12にて
蒸発後、冷媒自身は過熱蒸気となって室外ユニットAへ
戻るという圧縮機1の運転を必要としない冷凍サイクル
の運転が可能となり、消費電力の大幅低減を実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気を熱源とする
ヒートポンプ式空気調和機において、冬季などの外気温
が低い場合にも冷房運転を必要とする場合に消費電力の
低減化を図る冷凍サイクルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヒートポンプ式空気調和機については、
既にさまざまな開発がされており、その中で一般的なヒ
ートポンプ式空気調和機の基本的な技術について以下述
べる。
【0003】上記従来のヒートポンプ式空気調和機は図
5に示すように、室外ユニットAo、及び室内ユニット
Boから構成されている。
【0004】室外ユニットAoは、圧縮機1,四方弁
2,室外熱交換器3,室外送風機4,室外膨張弁5,第
1逆止弁6からなり、そして室内ユニットBoは室内膨
張弁11,室内熱交換器12,第2逆止弁6b,室内送
風機13から構成されている。
【0005】そして、圧縮機1,四方弁2,室外熱交換
器3,室外膨張弁5,室内膨張弁11,室内熱交換器1
2,四方弁2,圧縮機1を冷媒配管にて環状に順次接続
して冷凍サイクルを形成している。
【0006】また、室外ユニットAo、及び室内ユニッ
トBoは冷媒配管にて連通されている。
【0007】以上のように構成されたヒートポンプ式空
気調和機について、その動作を説明する。
【0008】まず、冷房運転の場合、四方弁2によって
冷房回路に切り替えられ、図中の実線矢印の方向に冷媒
が流れて冷房サイクルが形成され、室外熱交換器3を凝
縮器、室内熱交換器12を蒸発器として作用させる。
【0009】上記冷房サイクルにおいて、圧縮機1を出
た高温高圧のガス冷媒は室外熱交換器3にて凝縮して高
温高圧の液冷媒となり、第1逆止弁6aを介して室外ユ
ニットAoを出て、その後室内ユニットBoへ流入し、
室内膨張弁11にて減圧膨張されて二相冷媒となった冷
媒は、室内熱交換器12にて蒸発することにより室内空
気から吸熱(冷房運転)するというサイクルを繰り返
す。
【0010】一方、暖房運転の場合、四方弁2によって
暖房回路に切り替えられ、図中の破線矢印の方向に冷媒
が流れて暖房サイクルが形成され、室内熱交換器12を
凝縮器、室外熱交換器3を蒸発器として作用させる。
【0011】上記暖房サイクルにおいて、圧縮機1を出
た高温高圧のガス冷媒は室内熱交換器12にて凝縮する
ことにより室内空気へ放熱(暖房運転)して高温高圧の
液冷媒となり、第2逆止弁6bを介して室内ユニットB
oを出て、その後、室外ユニットAoへ流入し、室外膨
張弁5にて減圧膨張されて二相冷媒となった冷媒は、室
外熱交換器3にて蒸発することにより室外空気から吸熱
するというサイクルを繰り返す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成は、冷房サイクルにおいて、低負荷時、特に冬季
のように外気温が低い条件下で冷房運転を行う場合、空
気熱源であるため気温の低い外気へ廃熱する必要があ
る。
【0013】そのために室外熱交換器3での凝縮圧力は
通常冷房運転時より低くなり、一般に外気温が15℃以
下の場合は、圧縮機1の最小圧縮比を確保できなくなる
ため、室外送風機4の回転数を段階的に低下させて凝縮
能力を強制的に低下させて、凝縮圧力、即ち、圧縮機1
の吐出圧力を高める運転を行う。
【0014】それに伴って、室内ユニットでの冷房能力
も低下し、圧縮機1が一定速運転の場合は低圧縮比運転
であっても冷房能力の低下率ほどには消費電力は低下し
ないため運転効率も大幅に低下してしまうという欠点が
あった。
【0015】また、圧縮機1が低圧縮比運転であること
から、圧縮機1本体の信頼性低下を招いてしまうという
