JPH1169455A - 移動通信端末 - Google Patents

移動通信端末

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JPH1169455A
JPH1169455A JP9229337A JP22933797A JPH1169455A JP H1169455 A JPH1169455 A JP H1169455A JP 9229337 A JP9229337 A JP 9229337A JP 22933797 A JP22933797 A JP 22933797A JP H1169455 A JPH1169455 A JP H1169455A
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JP9229337A
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Tadamasa Goto
忠正 後藤
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信中のデータ伝送特性状態を的確に
使用者に報知すること。 【解決手段】 センター局3の制御部31はホストコン
ピュータ4のデータを送信部32からアンテナ34を介
して送信する。移動通信端末1の制御部11はセンター
局3からの送信データをアンテナ14を通して受信部1
3で受信するが、誤りを検出すると、センター局3に再
送要求を送信部12からアンテナ14を通して送信し
て、データを再度送信して貰う再送方式によって受信デ
ータの品質を確保している。この時、移動通信端末1の
制御部11は再送回数が第1のレベルを越えると、デー
タ伝送特性が悪くなったと判定して、状態表示部15の
LED151を青点灯し、更に第2のレベルを越える
と、更に悪くなったと判定してLED151を赤点灯し
て、データ通信中のデータ伝送特性状態を表示する。こ
れにより、使用者はデータ受信時のデータ伝送特性の悪
化を知り、適切な処置を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機のような
移動通信端末に係り、特にデータ伝送時の通信品質の報
知に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、簡易型携帯電話機や携帯電話機な
どの移動通信端末が普及してきた。このような移動通信
端末では、その伝送特性が使用する場所の電磁的な環境
により、大きく影響を受けることが知られている。特
に、携帯電話機等の移動通信端末等による高速なデータ
通信を行う場合、使用される周波数が高くなるにつれ
て、伝送路特性(データ伝送特性)が端末の置き場所に
より、大きく変動する特性がある。この特性により、伝
送状態の良い状態で通信を初めても、少しの移動、ある
いは周りの人/車の移動により、極度にデータ伝送特性
が悪化する状態が発生する。携帯電話機などを用いて音
声通信を行っている場合であれば、伝送特性が悪くなっ
て音質が悪化すると、使用者は本能的に音質が良くなる
場所を求めて通話場所を移動することにより、伝送特性
が良好な環境を選択して、通話を続行することができ
る。
【0003】しかし、上記した携帯電話機などの移動通
信端末を用いてデータ通信を行っている場合、使用者は
データ伝送特性の悪化を知る術がない。即ち、データ通
信になると、誤り訂正/再送制御等の伝送制御によりあ
る程度伝送特性が悪化してきてもデータ通信がそのまま
続行されるため使用者にはわからず、再送方式などによ
る誤り訂正が限度以上になって、データの正常な伝送が
どうしても出来なくなり、その結果、突然、通信が途絶
することにより、初めて伝送特性が悪いことを知ること
ができる。このため、データ通信中に伝送特性の良い場
所を選択することは極めて難しかった。それ故、データ
通信の場合、使用者が事前にその状態を察知して、場所
を変えてデータ伝送状態の良い状態を保持する方法をと
ることが出来なかった。
【0004】そこで、データ通信の場合、移動通信端末
の受信電界を表示して、間接的に伝送特性の状態を表示
する端末もあったが、高速のデータ通信になると、必ず
しも受信電界と伝送品質が比例しなくなる。このため、
受信電界は良好であるにも拘らず、データ伝送品質が悪
いため、データ通信が途絶してしまうなどの不具合があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、移動通信端末
を用いた移動通信では、その使用場所の電磁的な環境に
よりデータ伝送特性が大きく影響を受けることが知られ
ている。音声通信であれば、伝送特性が悪くなり、音質
