JP2805718B2 - ワンピース眼内レンズ - Google Patents

ワンピース眼内レンズ

Info

Publication number
JP2805718B2
JP2805718B2 JP5014205A JP1420593A JP2805718B2 JP 2805718 B2 JP2805718 B2 JP 2805718B2 JP 5014205 A JP5014205 A JP 5014205A JP 1420593 A JP1420593 A JP 1420593A JP 2805718 B2 JP2805718 B2 JP 2805718B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
root
curve
piece intraocular
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5014205A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06218000A (ja
Inventor
恭男 若山
雄一 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP5014205A priority Critical patent/JP2805718B2/ja
Publication of JPH06218000A publication Critical patent/JPH06218000A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2805718B2 publication Critical patent/JP2805718B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白内障等によって機能
を損なわれた水晶体の代わりに眼内に移植される眼内レ
ンズであって、レンズ部とレンズ部を眼内に支持する支
持腕部とが同一材料で一体に形成されたワンピース眼内
レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】白内障等によって機能を損なわれた水晶
体の代わりに眼内に移植される眼内レンズは、略円形の
レンズ部とレンズ部を眼内に支持する支持腕部とから構
成されているが、一般に、支持腕部とレンズ部とを同一
材料で一体に形成したものをワンピース眼内レンズとい
い、支持腕部をレンズ部と別材料で別個に形成してレン
ズ部に固定するようにしたツーピース又はスリーピース
眼内レンズと区別している。
【0003】この場合、ツーピース又はスリーピース眼
内レンズは、支持腕部をレンズ部と別材料で構成してい
ることから、支持腕部を構成する材料として、十分な弾
力性や柔軟性に富むと同時に十分な強度を有する材料を
比較的自由に選ぶことが可能である。その半面、レンズ
部に支持腕部を固定するための取り付け孔等を設ける必
要があるために、レンズ部の有効面積が制限されるとと
ともに、製造工程も比較的複雑になるという欠点があ
る。
【0004】この点、ワンピース眼内レンズは、レンズ
部に取り付け孔等を設ける必要がないので、レンズ部の
有効面積を広く確保できるとともに、製造工程も比較的
単純化できるので、近年、多く用いられるようになって
きた。しかし、ワンピース眼内レンズは、支持腕部をレ
ンズ部と同一材料で構成しなければならないので、その
材料の選択の自由度が限定され、必ずしも十分な弾力性
や柔軟性と強度とを兼ね備えた材料を選ぶことができな
い。このため、従来から、支持腕部を適切な形状にする
ことによって弾力性や柔軟性と強度とをもたせる試みが
なされている。
【0005】図8及び図9は特表平3ー503253号
公報に開示された従来のワンピース眼内レンズ100及
び200を示すものである。いずれの例も同一形状の支
持腕部102,202をレンズ部101,201の中心
を対称中心にして対称的位置に2つ設けた例であるが、
主としてその根元部121と221との形状が互いに異
なっている。
【0006】図8及び図9において、いま、根元部12
1,221の幅方向の中点を結ぶ曲線をそれぞれ中線1
24,224と、レンズ部101,201の外周からの
根元部121,221の両側の立ち上がり点をそれぞれ
P1 ,P2 と、P1 ,P2 の中点をP0 と、レンズ部1
01,201の中心Oと中点P0 とを通る直線の方向を
直径方向LD と、点P2 の接線方向をLs と、それぞれ
定義する。そうすると、図8に示される例は、根元部1
21の幅が中間部123及び先端部122より広く形成
されている。また、中線124が点P0 から直径方向L
D の一方の側に湾曲していく曲線であり、ほぼこの曲線
が中間部123及び先端部122まで連続的に続いてい
くような形をなしている。同時に、根元部121の幅方
向の一方の側部、すなわち、点P1 から立ち上がって行
く側部121aは、中線に向けて凸の曲率の大きい曲線
形状をなし、他方の側部、すなわち、点P2 から立ち上
がって行く側部121bは、点P2 から該点P2 の接線
Ls に内接し、かつ、レンズ部101の半径D/2より
大きい曲率半径を有する曲線であって上記根元部121
から中間部123にいたるしたがって次第に中線124
の曲線に略沿うようになる曲線を有したものである。こ
の例では、根元部121の幅が広く形成され、かつ、点
P2 から立ち上がる側部の形状が点P2 の接線に内接す
る曲線形状であって、レンズ部101の外周から滑らか
に移行していく曲線となっていることから、根元部12
1の強度が大きいという特徴を有している。半面、根元
