JP3782482B2 - へりのグレアが減少した眼のレンズおよび製造法 - Google Patents

へりのグレアが減少した眼のレンズおよび製造法 Download PDF

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    • A61F2/1613Intraocular lenses having special lens configurations, e.g. multipart lenses; having particular optical properties, e.g. pseudo-accommodative lenses, lenses having aberration corrections, diffractive lenses, lenses for variably absorbing electromagnetic radiation, lenses having variable focus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00932Combined cutting and grinding thereof

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、レンズのへりから網膜上に反射する可視光線の量を最小にするように設計された眼のレンズに関する。さらに詳しくは、本発明はへり表面上に入射する光を網膜から離れる方向に反射するように設計されたへり表面をもつレンズ本体を有する、眼のレンズ、ことに眼内レンズに関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】
従来の眼内レンズは、典型的には、ある種の条件下に、入射する光を網膜上に反射して、不都合な光学的像、例えば、ハロー、リング、または円弧(普通に「グレア(glare)」と呼ばれる)を生成することがある平らなへりを有する。典型的には、レンズのへり表面を露出またはほぼ露出するために十分に瞳孔が張り広がるとき、像は発生する。これらの状態は夜または薄暗い光で起こる。例えば、不都合な像は、夜にドライブするとき、向かって来る車のヘッドライトからの光線がレンズの露出したへりから反射または散乱するとき、この光線により生成されることがある。
【0003】
グレアの問題は小切開手術(small incision surgery)のために特別に設計された眼内レンズについて悪化した。小切開手術のための眼内レンズは丸いか、あるいは卵形のレンズ本体を有することができるが、レンズ本体の直径は普通の外科手術のために設計されたレンズのそれより小さい。したがって、これらの小さい直径のへりは入射光に暴露される頻度が多い。
【0004】
より普通には、小切開手術のための眼内レンズは卵形である。これらの卵形レンズは「卵形(ovoid)」レンズと呼ばれ、そしてこのようなレンズはクレイマン(Calyman)の特許、米国特許第4,298,244号に記載されている。これらの卵形レンズの製造法のために、卵形はレンズ本体の小さい直径の側でより厚いへりを有する。したがって、それはとくに反射しかつグレアを発生しやすい。なぜなら、より厚いへりはより多い表面区域を反射のために提供し、したがってこれらの問題を増幅するからである。
【0005】
小切開手術の人気は増加しつつあり、そして卵形は多数の小切開手術のために選択されるレンズとなった。へりのグレアは卵形レンズの主要な欠点の1つである。グレアの問題を抑制することができるならば、これらのレンズの人気は増大し続けるであろう。
【0006】
不都合なことには、グレアの問題を取り扱うことを試みたレンズの設計はこの問題の取り扱いおける実際性または効率から遠く離れている。例えば、米国特許第4,596,578号は、レンズ本体および、眼の前眼房中のレンズ本体の位置を固定するための変形可能な位置決め部材を有する眼内レンズを開示している。レンズ本体および位置決め部材は別々に眼の中に挿入され、次いで眼の中で一緒に接続されてレンズを形成する。位置決め部材の一部分はレンズ本体の周辺を被覆し、そしてこの部分はレンズ本体の周辺に接触する光線が網膜から離れる方向に転向されるような形状を有することができる。このレンズの設計は理論的にはグレアを最小とすることを助ける働きをするが、この問題を取り扱うための面倒な試みを表す。まず眼内レンズのレンズ本体を挿入し、その後レンズ本体に接続しなくてはならない位置決め部材を挿入しなくてはならないことは、外科医の観点から明らかに望ましくない。