が悪化すると、使用者は移動通信端末を使用する場所を
本能的に移動することにより、音質の変化よりデータ伝
送特性が良い環境を選択して使用している。しかし、デ
ータ通信の場合、使用者は、誤り訂正/再送制御方式な
どによる誤り訂正が限度以上になって、突然、通信が途
絶することにより、初めてデータ伝送特性が悪いことを
知ることができるため、データ通信中にデータ伝送特性
の良い場所を選択することは、極めて難しいという課題
があった。
【0006】そこで本発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、データ通信中の伝送状態を的
確に使用者に報知することができ、これにより、データ
通信が途絶する前に伝送特性の良い場所に移動するなど
の適切な処置を採ることができる移動通信端末を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、デー
タを受信する機能を有し、且つ受信データに誤りがある
と、送信元にデータ再送要求を出して再送された誤りの
ないデータを受信する機能を有する移動通信端末におい
て、データ受信時、前記データの再送要求の再送頻度を
検出する検出手段と、検出手段により検出された前記再
送頻度に応じて、データ伝送特性の品質を示す情報を報
知する報知手段とを具備する構成を備えている。
【0008】このような構成により、データ受信時のデ
ータ伝送特性が悪化すると、前記検出手段による前記再
送頻度が増加するため、前記報知手段はデータ伝送特性
の品質の悪化を示す情報を使用者に報知する。これによ
り、使用者はデータ転送特性の品質の悪化を知る。
【0009】請求項2の発明は、データを受信する機能
を有し、且つ受信データに誤りがあると、送信元にデー
タ再送要求を出して再送された誤りのないデータを受信
する機能を有する移動通信端末において、データ受信
時、前記データ伝送用のフレームの誤りの頻度を検出す
る検出手段と、検出手段により検出された前記フレーム
の誤り頻度に応じて、データ伝送特性の品質を示す情報
を使用者に報知する報知手段とを具備する構成を備えて
いる。
【0010】このような構成により、データ受信時のデ
ータ伝送特性が悪化すると、前記検出手段による前記フ
レームの誤り頻度が増加するため、前記報知手段はデー
タ伝送特性の品質の悪化を示す情報を使用者に報知す
る。これにより、使用者はデータ転送特性の品質の悪化
を知る。
【0011】請求項3の発明の前記報知手段は前記再送
頻度が増減する毎に、表示を切り換えるか又は表示状態
を変えて前記増減の程度を表示する表示手段である構成
を備えている。
【0012】請求項4の発明の前記報知手段は前記再送
頻度の増減を示すメッセージを表示する表示手段である
構成を備えている。
【0013】請求項5の発明は、データをダイバシチ受
信する移動通信端末において、複数系統の受信データを
比較して、各受信データ間の誤り箇所の大小を検出する
検出手段と、検出手段により検出された前記誤り箇所の
大小に応じて、データ伝送特性の品質を示す情報を使用
者に報知する報知手段とを具備する構成を備えている。
【0014】このような構成により、データ受信時のデ
ータ伝送特性が悪化すると、前記検出手段による前記デ
ータの誤り箇所の数が増加するため、前記報知手段はデ
ータ伝送特性の品質の悪化を示す情報を使用者に報知す
る。これにより、使用者はデータ転送特性の品質の悪化
を知る。
【0015】請求項6の発明の前記報知手段は前記誤り
箇所の数が増減する毎に、表示を切り換えるか又は表示
状態を変えて前記誤り箇所の数の増減の程度を表示する
表示手段である構成を備えている。
【0016】請求項7の発明の前記報知手段は前記誤り
箇所の数の増減を示すメッセージを表示する表示手段で
ある構成を備えている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の移動通信端末の第
1の実施の形態を示したブロック図である。1は受信側
の携帯電話機等の移動通信端末、2は移動通信端末1に
接続されたパーソナルコンピューターで、移動通信端末
1で受信したデータを処理する。3はデータを送受信す
るセンター局、4はセンター局3に接続されたホストコ
ンピューターで、送信データをセンター局3に供給す
る。
【0018】ここで、移動通信端末1はデータの送受信
制御を行うと共に、受信データにエラーがある場合に再
送処理を行う制御部11、データをアンテナ14から無
線で送信する送信部12、アンテナ14により捕らえた
電波を受信する受信部13、電波を送信又は受信するア
ンテナ14、データ伝送品質の良否の状態を表示する状
態表示部15、電話番号情報や各種メッセージなどを表
示するLCDなどの表示部16及び電話番号等を入力す
