JP2806644B2 - 開口部を囲む環状縁部の成形方法および環状縁部成形装置 - Google Patents

開口部を囲む環状縁部の成形方法および環状縁部成形装置

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JP2806644B2 JP3065679A JP6567991A JP2806644B2 JP 2806644 B2 JP2806644 B2 JP 2806644B2 JP 3065679 A JP3065679 A JP 3065679A JP 6567991 A JP6567991 A JP 6567991A JP 2806644 B2 JP2806644 B2 JP 2806644B2
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C37/00Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
    • B21C37/06Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of tubes or metal hoses; Combined procedures for making tubes, e.g. for making multi-wall tubes
    • B21C37/15Making tubes of special shape; Making tube fittings
    • B21C37/28Making tube fittings for connecting pipes, e.g. U-pieces
    • B21C37/29Making branched pieces, e.g. T-pieces
    • B21C37/292Forming collars by drawing or pushing a rigid forming tool through an opening in the tube wall

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁体を貫通する開口
部、特に、円筒状の胴部の開口部、形成すべき環状縁部
の厚みが壁体の厚みに比して相対的に小さくなるような
厚みを備えた壁体の開口部であって、形成すべき環状縁
部の反対側にさら孔が機械製作された型式の開口部、の
周囲にこの開口部を囲む環状縁部(3)を成形する方法
およびその成形装置に係わり、特に、前記さら孔の表面
が、さら孔と反対側に、ダイによって軸線方向に凹ませ
られる金属成形方法およびその成形装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ある特定の分野では、大きな厚みのある
構造物に、自身の周囲に突出した環状縁部を有する開口
部を少なくとも一つ設けておくことが要求される。これ
は、特に、原子炉容器の胴部のような場合において、あ
る数の導管を胴部に接続しなければならないような場合
である。
【0003】実際、これらの導管は、前記開口部に形成
された環状縁部の端部に溶接されることによって接続さ
れ、それらは予め固定された待機ノズルに、取り替える
ことが、有利である旨、たとえばFRーAー2,517,
575に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たタイプの環状縁部を形成する最新の技術は、パンチン
グによる原理に基づくもので(例えばFRーAー1,1
98,440)実際問題としてその形成方法は満足いく
ものではない。
【0005】実際、このようなパンチングの原理による
従来の縁部成形方法では、接続用の環状縁部の内径が大
きく、その大きさは、開口部に大きな突起を作るために
要求される範囲の大きさである。
【0006】本発明の目的は、効果的で、そして経済な
方法にしたがい、シリンダーに似通った開口部(穴)の
ジオメトリーを維持しつつ 、胴部の壁体に関して比較
的に薄い厚さ(前記縁部の厚みは、典型的には、壁の厚
さの半分かあるいはそれ以下の厚さ)の環状縁部の成形
を可能にすることにある。そして、これは、開口部を補
強するための胴部で得られるメタルの断面を可能な限り
大きくするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の主題は、前述し