【0007】
他の試みは眼内レンズにおけるグレアの効果を最小とすることであった。米国特許第4,781,717号は、レンズ本体およびレンズ本体のへり被覆する、レンズ本体を取り囲む一体的に取り付けられたリムを有する眼内レンズを開示している。「へり効果」およびグレアの減少は、この特許により、異なるカラーを付加するか、あるいは異なるリム材料を使用することによって達成することができる。米国特許第4,743,254号は、レンズ本体および変形可能なグレアの取り付けを有する眼内レンズを記載している。グレアの取り付けおよびレンズ本体は円を形成し、そしてグレアの取り付けは、眼内レンズが眼の中の小さい切開を通して挿入できるように折畳まれる「フラップ」として想像することができる。グレアの取り付けは、光学的レンズ本体に比較してこの区画を通る光の透過率を減少するために不透明であることが望ましい。再び、これらの2つのアプローチは理論的にはグレアを減少する働きをすることができるが、レンズの設計は製作が困難でありそして、レンズを眼の中に移植しようとするとき、外科医にとって不必要な複雑さを発生する。さらに、これらのレンズの設計は着色剤または異なる成分をレンズ組成物の中に混合することを必要とし、これは製造法をさらに複雑とする。
【0008】
眼内レンズにおけるグレアを最小とする他の興味ある設計は、米国特許第4,755,182号の中に見出すことができる。この特許は、眼内レンズの操作および眼の中への挿入のとき外科医を助けるために、レンズ本体の周辺上に表示された位置決め穴を有する眼内レンズを開示している。位置決め穴はレンズ本体を通して部分的にのみ穴開けされ、そして穴の内表面は磨かれない。位置決め穴のための設計の特徴はグレアを有意に減少する。しかしながら、眼内レンズのレンズ本体のへり表面に接触する入射光により引き起こされるグレアを減少する手段に関する論考は存在しない。
【0009】
ここにおける論考は主として眼内レンズに限定されてきたが、へりのグレアの問題はまた他の眼のレンズについて固有である。小切開手術のためにより小さい眼内レンズを設計する主要な努力は、急に発展するへりのグレアの問題に導いたが、これらの問題は、また、他の眼のレンズの設計、とくにコンタクトレンズおよびメガネのためのレンズの設計とともに起こるという事実を読者は見逃すべきではない。
【0010】
すべての型の眼のレンズについてのこのへりのグレアの問題の広がる性質にかんがみて、設計が簡単であり、しかもへりのグレアの問題を軽減する眼のレンズを形成することは高度に望ましいであろう。さらに詳しくは、眼の社会において、不都合なグレアの発生を有意に減少するか、あるいは本質的に排除するような方法で特徴づけられるへり表面を有する、レンズのレンズ本体のための簡単なワンピースの設計のレンズが必要とされる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は眼のレンズである。眼のレンズは、患者の網膜上に可視光線を収束するワンピースのレンズ本体からなる。レンズ本体はレンズ本体の周囲を定める一体のへり表面を有する。一体のへり表面は、この表面上に表示され、へり表面と接触する可視光線を患者の網膜から離れる方向に反射する手段を含む。
【0012】
本発明の眼のレンズは設計が簡単である。それはレンズのへり表面と接触し、次いで網膜上に反射する入射光により引き起こされる患者のグレアを有意に減少するか、あるいは排除する。これらのレンズはレンズ本体を形成するために2またはそれ以上の別々の片からの製作を必要とせず、そして外科医は接続可能な構成部分を患者の眼の中に別々に移植することを必要としない。へり表面と接触する光により引き起こされるグレアを最小とするか、あるいは排除するために、レンズ本体のへり表面を被覆することは必要ではない。さらに、へり表面を含む、レンズ本体の周辺部分は、主要なレンズのオプチクスの材料と異なる材料から構成することは必要ではない。例えば、レンズ本体の周辺を定める材料の中に、これらの周辺領域を通る光の透過を減少することを意図する、成分または成分の組み合わせを混合することは不必要である。
【0013】
レンズは、へり表面上に入射する光が眼の網膜から離れる方向に反射されるように、ベベル部分または凸形に湾曲した部分を有する、第3の一体のへり表面により接合された2つの光学的表面を有するレンズ本体からなる。
