JP2806824B2 - 無線通信機 - Google Patents
無線通信機Info
- Publication number
- JP2806824B2 JP2806824B2 JP7116878A JP11687895A JP2806824B2 JP 2806824 B2 JP2806824 B2 JP 2806824B2 JP 7116878 A JP7116878 A JP 7116878A JP 11687895 A JP11687895 A JP 11687895A JP 2806824 B2 JP2806824 B2 JP 2806824B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- reception
- signal
- simultaneous transmission
- simplex
- Prior art date
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は無線通信機に関し、特に
シンプレックス通信および一波同時送受通信のいずれか
一方を選択して通話できる無線通信機に関する。
シンプレックス通信および一波同時送受通信のいずれか
一方を選択して通話できる無線通信機に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にこの種の無線通信機では、相手側
からの電波を受信し、受信信号によりシンプレックス通
信なのか一波同時送受通信なのかを判定し、該当する方
に切替えて通信を行っている。なお、シンプレックス通
信とは、相手側と交互にプレストークスイッチを押下し
て通話する方式であり、また、一波同時送受通信とは、
送信と受信とのタイミングを同期信号に応じて交互に切
替え、一つの周波数で双方向に通話する方式である。
からの電波を受信し、受信信号によりシンプレックス通
信なのか一波同時送受通信なのかを判定し、該当する方
に切替えて通信を行っている。なお、シンプレックス通
信とは、相手側と交互にプレストークスイッチを押下し
て通話する方式であり、また、一波同時送受通信とは、
送信と受信とのタイミングを同期信号に応じて交互に切
替え、一つの周波数で双方向に通話する方式である。
【０００３】従来の無線通信機では、受信信号に含まれ
る同期信号の有無を検出し、同期信号が含まれていない
ときはシンプレックス通信と判定し、同期信号が含まれ
ているときは一波同時送受通信と判定している。
る同期信号の有無を検出し、同期信号が含まれていない
ときはシンプレックス通信と判定し、同期信号が含まれ
ているときは一波同時送受通信と判定している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
無線通信機では、受信信号に含まれる同期信号の有無を
検出することにより、シンプレックス通信なのか一波同
時送受通信なのかを判定している。しかし、受信電界強
度が低下した場合は、ノイズによって同期信号を誤認す
ることがあるため、通信開始に際して利用者に混乱を与
えることがあった。
無線通信機では、受信信号に含まれる同期信号の有無を
検出することにより、シンプレックス通信なのか一波同
時送受通信なのかを判定している。しかし、受信電界強
度が低下した場合は、ノイズによって同期信号を誤認す
ることがあるため、通信開始に際して利用者に混乱を与
えることがあった。
【０００５】本発明の目的は、シンプレックス通信なの
か一波同時送受通信なのかを確実に判定でき、通信開始
に際して利用者に混乱を与えることなく即座に通話を開
始できる無線通信機を提供することにある。
か一波同時送受通信なのかを確実に判定でき、通信開始
に際して利用者に混乱を与えることなく即座に通話を開
始できる無線通信機を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の無線通信機は、
シンプレックス通信の送話時に押下するプレストークス
イッチと、一波同時送受通信の通話開始時に押下する通
話開始スイッチとを有し、受信信号に基づきシンプレッ
クス通信なのか一波同時送受通信なのかを判定して通話
する無線通信機において、前記受信信号に一波同時送受
通信に必要な同期信号が含まれているか否かを検出する
同期検出手段と、前記受信信号のキャリア成分を検出す
るキャリア検出手段と、前記同期検出手段および前記キ
ャリア検出手段の検出結果に基づきシンプレックス通信
なのか一波同時送受通信なのかを判定する判定手段と、
前記プレストークスイッチに隣接して設けられる第１の
発光素子と、前記通話開始スイッチに隣接して設けられ
る第２の発光素子と、前記判定手段がシンプレックス通
信であると判定したときに前記第１の発光素子を点灯ま
たは点滅させ、一波同時送受通信であると判定したとき
に前記第２の発光素子を点灯または点滅させる通報手段
とを備える。
シンプレックス通信の送話時に押下するプレストークス
イッチと、一波同時送受通信の通話開始時に押下する通