たタイプの環状縁部の成形方法の発明であり、その特徴
とするところは、自身の軸線を中心に回転可能でかつ開
口部の軸線に対して軌道運動する少なくとも一つのロー
ラーを備えた環状縁部成形装置により実行される成形方
法であって、かつ、前記ローラーの軸線とローラーの成
形面とで形成される角度が、少なくともローラーの前進
の工程につれて次第に縮小するように構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0008】前記成形方法の他の特徴は、前記角度の縮
小変形が、開口部の軸線とローラーの軸線とで形成され
る角度を縮めることにより得られるか、もしくは、ロー
ラーの凸型の輪郭によって得られるかにある。
【0009】さらに、本発明にかかる成形方法の特徴
は、開口部の軸線に対して規則的に配置されたローラー
の多数が、同時に作用して環状縁部を成形することにあ
る。
【0010】また、本発明の対象は、前記成形方法を実
行するために意図された装置でもある。この装置は以下
の構成を具備することを特徴とするものである。すなわ
ち、自身の軸線に沿って変位するための変位手段を装備
したローラー保持体と、ローラー保持体によって偏心さ
せられる軸線に対して回転自在に設けられた少なくとも
一つのローラーと、ローラー保持体の軸線に対してロー
ラーを軌道運動させる駆動手段と、ローラー保持体の軸
線に関連してローラーの軸線の傾斜角を変位させる変位
手段と、を具備している。
【0011】また本発明装置は、前記ローラー保持体に
面する位置に受けダイ(13)を設置し、この受けダイ
の輪郭を、環状縁部の外側の輪郭に一致するように形成
したことを特徴とするものである。
【0012】特に、前記ローラーはたる型の輪郭かもし
くは種々の円錐型の輪郭を備えていることを特徴とする
ものが好ましい。
【0013】また、前記ローラーは自身の軸線に対して
回転可能に設けられ、しかもローラー保持体は自身の軸
線に対して回転自在に駆動される駆動手段を備えている
ことを特徴とするものである。
【0014】さらに、前記ローラーの多数は、ローラー
保持体の軸線に対して規則的に配置され、全てのローラ
ーの軸線はこの軸線に対して同じ傾斜角を持っているこ
とを特徴とするものである。
【0015】なお、前記胴部上に環状縁部を成形する場
合、軸線に対して鉛直に胴部を支持する複数のころを、
本発明の成形装置に具備させ、これらころを円周上に胴
部の放射方向に軸線を沿わせて配置するようにすると有
利である。この場合には、予熱/加熱位置と機械製作位
置との間の胴部の操作を、胴部をころ上で単純に回転さ
せることにより、変えることができるので、トラベリン
グクレーンを介在させることなく、迅速かつ容易に行な
える。
【0016】
【作用】本発明によれば、形成すべき環状縁部の反対側
にさら孔が機械製作された型式の壁体開口部を、さら孔
の側から環状縁部成形装置のローラーを軌道運動させな
がら、ローラーにより、凹ませるので、さら孔が押し潰
されるとともに、さら孔とは反対側の壁体表面における
開口部の周囲に開口部を囲む環状縁部が成形される。ま
た、前記ローラーの前進の際、ローラーの軸線とローラ
ーの成形面とで形成される角度が、ローラーの前進の工
程につれて、次第に縮小していくため、開口部は環状縁
部の側に向けて縮小するテーパー状となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0018】図1は垂直な軸線XーXに対して筒状の胴
部1の左半分を表した図であって、軸線XーXに対して
垂直な軸線YーYに沿って胴部の側部に少なくとも一つ
の円形の開口部2が形成されている。
【0019】この開口部の内面は、胴部1の外面の方へ
向かって僅かに収束するようにテーパー状に形成されて
いる。また、前記胴部1は、大きな厚みを有し、特に、
原子炉容器の部分を形づくるものである。
【0020】一方、円形の環状縁部3は、前記開口部2
の周囲に胴部1の外方に向けて突出形成されている。こ
の環状縁部3は、図示されていない同径の外部ダクトの
端部に溶接によって連結する目的で形成されるものであ
る。
【0021】なお、前記環状縁部3を機械製作する方法
は、図2ないし図4に示すように、3つの工程によって
行なわれる。
【0022】まず、図2に示すように、得られた開口部