【0014】
本発明を記載する目的で、眼のレンズは視覚を改良し、治療を提供し、あるいは外観を増強または変更する、眼のための任意のレンズである。このようなレンズは、眼内レンズ、コンタクトレンズ、角膜インレイレンズ、角膜包帯レンズ、およびメガネを包含するが、これらに限定されない。好ましくは、眼のレンズは角膜上に、あるいは眼の中に配置するために設計される。好ましいレンズは眼内レンズおよびコンタクトレンズである。最も好ましいレンズは眼内レンズである。眼内レンズは、眼の天然の水晶体を除去したとき、白内障の手術後に眼の中に移植される人工レンズである。
【0015】
この明細書の中で定義するように、眼のレンズのレンズ本体はもっぱらレンズの光学的レンズを呼ぶ。したがって、本発明の眼のレンズは、例えば、「スリー−ピースのレンズ」(2つのフィラメント状ハプチックが取り付けられているレンズ本体を有する)として従来知られている眼内レンズがワンピースのレンズ本体を有するかぎり、このスリー−ピースのレンズを排除しない。
【0016】
【実施例】
本発明が簡単な方法で解決する困難性を説明するために、従来の移植された眼内レンズのへりを横切る入射光線の通路を図1に表わす。図1に、ヒトの眼10が示されており、この眼はその外部に角膜11、および虹彩12を含む。眼内レンズ13、例えば、後眼房レンズは白内障手術後に眼の後水晶体包14の中に移植されて、瞳孔15を通して眼に入る光を収束する。瞳孔を通して眼に入る入射光線16は眼内レンズのレンズ本体のへり17に衝突することがある。へり表面が従来のように先行技術において普通に使用される平らな、あるいは丸められている表面であるとき、光線18はへり表面から反射して眼の背後に向かって後方に進んで、眼の活性網膜領域に衝突する。この反射はグレアを引き起こし、このグレアは眼の網膜上に形成された不都合な光学的像である。同様な方法において、不都合なグレアは他の眼のレンズ、最も顕著にはコンタクトレンズおよびメガネからのへりの反射により形成されることがある。
【0017】
グレアの実質的な排除は、へり表面と接触する入射光線を患者の網膜から離れる方向に反射する手段をレンズのへり表面上に付加することによって達成することができる。これらの手段の好ましい態様は、図2における眼内レンズの顕微鏡写真で示されている。図2Aにおいて、可視光線を患者の網膜上に収束する、簡単なワンピースのレンズ本体をもつ眼内レンズが見られる。このレンズ本体はレンズ本体の周囲を定める一体のへり表面を有する。相互に対向するフィラメント状ハプチック(haptic)がレンズに取り付けられかつレンズから外方に延びている。ハプチックは眼の中のレンズのための支持を提供し、そして移植後にレンズが中心をはずれるのを防止する。図2Bに明瞭に描写されているように、一体のへり表面は複数のみぞを有するが、へり表面上に表示された単一のみぞで光を網膜から離れる方向に反射させることができる。みぞの各々は他のみぞに対して実質的に平行であり、そして各みぞはレンズの周囲の回りをレンズ本体の平面に対して実質的に平行である方向に延びている。
【0018】
次に図3を参照すると、軸を外れた入射光線が図2Aおよび図2Bに写真で示す眼内レンズのへり表面と接触するとき、それが取る通路が概略的に示されている。入射光線20はレンズ本体のへりのみぞ付き表面と接触し、そして網膜から離れる方向に反射し、こうしてグレア効果を排除するか、あるいは有意に減少する。
【0019】
図3に描写するように、みぞの各々は好ましくはV字形であるが、任意の形状を使用することができる。実際には、V字形みぞをレンズのへり表面の中に機械加工するとき、V字形みぞが実際に丸められたへりを有することができるように、鋭い外側へりを加工の間に、例えば、ダンブリングの間に研磨してレンズを磨くことができる。しかしながら、このV字形の形状は好ましい。なぜなら、他の形状、とくにみぞが本質的に丸められた形である形状は、不都合なグレア像をより多くすることによって、有効性を減少するからである。
【0020】