話開始スイッチとを有し、受信信号に基づきシンプレッ
クス通信なのか一波同時送受通信なのかを判定して通話
する無線通信機において、前記受信信号に一波同時送受
通信に必要な同期信号が含まれているか否かを検出する
同期検出手段と、前記受信信号のキャリア成分を検出す
るキャリア検出手段と、前記同期検出手段および前記キ
ャリア検出手段の検出結果に基づきシンプレックス通信
なのか一波同時送受通信なのかを判定する判定手段と、
前記プレストークスイッチに隣接して設けられる第１の
発光素子と、前記通話開始スイッチに隣接して設けられ
る第２の発光素子と、前記判定手段がシンプレックス通
信であると判定したときに前記第１の発光素子を点灯ま
たは点滅させ、一波同時送受通信であると判定したとき
に前記第２の発光素子を点灯または点滅させる通報手段
とを備える。
【０００７】
【０００８】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００９】図１は本発明の一実施例を示すブロック図
である。ここで、アンテナ１を介して相手側からの信号
を受信し増幅する受信高周波部２と、復調部３と、アン
テナ１を介して相手側へ信号を送出する送信高周波部４
と、変調部５と、シンプレックス通信と一波同時送受通
信とを切替える切替スイッチ６と、受信信号に基づきシ
ンプレックス通信なのか一波同時送受通信なのかを判定
する判定部７と、各部を制御すると共に、ＬＥＤ９やＬ
ＣＤ１０およびスピーカ１１を介して判定結果を通報す
る制御部８と、シンプレックス通信の送話時に押下する
プレストークスイッチ１２と、一波同時送受通信の通話
開始時に押下する通話開始スイッチ１３とを備えてい
る。
である。ここで、アンテナ１を介して相手側からの信号
を受信し増幅する受信高周波部２と、復調部３と、アン
テナ１を介して相手側へ信号を送出する送信高周波部４
と、変調部５と、シンプレックス通信と一波同時送受通
信とを切替える切替スイッチ６と、受信信号に基づきシ
ンプレックス通信なのか一波同時送受通信なのかを判定
する判定部７と、各部を制御すると共に、ＬＥＤ９やＬ
ＣＤ１０およびスピーカ１１を介して判定結果を通報す
る制御部８と、シンプレックス通信の送話時に押下する
プレストークスイッチ１２と、一波同時送受通信の通話
開始時に押下する通話開始スイッチ１３とを備えてい
る。
【００１０】また、判定部７は、同期検出回路７１とキ
ャリア検出回路７２と判定回路７３とを有している。同
期検出回路７１は、受信信号Ｓ１から同期信号成分を抽
出して同期信号を検出し、同期信号の有無を示す検出信
号Ｓ２を出力する。キャリア検出回路７２は、受信信号
Ｓ１のキャリア成分を検出してキャリアのレベル変化を
示す検出信号Ｓ３を出力する。判定回路７３は、検出信
号Ｓ２およびＳ３に基づき通信方式を判定し、判定結果
を示す信号Ｓ４を出力する。
ャリア検出回路７２と判定回路７３とを有している。同
期検出回路７１は、受信信号Ｓ１から同期信号成分を抽
出して同期信号を検出し、同期信号の有無を示す検出信
号Ｓ２を出力する。キャリア検出回路７２は、受信信号
Ｓ１のキャリア成分を検出してキャリアのレベル変化を
示す検出信号Ｓ３を出力する。判定回路７３は、検出信
号Ｓ２およびＳ３に基づき通信方式を判定し、判定結果
を示す信号Ｓ４を出力する。
【００１１】さて、相手側がシンプレックス通信を選択
した場合、受信信号Ｓ１には同期信号が含まれていな
い。従って、同期検出回路７１は同期信号成分を検出で
きず、同期信号無しを示す検出信号Ｓ２を出力する。一
方、キャリア検出回路７２は、一定レベルで連続するキ
ャリアを検出して検出信号Ｓ３として出力する。判定回
路７３は、これら２つの検出信号により、同期信号無し
且つ連続キャリアであることからシンプレックス通信で
あると判定し、シンプレックス通信を示す信号Ｓ４を制
御部８へ出力する。制御部８は、切替スイッチ６を接点
ａ側に切替えると共に、ＬＥＤ９，ＬＣＤ１０を介して
シンプレックス通信であることを表示し、同時にスピー
カ１１を介して音声により通報する。そして、プレスト
ークスイッチ１２が押下されたときに送信信号を変調部
５へ送出する。
した場合、受信信号Ｓ１には同期信号が含まれていな
い。従って、同期検出回路７１は同期信号成分を検出で
きず、同期信号無しを示す検出信号Ｓ２を出力する。一
方、キャリア検出回路７２は、一定レベルで連続するキ
ャリアを検出して検出信号Ｓ３として出力する。判定回
路７３は、これら２つの検出信号により、同期信号無し
且つ連続キャリアであることからシンプレックス通信で
あると判定し、シンプレックス通信を示す信号Ｓ４を制
御部８へ出力する。制御部８は、切替スイッチ６を接点
ａ側に切替えると共に、ＬＥＤ９，ＬＣＤ１０を介して
シンプレックス通信であることを表示し、同時にスピー
カ１１を介して音声により通報する。そして、プレスト
ークスイッチ１２が押下されたときに送信信号を変調部
５へ送出する。
【００１２】相手側が一波同時送受通信を選択した場