欠点があった。
【0016】更に、室外送風機の回転数を段階的に低下
させて凝縮能力を強制的に低下させるため、圧縮機の一
定速運転では室内温度も段階的に変動することとなり、
室温制御性が悪いという欠点があった。
【0017】そこで、本発明は上記欠点を鑑み、低外気
温時には外気の冷熱を利用して冷媒搬送ポンプにて冷媒
循環運転を行うことにより、圧縮機の運転を不要とし、
電力消費量の大幅低減を実現し得るヒートポンプ式空気
調和機を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、圧縮機,四方弁,室外熱交換器,室外膨張
弁,室内膨張弁,室内熱交換器,四方弁,圧縮機を順次
冷媒配管にて環状に接続して冷凍サイクルを構成する。
【0019】また、第1二方弁を介して圧縮機の吸入配
管と吐出配管とを連結する第1バイパス回路と、第2二
方弁、冷媒タンク、及び冷媒搬送ポンプを直列に接続し
て室外膨張弁の入口側と出口側とを連結する第2バイパ
ス回路と、室外ユニット付近に設置した外気温センサー
とを備える。
【0020】また、圧縮機の運転/停止を行う圧縮機運
転制御手段と、室外膨張弁の開度制御を行う膨張弁制御
手段と、第1二方弁、第2二方弁の開閉を制御する二方
弁制御手段と、冷媒搬送ポンプの運転/停止を行うポン
プ運転制御手段と、冷凍サイクルの運転モードを検出す
る運転モード手段と、外気温センサーからの出力を温度
信号に変換する外気温検出手段とを備える。
【0021】更に、運転モード手段により冷房モードを
検出し、かつ外気温センサーにより検出した外気温が所
定温度以下の場合に、圧縮機を停止し、室外膨張弁を全
閉、第1二方弁を開、第2二方弁を開として、冷媒搬送
ポンプを運転して冷房運転を行うべく、圧縮機運転制御
手段と膨張弁制御手段と二方弁制御手段とポンプ運転制
御手段とを動作させる第1制御装置とを備えるものであ
る。
【0022】これにより、室外熱交換器にて低外気雰囲
気で凝縮して液冷媒となった冷媒は冷媒搬送ポンプによ
り室内ユニットへ搬送され、室内熱交換器にて蒸発して
室内空気を冷却・冷房した後、冷媒自身は過熱蒸気とな
って室外ユニットへ戻るという圧縮機の運転を必要とし
ない冷凍サイクルの運転が可能となる。
【0023】つまり、圧縮機に替わって冷媒ポンプを運
転することにより、圧縮機運転時の約1/10程度の消
費電力で済むこととなり、消費電力の大幅低減を実現で
きる。
【0024】更に、室外送風機の回転数を段階的に低下
させて凝縮能力を強制的に低下させる必要がないため、
室内温度の変動を抑えられ、室温制御性を向上させるこ
とができる。
【0025】また、第2の技術的手段として、第1の技
術的手段に対して、室内ユニットの入口配管と前記室内
ユニットの出口配管とをバイパス流量弁を介して連結す
る第3バイパス回路と、室内ユニットの出口配管に設置
した室内ユニット出口冷媒圧力を検出する圧力検出装置
と、室内ユニット出口冷媒温度を検出する温度検出装置
と、圧力検出装置により検出した冷媒圧力と前記温度検
出装置により検出した冷媒温度から冷媒過熱度を算出す
る冷媒過熱度検出手段と、バイパス流量弁の開度制御を
行うバイパス流量弁制御手段と、運転時間を検出する時
間検出手段とを備える。
【0026】更に、冷媒過熱度検出手段からの出力値が
所定値以下で、かつ時間検出手段による運転時間が所定
時間以上経過した場合に、バイパス流量弁を所定開度開
けるべく、バイパス流量弁制御手段を動作させる第2制
御手段とを備えるものである。
【0027】これにより、室内の冷房負荷が小さく、必
要熱交換器への必要冷媒循環量が低い場合、バイパス流
量弁の開度を大きくして冷媒搬送ポンプを吐出した冷媒
の一部を室外熱交換器へバイパスすることにより、室内
熱交換器への冷媒循環量の適正化を測ることができ、冷
房負荷の変動に対する応答性が高まり、室温制御性を向
上させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、圧縮機
と四方弁と室外熱交換器と室外膨張弁と室外送風機とか
らなる室外ユニットと、室内膨張弁と室内熱交換器と室
内送風機とからなる室内ユニットとから構成され、かつ
前記圧縮機,前記四方弁,前記室外熱交換器,前記室外
膨張弁,前記室内膨張弁,前記室内熱交換器,前記四方
弁,前記圧縮機を順次冷媒配管にて環状に接続してなる
冷凍サイクルにおいて第1二方弁を介して前記圧縮機の
吸入配管と吐出配管とを連結する第1バイパス回路と、
第2二方弁、冷媒タンク、及び冷媒搬送ポンプを直列に
接続して前記室外膨張弁の入口側と出口側とを連結する
第2バイパス回路とを備えるものである。
【0029】また前記室外ユニット付近に設置した外気
温センサーと、前記圧縮機の運転/停止を行う圧縮機運
転制御手段と、前記室外膨張弁の開度制御を行う膨張弁
制御手段と、前記第1二方弁、前記第2二方弁の開閉を
制御する二方弁制御手段と前記冷媒搬送ポンプの運転/
停止を行うポンプ運転制御手段と、前記冷凍サイクルの
運転モードを検出する運転モード手段と、外気温センサ
ーからの出力を温度信号に変換する外気温検出手段とを
備えるものである。
【0030】更に、前記運転モード手段により冷房モー
ドを検出し、かつ外気温センサーにより検出した外気温
が所定温度以下の場合に、前記圧縮機を停止し、前記室
外膨張弁を全閉、前記第1二方弁を開、前記第2二方弁
を開として、前記冷媒搬送ポンプを運転して冷房運転を
行うべく、前記圧縮機運転制御手段と前記膨張弁制御手
段と前記二方弁制御手段と前記ポンプ運転制御手段とを
動作させる第1制御装置とを備えるものである。
【0031】上記構成を用いることにより、室外熱交換
器にて低外気雰囲気で凝縮して液冷媒となった冷媒は冷
媒搬送ポンプにより室内ユニットへ搬送され、室内熱交
換器にて蒸発して室内空気を冷却・冷房した後、冷媒自
身は過熱蒸気となって室外ユニットへ戻るという圧縮機
の運転を必要としない冷凍サイクルの運転が可能とな
る。
【0032】つまり、圧縮機に替わって冷媒ポンプを運
転することにより、圧縮機運転時の約1/10程度の消
費電力で済むこととなり、消費電力の大幅低減を実現で
きる。また、圧縮機を低圧縮比運転することもなくなる
ため、圧縮機本体の信頼性低下を招くことから解消され
る。
【0033】更に、室外送風機の回転数を段階的に低下
させて凝縮能力を強制的に低下させる必要がないため、
室内温度の変動を抑えられ、室温制御性を向上させるこ
とができる。
【0034】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に対して、前記室内ユニットの入口配管と
前記室内ユニットの出口配管とをバイパス流量弁を介し
て連結する第3バイパス回路と、前記室内ユニットの出
口配管に設置した室内ユニット出口冷媒圧力を検出する
圧力検出装置と、室内ユニット出口冷媒温度を検出する
温度検出装置と、前記圧力検出装置により検出した冷媒
圧力と前記温度検出装置により検出した冷媒温度から冷
媒過熱度を算出する冷媒過熱度検出手段と、前記バイパ
ス流量弁の開度制御を行うバイパス流量弁制御手段とを
備えるものである。
【0035】さらに、運転時間を検出する時間検出手段
と、前記冷媒過熱度検出手段からの出力値が所定値以下
で、かつ前記時間検出手段による運転時間が所定時間以
上経過した場合に、前記バイパス流量弁を所定開度開け
るべく、前記バイパス流量弁制御手段を動作させる第2
制御装置とを備えるものである。
【0036】上記構成を用いることにより、室内の冷房
負荷が小さく、室内熱交換器への必要冷媒循環量が低い
場合、バイパス流量弁の開度を大きくして冷媒搬送ポン
プを吐出した冷媒の一部を室外熱交換器へバイパスする
ことにより、室内熱交換器への冷媒循環量の適正化を図
ることができ、冷房負荷の変動に対する応答性が高ま