へり表面上に付加されたみぞの実際の数は、前述したような単一のみぞから多数のみぞの任意の、広い範囲にわたって変化することができる。みぞの数は本発明の実施に対して臨界的ではなく、そしてへり表面の厚さならびに各みぞの幅に依存するであろう。一般に、多数のみぞを形成することが好ましい。なぜなら、みぞの数が増加するとき、各みぞの要求される深さは相応して減少するからである。これは有利である。なぜなら、各みぞの深さが大き過ぎるようになる場合、みぞがオプチクスのゾーンの中に割込み、結局レンズ本体の視的性能に影響を与える可能性が存在するからである。他方において、へり表面からの不都合な光の散乱または回折の可能性を増加することがある、各個々のみぞが小さ過ぎる点に到達するであろう。有利には、みぞの数は、各みぞの深さが光の波長から光の波長より約400×大きい範囲内で変化するようなものである(可視スペクトルの光の波長は約450〜約750ナノメーターの範囲である)。通常、各みぞの正確な寸法は、レンズの光学的性能と製造の拘束との間に適切な釣合いが得られるようなものである。
【0021】
図3のみぞ付きへりのレンズと、先行技術の従来の平らなまたは丸められたへりのレンズとの性能の差は、図4に示されている。ここで、図4において入射光線22はレンズ本体の平らなへり表面23と接触し、そしてこのへり表面はこの光を眼の網膜表面に向けて反射させる。この反射は網膜上に不都合なグレアをつくる危険を相応して増加する。
【0022】
次に図6を参照すると、本発明の別の態様を具体化する垂直の光学的軸102を有する眼のレンズの本体100が示されている。レンズ本体のへり表面104は、へり表面上に入射する光線を網膜から離れる方向に反射するような方法で角度をもつ、少なくとも1つの後のベベル部分106から構成されている。へりがレンズの後側に1つのベベル部分を含有する場合において、ベベル部分106と垂直の光学的軸102との間の角度は約10°〜45°であり、25°は好ましい角度である。
【0023】
この態様が2またはそれ以上のベベル部分を有する場合、ベベル部分106、108と垂直の光学的軸102との間の角度は約10°〜60°であり、30°は好ましい角度である。前および後のベベル部分の間の夾角は約120°〜160°であることが好ましい。
【0024】
次に図7を参照すると、本発明の好ましい態様を具体化する垂直の光学的軸102を有する眼のレンズの本体100が示されている。レンズ本体のへり表面110は、へり表面上に入射する光線を網膜から離れる方向に反射させるために、前述の角度の好ましい範囲内の角度の傾斜を各点においてもつ、凸形の湾曲状の形態から構成されている。1つのこのような湾曲状表面は円の曲率半径R1およびR2を有し、ここで両者のは、一般に、方程式:
2=x2+y2
により規定され、ここでRは曲率半径であり、xは湾曲状表面の断面上の各点の水平座標でありかつyは垂直座標である。半径Rはレンズのへり厚さの約1/2〜約2倍であり、へり厚さにほぼ等しいRは好ましい。
【0025】
本発明の眼のレンズの使用から得られる有益な効果は、レンズ本体が比較的小さいときの1つの特定の場合において、大きい程度に実現される。眼内レンズに関すると、従来の丸いレンズは典型的には6〜7mmの直径を有するが、小切開手術の出現で、5.5mmより小さいか、あるいはそれに等しい直径をもつ丸いレンズはいっそう普通になりつつある。瞳孔に関するレンズ本体の直径の減少は、入射光がこれらのレンズのへり表面と接触する危険を相応して増加する。
【0026】
入射光がレンズのへり表面と接触する頻度は不都合なグレアの問題の苛酷さにおける決定的因子であるばかりでなく、かつまたへり表面の厚さはこの問題を強調する傾向がある。不都合なことには、へりの厚さが増加するにつれて、グレアの問題の苛酷さは同様によく増加する傾向がある。これに関して、丸いレンズは約0.20〜約0.28mmの厚さの薄いへりを有するが、この範囲より外のへり厚さは可能である。しかしながら、卵形レンズは典型的にはへり表面において変化する厚さを有し、薄いへり領域および厚いへり領域をもつ。厚いへり領域はレンズの光学的力に依存して変化するであろうが、典型的には20ジオプトリーのレンズのための約0.40mmである。とくに光を網膜から離れる方向に反射させるために魅力的な、みぞ付きへり表面を使用するのは、卵形レンズ上の厚さが増加したへりのこれらの領域においてである。
【0027】
眼のレンズのレンズ本体のへり表面上のみぞの配置は、普通の機械加工法を使用して達成することができる。例えば、所望のみぞ付きへりの効果を提供するように特別に設計されたカッターをもつフライス盤を使用することができる。あるいは、他の方法、例えば、注型または型押を使用することができる。レンズがソフトレンズ、例えば、シリコーン、ソフトアクリル、またはヒドロゲルのレンズである場合、みぞは成形法の間にレンズ上に付加することができる。詳しくは、これはみぞの所望の形状を有するレンズのための金型を単に機械加工することを必要とするだけであろう。