2の周囲に直径bの大きさの円形の空白部分を形成する
ように内面を仕上げ、この開口部2の内周面に胴部1の
厚さaの半分の大きさcの深さにさら孔4を形成する
(図3参照)。
【0023】次いで、図4に示すように環状縁部3を突
出させるように、さら孔4の部分を押し出すと、環状縁
部3は軸YーYに沿って、胴部1の外側面より距離d突
出させた状態で突き出される。この環状縁部3の放射方
向の厚さeに対しては、開口部入り口の直径fに対して
その大きさを持つように設定する。
【0024】ちなみに、原子炉に結合される加圧水の主
要な回路の導管に接続される環状縁部は、開口部2の内
表面が軸線YーYに対して6°の角度に従って収束され
る場合には、前記した胴部1の厚みa、さら孔4の深さ
c、環状縁部3の突出長d、環状縁部3の厚みe、開口
部入り口の直径fなどは次のような近似値となる。
【0025】すなわち、a=300mm、c=150m
m、d=100mmから120mm、e=100mm、
f=700mmである。
【0026】次に、前記環状縁部3の押し出し工程(成
形工程)について、図5ないし図7を参照してより具体
的に説明する。
【0027】この環状縁部3の押し出し操作(成形操
作)を行なう装置は、胴部1を底面から支持する胴部支
持部5と、胴部1の外側に配置されてさら孔4の加工時
に胴部1を支持する支持ブロック6と、さら孔4の表面
を加工する研磨機構7と、胴部1の加熱手段8とを具備
している。
【0028】前記胴部支持部5は、胴部1と同心円状の
円Cに沿って等間隔に4つのころ10を設けた基盤9に
より構成されており、また前記各ころ10はそれぞれ円
柱状に形成されていて胴部1の放射方向に軸線を沿わせ
て基盤9に取り付けられた構造となっている。そして、
ころ10の上部の母線は、基盤9の上面よりもわずかに
上方に位置している。
【0029】前記支持ブロック6は、円Cの外側であっ
てかつころ10の間に位置して設置されている。そし
て、この支持ブロック6の前記胴部1に臨む面11は、
ころ10上に位置する胴部1の外形に対応して、円C
(図6参照)と同軸の湾曲面とされている。この湾曲面
11には、軸線YーYと一致する軸線に沿って、円柱状
の空所12(図5参照)が形成され、後述する成形操作
の際に、研磨機構7の干渉を除くように配慮されてい
る。また、前記空所12の入口の周囲には、この空所1
2の入口を囲むようにして縁部3の外形に対応した形状
を備えた円形状の受けダイ13が取り付けられている。
【0030】前記研磨機構7は、完全に円Cの範囲内
(胴部1内)に配置される。そして、研磨機構7はフレ
ーム14を具備しており、またこのフレーム14は2つ
の垂直に立設された保持部材15を有している。
【0031】この保持部材15には、円形の開口部に臨
む位置に面して、円柱状のシリンダー部材16が空所1
2の軸線と一致する軸線ZーZに沿う自身の長手方向に
沿ってスライド自在かつ回転自在に保持されている。
【0032】一方、前記フレーム14には、第1の電動
モータ17が保持されており、この第1の電動モータ1
7は、ギア18を介して軸線XーXに対して平行にフレ
ーム14に配置されたスラストスクリュー軸19を回転
させるようになっている。このスラストスクリュー軸1
9はエンドシュー20を介して垂直板21を軸線ZーZ
に沿ってスライドさせるように構成されており、またこ
の軸線ZーZと平行にシリンダー部材16上を平行に自
由に動くようになっている。なお、このような構成のス
クリューナットシステムは、複動式の水力もしくは空気
力のジャッキにより置き換えることができる。
【0033】前記垂直板21は第2の電動モータ22を
支持する支持部材を兼ねており、また、この垂直板21
は、ボールベアリング24を介してシリンダー部材16
のフランジ23を支持ブロック6に向けて押圧し、シリ
ンダー部材16をスライドさせるように構成されてい
る。
【0034】また第2の電動モーター22は、駆動ピニ
オン25を持ち、シリンダー部材16と一体のピニオン
26に噛み合って、シリンダー部材16を周方向に回転
するようになっている。前記第1の電動モータ17、ギ
ア18、スラストスクリュー軸19の駆動システムは、
軸線ZーZに沿って規則的に配置されることにより、こ
の研磨機構7に提供される。
【0035】次に、前記シリンダー部材16は、ピスト
ン27を内部に備えた複動式の水力もしくは空力のジャ