るテンキー部17を有している。センター局3はデータ
の送受信制御を行う制御部31、データをアンテナ34
から無線で送信する送信部32、アンテナ34により捕
らえた電波を受信する受信部33、電波を送信又は受信
するアンテナ34を有している。
【0019】図2は図1に示した移動通信端末1の外観
例を示した外形図である。移動通信端末1の筐体の前面
には、上記した表示部16、状態表示部15のLED1
51及びテンキー部17が配置されている。
【0020】次に本実施の形態の動作について説明す
る。ホストコンピューター4からセンター局3の制御部
31に送信データが送られてくると、制御部31はこの
データのフォーマット等を整えて、送信部32に渡す。
送信部32は渡されたデータを変調してアンテナ34か
ら送信する。移動通信端末1はアンテナ14によりセン
ター局3から送信されてきた電波を捕らえ、これを受信
部13により受信して、復調する。
【0021】この時、制御部11は受信されたデータの
エラーを監視し、エラーがあると、送信部12からエラ
ーのあったデータの再送要求をアンテナ14をから送信
する。センター局3の制御部31は、受信部33が前記
再送要求を受信すると、該当のデータを送信部32から
移動通信端末1へ再送信する。こうして、移動通信端末
1の制御部11はエラーの無いデータをパーソナルコン
ピューター2に出力する。パーソナルコンピューター2
は移動通信端末1から入力されたデータを処理する。
【0022】ところで、移動通信端末1の制御部11は
上記した再送処理を行うと共に、この再送要求の単位時
間当りの送信回数(再送頻度)を計数し、その結果によ
り、受信時のデータ伝送特性の良否を判定して、状態表
示部15に表示する。
【0023】ここで、ある程度の信頼性のあるデータ通
信においては、信頼性を確保するため、伝送したデータ
に誤りが存在するかどうか判断するため、誤り検出の手
法を使用して信頼性の確保を行う。一般的な手法として
は、送信するデータを一定の長さに区切り、そのデータ
に誤り検出符号を付加して伝送し、受信側でデータより
再度誤り検出符号を算出し、それが送られてきた誤り検
出符号と合致すれば誤りが発生していないとし、データ
を正規の形に編集して出力する。
【0024】図3はデータ伝送用フレームの一例を示し
た図である。図において、同期符号はフレームの基準点
の検出で、種別符号はデータフレームの種類、順番等
で、情報データは伝送情報データ、誤り検出符号はフレ
ームデータの誤り検出のための符号である。
【0025】また、図4はデータ伝送のフローに付いて
示した図である。伝送するデータを1フレーム分切り分
けて、伝送の準備を行う。また、再送に控えてこのデー
タをメモリーしておく。
【0026】データ伝送フレームとして完成させるた
め、フレームの位置を決定するための同期符号、フレー
ムの種別等の情報を示す種別符号を付加する。これから
行う伝送路での誤りの発生を検出するため、誤り検出符
号をデータフレームに付加し伝送路を伝送する。受信さ
れたデータフレームから、誤り検出符号を分離すると共
に、フレームの誤り符号を再度算出する。その結果と先
に分離した送り側で付加された誤り検出符号を比較し、
合致していれば誤りが発生していないとし、データを編
集し、出力する。
【0027】合致しない場合は、データフレームに誤り
が発生しているとして(ここでPのデータを収集するこ
とができる)、再送要求電文を作成し、送信側に送出す
る(ここでQのデータを収集することができる)。再送
要求電文を送信側で受け取ると、送信側は該当のデータ
を再度フレームを作成して、受信側に伝送し、受信側で
は同様に誤り検出を行う、誤りが無ければ同様にデータ
を編集して出力する。
【0028】図5は制御部11の受信データの伝送状態
の良否を判定して表示する処理を示したフローチャート
である。制御部11はステップ301にて、受信部13
によりデータの受信を開始すると、ステップ302にて
受信データの再送要求回数を計数して再送頻度を求め
る。次に制御部11はステップ303にて、求めた再送
頻度が第1のレベル以下であるかどうかを判定し、以下
である場合はステップ301に戻って、データの受信を
続行する。
【0029】一方、制御部11はステップ303にて、
求めた再送頻度が第1のレベルを越えたと判定した場
合、ステップ304に進み、求めた再送頻度が第2のレ
ベル以下であるかどうかを判定し、以下である場合はス
テップ305に進み、越えた場合はステップ306に進
む。制御部11はステップ305に進んだ場合、ここで
状態表示部15のLED151を青点灯して、ステップ
301に戻る。一方、制御部11はステップ306に進