り、室温制御性を向上させることができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明によるヒートポンプ式空気調和
機の実施例について図面を参照しながら説明する。尚、
従来と同一構成については同一符号を付し、その詳細な
説明を省略する。
【0038】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
るヒートポンプ式空気調和機の冷房運転時の冷凍サイク
ル図である。図1中、黒抜き矢印は通常の冷房運転時の
冷媒の流動方向を、白抜き矢印は低冷房負荷運転時の冷
媒の流動方向を示す。
【0039】本実施例のヒートポンプ式空気調和機は、
室外ユニットAと、複数の室内ユニットBとから構成さ
れている。
【0040】室外ユニットAは、圧縮機1、四方弁2、
室外送風機4を備えた室外熱交換器3、室外膨張弁5と
からなり、圧縮機1には圧縮機1の吸入配管、及び吐出
配管を第1二方弁を介して連通する第1バイパス回路、
及び室外膨張弁5には室外膨張弁5の入口配管、及び出
口配管とを第2二方弁、冷媒タンクT、冷媒搬送ポンプ
PMを介して連通する第2バイパス回路が設置されてい
る。
【0041】室内ユニットBは、室内膨張弁11、室内
熱交換器12、室内送風機13とからなり、冷凍サイク
ルは、圧縮機1と第1バイパス回路、四方弁2、室外熱
交換器3、室外膨張弁5と第2バイパス回路、及び並列
設置した複数の室内ユニットBの室内膨張弁11、室内
熱交換器12を順次環状に接続してなる。
【0042】また、圧縮機運転制御手段CMcntは、
圧縮機1の運転/停止を制御し、ポンプ運転制御手段P
Mcntは、冷媒搬送ポンプPMの運転/停止を制御
し、膨張弁制御手段EVcntは、室外膨張弁5と信号
線で接続されており、開度制御を行う。二方弁制御手段
BVcntは、第1二方弁BV1、第2二方弁BV2と
信号線で接続されており、各弁の開閉を制御する。
【0043】更に、運転モード検出手段Modeにて冷
房/暖房運転モードを検出し、外気温検出手段Tsen
にて室外ユニットA付近に設置された外気温センサーT
hの出力信号を外気温信号に変換する。
【0044】そして、第1制御装置Cnt1は運転モー
ド手段Modeにより冷房/暖房モードを検出し、外気
温センサーThにより検出した外気温Toを検出して、
圧縮機1、室外膨張弁5、第1二方弁BV1、第2二方
弁BV2、及び冷媒搬送ポンプPMの制御を行うべく、
圧縮機運転制御手段CMcntと膨張弁制御手段EVc
ntと二方弁制御手段BVcntとポンプ運転制御手段
PMcntとを動作させるものである。
【0045】以上のように構成されたヒートポンプ式空
気調和機について、以下その動作を説明する。ここで、
暖房運転については従来と同様であるため、冷房運転に
ついてのみ説明する。図2はその冷房運転時の制御内容
を示すフローチャートである。
【0046】まず、step1にて運転モード検出手段
Modeにより冷房運転モードが設定されたことを検出
され、step2にて外気温センサーThにより外気温
Toを検出し、step3にて所定外気温TLとの大小
関係を演算した結果、外気温Toが所定外気温TL以下
の場合に以下に説明する低冷房負荷運転モードに移行
し、外気温Toが所定外気温TLより高い場合は、図1
中の黒抜き矢印で示す通常の冷房運転を行うべくste
p9の通常運転制御を継続し、その後、外気温Toを監
視するstep2へ戻るルーチンを繰り返す。
【0047】一方、stwp3にて検出した外気温To
が所定外気温TL以下の場合は、図1中の白抜き矢印で
示す低冷房負荷運転モードを開始すべく、第1制御装置
Cnt1により、圧縮機運転制御手段CMcntによる
信号により圧縮機1を停止し、膨張弁制御手段EVcn
tによる信号により室外膨張弁5を全閉、二方弁制御手
段BVcntによる信号により第1二方弁BV1を開、