部121及び該根元部121から中間部123にいたる
部分の弾力が強すぎて柔軟性に欠けるきらいがあり、眼
内に挿入しずらい場合があるという問題があった。
【0007】また、図9に示される例は、上記図8に示
される例の欠点を除去するために考えられたもので、図
10にその部分拡大図を示したように、根元部221の
幅がすぐに中間部223及び先端部222とほぼ同じに
なるようにし、また、根元部221における中線224
が直径方向LD と略一致するようにし、さらに、根元部
221の両側部221a,221bの形状が略同じにな
るようにしたものである。すなわち、根元部221では
略直径方向LD に沿って立ち上がり、中間部223にい
たる部分で大きく湾曲させるようにすることによって、
根元部221から中間部223にいたる部分の柔軟性を
確保できるようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の図9
に示される例は、図8に示される例に比較して柔軟性に
富むという点では優れているが、根元部221及び該根
元部221から中間部223にいたる部分の機械的強度
が弱いという欠点のあることがわかった。すなわち、眼
内挿入の手術前の取扱中あるいは手術中において、根元
部221及び該根元部221から中間部223にいたる
部分に繰り返し応力を加えると、この部分が脆くなり、
場合によっては、折れるおそれもあることがわかった。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、適度の弾力及び柔軟性を
備えると同時に十分な機械的強度を有する支持腕部を具
備したワンピース眼内レンズを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明にかかるワンピース眼内レンズは、(1)
レンズ部と、このレンズ部を眼内に保持するための支持
部材であってレンズ部の外周部の一部を該外周部から連
続的に外方に延長してレンズ部と同一材料で形成した支
持腕部とを有するワンピース眼内レンズにおいて、前記
支持腕部は、その根元部から先端部にかけて湾曲されて
おり、かつ、前記根元部の幅が先端部に向かうにしたが
って次第に小さくなるように形成されており、また、該
根元部の幅方向の中点を結んだ中心線がレンズ部の前記
中点を通る直径方向に対して一方の側に湾曲していく曲
線となるように形成され、さらに、該根元部の幅方向の
両側の輪郭形状のうち、一方の側の輪郭形状が前記中線
に向けて凸の曲線形状であり、他方の側の輪郭形状が根
元部の基端部においては前記中線に向けて凸の曲線形状
をなし、かつ、該基端部から先端部に向かうにしたがっ
て前記中線の曲線に沿うように形成されたものであるこ
とを特徴とした構成とし、構成1の態様として、(2)
構成1のワンピース眼内レンズにおいて、前記支持腕
部の根元部から先端部にいたる湾曲形状が、曲率の異な
る複数の曲線を組み合わせてなるものであることを特徴
とする構成、及び、(3) 構成1又は2のいずれかの
ワンピース眼内レンズにおいて、前記支持腕部が、その
先端部が前記根元部と先端部との間の中間部よりも太く
形成されていることを特徴とする構成としたものであ
る。
【0011】
【作用】上述の構成1によれば、支持腕部の根元部の形
状を、根元部の幅が先端部に向かうにしたがって次第に
小さくなるように形成し、また、該根元部の幅方向の中
点を結んだ中心線がレンズ部の半径方向に対して一方の
側に湾曲していく曲線となるようにし、さらに、該根元
部の幅方向の両側の輪郭形状のうち、一方の側の輪郭形
状が前記中線に向かって凸の曲線形状とし、他方の側の
輪郭形状が根元部の基端部においては前記中線に向かっ
て凸の曲線形状をなし、かつ、該基端部から先端部に向
かうにしたがって前記中線の曲線に沿うように形成した
ことにより、適度の弾力性及び柔軟性を備えると同時に
十分な機械的強度を有する支持腕部を具備したワンピー
ス眼内レンズを得ることが可能になった。
【0012】また、構成2によれば、支持腕部の根元部
から先端部にいたる湾曲形状を、曲率の異なる複数の曲
線を組み合わせた形状にすることによって、眼内への挿
入がよりしやすいワンピース眼内レンズを得ることが可
能になった。
【0013】また、構成3によれば、支持腕部の先端部
を根元部と先端部との間の中間部よりも太く形成したこ
とによって、眼内への挿入がさらにしやすくなる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例にかかるワンピース
眼内レンズの平面図、図2は一実施例の側面図、図3は
図1の部分拡大図、図4は支持腕部の形状をXーY座標
で表した図、図5及び図6は眼内挿入の様子を示す図、
図7は一実施例のワンピース眼内レンズを眼球内に挿入
後の眼球断面図である。以下、これらの図面を参照にし
ながら一実施例を説明する。
【0015】図1において、符号10はワンピース眼内
レンズ、符号1はレンズ部、符号2は支持腕部である。
このワンピース眼内レンズ10は、同一形状の2つの支
持腕部2,2をレンズ部1の中心Oを対称中心にしてレ
ンズ部1の外側に対称的に設けたものである。
【0016】レンズ部1及び支持腕部2はともにポリメ
チルメタクリレート(PMMA)で構成されている。こ
こで、レンズ部1は平面視が略円形をなした凸レンズで
あり、そのレンズの直径が約7mmである。なお、この
レンズ部1は凸レンズに限られるものではなく、凹レン
ズ、平凸レンズ、平凹レンズ、メニスカスレンズもしく
は非球面レンズ等を必要に応じて用いることができる。
【0017】支持腕部2は、レンズ部1の外周部の一部
を外方に延長したもので、レンズ部1の外周からの延長
開始部である根元部21と、支持腕部2の先端をなす先