んだ場合、ここで、状態表示部15のLED151を赤
点灯して、ステップ301に戻る。
【0030】上記制御により、データ伝送特性が良好な
時は再送頻度が小さいため、LED151は点灯しな
い。データ伝送特性が多少悪化した時は再送頻度が多少
大きくなり、LED151を青点灯して、データ伝送特
性が多少悪化したことを使用者に報知する。データ伝送
特性がかなり悪化した時は再送頻度が大きくなり、LE
D151を赤点灯して、データ伝送特性がかなり悪化し
たことを使用者に報知する。尚、伝送特性が更に悪化し
て、再送処理の限界を越えると、受信部13によるデー
タの受信が途絶する。
【0031】本実施の形態によれば、データ受信時の再
送頻度に基づいて、データ伝送特性が多少悪化したと判
定すると、状態表示部15のLED151が青点灯し、
更に悪化すると、同LED151が赤点灯することによ
り、データ伝送特性の良否の状態を使用者に報知するこ
とができる。このため、使用者はLED151が青点灯
し、更にLED151が赤点灯すると、データ伝送特性
が悪化し、このままではデータの受信ができなくなって
しまうと判断でき、移動通信端末1を移動して、LED
151が青点灯し、更に点灯しなくなる場所を探して移
動通信端末1の受信場所を変更することにより、データ
伝送の中断をさける処置を採ることができるため、信頼
性の高い回線を確保することが出来る。
【0032】尚、データ受信時のデータ伝送特性の状態
表示は上記実施の形態で説明した方法の他に、図6に示
すように移動通信端末1の前面に複数のLED151
a、151b、151cを取り付け、データ伝送特性が
良好の時は1個のLED151aが点灯し、データ伝送
特性が少し悪化すると、2個目のLED151bが点灯
し、更にデータ伝送特性が悪化すると、3個目のLED
151cが点灯することにより、受信時のデータ伝送特
性状態を表示するようにしても、同様の効果がある。
【0033】また、図7に示すように状態表示部15を
表示部16に含めて、データ伝送特性の悪化を棒グラフ
などにより、或いはメッセージ等により、表示部16に
表示しても同様の効果がある。また、図示はしないが、
上記した再送が発生すると、その間LEDを点灯する構
成でも良いし、或いは再送発生の頻度が増すと、LED
の点灯頻度(点滅周期)を変える構成でも良い。更に、
データ伝送特性状態の良否を音声信号等により使用者に
報知しても、同様の効果がある。
【0034】図8は本発明の移動通信端末の第2の実施
の形態を示したフローチャートである。上記のように情
報データが伝送され、誤りの検出されなかった情報デー
タはそのまま出力されるが、誤りが検出された場合は、
再度そのフレームのデータを送り直すよう再送要求信号
を送り、それに答えて送信側側より再度誤りのあったフ
レームを再送する。このことにより、誤りの無いデータ
伝送を行うことが可能になる。従って、第1の実施の形
態で説明したように、再送の有無或いは、頻度で回線の
品質を評価することが出来る。ただ、あまり信頼性の高
い品質のデータ伝送を要求しない場合、誤り検出は実施
するが、誤りが存在する旨の情報が分れば良い場合があ
る。このような場合は、再送は起らないので、本例で
は、図8のステップ802に示すように、フレームの誤
り検出の頻度を使用することより、データ伝送の品質を
検出して、上記の第1の実施の形態と同様の効果を得る
ことが出来る。
【0035】図9は本発明の移動通信端末の第2の実施
の形態を示したブロック図である。2は移動通信端末6
に接続されたパーソナルコンピューターで、移動通信端
末6で受信したデータを処理する。3はデータを送受信
するセンター局、4はセンター局3に接続されたホスト
コンピューターで、送信データをセンター局3に供給す
る。6は受信側のダイバシチ受信を行う携帯電話機等の
移動通信端末である。
【0036】ここで、移動通信端末6は、データの送受
信制御を行うと共に、2系統の受信データを合成して品
質を向上させる処理を行うに制御部61、データをアン
テナ64aから無線で送信する送信部62、アンテナ6
4aにより捕らえた電波を受信する受信部63a、アン
テナ64bにより捕らえた電波を受信する受信部63
b、電波を送信又は受信するアンテナ64a、64b、
データ伝送特性の良否の状態を表示する状態表示部65
(LED)、電話番号情報や各種メッセージなどを表示
するLCDなどの表示部66、電話番号等を入力するテ
ンキー部67及び受信部63a、63bの受信データを
比較して、異なるデータの数を計数することにより、受
信データの伝送特性の良否を判定するデータ比較部68
を有している。センター局3はデータの送受信制御を行
う制御部31、データをアンテナ34から無線で送信す
る送信部32、アンテナ34により捕らえた電波を受信