【0028】
ワンピースの眼内レンズは典型的には機械加工により作られ、これは本発明のレンズにとって好ましい。図8に示すように、精密旋盤でダイヤモンド旋削してレンズの前および後の光学的表面が形成されたレンズのブランク112が存在する。この方法は先行技術のレンズについて使用されそして、また、図6および図7に描写されている本発明の態様に対して適用可能である。
【0029】
先行技術の方法において普通であるように、次の工程はまた本発明において好ましい。次いでレンズをフライス盤に移し、ここでオプチクス116のへりおよびハプチックのループ118をフライス通路114に沿って機械加工する。次に図9aを参照すると、先行技術の方法において、これはオプチクス116のへり120およびオプチクス118のへり122を鋭い角をもって平らに残した。前述したようにへりの反射からグレアの問題を引き起こすオプチクス上の平らなへりに加えて、鋭い角は、また、眼内レンズの移植後に、組織の刺激を引き起こすことがある。
【0030】
先行技術はこれは問題をダンブリングの磨き法を使用することによって処理した。ダンブリングの磨きは切削および磨砕したレンズを極端に微細な研磨物質の容器の中に入れることであり、ここで図9bに示すように研磨物質は光学的表面のダイヤモンド旋削からのラップマークを除去しならびに鋭いへり丸くする。
【0031】
図9bを参照すると、オプチクス116は丸められた角124を有するが、へり部分120はまた平らでありそしてへりのグレアの問題を引き起こす傾向があることを見ることができる。さらに、オプチクスのへりを丸くするために要求されるダンブリングの磨きの期間は2週までであることがある。この磨きの程度は、光学的表面のダイヤモンド旋削からのラップマークを単に除去するためには不必要である。
【0032】
次に図10を参照すると、眼内レンズのオプチクス部分116に加えて、総形バイトのフライス126が示されている。この図面から理解できるように、総形バイトのフライスは、本発明に従い作られるレンズのへり130について望む凸形部分に対応する凹形の形状を切削部分128に有する。
【0033】
図11に関すると、前述のそれに対応する凹形の切削表面をもつ、このような総形バイトのフライスを使用する結果が示されている。眼内レンズのオプチクス部分116は適当に形成された凸形へり表面を有するばかりでなく、かつまたハプチック部分118は適当に丸められたへり表面132を有する。眼内レンズの前および後の光学的表面のダイヤモンド旋削からのラップマークを除去するために、ダンブリングの磨きをなお必要とするが、ダンブリングの磨きの時間を有意に減少させることができる。図11に示すようにレンズは、眼内レンズの光学的表面上の顕微鏡的ラップラインを除去するために要求される量のダンブリングの前後において、本質的に同一に見えるであろう。
【0034】
図7および図11において見出される、それぞれ、110および130のような湾曲状凸形表面を生成することに加えて、図6のレンズに見出されるへり104のそれに相当するベベルへりの形状を生成するために総形バイトのフライスを使用するすることができる。
【0035】
従来の丸められたへりの眼内レンズおよびみぞ付き眼内レンズにより生成されたシミュレーションした網膜像は、これらのレンズの光学的性能における差を例示するために、図5Aおよび図5Bに写真で示されている。試料のレンズをグルストランド(Gullstrand)の眼モデルで光学的性能について試験した。グルストランドのモデルは、典型的な眼の寸法を使用する、ヒトの眼の機械的シミュレーションである。眼モデルは被験レンズを挿入して、天然の結晶質水晶体の代わりに眼内レンズの光学的性能を測定できるように作る。グルストランドの眼モデルは、本来A.Gullstrand,Dei Optisch Abbedung、ed.3,Helmholtz Handbuch der Physilogischen Optik,Hamburg 1909;次いでより最近、例えば、H.H.Emsley,Visual Optics,3rd ed.、pg.346、Butterworths,Scanrborough,Ont.1955に記載されている普通の眼モデルである。シミュレーションした網膜像を直接写真に撮って、移植した被験レンズをもつ患者が見ることができる像を示す。
【0036】
図5Aは、みぞをもたない従来のへり表面をもつ標準の卵形レンズからの像である。図5Bは、本発明の範囲内のみぞ付き非グレアのレンズからの像である。写真の各々に示されている充実の円形部分は、レンズを通過する光からの有用な像である。非グレアの眼内レンズについての有用の像の左の三日月は、へりの反射からの不都合な像である。
【0037】
図5Aおよび図5Bに示す写真を比較すると理解されるように、図5Aにおけるへりの反射から生成した三日月の形状の像は図5Bに示す写真において劇的に排除されている。したがって、これらの実験の結果が示すように、眼内レンズ、ならびに他の種類の眼のレンズの、へりからの反射により引き起こされる不都合な光学的像は、光を網膜から離れる方向に反射する手段をへり表面上に付加することによって、最もとくにへり表面上にV字形みぞを付加することによって排除することができる。
【0038】
本発明をその好ましい態様について説明した。、当業者は、この明細書を読んだ後、本発明の範囲および精神内の多数の追加の態様を容易に思考することができるであろう。
【0039】
本発明の主な特徴および態様は、次の通りである。
【0040】
1.可視光線を患者の網膜上に収束する眼のレンズであって、前記レンズはレンズ本体の周囲を定める第3の一体のへり表面により接合された2つの光学的表面、およびレンズ本体に対して垂直の光学的軸を有するワンピースのレンズ本体を具備し、前記一体のへり表面は前記表面と接触する可視光線を患者の網膜から離れる方向に反射するための少なくとも1つのベベル部分を有することを特徴とする前記眼のレンズ。
【0041】
2.前記少なくとも1つのベベル部分は、前のベベル部分を包含する、複数のベベル部分からなる上記第1項記載のレンズ。
【0042】
3.前記ベベル部分が前記レンズ本体の垂直の光学的軸に対して10°〜45°の角度にある上記第1項記載のレンズ。
【0043】
4.前記ベベル部分が前記レンズ本体の垂直の光学的軸に対して約25°の角度にある上記第3項記載のレンズ。
【0044】
5.前記前および後のベベル部分が前記レンズ本体の垂直の光学的軸に対して約10°〜60°の角度にある上記第2項記載のレンズ。
【0045】
6.前記前および後のベベル部分が前記レンズ本体の垂直の光学的軸に対して約30°の角度にある上記第5項記載のレンズ。
【0046】
7.前記前および後のベベル部分が約120°〜160°の夾角を形成する上記第5項記載のレンズ。
【0047】
8.可視光線を患者の網膜上に収束する眼のレンズであって、前記レンズはレンズ本体の周囲を定めるへり厚さをもつ第3の一体のへり表面により接合された2つの光学的表面、およびレンズ本体に対して垂直の光学的軸を有するワンピースのレンズ本体からなり、前記一体のへり表面は前記表面と接触する可視光線を患者の網膜から離れる方向に反射するための凸形の湾曲状の形態を有する、前記眼のレンズ。
【0048】
9.前記湾曲状表面は、方程式:
2=x2+y2
により規定され、ここでRは曲率半径であり、xは湾曲状表面の断面上の各点の水平座標でありかつyは垂直座標であり、そしてRはレンズのへり厚さの約1/2〜約2倍である上記第8項記載のレンズ。
【0049】
10.Rがへり厚さにほぼ等しい上記第9項記載のレンズ。
【0050】
11.前記レンズが隔膜のインレイレンズである上記第1または8項記載のレンズ。
【0051】
12.前記レンズが眼内レンズである上記第1または8項記載のレンズ。
【0052】
13.前記眼内レンズが5.5mmより小さいか、あるいはそれに等しい直径をもつ丸められたレンズ本体を有する上記第1または8項記載のレンズ。
【0053】
14.前記眼内レンズが卵形眼内レンズである上記第1または8項記載のレンズ。
【0054】
15.可視光線を患者の網膜上に収束する眼のレンズを製造する方法であって、前記レンズはレンズ本体の周囲を定める第3の一体のへり表面により接合された2つの光学的表面、およびレンズ本体に対して垂直の光学的軸を有するワンピースのレンズ本体を具備し、前記一体のへり表面は、
少なくとも1つの後のベベル部分、および
凸形の湾曲状の形態、
から成る群の少なくとも1つの形状を有し、前記表面と接触する可視光線を患者の網膜から離れる方向に反射し、前記方法は、工程:
レンズのブランクを精密旋盤でダイヤモンド旋削して、レンズのブランク上に前および後の光学的表面を形成し、
前記レンズのブランクをフライス盤に移し、
少なくとも1つの後のベベル部分、および凸形の湾曲状の形態から成る群に相当する形状を切削部分において有する総形バイトのフライスでフライス通路に沿ってオプチクスのへりおよびハプチックループのへりを機械加工する
ことを含むことを特徴とする眼内レンズを製造する方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒトの眼の略断面図であり、ヒトの眼の中に移植された普通の眼内レンズのレンズ本体のへりから反射した入射光線の通路を示す。
【図2】15×の倍率で撮った顕微鏡写真であり、本発明の範囲内の眼内レンズの全体の斜視図(A)、及び85×の倍率で撮った顕微鏡写真であり、図2Aの眼内レンズのへり(B)を示す。
【図3】本発明の眼のレンズのレンズ本体のへり表面の拡大断面図であり、へり表面からの入射光線の反射を示す。
【図4】従来の眼のレンズのレンズ本体のへり表面の拡大断面図であり、へり表面からの入射光線の反射を示す。
【図5】光学的性能をシミュレーションするために眼のモデルの中に移植された従来の眼内レンズから生成した網膜の像を示す写真(A)、及び光学的性能をシミュレーションするために、図5Aの写真の調製のために使用したのと同一の眼のモデルの中に移植された、本発明の範囲内の眼内レンズから生成した網膜の像を示す写真(B)を示す。
【図6】ベベル部分を有する本発明の別の態様のレンズの直径に沿って取った断面図である。
【図7】湾曲状凸形へり表面を有する本発明の他の態様のレンズの直径に沿って取った断面図である。
【図8】オプチクスおよびハプチックから成る眼内レンズを切断したレンズのブランクの上平面図である。
【図9】それぞれ、ベレル仕上の前後の先行技術の磨砕した眼内レンズのオプチクスおよびハプチックを断面図で示す。
【図10】フライス盤により本発明に従い作られる別の態様のレンズを断面図で示す。
【図11】製作が本発明による方法により完結した後、眼内レンズのオプチクスおよびハプチック部分の図面を、図9の断面図に相当する断面図で示す。
【符号の説明】
10 ヒトの眼
11 角膜
12 虹彩
13 眼内レンズ
14 後水晶体包
15 瞳孔
16 入射光線
17 へり
18 光線
19 活性網膜領域
20 入射光線
21 みぞが形成された表面
22 入射光線
23 平のへりの表面
100 眼のレンズの本体
102 垂直の光学的軸
104 へりの表面
106 後のベベル部分
108 ベベル部分
110 へりの表面
112 レンズのブランク
114 フライス通路
116 オプチクス部分
118 ハプチックのループ、ハプチック部分
120 へり部分
122 へり部分
124 丸められた角
126 総形バイトのフライス
128 切削部分
130 凸形表面
132 丸められたへり表面

Claims (2)

  1. 可視光線を患者の網膜上に収束する眼レンズであって、前記レンズはレンズ本体の周囲を定める一体のへり表面により接合された2つの光学的表面、およびレンズ本体に対して垂直の光学的軸を有するワンピースのレンズ本体を具備し、前記一体のへり表面は前記表面と接触する可視光線を患者の網膜から離れる方向に反射するための手段を構成する少なくとも2つの凸形に彎曲した表面を有することを特徴とする眼レンズ。
  2. 可視光線を患者の網膜上に収束する眼レンズを製造する方法であって、前記レンズはレンズ本体の周囲を定める一体のへり表面により接合された2つの光学的表面、およびレンズ本体に対して垂直の光学的軸を有するワンピースのレンズ本体を具備し、前記一体のへり表面は、
    少なくとも2つの凸形に彎曲した表面を有し、前記表面と接触する可視光線を患者の網膜から離れる方向に反射し、
    前記方法は、工程:
    レンズのブランクを精密旋盤でダイヤモンド旋削して、レンズのブランク上に前および後の光学的表面を形成し、
    前記レンズのブランクをフライス盤に移し、
    少なくとも2つの凸形の湾曲した表面に相当する形状を切削部分において有する総形バイトのフライスでフライス通路に沿ってオプチクスのへりおよびハプチックループのへりを機械加工する
    ことを含むことを特徴とする眼内レンズを製造する方法。
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