ッキ本体により形作られている。そして、このジャッキ
本体には、円筒状のローラ保持体28が外方に向けて延
出されており、また前記ローラ保持体28は軸線ZーZ
(図7参照)と平行な3つの板材29を主体として構成
されている。そして、これら3つの板体29の先端に
は、リング30(図5および図6参照)が取り付けられ
ている。
【0036】3つのローラー31は、たる型の形状を持
ちかつ、前記板体29の間に配置されて、ローラ保持体
28により支持されており、また、これらローラー31
は3つの板体29に対して放射状に突出した構造となっ
ている。
【0037】各々のローラー31の軸線32はシリンダ
ー部材16の先端外方に向けて収束しており、また、軸
線ZーZを通過する母線に位置するようになっている。
そして、リング30の側にあるローラ31の先端はリン
グ30に連結され、さらに反対側(基端側)は内側に向
けて収束するコネクティングロッド33にそれぞれ連結
されている。そして、それぞれのコネクティングロッド
33は、ピストン27のロッドの先端に固定されたスラ
イディングプレート34の外側に取り付けられている。
【0038】次に、以上のように構成された実施例の作
用について説明する。
【0039】研磨機構7により、環状縁部3を形成する
には、研磨機構7を作動させる。そして、この研磨機構
7に以下の運動(作用)を実行させるために、3つのロ
ーラー31を作動させる。
【0040】第1の電動モーター17を作動させると、
軸線ZーZ(図5の矢印F1)に沿う移動が生じる。シ
リンダー部材16の引込方向の動きと、ローラ保持部材
28の引込方向の動きは、シリンダー部材16の外周面
に形成された第2フランジ35にスラストスクリュー軸
19のシュー20が当たることにより、シュー20と第
2のフランジ35とが相互に干渉し、シュー20の引込
方向への移動によって得られる。
【0041】一方、第2の電動モーター22を作動させ
ると、シリンダー部材16の全体的な回転運動と、ロー
ラー31の軌道運動とが生じ、軸線ZーZについて3つ
のローラー31が図7矢印F2に従って回転する。そし
て、前記各ローラー31が胴部1を圧迫すると、各ロー
ラーが自身の軸線32に対して回転を始める(図7の矢
印F3参照)。
【0042】ここで、ジャッキ機構(シリンダー部材1
6ー第1の電動モータ17)を作動させると、ローラー
の軸線32の傾斜角x(図5参照)がローラー保持体2
8の軸 線ZーZに対応して変わっていく。
【0043】加熱装置8(図6参照)は、胴部1に沿っ
て移動可能であり、内部の凸形部分36と外部の凹形部
分37を主体として構成されている。加熱装置8として
は電気的な加熱方法によるものでも良いし、ガスバーナ
ーによる加熱方法であっても良い。
【0044】前記操作では、撤退位置におけるシリンダ
ー16の位置(図5および図6における右側の位置)、
ピストン27が伸張した位置(角度Xが最大の位置)に
おいて、加熱手段8は引き込められ、胴部1は軸線Xー
Xに対して垂直な面内の位置において、4つのころ10
の上に載置させられる。図6では胴部1に2つの開口部
が示され、各開口部2は、図3でさら孔4が準備されて
いる。
【0045】一方、前記加熱手段8は2つの開口部の内
の一つに面する位置に運ばれ、約500°近くになるま
で開口部の周囲を予熱し、環状縁部3の押し出し温度ま
でこれを加熱する。この押し出し温度は950°〜12
00°の範囲内である。
【0046】その後、加熱手段8が移動し、胴部1は、
開口部2の軸線YーYと一致するまで、ころ10の上を
回転させられ、ダイ13とシリンダー16の軸線ZーZ
に沿う位置に加熱された環状縁部が位置させられる。
【0047】最初の押し出し工程は、100ないし10
00トン(メートル法)の軸線ZーZに沿うスラスト荷
重により、実行される。このスラストは、電動モータ1
7によるシリンダー部材の押し出し手段と、シリンダー
部材16および第2の電動モータ22の駆動手段によっ
て自身の軸線に沿って回転するローラー保持体28の同
時作用によって得られる。
【0048】このスラスト移動の開始では、後に示すよ
うに、ピストン27が角度xを最大角まで開かせるため
に、伸張する。
【0049】そして、環状縁部3の押し出し工程が進む
内に、ピストンの撤退方向の移動により、この角は縮小
される。そして、この際、各ローラー31は、可能なか