する受信部33、電波を送信又は受信するアンテナ34
を有している。
【0037】次に本実施の形態の動作について説明す
る。ホストコンピューター4からセンター局3の制御部
31に送信データが送られてくると、制御部31はこの
データのフォーマット等を整えて、送信部32に渡す。
送信部32は渡されたデータを変調してアンテナ34か
ら送信する。移動通信端末6はアンテナ64a、64b
によりセンター局3から送信されてきた電波を捕らえ、
これを受信部63a、63bにより受信して復調する。
制御部61は受信部63a、63bから入力される2系
統の受信データを合成してその品質を向上させた受信デ
ータを作成し、これをパーソナルコンピューター2に出
力する。パーソナルコンピューター2は移動通信端末6
から入力されたデータを処理する。
【0038】上記した2系統の受信データはデータ比較
部68により比較され、両データの異なる箇所を計数
し、その結果により、データ伝送特性状態の良否を判定
して、状態表示部65に表示する。即ち、移動通信端末
6がダイバシチ受信を行っている場合、その受信したデ
ータを相互に比較し、異なっている個所の大小を表示す
ることにより、状態の監視を行うことができる。ダイバ
シチ受信のどちらのデータも誤りが無い場合は、データ
を比較した結果、異なる個所は無く、どちらの回線も品
質が良好なことを示している。しかし、どちらかの回線
の伝送品質が悪くなり、誤りが発生してくると、両デー
タの比較の結果、異なる個所が多くなり、回線の品質が
悪化したことが示される。また、両方のルートの品質が
悪化してきた場合、誤りの発生は一般的にはランダムで
あるため、両方のルートの受信データの比較の結果、デ
ータの異なる個所も多くなる。それ故、この結果を表
示、あるいは制御に使用して、データの異なる個所の数
が少なくなるように端末を移動することにより、良好な
通信状態を確保することが出来る。
【0039】図10は上記した制御部61のデータ伝送
特性状態の良否を判定して表示する処理を示したフロー
チャートである。ステップ701にて、各受信部63
a、63bによりデータの受信を開始すると、データ比
較部68はステップ702にて、受信データの異なる箇
所を計数して求める。次に制御部61はステップ703
にて、求まった異なる箇所の数が第1のレベル以下であ
るかどうかを判定し、以下である場合はステップ704
に進んで、第1のLED151a(図6参照)を点灯す
る共に、ステップ701に戻って、データの受信を続行
する。
【0040】一方、制御部61はステップ703にて、
求めた異なる箇所の数が第1のレベルを越えたと判定し
た場合、ステップ705に進み、求めた異なる箇所の数
が第2のレベル以下であるかどうかを判定し、以下であ
る場合はステップ706に進み、越えた場合はステップ
707に進む。制御部61はステップ706に進んだ場
合、ここで状態表示部65の第2のLED151bを点
灯して、ステップ701に戻る。制御部61はステップ
707に進んだ場合、ここで、状態表示部65の第3の
LED151cを点灯して、ステップ701に戻る。
【0041】これにより、データ伝送特性が良好な時は
両データの異なる箇所の数が小さいため、第1のLED
151aを点灯してデータ伝送特性が良好なことを報知
する。伝送特性が多少悪化した時はデータの異なる箇所
の数が多少大きくなり、第2のLED151bを点灯し
て、伝送特性が多少悪化したことを使用者に報知する。
伝送特性がかなり悪化した時は前記データの異なる箇所
の数が大きくなり、第3のLED151cを点灯して、
データ伝送特性が更に悪化したことを使用者に報知す
る。尚、データ伝送特性がなお悪化して、限界を越える
と、受信部63a、63bによるデータの受信が途絶す
る。
【0042】本実施の形態によれば、データ受信時、2
系統で受信したデータの異なる箇所に基づいてデータ伝
送特性の悪化を判定すると、状態表示部65の第2のL
ED151bを点灯し、更に悪化すると、第3のLED
151cを点灯することにより、データ伝送特性の状態
を使用者に報知することができる。このため、使用者は
第3のLED151cが点灯すると、データ伝送特性が
かなり悪化し、このままではデータの受信ができなくな
ってしまうと判断でき、移動通信端末6を移動して、伝
送特性が良好なことを示す第1のLED151aが点灯
するような場所を探して、移動通信端末6の受信場所を
変更することにより、データの受信を円滑に行うことが
できる。
【0043】尚、上記データ伝送特性の状態表示は、両
伝送路で受信したデータを比べた結果、異なるデータが
発生すると、その間LEDを点灯する。異なるデータの
数に応じてLEDの点灯色を変えたり、点灯頻度を変え