端部22と、先端部22と根元部21との中間にある中
間部23との各部からなり、全体の形状が根元部21を
通る直径方向LD に対して、一方の側(図中左方側)に
次第に湾曲していき、先端部22が、レンズ部1の中心
Oを中心とする直径約13.5mmの仮想円Cに内接す
るようになっている。以下、この支持腕部2の形状を具
体的に説明する。
【0018】いま、支持腕部2の幅方向の中点を結ぶ曲
線を中線24と、レンズ部1の外周からの根元部2の両
側の立ち上がり点をそれぞれP1 ,P2 と、P1 ,P2
の中点をP0 と、中点P0 を通るレンズ部1の直径方向
を直径方向LD と、支持腕部2の幅方向の両側の輪郭線
を表す曲線の変化点をそれぞれP3 ,P4 ,P5 ,P6
,P7 ,P8 ,P9 ,P10,P11と、それぞれ定義す
る。
【0019】そうすると、まず、根元部21の幅が中間
部23及び先端部22より広く形成され、中間部にいた
るしたがって次第にその幅が狭くなるようになってい
る。また、中線24は点P0 から直径方向LD の左方側
に湾曲していく曲線となるように、根元部21は、全体
としてその基端部から直径方向に対して図中左方側に湾
曲していく形状をなしている。この場合、点P0 におけ
る中線24に対する接線が直径方向LD に対してなす角
度θ(図3参照)は約30〜60°である。また、先端
部22は中間部23よりも若干太く形成されている。
【0020】ここで、支持腕部2の幅方向の一方の側の
輪郭を表す曲線、すなわち、点P1から立ち上がる曲線
は、曲線P1 P4 と、曲線P4 P6 と、曲線P6 P7
と、曲線P7 P9 と、曲線P9 P10及び仮想円Cに沿う
曲線とを連結したものであり、他方の側の輪郭を表す曲
線、すなわち、点P2 から立ち上がる曲線は、曲線P2
P3 と、曲線P3 P5 と、曲線P5 P8 と、曲線P8 P
11及び仮想円Cに沿う曲線とを連結したものである。
【0021】この場合、根元部21の形状の特徴点は、
根元部21の幅方向の両側の輪郭形状のうち、一方の側
の輪郭形状、すなわち、点P1 から立ち上がる輪郭形状
の曲線P1 P4 及びこれに続く曲線P4 P6 が中線24
に向けて凸の曲線形状であり、他方の側の輪郭形状、す
なわち、点P2 から立ち上がる輪郭形状の基端部の輪郭
を表す曲線P2 P3 が中線24に向けて凸の曲線形状を
なし、この基端部に続く曲線P3 P5 が中線24の曲線
に沿うように形成されている点である。この特徴点によ
って、根元部21及び該根元部21から中間部23にい
たる部分が適度の弾力と柔軟性を備え、繰り返し応力に
対しても十分に耐える強度を備えるようになった。
【0022】次に、支持腕部2の形状を、レンズ部1の
中心Oを原点とするXーY座標における各点の座標値
(図4参照)及び各曲線の曲率半径の値によって具体的
に示す。これらの各値は以下の通りである。
【0023】XーY座標 P0 ;X=2.2205、Y=2.7054 P1 ;X=1.6431、Y=3.0903 P2 ;X=2.7102、Y=2.2146 P3 ;X=2.4873、Y=2.7683 P4 ;X=2.0569、Y=3.3141 P5 ;X=2.2116、Y=3.9408 P6 ;X=1.9082、Y=4.1437 P7 ;X=1.4362、Y=4.9053 P8 ;X=0.8133、Y=5.6924 P9 ;X=1.4362、Y=4.9053 P10;X=-2.4582 、Y=6.1375 P11;X=-2.8270 、Y=6.1295 曲率半径 点P1 から立ち上がる曲線 曲線P1 P4 ;0.28 曲線P4 P6 ;1.50 曲線P6 P7 ;3.00 曲線P7 P9 ;4.87 曲線P9 P10;3.39 点P2 から立ち上がる曲線 曲線P2 P3 ;0.21 曲線P3 P5 ;4.00 曲線P5 P8 ;5.00 曲線P8 P11;3.50 なお、図2に示されるように、支持腕部2は、目的に応
じて、レンズ部1の光軸に直交する平面に対して角度α
(α=0〜15°程度)なすように形成される。
【0024】上述のワンピース眼内レンズ10は、図5
ないし図7に示されるように、ピンセットあるいは専用
工具等の把持具40によって把持されて、眼球30の角
膜の一部を切開して形成された切開部31aから眼内に
挿入され、例えば、図7に示されるように水晶体のう3
2の近傍に支持腕部2によって眼内に固定される。
【0025】その場合、特に根元部21を上述の形状に
したので、支持腕部2は、適度な弾力と柔軟性を兼ね備
えており、挿入の際に挿入部の形状に対応して容易に変
形可能であり、挿入部に傷を付ける等のおそれが少ない
とともに、挿入作業も容易であり、かつ、挿入後は適度
の弾力によって眼内にしっかりと固定することが可能で
ある。しかも、十分な強度を有しているので、取り扱い
時に破損するようなおそれもない。
【0026】なお、上述の一実施例では、支持腕部2を
2つ設けた例を掲げたが、支持腕部は1また3以上とし
てもよい。また、レンズ1及び支持腕部2を構成する材
料としては、レンズ材料として用いることができると同
時に適度な弾性有するものであればよく、PMMAのほ
かにも、例えば、ヒドロキシエチルメタアクリレート、
シリコーン、ポリスルフォン、フッ素系のポリマー、ポ
リカーボネート等を用いることができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のワンピー
ス眼内レンズは、支持腕部の根元部の形状を、根元部の
幅が先端部に向かうにしたがって次第に小さくなるよう
に形成し、また、該根元部の幅方向の中点を結んだ中心
線がレンズ部の半径方向に対して一方の側に湾曲してい
く曲線となるようにし、さらに、該根元部の幅方向の両