合、受信信号Ｓ１には同期信号が含まれており、また、
キャリア成分は周期的に断続する。従って、同期検出回
路７１は同期信号有りを示す検出信号Ｓ２を出力する。
一方、キャリア検出回路７２は、一定周期で断続するキ
ャリア成分を検出して検出信号Ｓ３として出力する。判
定回路７３は、これら２つの検出信号により、同期信号
有り且つ周期的に断続するキャリアであることから一波
同時送受通信であると判定し、一波同時送受通信を示す
信号Ｓ４を制御部８へ出力する。制御部８は、切替スイ
ッチ６を接点ｂ側に切替えると共に、ＬＥＤ９，ＬＣＤ
１０を介して一波同時送受通信であることを表示し、同
時にスピーカ１１を介して音声により通報する。そし
て、通話開始スイッチ１３が押下されたときに通話信号
の処理を開始する。
合、受信信号Ｓ１には同期信号が含まれており、また、
キャリア成分は周期的に断続する。従って、同期検出回
路７１は同期信号有りを示す検出信号Ｓ２を出力する。
一方、キャリア検出回路７２は、一定周期で断続するキ
ャリア成分を検出して検出信号Ｓ３として出力する。判
定回路７３は、これら２つの検出信号により、同期信号
有り且つ周期的に断続するキャリアであることから一波
同時送受通信であると判定し、一波同時送受通信を示す
信号Ｓ４を制御部８へ出力する。制御部８は、切替スイ
ッチ６を接点ｂ側に切替えると共に、ＬＥＤ９，ＬＣＤ
１０を介して一波同時送受通信であることを表示し、同
時にスピーカ１１を介して音声により通報する。そし
て、通話開始スイッチ１３が押下されたときに通話信号
の処理を開始する。
【００１３】ところで、無線通信機の前面には、図３に
示すように、プレストークスイッチ１２に隣接してＬＥ
Ｄ９ａが設けられ、また、通話開始スイッチ１３に隣接
してＬＥＤ９ｂが設けられている。制御部８は、判定結
果がシンプレックス通信であるときには受信状態に応じ
てＬＥＤ９ａを点灯または点滅させる。また、一波同時
送受通信であるときはＬＥＤ９ｂを点灯または点滅させ
る。同時にＬＣＤ１０に判定結果を文字表示する。利用
者は、点灯または点滅しているＬＥＤ９ａ，９ｂに隣接
しているスイッチを押下することにより、即座に通話を
開始することができる。
示すように、プレストークスイッチ１２に隣接してＬＥ
Ｄ９ａが設けられ、また、通話開始スイッチ１３に隣接
してＬＥＤ９ｂが設けられている。制御部８は、判定結
果がシンプレックス通信であるときには受信状態に応じ
てＬＥＤ９ａを点灯または点滅させる。また、一波同時
送受通信であるときはＬＥＤ９ｂを点灯または点滅させ
る。同時にＬＣＤ１０に判定結果を文字表示する。利用
者は、点灯または点滅しているＬＥＤ９ａ，９ｂに隣接
しているスイッチを押下することにより、即座に通話を
開始することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、受
信信号に同期信号が含まれているか否かを検出すると共
に、受信信号のキャリア成分を検出し、同期信号の有無
およびキャリアの断続状態によりシンプレックス通信な
のか一波同時送受通信なのかを判定することにより、受
信信号の判定を確実に行うことができる。また、シンプ
レックス通信であると判定したときにプレストークスイ
ッチに隣接している発光素子を点灯または点滅させ、一
波同時送受通信であると判定したときに通話開始スイッ
チに隣接している発光素子を点灯または点滅させること
により、利用者は、押下するスイッチを即座に確認して
通話を開始できる。
信信号に同期信号が含まれているか否かを検出すると共
に、受信信号のキャリア成分を検出し、同期信号の有無
およびキャリアの断続状態によりシンプレックス通信な
のか一波同時送受通信なのかを判定することにより、受
信信号の判定を確実に行うことができる。また、シンプ
レックス通信であると判定したときにプレストークスイ
ッチに隣接している発光素子を点灯または点滅させ、一
波同時送受通信であると判定したときに通話開始スイッ
チに隣接している発光素子を点灯または点滅させること
により、利用者は、押下するスイッチを即座に確認して
通話を開始できる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】無線通信機の前面外観の一例を示す図である。
６ 切替スイッチ ７ 判定部 ８ 制御部 ９ ＬＥＤ １２ プレストークスイッチ １３ 通話開始スイッチ ７１ 同期検出回路 ７２ キャリア検出回路 ７３ 判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04B 1/38 - 1/58
Claims (1)
- 【請求項１】 シンプレックス通信の送話時に押下する
プレストークスイッチと、一波同時送受通信の通話開始
時に押下する通話開始スイッチとを有し、受信信号に基
づきシンプレックス通信なのか一波同時送受通信なのか
を判定して通話する無線通信機において、 前記受信信号に一波同時送受通信に必要な同期信号が含
まれているか否かを検出する同期検出手段と、前記受信
信号のキャリア成分を検出するキャリア検出手段と、前
記同期検出手段および前記キャリア検出手段の検出結果
に基づきシンプレックス通信なのか一波同時送受通信な
のかを判定する判定手段と、前記プレストークスイッチ
に隣接して設けられる第１の発光素子と、前記通話開始
スイッチに隣接して設けられる第２の発光素子と、前記
判定手段がシンプレックス通信であると判定したときに
前記第１の発光素子を点灯または点滅させ、一波同時送
受通信であると判定したときに前記第２の発光素子を点
灯または点滅させる通報手段とを備えることを特徴とす
る無線通信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7116878A JP2806824B2 (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 無線通信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7116878A JP2806824B2 (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 無線通信機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08316872A JPH08316872A (ja) | 1996-11-29 |
| JP2806824B2 true JP2806824B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=14697879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7116878A Expired - Lifetime JP2806824B2 (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 無線通信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2806824B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7630330B2 (en) | 2004-08-26 | 2009-12-08 | International Business Machines Corporation | System and process using simplex and duplex communication protocols |
| US7970759B2 (en) | 2007-02-26 | 2011-06-28 | International Business Machines Corporation | System and method for deriving a hierarchical event based database optimized for pharmaceutical analysis |
| US7792774B2 (en) | 2007-02-26 | 2010-09-07 | International Business Machines Corporation | System and method for deriving a hierarchical event based database optimized for analysis of chaotic events |
| US10318877B2 (en) | 2010-10-19 | 2019-06-11 | International Business Machines Corporation | Cohort-based prediction of a future event |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60158237U (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-21 | クラリオン株式会社 | 入力装置 |
| JPH01316029A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-20 | Matsushita Electric Works Ltd | 無線通信システムのキャリア検出方式 |
| JP2528062B2 (ja) * | 1992-09-14 | 1996-08-28 | 日立電子株式会社 | 単信・複信切換無線機 |
-
1995
- 1995-05-16 JP JP7116878A patent/JP2806824B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08316872A (ja) | 1996-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980707 |