ぎり小さい角度のフォーメーションによって、絶えず、
環状縁部3を押し出すように衝撃を加え続ける。
【0050】このローラーの成形角度は、傾斜角xの角
度とローラー31による成形の際のローラー31の当接
位置表面の接線とローラー31の軸線32とによって作
られる角度とが要素となって、規定される。また、この
成形角度は、それ自身ローラー保持体28の前進、もし
くはたる型の輪郭を持ったローラー31の形態によって
も種々変化する。
【0051】連続する工程の多くは、機械製作中に、開
口部の温度が、前もって決定された低い値に下がった時
に、実行させられる。また、胴部1は、回転させられ、
加熱手段8はその加熱位置を変えて、次の加熱工程を実
行する。
【0052】本発明方法によれば、胴部の金属の強さの
連続性を保証した環状縁部3を得ることができる。特
に、胴部1の厚みの中央の異質な部分が穴によって開く
ことがない。このことは機械全体の動作に関しては有利
である。
【0053】さらに、胴部に溶接により接続される導管
は、前記環状縁部3によって接続が可能になる。これ
は、胴部に生じる歪みの観点からも有利である。
【0054】なお、最後の成形工程が行なわれる間、加
熱手段8は、図6に示すように、成形すべき他の開口部
2に面する位置に移動させられる。これは胴部に開口部
2を形成する製造時間の合計を短縮することに役立つ。
【0055】また、本発明は前述した実施例に限定され
るものではなく、他の態様として、違った形態の輪郭を
備えたローラー31(例えば、外方に向かって収束する
ような円錐型(フラストコニカルな型)のローラー31
をたる型のローラーに替えて使用することもできる。
【0056】また、この場合には、環状縁部に対するロ
ーラー31の成形角度は、ローラー31の軸線の傾斜角
xに対してのみ、その構成が依存することになる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、自身の軸
線を中心に回転可能でかつ開口部の軸線に対して軌道運
動する少なくとも一つのローラーを備えた環状縁部成形
装置により実行される開口部を囲む環状縁部の成形方法
であって、かつ、前記ローラーの軸とローラーの成形面
とで形成される角度が、少なくともローラーの前進の工
程につれて次第に縮小するように構成されていることを
特徴とするものであるから、経済的かつ効果的に壁体に
関して比較的に薄い厚さ(前記縁部の厚みは、典型的に
は、壁の厚さの半分かあるいはそれ以下の厚さ)の環状
縁部の成形を可能にすることができ、環状縁部を成形す
る際の胴部に生じる歪みの観点からも有利に環状縁部を
成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って機械製作された胴部を軸線に沿
ってみた断面図である
【図2】環状縁部を機械製作する際の一工程を説明する
ために示した開口部の部分的な局面を示す断面図であ
る。
【図3】同じく環状縁部を機械製作する際の一工程を説
明するために示した開口部の部分的な局面を示す断面図
である。
【図4】同じく環状縁部を機械製作する際の一工程を説
明するために示した開口部の部分的な局面を示す断面図
である。
【図5】垂直な横断面に沿って本発明にかかる環状縁部
成形装置を示した断面図である。
【図6】図5に示される環状縁部成形装置の一部分を切
欠した平面図である。
【図7】図5における矢印V方向からみた矢視断面図で
ある。
【符号の説明】
1 胴部 2 開口部 3 環状縁部 4 さら孔 5 胴部支持部 6 支持ブロック 7 研磨機構 8 加熱手段 9 基盤 10 ころ 13 受けダイ 16 シリンダー部材 19 スラストスクリュー軸 30 リング 31 ローラー

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁体、特に、円筒状の胴部(1)を貫通
    する開口部(2)であって、形成されるべき環状縁部
    (3)の反対側の該開口部の周りにさら孔が機械加工さ
    れた形式の開口部の周りに、前記壁体の厚みに対して相
    対的に小さい厚みを有する環状縁部(3)を成形する方
    法であって、 前記さら孔の底を形成する金属が、回転軸(32)回り
    に回転可能に据え付けられかつ前記開口部の軸線(X−
    X)回りに軌道運動を行うように駆動される少なくとも
    1つのローラー(3)によって、前記さら孔の反対側に