る。異なるデータの数に応じて表示数を変えるなどの各
種の方法があり、同様の効果がある。また、図7に示す
ように状態表示部65を表示部66に含めて、データ伝
送特性の悪化を棒グラフなどにより、或いはメッセージ
等により、表示部66に表示しても同様の効果がある。
【0044】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の移動通信端末
によれば、データ通信中のデータ伝送特性の状態を的確
に使用者に報知することができるため、データ通信が途
絶する前にデータ伝送特性の良い場所に移動するなど、
利用者に通信の途絶を避ける処置を採らせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動通信端末の第1の実施の形態を示
したブロック図。
【図2】図1に示した移動通信端末の外観例を示した外
形図。
【図3】図1で用いるデータ伝送用フレームの一例を示
した図。
【図4】図1の端末におけるデータ伝送のフローを示し
たブロック図。
【図5】図1に示した制御部によるデータ伝送特性状態
の良否を表示する処理手順を示したフローチャート。
【図6】図1に示した移動通信端末の他の実施例を示し
た外形図。
【図7】図1に示した移動通信端末の他の実施例を示し
た外形図。
【図8】本発明の移動通信端末の第2の実施の形態を示
したフローチャート。
【図9】本発明の移動通信端末の第3の実施の形態を示
したブロック図。
【図10】図9に示した制御部によるデータ伝送特性状
態の良否を表示する処理手順を示したフローチャート。
【符号の説明】
1、6 移動通信端末 2 パーソナルコンピューター 3 センター局 4 ホストコンピューター 11、31、61 制御部 12、32、62 送信部 13、33、63a、63b 受信部 14、34、64a、64b アンテナ 15、65 状態表示部(LED) 16、66 表示部 17、67 テンキー部 68 データ比較部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを受信する機能を有し、且つ受信
    データに誤りがあると、送信元にデータ再送要求を出し
    て再送された誤りのないデータを受信する機能を有する
    移動通信端末において、 データ受信時、前記データの再送要求の再送頻度を検出
    する検出手段と、 検出手段により検出された前記再送頻度に応じて、デー
    タ伝送特性の品質を示す情報を使用者に報知する報知手
    段と、 を具備することを特徴とする移動通信端末。
  2. 【請求項2】 データを受信する機能を有し、且つ受信
    データに誤りがあると、送信元にデータ再送要求を出し
    て再送された誤りのないデータを受信する機能を有する
    移動通信端末において、 データ受信時、前記データ伝送用のフレームの誤りの頻
    度を検出する検出手段と、 検出手段により検出された前記フレームの誤り頻度に応
    じて、データ伝送特性の品質を示す情報を使用者に報知
    する報知手段と、 を具備することを特徴とする移動通信端末。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は前記再送頻度が増減する
    毎に、表示を切り換えるか又は表示状態を変えて前記増
    減の程度を表示する表示手段であることを特徴とする請
    求項1又は2記載の移動通信端末。
  4. 【請求項4】 前記報知手段は前記再送頻度の増減を示
    すメッセージを表示する表示手段であることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の移動通信端末。
  5. 【請求項5】 データをダイバシチ受信する移動通信端
    末において、 複数系統の受信データを比較して、各受信データ間の誤
    り箇所の大小を検出する検出手段と、 検出手段により検出された前記誤り箇所の大小に応じ
    て、データ伝送特性の品質を示す情報を使用者に報知す
    る報知手段と、 を具備することを特徴とする移動通信端末。
  6. 【請求項6】 前記報知手段は前記誤り箇所の数が増減
    する毎に、表示を切り換えるか又は表示状態を変えて前
    記誤り箇所の数の増減の程度を表示する表示手段である
    ことを特徴とする請求項5記載の移動通信端末。
  7. 【請求項7】 前記報知手段は前記誤り箇所の数の増減
    を示すメッセージを表示する表示手段であることを特徴
    とする請求項5記載の移動通信端末。
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