側の輪郭形状のうち、一方の側の輪郭形状が前記中線に
向けて凸の曲線形状とし、他方の側の輪郭形状が根元部
の基端部においては前記中線に向けて凸の曲線形状をな
し、かつ、該基端部から先端部に向かうにしたがって前
記中線の曲線に沿うように形成したことにより、適度の
弾力及び柔軟性を備えると同時に十分な機械的強度を有
する支持腕部を具備したワンピース眼内レンズを得るこ
とを可能にしたものである。また、支持腕部の根元部か
ら先端部にいたる湾曲形状を、曲率の異なる複数の曲線
を組み合わせた形状にすることによって、眼内への挿入
がよりしやすいワンピース眼内レンズを得ることが可能
にしたものである。さらに、支持腕部の先端部を根元部
と先端部との間の中間部よりも太く形成したことによっ
て、眼内への挿入をさらに容易にしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるワンピース眼内レン
ズの平面図である。
【図2】一実施例の側面図である。
【図3】図1の部分拡大図である。
【図4】支持腕部の形状をXーY座標で表した図であ
る。
【図5】眼内挿入の様子を示す図ある。
【図6】眼内挿入の様子を示す図ある
【図7】一実施例のワンピース眼内レンズを眼球内に挿
入後の眼球断面図である。
【図8】従来のワンピース眼内レンズの構成を示す図で
ある。
【図9】従来のワンピース眼内レンズの構成を示す図で
ある。
【図10】図9の部分拡大図である。
【符号の説明】
1…レンズ部、2…支持腕部、10…ワンピース眼内レ
ンズ、21…根元部、22…中間部、23…先端部、2
4…中線、LD …直径方向。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ部と、このレンズ部を眼内に保持
    するための支持部材であってレンズ部の外周部の一部を
    該外周部から連続的に外方に延長してレンズ部と同一材
    料で形成した支持腕部とを有するワンピース眼内レンズ
    において、 前記支持腕部は、その根元部から先端部にかけて湾曲さ
    れており、かつ、前記根元部の幅が先端部に向かうにし
    たがって次第に小さくなるように形成されており、ま
    た、該根元部の幅方向の中点を結んだ中心線がレンズ部
    の前記中点を通る直径方向に対して一方の側に湾曲して
    いく曲線となるように形成され、さらに、該根元部の幅
    方向の両側の輪郭形状のうち、一方の側の輪郭形状が前
    記中線に向けて凸の曲線形状であり、他方の側の輪郭形
    状が根元部の基端部においては前記中線に向けて凸の曲
    線形状をなし、かつ、該基端部から先端部に向かうにし
    たがって前記中線の曲線に沿うように形成されたもので
    あることを特徴としたワンピース眼内レンズ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワンピース眼内レンズ
    において、 前記支持腕部の根元部から先端部にいたる湾曲形状が、
    曲率の異なる複数の曲線を組み合わせてなるものである
    ことを特徴とするワンピース眼内レンズ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかに記載のワン
    ピース眼内レンズにおいて、 前記支持腕部が、その先端部が前記根元部と先端部との
    間の中間部よりも太く形成されていることを特徴とする
    ワンピース眼内レンズ。
JP5014205A 1993-01-29 1993-01-29 ワンピース眼内レンズ Expired - Fee Related JP2805718B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5014205A JP2805718B2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ワンピース眼内レンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5014205A JP2805718B2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ワンピース眼内レンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06218000A JPH06218000A (ja) 1994-08-09
JP2805718B2 true JP2805718B2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=11854612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5014205A Expired - Fee Related JP2805718B2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ワンピース眼内レンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2805718B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008041683A1 (ja) * 2006-10-04 2010-02-04 Hoya株式会社 軟性眼内レンズ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8900082A (nl) * 1989-01-13 1990-08-01 Pharmacia Production B V Intra-oculaire lens.