    配されるダイに対して軸方向に凹ませられる方法におい
    て、 前記さら孔の機械加工後の前記凹ませ作業前に、前記開
    口部の領域が加熱され、 前記ローラーの成形面が前記開口部の軸線(X−X)と
    の間になす角度が、少なくともローラーの前進の工程に
    つれて次第に小さくされ、前記ローラー(31)の回転
    軸が前記開口部の軸線(X−X)との間に形成する角度
    (x)を小さくすることを特徴とする成形方法。
  2. 【請求項2】 複数回の連続した加熱および凹ませ作業
    のサイクルが行われることを特徴とする請求項1記載の
    成形方法。
  3. 【請求項3】 前記開口部(2)の軸線(X−X)回り
    に規則的に分布させられた複数のローラー(31)が、
    同時に作動させられることを特徴とする請求項1記載の
    成形方法。
  4. 【請求項4】 前記さら孔の深さが、前記壁体の厚みの
    実質的に半分であることを特徴とする請求項1記載の成
    形方法。
  5. 【請求項5】 前記環状縁部が、その自由端において、
    前記壁体の厚み(a)の3分の1の厚み(e)を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の成形方法。
  6. 【請求項6】 壁体、特に、円筒状の胴部(1)を貫通
    する開口部(2)であって、形成されるべき環状縁部
    (3)の反対側の該開口部の周りにさら孔が機械加工さ
    れた形式の開口部の周りに、前記壁体の厚みに対して相
    対的に小さい厚みを有する環状縁部(3)を成形する装
    置であって、 前記開口部の領域を加熱するための加熱手段(8)と、 自身の軸線(Z−Z)に沿って変位させるための手段
    (17〜19)を装備したローラー保持体(28)と、 該ローラー保持体によって偏心させられる回転軸(3
    2)回りに回転可能に据え付けられる少なくとも1つの
    ローラー(31)と、 前記ローラー保持体の軸線(Z−Z)回りにローラーを
    軌道運動させる駆動手段(22,25)と、 前記ローラー保持体の軸線(Z−Z)に対してローラー
    の回転軸(32)の傾斜角(x)を変更するための角度
    変更手段(27)とを具備することを特徴とする環状縁
    部成形装置。
  7. 【請求項7】 請求項6 記載の環状縁部成形装置におい
    て、前記ローラー保持体(28)に面する位置に受けダ
    イ(13)が設置され、この受けダイの輪郭が、縁部
    (3)の外側の輪郭に一致するように形成されているこ
    とを特徴とする環状縁部成形装置。
  8. 【請求項8】 請求項6 記載の環状縁部成形装置におい
    て、前記ローラー(31)がたる型の輪郭を備えている
    ことを特徴とする環状縁部成形装置。
  9. 【請求項9】 請求項6 記載の環状縁部成形装置におい
    て、前記ローラーが円錐型の輪郭を備えていることを特
    徴とする環状縁部成形装置。
  10. 【請求項10】 請求項6 記載の環状縁部成形装置にお
    いて、前記ローラー(31)が自身の回転軸(32)
    対して回転可能に設けられ、しかもローラー保持体(2
    8)は自身の軸線(Z−Z)に対して回転自在に駆動さ
    れる駆動手段(22,25)を備えていることを特徴と
    する環状縁部成形装置。
  11. 【請求項11】 請求項6 記載の環状縁部成形装置にお
    いて、複数のローラー(31)が、ローラー保持体(2
    8)の軸線(Z−Z)に対して規則的に配置され、全て
    のローラーの回転軸(32)がこの軸線に対して同じ傾
    斜角(x)を持っていることを特徴とする環状縁部成形
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項6 記載の環状縁部成形装置にお
    いて、胴部を機械加工するために、軸線(X−X)に対
    して鉛直に胴部を支持する複数のころ(10)を備え、
    かつ、これらころは円周(C)上に胴部の放射方向に軸
    線を沿わせて配置されていることを特徴とする環状縁部
    成形装置。
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