第2二方弁BV2を開として、ポンプ運転制御手段PM
cntによる信号により冷媒搬送ポンプPMを運転する
制御が行われる。
【0048】即ち、step4にて第2バイパス回路内
にある第2二方弁BV2:開として、step5にて冷
媒搬送ポンプPMを運転する。これにより、室外熱交換
器3にて凝縮した液冷媒を第2バイパス回路へ導入し、
圧縮機1と冷媒搬送ポンプPMの併用による液冷媒搬送
を開始する。
【0049】その後、step6にて室外膨張弁5を全
閉にし、step7にて第1二方弁BV1を開とした
後、step8にて圧縮機1を停止する。
【0050】これにより、室外熱交換器3にて凝縮した
低温低圧の液冷媒を第2バイパス回路へ導入し、冷媒搬
送ポンプPMによりやや昇圧して室内ユニットBへ搬送
し、室内熱交換器12内で蒸発して室内空気を冷却した
冷媒を再び低温外気と熱交換させるべく室外熱交換器3
へ流入させるという、圧縮機1を使用しない冷凍サイク
ルを形成する。
【0051】以上のように本実施例のヒートポンプ式空
気調和機は、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、室
外膨張弁5、及び並列設置した複数の室内ユニットBの
室内膨張弁11、室内熱交換器12を順次環状に接続し
た冷凍サイクルにおいて、圧縮機1の吸入配管、及び吐
出配管を第1二方弁を介して連通する第1バイパス回
路、及び室外膨張弁5の入口配管、及び出口配管とを第
2二方弁、冷媒タンクT、冷媒搬送ポンプPMを介して
連通する第2バイパス回路を設置し、運転モード手段M
odeにより冷房/暖房モードを検出し、外気温センサ
ーThにより検出した外気温Toを検出して、圧縮機
1、室外膨張弁5、第1二方弁BV1、第2二方弁BV
2、及び冷媒搬送ポンプPMの制御を行うべく、圧縮機
運転制御手段CMcntと膨張弁制御手段EVcntと
二方弁制御手段BVcntとポンブ運転制御手段PMc
ntとを動作させる第1制御装置Cnt1から構成され
ている。
【0052】これにより、室外熱交換器3にて低外気雰
囲気で凝縮して液冷媒となった冷媒は冷媒搬送ポンプP
Mにより室内ユニットBへ搬送され、室内熱交換器12
にて蒸発して室内空気を冷却・冷房した後、冷媒自身は
過熱蒸気となって室外ユニットAへ戻るという圧縮機1
の運転を必要としない冷凍サイクルの運転が可能とな
る。
【0053】つまり、圧縮機1に替わって冷媒ポンプP
Mを運転することにより、圧縮機運転時の約1/10程
度の消費電力で冷房運転を行えることとなり、消費電力
の大幅低減を実現できる。また、圧縮機1を低圧縮比運
転することもなくなるため、圧縮機1本体の信頼性低下
を招くことから解消される。
【0054】更に、室外送風機4の回転数を段階的に低
下させて凝縮能力を強制的に低下させる必要がないた
め、室内温度の変動を抑えられ、室温制御性を向上させ
ることができる。
【0055】(実施例2)次に、本発明の実施例2につ
いて図面を参照しながら説明するが、実施例1と同一構
成部分については同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0056】図4は本発明の実施例2によるヒートポン
プ式空気調和機の冷房運転時の冷凍サイクル図である。
図4中、黒抜き矢印は通常の冷房運転時の冷媒の流動方
向を、白抜き矢印は低冷房負荷運転時の冷媒の流動方向
を示す。
【0057】本実施例の蓄熱式空気調和機は、実施例1
と同様、室外ユニットAと、複数の室内ユニットBとか
ら構成されている。
【0058】但し、実施例1に加えて、室内ユニットB
の入口配管と前記室内ユニットBの出口配管とをバイパ
ス流量弁RVを介して連結する第3バイパス回路と、室
内ユニットBの出口配管に設置した室内ユニット出口冷
媒圧力Prを検出する圧力検出装置PSと、室内ユニッ
ト出口冷媒温度Trを検出する温度検出装置TSと、圧
力検出装置PSにより検出した冷媒圧力Prと前記温度
検出装置TSにより検出した冷媒温度Trから冷媒過熱
度SHを算出する冷媒過熱度検出手段SHsenと、バ
イパス流量弁RVの開度制御を行うバイパス流量弁制御
手段RVcntと、運転時間τを検出する時間検出手段
TMとを備える。
【0059】更に、冷媒過熱度検出手段SHsenから
の出力値SHが所定値SHo以下で、かつ時間検出手段
TMによる運転時間τが所定時間τo以上経過した場合
に、バイパス流量弁RVを所定開度PL開けるべく、バ
イパス流量弁制御手段RVcntを動作させる第2制御
装置Cnt2とを備えるものである。
【0060】そして、圧力検出装置PS、及び温度検出
装置TSと、冷媒過熱度検出手段SHsenとは信号線
にて接続されており、圧力検出装置PS、及び温度検出
装置TSからの出力信号が冷媒過熱度検出手段SHse
nに入力され、そこで冷媒過熱度SHが算出される。
【0061】そして、第2制御装置Cnt2から、バイ
パス流量弁RVの設定開度をバイパス流量弁制御手段R
Vcntへ出力される。
【0062】以上のように構成されたヒートポンプ式空
気調和機について、以下その動作を説明する。ここで、
暖房運転については従来と同様であるため、冷房運転に
ついてのみ説明する。また、冷房運転についても実施例
1と同様の動作については、説明を割愛する。図4はそ
の冷房運転時の制御内容を示すフローチャートである。
【0063】まず、step1からstep9におい
て、実施例1の動作と同様に、第2二方弁BV2、冷媒
搬送ポンプPM、室外膨張弁5、第1二方弁BV1、及
び圧縮機1の設定を行い、低負荷冷房運転モードを行
う。
【0064】次に、step10にて、室内ユニットB
の出口配管に設置した圧力検出装置PSより室内ユニッ
ト出口冷媒圧力Prを検出し、温度検出装置TSより室
内ユニット出口冷媒温度Trを検出し、冷媒過熱度検出
手段SHsenにて冷媒圧力Prと冷媒温度Trから冷
媒過熱度SHを算出する。
【0065】また、step11にて、時間検出手段T
Mにより低冷房負荷運転モードでの運転時間τを検出
し、step12にて、検出した前記冷媒過熱度SHが
所定の冷媒過熱度SHo以下で、かつ運転時間τが所定
時間τo以上経過した場合に、step13ヘ移行し、
第3バイパス回路内のバイパス流量弁RVを所定開度P
Lだけ開く制御を行う。
【0066】即ち、室内ユニットBにおける冷房負荷が
小さい場合、室内熱交換器12における蒸発能力より室
内負荷が小さくなり、室内ユニットBへ流入する冷媒が
完全に蒸発することができなくなり、室内ユニットB出
口では冷媒過熱度SHを確保できなくなる。
【0067】従って、この場合、室内ユニットBへの冷
媒循環量は冷房負荷に対して過大であるため、バイパス
流量弁RVの開度を大きくして冷媒搬送ポンプPMを吐
出した冷媒の一部を第3バイパス回路を介して室外熱交
換器3へバイパスすることにより、室内熱交換器への冷
媒循環量の適正化を図ることができ、冷房負荷の変動に
対する応答性が高まり、室温制御性を向上させることが
できる。
【0068】一方、step12にて上記条件を満足し
ない場合は、外気温Toを監視するstep2へ戻るル
ーチンを繰り返す。
【0069】以上のように本実施例のヒートポンプ式空
気調和機は、実施例1に加えて、室内ユニットBの入口
配管と室内ユニットBの出口配管とをバイパス流量弁R
Vを介して連結する第3バイパス回路と、室内ユニット
Bの出口配管に設置した室内ユニット出口冷媒圧力Pr
を検出する圧力検出装置PSと、室内ユニット出口冷媒
温度Trを検出する温度検出装置TSと、圧力検出装置
PSにより検出した冷媒圧力Prと前記温度検出装置T
Sにより検出した冷媒温度Trから冷媒過熱度SHを算
出する冷媒過熱度検出手段SHsenと、バイパス流量
弁RVの開度制御を行うバイパス流量弁制御手段RVc
ntと、運転時間τを検出する時間検出手段TMと、更
に、冷媒過熱度検出手段SHsenからの出力値SHが
所定値SHo以下で、かつ時間検出手段TMによる運転
時間τが所定時間τo以上経過した場合は、バイパス流
量弁RVを所定開度PL開けるべく、バイパス流量弁制
御手段RVcntを動作させる第2制御装置Cnt2か
ら構成されている。
【0070】これにより、実施例1の効果に加えて、室
内の冷房負荷が小さく、室内熱交換器12への必要冷媒
循環量が低い場合、バイパス流量弁RVの開度を大きく
して冷媒搬送ポンプPMを吐出した冷媒の一部を室外熱
交換器3へバイパスすることにより、室内熱交換器12
への冷媒循環量の適正化を図ることができ、冷房負荷の
変動に対する応答性が高まり、室温制御性を向上させる
ことができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、圧縮機,
四方弁,室外熱交換器,室外膨張弁,室内膨張弁,室内
熱交換器,四方弁,圧縮機を順次冷媒配管にて環状に接
続してなる冷凍サイクルにおいて、第1二方弁を介して
圧縮機の吸入配管と吐出配管とを連結する第1バイパス
回路と、第2二方弁、冷媒タンク、及び冷媒搬送ポンプ
を直列に接続して室外膨張弁の入口側と出口側とを連結
する第2バイパス回路とを備えるものである。
【0072】更に、運転モード手段により冷房モードを
検出し、かつ外気温センサーにより検出した外気温が所
定温度以下の場合に、圧縮機を停止し、室外膨張弁を全
閉、第1二方弁を開、第2二方弁を開として、冷媒搬送
ポンプを運転して冷房運転を行うべく、圧縮機運転制御
手段と膨張弁制御手段と二方弁制御手段とポンプ運転制
御手段とを動作させる第1制御装置とを備えるものであ
る。
【0073】これにより、室外熱交換器にて低外気雰囲
気で凝縮して液冷媒となった冷媒は冷媒搬送ポンプによ
り室内ユニットへ搬送され、室内熱交換器にて蒸発して
室内空気を冷却・冷房した後、冷媒自身は過熱蒸気とな
って室外ユニットへ戻るという圧縮機の運転を必要とし
ない冷凍サイクルの運転が可能となる。
【0074】つまり、圧縮機に替わって冷媒ポンプを運
転することにより、圧縮機運転時の約1/10程度の消
費電力で済むこととなり、消費電力の大幅低減を実現で
きる。また、圧縮機を低圧縮比運転することもなくなる
ため、圧縮機本体の信頼性低下を招くことから解消され
る。
【0075】更に、室外送風機の回転数を段階的に低下
させて凝縮能力を強制的に低下させる必要がないため、
室内温度の変動を抑えられ、室温制御性を向上させるこ
とができる。
【0076】また、更に、第2の技術的手段として、第
1の技術的手段に対して、室内ユニットの入口配管と前
記室内ユニットの出口配管とをバイパス流量弁を介して
連結する第3バイパス回路と、室内ユニットの出口冷媒
圧力と室内ユニット出口冷媒温度より室内ユニット出口
冷媒過熱度を算出する冷媒過熱度検出手段と、バイパス
流量弁の開度制御を行うバイパス流量弁制御手段と、室
内ユニット出口の冷媒過熱度が所定値以下で、かつ運転
時間が所定時間以上経過した場合に、バイパス流量弁を
所定開度開ける制御を行う第2制御装置とを備えること
により、室内の冷房負荷が小さく、室内熱交換器への必
要冷媒循環量が低い場合、バイパス流量弁の開度を大き
くして冷媒搬送ポンプを吐出した冷媒の一部を室外熱交
換器へバイパスすることにより、室内熱交換器への冷媒
循環量の適正化を図ることができ、冷房負荷の変動に対
する応答性が高まり、室温制御性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヒートポンプ式空気調和機の実施
例1の冷房時の冷凍サイクル図
【図2】同実施例のヒートポンプ式空気調和機の冷房運
転時の動作を示すフローチャート
【図3】本発明によるヒートポンプ式空気調和機の実施
例2の冷房時の冷凍サイクル図
【図4】同実施例のヒートポンプ式空気調和機の冷房運
転時の動作を示すフローチャート
【図5】従来例のヒートポンプ式空気調和機の冷凍サイ
クル図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四方弁 3 室外熱交換器 4 室外送風機 5 室外膨張弁 11 室内膨張弁 12 室内熱交換器 13 室内送風機 A 室内ユニット B 室内ユニット BV1 第2二方弁 BV2 第2二方弁 BVcnt 二方弁制御手段 Cnt1 第1制御装置 Cnt2 第2制御装置 CMcnt 圧縮機運転制御手段 EVcnt 膨張弁制御手段 Mode 運転モード検出手段 PM 冷媒ポンプ PMcnt ポンプ運転制御手段 PS 圧力検出装置 RV バイパス流量弁 RVcnt バイパス流量弁制御手段 SHsen 冷媒過熱度検出手段 Tsen 外気温検出手段 T 冷媒タンク Th 外気温センサー TS 温度検出装置 TM 時間検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と四方弁と室外熱交換器と室外膨
    張弁と室外送風機とからなる室外ユニットと、室内膨張
    弁と室内熱交換器と室内送風機とからなる室内ユニット
    とから構成され、かつ前記圧縮機,前記四方弁,前記室
    外熱交換器,前記室外膨張弁,前記室内膨張弁,前記室
    内熱交換器,前記四方弁,前記圧縮機を順次冷媒配管に
    て環状に接続してなる冷凍サイクルにおいて、 第1二方弁を介して前記圧縮機の吸入配管と吐出配管と
    を連結する第1バイパス回路と、第2二方弁、冷媒タン
    ク、及び冷媒搬送ポンプを直列に接続して前記室外膨張
    弁の入口側と出口側とを連結する第2バイパス回路と、
    前記室外ユニット付近に設置した外気温センサーと、前
    記圧縮機の運転/停止を行う圧縮機運転制御手段と、前
    記室外膨張弁の開度制御を行う膨張弁制御手段と、前記
    第1二方弁、前記第2二方弁の開閉を制御する二方弁制
    御手段と、前記冷媒搬送ポンプの運転/停止を行うポン
    プ運転制御手段と、前記冷凍サイクルの運転モードを検
    出する運転モード手段と、外気温センサーからの出力を
    温度信号に変換する外気温検出手段と、 前記運転モード手段により冷房モードを検出し、かつ外
    気温センサーにより検出した外気温が所定温度以下の場
    合に、前記圧縮機を停止し、前記室外膨張弁を全閉、前
    記第1二方弁を開、前記第2二方弁を開として、前記冷
    媒搬送ポンプを運転して冷房運転を行うべく、前記圧縮
    機運転制御手段と前記膨張弁制御手段と前記二方弁制御
    手段と前記ポンプ運転制御手段とを動作させる第1制御
    装置とを備えたヒートポンプ式空気調和機。
  2. 【請求項2】 室内ユニットの入口配管と前記室内ユニ
    ットの出口配管とをバイパス流量弁を介して連結する第
    3バイパス回路と、前記室内ユニットの出口配管に設置
    した室内ユニット出口冷媒圧力を検出する圧力検出装置
    と、室内ユニット出口冷媒温度を検出する温度検出装置
    と、前記圧力検出装置により検出した冷媒圧力と前記温
    度検出装置により検出した冷媒温度から冷媒加熱度を算
    出する冷媒加熱度検出手段と、前記バイパス流量弁の開
    度制御を行うバイパス流量弁制御手段と、運転時間を検
    出する時間検出手段と、前記冷媒加熱度検出手段からの
    出力値が所定値以下で、かつ前記時間検出手段による運
    転時間が所定時間以上経過した場合に、前記バイパス流
    量弁を所定開度開けるべく、前記バイパス流量弁制御手
    段を動作させる第2制御装置とを備えた請求項1に記載
    のヒートポンプ式空気調和機。
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