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06218000A (ja) 1994-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5071432A (en) Anterior chamber intraocular implant
US6749633B1 (en) Pre-crystalline intraocular implant
US4863464A (en) Intraocular lens
US9675445B2 (en) Intraocular lens systems and methods
JP3061712B2 (ja) エツジグレアを減らした眼内レンズ
JP2599319Y2 (ja) 眼内レンズ
US20020193877A1 (en) Foldable iris fixated intraocular lenses
JP2002507451A (ja) 柔軟なモノブロックの眼内レンズ
JPS6128343B2 (ja)
JP2003508117A (ja) 眼内レンズ
JP2002529142A (ja) 可撓性眼内レンズ
JPS61257642A (ja) 眼球内レンズ
JPS6051905B2 (ja) 眼球内レンズ
WO2010095628A1 (ja) 軟性眼内レンズおよびその製造方法
JP3782482B2 (ja) へりのグレアが減少した眼のレンズおよび製造法
JP2003504115A (ja) 眼内インプラント
JP3173910B2 (ja) 矯正レンズ
JP2805719B2 (ja) ワンピース眼内レンズ
JP2805718B2 (ja) ワンピース眼内レンズ
JP3447764B2 (ja) ディスク型眼内レンズ
JP4198886B2 (ja) 前眼房内への眼内インプラント
JP4916351B2 (ja) 軟性眼内レンズ
EP2305177B1 (en) Soft intraocular lens
JPH03244450A (ja) 二焦点人工レンズ
JP3447766B2 (ja) ディスク型眼内レンズ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080724

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080724

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090724

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090724

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100724

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110724

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees