JPH1163692A - 冷却サイクル - Google Patents
冷却サイクルInfo
- Publication number
- JPH1163692A JPH1163692A JP24042397A JP24042397A JPH1163692A JP H1163692 A JPH1163692 A JP H1163692A JP 24042397 A JP24042397 A JP 24042397A JP 24042397 A JP24042397 A JP 24042397A JP H1163692 A JPH1163692 A JP H1163692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaporator
- refrigerant
- temperature
- cycle
- expansion valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B9/00—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
- F25B9/002—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant
- F25B9/008—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant the refrigerant being carbon dioxide
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2309/00—Gas cycle refrigeration machines
- F25B2309/06—Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide
- F25B2309/061—Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide with cycle highest pressure above the supercritical pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/02—Compressor control
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/25—Control of valves
- F25B2600/2513—Expansion valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 固定容量型圧縮機を備えたサイクル構成に超
臨界流体を冷媒として用いる場合に、電磁クラッチのオ
ンオフをできるだけ避けつつ凍結防止や能力調節を行
い、もって円滑な運転を実現できる冷却サイクルを提供
する。 【解決手段】 電磁クラッチ2aのオンオフによって動
力が断続される圧縮機2、放熱器3、膨張弁4、蒸発器
5を備えたサイクル構成にCO2 からなる超臨界流体を
冷媒として用いる。CO2 のサイクルでは、高圧圧力の
制御によって冷却能力を大きく変更できることから、蒸
発器5に関する温度に応じて膨張弁4の開度を制御し、
冷却能力を調整する。膨張弁4による能力制御にも拘わ
らず蒸発器5の凍結の可能性がある場合には、電磁クラ
ッチ2aをオフにしてサイクルの稼動を停止する。
臨界流体を冷媒として用いる場合に、電磁クラッチのオ
ンオフをできるだけ避けつつ凍結防止や能力調節を行
い、もって円滑な運転を実現できる冷却サイクルを提供
する。 【解決手段】 電磁クラッチ2aのオンオフによって動
力が断続される圧縮機2、放熱器3、膨張弁4、蒸発器
5を備えたサイクル構成にCO2 からなる超臨界流体を
冷媒として用いる。CO2 のサイクルでは、高圧圧力の
制御によって冷却能力を大きく変更できることから、蒸
発器5に関する温度に応じて膨張弁4の開度を制御し、
冷却能力を調整する。膨張弁4による能力制御にも拘わ
らず蒸発器5の凍結の可能性がある場合には、電磁クラ
ッチ2aをオフにしてサイクルの稼動を停止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CO2 等の超臨
界流体を冷媒として用いると共に、電磁クラッチを介し
て圧縮機に動力が伝達され、必要により電磁クラッチを
オンオフして蒸発器への冷媒流量を制御するようにした
冷却サイクルに関する。
界流体を冷媒として用いると共に、電磁クラッチを介し
て圧縮機に動力が伝達され、必要により電磁クラッチを
オンオフして蒸発器への冷媒流量を制御するようにした
冷却サイクルに関する。
【0002】
【従来の技術】自然環境に適した代替冷媒が模索される
昨今において、フロンガスを用いるよりも以前に利用さ
れていた炭酸ガス冷媒(CO2 )が再び注目されてお
り、この冷媒を従来から用いられているサイクル構成に
利用することが検討されている。
昨今において、フロンガスを用いるよりも以前に利用さ
れていた炭酸ガス冷媒(CO2 )が再び注目されてお
り、この冷媒を従来から用いられているサイクル構成に
利用することが検討されている。
【0003】その一つとして検討されているのが、圧縮
機、放熱器、膨張弁、蒸発器を含み、圧縮機を電磁クラ
ッチのオンオフによって制御する容量固定式としたサイ
クルであり、蒸発器又はその近傍の温度を検出し、この
温度が所定値よりも低くなると電磁クラッチをオフに
し、これにより蒸発器への冷媒流量を抑えて凍結防止を
図ったり、能力調節を行うようにしたものである。
機、放熱器、膨張弁、蒸発器を含み、圧縮機を電磁クラ
ッチのオンオフによって制御する容量固定式としたサイ
クルであり、蒸発器又はその近傍の温度を検出し、この
温度が所定値よりも低くなると電磁クラッチをオフに
し、これにより蒸発器への冷媒流量を抑えて凍結防止を
図ったり、能力調節を行うようにしたものである。
【0004】このようなサイクル構成は、実開昭61−
42307号公報等に示されている公知のものであり、
特に高価な容量可変型圧縮機を必要としない小型車等に
適している。
42307号公報等に示されている公知のものであり、
特に高価な容量可変型圧縮機を必要としない小型車等に
適している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
サイクル構成は、電磁クラッチをオンオフする度に車体
へのショックが生じるという欠点があり、現行車におい
てはこのショックがあまり大きなものでなくても、冷媒
としてCO2 等の超臨界流体を用いる場合には、CO2
の冷却効率が現行の冷媒(R134a)に比べて悪いこ
とから、同程度の能力を得ようとすると圧縮機の動力を
従来よりも大きくしなければならず、電磁クラッチのオ
ンオフ時に生じるショックが一段と大きくなる不都合が
ある。
サイクル構成は、電磁クラッチをオンオフする度に車体
へのショックが生じるという欠点があり、現行車におい
てはこのショックがあまり大きなものでなくても、冷媒
としてCO2 等の超臨界流体を用いる場合には、CO2
の冷却効率が現行の冷媒(R134a)に比べて悪いこ
とから、同程度の能力を得ようとすると圧縮機の動力を
従来よりも大きくしなければならず、電磁クラッチのオ
ンオフ時に生じるショックが一段と大きくなる不都合が
ある。
【0006】このような現象は、上記サイクル構成をC
O2 等の超臨界流体にそのまま利用したのでは実用化し
にくいことを示しており、したがって、この点をいかに
解決するかが超臨界流体を代替冷媒として有効に利用で
きるか否かの重要なポイントとなる。
O2 等の超臨界流体にそのまま利用したのでは実用化し
にくいことを示しており、したがって、この点をいかに
解決するかが超臨界流体を代替冷媒として有効に利用で
きるか否かの重要なポイントとなる。
【0007】そこで、この発明においては、固定容量型
圧縮機を備えた上記サイクル構成に超臨界流体を冷媒と
して用いる場合に、電磁クラッチのオンオフをできるだ
け避けつつ凍結防止や能力調節を行うことができ、もっ
て円滑なサイクル運転を実現できる冷却サイクルを提供
すると共に、車両にこのサイクルを用いる場合でも、で
きるだけ円滑な走行を確保して良好な走行フィーリング
が得られるようにすることを課題としている。
圧縮機を備えた上記サイクル構成に超臨界流体を冷媒と
して用いる場合に、電磁クラッチのオンオフをできるだ
け避けつつ凍結防止や能力調節を行うことができ、もっ
て円滑なサイクル運転を実現できる冷却サイクルを提供
すると共に、車両にこのサイクルを用いる場合でも、で
きるだけ円滑な走行を確保して良好な走行フィーリング
が得られるようにすることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明にかかる冷却サイクルは、超臨界流体を冷
媒とし、電磁クラッチを介して動力が伝達される圧縮機
と、この圧縮機で昇圧された前記冷媒を冷却する第1の
熱交換器と、この第1の熱交換器により冷却された冷媒
を減圧する膨張手段と、前記膨張手段で減圧された冷媒
を蒸発気化する第2の熱交換器とを含むように順次配管
接続して冷媒の循環経路を構成し、前記蒸発器に関する
温度に応じて前記膨張手段の開度を制御するようにした
ことを特徴としている(請求項1)。
に、この発明にかかる冷却サイクルは、超臨界流体を冷
媒とし、電磁クラッチを介して動力が伝達される圧縮機
と、この圧縮機で昇圧された前記冷媒を冷却する第1の
熱交換器と、この第1の熱交換器により冷却された冷媒
を減圧する膨張手段と、前記膨張手段で減圧された冷媒
を蒸発気化する第2の熱交換器とを含むように順次配管
接続して冷媒の循環経路を構成し、前記蒸発器に関する
温度に応じて前記膨張手段の開度を制御するようにした
ことを特徴としている(請求項1)。
【0009】ここで、超臨界流体としては、臨界温度が
常温付近にあるCO2 、エチレン等の流体が用いられ、
蒸発器に関する温度としては、蒸発器のフィン等に直付
けされた温度センサによって検出された温度や、蒸発器
の近傍に設けられて蒸発器を通過した空気の温度を検出
する温度センサによって検出された温度等が用いられ
る。
常温付近にあるCO2 、エチレン等の流体が用いられ、
蒸発器に関する温度としては、蒸発器のフィン等に直付
けされた温度センサによって検出された温度や、蒸発器
の近傍に設けられて蒸発器を通過した空気の温度を検出
する温度センサによって検出された温度等が用いられ
る。
【0010】蒸発器に関する温度に応じて膨張手段の開
度を制御する態様としては、蒸発器に関する温度がある
特定温度以下に達した場合に膨張手段の開度を相対的に
大きく変更することが考えられ(請求項2)、ある特定
温度としては、予め所定の値に固定された温度であって
も、熱負荷等に応じて計算によって随時算出された変動
し得る温度であってもよく、例えば、蒸発器が凍結によ
って機能を喪失する可能性のある温度等が設定される。
度を制御する態様としては、蒸発器に関する温度がある
特定温度以下に達した場合に膨張手段の開度を相対的に
大きく変更することが考えられ(請求項2)、ある特定
温度としては、予め所定の値に固定された温度であって
も、熱負荷等に応じて計算によって随時算出された変動
し得る温度であってもよく、例えば、蒸発器が凍結によ
って機能を喪失する可能性のある温度等が設定される。
【0011】CO2 にあっては、サイクルの高圧側圧力
が上昇すればするほど冷却能力(冷凍効果)が大きくな
り、また、R134a等の超臨界領域で使われない従来
の冷媒に比べて、モリエール線図上に表わした等温曲線
の傾きは緩やかであり、膨張手段の開度のわずかな変化
で冷却能力を大きく変化させることができる。つまり、
冷却能力を大きくしたいのであれば、膨張手段の開度を
絞って高圧側ラインの圧力を高め、第1の熱交換器出口
のエンタルピーを減少する方向へ変位させればよく、逆
に、冷却能力を小さくしたいのであれば、膨張手段の開
度を広げて高圧側ラインの圧力を低下させ、第1の熱交
換器出口のエンタルピーを増加する方向へ変位させれば
よい。
が上昇すればするほど冷却能力(冷凍効果)が大きくな
り、また、R134a等の超臨界領域で使われない従来
の冷媒に比べて、モリエール線図上に表わした等温曲線
の傾きは緩やかであり、膨張手段の開度のわずかな変化
で冷却能力を大きく変化させることができる。つまり、
冷却能力を大きくしたいのであれば、膨張手段の開度を
絞って高圧側ラインの圧力を高め、第1の熱交換器出口
のエンタルピーを減少する方向へ変位させればよく、逆
に、冷却能力を小さくしたいのであれば、膨張手段の開
度を広げて高圧側ラインの圧力を低下させ、第1の熱交
換器出口のエンタルピーを増加する方向へ変位させれば
よい。
【0012】このことから、従来の冷媒を用いた上記サ
イクル構成によれば、圧縮機で昇圧されて超臨界状態と
なる高温高圧の冷媒は、第1の熱交換器によって冷却さ
れ、減圧手段によって減圧されて湿り蒸気となり、第2
の蒸発器において蒸発気化されて圧縮機へ導かれるよう
になっており、電磁クラッチをオンオフしない限り蒸発
器の凍結等の不都合が懸念されるものであったが、冷媒
としてCO2 等の超臨界流体を用いる場合には、蒸発器
に関する温度に応じて膨張手段による開度を調節して冷
却能力を巾広い範囲で変化させることが可能となり、電
磁クラッチを頻繁にオンオフ制御しなくても済む。
イクル構成によれば、圧縮機で昇圧されて超臨界状態と
なる高温高圧の冷媒は、第1の熱交換器によって冷却さ
れ、減圧手段によって減圧されて湿り蒸気となり、第2
の蒸発器において蒸発気化されて圧縮機へ導かれるよう
になっており、電磁クラッチをオンオフしない限り蒸発
器の凍結等の不都合が懸念されるものであったが、冷媒
としてCO2 等の超臨界流体を用いる場合には、蒸発器
に関する温度に応じて膨張手段による開度を調節して冷
却能力を巾広い範囲で変化させることが可能となり、電
磁クラッチを頻繁にオンオフ制御しなくても済む。
【0013】そして、膨張手段の開度が最大となってい
るにも拘わらず、蒸発器の機能を阻害する可能性がある
場合には、止むを得ず電磁クラッチをオフにする(請求
項3)。即ち、電磁クラッチのオンオフによる能力制御
を最後の手段として、それまでは膨張手段の開度調節に
よって能力を調節しようとするもので、円滑なサイクル
運転をできるだけ維持する。
るにも拘わらず、蒸発器の機能を阻害する可能性がある
場合には、止むを得ず電磁クラッチをオフにする(請求
項3)。即ち、電磁クラッチのオンオフによる能力制御
を最後の手段として、それまでは膨張手段の開度調節に
よって能力を調節しようとするもので、円滑なサイクル
運転をできるだけ維持する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1において、冷却サイクル1
の構成例が示され、この冷却サイクル1は、電磁クラッ
チ2aを介して動力が伝達される圧縮機2、この圧縮機
2で圧縮された冷媒を冷却する放熱器3、この放熱器3
の冷媒下流側に配された膨張弁4、この膨張弁4によっ
て減圧された冷媒を蒸発気化する蒸発器5、蒸発器5に
より気化された冷媒を気液分離するアキュムレータ6を
この順で直列に配管接続して構成されている。
面に基づいて説明する。図1において、冷却サイクル1
の構成例が示され、この冷却サイクル1は、電磁クラッ
チ2aを介して動力が伝達される圧縮機2、この圧縮機
2で圧縮された冷媒を冷却する放熱器3、この放熱器3
の冷媒下流側に配された膨張弁4、この膨張弁4によっ
て減圧された冷媒を蒸発気化する蒸発器5、蒸発器5に
より気化された冷媒を気液分離するアキュムレータ6を
この順で直列に配管接続して構成されている。
【0015】この冷却サイクル1においては、冷媒とし
てCO2 が用いられており、圧縮機2によって圧縮され
た冷媒は、高温高圧の冷媒として放熱器3に入り、ここ
で放熱して冷却する。この冷媒は、高圧側ラインにおい
て超臨界状態となっており、放熱器3によっても液化さ
れることなく膨張弁4へ送られる。そして、この膨張弁
4において減圧されて低温低圧の湿り蒸気となり、蒸発
器5においてここを通過する空気と熱交換してほとんど
がガス状となり、アキュムレータ6において気液分離さ
れた後に圧縮機2へ戻される。
てCO2 が用いられており、圧縮機2によって圧縮され
た冷媒は、高温高圧の冷媒として放熱器3に入り、ここ
で放熱して冷却する。この冷媒は、高圧側ラインにおい
て超臨界状態となっており、放熱器3によっても液化さ
れることなく膨張弁4へ送られる。そして、この膨張弁
4において減圧されて低温低圧の湿り蒸気となり、蒸発
器5においてここを通過する空気と熱交換してほとんど
がガス状となり、アキュムレータ6において気液分離さ
れた後に圧縮機2へ戻される。
【0016】この状態変化をモリエール線図でみると、
図3の実線で示されるようになり、A点で示される圧縮
機2で圧縮された高温高圧の冷媒は、放熱器3によって
B点まで冷却され、膨張弁4によって減圧されてC点で
示す低温低圧の湿り蒸気となり、その後、蒸発器5で蒸
発気化されてD点に至り、再び圧縮機2で圧縮されてA
点に戻る。
図3の実線で示されるようになり、A点で示される圧縮
機2で圧縮された高温高圧の冷媒は、放熱器3によって
B点まで冷却され、膨張弁4によって減圧されてC点で
示す低温低圧の湿り蒸気となり、その後、蒸発器5で蒸
発気化されてD点に至り、再び圧縮機2で圧縮されてA
点に戻る。
【0017】蒸発器5には、フィン等に取り付けられて
この蒸発器5の温度を直接検出する温度センサ7が取り
付けられており、温度センサ7によって検出された蒸発
器5の温度に関する信号は、コントロールユニット8に
入力され、膨張弁4の開度制御、圧縮機のオンオフ制御
等に利用される。
この蒸発器5の温度を直接検出する温度センサ7が取り
付けられており、温度センサ7によって検出された蒸発
器5の温度に関する信号は、コントロールユニット8に
入力され、膨張弁4の開度制御、圧縮機のオンオフ制御
等に利用される。
【0018】コントロールユニット8は、図示しない中
央演算処理装置(CPU)、読出専用メモリ(RO
M)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、入出力ポー
ト(I/O)、駆動回路等より成り、ROMに与えられ
た所定のプログラムにしたがって、図2に示すフローチ
ャートの処理を行うようになっている。
央演算処理装置(CPU)、読出専用メモリ(RO
M)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、入出力ポー
ト(I/O)、駆動回路等より成り、ROMに与えられ
た所定のプログラムにしたがって、図2に示すフローチ
ャートの処理を行うようになっている。
【0019】以下において、コントロールユニット8に
よる膨張弁4の制御動作例を説明すると、コントロール
ユニット8はサイクルの稼動に伴ってこのルーチンの処
理を行い、ステップ50において温度センサ7によって
検出された蒸発器5の温度信号を入力してRAMに格納
し、次のステップ52において、蒸発器5が凍結して蒸
発機能を喪失する可能性のある温度とならないような膨
張弁4の開度を演算する。この演算手法は、予め実験に
よって得られたデータに基づいて蒸発器5の温度と膨張
弁4の適正開度とをマップ化しておき、検出された蒸発
器温度から対応する膨張弁4の開度を求めるようにして
もよく、あるいは、検出された蒸発器温度から所定の計
算式によって膨張弁4の開度を算出するものであっても
よい。そして、ステップ54において、前記ステップ5
2で演算された開度となるよう膨張弁4が制御される。
よる膨張弁4の制御動作例を説明すると、コントロール
ユニット8はサイクルの稼動に伴ってこのルーチンの処
理を行い、ステップ50において温度センサ7によって
検出された蒸発器5の温度信号を入力してRAMに格納
し、次のステップ52において、蒸発器5が凍結して蒸
発機能を喪失する可能性のある温度とならないような膨
張弁4の開度を演算する。この演算手法は、予め実験に
よって得られたデータに基づいて蒸発器5の温度と膨張
弁4の適正開度とをマップ化しておき、検出された蒸発
器温度から対応する膨張弁4の開度を求めるようにして
もよく、あるいは、検出された蒸発器温度から所定の計
算式によって膨張弁4の開度を算出するものであっても
よい。そして、ステップ54において、前記ステップ5
2で演算された開度となるよう膨張弁4が制御される。
【0020】このような膨張弁4の開度制御により、冷
却能力は次のように変化する。先ず、膨張弁4の開度が
小さくなる場合を説明すると、高圧側ラインと低圧側ラ
インとを連通する通路断面は膨張弁4の開度を小さくす
ることにより減少し、これにより高圧側ラインの圧力が
上昇する。R134a等の超臨界領域で用いられない従
来の冷媒にあっては、過熱度を一定とする通常の制御を
行おうとする場合、図4のA→B→C→D→Aの状態変
化が例えばE→F→G→D→Eと推移し、冷却能力(冷
凍効果)がQからQ''に小さくなる特性を有している。
これに対して、高圧側ラインが超臨界領域で作動する本
サイクルにおいては、高圧側ラインの圧力が上昇する
と、図3の破線で示されるように、A→B→C→D→A
のサイクルが例えばA’→B’→C’→D’→A’と推
移し、冷却能力がQからQ’に大きくなる特性を有して
いる。
却能力は次のように変化する。先ず、膨張弁4の開度が
小さくなる場合を説明すると、高圧側ラインと低圧側ラ
インとを連通する通路断面は膨張弁4の開度を小さくす
ることにより減少し、これにより高圧側ラインの圧力が
上昇する。R134a等の超臨界領域で用いられない従
来の冷媒にあっては、過熱度を一定とする通常の制御を
行おうとする場合、図4のA→B→C→D→Aの状態変
化が例えばE→F→G→D→Eと推移し、冷却能力(冷
凍効果)がQからQ''に小さくなる特性を有している。
これに対して、高圧側ラインが超臨界領域で作動する本
サイクルにおいては、高圧側ラインの圧力が上昇する
と、図3の破線で示されるように、A→B→C→D→A
のサイクルが例えばA’→B’→C’→D’→A’と推
移し、冷却能力がQからQ’に大きくなる特性を有して
いる。
【0021】従来の冷媒においても、例えば、特開平5
−223358号公報などに示されるように、過熱度を
一定にしつつ過冷却度を膨張弁の開度によって調節する
制御にあっては、膨張弁の開度を小さくすると、高圧側
ラインの圧力上昇に伴って、図4に示されるように、A
→B→C→D→Aのサイクルが、例えば破線で示すA’
→B’→C’→D’→A’となり、冷却能力がQから
Q’に大きくなる特性を有している。
−223358号公報などに示されるように、過熱度を
一定にしつつ過冷却度を膨張弁の開度によって調節する
制御にあっては、膨張弁の開度を小さくすると、高圧側
ラインの圧力上昇に伴って、図4に示されるように、A
→B→C→D→Aのサイクルが、例えば破線で示すA’
→B’→C’→D’→A’となり、冷却能力がQから
Q’に大きくなる特性を有している。
【0022】しかし、図3に見られるように、CO2 の
モリエール線図上に表わした等温曲線は、R134a等
の従来の冷媒と比べて、なだらかなスロープを描いてい
るので、膨張弁4の開度のわずかな変更は、冷却能力の
大きな増加となり、膨張弁4の開度を調節することで幅
広い範囲にわたって能力制御が可能となる。
モリエール線図上に表わした等温曲線は、R134a等
の従来の冷媒と比べて、なだらかなスロープを描いてい
るので、膨張弁4の開度のわずかな変更は、冷却能力の
大きな増加となり、膨張弁4の開度を調節することで幅
広い範囲にわたって能力制御が可能となる。
【0023】逆に、膨張弁の開度が大きくなると、高圧
側ラインと低圧側ラインとの間の通路断面が大きくなる
ことから、高圧側ラインの圧力が低下する。R134a
等を用いた通常の過熱度一定制御にあっては、膨張弁の
開度が大きくなると冷却能力が大きくなる特性を有して
いるが(図4参照)、CO2 を用いたサイクルにおいて
は、これとは逆に冷却能力が小さくなる特性を有してお
り(図3参照)、しかも、CO2 特有のなだらかなスロ
ープを持つ等温曲線によって膨張弁4の開度(圧力)の
わずかな変化が大きな冷却能力の減少をもたらす。
側ラインと低圧側ラインとの間の通路断面が大きくなる
ことから、高圧側ラインの圧力が低下する。R134a
等を用いた通常の過熱度一定制御にあっては、膨張弁の
開度が大きくなると冷却能力が大きくなる特性を有して
いるが(図4参照)、CO2 を用いたサイクルにおいて
は、これとは逆に冷却能力が小さくなる特性を有してお
り(図3参照)、しかも、CO2 特有のなだらかなスロ
ープを持つ等温曲線によって膨張弁4の開度(圧力)の
わずかな変化が大きな冷却能力の減少をもたらす。
【0024】よって、CO2 を用いたサイクルにおいて
は、固定容量型の圧縮機2を用いた場合でも、膨張弁4
の開度制御によって蒸発器5の冷却能力を幅広い範囲で
制御することができ、換言すれば、幅広い冷房負荷に対
応することが可能となる。
は、固定容量型の圧縮機2を用いた場合でも、膨張弁4
の開度制御によって蒸発器5の冷却能力を幅広い範囲で
制御することができ、換言すれば、幅広い冷房負荷に対
応することが可能となる。
【0025】しかしながら、場合によっては、膨張弁4
の開度を所定開度以上としても、冷却能力を十分に小さ
くすることができず、蒸発器5の温度が所定温度を下回
った状態で持続される場合がある。このため、ステップ
56〜60に示されるように、膨張弁4の開度が所定値
(α)以上となっているにもかかわらず、蒸発器5の温
度がある温度(β)以上とならない場合には、電磁クラ
ッチ(Mg−Cl)2aをオフとし、冷却サイクル1を
停止するようにしている。
の開度を所定開度以上としても、冷却能力を十分に小さ
くすることができず、蒸発器5の温度が所定温度を下回
った状態で持続される場合がある。このため、ステップ
56〜60に示されるように、膨張弁4の開度が所定値
(α)以上となっているにもかかわらず、蒸発器5の温
度がある温度(β)以上とならない場合には、電磁クラ
ッチ(Mg−Cl)2aをオフとし、冷却サイクル1を
停止するようにしている。
【0026】その典型的な例としては、冷却負荷が非常
に小さいために膨張弁の開度を最大にしても蒸発器温度
が凍結温度を下回ってしまうような場合であり、このよ
うな場合には、もはや膨張弁制御では蒸発器の凍結を防
ぐことができないので、あるいは、凍結してしまった状
態を回復することができないので、電磁クラッチ2aを
オフとする。
に小さいために膨張弁の開度を最大にしても蒸発器温度
が凍結温度を下回ってしまうような場合であり、このよ
うな場合には、もはや膨張弁制御では蒸発器の凍結を防
ぐことができないので、あるいは、凍結してしまった状
態を回復することができないので、電磁クラッチ2aを
オフとする。
【0027】したがって、上述の構成によれば、固定容
量圧縮機2を用いる場合にあっても、膨張弁4による能
力制御を行うことで蒸発器5の凍結を防止することがで
き、膨張弁4による制御だけでは蒸発器5の凍結を回避
できないと判断された場合にのみ圧縮機2が停止される
ので、電磁クラッチ2aのオンオフ動作の頻度を低く
し、クラッチのオンオフ時に伴う衝撃の発生回数を低減
することができる。
量圧縮機2を用いる場合にあっても、膨張弁4による能
力制御を行うことで蒸発器5の凍結を防止することがで
き、膨張弁4による制御だけでは蒸発器5の凍結を回避
できないと判断された場合にのみ圧縮機2が停止される
ので、電磁クラッチ2aのオンオフ動作の頻度を低く
し、クラッチのオンオフ時に伴う衝撃の発生回数を低減
することができる。
【0028】尚、上述の構成においては、温度センサと
して、蒸発器に直付けされたセンサを用いたが、蒸発器
近傍に配されて通過空気の温度を検出するものであって
も、蒸発器出口側の配管に設けられて冷媒温度を検出す
るものであってもよい。また、図2のステップ56、5
8の判定処理は、凍結時の態様に限らず、膨張弁4の開
度がある中間領域の所定値以上となっているにもかかわ
らず、蒸発器5の温度が予定温度まで上昇しないような
能力調整不能時を判定するものであってもよく、蒸発器
温度を判定する所定値βは、固定値であっても、熱負荷
又は目標吹出温度などにより演算された変動し得る値で
あってもよい。
して、蒸発器に直付けされたセンサを用いたが、蒸発器
近傍に配されて通過空気の温度を検出するものであって
も、蒸発器出口側の配管に設けられて冷媒温度を検出す
るものであってもよい。また、図2のステップ56、5
8の判定処理は、凍結時の態様に限らず、膨張弁4の開
度がある中間領域の所定値以上となっているにもかかわ
らず、蒸発器5の温度が予定温度まで上昇しないような
能力調整不能時を判定するものであってもよく、蒸発器
温度を判定する所定値βは、固定値であっても、熱負荷
又は目標吹出温度などにより演算された変動し得る値で
あってもよい。
【0029】また、上述の基本構成に対しては、いろい
ろな付加的構成要素の追加が可能である。例えば、高圧
側ラインの冷媒と低圧側ラインの冷媒とを互いに熱交換
させてサイクルの冷却性能の向上を図るようにしてもよ
い。具体的には、放熱器3と膨張弁4との間を流れる冷
媒とアキュムレータ6と圧縮機2との間を流れる冷媒と
を熱交換する補助熱交換器を付加し、放熱器3から流出
した冷媒をさらに補助熱交換器で冷却する構成等が考え
られる。
ろな付加的構成要素の追加が可能である。例えば、高圧
側ラインの冷媒と低圧側ラインの冷媒とを互いに熱交換
させてサイクルの冷却性能の向上を図るようにしてもよ
い。具体的には、放熱器3と膨張弁4との間を流れる冷
媒とアキュムレータ6と圧縮機2との間を流れる冷媒と
を熱交換する補助熱交換器を付加し、放熱器3から流出
した冷媒をさらに補助熱交換器で冷却する構成等が考え
られる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
電磁クラッチのオンオフによって動力が断続される圧縮
機、冷媒を凝縮する第1の熱交換器、冷媒を減圧する膨
張手段、冷媒を蒸発気化する第2の熱交換器を備えた従
前のサイクル構成に超臨界流体を冷媒として用いる場合
において、蒸発器に関する温度に応じて膨張手段の開度
を制御することで冷媒の状態を変更し、この場合の超臨
界流体で見られる特有な状態推移を利用して蒸発器の冷
却能力を調整するようにしたので、可変容量型の圧縮機
を用いるまでもなく、固定容量型の圧縮機を用いたサイ
クルでも巾広い範囲にわたって能力制御が可能となる。
電磁クラッチのオンオフによって動力が断続される圧縮
機、冷媒を凝縮する第1の熱交換器、冷媒を減圧する膨
張手段、冷媒を蒸発気化する第2の熱交換器を備えた従
前のサイクル構成に超臨界流体を冷媒として用いる場合
において、蒸発器に関する温度に応じて膨張手段の開度
を制御することで冷媒の状態を変更し、この場合の超臨
界流体で見られる特有な状態推移を利用して蒸発器の冷
却能力を調整するようにしたので、可変容量型の圧縮機
を用いるまでもなく、固定容量型の圧縮機を用いたサイ
クルでも巾広い範囲にわたって能力制御が可能となる。
【0031】また、膨張手段の調節による能力制御を行
う場合でも、蒸発器の機能を阻害する可能性がある場合
にのみ電磁クラッチをオフとしたので、電磁クラッチの
オンオフの頻度を減らすことで円滑なサイクル運転を実
現できる。特に、圧縮機が車両のエンジンを動力とする
ような場合にあっては、車両の円滑な走行を維持して良
好な走行フィーリングを得ることができる。
う場合でも、蒸発器の機能を阻害する可能性がある場合
にのみ電磁クラッチをオフとしたので、電磁クラッチの
オンオフの頻度を減らすことで円滑なサイクル運転を実
現できる。特に、圧縮機が車両のエンジンを動力とする
ような場合にあっては、車両の円滑な走行を維持して良
好な走行フィーリングを得ることができる。
【図1】図1は、本発明にかかる冷却サイクルの第1の
構成例を示す構成図である。
構成例を示す構成図である。
【図2】図2は、図1で示す冷却サイクルのコントロー
ルユニットによるサイクル制御例を示すフローチャート
である。
ルユニットによるサイクル制御例を示すフローチャート
である。
【図3】図3は、本発明にかかる冷却サイクルのモリエ
ール線図である。
ール線図である。
【図4】図4は、従来の冷却サイクルのモリエール線図
である。
である。
1 冷却サイクル 2 圧縮機 2a 電磁クラッチ 3 放熱器 4 膨張弁 5 蒸発器 7 温度センサ 8 コントロールユニット
Claims (3)
- 【請求項1】 超臨界流体を冷媒とし、 電磁クラッチを介して動力が伝達される圧縮機と、この
圧縮機で昇圧された前記冷媒を冷却する第1の熱交換器
と、この第1の熱交換器により冷却された冷媒を減圧す
る膨張手段と、前記膨張手段で減圧された冷媒を蒸発気
化する第2の熱交換器とを含むように順次配管接続して
冷媒の循環経路を構成し、 前記蒸発器に関する温度に応じて前記膨張手段の開度を
制御するようにしたことを特徴とする冷却サイクル。 - 【請求項2】 前記蒸発器に関する温度がある温度以下
に達した場合に、前記膨張手段の開度を相対的に大きく
変更することを特徴とする請求項1記載の冷却サイク
ル。 - 【請求項3】 前記膨張手段の開度を最大にしても、前
記蒸発器の機能を阻害する可能性がある場合には、前記
電磁クラッチをオフにすることを特徴とする請求項2記
載の冷却サイクル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24042397A JPH1163692A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 冷却サイクル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24042397A JPH1163692A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 冷却サイクル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1163692A true JPH1163692A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=17059266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24042397A Pending JPH1163692A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 冷却サイクル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1163692A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7131294B2 (en) | 2004-01-13 | 2006-11-07 | Tecumseh Products Company | Method and apparatus for control of carbon dioxide gas cooler pressure by use of a capillary tube |
CN115717805A (zh) * | 2022-11-18 | 2023-02-28 | 江苏拓米洛环境试验设备有限公司 | 一种制冷系统的控制方法、装置和制冷系统 |
-
1997
- 1997-08-21 JP JP24042397A patent/JPH1163692A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7131294B2 (en) | 2004-01-13 | 2006-11-07 | Tecumseh Products Company | Method and apparatus for control of carbon dioxide gas cooler pressure by use of a capillary tube |
US7721569B2 (en) | 2004-01-13 | 2010-05-25 | Tecumseh Products Company | Method and apparatus for control of carbon dioxide gas cooler pressure by use of a capillary tube |
CN115717805A (zh) * | 2022-11-18 | 2023-02-28 | 江苏拓米洛环境试验设备有限公司 | 一种制冷系统的控制方法、装置和制冷系统 |
CN115717805B (zh) * | 2022-11-18 | 2023-11-07 | 江苏拓米洛高端装备股份有限公司 | 一种制冷系统的控制方法、装置和制冷系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7000413B2 (en) | Control of refrigeration system to optimize coefficient of performance | |
KR100360006B1 (ko) | 초 임계 증기 압축 장치 | |
US6968708B2 (en) | Refrigeration system having variable speed fan | |
JP4068905B2 (ja) | 冷凍システムの制御方法 | |
AU740700B2 (en) | Refrigerator | |
US6698234B2 (en) | Method for increasing efficiency of a vapor compression system by evaporator heating | |
JPH11193967A (ja) | 冷凍サイクル | |
US20080302118A1 (en) | Heat Pump Water Heating System Using Variable Speed Compressor | |
JP3838008B2 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JP2009133547A (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JP3983520B2 (ja) | 超臨界蒸気圧縮システムおよび超臨界蒸気圧縮システムを循環する冷媒の高圧成分の圧力を調整する吸入ライン熱交換器 | |
WO1999010686A1 (fr) | Cycle de refroidissement | |
JP2007078339A (ja) | エジェクタ式冷凍サイクル | |
JP2009236428A (ja) | 圧縮式冷凍機 | |
JP4140625B2 (ja) | ヒートポンプ給湯機及びヒートポンプ給湯機の制御方法 | |
JP2002228282A (ja) | 冷凍装置 | |
KR20070033215A (ko) | 공조장치용 초임계 냉매 시스템의 제어구조 및 방법 | |
JPH1163692A (ja) | 冷却サイクル | |
JP2010014386A (ja) | 冷凍装置 | |
JP2001066003A (ja) | 冷凍サイクル | |
JPH10185343A (ja) | 冷凍装置 | |
CN111033146A (zh) | 膨胀阀控制传感器和使用它的制冷系统 | |
JP2010014387A (ja) | 冷凍装置 | |
KR20040073325A (ko) | 초임계 냉난방 사이클 | |
JP2004205142A (ja) | 冷凍空調装置およびその運転制御方法 |